権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和3年8月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10044審決取消訴訟
審決取消請求事件 (脂質含有組成物およびその使用方法)
原告アーシャニュートリションサイエンシーズ,インコー 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号 特許法159条2項
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刊行物 | 115回 | 実施 | 42回 | 審決 | 41回 | 進歩性 | 5回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ア 原告は,平成21年4月20日(優先日平成20年4月21日,同年6
月25日,同年11月5日及び平成21年4月17日(以下「本願優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願201
▶判決の詳細
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特許権
令和3年8月20日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)4332
特許権侵害行為差止請求事件 (加熱式エアロゾル発生装置,及び一貫した特性のエ5アロゾルを発生させる方法)
原告フィリップモーリスプロダクツソシエテアノニム 被告ジョウズ・ジャパン株式会社
アンカー・ジャパン株式会社
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法101条5号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「加熱式エアロゾル発生装置,及び一貫した特性のエ5
アロゾルを発生させる方法」とする発明に係る特許権(特許第6125008
号。以下「本件特許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)
を有する原告が,被告らに対し,被告らが共同で別紙物件目録記載の各製品(加
熱式タバコ用デバイス。以下,それぞれ「被告製品1」などといい,総称して
「被告製品」という。)の販売,輸出,輸入及び販売の申出をすることが本件10
特許権の侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基づき,被
告製品の譲渡,輸出,輸入,譲渡の申出の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年8月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10030審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告マルホ株式会社 被告健栄製薬株式会社
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] (以下,書証については,単に「甲1」などと略記する。)
▶判決の詳細
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商標権
令和3年8月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10031審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告マルホ株式会社 被告健栄製薬株式会社
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] (以下,書証については,単に「甲1」などと略記する。)
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商標権
令和3年8月18日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10013控訴棄却
商標権侵害行為差止等及び不正競争行為差止等請求控訴事件 (特定非営利活動法人言論NPO・現代の理論)
被控訴人特定非営利活動法人NPO現代の理論・社会フォーラム
株式会社同時代社
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商標法4条1項8号 商標法38条3項 商標法36条 商標法50条1項
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商標権 | 33回 | 侵害 | 14回 | 損害賠償 | 11回 | 無効 | 10回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,①「現代の理論」季刊電子版(以下「原告出版物」という。)を発行
している権利能力なき社団であると主張する控訴人編集委員会が,被控訴人N
POによる「現代の理論」の文字からなる標章又は表示を題号に付した別紙出
版物目録記載1及び2の各出版物(以下,同目録記載1の各出版物を「被告出
版物1」,同目録記載2の各出版物を「被告出版物2」と総称し,それぞれを番
号に応じて「被告出版物1⑴」などという。)の販売及び被控訴人同時代社によ
る被告出版物2の販売が,控訴人編集委員会ないしその構成員である控訴人X
その他の編集委員と被控訴人NPO間の被控訴人NPOが「現代の理論」とい
う名称の出版物を発行しない旨の合意(以下「本件合意」という。)に違反し,
又は控訴人編集委員会の周知な商品等表示である「現代の理論」と同一又は類
似の商品等表示を使用して控訴人編集委員会の営業又は商品と混同を生じさせ
る不正競争行為(不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号)に
該当する旨主張して,被控訴人らに対し,被控訴人NPOについては本件合意
又は同法3条に基づき,被控訴人同時代社については同条に基づき,「現代の理
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著作権
令和3年8月10日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30126等一部認容
不当利得返還請求事件
原告A
B
C
D 被告A
B
C
D
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民法702条1項 民法697条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,F(筆名G。以下「G」という。)の著作物である別紙著作物目録記載
の著作物に係る著作権(以下「本件著作権」という。)につき,Gの子のH(以下
「H」という)が著作権の利用許諾等の管理をし,Hの死後はその子である原告20
がこれを引き継いだところ,原告と本件著作権を共有する,Gの子でありHのき
ょうだいである訴訟承継前亡本訴被告E(以下「E」という。),被告B及び被告
C(以下,E,被告B及び被告Cを併せて「Eら」という。)との間で,本件著作
権の収益の分配方法等で紛争になったとして,本訴は,原告が,被告らに対して,
原告が本件著作権の共有持分を有すること及び本件著作権につき著作権法6525
条4項,64条3項所定の共有著作権の行使の代表者の地位にあることの確認を
請求する事案であり,反訴は,本件著作権に係る収益を管理していたH又はHの
死亡後に事実上収益を管理していた原告において経費として計上して収受した
金員のうちの一部には理由がなくその収益の一部につき,法律上の原因なく収受
したとして,被告らが,Hを相続した原告に対し,不当利得(ただし,「第1 請
求」 の経費に係るもの,同5
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特許権
令和3年8月10日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)23407請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告東田商工株式会社 被告テイエヌネット株式会社
仲本建設株式会社
有限会社明城建設
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特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 本件は,原告が,①被告テイエヌネット及び被告仲本建設は別紙対象製品目
録記載1の製品を設置して原告の有する特許第3598508号の特許権(以20
下「本件特許権」という。)を侵害したと主張して,差止請求権(特許法10
0条1項)に基づき,被告テイエヌネットに対し,別紙対象製品目録記載1の
製品の製造及び譲渡の差止めを求めるとともに,不法行為による損害賠償請求
権に基づき,被告テイエヌネット及び被告仲本建設に対し,連帯して1153
万1550円及びこれに対する不法行為より後の日である訴状送達日の翌日25
(被告テイエヌネットについては令和元年9月8日,被告仲本建設については
同月10日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,②被告テイエヌネット及び
被告明城建設は別紙対象製品目録記載2の製品を設置して本件特許権を侵害し
たと主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,被告テイエヌネット
及び被告明城建設に対し,連帯して,1187万0580円及びこれに対する5
不法行為より後の日である訴状送達日の翌日(被告テイエヌネットについては
令和元年9月8日,被告明城建設については同月10日)から支払済みまで上
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10142審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (基礎コンクリート形成用型枠の支持具)
原告株式会社東海建商 被告株式会社エヌ・エス・ピー
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特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,サポ
ート要件及び進歩性についての各認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年7月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社山晃住宅 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,その取消しを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年7月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10151等審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告X 被告Y
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商標法50条1項 商標法2条3項2号 商標法2条1項
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[概要] 第1事件及び第2事件は,いずれも,商標の不使用(商標法50条1項)を理由
とする商標登録の取消審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10134審決取消訴訟
審決取消請求事件 (インターネットを介したデジタル・アート配信および鑑賞の制御ならびに画像形成のためのシステムおよび方法)
原告ビデリインコーポレイテッド 被告特許庁長官
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年7月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3368等
損害賠償請求
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民法719条1項 民法93条 民法644条
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ライセンス | 44回 | 許諾 | 14回 | 無効 | 9回 | 損害賠償 | 4回 |
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[概要] 1 本件本訴は,別紙物件目録記載のソフトウェア(以下「本件ソフトウェア」
という。)の著作権(以下「本件著作権」という。)が原告に帰属しているにもか
かわらず,当時原告代表者であった被告P1が,その任務に違反し,被告会社と共
謀して被告会社にライセンス料名目で合計1490万8300円を支払い,原告に10
同額の損害を負わせたとして,原告が,被告らに対し,共同不法行為(民法719
条1項,709条)に基づき,上記額の損害賠償請求及びこれに対する訴状送達の
日の翌日(被告P1につき令和元年5月10日,被告会社につき同月22日)から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法(以下「改正前の民法」
という。)所定の年5%の割合による遅延損害金の連帯支払を求めるとともに,原15
告が,被告らに対し,原告が本件著作権を有することの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年7月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社トライアンフコーポレーション被告Y 被告Y
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商標法2条3項8号 商標法2条3項 特許法98条1項1号 商標法50条2項
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[概要] 本件は,商標登録を取り消した審決の取消しを求める事案である。20
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10053審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物)
原告ネオケミア株式会社 被告株式会社メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
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特許法123条2項
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審決 | 40回 | 特許権 | 20回 | 損害賠償 | 10回 | 進歩性 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 被告は,平成11年5月6日に出願した特許出願(特願平11-1259
03号)の一部を分割して出願した特許出願(特願2007-154216
号)の一部を更に分割して出願した特許出願(特願2011-8226号)10
の一部を分割して,平成25年4月26日,発明の名称を「二酸化炭素経皮・
経粘膜吸収用組成物」とする発明について新たな特許出願(特願2013-
93612号。以下「本件出願」という。)をし,平成26年11月7日,特
許権の設定登録(特許第5643872号。請求項の数4。以下,この特許を
「本件特許」といい,これに基づく特許権を「本件特許権」という。)を受け15
た。
本件特許権の存続期間は,令和元年5月6日をもって満了している。
⑵ 原告は,令和元年7月31日,本件特許について特許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10054審決取消訴訟
審決取消請求事件 (核酸分解処理装置)
原告株式会社ウィングターフ 被告株式会社シーライブ
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特許法123条1項4号 特許法29条2項 特許法181条2項 特許法123条1項2号
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[概要] (以下,書証については,単に「甲1」などと略記する。)
▶判決の詳細
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令和3年7月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)7035
原告A 被告株式会社朝日ネット
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告のインターネット接続サービスを介してイ20
ンターネット上のウェブサイトに投稿した別紙投稿記事目録記載の各記事(以下
「本件各投稿記事」といい,同目録記載順に「本件投稿記事1」などという。)は,
原告が著作権を有する別紙写真目録の写真(以下「本件写真」という。)に係る送
信可能化権を侵害し,また,原告の名誉やプライバシー・肖像権を侵害するもの
であることが明らかであると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任25
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」とい
う。)4条1項の開示関係役務提供者である被告に対し,同項に基づき,その保有
する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10003審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社美少女図鑑 被告株式会社エムアップホールディングス
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商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項8号 商標法2条3項7号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下のとおりの商標登録第5360897号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲1,21)。
商 標 美少女図鑑(標準文字)
登録出願日 平成22年4月15日
設定登録日 平成22年10月15日
指 定 商 品
第9類「インターネットを利用して受信し,及び保存することができる
携帯電話機又は簡易型携帯電話機の着信用音楽又は音声,インターネッ
トを利用して受信し,及び保存することができる携帯電話機又は簡易型
携帯電話機の呼出用音楽又は音声,その他のインターネットを利用して
受信し,及び保存することができる音楽ファイル又は音声ファイル,レ
コード,メトロノーム,電子楽器用自動演奏プログラムを記憶させた電
子回路及びCD-ROM,インターネットを利用して受信し,及び保存
することができる静止画像あるいは動画像を記録した画像ファイル,イ
▶判決の詳細
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著作権
令和3年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)4491一部認容
損害賠償請求事件
原告X 被告Y
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著作権法41条 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 原告は,別件の名誉毀損訴訟(東京地方裁判所令和2年(ワ)第20028号。
以下「別件訴訟」という。)の訴訟代理人であり,被告は,同訴訟の被告の一
人でもあるところ,被告は,原告に無断で,別件訴訟の第1回口頭弁論期日の
前に,原告の作成した別件訴訟の訴状(以下「別件訴状」という。)を,自ら
のブログの記事内にそのデータファイルへのリンクを張る形で公表するなどし25
た。
本件は,原告が,被告に対し,被告の上記行為は,別件訴状に係る原告の著
作権(公衆送信権)及び著作者人格権(公表権)を侵害するものであるとして,
慰謝料30万円(著作権侵害に基づく慰謝料15万円,著作者人格権に基づく
慰謝料15万円の合計額)及びこれに対する不法行為日である令和2年9月2
4日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求め5
る事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年7月14日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)18003
発信者情報開示請求事件
原告株式会社モリサワ 被告ヤフー株式会社
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商標法37条1号 商標法2条3項8号 商標法26条 商標法2条1項8号
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ライセンス | 55回 | 商標権 | 42回 | 許諾 | 21回 | 侵害 | 21回 |
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[概要] 1 本件は,別紙3原告商標権目録記載1及び2の各商標権を有する原告が,被
告が運営するインターネットオークションサイト内のウェブページに上記各商
標権に係る登録商標と同一又は類似である別紙4本件標章目録記載1及び2の20
各標章を付した画像が表示されたことにより,上記各商標権を侵害されたこと
が明らかであるとした上で,上記画像の表示を行った氏名不詳の出品者(以下
「本件出品者」という。)に対する損害賠償請求権の行使のため,被告が保有す
る別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開
示を受けるべき正当な理由があるとして,被告に対し,特定電気通信役務提供25
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイ
ダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本件発信者情報の開示を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)15464請求棄却
民事訴訟 特許権 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
原告株式会社コアアプリ 被告KDDI株式会社
シャープ株式会社
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[概要] 本件は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュ
ータシステム」とする特許(特許第4611388号。請求項の数5。以下,「本25
件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者
である原告が,被告シャープによるスマートフォンSHV39,SHV40,S
HV41,SHV42及びSHV43(以下,総称して「被告製品」という。)
の製造及び被告KDDIによる被告製品の販売がいずれも本件特許権の侵害に
当たると主張して,被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償の一部請求として
270万円並びうち106万2000円に対する令和元年5月21日(不法行為5
の後の日)から支払済みまで及びうち163万8000円に対する訴状送達の日
の翌日(被告KDDIについては令和2年8月14日,被告シャープについては
同月18日)から支払済みまで民法(平成29年法第44号による改正前のもの)
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10025審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (噴出ノズル管の製造方法並びにその方法により製造される噴出ノズル管)
原告X1
X2 被告Y
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特許法123条1項6号 特許法171条2項
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[概要] 1 前提事実(争いのない事実は証拠を掲記しない。)20
(1) 当事者等(甲3,弁論の全趣旨)
ア 日本インテグレーテッドワークス株式会社(以下「日本インテグレーテ
ッド」という。)は,平成19年1月23日,工業用機械及び内燃機関の
機能維持用品の製造,販売等を目的として設立され,平成25年7月22
日に解散した会社である。25
イ 原告X1は,日本インテグレーテッドの設立から解散に至るまで,同社
の代表取締役を務めていた者,被告は,同社の設立以降は同社の取締役を
務め,同社が解散してからは同社の監査役を務めている者,Aは,同社の
設立以降は同社の監査役を務め,同社が解散してからは同社の代表清算人
を務めている者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10057審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (電動ベッド)
原告株式会社プラッツ 被告パラマウントベッド株式会社
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特許法134条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。5
▶判決の詳細
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著作権
令和3年7月7日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)31409請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社建築商売 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法61条2項 著作権法59条 著作権法20条1項
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[概要] 1 本件は,ホステル事業への投資勧誘を業とする原告が,経由プロバイダであ
る被告に対し,氏名不詳の発信者が,ツイッター上のアカウントにおいて,別20
紙投稿記事目録1記載1のプロフィール画像(以下「本件プロフィール画像」
という。)を使用したことにより,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」
という。)に係る原告の著作権(複製権,翻案権,公衆送信権)及び著作者人
格権(同一性保持権)を侵害するとともに,別紙投稿記事目録1記載2及び同
目録2記載の各ツイート(以下,それぞれ「本件ツイート1」,「本件ツイー25
ト2」といい,本件プロフィール画像とこれらのツイートとを併せて「本件各
ツイート等」という。)を投稿したことにより,原告の名誉を毀損したことが
明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1
項に基づき,上記侵害行為に係る別紙発信者情報目録1及び2記載の各情報(以
下「本件情報」という。)の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲証拠及び弁論の全趣旨によ
り認められる事実。なお,本判決を通じ,証拠を摘示する場合には,特に断ら
▶判決の詳細
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特許権
令和3年7月7日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(行ウ)423請求棄却
手続却下処分取消等請求事件
原告ザリージェンツオブザユニバーシティオブカリフォルニア 被告国
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[概要] 1 本件は,千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約
(以下「特許協力条約」という。)に基づき国際特許出願(以下「本件国際特
許出願」という。)をした原告が,特許法(以下「法」という。)184条の5
4第1項が定める優先日から2年6月の国内書面提出期間内に同項に規定する
明細書等の翻訳文(以下,「本件明細書等翻訳文」という。)を提出すること
ができなかったことについて,同条4項の正当な理由があるにもかかわらず,
特許庁長官(処分行政庁)が令和元年7月17日付けで原告に対して国内書面
に係る手続を却下する処分(以下「本件処分」という。)をするとともに,特10
許庁長官(裁決行政庁)が令和2年5月13日付けで原告に対してした本件処
分の取消しを求める審査請求を棄却する旨の裁決(以下「本件裁決」という。)
をしたことが違法であるとして,その各取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年6月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告炭プラスラボ株式会社 被告御木本製薬株式会社
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商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下のとおりの登録第5387228号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲1,2)。
商標の構成 パールアパタイト(標準文字)
登録出願日 平成22年10月7日
登録査定日 平成23年1月6日
設定登録日 平成23年1月28日
指 定 商 品 第1類「化学品」
第3類「化粧品,せっけん類,香料類,つけづめ,つけまつ毛」
⑵ 原告は,令和2年6月19日,本件商標の指定商品中,第1類「化学品」
及び第3類「化粧品,せっけん類」の商標登録について,商標登録無効審判
を請求した(甲19)。
特許庁は,上記請求を無効2020-890052号事件として審理を行
い,令和2年12月15日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月24日,原告に送
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(レ)128控訴棄却
著作権侵害損害賠償請求控訴事件
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[概要] 1 本件は,一審原告が,一審被告に対し,一審被告が,一審原告が著作権を有
する別紙1著作物目録記載のりんごのイラスト画像(以下「本件イラスト」と
いう。)を,一審原告に無断で一審被告のウェブサイト(以下「被告ウェブサ10
イト」という。)に掲載したことにより,本件イラストに係る一審原告の著作
権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を
侵害したとして,不法行為に基づき,損害賠償金93万4000円(使用料相
当損害金34万4000円,慰謝料50万円及び弁護士費用9万円の合計額)
及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年7月3日から支払済み15
まで民法(平成29年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
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商標権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10004審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社モリトク 被告ライセンスインターナショナル株式会社
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商標法2条3項8号 商標法50条3項 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対する不成立審決の
取消訴訟である。争点は,別紙1「商標登録目録」記載の商標(以下,「本件商標」
といい,本件商標に係る登録を「本件商標登録」という。)の商標権者である被告が,
指定商品中,第16類,第21類及び第24類に属する別紙2「取消請求商品目録」
記載の商品(以下,「取消請求商品」という。)について,本件商標を使用している
か否かである。
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特許権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10147審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ゲームプログラム,ゲーム処理方法および情報処理装置)
原告グリー株式会社 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は,補正要件の有無及び補正後の請求項1~9に係る特許発明の進
歩性の有無である。
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著作権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所前橋地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10027控訴棄却
使用差止等請求控訴事件
被控訴人渋川市
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著作権法15条1項 著作権法14条
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[概要] 本件は,被控訴人の職員として本件文学館に勤務していた控訴人が,本件文学館
に常設展示又は上映されている本件各展示物について,控訴人が著作権及び著作者
人格権を有するところ,被控訴人が,控訴人の著作権及び著作者人格権を争い,控
訴人に無断で展示,上映をして,控訴人の著作権及び著作者人格権を侵害している
と主張して,被控訴人に対し,控訴人が本件各展示物の著作権及び著作者人格権を
有することの確認を求めるとともに,本件各展示物の展示等の差止め並びに本件パ
ネル,本件ケース内展示物及び上映装置の撤去・廃棄を求め,さらに,不法行為に
基づく損害賠償請求又は不当利得返還請求の一部請求として200万円及びこれに
対する最初の不法行為日又は利得日である平成元年11月1日(本件文学館の開館
日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の
割合による遅延損害金又は法定利息の支払を求める事案である。
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商標権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10005審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社モリトク 被告ライセンスインターナショナル株式会社
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商標法2条3項8号 商標法50条3項 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対する不成立審決の
取消訴訟である。争点は,別紙1「商標登録目録」記載の商標(以下,「本件商標」
といい,本件商標に係る登録を「本件商標登録」という。)の商標権者である被告が,
指定商品中,第16類,第21類及び第24類に属する別紙2「取消請求商品目録」
記載の商品(以下,「取消請求商品」という。)について,本件商標を使用している
か否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (逆流性食道炎の再発抑制剤)
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特許法148条1項
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[概要] 本件は,特許無効審決の取消訴訟である。主たる争点は,進歩性についての認定
判断の誤りの有無である。
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著作権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10024控訴棄却
知財及び損害賠償請求控訴事件
被控訴人モダンロイヤル株式会社
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著作権法112条 著作権法2条1項1号 民法709条 民法1条2項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人が製造,販売する原判決別
紙2物件目録記載の本件商品(「グッドコア」という名称の姿勢保持具[以下,便
宜上「クッション」ということがある。])は,控訴人が被控訴人と共同開発した
もので,控訴人と被控訴人は,本件商品に関し,原判決別紙1記載の本件覚書に記
載されたとおりの内容の契約(以下「本件契約」という。)を締結したなどと主張
して,次の各請求をした事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10051審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
原告ネオケミア株式会社 被告株式会社メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
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審決 | 20回 | 損害賠償 | 17回 | 特許権 | 14回 | 侵害 | 8回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩性につ
いての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10052審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
原告ネオケミア株式会社 被告株式会社メディオン・リ
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審決 | 20回 | 損害賠償 | 17回 | 特許権 | 14回 | 侵害 | 8回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩性につ
いての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年6月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10033審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (油組成物からの好ましくない成分の除去)
原告日本水産株式会社 被告ビーエーエスエフアーエス
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成25年10月31日(パリ条約による優先権主張(米国)2
012年11月2日(以下「本件優先日」という。)),発明の名称を「油組成
物からの好ましくない成分の除去」とする発明について特許出願(特願20
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特許権
令和3年6月28日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10044請求棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件
被控訴人コスモ石油マーケティング株式会社
コモタ株式会社
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特許法104条の3 特許法101条1号
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[概要] 1 事案の概要
⑴ 一審原告は,「流体供給装置及び流体供給方法及び記録媒体及びプログラ
ム」の特許第4520670号(本件特許)の特許権者である。
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商標権
令和3年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)8117一部認容
損害賠償等請求(商標権侵害)事件
原告ヨツハシ株式会社 被告東薫酒造株式会社
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特許法105条の3 特許法104条の3 民法709条
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商標権 | 46回 | 侵害 | 30回 | 許諾 | 20回 | ライセンス | 17回 |
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[概要] 本件は,別紙2商標権目録記載の商標権(以下「原告商標権」といい,その25
登録商標を「原告商標」という。)を有する原告が,被告に対し,被告が別紙
▶判決の詳細
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特許権
令和3年6月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (真空洗浄装置および真空洗浄方法)
原告高砂工業株式会社 被告株式会社IHI
株式会社IHI機械システム
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号 特許法123条1項2号
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審決 | 277回 | 実施 | 108回 | 無効 | 55回 | 進歩性 | 38回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告らは,発明の名称を「真空洗浄装置および真空洗浄方法」とする発明に
係る特許(特許第6043888号。以下「本件特許」という。)の特許権者で
ある。本件特許の請求項1~5に係る発明についての特許出願は,平成24年
(2012年)11月20日を国際出願日(優先権主張 平成23年(201
▶判決の詳細
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特許権
令和3年6月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10009審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (真空洗浄装置および真空洗浄方法)
原告高砂工業株式会社 被告株式会社IHI
株式会社IHI機械システム
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号 特許法123条1項2号
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審決 | 286回 | 実施 | 156回 | 分割 | 74回 | 無効 | 54回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告らは,発明の名称を「真空洗浄装置および真空洗浄方法」とする発明に
係る特許(特許第5976858号。以下「本件特許」という。)の特許権者で
ある。本件特許の請求項1~5に係る発明についての特許出願は,平成24年
(2012年)11月20日を国際出願日(優先権主張 平成23年(201
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年6月24日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10066控訴棄却
損害賠償請求,不正競争行為等差止請求控訴事件
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[概要] 1 事案の概要
本件は,まつげエクステンション(化学繊維等から作製された人工毛を専用
の接着剤でまつげにつける手法。以下「まつげエクステ」という。)の専門店5
を営む法人である控訴人が,その元従業員である被控訴人Y1に対しては,同
人が控訴人の顧客に関する情報を取得したことについて,この行為は営業秘密
の不正取得であるから不競法2条1項4号所定の不正競争行為に当たるとして,
また,被控訴人Y2及び同Y3に対しては,同人らが共同経営するまつげエク
ステサロンにおいて,営業秘密が被控訴人Y1により不正取得されたことを知10
りながら,又は重過失によりそれを知らないで上記営業秘密を取得,使用等し
たことについて,不競法2条1項5号所定の不正競争行為に当たるとして,被
控訴人ら対して不競法4条に基づく損害賠償金及びこれに対する遅延損害金の
支払を求めるとともに,被控訴人Y2及び同Y3に対して不競法3条1項及び
2項に基づき原判決別紙顧客情報目録記載の情報(控訴人主張顧客情報)の使15
用の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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