権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和2年7月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10080審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (船舶)
原告内海造船株式会社 被告三菱造船株式会社
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特許法126条5項 特許法17条の2 特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 三菱重工業株式会社は,平成22年12月18日を出願日とする特願20
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10158等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告アメリカ合衆国
高田製薬株式会社 被告アメリカ合衆国
高田製薬株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ A事件原告・B事件被告アメリカ合衆国(以下「特許権者」という。)は,
「ボロン酸化合物製剤」の発明について,2002年1月25日(パリ条約
による優先権主張外国庁受理 2001年1月25日(US)米国)を国際
出願日とする特許出願を行い,平成20年8月1日に特許第4162491
号(以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受けた。
⑵ A事件被告・B事件原告高田製薬株式会社(以下「請求人高田」とい
う。)は,平成28年8月5日,本件特許につき無効審判(無効2016-
800096号)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年7月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10159等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告アメリカ合衆国
ホスピーラインコーポレイテッド 被告アメリカ合衆国
ホスピーラインコーポレイテッド
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ A事件原告・B事件被告アメリカ合衆国(以下「特許権者」という。)は,
「ボロン酸化合物製剤」の発明について,2002年1月25日(パリ条約
による優先権主張外国庁受理 2001年1月25日(US)米国)を国際
出願日とする特許出願を行い,平成20年8月1日に特許第4162491
号(以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受けた。
⑵ A事件被告・B事件原告ホスピーラインコーポレイテッド(以下「請求人
ホスピーラ」という。)は,平成28年11月11日,本件特許につき無効
審判(無効2016-800130号)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10024審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ユニコム 被告Y
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特許法17条の2 特許法36条4項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,特許第5130307号「小動物用酸素治療装置」(以下「本件
特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月30日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10076控訴棄却
ロイヤリティ支払等請求控訴事件
被控訴人リハコンテンツ株式会社
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[概要] 1 事案の骨子
⑴ 本件は,リハビリ型デイサービスに係るフランチャイズ事業等を営む被控
訴人が,控訴人との間でフランチャイズ契約(本件契約)を締結したが,控
訴人が月額会費(ロイヤリティ)等の支払を怠ったことにより本件契約を解
除したとして,次の請求をした事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年6月30日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10080控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人第一生命保険株式会社
Y2
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民法709条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らにおいて,共同して,①控訴人の開発した
保険商品の形態を模倣した保険商品を販売して,不競法2条1項3号の不正
競争を行った,②控訴人の開発した保険商品に係る控訴人の営業秘密を不正
に取得し,これを使用して保険商品を開発,販売して,不競法2条1項4号
の不正競争を行った,③これらの行為などにより,控訴人の業務を妨害した
と主張して,被控訴人らに対し,上記①及び②につき不競法4条に基づき,
上記③につき民法709条に基づき,連帯して,損害金60万円の支払を求
める事案である。上記①ないし③に係る各請求は選択的なものである。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月30日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10062一部認容
職務発明対価請求控訴事件
被控訴人X
ソニー株式会社
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特許法101条5号 特許法101条
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実施 | 162回 | 特許権 | 29回 | ライセンス | 19回 | 許諾 | 13回 |
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[概要] 1 事案の要旨
⑴ 本件は,一審被告の従業員であった一審原告が,一審被告に対し,職務発
明について特許を受ける権利を一審被告に承継させたことにつき,平成16
年法律第79号による改正前の特許法(旧法)35条3項の規定に基づき,
相当の対価の未払分296億6976万3400円の一部である5億円及び
これに対する請求の日(訴状送達の日)の翌日である平成27年1月29日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)10126請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ドットパターン)
原告グリッドマーク株式会社 被告ワールド・ファミリー株式会社
補助参加人ソニックステクノロジー株式会社
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特許法44条1項 特許法39条2項 特許法17条の2 特許法29条1項
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実施 | 50回 | 特許権 | 27回 | 分割 | 23回 | 新規性 | 15回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「ドットパターン」とする特許権(第4392521号),
「音声情報再生装置」とする特許権(第4817157号),「ドットパターン」15
とする特許権(第4899199号),「ドットパターンが形成された媒体,ドッ
トパターンを用いた情報入力方法,ドットパターンを用いた情報入出力方法,ド
ットパターンを用いた情報入力装置,ドットパターンを用いた情報処理装置」と
する特許権(第5259005号)を有する原告が,被告が製造,譲渡等する別
紙被告製品目録記載の各製品(以下,同目録記載1の製品を「被告製品1」,同目20
録記載2の製品を「被告製品2」といい,併せて「被告各製品」という。)が原告
の上記各特許権を侵害すると主張し,被告に対し,特許法100条1項及び2項
に基づき,被告各製品の製造,譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに,民法
709条,特許法102条1項に基づき,1億円(18億3333万3332円
の一部請求)及びこれに対する不法行為後の日である平成30年3月30日から25
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)31428請求棄却
損害賠償請求事件 (座席管理システム)
原告X 被告東海旅客鉄道株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「座席管理システム」とする特許権(特許第39951
33号。以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」といい,その特許
出願の願書に添付されたとみなされる明細書と図面を「本件明細書」という。)を
有する原告が,被告が運営等する東海道新幹線で使用されている車内改札システ
ム(以下「被告システム」という。)は本件特許の請求項1及び2の発明の技術的25
範囲に属するものであると主張して,被告に対し,民法709条に基づき損害賠
償金(一部請求)及び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10142請求棄却
特許取消決定取消 (ロール製品パッケージ)
原告日本製紙クレシア株式会社 被告特許庁長官
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,特許異議申立事件において,訂正を認めた上で特許を取り消した異議決
定の取消訴訟である。争点は,サポート要件違反の有無,実施可能要件違反の有無
及び手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10147審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告日立建機株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条2項 商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年4月1日,別紙1記載の「商標登録を受けようとする商
標」及び別紙2記載の「商標の詳細な説明」の記載から特定される色彩のみからな
る商標(以下「本願商標」という。)について,指定商品を第7類「油圧ショベル,
積込み機,車輪により走行するローダ,ホイールローダ,ロードローラ」及び第12
類「鉱山用ダンプトラック」として,商標登録出願をした(商願2015-2999
9。甲31)。
(2) 原告は,平成28年11月17日付けで拒絶査定を受けたので(甲34),平
成29年2月21日,これに対する不服の審判を請求する(甲35)とともに,同日
付けで別紙2記載の「商標の詳細な説明」を別紙2(1)から別紙2(2)記載のとおり補
正し,また,指定商品を第7類「油圧ショベル」に補正する手続補正を行った(甲7
9)。
(3) 特許庁は,これを不服2017-2498号事件として審理し,令和元年9
月19日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決
(以下「本件審決」という。)をし,同年10月1日,その謄本が原告に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電子記録債権の決済方法,および債権管理サーバ)
原告株式会社三菱UFJ銀行 被告特許庁長官
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特許法2条1項 特許法29条1項
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実施 | 45回 | 審決 | 29回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等
⑴ 原告は,発明の名称を「電子記録債権の決済方法,および債権管理サーバ」
とする発明について,平成30年10月12日(国内優先権主張 平成29
年10月17日,平成30年3月19日),特許出願(特願2018-193
836号。請求項の数11。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月18日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10067控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (基礎パッキン用スペーサ)
被控訴人城東テクノ株式会社
吉川化成株式会社
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特許法102条2項 特許法102条4項 特許法102条3項 特許法100条1項
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侵害 | 39回 | 特許権 | 28回 | 損害賠償 | 14回 | 差止 | 11回 |
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[概要] 明」「本件第1特許」等は,更に略して「第1発明」「第1特許」のようにい
う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月18日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10063控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (情報処理装置およびその制御方法,プログラム)
被控訴人デジタルアーツ株式会社
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特許法101条1号
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[概要] 1 本件は,名称を「情報処理装置およびその制御方法,プログラム」とする
本件特許権1(特許第4613238号)及び名称を「情報処理装置および
その制御方法,プログラム」とする本件特許権2(特許第5307281号)
の特許権者である控訴人が,被告製品は本件発明1-11,2-5の技術的
範囲に属し,被告製品をインストールしたサーバである被告装置は本件発明
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消(特許) (アレルギー性眼疾患を処置するためのドキセピン誘導体を含有する局所的眼科用処方物)
原告X 被告アルコンリサ-チリミテッド旧商号協和発酵キリン株式会社
協和キリン株式会社
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特許法181条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,本件
特許の訂正後の請求項1及び5に係る発明の進歩性(顕著な効果)の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10164審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告クルーズカンパニー株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,商標法3条1項6号該当性である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10066請求棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (情報管理方法,情報管理装置及び情報管理プログラム)
被控訴人株式会社コムスクエア
TIS株式会社
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特許法102条2項 民法709条 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「情報管理方法,情報管理装置及び情報管理プログラ
ム」とする特許第5075201号(本件特許)に係る本件特許権を有する1審原
告が,1審被告は,その特許請求の範囲請求項7に係る発明(本件発明)の技術的
範囲に属する原判決別紙1記載の被告プログラムを使用したサービスを顧客に提供
し,本件特許権を侵害しているとして,1審被告に対し,特許法100条1項に基
づき,被告プログラムの譲渡等の差止めを求めるとともに,民法709条に基づき,
平成25年5月26日から平成31年4月末日までの期間についての損害賠償及び
不法行為の後の日から民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10077審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (平底幅広浚渫用グラブバケット)
原告ミノツ鉄工株式会社 被告株式会社光栄鉄工所
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特許法167条 特許法181条2項
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審決 | 56回 | 無効 | 53回 | 無効審判 | 35回 | 進歩性 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 本件特許
被告は,東洋建設株式会社(以下「東洋建設」という。)及びタチバナ工業株式会
社(以下「タチバナ工業」という。)と共に,平成16年5月24日,発明の名称を
「平底幅広浚渫用グラブバケット」とする特許出願をし,平成18年11月24日,
設定の登録を受けた(特許第3884028号。請求項の数4。甲1。以下,この特
許を「本件特許」という。)。
⑵ 別件無効審判
ア 原告は,平成22年12月14日,本件特許の特許請求の範囲請求項1に係
る発明について特許無効審判を請求し,無効2010-800231号事件として
係属した(以下「別件無効審判」という。)。
イ 第1次審決
被告,東洋建設及びタチバナ工業は,平成23年3月14日付けで,本件特許の
特許請求の範囲を訂正する旨の訂正請求(以下「第1次訂正」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10115審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光装置,樹脂パッケージ,樹脂成形体並びにこれらの製造方法)
原告エヴァーライトエレクトロニクスカンパニーリミテッド 被告日亜化学工業株式会社
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特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法44条1項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成26年4月11日,発明の名称を「発光装置,樹脂パッケージ,
樹脂成形体並びにこれらの製造方法」とする特許出願(平成20年9月3日に出願
した特願2008-225408号(以下「原々出願」という。)の分割出願である
特願2013-44799号(以下「原出願」という。)の分割。以下「本件出願」
という。)をし,平成27年10月23日,設定の登録を受けた(特許第58253
90号。請求項の数7。甲37。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成29年5月9日,本件特許について特許無効審判請求をし,無
効2017-800061号事件として係属した(甲38,39)。
⑶ 被告は,平成29年8月18日付け訂正請求書及び平成30年1月9日付け
手続補正書により,特許請求の範囲を訂正した(甲40,45。以下,この訂正を
「本件訂正」という。)。
⑷ 特許庁は,令和元年5月9日,「特許第5825390号の特許請求の範囲を,
訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲のとおり,訂正後の請求項[1,3,
5,6],[2,8~10]について,一群の請求項ごとに訂正することを認める。特
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10085審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告グリー株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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審決 | 41回 | 実施 | 3回 | 分割 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告を特許出願人とする特願2018-146350号「サーバ装置,その
制御方法,プログラム,及びゲームシステム」(以下「本願」という。)は,
特願2013-042162号(平成25年3月4日出願)を原出願とする,
いわゆる第5世代の分割出願に係るものである。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10145審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ベストワン 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲証拠及び弁論の全趣旨により容易に認め
られる事実)
(1) 原告は,次の商標(以下「本願商標」という。)につき,指定商品を第3
0類「みそ」として,平成29年6月15日に商標登録出願をしたが(乙1),
平成30年9月5日付けの拒絶査定を受けたため(甲21),平成30年1
2月14日,これに対する不服審判請求をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月4日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10024控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社三交クリエイティブ・ライフ
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法2条3項2号 商標法54条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙原告商標権目録記載の商標(原告商標)の商標権(原告
商標権)を有する控訴人が,原判決別紙被告商品目録記載の商品(被告商品)
に付された原判決別紙被告標章目録記載の各標章(被告各標章)が原告商標と
類似することから,被控訴人が被告商品を販売等する行為は,原告商標権を侵
害すると主張して,被控訴人に対し,商標法36条1項に基づき,被告各標章
を付した腕時計(主位的請求)又は被告商品(予備的請求)の販売等の差止め
を求めるとともに,民法709条,商標法38条3項に基づき,損害賠償金5
5万3486円(実施料相当額5万3486円及び弁護士費用50万円の合計
額)及びこれに対する不法行為の日以後である平成29年3月1日(被告商品
販売終了日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告モトデザイン株式会社 被告モトローラトレードマークホールディングスエルエルシー
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法2条3項2号 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下の商標(登録第4995373号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,2)。
商 標 別紙商標目録記載のとおり
登録出願日 平成18年3月24日
設定登録日 平成18年10月13日
指 定 商 品 第14類「時計」
⑵ 被告は,平成27年1月28日,本件商標について,指定商品の第14類
「時計」につき,商標法50条1項所定の商標登録取消審判(以下「第1次
審判」という。)を請求し,同年2月12日,その登録がされた(甲22)。
特許庁は,第1次審判の請求を取消2015-300058号事件として
審理し,平成28年7月19日,原告が,第1次審判の請求の登録前3年以
内に,日本国内において,時計の機能を有する「東京スカイツリークロック」
と称する商品に本件商標を使用していたことが認められるとして,「本件審判
の請求は,成り立たない。」との審決(以下「第1次審決」という。)をし,
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光装置と表示装置)
原告東芝映像ソリューション株式会社 被告日亜化学工業株式会社
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特許法36条6項1号 特許法123条1項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①サ
ポート要件及び②進歩性の各認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年6月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10096審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (樹脂組成物,及びこれを用いたポリイミド樹脂膜,ディスプレイ基板とその製造方法)
原告日立化成デュポンマイクロシステムズ株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 本件は,特許異議審判請求を認容した異議の決定に対する取消訴訟である。争点
は,進歩性の有無(一致点及び相違点の認定,相違点に係る判断の当否)である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10075審決取消訴訟
審決取消請求事件 (ポリオレフィン系延伸フィルムの製造方法および該方法により製造されたポリオレフィン系延伸フィルム)
原告株式会社ユポ・コーポレーション 被告ヨウルチョンケミカルカンパニー,リミテッド
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成24年6月29日,発明の名称を「ポリオレフィン系延伸フィ
ルムの製造方法および該方法により製造されたポリオレフィン系延伸フィルム」と
する発明について特許出願をし(特願2014-520113。優先権主張:平成
23年7月15日,韓国),平成28年5月13日,設定の登録を受けた(特許第5
934355号。甲37。請求項の数8。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成30年4月26日,請求項6ないし8についての無効審判を請
求し,無効2018-800048号事件として係属した。被告は,平成30年8月
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意匠権
令和2年5月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6029一部認容
意匠権侵害差止等請求事件
原告株式会社バッファロー 被告FFFSMARTLIFECONNECTED株式会社
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意匠法39条2項 意匠法39条3項 意匠法38条1号 意匠法37条1項
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[概要] 1 本件は,意匠に係る物品を「データ記憶機」とする意匠権(以下「本件意匠
権」といい,その意匠を「本件意匠」という。)を有する原告が,被告の製造,販
売に係る別紙物件目録記載のデータ記憶機(以下,併せて「被告製品」といい,同10
別紙1~4記載の各製品をそれぞれ「被告製品1」などという。)及びそのケース
の意匠は本件意匠に類似するなどとして,被告に対し,本件意匠権に基づき,被告
製品の製造,販売等の差止め(意匠法37条1項)及び被告製品の廃棄(同条2項)
を請求するとともに,上記各行為につき,本件意匠権侵害の不法行為(民法709
条)に基づく損害賠償金及びこれに対する不法行為の日ないしその後の日から支払15
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求する事案である。
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特許権
令和2年5月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10116審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (回転ドラム型磁気分離装置)
原告住友重機械ファインテック株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条1項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,独立特許要件違反(新規性,進歩性欠如)の判断の誤りの有無で
ある。
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商標権
令和2年5月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10151審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告アップルインコーポレイテッド 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 本件は,原告が,出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審
判請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,その取消しを求
める事案である。
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特許権
令和2年3月30日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10064控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件
被控訴人X
株式会社日本触媒
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特許法35条4項 特許法35条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,1審被告の元従業員である1審原告が,「多孔質架橋重合体材料の
製造方法」に関する本件各特許(国内特許3件(「144号特許」,「642
号特許」及び「811号特許」)及びこれらに対応する外国特許)に係る発明
は,1審原告が1審被告の他の従業員と共同で行った職務発明であり,その特
許を受ける権利の持分を1審被告に承継させた旨主張し,平成16年法律第7
9号による改正前の特許法35条(以下「特許法旧35条」という。)3項及
び4項の規定及びその類推適用に基づき,1審被告に対し,上記特許を受ける
権利の持分の承継に係る相当の対価の一部請求として5862万8568円
及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
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特許権
令和2年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)24598請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (セルロース粉末)
原告旭化成株式会社 被告日本製紙株式会社
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特許法36条6項1号 特許法102条3項 特許法104条の2 特許法36条6項2号
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実施 | 134回 | 新規性 | 15回 | 進歩性 | 12回 | 特許権 | 12回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「セルロース粉末」とする特許の特許権者である原告が,
被告が製造・販売等するセルロース粉末である別紙物件目録記載の各製品(以下,
同目録1記載の製品を「被告製品1」と,同目録2記載の製品を「被告製品2」10
といい,併せて「被告各製品」という。)及び被告が被告各製品を製造するために
使用する方法(以下「被告方法」という。)は,原告の上記特許権に係る特許発明
の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に
基づき被告各製品の製造等及び被告方法の使用の差止並びに被告各製品の廃棄
を求めるとともに,民法709条及び特許法102条3項に基づき,損害賠償415
74万3679円及びこれに対する平成29年8月5日(訴状送達日の翌日)か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
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特許権
令和2年3月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6183等
不当利得返還請求事件,損害賠償請求事件
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項20号 不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項4号
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侵害 | 25回 | 損害賠償 | 15回 | 特許権 | 12回 | 商標権 | 8回 |
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[概要] 1 事案の概要等
(1) 事案の概要
本訴事件は,被告とOEM販売契約を締結していた原告が,被告に対し,同契約
の解除に伴う原状回復請求権に基づき,支払済み代金の一部の返還及びこれに対す
る代金受領後の日である平成30年4月17日から支払済みまで民法所定の年5分10
の割合による民法545条2項所定の利息の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10032審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美肌ローラ)
原告株式会社ファイブスター 被告株式会社MTG
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告及び株式会社グリム(以下「グリム」という。)は,平成19年12
月14日,発明の名称を「美肌ローラ」とする発明について,特許出願(特
願2007-324077号。以下「本件出願」という。)をし,平成25
年3月29日,特許権の設定登録(特許第5230864号。請求項の数7。
以下,この特許を「本件特許」という。甲16)を受けた。
グリムは,被告に対し,グリムの有する本件特許の特許権の持分を譲渡し,
その移転登録(平成28年3月2日)を経由した(甲38)。
⑵ 原告は,平成29年12月25日,本件特許について特許無効審判を請求
した(甲17)。
特許庁は,上記請求を無効2017-800157号事件として審理を行
い,平成31年3月1日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月9日,原告に送達さ
れた。
⑶ 原告は,平成31年3月22日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10058控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (地盤強化工法)
被控訴人Y
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[概要] 本件は,被控訴人が,控訴人ら,1審相被告日本知財開発株式会社(以下「日
本知財開発」という。),1審相被告株式会社ecoリーフ(以下「ecoリ
ーフ」という。),1審相被告株式会社ジンム(以下「ジンム」という。),
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10082控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (流体吐出管構造体)
被控訴人株式会社塩
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「流体吐出管構造体」とする発明に係る特許権(本件
特許権)を有する控訴人が,被控訴人が製造,販売する加工液改良装置又は加工液
せん断装置(被告各製品)が本件特許の請求項1及び3に係る各発明(本件各発明)
の技術的範囲に属するとして,被控訴人に対し,本件特許権侵害の不法行為による
損害賠償請求として,損害賠償金7425万円及びこれに対する不法行為後の日で
ある平成29年12月10日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10135審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社メイプル会 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法15条
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10019等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (L-グルタミン酸生産菌及びL-グルタミン酸の製造方法)
原告シージェイジャパン株式会社
シージェーチェイルジェダンコーポレーション 被告味の素株式会社
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特許法2条3項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,サポ
ート要件及び実施可能要件違反の有無,進歩性の有無並びに明確性要件違反の有無
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)15737請求棄却
特許を受ける権利確認請求事件
原告株式会社オフィスカーサ 被告A
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[概要] 本件は,原告が,被告との間で,別紙特許を受ける権利目録記載の発明に係る特許20
を受ける権利(以下「本件権利」という。)を無償で譲り受ける旨の契約を締結し,本
件権利を譲り受けた旨主張し,被告に対し,原告が本件権利を有することの確認を求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10102審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (立坑構築機)
原告株式会社スミテックエンジニアリング
大善建設株式会社 被告株式会社コプロス
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「立坑構築機」とする特許(特許第3694724号。
請求項の数4。平成13年6月8日出願,平成17年7月8日設定登録。甲6。以下
「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)14303請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
原告ビジネスサポート協同組合 被告協同組合ビジネスサポート
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,「ビジネスサポート協同組合」の名称で高速道路ETCカード割引制
度の共同精算事業を営んでいる原告が,被告に対し,被告が高速道路ETCカ
ード事業等を営むに当たり,「協同組合ビジネスサポート」との名称及びその略
称又は通称である「ビジネスサポート」という表示を使用することが,不正競5
争防止法2条 1 項 1 号の不正競争に当たると主張して,①同法3条 1 項に基づ
き,同名称及び同表示の使用の差止めを,②同条2項に基づき,被告の法人登
記のうち名称部分の抹消登記手続を,③同法4条に基づき,損害賠償金597
万4000円及びこれに対する被告の設立日である平成28年8月1日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案10
である。
▶判決の詳細
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