権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成30年9月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10035審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中幸一 原告株式会社ASKTRADING
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲証拠及び弁論の全趣旨により容易に認め
られる事実)
(1) 原告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。(甲
1)
番号 商標登録第5915188号
出願日 平成28年6月29日
登録日 平成29年1月20日
登録商標
商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
第18類 かばん金具,カーボン製のスーツケース,その他のかばん類,
袋物,携帯用化粧道具入れ,傘,皮革
第20類 美容院用椅子,理髪用椅子,カーボン製の腰掛け椅子,その
他の家具,つい立て,びょうぶ,ベンチ,額縁
(2) フランス国法人ルイ ヴィトン マルチェ(以下「申立人」という。)は,
次の商標(以下「引用商標」という。)の商標権者である。(甲2)
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官平澤芳行 原告株式会社ヴァンヂャケット藤沢昭太郎
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,原告が有する以下の商標(以下「本件商標」という。)の商標登録につき,
アメリカ合衆国の法人である異議申立人バンズ インコーポレイテッド(以下「異
議申立人」という。)が,商標法43条の2に基づき登録異議の申立てをしたところ,
特許庁が同登録を取り消す旨の決定をしたことから,原告がその取消しを求めた事
案であり,争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10014審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告天龍製鋸株式会社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)9753一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告日進電子工業株式会社
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商標法26条1項6号 商標法38条2項 商標法3条1項6号 商標法38条3項
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[概要] 本件は,原告が商標権を有している各登録商標について,被告が,これらと同一20
又は類似する標章を商標として使用しており,これは原告の商標権の侵害にあたる
と主張して,商標法36条1項及び2項,同法38条2項及び3項並びに民法70
3条に基づき,その使用の差止め等を求め,損害賠償及び不当利得の返還を請求し
た事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)34338等請求棄却
営業差止等請求事件,不正競争行為差止等請求事件
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不正競争防止法2条1項15号 不正競争防止法4条 商標法36条 商標法50条1項
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ライセンス | 85回 | 商標権 | 81回 | 審決 | 20回 | 差止 | 18回 |
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[概要] 1(1) 第1事件
第1事件は,原告会社が,原告会社と被告会社との間にはパーソナルトレー
ニングを実店舗ジムで行う事業を展開することについて,原告会社をライセン
サー,被告会社をライセンシーとするライセンス契約が締結されていたところ,
両者が同契約と交換的に締結した原告会社から被告会社への営業譲渡契約は,20
被告会社の債務不履行により解除されたにもかかわらず,被告会社が上記事業
を継続していると主張して,被告会社に対し,(1)ライセンシーの競業避止義
務につき定める上記ライセンス契約6条①に基づき,上記事業を営むことの差
止めを求め(第1事件請求の趣旨第1項),ライセンス契約終了後のノウハウ
等の使用中止につき定める上記ライセンス契約16条1項①に基づき被告会25
社のカタログ等に別紙被告会社標章目録記載1~3の各標章(以下,番号に従
い「被告会社標章1」などといい,これらを総称するときは「被告会社各標章」
という。)を付して頒布することの差止めを求める(同請求の趣旨第2項)と
ともに,上記ライセンス契約16条1項①の債務不履行(平成28年3月8日
から2年間は選択的に上記競業避止義務の債務不履行)に基づく損害賠償とし
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商標権
平成30年8月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10038審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告独立行政法人日本学生支援機構 原告学校法人国際学友会
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商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年3月11日,「国際学友会日本語学校」の文字を横書
きしてなり,指定役務を第41類「国際交流を目的とした教育研修・講座の
企画又は運営,国際交流を目的とした教育研修・講座の企画又は運営に関す
る情報の提供,国際交流を目的とした研修施設の提供,国際交流を目的とし
た研修施設の提供に関する情報の提供,国際交流を目的とした展示会の企画
又は運営,国際交流を目的とした展示会の企画又は運営に関する情報の提供,
国際会議・セミナーの企画・運営又は開催,国際教育交流関連会議の企画・
運営又は開催,国際文化交流・国際親善のためのセミナーの企画・運営又は
開催,技芸・スポーツ又は知識の教授,生け花の教授,学習塾における教授,
空手の教授,着物着付けの教授,剣道の教授,高等学校における教育,語学
の教授,国家資格取得講座における教授,茶道の教授,自動車運転の教授,
柔道の教授,小学校における教育,水泳の教授,そろばんの教授,大学にお
ける教授,中学校における教育,テニスの教授,ピアノの教授,美容の教授,
舞踊の教授,簿記の教授,洋裁の教授,理容の教授,和裁の教授,動物の調
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10037審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告独立行政法人日本学生支援機構 原告学校法人国際学友会
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商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年1月7日,「関西国際学友会」の文字を横書きしてな
り,指定役務を第41類「国際交流を目的とした教育研修・講座の企画又は
運営,国際交流を目的とした教育研修・講座の企画又は運営に関する情報の
提供,国際交流を目的とした研修施設の提供,国際交流を目的とした研修施
設の提供に関する情報の提供,国際交流を目的とした展示会の企画又は運営,
国際交流を目的とした展示会の企画又は運営に関する情報の提供,国際会議・
セミナーの企画・運営又は開催,国際教育交流関連会議の企画・運営又は開
催,国際文化交流・国際親善のためのセミナーの企画・運営又は開催,技芸・
スポーツ又は知識の教授,生け花の教授,学習塾における教授,空手の教授,
着物着付けの教授,剣道の教授,高等学校における教育,語学の教授,国家
資格取得講座における教授,茶道の教授,自動車運転の教授,柔道の教授,
小学校における教育,水泳の教授,そろばんの教授,大学における教授,中
学校における教育,テニスの教授,ピアノの教授,美容の教授,舞踊の教授,
簿記の教授,洋裁の教授,理容の教授,和裁の教授,動物の調教,植物の供
▶判決の詳細
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商標権
平成30年7月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)14637一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
被告合同会社グレイスランド
A 原告株式会社タカギ
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商標法26条1項6号 商標法36条1項 民法709条 商標法38条2項
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[概要] 1 本件は,浄水器及びその交換用カートリッジ等の製造及び販売等を業とする10
原告が,インターネット上のショッピングモールの店舗において,被告らが原
告の登録商標と類似し,また原告の著名又は周知な商品等表示と類似する複数
の標章を使用して家庭用浄水器のろ過カートリッジを販売しているなどと主張
して,被告グレイスランドに対して商標法36条1項及び不正競争防止法(以
下「不競法」という。)3条1項に基づき上記各標章の使用の差止め並びに商15
標法36条2項及び不競法3条2項に基づきウェブサイトからの上記各標章の
除却を求めるとともに,被告らに対して民法709条及び民法719条1項前
段に基づき(Aに対しては選択的に会社法429条1項及び同法597条に基
づき)損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10005審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告ルイスポールセンエイ/エス 原告株式会社R&MJaPan
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商標法4条1項19号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,以下の商標(登録第5685459号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,2)。
商 標 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成26年1月30日
登録査定日 平成26年6月4日
設定登録日 平成26年7月11日
指定役務
第35類「織物及び寝具類の小売又は卸売の業務において行われる顧客
に対する便益の提供,かばん類及び袋物の小売又は卸売の業務において行
われる顧客に対する便益の提供,身の回り品の小売又は卸売の業務におい
て行われる顧客に対する便益の提供,家具の小売又は卸売の業務において
行われる顧客に対する便益の提供,電球類及び照明用器具類の小売又は卸
売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,時計及び眼鏡の小売
又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,屋内用ブライ
▶判決の詳細
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商標権
平成30年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10004審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ルイスポールセンエイ/エス 原告株式会社R&MJaPan
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不正競争防止法2条1項1号 商標法4条1項19号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,以下の商標(登録第5643726号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,2)。
商 標 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成25年6月14日
登録査定日 平成25年12月27日
設定登録日 平成26年1月17日
指定役務
第35類「織物及び寝具類の小売又は卸売の業務において行われる顧客
に対する便益の提供,かばん類及び袋物の小売又は卸売の業務において行
われる顧客に対する便益の提供,身の回り品の小売又は卸売の業務におい
て行われる顧客に対する便益の提供,家具の小売又は卸売の業務において
行われる顧客に対する便益の提供,電球類及び照明用器具類の小売又は卸
売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,時計及び眼鏡の小売
又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,屋内用ブライ
▶判決の詳細
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商標権
平成30年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10029審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y楠屋宏行 原告レースクイーン・インク
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商標法4条1項10号 商標法3条1項4号
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[概要] 本件は,商標登録の無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争
点は商標法4条1項10号の事由の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年7月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y楠屋宏行 原告レースクイーン・インク
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商標法4条1項10号 商標法3条1項5号
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[概要] 本件は,商標登録の無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争
点は商標法4条1項10号の事由の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年7月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9989請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
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不正競争防止法2条1項1号 商標法36条1項 商標法26条1項2号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 請求の要旨5
本件は,妊産婦用商品の製造販売を業とする原告が,育児用品等の製造販売を業
とする被告が,別紙被告商品パッケージ目録記載の各商品パッケージ(以下,番号
に応じて「被告商品パッケージ1」などといい,被告商品パッケージ1及び被告商
品パッケージ2を併せて「被告各商品パッケージ」という。)を商品パッケージと
する妊産婦用腹帯(以下,商品パッケージが被告商品パッケージ1である妊産婦用10
腹帯を「被告商品1」,商品パッケージが被告商品パッケージ2である妊産婦用腹
帯を「被告商品2」といい,上記各商品を併せて「被告各商品」という。)を販売
する行為に関し,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年7月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10011却下
商標登録維持決定取消請求事件
被告特許庁長官
国 原告ベストライセンス株式会社
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商標法43条の3 商標法10条1項 民事訴訟法140条
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[概要] 1 本件は,原告が,登録第5877169号商標について特許庁長官に登録異
議申立て(異議2016-900336号事件。以下「本件登録異議事件」とい
う。)をしたのに対し,特許庁審判官が上記商標の商標登録を維持するとの決定
(以下「本件決定」という。)をしたことから,被告特許庁長官に対し,①本件決
定の取消し,②本件登録異議事件についての商標登録取消決定の義務付けを求める
とともに,被告らとの間で,③商標法43条の3第5項が違憲無効であることの確
認,④商標登録出願の全部を分割しても出願分割の効果が認められず出願日の遡及
効が認められない旨の解釈が違憲無効であることの確認,⑤商標登録異議事件の審
理手続において異議申立人に反論の機会を全く与えず商標登録の維持決定をするこ
とが違憲無効であることの確認を,それぞれ求める事案である。なお,原告は,被
告国に対し,200万円の支払を求めていたが,同請求に係る部分の弁論は分離さ
れ,東京地方裁判所に移送されている。
2 請求原因事実は,別紙平成30年3月14日付け「訴状(補充)」の「第2
請求の原因」記載のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)12058
商標権侵害行為差止等請求事件
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商標法4条1項19号 商標法4条1項7号 商標法4条1項10号 商標法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,「KCP」の文字からなる商標(本件商標)につき商標権を有する
原告が,被告らによる被告標章が付された名刺の使用,被告標章が付されたコ
ンクリートポンプ車の販売,及び被告標章のウェブページへの掲載が上記商標
権を侵害すると主張して,被告らに対し,①商標法36条1項及び同2項に基25
づき,被告標章を付したコンクリートポンプ車等の販売及び同販売に係る営業
活動等の差止め,並びにコンクリートポンプ車等の廃棄,②同条1項に基づき,
ウェブページ上の本件商標及びこれに類似する商標の削除,③同法39条及び
特許法106条に基づき,新聞及びウェブページにおける謝罪広告の掲載,④
民法709条及び商標法38条2項に基づき,損害賠償金2140万円及びこ
れに対する不法行為後の日(訴状送達の日の翌日。被告Yにつき平成29年45
月30日,被告会社につき同年5月2日)から各支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10007審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y1
株式会社千鳥饅頭総本舗
Y2 原告株式会社千鳥屋宗家
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商標法4条1項7号 商標法10条1項 民法644条
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商標権 | 36回 | 無効 | 30回 | 審決 | 21回 | 無効審判 | 16回 |
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[概要] 本件は,商標登録の無効審判請求を不成立とした審決についての取消訴訟の
事案である。主たる争点は,商標法4条1項7号該当性に関する審決の判断の
当否である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10002審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告株式会社メイプル会
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商標法4条1項11号 商標法10条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年7月14日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本
願商標」という。)について,商標登録出願(商願2016-75858号。
以下「本件出願」という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10001審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告株式会社メイプル会
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年7月26日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本
願商標」という。)について,商標登録出願(商願2016-79798号)
をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10228審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ケントジャパン株式会社 原告スペリー・トップ‐サイダー・リミテ
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商標法2条3項1号 商標法2条3項2号 商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5487411号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲2,6)。
商 標 別紙商標目録記載のとおり
登録出願日 平成23年11月16日
設定登録日 平成24年4月20日
指 定 商 品 第25類「ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト」
(2) 原告は,平成28年5月18日,本件商標について,商標法50条1項所
定の商標登録取消審判(以下「本件審判」という。)を請求し,同月30日,
その登録がされた(甲6)。
特許庁は,本件審判の請求を取消2016-300335号事件として審
理し,平成29年8月3日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月11日,原告に送
達された。
(3) 原告は,平成29年12月8日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ツイン 原告株式会社バンビーナ
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商標法2条3項1号 商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟であり,争点は被告による商標使用の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10214審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社タグチ工業 原告東宝株式会社佐竹勝一
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成23年11月21日,別紙商標目録記載の商標(以下「本件商
標」という。)につき,指定商品を第7類「鉱山機械器具,土木機械器具,荷役機
械器具,農業用機械器具,廃棄物圧縮装置,廃棄物破砕装置」(以下「本件指定商
品」という。)として,商標登録出願をし,本件商標は,平成24年4月27日,
登録された(登録第5490432号)。(甲1)
⑵ 原告は,平成29年2月22日,本件商標について,商標登録無効審判を請
求した。なお,原告は,商標法4条1項15号及び19号に関し,「GODZIL
LA」との文字から成る商標(以下「引用商標」という。)を引用した。(甲17
5)
⑶ 特許庁は,原告の請求を無効2017-890010号事件として審理し,
平成29年10月16日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決
書(写し)記載の審決をし(以下「本件審決」という。),その謄本は,同月26
日,原告に送達された。
⑷ 原告は,平成29年11月22日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25640等一部認容
商標権侵害差止等請求事件,虚偽事実告知・流布行為差止等請求事件
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商標法38条2項 著作権法114条2項 商標法26条1項3号 不正競争防止法2条1項15号
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侵害 | 170回 | 商標権 | 69回 | 損害賠償 | 20回 | 差止 | 18回 |
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[概要] 1 甲事件の概要
甲事件の概要は,次のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アクティプリント株式会社松下正 原告株式会社マインドウインド
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下の商標(登録第5053467号)の商標権者である。(甲1,
2)
登録商標:別紙商標目録記載のとおり(以下「本件商標」という。)
登録出願:平成18年10月4日
設定登録:平成19年6月8日
更新登録:平成29年6月20日
指定商品:第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,
履物,仮装用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」
⑵ 被告は,平成29年7月20日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商品
のうち第25類「被服」について,継続して3年以上日本国内において商標権者,
専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないとして,商標法5
0条1項の規定に基づく商標登録の取消しを求める審判を請求し,当該請求は同年
8月3日に登録された。(甲1)
⑶ 特許庁は,これを取消2017-300526号事件として審理し,平成2
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9779
商標権侵害行為差止請求事件
被告森島酒造株式会社
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商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)の商標権25
を有する原告が,被告が別紙被告標章目録記載の標章(以下「被告標章」とい
う。)を付して日本酒を販売していること等が原告の商標権を侵害すると主張
し,被告に対し,商標法36条1項に基づき「白砂青松」の標章を付した商品
の販売等の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき同標章を付した同商品
の宣伝用ポスター,チラシ,パンフレット,包装等の廃棄及びウェブサイト目
録記載のウェブサイトから同標章の削除を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがない事実並びに文中掲記した証拠及び弁論の全
趣旨により認定できる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,A商店の商号で酒類の製造・販売等を業とする商人である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10217審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官板谷玲子 原告株式会社鳥せゑ齊藤真大
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月18日,別紙記載1の商標(以下「本願商標」と
いう。)について,指定役務を第43類「飲食物の提供」として,商標登録
出願をした(商願2016-44062号。甲12)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成29年3月21日付けで拒絶査
定を受けたので,同年6月23日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した
(不服2017-9191号。甲15,16)。
(3) 特許庁は,平成29年10月17日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
とする審決をし,その謄本は同月31日に原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年11月28日,審決の取消しを求めて本件訴えを提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告EH株式会社 原告株式会社仏宝細井大輔
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商標法4条1項11号 商標法4条1項19号
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
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商標権
平成30年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10078審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y山田克巳 原告X中野仁
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商標法4条1項8号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号 商標法4条1項10号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争点は,
商標法4条1項8号,10号,15号及び19号の各該当性判断の誤りの有無であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月29日 知的財産高等裁判所 長野地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10082等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
X 被控訴人兼附帯控訴人マイクロソフトコーポレーション
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商標法38条1項 民法709条 商標法2条3項8号 商標法26条1項6号
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商標権 | 15回 | 侵害 | 14回 | 特許権 | 5回 | ライセンス | 3回 |
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[概要] 1 控訴人兼附帯被控訴人(以下「1審被告」という。)は,少なくとも平成23
年11月中旬から平成26年5月23日まで,自己が運営責任者である「プロダク
トキー販売 A」と称するウェブサイト(以下「1審被告ウェブサイト」という。)
において,取扱商品として「マイクロソフトのプロダクトキーを扱っております。」,
新着情報として「マイクロソフトの Windows や Office 等のプロダクトキーを販売
しています。ダウンロード版と考えてもらえれば分かりやすいと思います。」と表記
するなどして,「マイクロソフト」という標章(以下「1審被告標章」という。)を使
用し,原判決別紙被告掲載商品一覧表及び別紙原告製品一覧表各記載のOS又はア
プリケーションプログラムのソフトウェア製品(以下,併せて「1審原告製品」と
いう。)のプロダクトキー(プログラムをコンピュータにインストールするに際し,
入力が求められるシリアルデータであって,ユーザーが被控訴人兼附帯控訴人から
ライセンスの認証を受けるために必要なものをいう。以下,1審被告が販売したプ
ロダクトキーを総称して「1審被告商品」という。)を,原判決別紙被告掲載商品一
覧表記載の販売価格で販売するとの内容を掲載する行為をし,その後,購入者に対
して1審被告商品を提供した。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10211審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中亨子 原告株式会社エイエムジー
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性(商標の類否及び指定商品の類否)
である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5423一部認容
損害賠償請求事件
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項2号 商標法38条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙原告標章目録記載の標章(以下「原告標章」という。)を登録商標とす20
る別紙原告商標権目録1及び2記載の商標権(以下「原告商標権1」などといい,併
せて「原告各商標権」という。また,その登録商標を「原告商標1」などといい,併
せて「原告各商標」という。)を有する原告が,被告が別紙被告商品目録記載1ないし
8(以下「被告商品1」などといい,併せて「被告各商品」という。)を販売のために
展示し,又は販売した行為(以下「販売等」という。)が,原告各商標権(被告商品1,25
2,5ないし8につき原告商標権2,被告商品3及び4につき原告商標権1)を侵害
し又は侵害するものとみなされる(商標法25条,37条1号)旨主張するとともに,
原告の商品等表示として周知又は著名な商品等表示と同一又は類似の商品等表示を
使用した商品を譲渡又は譲渡のために展示したものであって不正競争防止法2条1
項1号又は2号の不正競争に該当する旨主張して,被告に対し,民法709条又は不
正競争防止法4条に基づき,選択的に,損害賠償として,108万1490円(商標5
法38条2項又は不正競争防止法5条2項により算定される損害額),108万14
90円(信用毀損等による無形損害額)及び21万6298円(弁護士費用)の合計
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商標権
平成30年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10170審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社クレフ 原告エフイートレード株式会社高瀬亜富
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商標法3条1項1号 商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条1項6号
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[概要] れるか,当裁判所に顕著な事実である。)
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10169審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社ローソン宮城和浩 原告株式会社ファインフードネットワーク
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商標法4条1項11号 商標法4条1項16号 商標法27条1項 商標法3条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する一部不成立審決の取消訴訟である。争点
は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)39594
商標権侵害差止等請求事件
被告A
各商品に付された標章が本件登録防護標章であるという認識まで
各商品の廃棄を求め,併せて弁護士費用相当額の損害金10万円及びこれ
商品目録 原告は,別紙
商標目録記載の商標につき,次のとおりの商標権(以下「
は,本件商標権を有し,本件防護標章登録を受けているところ,被告
は,被告の上記侵害行為により,弁護士に委任し本件訴訟を提起及び
商標目録
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商標法67条1号 商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙原告商標目録記載の商標に係る商標権を有する原告が,被告に
対し,被告が同商標に係る登録防護標章を付した別紙被告商品目録記載の各商
品(以下,併せて「被告各商品」という。)を譲渡等することにより原告の商5
標権を侵害したと主張して,商標法67条1号及び2号並びに36条1項及び
2項に基づき被告各商品の譲渡等の禁止を求めるとともにその廃棄を求め,併
せて,商標権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求として弁護士費用相当額5
0万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成29年12月20日(訴
状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害10
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)19011請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社トルース
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商標法38条2項 商標法36条2項 商標法36条1項
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[概要] 1 請求の概要
本件は,別紙3商標目録記載の各商標登録(以下,その登録商標を,個別には同25
目録の番号に対応して「本件商標1」などといい,これらを併せて「本件各商標」
という。)に係る各商標権(以下,個別には同目録の番号に対応して「本件商標権
1」などといい,これらを併せて「本件各商標権」という。)を有する原告が,①
別紙1被告標章目録記載1の標章(以下「被告標章1」という。)は本件商標1に
類似し,同目録記載2の標章(以下「被告標章2」といい,被告標章1と併せて「被
告各標章」という。)は本件商標2に類似するから,被告が被告各標章を付したハ5
ンドバッグ,ショルダーバッグ等の各種バッグ(以下「被告バッグ」という。これ
らはいずれも本件各商標権に係る指定商品に該当する。)を輸入し,製造し,販売
し,販売のために展示すること(以下,これらの行為を併せて「販売等」という。)
は,いずれも本件各商標権を侵害するとみなされる行為に当たる,②本件各商標は
原告の商品等表示として需要者の間に広く認識されているから,被告による被告バ10
ッグの販売等は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号の不正
競争行為にも当たる(なお,原告が同号の商品等表示として特定した表示は,実際
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10168審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y髙橋久紀 原告株式会社トライ・インターナショナル
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟であり,争点は,商標法4条1項
11号該当性(商標の類否)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10175審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告TAC株式会社生田哲郎 原告X長沢美智子
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商標法50条 商標法50条1項 商標法2条3項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下の商標(登録第4622187号)の商標権者である。(甲1)
登録商標:別紙商標目録記載のとおり(以下「本件商標」という。)
登録出願:平成13年4月18日
設定登録:平成14年11月22日
指定商品:第9類「電子計算機(中央処理装置及び電子計算機用プログラムを記
憶させた電子回路・磁気ディスク・磁気テープその他の周辺機器を含む),その他
の電子応用機械器具,録画済みビデオディスク及びビデオテープ」
指定役務:第35類「広告,トレ-ディングスタンプの発行,経営の診断及び指
導,市場調査,商品の販売に関する情報の提供,ホテルの事業の管理,職業のあっ
せん,競売の運営,輸出入に関する事務の代理又は代行,新聞の予約購読の取次ぎ,
書類の複製,速記,筆耕,電子計算機・タイプライター・テレックス又はこれらに
準ずる事務用機器の操作,文書又は磁気テープのファイリング,建築物における来
訪者の受付及び案内,広告用具の貸与,タイプライター・複写機及びワ-ドプロセ
ツサの貸与」
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)123請求棄却
差止請求事件
被告有限会社ジョイファーム小田原
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商標法4条1項10号 商標法32条 商標法2条6項 商標法36条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は,第35類「加工食料品の小売又は卸売の業務において行われる顧客
に対する便益の提供」(以下「 本件 指定役務 」という。)を指定役務とする
「ジョイファーム」との標準文字の登録商標(以下「本件商標」という。)に
係る商標権(以下「本件商標権」という。)を有する原告が,被告が別紙被告
商品目録記載1ないし3の各商品(以下,番号順に「被告商品1」などといい,25
各商品を一括して「被告各商品」という。)の包装に別紙被告標章目録記載1
又は2の各標章(以下,番号順に「被告標章1」,「被告標章2」といい,一
括して「被告各標章」という。)を付する行為等が本件商標権を侵害するもの
とみなされる(商標法37条)旨主張して,被告に対し,商標法36条1項に
基づき,被告各商品の包装に被告各標章を付す行為並びに被告商品1の包装に
被告標章1を付したもの及び被告商品2及び3の包装に被告標章2を付したも5
のの販売若しくは販売のための展示の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)38082一部認容
損害賠償請求事件
原告有限会社風神
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商標法38条3項 商標法32条1項
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[概要] 本件は,「アロマグランデ」の標準文字からなる商標に係る商標権を有する原
告が,被告による「RFアロマグランデ」との標章の使用が原告の商標権の侵害25
に当たる旨主張して,民法709条及び商標法38条3項に基づき,一部請求と
して,損害賠償金330万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成28
年5月21日(原告が被告に本件請求の通知を送付した日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10104控訴棄却
販売差し止め等請求控訴事件
控訴人(一審被告)株式会社ジュエリー・ミウラ大西雄太 被控訴人(一審原告)株式会社ミツムラ
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商標法2条3項 商標法36条1項
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載1及び2の商標(以下,それぞれ「本件商標1」「本
件商標2」といい,併せて「本件商標」という。)につき商標権(以下,それぞれ
「本件商標権1」「本件商標権2」といい,併せて「本件商標権」という。)を有
する被控訴人が,控訴人による商品に関する広告に別紙控訴人標章目録記載1及び
2の標章(以下,それぞれ「控訴人標章1」「控訴人標章2」といい,併せて「控
訴人標章」という。)を付して頒布する行為が本件商標権を侵害する旨主張して,
控訴人に対し,商標法36条1項,2項に基づき控訴人の商品の販売及び頒布の差
止め並びに廃棄を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10154審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中幸一 原告株式会社みやび
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商標法4条1項11号 商標法68条の40 商標法77条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年2月13日,別紙記載1(1)の商標(以下「本願商
標」という。)について,指定商品を第30類「洋菓子,和菓子,食パン」
として,商標登録出願をした(商願2015-17135号。甲1)。
(2) 原告は,上記商標出願に対して,平成28年6月7日付けで拒絶査定を受
けたので,同年8月9日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(不服2
016-12847号。甲4,5,乙14)。
(3) 特許庁は,平成29年6月8日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
とする審決をし,その謄本は同年7月2日に原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年7月25日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起し
た。
2 審決の理由の要旨
審決の理由は,別紙審決書(写し)記載のとおりである。要するに,本願商
標は,別紙記載2の登録商標(以下「引用商標」という。)と類似する商標で
あり,かつ,本願商標の指定商品と引用商標の指定商品とは,同一又は類似す
▶判決の詳細
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