権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成30年6月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10001審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告株式会社メイプル会
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年7月26日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本
願商標」という。)について,商標登録出願(商願2016-79798号)
をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10228審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ケントジャパン株式会社 原告スペリー・トップ‐サイダー・リミテ
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商標法2条3項1号 商標法2条3項2号 商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5487411号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲2,6)。
商 標 別紙商標目録記載のとおり
登録出願日 平成23年11月16日
設定登録日 平成24年4月20日
指 定 商 品 第25類「ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト」
(2) 原告は,平成28年5月18日,本件商標について,商標法50条1項所
定の商標登録取消審判(以下「本件審判」という。)を請求し,同月30日,
その登録がされた(甲6)。
特許庁は,本件審判の請求を取消2016-300335号事件として審
理し,平成29年8月3日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月11日,原告に送
達された。
(3) 原告は,平成29年12月8日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ツイン 原告株式会社バンビーナ
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商標法2条3項1号 商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟であり,争点は被告による商標使用の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10214審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社タグチ工業 原告東宝株式会社佐竹勝一
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成23年11月21日,別紙商標目録記載の商標(以下「本件商
標」という。)につき,指定商品を第7類「鉱山機械器具,土木機械器具,荷役機
械器具,農業用機械器具,廃棄物圧縮装置,廃棄物破砕装置」(以下「本件指定商
品」という。)として,商標登録出願をし,本件商標は,平成24年4月27日,
登録された(登録第5490432号)。(甲1)
⑵ 原告は,平成29年2月22日,本件商標について,商標登録無効審判を請
求した。なお,原告は,商標法4条1項15号及び19号に関し,「GODZIL
LA」との文字から成る商標(以下「引用商標」という。)を引用した。(甲17
5)
⑶ 特許庁は,原告の請求を無効2017-890010号事件として審理し,
平成29年10月16日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決
書(写し)記載の審決をし(以下「本件審決」という。),その謄本は,同月26
日,原告に送達された。
⑷ 原告は,平成29年11月22日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
▶判決の詳細
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商標権
平成30年6月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25640等一部認容
商標権侵害差止等請求事件,虚偽事実告知・流布行為差止等請求事件
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商標法38条2項 著作権法114条2項 商標法26条1項3号 不正競争防止法2条1項15号
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侵害 | 170回 | 商標権 | 69回 | 損害賠償 | 20回 | 差止 | 18回 |
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[概要] 1 甲事件の概要
甲事件の概要は,次のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アクティプリント株式会社松下正 原告株式会社マインドウインド
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下の商標(登録第5053467号)の商標権者である。(甲1,
2)
登録商標:別紙商標目録記載のとおり(以下「本件商標」という。)
登録出願:平成18年10月4日
設定登録:平成19年6月8日
更新登録:平成29年6月20日
指定商品:第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,
履物,仮装用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」
⑵ 被告は,平成29年7月20日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商品
のうち第25類「被服」について,継続して3年以上日本国内において商標権者,
専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないとして,商標法5
0条1項の規定に基づく商標登録の取消しを求める審判を請求し,当該請求は同年
8月3日に登録された。(甲1)
⑶ 特許庁は,これを取消2017-300526号事件として審理し,平成2
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9779
商標権侵害行為差止請求事件
被告森島酒造株式会社
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商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)の商標権25
を有する原告が,被告が別紙被告標章目録記載の標章(以下「被告標章」とい
う。)を付して日本酒を販売していること等が原告の商標権を侵害すると主張
し,被告に対し,商標法36条1項に基づき「白砂青松」の標章を付した商品
の販売等の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき同標章を付した同商品
の宣伝用ポスター,チラシ,パンフレット,包装等の廃棄及びウェブサイト目
録記載のウェブサイトから同標章の削除を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがない事実並びに文中掲記した証拠及び弁論の全
趣旨により認定できる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,A商店の商号で酒類の製造・販売等を業とする商人である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10217審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官板谷玲子 原告株式会社鳥せゑ齊藤真大
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月18日,別紙記載1の商標(以下「本願商標」と
いう。)について,指定役務を第43類「飲食物の提供」として,商標登録
出願をした(商願2016-44062号。甲12)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成29年3月21日付けで拒絶査
定を受けたので,同年6月23日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した
(不服2017-9191号。甲15,16)。
(3) 特許庁は,平成29年10月17日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
とする審決をし,その謄本は同月31日に原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年11月28日,審決の取消しを求めて本件訴えを提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告EH株式会社 原告株式会社仏宝細井大輔
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商標法4条1項11号 商標法4条1項19号
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10078審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y山田克巳 原告X中野仁
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商標法4条1項8号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号 商標法4条1項10号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争点は,
商標法4条1項8号,10号,15号及び19号の各該当性判断の誤りの有無であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月29日 知的財産高等裁判所 長野地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10082等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
X 被控訴人兼附帯控訴人マイクロソフトコーポレーション
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商標法38条1項 民法709条 商標法2条3項8号 商標法26条1項6号
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商標権 | 15回 | 侵害 | 14回 | 特許権 | 5回 | ライセンス | 3回 |
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[概要] 1 控訴人兼附帯被控訴人(以下「1審被告」という。)は,少なくとも平成23
年11月中旬から平成26年5月23日まで,自己が運営責任者である「プロダク
トキー販売 A」と称するウェブサイト(以下「1審被告ウェブサイト」という。)
において,取扱商品として「マイクロソフトのプロダクトキーを扱っております。」,
新着情報として「マイクロソフトの Windows や Office 等のプロダクトキーを販売
しています。ダウンロード版と考えてもらえれば分かりやすいと思います。」と表記
するなどして,「マイクロソフト」という標章(以下「1審被告標章」という。)を使
用し,原判決別紙被告掲載商品一覧表及び別紙原告製品一覧表各記載のOS又はア
プリケーションプログラムのソフトウェア製品(以下,併せて「1審原告製品」と
いう。)のプロダクトキー(プログラムをコンピュータにインストールするに際し,
入力が求められるシリアルデータであって,ユーザーが被控訴人兼附帯控訴人から
ライセンスの認証を受けるために必要なものをいう。以下,1審被告が販売したプ
ロダクトキーを総称して「1審被告商品」という。)を,原判決別紙被告掲載商品一
覧表記載の販売価格で販売するとの内容を掲載する行為をし,その後,購入者に対
して1審被告商品を提供した。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10211審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中亨子 原告株式会社エイエムジー
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性(商標の類否及び指定商品の類否)
である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5423一部認容
損害賠償請求事件
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項2号 商標法38条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙原告標章目録記載の標章(以下「原告標章」という。)を登録商標とす20
る別紙原告商標権目録1及び2記載の商標権(以下「原告商標権1」などといい,併
せて「原告各商標権」という。また,その登録商標を「原告商標1」などといい,併
せて「原告各商標」という。)を有する原告が,被告が別紙被告商品目録記載1ないし
8(以下「被告商品1」などといい,併せて「被告各商品」という。)を販売のために
展示し,又は販売した行為(以下「販売等」という。)が,原告各商標権(被告商品1,25
2,5ないし8につき原告商標権2,被告商品3及び4につき原告商標権1)を侵害
し又は侵害するものとみなされる(商標法25条,37条1号)旨主張するとともに,
原告の商品等表示として周知又は著名な商品等表示と同一又は類似の商品等表示を
使用した商品を譲渡又は譲渡のために展示したものであって不正競争防止法2条1
項1号又は2号の不正競争に該当する旨主張して,被告に対し,民法709条又は不
正競争防止法4条に基づき,選択的に,損害賠償として,108万1490円(商標5
法38条2項又は不正競争防止法5条2項により算定される損害額),108万14
90円(信用毀損等による無形損害額)及び21万6298円(弁護士費用)の合計
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10170審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社クレフ 原告エフイートレード株式会社高瀬亜富
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商標法3条1項1号 商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条1項6号
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[概要] れるか,当裁判所に顕著な事実である。)
▶判決の詳細
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商標権
平成30年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10169審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社ローソン宮城和浩 原告株式会社ファインフードネットワーク
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商標法4条1項11号 商標法4条1項16号 商標法27条1項 商標法3条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する一部不成立審決の取消訴訟である。争点
は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)39594
商標権侵害差止等請求事件
被告A
各商品に付された標章が本件登録防護標章であるという認識まで
各商品の廃棄を求め,併せて弁護士費用相当額の損害金10万円及びこれ
商品目録 原告は,別紙
商標目録記載の商標につき,次のとおりの商標権(以下「
は,本件商標権を有し,本件防護標章登録を受けているところ,被告
は,被告の上記侵害行為により,弁護士に委任し本件訴訟を提起及び
商標目録
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商標法67条1号 商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙原告商標目録記載の商標に係る商標権を有する原告が,被告に
対し,被告が同商標に係る登録防護標章を付した別紙被告商品目録記載の各商
品(以下,併せて「被告各商品」という。)を譲渡等することにより原告の商5
標権を侵害したと主張して,商標法67条1号及び2号並びに36条1項及び
2項に基づき被告各商品の譲渡等の禁止を求めるとともにその廃棄を求め,併
せて,商標権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求として弁護士費用相当額5
0万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成29年12月20日(訴
状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害10
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)19011請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社トルース
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商標法38条2項 商標法36条2項 商標法36条1項
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[概要] 1 請求の概要
本件は,別紙3商標目録記載の各商標登録(以下,その登録商標を,個別には同25
目録の番号に対応して「本件商標1」などといい,これらを併せて「本件各商標」
という。)に係る各商標権(以下,個別には同目録の番号に対応して「本件商標権
1」などといい,これらを併せて「本件各商標権」という。)を有する原告が,①
別紙1被告標章目録記載1の標章(以下「被告標章1」という。)は本件商標1に
類似し,同目録記載2の標章(以下「被告標章2」といい,被告標章1と併せて「被
告各標章」という。)は本件商標2に類似するから,被告が被告各標章を付したハ5
ンドバッグ,ショルダーバッグ等の各種バッグ(以下「被告バッグ」という。これ
らはいずれも本件各商標権に係る指定商品に該当する。)を輸入し,製造し,販売
し,販売のために展示すること(以下,これらの行為を併せて「販売等」という。)
は,いずれも本件各商標権を侵害するとみなされる行為に当たる,②本件各商標は
原告の商品等表示として需要者の間に広く認識されているから,被告による被告バ10
ッグの販売等は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号の不正
競争行為にも当たる(なお,原告が同号の商品等表示として特定した表示は,実際
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10168審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y髙橋久紀 原告株式会社トライ・インターナショナル
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟であり,争点は,商標法4条1項
11号該当性(商標の類否)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10175審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告TAC株式会社生田哲郎 原告X長沢美智子
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商標法50条 商標法50条1項 商標法2条3項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下の商標(登録第4622187号)の商標権者である。(甲1)
登録商標:別紙商標目録記載のとおり(以下「本件商標」という。)
登録出願:平成13年4月18日
設定登録:平成14年11月22日
指定商品:第9類「電子計算機(中央処理装置及び電子計算機用プログラムを記
憶させた電子回路・磁気ディスク・磁気テープその他の周辺機器を含む),その他
の電子応用機械器具,録画済みビデオディスク及びビデオテープ」
指定役務:第35類「広告,トレ-ディングスタンプの発行,経営の診断及び指
導,市場調査,商品の販売に関する情報の提供,ホテルの事業の管理,職業のあっ
せん,競売の運営,輸出入に関する事務の代理又は代行,新聞の予約購読の取次ぎ,
書類の複製,速記,筆耕,電子計算機・タイプライター・テレックス又はこれらに
準ずる事務用機器の操作,文書又は磁気テープのファイリング,建築物における来
訪者の受付及び案内,広告用具の貸与,タイプライター・複写機及びワ-ドプロセ
ツサの貸与」
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)123請求棄却
差止請求事件
被告有限会社ジョイファーム小田原
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商標法4条1項10号 商標法32条 商標法2条6項 商標法36条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は,第35類「加工食料品の小売又は卸売の業務において行われる顧客
に対する便益の提供」(以下「 本件 指定役務 」という。)を指定役務とする
「ジョイファーム」との標準文字の登録商標(以下「本件商標」という。)に
係る商標権(以下「本件商標権」という。)を有する原告が,被告が別紙被告
商品目録記載1ないし3の各商品(以下,番号順に「被告商品1」などといい,25
各商品を一括して「被告各商品」という。)の包装に別紙被告標章目録記載1
又は2の各標章(以下,番号順に「被告標章1」,「被告標章2」といい,一
括して「被告各標章」という。)を付する行為等が本件商標権を侵害するもの
とみなされる(商標法37条)旨主張して,被告に対し,商標法36条1項に
基づき,被告各商品の包装に被告各標章を付す行為並びに被告商品1の包装に
被告標章1を付したもの及び被告商品2及び3の包装に被告標章2を付したも5
のの販売若しくは販売のための展示の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)38082一部認容
損害賠償請求事件
原告有限会社風神
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商標法38条3項 商標法32条1項
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[概要] 本件は,「アロマグランデ」の標準文字からなる商標に係る商標権を有する原
告が,被告による「RFアロマグランデ」との標章の使用が原告の商標権の侵害25
に当たる旨主張して,民法709条及び商標法38条3項に基づき,一部請求と
して,損害賠償金330万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成28
年5月21日(原告が被告に本件請求の通知を送付した日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年2月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10104控訴棄却
販売差し止め等請求控訴事件
控訴人(一審被告)株式会社ジュエリー・ミウラ大西雄太 被控訴人(一審原告)株式会社ミツムラ
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商標法2条3項 商標法36条1項
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載1及び2の商標(以下,それぞれ「本件商標1」「本
件商標2」といい,併せて「本件商標」という。)につき商標権(以下,それぞれ
「本件商標権1」「本件商標権2」といい,併せて「本件商標権」という。)を有
する被控訴人が,控訴人による商品に関する広告に別紙控訴人標章目録記載1及び
2の標章(以下,それぞれ「控訴人標章1」「控訴人標章2」といい,併せて「控
訴人標章」という。)を付して頒布する行為が本件商標権を侵害する旨主張して,
控訴人に対し,商標法36条1項,2項に基づき控訴人の商品の販売及び頒布の差
止め並びに廃棄を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10154審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中幸一 原告株式会社みやび
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商標法4条1項11号 商標法68条の40 商標法77条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年2月13日,別紙記載1(1)の商標(以下「本願商
標」という。)について,指定商品を第30類「洋菓子,和菓子,食パン」
として,商標登録出願をした(商願2015-17135号。甲1)。
(2) 原告は,上記商標出願に対して,平成28年6月7日付けで拒絶査定を受
けたので,同年8月9日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(不服2
016-12847号。甲4,5,乙14)。
(3) 特許庁は,平成29年6月8日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
とする審決をし,その謄本は同年7月2日に原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年7月25日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起し
た。
2 審決の理由の要旨
審決の理由は,別紙審決書(写し)記載のとおりである。要するに,本願商
標は,別紙記載2の登録商標(以下「引用商標」という。)と類似する商標で
あり,かつ,本願商標の指定商品と引用商標の指定商品とは,同一又は類似す
▶判決の詳細
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商標権
平成30年1月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10155審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官早川文宏 原告君岡鉄工株式会社
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号
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意匠権 | 23回 | 実用新案権 | 20回 | 審決 | 15回 | 実施 | 6回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年7月23日,別紙本願商標目録のとおりの構成から成り,
第6類「くい」を指定商品とする立体商標(以下「本願商標」という。)の登録出願
(商願2014-61502号)をした(乙1)。
(2) 原告は,平成27年6月9日付けで拒絶査定を受けたので,同年9月14日,
これに対する不服の審判を請求した(乙23)。
(3) 特許庁は,これを,不服2015-16890号事件として審理し,平成2
9年6月19日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載
の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年6月30日,その謄本が原告に送達
された。
(4) 原告は,平成29年7月25日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年1月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社メディカルズ
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商標法50条 商標法54条2項 商標法50条1項 商標法63条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告及び株式会社いきいき緑健(以下「いきいき緑健」という。)は,以下
の商標(登録第5169730号)の商標権者である。(乙1,2)
登録商標:別紙商標目録記載のとおり(以下「本件商標」という。)
登録出願:平成19年1月9日
設定登録:平成20年10月3日
指定商品:第29類「大麦若葉若しくはケールを主原料とする顆粒状・カプセル
状・粒状・錠剤状・粉末状・液体状・ゼリー状の加工食品,大麦若葉若しくはケー
ルを主原料として難消化性デキストリンを配合した粉末状・顆粒状・カプセル状・
錠剤状若しくは液体状の加工食品,大麦若葉若しくはケールを主原料として食物繊
維キトサンを配合した粉末状・顆粒状・カプセル状・錠剤状若しくは液体状の加工
食品」
⑵ 被告は,平成26年1月10日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商品
について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又は通常使
用権者のいずれもが使用した事実がないとして,商標法50条1項の規定に基づく
▶判決の詳細
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商標権
平成30年1月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社メディカルズ
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商標法50条 商標法54条2項 商標法50条1項 商標法63条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告及び株式会社いきいき緑健(以下「いきいき緑健」という。)は,以下
の商標(登録第5151243号)の商標権者である。(乙1,2)
登録商標:別紙商標目録記載のとおり(以下「本件商標」という。)
登録出願:平成19年4月2日
設定登録:平成20年7月18日
指定商品:第32類「縁色野菜(粉末を含む)を主原料とする飲料用青汁のもと,
緑色野菜(粉末を含む)を主原料とする飲料用青汁」
⑵ 被告は,平成26年1月10日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商品
について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又は通常使
用権者のいずれもが使用した事実がないとして,商標法50条1項の規定に基づく
本件商標の商標登録の取消しを求める審判を請求し,当該請求は同月29日に登録
された。(乙20)
⑶ 特許庁は,これを取消2014-300025号事件として審理し(以下「本
件審判」という。),平成29年3月31日,「登録第5151243号商標の商
▶判決の詳細
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商標権
平成29年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10126審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社ベガスベガス 原告株式会社ダイハチ小早川俊一郎
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項
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[概要] 本件は,商標登録の不使用取消審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10254審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y末岡秀文
株式会社ShapesInternational井嶋倫子 原告株式会社Shapes寺島英輔
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商標法58条1項 商標法50条1項
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[概要] 1 前提事実
原告は,商標登録第5177809号に係る商標(登録年月日平成20年10月
31日。以下,「本件商標」といい,本件商標に係る商標権を「本件商標権」という。)
の商標権者であったところ,被告株式会社Shapes Internation
al(以下「被告Shapes」という。)に対し,平成24年2月10日,本件商
標権を譲渡して移転登録をした(以下,当該移転登録を「本件移転登録」という。)。
もっとも,原告は,被告Shapesに対し,同年10月17日,本件商標権の譲
渡を解除したと主張して,本件移転登録の抹消登録手続を求める訴えを提起したと
ころ(以下,当該訴えに係る訴訟を「別件訴訟」という。),被告Y(以下「被告Y」
という。)は,平成26年11月28日,本件商標が使用されていないとして,商標
法50条1項に基づき本件商標に係る商標登録の取消しを求めて審判(以下「原審
判」という。)を請求した(審判の予告登録年月日平成26年12月17日。取消2
014-300963号)。
特許庁は,被告Shapesが応答しなかったことから,平成27年3月31日,
上記商標登録を取り消す旨の審決(以下「原審決」という。)をし,原審決は,同年
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商標権
平成29年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10080審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告ブルソンカンパニーリミテッド 原告レッド・ブル・アクチェンゲゼルシャフト佐藤力哉
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争点は,
①商標法4条1項15号該当性,②同項19号該当性及び③同項7号該当性であ
る。
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商標権
平成29年12月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10053控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
控訴人(1審被告)NPO法人極真カラテ門馬道場松本紘明 被控訴人(1審原告)Y
(1審原告)有限会社マス大山エンタープライズ
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商標法4条1項7号 商標法36条1項 商標法38条2項 商標法38条3項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件は,原判決別紙商標目録記載1~3の各登録商標(本件商標1~3)
の商標権者である被控訴人(1審原告)Y(以下「被控訴人Y」という。)
と,原判決別紙商標目録記載4~6の各登録商標(本件商標4~6)の商標
権者である被控訴人(1審原告)有限会社マス大山エンタープライズ(以下
「被控訴人会社」という。)が,控訴人(1審被告)及び1審被告A(以下,
「1審被告A」といい,控訴人と併せて「1審被告ら」という。)に対し,
以下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年12月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)8424
商標権侵害差止等請求事件
原告株式会社キャロットカンパニー
は,下記の商標権(以下「本件商標権」といい,本件商標権に係る商標を「本記
は,本件商標を,「anello」(アネロ)として展開する鞄のブラン
のanelloブランドの商品は全国的な人気商品であることからすると,i
の損害額の主張は争う。
は,売上明細を前提に「Tokka」という商品名のみ
は,商標法39条が準用する特許法105条の3の規定も適用して主張に係る
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商標法38条2項 特許法105条の3 商標法36条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が,原告の有する商標権に係る商標と同一の標章を付したリュックサ
ック及びショルダーバッグを輸入し販売する被告に対し,商標権侵害を理由として,
商標法36条1項,37条1号に基づき,上記商品の販売及び販売のための展示の差
止め,同法36条2項に基づき,上記商品の廃棄を求めるとともに,損害賠償請求と
して,1000万円及びこれに対する平成28年9月6日(訴状送達の日の翌日)か10
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年12月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10145審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アイジャパン株式会社 原告株式会社ジャパーナ
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商標法50条 商標法2条3項2号 商標法2条3項1号 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月30日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)1579一部認容
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人兼被
ビジネスラリアート株式会社 被控訴人兼控訴人株式会社ロックオン
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商標法26条1項1号 商標法2条3項8号
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[概要] 1 事案の要旨
原審における本件は,原判決別紙「商標権目録」記載の商標権を有する一審
原告が,一審被告が別紙「標章目録」記載1ないし6の各標章をインターネッ
ト上のホームページ等の広告に使用する行為が上記商標権を侵害すると主張し
て,一審被告に対し,商標権に基づき,商品又はサービスを提供するに当たり,
広告に上記各標章を使用することの差止め及びホームページ等からの上記各標
章の抹消を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月30日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)1578控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人株式会社ロックオン 被控訴人ビジネスラリアート株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙「商標権目録」記載の商標権を有する控訴人が,被控訴
人に対し,被控訴人が原判決別紙「被告標章目録」記載の標章をインターネッ
トホームページのサイトで使用する行為が,控訴人の商標権を侵害すると主張
して,商標権に基づき,被控訴人の役務に係るホームページ及び広告に同標章
を付することの差止めを求めている事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10071審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告ピアス株式会社小川稚加美 原告ファルメコソシエテアノニム
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商標法50条1項 商標法2条3項8号 商標法2条3項
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[概要] 本件は,商標登録の不使用取消審判請求に基づいて商標登録を取り消した審決の
取消訴訟である。争点は,商標法50条1項該当性(登録商標の使用の有無)であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告有限会社ハーベイ・ボール・ 原告株式会社子供玩具研究所
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商標法4条1項11号 特許法131条の2 商標法4条1項19号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する一部無効・一部不成立審決のうち一部無
効部分の取消訴訟である。争点は,①手続違背(要旨変更の看過)の有無,②本件
商標と引用各商標の類否判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官大森健司 原告株式会社もりもと小林基子
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商標法3条1項4号 商標法3条2項
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取
消訴訟である。争点は,商標法3条1項4号該当性の有無及び同条2項該当性
の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10109審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告中山太陽堂興産株式会社木原美武 原告株式会社ハースト婦人画報社近藤美智子
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商標法4条1項15号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5858891号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1の1・2)。
登録商標:「MEN’S CLUB」の欧文字を標準文字で表してなる。
登録出願:平成28年1月7日
登録査定日:平成28年6月1日
設定登録:平成28年6月17日
指定商品:第3類「男性用化粧品」
(2) 原告は,平成28年10月28日,本件商標について,商標登録無効審判を
請求した(甲20)。
(3) 特許庁は,これを無効2016-890063号事件として審理し,平成2
9年4月5日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記
載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月17日,原告に送
達された。
(4) 原告は,平成29年5月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10132審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官酒井福造 原告ウォーターズテクノロジーズ
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年1月27日,以下の商標登録出願をした(商願2015
-6591号。甲33)。
商標の構成:UNIFI(標準文字)(以下「本願商標」という。)
指定商品:第9類「クロマトグラフィー及び質量分析の分野において用いられる
理化学装置の制御用コンピュータソフトウェア,データの収集・分析・管理・保存・
転送及びデータの状況監視・レポート作成・法規制との適合性を図る理化学装置制
御用コンピュータソフトウェア,その他のコンピュータソフトウェア」
⑵ 原告は,平成27年11月6日付けで拒絶査定を受けたので,平成28年2
月5日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年11月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28491
商標権侵害差止等請求事件
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民法597条3項
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載1及び2(以下,それぞれ「原告商標1」及び
「原告商標2」といい,併せて「原告各商標」という。)の商標権を有する原
告が,被告平塚金属が製造・販売・輸出し,被告山商及び被告箱崎貿易が輸出20
している内燃機関用ピストンに,被告平塚金属が別紙被告標章目録記載1ない
し3の各標章(以下,番号に応じて「被告標章1」などといい,被告標章1な
いし3を併せて「被告各標章」という。)を付し,また,被告らが,被告各標
章を付した箱に同ピストンを収納して,販売・輸出していると主張して,被告
らに対し,被告各標章を付した同ピストンの販売等の差止め並びに同ピストン,25
包装及びパンフレット等の廃棄を求め,併せて,被告平塚金属に対し,同ピス
トンの金型の廃棄を求めるとともに,不当利得返還請求として商標使用料相当
額の一部である1億円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成27年
10月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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