権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
令和2年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10170審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求
原告スターバックス・コーポレイション 被告株式会社BullPulu
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下のとおりの商標登録第5903265号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲1,63,64)。
商標の構成 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成28年3月9日
登録査定日 平成28年11月1日
設定登録日 平成28年12月9日
指 定 商 品 第29類「タピオカ入りの乳製品」
第30類「タピオカ入りのコーヒー,タピオカ入りのココ
ア,タピオカ入りの菓子,タピオカ,食用タピオカ粉」
指 定 役 務 第43類「飲食物の提供」
⑵ 原告は,平成29年9月15日,本件商標について商標登録無効審判を請
求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年9月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10166審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告グンゼ株式会社 被告特許庁長官
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商標法64条1項 商標法64条
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審決 | 35回 | 実施 | 7回 | 商標権 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年11月26日,別紙1記載の「Tuché」の文字を横
書きしてなる標章(以下「本願標章」という。)について,第5類,第18
類,第24類及び第35類に属する願書(甲23)記載のとおりの商品及び
役務を指定商品及び指定役務とし,別紙2記載の登録第4509260号商
標(以下「原登録商標」という。)の防護標章として,防護標章登録出願(商
願2014-99711号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年8月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10143審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社パークウェイ 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号 商標法5条2項5号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年3月28日,次のとおり,位置商標に係る商標登録出
願を行った(商願2016-34650号)。
【商標登録を受けようとする商標】
【商標の詳細な説明】
商標登録を受けようとする商標(以下「商標」という。)は,標章を付
する位置が特定された位置商標であり,複数本の櫛歯を延出したくし本体
において,そのくし本体の長手方向に沿って並べた複数の楕円貫通孔を組
み合わせた図形からなる。なお,破線は,商品のくしの形状の一例を示し
たものであり,商標を構成する要素ではない。
【指定商品】
第21類「くし」
⑵ 原告は,平成29年8月7日付け手続補正書により,商標の詳細な説明を,
次のとおりに補正した。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年8月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10167審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社タグチ工業 被告東宝株式会社
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商標法4条1項15号 特許法98条1項1号 商標法69条 商標法6条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成23年11月21日,別紙商標目録記載の商標(以下「本件商
標」という。)につき,指定商品を第7類「鉱山機械器具,土木機械器具,荷役機械
器具,農業用機械器具,廃棄物圧縮装置,廃棄物破砕装置」として,商標登録出願を
し,本件商標は,平成24年4月27日,登録された(登録第5490432号。甲
▶判決の詳細
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商標権
令和2年8月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告日立建機株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条2項 商標法3条1項3号 商標法37条 商標法3条1項
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審決 | 29回 | 実施 | 7回 | 商標権 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年4月1日,別紙1⑴の「商標登録を受けようとする商
標」及び同⑵アの「商標の詳細な説明」の記載から特定される色彩のみから
なる商標について,指定商品を第7類「油圧ショベル」として,商標登録出願
(商願2015-30000号。以下「本願」という。)をした(甲21)。
⑵ 原告は,平成28年11月17日付けで拒絶査定(甲24)を受けたため,
平成29年2月21日,拒絶査定不服審判を請求するとともに(甲25),本
願に係る「商標の詳細な説明」に記載された色彩名を「タキシーイエロー」か
ら別紙1⑵イの「オレンジ色」に変更する手続補正(甲69)をした(以下,
手続補正後の別紙1⑴及び⑵イ記載の「油圧ショベルのブーム,アーム,バケ
ット,シリンダチューブ,建屋カバー及びカウンタウエイトの部分をオレン
ジ色(マンセル値:0.5YR5.6/11.2)」とする構成からなる,色
彩のみからなる商標を「本願商標」という。)。
特許庁は,上記請求を不服2017-2496号事件として審理し,令和
元年9月19日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本
▶判決の詳細
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商標権
令和2年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2216一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社Shapes 被告A
エクササイズコーチジャパン株式会社
B
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商標法50条 民法719条1項 商標法58条1項
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審決 | 49回 | 商標権 | 45回 | 損害賠償 | 8回 | ライセンス | 6回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,別紙原告商標目録記載の商標(以下「本件商標」といい,本
件商標に係る商標権を「本件商標権」という。)に係る原告と被告会社との間の譲15
渡契約が解除されたことに伴い原告に返還(移転登録)されるべきであった本件
商標権を,被告会社,被告B及び被告A(以下,これらの被告3名を「被告ら」
と総称する。)が,原告を害する目的をもって共謀して不使用取消審決を経るな
どして本件商標権の商標登録の取消を確定させたと主張して,被告らに対し,民
法719条1項前段,民法709条に基づき,原告が申立てを余儀なくされた当20
該不使用取消審決の再審請求(商標法58条1項)等に係る弁護士費用相当額の
損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19783一部認容
損害賠償等請求事件
原告株式会社Shapes 被告エクササイズコーチジャパン株式会社
A
B
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商標法4条1項11号 商標法50条 民法719条1項 商標法47条
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商標権 | 96回 | ライセンス | 49回 | 審決 | 36回 | 許諾 | 26回 |
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[概要] 1 事案の概要20
本件は,原告が,被告会社,被告A及び被告B(以下,これらの被告3名を「被
告ら」と総称する。)に対し,以下の請求をする事案である(以下の の請
求のうち被告会社に対する請求は,それらが重なる範囲において選択的併合の関
係にある。)。
原告は,原告と被告会社との間の譲渡契約に基づき,別紙原告商標目録記載25
の商標(以下「本件商標」といい,本件商標に係る商標権を「本件商標権」と
いう。)を被告会社に対して移転登録をした後,原告が当該譲渡契約を解除し
たところ,上記解除後も被告会社が本件商標権と類似する別紙被告標章目録記
載の各標章(以下,同目録記載1ないし4の標章をそれぞれ「本件被告標章1」
などといい,本件被告標章1ないし4を併せて「本件被告標章」という。)を使
用していたと主張して,被告会社に対し,主位的には不当利得返還請求権に基5
づき,予備的には不法行為に基づく損害賠償請求権に基づき,本件被告標章の
使用について使用許諾料相当額の支払を求める。(上記第1の1の請求。以下
「第1請求」という。)
▶判決の詳細
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商標権
令和2年7月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10006審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ソロイスト 被告特許庁長官
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商標法4条1項8号
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年7月22日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10084控訴棄却
商標移転登録抹消請求控訴事件 (一般社団法人情報機器リユース・リサイクル協会)
被控訴人一般社団法人情報機器リユース・リサイクル協会
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民法651条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙商標権目録記載の「IoT機器3R協会」の標準文字からなる
商標(以下「本件商標」という。)の商標登録(以下,この商標登録に係る商
標権を「本件商標権」という。)を受けた被控訴人が,被控訴人の元専務理事
であった控訴人が被控訴人に無断で本件商標権について控訴人名義の別紙移転
登録目録記載の移転登録(以下「本件移転登録」という。)を経由したと主張
して,控訴人に対し,本件商標権に基づいて,本件移転登録の抹消登録手続を
求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月30日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10076控訴棄却
ロイヤリティ支払等請求控訴事件
被控訴人リハコンテンツ株式会社
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[概要] 1 事案の骨子
⑴ 本件は,リハビリ型デイサービスに係るフランチャイズ事業等を営む被控
訴人が,控訴人との間でフランチャイズ契約(本件契約)を締結したが,控
訴人が月額会費(ロイヤリティ)等の支払を怠ったことにより本件契約を解
除したとして,次の請求をした事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10147審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告日立建機株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条2項 商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年4月1日,別紙1記載の「商標登録を受けようとする商
標」及び別紙2記載の「商標の詳細な説明」の記載から特定される色彩のみからな
る商標(以下「本願商標」という。)について,指定商品を第7類「油圧ショベル,
積込み機,車輪により走行するローダ,ホイールローダ,ロードローラ」及び第12
類「鉱山用ダンプトラック」として,商標登録出願をした(商願2015-2999
9。甲31)。
(2) 原告は,平成28年11月17日付けで拒絶査定を受けたので(甲34),平
成29年2月21日,これに対する不服の審判を請求する(甲35)とともに,同日
付けで別紙2記載の「商標の詳細な説明」を別紙2(1)から別紙2(2)記載のとおり補
正し,また,指定商品を第7類「油圧ショベル」に補正する手続補正を行った(甲7
9)。
(3) 特許庁は,これを不服2017-2498号事件として審理し,令和元年9
月19日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決
(以下「本件審決」という。)をし,同年10月1日,その謄本が原告に送達された。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10164審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告クルーズカンパニー株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,商標法3条1項6号該当性である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10145審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ベストワン 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲証拠及び弁論の全趣旨により容易に認め
られる事実)
(1) 原告は,次の商標(以下「本願商標」という。)につき,指定商品を第3
0類「みそ」として,平成29年6月15日に商標登録出願をしたが(乙1),
平成30年9月5日付けの拒絶査定を受けたため(甲21),平成30年1
2月14日,これに対する不服審判請求をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月4日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10024控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社三交クリエイティブ・ライフ
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法2条3項2号 商標法54条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙原告商標権目録記載の商標(原告商標)の商標権(原告
商標権)を有する控訴人が,原判決別紙被告商品目録記載の商品(被告商品)
に付された原判決別紙被告標章目録記載の各標章(被告各標章)が原告商標と
類似することから,被控訴人が被告商品を販売等する行為は,原告商標権を侵
害すると主張して,被控訴人に対し,商標法36条1項に基づき,被告各標章
を付した腕時計(主位的請求)又は被告商品(予備的請求)の販売等の差止め
を求めるとともに,民法709条,商標法38条3項に基づき,損害賠償金5
5万3486円(実施料相当額5万3486円及び弁護士費用50万円の合計
額)及びこれに対する不法行為の日以後である平成29年3月1日(被告商品
販売終了日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年6月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告モトデザイン株式会社 被告モトローラトレードマークホールディングスエルエルシー
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法2条3項2号 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下の商標(登録第4995373号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,2)。
商 標 別紙商標目録記載のとおり
登録出願日 平成18年3月24日
設定登録日 平成18年10月13日
指 定 商 品 第14類「時計」
⑵ 被告は,平成27年1月28日,本件商標について,指定商品の第14類
「時計」につき,商標法50条1項所定の商標登録取消審判(以下「第1次
審判」という。)を請求し,同年2月12日,その登録がされた(甲22)。
特許庁は,第1次審判の請求を取消2015-300058号事件として
審理し,平成28年7月19日,原告が,第1次審判の請求の登録前3年以
内に,日本国内において,時計の機能を有する「東京スカイツリークロック」
と称する商品に本件商標を使用していたことが認められるとして,「本件審判
の請求は,成り立たない。」との審決(以下「第1次審決」という。)をし,
▶判決の詳細
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商標権
令和2年5月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10151審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告アップルインコーポレイテッド 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 本件は,原告が,出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審
判請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,その取消しを求
める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10135審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社メイプル会 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法15条
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10152審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社KIYORA 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成30年6月20日,次の構成から成る商標(以下「本願商標」
という。)について,第5類「サプリメント,栄養補助食品」を指定商品と
して,商標登録を出願した(商願2018-80910号)。
⑵ 原告は,令和元年8月6日付けで拒絶査定を受けたので,同月16日,不
服審判を請求した(不服2019-010871号)。
⑶ 特許庁は,令和元年9月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との審決をし,その謄本は,同年10月15日,原告に送達された。
⑷ 原告は,令和元年11月7日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10049控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人FC2,INC.
株式会社ドワンゴ
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商標法38条2項 商標法38条3項 不正競争防止法2条1項1号 商標法4条1項10号
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商標権 | 21回 | 侵害 | 18回 | 差止 | 10回 | 損害賠償 | 8回 |
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[概要] 1 事案の要旨
第1事件は,原判決別紙第1事件商標目録記載1の商標(甲商標)の商標権
者であるFC2が,ドワンゴによる原判決別紙第1事件標章目録記載の標章(乙
標章)の使用が商標権侵害及び不正競争行為に当たると主張して,ドワンゴに
対し,不正競争防止法3条1項に基づき,原判決別紙第1事件ウェブサイト目
録記載の各ウェブサイト(乙ウェブサイト)及び乙ウェブサイトのメタタグに
おける乙標章の使用の差止めを求めるとともに,民法709条,商標法38条
2項,3項及び不正競争防止法5条3項に基づき,1億円(一部請求)及びこ
れに対する損害賠償請求の対象である不法行為が終了した日である平成28年
9月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告一般社団法人日本ハオルシア協会 被告特許庁長官
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商標法4条1項14号 商標法4条1項11号 商標法25条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年12月22日,「粉雪」の文字を標準文字で表してな
る商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を第31類「植物,
草,苗,種子」として,商標登録出願(商願2016-143501号。以
下「本件出願」という。)をした(甲5,乙2)。
原告は,平成29年10月27日付けの拒絶理由通知(甲7)を受けたた
め,同年12月28日付けで指定商品を第31類「ハオルシア,ハオルシア
の苗,ハオルシアの種子」とする手続補正(甲6,乙3)をしたが,平成3
0年3月9日付けで拒絶査定(甲9)を受けた。
(2) 原告は,平成30年6月9日,拒絶査定不服審判を請求した(甲10)。
特許庁は,上記請求を不服2018-7967号事件として審理し,令和
元年7月24日,「本件審判の請求は成り立たない。」との審決(以下「本
件審決」という。)をし,その謄本は,同年8月31日,原告に送達された。
(3) 原告は,令和元年9月20日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社LIFULL 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年4月1日,別紙1掲記の橙色の色彩のみからなる商標
(以下「本願商標」という。)について,第35類及び第36類に属する役
務を指定役務として,商標登録出願(商願2015-30535号。以下「本
願」という。)をした(甲34)。
⑵ 原告は,平成29年12月8日付けで拒絶査定(甲44)を受けたため,
平成30年3月8日,拒絶査定不服審判(以下「本件審判」という。)を請
求するとともに(甲45),本願の指定役務を第36類「インターネット上
に設置された不動産に関するポータルサイトにおける建物又は土地の情報
の提供」と補正する手続補正(甲46)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10111審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社総本家駿河屋 被告株式会社総本家駿河屋
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商標法4条1項11号 商標法4条1項7号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社総本家駿河屋(平成21年12月18日設立,旧商号「千鳥屋宗
家株式会社」。以下「総本家駿河屋(旧千鳥屋宗家㈱)」という場合がある。)
は,平成26年5月20日,「総本家駿河屋」の文字を標準文字により書し
てなる商標(以下「本件商標」という。)について,指定商品を第30類「菓
子,パン,サンドイッチ,中華まんじゅう,ハンバーガー,ピザ,ホットド
ッグ,ミートパイ」として,商標登録出願(商願2014-40006号。
以下「本件出願」という。甲26の1)をし,同年6月17日付けで,指定
商品を第30類「最中」とする手続補正(甲26の3)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10059審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社イーカム 被告シャネルエスアーエールエル
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商標法2条3項1号 商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項8号
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許諾 | 27回 | 審決 | 18回 | 商標権 | 12回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社ダンエンタープライズ(以下「ダンエンタープライズ」という。)
は,以下の商標(登録第1493277号。以下「本件商標」という。)の
商標権(以下「本件商標権」という。)を有していた(甲133の2,15
0)。
商 標 別紙1記載のとおり
登録出願日 昭和52年10月27日
設定登録日 昭和56年12月25日
指定商品(指定商品の書換登録(平成14年3月20日)及び存続期間の
更新登録(平成23年12月20日)後のもの)
第14類「身飾品(「カフスボタン」を除く。),カフスボ
タン,貴金属製のがま口及び財布,宝玉及びその模造品,貴
金属製コンパクト」
第18類「かばん類,袋物,携帯用化粧道具入れ」
第25類「ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベル
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商標権
令和2年2月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)15781一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件 (桜スカイホテル)
原告有限会社サクラホテル 被告株式会社みずほ
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商標法38条2項 商標法3条1項3号 商標法3条1項6号 商標法26条1項3号
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,その登15
録商標を「本件商標」という。)を有し,「Sakura Hotel」という
標章(以下「原告表示」という。)を使用してホテルを営業する原告が,被告に
対し,被告がホテルを営業するに当たり,①別紙被告標章目録1記載①ないし
⑨の各標章(以下,これらの各標章を併せて「被告標章1」と総称する。)を使
用することが本件商標権を侵害すると主張して,商標法36条1項に基づき,20
被告標章1の使用の差止めを求め,また,②別紙被告標章目録2記載の標章(以
下「被告標章2」という。)を使用することが不正競争防止法2条1項1号の不
正競争に当たると主張して,不正競争防止法3条1項に基づき,被告標章2の
使用の差止めを求めるとともに,民法709条及び商標法38条2項に基づき,
不法行為による損害賠償請求として,本件商標権侵害に係る損害賠償金24025
0万円及び本訴訟の提起など法律専門家による対応を余儀なくされたことに
よる損害賠償金532万4400円並びにこれらに対する不法行為日以降で
ある平成30年5月15日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
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商標権
令和2年2月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10125審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官薩摩純一 原告株式会社トヨトミ山田朋彦
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号 商標法3条1項6号
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
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商標権
令和2年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10105審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告サクラインターナショナル株式会社 原告ザグッドウェアコーポレイション,
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商標法4条1項7号 商標法53条1項 特許法157条2項 商標法4条1項10号
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審決 | 36回 | 商標権 | 20回 | 無効 | 16回 | 無効審判 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1)ア サクラグループ有限会社(以下「サクラグループ」という。)は,平成
24年3月12日,別紙1の構成からなる商標(以下「本件商標」という。)
について,指定商品を第25類「被服,エプロン,靴下,手袋,ネクタイ,
バンダナ,保温用サポーター,マフラー,耳覆い,帽子,ベルト,履物,
運動用特殊衣服,運動用特殊靴」として,商標登録出願をし,同年8月3
日,その登録査定を受け,同月31日,本件商標の商標権の設定登録(登
録第5517873号)を受けた(甲2,48,84)。
イ サクラグループは,被告に対し,本件商標の商標権を譲渡し,その旨の
移転登録(受付日平成30年5月31日)を経由した(甲84)。
(2) 原告は,平成30年6月29日,本件商標について商標登録無効審判(以
下「本件無効審判」という場合がある。)を請求した。
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商標権
令和2年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11046等請求棄却
商標権侵害差止等請求本訴事件,虚偽事実告知・流布行為差止請求反訴事件
原告株式会社守半海苔店
株式会社守半總本舗 被告株式会社守半海苔店
株式会社守半總本舗
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商標法4条1項7号 商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項21号 商標法47条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本訴事件
ア 本訴事件は,「守半」の文字からなる別紙1本件商標権目録記載の登録商標
(以下「本件商標」という。)についての同目録記載の商標権(以下「本件商標権」5
という。)を有する原告が,被告に対して,被告において「守半」の文字を含む別紙
2被告標章目録記載の各標章(以下,同目録記載の符号に従い「被告標章1」,「被
告標章2」などといい,各標章を併せて「被告各標章」という。)を使用する行為は,
本件商標に類似する標章を本件商標権の指定商品又はそれに類似する商品若しくは
役務に使用する行為であり,商標法37条1項1号により本件商標権を侵害する行10
為とみなされると主張して,①同法36条1項に基づき,被告各標章の使用の差止
めを求め(本訴請求(1)ないし(5)),②同条2項に基づき,被告の容器包装・パンフ
レットの廃棄を求め(本訴請求(6)及び(7)),③対象期間を平成20年4月8日から
本訴事件が提起された平成30年4月7日までの10年間として,商標権侵害の不
法行為による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金4500万5000円及びこれ15
に対する訴状送達の日の翌日である平成30年4月22日から支払済みまでの民法
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商標権
令和2年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10078審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告メリタオイローパゲゼルシテルハフツングウントコ 原告ハイテック
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商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下の商標(以下「本件商標」という。)に係る国際登録第121
7328号の商標権者である。
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商標権
令和2年1月22日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)22379
商標権侵害差止等請求事件
原告三井不動産株式会社 被告株式会社三井開発
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商標法36条1項 商標法37条1項 不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 別紙請求の原因のとおり。
第2 被告の商標権侵害
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商標権
令和1年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官岩崎安子 原告アールジェイジェイレストラン
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成29年5月2日,別紙記載の構成からなる商標(以下「本願
商標」という。)について,指定役務を第43類「Restaurant services ;
carry-out restaurant services ; catering services」(訳文「レストラ
ンにおける飲食物の提供,レストランサービスの実施,ケータリング」)と
する国際商標登録出願(国際登録第1351134号。以下「本件出願」と
いう。)をした(甲24)。
(2) 原告は,平成30年5月10日付けの拒絶査定を受けたため,同年7月2
6日,拒絶査定不服審判を請求した。
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商標権
令和1年12月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y上林佑 原告株式会社阿部長商店坂本仁
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商標法4条1項10号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(商標登録第5579047号。以下「本件商標」と
いう。)の商標権者である(甲31,乙78)。
商 標 南三陸キラキラ丼(標準文字)
登録出願日 平成24年11月29日
登録査定日 平成25年3月22日
設定登録日 平成25年5月2日
指 定 商 品 第30類「南三陸産の海鮮丼,南三陸産の海産物を具材
として含む丼物」
(2) 原告は,平成30年5月2日,本件商標について商標登録無効審判(以下
「本件審判」という。)を請求した。
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商標権
令和1年12月3日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)1270請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
原告梅本合同会社
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商標法36条1項 商標法38条2項 商標法38条3項
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商標権 | 22回 | 侵害 | 16回 | 差止 | 2回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告において別紙被告標章目録記載の各標章を付した商品
を譲渡し,譲渡のために展示した行為等について,①原告が有する別紙商標権5
目録記載の商標権を侵害すると共に,②原告の商品等表示として周知の商品等
表示と同一又は類似の商品等表示を使用したものであり不正競争防止法(以下
「不競法」という。)2条1項1号の不正競争行為に該当すると主張して,被告
に対し,商標法36条1項,2項又は不競法3条1項,2項に基づき(選択的
主張),上記商品の販売等の差止め,上記商品の廃棄等を求め(前記第1の1(1)10
ないし(3),同2(1)),また,民法709条,商標法38条3項又は2項に基づ
き,損害賠償金(主位的には16万3952円,予備的には5万0852円)
及びこれに対する平成31年2月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(前記第1の1(4),
同2(2))事案である。15
▶判決の詳細
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商標権
令和1年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ルイスポールセンエイ/エス川端佳代子 原告株式会社R&MJaPan
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商標法3条2項 商標法4条1項7号 商標法4条1項18号 商標法3条1項3号
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商標権 | 25回 | 審決 | 23回 | ライセンス | 7回 | 無効 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,別紙のとおりの構成からなる下記の立体商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲1,2)。
登録番号 商標登録第5825191号
出願日 平成25年12月13日
登録審決日 平成27年12月15日
設定登録日 平成28年2月12日
指定商品 第11類「ランプシェード」
(2) 原告は,平成29年3月31日,本件商標について商標登録無効審判を請
求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)28604請求却下
商標移転登録抹消請求事件
被告A 原告一般社団法人情報機器
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,「IoT機器3R協会」の文字からなる商標(登録番号第5925
70463号,以下「本件商標」といい,同商標に係る権利を「本件商標権」と
いう。)を原告の理事である被告に譲渡したことは,一般社団法人及び一般財団
法人に関する法律(以下「一般社団法人法」という。)84条1項2号所定の利益
相反取引に該当し,原告の理事会の承認を得ていないから無効である等と主張し
て,被告に対し,本件商標権に基づき,別紙移転登録目録2「移転登録」記載の
移転登録(以下「本件移転登録」という。)の抹消登録手続を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実)
⑴ 当事者
原告は,情報機器のリユース(再利用)・リサイクル(再資源化)の促進等を
目的とする一般社団法人であり,理事会設置法人(一般社団法人法16条)で10
ある(甲1,2)。
被告は,平成30年3月30日まで,原告の代表権のない理事兼事務局長で
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告日本薬食株式会社 原告株式会社ベネセーレ
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商標法4条1項7号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲各証拠及び弁論の全趣旨から認められる
事実)
⑴ 原告は,「仙三七」との文字を横書きにしてなる次の商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲25)。
登録番号 第5935066号
登録出願日 平成28年10月14日
設定登録日 平成29年 3月24日
商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
第5類 サプリメント
⑵ 被告は,平成30年5月31日,本件商標につき特許庁に無効審判請求を
し,特許庁は,上記請求を無効2018-890041号事件として審理し
た。
⑶ 特許庁は,上記請求について審理した上,平成31年4月19日,「登録
第5935066号の登録を無効とする。」旨の審決(以下「本件審決」と
いう。)をした。その謄本は,同月27日,原告に送達された。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告有限会社テクノム山田克巳 原告X内山邦彦
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商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下の商標(登録第5614453号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲16,17)。
商標 「らくらく」(標準文字)
登録出願日 平成25年4月17日
登録査定日 平成25年8月12日
設定登録日 平成25年9月13日
指定商品 第20類「家具,机類」
(2) 原告は,平成30年6月20日,本件商標について商標登録無効審判を請求
した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)28211
商標権移転登録手続等請求事件
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民法130条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告の有する別紙1商標権目録記載の各登録番号の各商標権
(以下,併せて「本件商標権」という。)について,被告との間で締結した買戻契約
に定める買戻権を行使する意思表示をしたとして,被告に対して,上記買戻契約に5
よる移転登録請求権に基づき,原告への本件商標権の移転登録手続を求める事案で
ある。
後記3及び4のとおり,上記買戻契約による移転登録請求権が発生するための条
件の成就の有無について当事者間に争いがあり,被告は,原告の上記請求権は発生
していない旨主張している。10
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠(以下,書証番号は特記し
ない限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
(1) 当事者
ア 原告
原告は,1889年に創業した,服飾品,装飾品及び香料の製造・販売を国際的15
に行う株式会社である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月3日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)256一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告P2
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商標法38条3項 商標法36条1項 商標法37条1号
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[概要] 本件は,原告が商標権を有している登録商標(以下「本件商標」という。)につ25
いて,被告が,これらと同一又は類似する標章(別紙被告標章目録1ないし6。以
下「被告標章1」等といい,総称して「被告各標章」という。)を商標として使用
しており,これは原告の商標権の侵害に当たると主張して,商標法36条1項及び
2項に基づき,その使用の差止め等を求め,民法709条,商標法38条3項に基
づき,本件商標に係る商標公報発行日である平成29年9月12日から平成31年
1月11日までの16か月の使用料相当損害額の損害賠償及びこれに対する訴状送5
達の日(同年1月25日)の翌日から支払済みまでの遅延損害金の支払を請求した
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年10月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)38481請求棄却
商標権に基づく差止等請求事件
被告株式会社筑摩書房近藤美智子
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商標法3条1項3号
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無効 | 21回 | 商標権 | 14回 | 無効審判 | 11回 | 実施 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は,原告が商標権を有する登録商標に類似する標章を指
定役務に使用して上記商標権を侵害しているなどと主張して,商標法(以下「法」
という。)38条1項に基づく別紙目録記載の各商品の譲渡等の差止めと,同条10
2項に基づく同各商品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年9月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11399請求棄却
商標権移転登録手続等請求事件
被告株式会社鈴屋 原告ダミアーニ・ジャパン株式会社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 原告は,別紙目録記載1ないし9の各登録商標(以下「本件各登録商標」と
いい,本件各登録商標に係る各商標権を「本件各商標権」という。なお,個別
の登録商標をいうときには,別紙目録記載の番号を用いて「本件登録商標1」5
などと呼称する。)に係る真の権利者であると主張する者であり,被告は,本件
各登録商標に係る商標登録(以下「本件各商標登録」という。)を有する商標権
者である。
▶判決の詳細
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