権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和3年9月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10036控訴棄却
著作権等の侵害に基づく削除等請求控訴事件
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著作権法112条
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[概要] 1 本件は,原判決別紙原告作品目録記載1の文章(以下「原告文章」という。)
及び同目録記載2-1ないし2-3のイラスト(以下「原告イラスト」といい,
原告文章とあわせて「原告作品」という。)を制作して,ツイッター上の自らの25
アカウントに投稿した控訴人が,被控訴人がインターネット上のウェブサイト
に掲載した原判決別紙被告作品目録記載1-1ないし1-3のイラスト(以下
「被告イラスト」という。)及び同目録記載2の文章(以下「被告文章」といい,
被告イラストとあわせて「被告作品」という。)は著作物である原告作品に依拠
して制作されたものであり,被告作品をウェブサイトに掲載した行為は原告作
品に関する控訴人の翻案権,公衆送信権・送信可能化権及び同一性保持権を侵5
害するものである旨主張して,被控訴人に対し,①著作権法112条に基づい
て,上記ウェブサイトに被告作品を掲載した全ての記事の削除を求めるととも
に,②不法行為による損害賠償請求権に基づいて,逸失利益等394万675
8円及びこれに対する不法行為の後である令和元年12月26日(訴状送達の
日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定10
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)17149
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法96条の2
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,レコード製作会社である原告が,インターネット接続プロバイダ事
業を営む被告に対して,被告の用いる電気通信設備を経由したファイル交換ソ
フトウェアの使用によって,原告がレコード製作者の権利を有するレコードに20
ついての送信可能化権(著作権法96条の2)が侵害されたことが明らかであ
り,上記のソフトウェアの使用者に対する損害賠償請求等のために必要である
として,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,別紙発信者情報目
録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案であ25
る。
2 前提事実(当事者間に争いがない事実又は後掲の証拠及び弁論の全趣旨によ
り容易に認められる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,レコードを製作の上,これを複製して音楽CD等として発売し
ている株式会社である(弁論の全趣旨)。5
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10028控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被控訴人iGames株式会社
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著作権法114条2項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人が別紙被告ゲーム目録記載のゲーム(以下「被
告ゲーム」という。)を制作及び配信する行為が,控訴人が関連会社2社(北京
COM4LOVES及び香港COM4LOVES)と共有する別紙原告ゲーム
目録記載のゲーム(以下「原告ゲーム」という。)に係る著作物(ゲームの構成,
機能,画面配置等及びこれらの組合せ,プログラム)の著作権(複製権,翻案
権及び公衆送信権)の侵害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,著作権法1
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月3日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6718
発信者情報開示請求事件
原告株式会社トップ・トレンド 被告GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 本件は,原告が,インターネットの接続に関する業務等を行う被告に対し,
氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)が,被告が管理するサーバーコン
ピュータによりインターネット上に開設された,別紙1発信者情報目録記載の20
URLで特定されるウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)に別
紙2発信者掲載画像目録記載の画像(以下「本件画像」という。)を掲載した
ことにより,別紙3原告画像目録記載の画像(以下「原告画像」という。)に
係る原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,
本件発信者に対する本件画像の消去請求権及び損害賠償請求権の行使のため,25
被告が保有する別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して,特定電気通信役
務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プ
ロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本件発信者情報の開示を
求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年8月10日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30126等一部認容
不当利得返還請求事件
原告A
B
C
D 被告A
B
C
D
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民法702条1項 民法697条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,F(筆名G。以下「G」という。)の著作物である別紙著作物目録記載
の著作物に係る著作権(以下「本件著作権」という。)につき,Gの子のH(以下
「H」という)が著作権の利用許諾等の管理をし,Hの死後はその子である原告20
がこれを引き継いだところ,原告と本件著作権を共有する,Gの子でありHのき
ょうだいである訴訟承継前亡本訴被告E(以下「E」という。),被告B及び被告
C(以下,E,被告B及び被告Cを併せて「Eら」という。)との間で,本件著作
権の収益の分配方法等で紛争になったとして,本訴は,原告が,被告らに対して,
原告が本件著作権の共有持分を有すること及び本件著作権につき著作権法6525
条4項,64条3項所定の共有著作権の行使の代表者の地位にあることの確認を
請求する事案であり,反訴は,本件著作権に係る収益を管理していたH又はHの
死亡後に事実上収益を管理していた原告において経費として計上して収受した
金員のうちの一部には理由がなくその収益の一部につき,法律上の原因なく収受
したとして,被告らが,Hを相続した原告に対し,不当利得(ただし,「第1 請
求」 の経費に係るもの,同5
▶判決の詳細
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著作権
令和3年7月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3368等
損害賠償請求
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民法719条1項 民法93条 民法644条
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ライセンス | 44回 | 許諾 | 14回 | 無効 | 9回 | 損害賠償 | 4回 |
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[概要] 1 本件本訴は,別紙物件目録記載のソフトウェア(以下「本件ソフトウェア」
という。)の著作権(以下「本件著作権」という。)が原告に帰属しているにもか
かわらず,当時原告代表者であった被告P1が,その任務に違反し,被告会社と共
謀して被告会社にライセンス料名目で合計1490万8300円を支払い,原告に10
同額の損害を負わせたとして,原告が,被告らに対し,共同不法行為(民法719
条1項,709条)に基づき,上記額の損害賠償請求及びこれに対する訴状送達の
日の翌日(被告P1につき令和元年5月10日,被告会社につき同月22日)から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法(以下「改正前の民法」
という。)所定の年5%の割合による遅延損害金の連帯支払を求めるとともに,原15
告が,被告らに対し,原告が本件著作権を有することの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)4491一部認容
損害賠償請求事件
原告X 被告Y
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著作権法41条 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 原告は,別件の名誉毀損訴訟(東京地方裁判所令和2年(ワ)第20028号。
以下「別件訴訟」という。)の訴訟代理人であり,被告は,同訴訟の被告の一
人でもあるところ,被告は,原告に無断で,別件訴訟の第1回口頭弁論期日の
前に,原告の作成した別件訴訟の訴状(以下「別件訴状」という。)を,自ら
のブログの記事内にそのデータファイルへのリンクを張る形で公表するなどし25
た。
本件は,原告が,被告に対し,被告の上記行為は,別件訴状に係る原告の著
作権(公衆送信権)及び著作者人格権(公表権)を侵害するものであるとして,
慰謝料30万円(著作権侵害に基づく慰謝料15万円,著作者人格権に基づく
慰謝料15万円の合計額)及びこれに対する不法行為日である令和2年9月2
4日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求め5
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年7月7日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)31409請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社建築商売 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法61条2項 著作権法59条 著作権法20条1項
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[概要] 1 本件は,ホステル事業への投資勧誘を業とする原告が,経由プロバイダであ
る被告に対し,氏名不詳の発信者が,ツイッター上のアカウントにおいて,別20
紙投稿記事目録1記載1のプロフィール画像(以下「本件プロフィール画像」
という。)を使用したことにより,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」
という。)に係る原告の著作権(複製権,翻案権,公衆送信権)及び著作者人
格権(同一性保持権)を侵害するとともに,別紙投稿記事目録1記載2及び同
目録2記載の各ツイート(以下,それぞれ「本件ツイート1」,「本件ツイー25
ト2」といい,本件プロフィール画像とこれらのツイートとを併せて「本件各
ツイート等」という。)を投稿したことにより,原告の名誉を毀損したことが
明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1
項に基づき,上記侵害行為に係る別紙発信者情報目録1及び2記載の各情報(以
下「本件情報」という。)の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲証拠及び弁論の全趣旨によ
り認められる事実。なお,本判決を通じ,証拠を摘示する場合には,特に断ら
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(レ)128控訴棄却
著作権侵害損害賠償請求控訴事件
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[概要] 1 本件は,一審原告が,一審被告に対し,一審被告が,一審原告が著作権を有
する別紙1著作物目録記載のりんごのイラスト画像(以下「本件イラスト」と
いう。)を,一審原告に無断で一審被告のウェブサイト(以下「被告ウェブサ10
イト」という。)に掲載したことにより,本件イラストに係る一審原告の著作
権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を
侵害したとして,不法行為に基づき,損害賠償金93万4000円(使用料相
当損害金34万4000円,慰謝料50万円及び弁護士費用9万円の合計額)
及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年7月3日から支払済み15
まで民法(平成29年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所前橋地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10027控訴棄却
使用差止等請求控訴事件
被控訴人渋川市
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著作権法15条1項 著作権法14条
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[概要] 本件は,被控訴人の職員として本件文学館に勤務していた控訴人が,本件文学館
に常設展示又は上映されている本件各展示物について,控訴人が著作権及び著作者
人格権を有するところ,被控訴人が,控訴人の著作権及び著作者人格権を争い,控
訴人に無断で展示,上映をして,控訴人の著作権及び著作者人格権を侵害している
と主張して,被控訴人に対し,控訴人が本件各展示物の著作権及び著作者人格権を
有することの確認を求めるとともに,本件各展示物の展示等の差止め並びに本件パ
ネル,本件ケース内展示物及び上映装置の撤去・廃棄を求め,さらに,不法行為に
基づく損害賠償請求又は不当利得返還請求の一部請求として200万円及びこれに
対する最初の不法行為日又は利得日である平成元年11月1日(本件文学館の開館
日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の
割合による遅延損害金又は法定利息の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10024控訴棄却
知財及び損害賠償請求控訴事件
被控訴人モダンロイヤル株式会社
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著作権法112条 著作権法2条1項1号 民法709条 民法1条2項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人が製造,販売する原判決別
紙2物件目録記載の本件商品(「グッドコア」という名称の姿勢保持具[以下,便
宜上「クッション」ということがある。])は,控訴人が被控訴人と共同開発した
もので,控訴人と被控訴人は,本件商品に関し,原判決別紙1記載の本件覚書に記
載されたとおりの内容の契約(以下「本件契約」という。)を締結したなどと主張
して,次の各請求をした事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)9992請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社タイタン・アート 被告株式会社光和商事
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著作権法2条2項 著作権法2条1項1号 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が販売する別紙対象製品目録記載の時計(以下「被告
製品」という。)は原告が著作権を有する著作物である別紙写真目録記載の原画
(以下「本件原画」という。)を複製したものであるから,被告による被告製品の
販売行為は本件原画に係る原告の著作権(複製権)を侵害していると主張して,被
告に対し,著作権に基づく被告製品の頒布差止め(著作権法112条1項)及び廃
棄(同条2項)を求めると共に,民法709条に基づく損害賠償として525万35
660円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(令和2年11月25日)から支払
済みまで民法所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月16日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)2608
発信者情報開示請求事件
原告A 被告中部テレコミュニケーション株式会社
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著作権法23条1項 著作権法28条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,電気通信事業等を営む被告に対して,被告の用いる電気通
信設備を経由したファイル共有ソフトウェアの使用によって,「魔王の始め方
THE COMIC」と題する漫画作品(以下,同作品の全体を「本件漫画作
品」という。)のうち,その第1話の冒頭部分に当たる別紙3著作物目録記載120
ないし5の各画像(以下,併せて「本件著作物」という。)について,原告がそ
の原著作物である小説の著作権者として有する自動公衆送信権(送信可能化権
を含む。以下同じ。著作権法28条,23条1項)が侵害されたことが明らか
であり,上記のソフトウェアの使用者に対する損害賠償請求等のために必要で
あるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の25
開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,被告の保有する
別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月11日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30491請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法14条 著作権法64条1項 著作権法65条2項 著作権法114条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙記載のタイトル(以下「本件タイ
トル」という。)の論文(以下「本件論文」という。)を作成したことが,原
告及びC(以下「C」という。)が創作した共同著作物の著作権(複製権)を
侵害し,本件論文をインターネット上において公開したことなどが上記共同著20
作物の著作者人格権(氏名表示権)を侵害すると主張して,不法行為に基づく
損害賠償として,330万円(著作権侵害による損害額150万円,著作者人
格権侵害による損害額150万円及び弁護士費用相当額30万円)及びこれに
対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である令和元年12月19日か
ら支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割25
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月4日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)25127却下
「オーサグラフ世界地図」の共同著作権確認請求事件
原告A 被告慶應義塾
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,別紙3の①記載の「AuthaGraph M
ap」世界地図(以下「本件地図」という。)が原告及び被告の設置する慶應義
塾大学大学院の准教授であるB(以下「B」という。)の両名を発明者とする作
成原理・作成方法を用いて作成された共同著作物であることの確認を求める事案
である。25
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10010
損害賠償等請求控訴事件
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著作権法20条1項 著作権法20条2項4号 著作権法19条3項 著作権法19条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(以下,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律を「プロバイダ責任制限法」といい,特定電気通信役務提供者の
損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律第四条第一項の発信者
情報を定める省令(平成14年総務省令第57号)を「発信者情報省令」とい
い,令和2年総務省令第82号による改正後の発信者情報省令を「新発信者情
報省令」という。)
本件は,被控訴人が,①控訴人が運営するインターネット上の短文投稿サイ
ト「ツイッター」において,被控訴人の著作物である原判決別紙写真目録記載
の各写真(本件写真1ないし3)が,(a)氏名不詳者により無断でアカウントの
プロフィール画像又は投稿の一部として用いられ,その後当該アカウントに係
るウェブページに表示されたことにより著作権(自動公衆送信権)が侵害され,
(b)氏名不詳者による投稿に伴って当該アカウントに係るウェブページに丸く
トリミングされて表示されたことにより著作者人格権(同一性保持権)が侵害
されたと主張して,控訴人に対し,プロバイダ責任制限法4条1項に基づき,
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)7374
発信者情報開示請求事件
原告X 被告有限会社ケイ・コーポレーション
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[概要] 本件は,イラストレーターである原告が,コンテンツプロバイダである被告に
対し,被告の管理するウェブサイトに掲載された別紙宣伝画像目録記載の宣伝画20
像(以下「本件画像」という。)が,別紙著作物目録記載のイラスト(以下「本
件著作物」という。)に係る原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人
格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害するものであり,発信者の情報の開示
を受ける必要があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)25
4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情
報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19351請求棄却
損害賠償等請求事件
原告X 被告Y1
株式会社現代書館
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著作権法32条1項 著作権法114条3項
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[概要] 1 本件は,ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Twitter」(以下「ツイッ
ター」という。)に原告が投稿した別紙「原告ツイート」記載のツイート(以下
「本件ツイート」という。)について,被告Yが,その全文を複製した上で,こ
れを批判する文章を執筆し,被告会社が別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書
籍」という。)に同文章を掲載して出版した行為が,原告の著作権(複製権又は
翻案権),著作者人格権(同一性保持権)及び名誉感情を侵害すると主張し,原5
告が,被告らに対し,民法719条,709条,著作権法114条3項に基づく
損害賠償として220万3300円及びこれに対する不法行為の日(出版日)で
ある令和元年11月12日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号によ
る改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,著作
権法112条1項に基づく本件書籍の複製及び頒布の差止め並びに同条2項に10
基づく本件書籍の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月21日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)28734
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A写真事務所 被告エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社
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侵害 | 13回 | 損害賠償 | 5回 | 許諾 | 4回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業等を営む被告に対し,被告の電気通信設備を
用いてウェブページに別紙3写真画像目録記載1ないし4の各画像(以下,同
目録記載1の画像を「本件写真画像1」といい,その余の画像も同様の例によ20
る。また,本件写真画像1ないし4を「本件各写真画像」という。)を複製した
ものがそれぞれ掲載されたことによって,本件各写真画像に係る原告の著作権
(複製権,公衆送信権及び送信可能化権)が侵害されたことが明らかであると
して,その投稿を行った者(以下「本件投稿者」という。)に対する損害賠償請
求権の行使のため,被告が保有する別紙1発信者情報目録記載1及び2の各情25
報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があると
して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本件
発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10065控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件
被控訴人X
片柳学園
一般財団法人中東協力センター
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著作権法114条1項 著作権法65条 著作権法114条3項 著作権法114条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,被控訴人らは,控訴人作成の「サ
ウジアラビア電子機器・家電製品研修所向け教務管理システムに係るプログ
ラム」(以下「本件プログラム」という。)に係る控訴人の著作権(複製権,
公衆送信権,貸与権及び翻案権)及び著作者人格権(公表権,氏名表示権及15
び同一性保持権)を侵害し,これによって利益を受けたと主張して,不当利
得返還請求権に基づき,連帯して,不当利得金及びこれに対する請求日の翌
日である平成25年9月12日から支払済みまで民法(平成29年法律第4
4号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。20
(2) 原審において,控訴人は,上記不当利得金につき,一部請求として,著作
権侵害による損失として304万7800円のうち300万円及び著作者人
格権侵害による損失として270万0200円のうち200万円(合計50
0万円)を請求した。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)21993請求棄却
著作権侵害訴訟事件
原告前田環境美術株式会社 被告株式会社アンス
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著作権法2条1項1号 著作権法10条1項5号 著作権法114条2項 著作権法2条2項
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[概要] 1 事案の概要25
本件は,原告が,被告に対し,原告が製作したタコの形状を模した別紙1原
告滑り台目録記載の滑り台が美術の著作物又は建築の著作物に該当し,被告が
タコの形状を模した公園の遊具である滑り台2基を製作した行為が,いずれも,
原告が有する同目録記載の滑り台に係る著作権(複製権又は翻案権)を侵害す
ると主張して,主位的に,著作権侵害の不法行為に基づき,著作権法114条
2項により推定される損害額として1基当たり216万円の損害の賠償及びこ5
れらに対する不法行為の日である各滑り台の製作が完成した平成27年2月1
2日及び平成24年4月17日から各支払済みまで民法(平成29年法律第4
4号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を,予備的に,不当利得に基づき,上記損害の額の合計額に相当する4
32万円の利得金の返還及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年10
9月5日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,
それぞれ求める事案である。
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著作権
令和3年4月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)3282
発信者情報開示請求事件
原告X 被告ひまわりネットワーク株式会社
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者がいわゆるP2Pソフトを用いて,原告が著作者
である小説の翻案である漫画を無断で送信可能化したことによって原告の送信20
可能化権が侵害されたため,発信者の情報の開示を受ける必要があるなどと主張
して,経由プロバイダである被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件
発信者情報」という。)の開示を求める事案である。25
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著作権
令和3年4月23日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)5914請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告A 被告株式会社インターネットイニシアティブ
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著作権法2条1項11号
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[概要] 1 本件は,原告が,インターネットサービスプロバイダ事業を営む被告に対し,
被告の電気通信設備を用いて動画投稿サイトであるニコニコ動画に別紙2投稿
動画目録記載1及び2の各動画(以下,同目録記載1の動画を「本件投稿動画
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著作権
令和3年4月23日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)27196一部認容
損害賠償請求事件
原告創価学会 被告A
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著作権法114条3項 著作権法15条1項 著作権法32条1項 著作権法23条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,原告が著作権を有する別紙1写真目録記載の
各写真(以下,同目録の番号に対応させて「本件写真1」などといい,併せて
「本件各写真」という。),別紙2編集著作物目録(1)記載の各新聞紙面(以下,25
同目録の番号に対応させて「本件紙面1」などといい,併せて「本件各紙面」
という。)及び別紙3編集著作物目録(2)記載のPDF形式の電子ファイル(以
下「本件ファイル」という。)をそれぞれ複製したものを,被告がその管理運営
するウェブサイト内に掲載したことによって本件各写真,本件各紙面及び本件
ファイルに係る原告の著作権(自動公衆送信権)を侵害し,また,その際,被
告が本件紙面4及び本件紙面6に掲載された各記事をそれぞれ左右に概ね2分5
割して複製した画像データを上記ウェブサイト内に掲載したことによって本件
紙面4及び本件紙面6に係る原告の著作者人格権(同一性保持権)を侵害した
として,不法行為に基づく損害賠償として,合計100万8000円(著作権
侵害に対する著作権法114条3項による使用料相当額の損害合計70万80
00円,著作者人格権侵害による無形損害合計20万円,弁護士費用10万円)10
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著作権
令和3年4月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)36307請求棄却
民事訴訟 著作権
原告X1
X2
X3 被告一般社団法人日本音楽著作権協会
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著作権法63条1項 著作権法28条
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[概要] 1 本件は,
(1) 原告X1が,著作権等管理事業者である被告に対し,①被告が同原告によ
るライブハウス「Live Bar X.Y.Z.→A」(以下「本件店舗」
という。)における演奏利用許諾申込みを拒否したことが,同原告の演奏者
としての権利,演奏の自由,著作者人格権を侵害する不法行為(第1の不法15
行為)に,②被告が,著作権信託契約約款(以下「本件約款」という。)に
おいて,原告X1が作詞・作曲した楽曲を自ら使用することの留保を認めず,
同原告に不公正な取引契約を強いてきたことが,同原告の演奏の自由,著作
者人格権を侵害する不法行為(第2の不法行為)に,③被告の楽曲管理の方
法が不適切であるため,演奏した楽曲の使用料が同原告に配分されなかった20
ことが,その著作権及び著作者人格権を侵害する不法行為(第3の不法行為)
にそれぞれ該当するとして,上記第1の不法行為について,慰謝料100万
円,得べかりし使用料相当額210円及び弁護士費用10万円,上記第2及
び第3の不法行為について,各慰謝料50万円及び弁護士費用5万円並びに
これらに対する遅延損害金(うち220万円に対する平成29年1月1日か25
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著作権
令和3年4月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)4481等一部認容
令和2年(ワ)第23233号
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著作権法32条1項 著作権法4条1項 著作権法3条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,原告から懲戒請求(以下「本件懲戒請求」という。)を受けた弁護
士であるYが自らのブログ上に掲載した,原告の主張に対する反論を内容とす
る別紙記事目録記載2の各記事(同目録記載2(1)の記事を「本件記事1」,10
同(2)の記事を「本件記事2」という。)に関し,①Yが原告の氏名を明示し
て本件記事1及び2を掲載したことが原告のプライバシー権を侵害するととも
に,原告の氏名が請求人として記載された懲戒請求書(以下「本件懲戒請求書」
という。)をPDFファイルに複製し,インターネットにアップロードした上,
本件記事1内に同ファイルへのリンク(以下「本件リンク」という。)を張っ15
た行為が,著作権(公衆送信権)及び著作者人格権(公表権)を侵害し〔第1
事件〕,②第1事件におけるYの訴訟代理人となったZが,第1事件に係る訴
えの提起後,Zのブログ記事(以下「本件記事3」という。)に本件記事1に
対するリンクを張ったことが,前記著作権及び著作者人格権の各権利の幇助に
当たるとして〔第2事件〕,原告が,Yに対し,本件記事1(本件リンク先の20
PDFファイルを含む。)及び本件記事2の削除を求めるとともに,慰謝料2
00万円及び不法行為の後である第1事件の訴状送達の日の翌日(令和2年3
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著作権
令和3年4月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5629一部認容
損害賠償請求
原告株式会社シグナル 被告株式会社メディック
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著作権法114条2項 民法644条
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[概要] 1 本件は,広告代理店業等を主たる業務とする原告が,被告ら(請求1)及び
被告会社(請求2)に対し,以下の請求をする事案である。
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)33289
発信者情報開示請求事件
原告A 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物である写真が被告の提供するプ
ロバイダを経由してインターネット上のウェブサイトに投稿されたことによっ
て,原告の著作権(複製権,公衆送信権)が侵害されたところ,損害賠償請求
権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項所定の発信者情報開示25
請求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)26867
発信者情報開示請求事件
原告X 被告GMOペパボ株式会社
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[概要] 1 本件は,原告が,氏名不詳者がインターネット上のウェブサイトに別紙投稿
記事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)をアップロードし,原告の
著作権(複製権又は翻案権,公衆送信権)を侵害したことが明らかであるなど
と主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,上25
記著作権の侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報(以
下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)15010
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MONOLITHJapan 被告株式会社ジェイコム千葉
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著作権法32条1項
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者がインターネット上のウェブサイトに別紙投稿記
事目録記載の各記事(以下「本件各記事」という。)を掲載し,原告の著作権
(複製権及び公衆送信権)を侵害したことが明らかであるなどと主張して,経由
プロバイダである被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及5
び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,上
記著作権の侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)4521請求棄却
著作権侵害行為差止等請求事件
原告SUGOIKAIGILLC
A 被告株式会社ヴァンガード・マネジメント
B
株式会社サムライヴィジョン
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著作権法112条1項 著作権法114条3項 著作権法27条 著作権法1条
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侵害 | 56回 | 実施 | 10回 | ライセンス | 10回 | 差止 | 9回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告会社が,被告らに対し,著作権(複製権又は翻案権)侵害を理25
由として,原告Aが,被告らに対し,著作者人格権(同一性保持権及び氏名表
示権)侵害を理由として,原告会社が,被告ヴァンガード社及び被告サムライ
ヴィジョン社(以下「被告会社ら」という。)に対し,著作権(翻案権)侵害
を理由として,原告会社が,被告らに対し,不正競争防止法(以下「不競法」
という。)違反を理由として,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)12433
発信者情報開示請求事件
原告株式会社イトクロ 被告エックスサーバー株式会社
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著作権法32条 著作権法27条 著作権法2条1項1号
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[概要] 原告は,原告が著作権を有する記事と同一又は類似の記事を,氏名不詳者
(以下「本件発信者」という。)がウェブサイトにアップロードしたことによ
り,原告の著作権が侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38486
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社アリトンシステム研究所 被告株式会社ESTcorporation
A
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著作権法113条2項 民法166条1項 著作権法112条1項 著作権法2条1項15号
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ライセンス | 146回 | 損害賠償 | 62回 | 侵害 | 57回 | 許諾 | 46回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙1プログラム目録記載1及び2の各プログラム(以下,併せて
「本件プログラム」という。)の著作権者である原告が,医師会等からの委託を
受けて保険請求を代行する業者である被告株式会社EST corporat5
ion(以下「被告会社」という。)及び被告会社の代表取締役である被告A
(以下「被告A」という。)に対し,被告会社が本件プログラムをその使用許諾
契約に反する態様により使用したと主張して,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19880
発信者情報開示請求事件
原告X 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 1 本件は,漫画家である原告が,電気通信事業を営む被告に対し,別紙発信端20
末目録記載の発信端末の利用者(以下,これらの利用者を,同目録の番号に従
い,「本件発信者1」などという。)が,被告の提供するインターネット接続
サービスを介し,原告が執筆した漫画の電子データをP2P型のファイル共有
ソフト「BitTorrent」を用いて送信又は送信可能化したことにより,
上記漫画に係る原告の著作権(公衆送信権,送信可能化権)を侵害したことが25
明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1
項に基づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の各情報(以
下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月18日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10022控訴棄却
音楽教室における著作物使用にかかわる請求権不存在確認請求控訴事件
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著作権法22条 著作権法21条 著作権法26条の2 著作権法2条5項
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[概要] (以下,略称は,特に断りのない限り,原判決に従う。)
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10046
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人株式会社サイバーエージェント
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,メールマガジンを配信し,原判決別紙著作物目録記載の文章で
ある著作物(以下「本件著作物」という。)の著作権者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)23327
発信者情報開示請求事件
原告A 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業等を営む被告に対し,「B」と題する漫画作品
(2巻まで刊行されており,以下,同作品の1巻及び2巻の全体を「本件漫画
作品」という。)のうち,その1巻の冒頭部分に当たる別紙3著作物目録記載1
ないし5の各画像(以下「本件著作物」という。)を複製して作成された画像デ
ータ(以下「本件共有画像」という。)が,被告の電気通信設備を経由して,P20
2P方式のファイル共有ソフトウェアであるBitTorrentのネットワ
ーク上に送信(アップロード)されて送信可能化された上,同ネットワークを
介して自動公衆送信されたこと(以下,この一連の行為を「本件共有行為」と
総称する。)によって,本件著作物に係る原告の著作権(送信可能化権及び自動
公衆送信権)が侵害されたことが明らかであるとした上で,本件共有行為を行25
ったBitTorrentのユーザー(以下「本件共有者」という。)に対する
損害賠償請求権の行使のため,被告が保有する別紙1発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由がある
として,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)24090
発信者情報開示請求事件
原告X 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法23条1項
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[概要] 1 本件は,漫画家である原告が,電気通信業(インターネット接続事業)を営
む被告に対し,氏名不詳者が,ビットトレント(BitTorrent)方式のP2Pソ
フトを利用し,原告の著作物である漫画「望まぬ不死の冒険者」(以下「本件
漫画」という。)をインターネット上からダウンロードして複製して自己の端
末に蔵置した上,被告の提供するインターネット接続サービスを通じて公衆送
信するなどし,原告の本件漫画に係る著作権(公衆送信権,送信可能化権)を
侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に
基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)28994請求棄却
損害賠償等請求事件
原告FightSong株式会社 被告iGames株式会社
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著作権法114条2項 著作権法61条2項 著作権法27条 著作権法2条1項15号
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侵害 | 22回 | 損害賠償 | 9回 | 無効 | 8回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 本件は,原告が,関連会社2社と共に,別紙原告ゲーム目録記載のゲーム(以
下「原告ゲーム」という。)に係る著作権(原告ゲームの構成,機能,画面配置5
等及びこれらの組合せ並びに原告ゲームのプログラムに係る複製権・翻案権・
公衆送信権。以下「本件著作権」という。)を共有しているところ,被告が別紙
被告ゲーム目録記載のゲーム(以下「被告ゲーム」という。)を制作・配信する
行為は,本件著作権を侵害しており,上記関連会社2社から,同社らの被告に
対する本件著作権侵害に基づく損害賠償請求権(以下,単に「本件債権」とい10
う。)の譲渡を受けたと主張して,被告に対し,本件著作権に基づき,被告ゲー
ムの複製及び公衆送信の差止め並びにこれを記録したコンピューター及びサ
ーバー内の記録媒体からの同記録の削除を求めるとともに,不法行為による損
害賠償請求権に基づき,損害金5760万円(①著作権法114条2項に基づ
く損害4800万円,②弁護士費用960万円)及びうち480万円に対する15
平成30年10月2日(訴状送達の日の翌日)から,うち5280万円に対す
る令和2年2月5日(訴えの変更申立書送達の日の翌日)から,各支払済みま
で平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)34531請求棄却
知財及び損害賠償請求事件
原告A 被告モダンロイヤル株式会社
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不正競争防止法2条1項3号 著作権法2条1項1号 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,①被告が製造,販売する本件商品は,原告と
被告が共同開発したものであり,本件覚書に基づき,コミッションを受け取る
旨の合意があったとして,そのコミッションを受ける権利の確認と未払コミッ25
ションの一部120万円(平成31年4月分~令和元年12月20日分)及び
訴状送達の日の翌日(令和2年1月15日)から支払済みまで民法(平成29
年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求め(請求の趣旨第2項及び第4項),②仮に,本件覚書が効力を有しないと
すれば,被告による本件商品の販売は,原告の著作権を侵害し,また,形態模
倣による不正競争行為に当たるとして,予備的に,著作権法112条1項,不5
正競争防止法3条1項に基づき,本件商品の製造,販売の差止めを求めるとと
もに(請求の趣旨第3項),③被告が,本件覚書に係る契約(以下「本件契約」
という。)の更新を拒絶し,また,本件商品の商品名を抜け駆け的に商標登録
したことが不法行為に当たるとして,その違法性を立証する労力及び時間に相
当する200万円の賠償及び訴状送達の日の翌日から支払済みまで前記改正前10
の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である(請求
▶判決の詳細
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