権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和5年1月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10079控訴棄却
著作権侵害による損害賠償、損害賠償反訴請求控訴事件
被控訴人株式会社ディアキッズ
|
|
|
|
[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)25
本件は、控訴人において、被控訴人が一審被告キャピタランドの管理運営す
る本件商業施設に本件店舗を出店するに際し、控訴人が本件店舗の内装工事に
係る原判決別紙図面目録記載の図面(原告設計図)を作成したところ、被控訴
人が控訴人に無断で一審被告キャピタランドに対し原告設計図の利用を許諾し、
一審被告キャピタランドが原告設計図に基づく内装工事を発注して本件店舗を
完成させて、原告設計図に表現されている内装(原告内装)を複製し、本件店5
舗が開店した後は、本件店舗を経営する被控訴人らが、原告内装の複製物であ
る本件店舗を公衆に提示すると共に、ウェブサイトに画像等を掲載して公衆送
信して、控訴人の原告設計図ないし原告内装に係る著作権及び著作者人格権を
侵害したなどと主張して、不法行為による損害賠償請求権ないし不当利得返還
請求権に基づき、被控訴人に対し、450万円(①原告設計図の無断利用等に10
よる損害150万円、②原告内装の無断複製等による損害150万円、③本件
店舗の使用等により同被告らが得た利益150万円)及びこれに対する本件店
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)21447
発信者情報開示請求事件
原告A 被告GoogleLLC
|
著作権法19条3項
|
|
|
[概要] 1 氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)は、動画投稿ウェブサイトである25
「YouTube」(以下「本件サイト」という。)において、別紙投稿動画目
録の投稿日時欄記載の日時に、別紙著作物目録記載の楽曲(以下「本件楽曲」と
いう。)を投稿した(以下、当該投稿を「本件投稿」という。)。他方、原告は、
本件楽曲を制作し、クリエイター向けポータルサイトの「ニコニ・コモンズ」(以
下「本件ポータルサイト」という。)において本件楽曲を公開した旨主張してい
る。5
本件は、原告が、本件投稿によって原告の氏名表示権が侵害されたと主張して、
本件サイトを設置・運営する被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信
者情報」という。)の開示を求める事案である。10
なお、争点整理の結果、本件の争点は、著作者該当性及び氏名表示の省略の可
否(著作権法19条3項該当性)のみであるとされた(第2回口頭弁論調書参照)。
2 前提事実(本判決を通じ、証拠を摘示する場合には、特に記載のない限り、枝
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)33763
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース 被告ソフトバンク株式会社
|
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者ら(以下「本件発信者ら」という。)がいわゆる
ファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著
作物目録記載の各動画(以下「本件各動画」という。)を送信可能化したことに
より、本件各動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、20
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者
情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案
である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)14261
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社バンダイナムコミュージックライブ 被告ソフトバンク株式会社
|
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告らが、氏名不詳者がいわゆるファイル交換共有ソフトウェアであ
るBitTorrentを使用して、別紙レコード目録記載の各レコード(以下、
同目録記載の番号に合わせて、「原告レコード1」及び「原告レコード2」とい
い、併せて「原告ら各レコード」という。)を送信可能化したことにより、原告
ら各レコードに係る原告らの各送信可能化権(原告レコード1については原告ソ5
ニー・ミュージックの送信可能化権、原告レコード2については原告バンダイナ
ムコミュージックの送信可能化権をいう。)を侵害したと主張して、被告に対し、
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、①原告ソニ
ー・ミュージックにおいては、原告レコード1に係る発信者(以下「本件発信者10
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)18494
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM 被告株式会社NTTドコモ
|
著作権法14条
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨20
本件は、原告が、氏名不詳者が、P2Pの一種であるBitTorrent
(以下「ビットトレント」という。)のネットワーク(以下「ビットトレント
ネットワーク」という。)を介して、原告が著作権を有する別紙著作物目録記
載の動画(以下「本件著作物」という。)を複製して作成した電子データをイ
ンターネット上でダウンロードし、不特定多数の利用者からの求めに応じて自25
動的に送信し得る状態とすることによって、本件著作物に係る原告の公衆送信
権(送信可能化を含む。以下同じ。)を侵害したことが明らかであり、上記氏
名不詳者に対する損害賠償請求等のために必要であると主張して、被告に対し、
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、被告が保
有する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)5
の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)13720請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告有限会社ソフトライン 被告A
|
著作権法80条1項1号 著作権法114条2項 著作権法80条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、Bの作成した別紙原告漫画目録記載の漫画(以下「原告漫画」とい
う。)に係る出版権を有する原告が、被告に対し、被告の作成した別紙被告漫25
画目録記載の漫画(以下「被告漫画」という。)の表紙(以下「被告表紙」と
いう。)及び中表紙(以下「被告中表紙」といい、被告表紙と併せて「被告表
紙等」という。)は原告漫画の表紙(以下「原告表紙」という。)を複製した
ものであり、原告漫画に係る原告の出版権を侵害すると主張して、民法709
条に基づき、65万円(著作権法114条2項に基づく損害額45万円及び弁
護士費用相当額20万円)及びこれに対する被告漫画の発行日である令和2年5
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)24629
発信者情報開示請求事件
原告A 被告Twitter,Inc.
|
著作権法10条1項1号 著作権法2条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、氏名不詳者が、被告の管理運営するSNSで
あるツイッター上の別紙アカウント目録記載のアカウント(以下「本件アカウ
ント」という。)において、原告が作成した別紙著作物目録記載の文章(以下
「原告文章」という。)をスクリーンショットの方法により複写して作成した25
画像(以下「本件画像」という。)の掲載を含む別紙投稿記事目録記載のツイ
ート(以下「本件ツイート」という。)を投稿したことにより、「言語の著作
物」(著作権法10条1項1号)である原告文章に係る原告の著作権(複製権
及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり、上記氏名不詳者に対して
損害賠償請求をするため、被告が保有する上記氏名不詳者の電話番号(以下
「本件発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張し5
て、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件
発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)10443
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース 被告インターネットマルチフィード株式会社
|
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファ
イル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物
目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化したことによって、
本件動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電20
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以
下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和5年1月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)12669請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告A 被告独立行政法人国際協力機構
|
|
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10083控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人Twitter,Inc.
|
著作権法32条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は、インターネット上の短文投稿サイトである「ツイッター」の利用
者であり、その利用に当たって、自らのアカウント(原告アカウント)のプロフィ
ール画像として、自らが著作権を有するイラスト(原告イラスト)がトリミングさ
れた画像を設定していたものである(以下、アカウントのプロフィール画像として
設定されることによりツイッター上で当該アカウントの画像として表示されるもの
を「アイコン」ということがあり、控訴人が上記のように設定したことにより控訴
人のアカウントの画像として表示されるに至ったものを「原告アイコン」という。)。
被控訴人は、上記ツイッターを運営する米国法人である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)33431一部認容
損害賠償金請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告A
|
著作権法2条1項1号 著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 事案の要旨
本件は、原告が、被告の運営するオンラインストアにおける別紙画像目録1
記載①ないし⑦(以下、番号に従って「本件画像①」、「本件画像②」などとい
うことがある。)及び同目録2記載の各画像(以下、これらを総称して「本件商25
品画像」といい、本件画像①ないし⑦と併せて「本件各画像」ということがあ
る。)を複製した画像の掲載が、本件各画像についての原告の著作権(公衆送信
権)を侵害するとして、不法行為に基づく損害賠償として、著作権法114条
3項により算定される損害金6万6666円及びこれに対する令和3年4月1
9日(最終の不法行為の日)から支払済みまで民法所定年3パーセントの割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。5
前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠及び弁論の全趣旨に
より容易に認められる事実)
(1) 当事者
原告は、「SCANPAN」(スキャンパン)ブランドのデンマーク製キッ
チン製品及び調理器具についての日本国内の正規代理店として、当該製品等10
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)25147
発信者情報開示請求事件
原告A 被告Twitter,Inc.
|
著作権法32条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告が、ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ばれる
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)26180
発信者情報開示請求事件
原告●● 被告Twitter,Inc.
|
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告が、ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ばれる
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)6619請求棄却
損害賠償請求事件 (人体用加圧バンド)
原告株式会社サーナ
A 被告有限会社セキトバ
B
|
著作権法114条3項 著作権法21条 著作権法2条1項1号
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告らが、被告らに対し、被告セキトバの運営するオンラインスト
アにおいて、別紙原告画像目録記載の画像(以下「本件原告画像」という。)を
複製した画像を掲載し、同画像に係る加圧ベルトを販売した行為について、次
の各請求(原告サーナの被告セキトバに対する(1)ないし(3)及び(5)の各請求は25
選択的併合)をする事案である(なお、原告らは、第1審第3回口頭弁論期日
において、請求の趣旨は前記第1記載のとおりであると訂正したが、その後の
争点整理手続において請求及び主張が追加、変更されたことに伴って齟齬が生
じている。)。
(1) 原告サーナが、被告セキトバに対し、著作権(複製権及び公衆送信権)侵
害を理由とする不法行為に基づく損害賠償請求として、信用毀損による損害、5
営業機会を喪失したことによる損害及び著作権法114条3項により算定さ
れる使用料相当額である損害金110万円の支払を求めるもの
(2) 原告サーナが、被告セキトバに対し、不正競争防止法(以下「不競法」と
いう。)2条1項1号所定の不正競争(主位的)及び同項21号所定の不正競
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10058控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
|
著作権法114条3項 著作権法15条 著作権法112条1項
|
侵害 | 17回 | 差止 | 6回 | 損害賠償 | 4回 | ライセンス | 3回 |
|
|
[概要] 本件は、別紙著作物目録記載の写真(以下「原告写真」という。)を撮影し
た被控訴人が、控訴人がその管理運営するウェブサイトに係るサーバーに別紙
被告写真目録1及び同目録2記載の各写真(以下「被告各写真」といい、同目
録1記載の写真を「被告写真1」、同目録2記載の写真を「被告写真2」とい
う。)をアップロードしたことにより、被控訴人の本件各写真に係る著作権25
(複製権、公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権、同一性保持権)を侵
害したと主張して、控訴人に対し、著作権法112条1項に基づき、原告写真
の複製等の差止めを求めるとともに、著作権侵害及び著作者人格権侵害の不法
行為に基づく損害賠償として33万9092円及びこれに対する不法行為の日
である平成30年10月6日から支払済みまで平成29年法律第44号による
改正前の民法所定(以下「改正前民法所定」という。)の年5分の割合による5
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10040控訴棄却
著作物使用料分配金等請求控訴事件
|
|
|
|
[概要] 本件は、音楽著作物の著作権を有する者から委託を受けてその利用許諾等の
音楽著作権の管理を行う事業者である被控訴人との間で、控訴人の著作物であ
る楽曲(以下「本件各楽曲」という。)に係る著作権の管理を委託する旨の著
作権等管理事業法所定の管理委託契約を締結した控訴人が、被控訴人が本件各
楽曲の利用者から徴収した「業務用通信カラオケ使用料」に係る分配金(令和
元年12月から令和2年6月までに分配期が到来するもの)に未払があるとし5
て、上記管理委託契約に基づき、被控訴人に対し、合計546万6584円並
びにうち214万6532円(令和元年12月分配期分)に対する同月26日
から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定(以下「改
正前民法所定」という。)の年5分の割合による遅延損害金、うち274万8
288円(令和2年3月分配期分)に対する同月26日から支払済みまで改正10
前民法所定の年5分の割合による遅延損害金及びうち57万1764円(同年
6月分配期分)に対する同月26日から支払済みまで民法所定の年3パーセン
トの割合による遅延損害金の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10082控訴棄却
損害賠償金請求控訴事件
|
著作権法114条3項 民法709条
|
|
|
[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10085控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
|
著作権法114条3項 民法709条
|
|
|
[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)5740請求棄却
著作権等に基づく差止等請求事件
原告公益財団法人生長の家社会事業団
株式会社光明思想社 被告A
|
著作権法32条1項 著作権法114条3項 著作権法32条
|
|
|
[概要] 1 原告事業団は、別紙著作物目録記載の著作物(以下「本件著作物」という。)
に係る著作権を有し、原告光明思想社は、本件著作物に係る出版権を有してい
る。他方、被告は、別紙出版物目録記載の出版物(以下「本件出版物」とい25
う。)を出版した。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)8410一部認容
発信者情報開示請求事件
原告A 被告エキサイト株式会社
|
著作権法32条1項 著作権法2条1項1号
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、氏名不詳者がツイッター(インターネットを
利用してツイートと呼ばれるメッセージ等を投稿することができる情報サービ20
ス)において原告が著作権を有する別紙著作物目録記載1及び2の各文章を複
製した画像を投稿し、同文章に係る原告の著作権(複製権、翻案権及び公衆送
信権)を侵害したことが明らかであり、上記氏名不詳者に対する損害賠償請求
等のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」とい25
う。)5条2項に基づき、別紙発信者情報目録記載1及び2の各情報(以下
「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月12日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)5086請求棄却
損害賠償請求事件
原告P 被告協和紙工株式会社
|
著作権法114条3項 著作権法20条2項 著作権法2条1項15号 著作権法2条1項1号
|
|
|
[概要] 本件は、桜を題材とする後記原告各イラストを作成した原告が、被告による桜を
題材とするイラストが描かれた後記被告各製品の販売行為が、原告各イラストに係
る原告の著作権(複製権及び翻案権)並びに同一性保持権を侵害したと主張して、
被告に対し、不法行為(民法709条)による損害賠償請求権に基づき、合計5525
44万円(著作権侵害による著作権法114条3項に基づく損害額4940万円、
同一性保持権侵害による無形損害100万円、弁護士費用相当額504万円)の一
部である2000万円及びこれに対する不法行為の後日である令和3年6月10
日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を請求する
事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年12月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)29302
発信者情報開示請求事件
原告株式会社WILL 被告ソフトバンク株式会社
|
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者ら(以下「本件発信者ら」という。)がいわゆる
ファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著
作物目録記載の各動画(以下「本件各動画」という。)を送信可能化したことに20
よって、本件各動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対
し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信
者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事
案である。25
なお、本件では、BitTorrentの仕組み、著作権侵害調査の正確性等
を確認するため、技術説明会(甲17)を実施して、争点を整理している。
2 前提事実(証拠を摘示する場合には、特に記載のない限り、枝番を含むものと
する。)
当事者
ア 原告は、アダルトDVD等の制作、販売等を目的とする株式会社である。5
(弁論の全趣旨)
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和2(ワ)12348一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社日本経済新聞社 被告首都圏新都市鉄道株式会社
|
|
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10033原判決変更
発信者情報開示請求控訴事件
|
|
|
|
[概要] 本件は、原判決別紙写真目録記載1ないし5の各写真(以下「本件各写真」
といい、同目録の番号に応じて、それぞれを「本件写真1」などという。)の15
著作者である被控訴人が、ツイッター(インターネットを利用してツイートと
呼ばれるメッセージ等を投稿することができる情報ネットワーク)のウェブサ
イトにおいて、原判決別紙アカウント目録記載の各アカウントを利用してされ
た原判決別紙投稿記事目録記載1ないし5の各投稿(以下「本件各投稿」とい
い、同目録の番号に応じて、それぞれを「本件投稿1」などという。)により、20
被控訴人の本件各写真に係る著作権(公衆送信権)が侵害されたと主張して、
ツイッターを運営する控訴人に対し、令和3年法律第27号による改正前の特
定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法
律(以下「法」という。)4条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載第1及
び第2記載の各情報の開示を求める事案である。25
原審は、被控訴人の請求を認容したため、控訴人は、これを不服として本件
控訴を提起した。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)28410一部認容
損害賠償金請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告A
|
著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 本件は、原告が、被告に対し、被告がインターネット上のウェブサイトに原告
が著作権を有する画像を掲載したことが、原告の著作権(複製権及び送信可能化
権)を侵害すると主張して、不法行為に基づき、損害賠償金19万9998円及25
びこれに対する不法行為後の日である令和3年4月19日から支払済みまで民
法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)21922一部認容
損害賠償金請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告株式会社BOOTROOM
|
著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 本件は、原告が、被告に対し、被告がインターネット上のウェブサイトに原告
が著作権を有する画像を掲載したことが、原告の著作権(複製権及び送信可能化
権)を侵害すると主張して、不法行為に基づき、損害賠償金46万6662円及25
びこれに対する不法行為後の日である令和3年4月18日から支払済みまで民
法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ヨ)22075
仮処分命令申立事件
|
著作権法20条2項2号 著作権法20条2項4号 著作権法10条1項5号 著作権法20条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、債権者が、「(仮称)国際工芸美術館新築工事」(以下「工芸美術
館新築工事」という。)、「(仮称)国際工芸美術館・国際版画美術館一体化20
工事」(以下「一体化工事」という。)及び「芹ヶ谷公園第二期整備工事」
(以下「公園整備工事」といい、工芸美術館新築工事及び一体化工事と併せて
「工芸美術館新築工事等」という。)と称する各工事の実施を計画する債務者
に対し、債務者が、これらの工事の一部である別紙差止工事目録記載の各工事
(以下、同目録記載1(1)の工事を「本件工事1(1)」、同目録記載2(1)の工事25
を「本件工事2(1)」などといい、本件工事1(1)ないし(4)及び2(1)ないし(3)
を併せて「本件各工事」という。)を行うことにより、「町田市立国際版画美
術館」と称する別紙物件目録記載1の建物(以下「版画美術館」という。)及
びその敷地であって芹ヶ谷公園の一部を構成する同目録記載2の庭園(以下
「本件庭園」という。)に係る債権者の著作者人格権(同一性保持権)が侵害
されるおそれがあると主張して、著作権法112条1項に基づき、本件各工事5
の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)24148一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社MONOLITHJapan 被告A
|
|
侵害 | 27回 | 許諾 | 11回 | 損害賠償 | 9回 | ライセンス | 2回 |
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)21224一部認容
損害賠償金請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告A
|
著作権法2条1項1号 著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 事案の要旨
本件は、原告が、被告の運営するオンラインストアにおける別紙画像目録120
記載①ないし⑦(以下、番号に従って「本件画像①」、「本件画像②」などとい
うことがある。)及び同目録2記載の各画像(以下、これらを総称して「本件商
品画像」といい、本件画像①ないし⑦と併せて「本件各画像」ということがあ
る。)を複製した画像の掲載が、本件各画像についての原告の著作権(複製権及
び公衆送信(ただし、送信可能化のみ。)権)を侵害するとして、不法行為に基25
づく損害賠償として、著作権法114条3項により算定される損害金79万9
992円及びこれに対する令和3年4月16日(不法行為の後の日)から支払
済みまで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)12062
損害賠償請求事件
|
|
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)2229一部認容
損害賠償等請求事件
原告公益財団法人生長の家社会事業団 被告A
|
著作権法30条1項 著作権法114条3項 民法709条 民法34条
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、①被告が、自ら執筆した記事を広報誌「B」
に掲載し、これを不特定多数人に配布したことが、原告に対する名誉毀損、名
誉感情の侵害又は業務妨害に当たると主張して、民法709条に基づき、その
被った損害の賠償を請求するとともに、名誉毀損に関し、民法723条に基づ
き、謝罪広告の掲載を求め、②被告が、原告が著作権を有する別紙著作物目録
記載の著作物(以下「本件著作物」という。)を複製し、本件著作物に係る原
告の複製権を侵害したと主張して、民法709条に基づき、その被った損害の
賠償を請求する事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10044控訴棄却
著作権侵害等に基づく発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人株式会社TOKAIコミュニケーションズ
|
著作権法32条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は、氏名不詳者により、ツイッター(インターネットを利用してツイートと
呼ばれるメッセージ等を投稿することができるサービス)において、原判決別紙投
稿記事目録記載1及び2の各記事(同別紙記載3の本件投稿画像1又は2を含む。)
が投稿されたことにより、本件投稿画像1又は2に含まれる原判決別紙控訴人画像
目録記載2の本件控訴人プロフィール画像に係る控訴人X1 の著作権及び控訴人
X2の原著作者の権利が侵害されたこと並びに控訴人X1 の名誉権が侵害された
ことが明らかであると主張して、控訴人らが、経由プロバイダである被控訴人に対
し、令和3年法律第27号による改正前の特定電気通信役務提供者の損害賠償責任
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
4条1項に基づき、別紙IPアドレス目録記載の日時頃の発信元IPアドレスに割
り当てられていた発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年11月1日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10047控訴棄却
「オーサグラフ世界地図」の共同著作権確認請求
被控訴人Y
|
著作権法2条1項1号 著作権法14条 著作権法65条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人が、被控訴人に対し、日本国際地図学会の「平成21年度定
期大会発表論文・資料集」中の論文「オーサグラフによる矩形世界地図」(本件
論文1)に「図1:筆者が考案する世界地図」として掲載された地図(原判決15
別紙1の①、本件地図1)及び「図2:平面充填地図とそこから切り出せる世
界地図」として掲載された地図(原判決別紙1の②、本件地図2)並びに慶應
義塾大学湘南藤沢学会の「KEIO SFC JOURNAL Vol.17
No.1」中の論文「正多面体図法を用いた歪みの少ない長方形世界地図図法
の提案」(本件論文2)に「図7 本論文で取り上げる世界地図」として掲載さ20
れた地図(原判決別紙2の①、本件地図3)及び「図17 平面充填地図」と
して掲載された地図(原判決別紙2の②、本件地図4)について、控訴人が被
控訴人とともに共同著作権及び著作者人格権を有することの確認を求める事
案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年10月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)15525一部認容
損害賠償請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告A
|
著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 事案の要旨20
本件は、原告が、被告の運営するオンラインストアにおける別紙画像目録1
記載①ないし⑦及び同目録2記載の各画像(以下、これらを総称して「本件各
画像」ということがある。)を複製した画像の掲載が、本件各画像についての原
告の著作権(複製権、公衆送信(送信可能化を含む。)権)を侵害するとして、
不法行為に基づく損害賠償として、著作権法114条3項により算定される損25
害金199万9980円及びこれに対する令和3年4月15日(最終の不法行
為の日)から支払済みまで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年10月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)967請求棄却
損害賠償請求事件
原告A被告B 被告B
|
著作権法30条の2 著作権法23条1項 著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が被告に対し、
①原告は、被告に頼まれて調理器具、食材を購入し、その代金を立て替えたと
主張して、立替払契約に基づき、立替金5万8708円及びこれに対する請求25
より後の日である令和4年12月14日から支払済みまで平成29年法律第4
4号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め、
②被告は、㋐原告の著作物であるパンフレットの画像を被告のウェブサイトに
掲載して表示し、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したと主張して、不法行
為による損害賠償請求権に基づき、57万円及びこれに対する不法行為より後
の日である上記日から支払済みまで上記同様の遅延損害金の支払を求め、㋑原5
告の著作物であるパンフレットの画像又はパンフレットを改変した画像を、原
告の氏名を表示せずに、画像等投稿サイトに投稿して、原告の著作権(公衆送
信権)及び著作者人格権(氏名表示権、同一性保持権)を侵害したと主張して、
不法行為による損害賠償請求権に基づき81万0348円及びこれに対する不
法行為より後の日である上記日から支払済みまで上記同様の遅延損害金の支払10
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年10月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)28420請求棄却
損害賠償請求事件
|
著作権法32条1項 著作権法20条2項4号 著作権法32条 著作権法19条3項
|
|
|
[概要] 1⑴ 本件本訴は、原告が、被告に対し、原告が警察官に逮捕された際の状況が
撮影された「不当逮捕の瞬間!警察官の横暴、職権乱用、誤認逮捕か!」と
題する動画(甲11に収録されている動画をいい、以下「本件逮捕動画」と10
いう。)を被告がインターネット上の動画投稿サイト「YouTube」(以下、
単に「YouTube」という。)に投稿したことにより、名誉権、肖像権及びプ
ライバシー権を侵害されたと主張して、不法行為に基づき、60万円及びこ
れに対する訴状送達の日の翌日である令和3年3月11日から支払済みま
で平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による15
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年10月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10019控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人Y
|
著作権法20条2項4号 著作権法32条1項 著作権法19条3項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は、氏名不詳者(本件投稿者1及び2)により、ツイッター(インターネッ
トを利用してツイートと呼ばれるメッセージ等を投稿することができる情報サービ
ス)上に、別紙投稿記事目録1及び2記載の記事(原判決別紙投稿画像目録記載の
画像を含む。)が投稿されたことにより、原判決別紙被控訴人イラスト目録記載の各
イラストに係る被控訴人の著作権及び著作者人格権並びに被控訴人の名誉権及び営
業権が侵害されたことが明らかであると主張して、被控訴人が、ツイッターを運営
する控訴人に対し、令和3年法律第27号による改正前の特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任
制限法」という。)4条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載の情報の開示を請
求する事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年10月14日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)265等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件、同附帯控訴事件
|
民法416条1項
|
|
|
[概要] 1 原判決を次のとおり変更する。10
2 控訴人らは、被控訴人に対し、連帯して118万7227円及びこれに対す
る令和2年2月6日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
3 訴訟費用は、第1、2審とも控訴人らの負担とする。
4 仮執行宣言
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年10月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和2(ワ)3931一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社中日新聞社 被告首都圏新都市鉄道株式会社
|
著作権法114条3項 著作権法15条1項 民法709条
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が、被告に対し、被告が原告の著作物たる原告が発行する新聞の
記事をスキャンして画像データを作成しそれを社内イントラネット用の記録媒
体に保存し、被告従業員が同イントラネットに接続して同画像データを閲覧でき
るようにしたことが、原告の複製権及び公衆送信権を侵害したことに当たるとし10
て、民法709条又は同法715条に基づき、損害賠償及び各掲載日の後の日か
らの平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅
延損害金を請求する事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和4年9月29日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)4692請求棄却
損害賠償請求事件
原告オートデスクインク 被告ピーシーアシスト株式会社
|
|
ライセンス | 47回 | 許諾 | 5回 | 損害賠償 | 2回 | 侵害 | 2回 |
|
|
[概要] 1 本件は、コンピュータ上において機械や構造物の設計・製図等のCAD
(computer-aided design)機能、あるいは文書作成・閲覧機能を有するアプリケー
ションプログラムである別紙1「ソフトウェア目録」記載の各ソフトウェア(以下
「本件各ソフトウェア」という。)に関する著作権を有する原告が、情報処理に関25
する教育、指導等を目的とする株式会社である被告との間で本件各ソフトウェアに
関するライセンス契約を締結していたところ、被告が当該契約により許諾された数
を超過して本件各ソフトウェアを違法に複製し、被告の運営するスクールで使用し
たと主張して、被告に対し、著作権(複製権)侵害による不法行為に基づく損害賠
償金1億7529万1560円及びこれに対する不法行為の日の後である平成30
年3月28日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定年5
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|