権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和3年12月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19840請求棄却
商号使用差止等請求事件
原告株式会社アノワ 被告株式会社アノワ
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著作権法2条1項1号 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,①被告が,被告商品などに被告標章1ないし5
3を付していることが,別紙1記載の原告標章に対する原告の著作権(複製権)
及び著作者人格権(同一性保持権)を侵害するとして,著作権112条に基づ
き,その妨害排除と妨害予防を求めるほか,②被告が,不正の目的をもって,
原告と同一の商号を使用しているとして,会社法8条2項に基づき,被告商号
の使用の差止めと抹消手続を求めるとともに,③被告が,原告の特定商品等表10
示に類似する被告ドメイン名を使用等していることが不正競争防止法2条1項
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)24492一部認容
発信者情報開示請求事件
原告A 被告ツイッターインク
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著作権法32条1項 著作権法32条 著作権法20条1項 著作権法48条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ばれ
るメッセージ等を投稿することができる情報サービス)において,氏名不詳者
により,原告の著作物である別紙原告イラスト目録記載の各イラストに別のイ
ラストを重ね合わせるなどの加工を施して作成された別紙投稿画像目録記載の25
各画像を含む別紙投稿記事目録1及び別紙投稿記事目録2記載の各ツイートが
無断で投稿されたことにより,上記各イラストに係る原告の著作権(複製権及
び自動公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権)が侵害され,原告の名
誉が毀損され,かつ,原告の営業権が侵害されたことが明らかであると主張し
て,ツイッターを運営する被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」5
という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の情報(以下「本件発
信者情報」という。)の開示を求める事案である。なお,別紙発信者情報目録
記載3(1)の情報の開示請求と同記載3(2)の情報の開示請求は,選択的であ
る(以下,令和2年総務省令第82号による改正後の特定電気通信役務提供者
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著作権
令和3年12月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21014
著作権
原告A 被告GMOインターネット株式会社
ビッグローブ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法21条
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告らの提供するインターネット接続サービスを
経由してインターネット上の投稿サイトに投稿した別紙投稿記事目録記載1及び2
の各記事(以下「本件各投稿記事」といい,同目録1の第1記載の記事を「本件投
稿記事1」,同第2記載の記事を「本件投稿記事2」といい,同目録2の第1記載の10
記事を「本件投稿記事3」といい,同第2記載の記事を「本件投稿記事4」という。)
により,原告の著作物に係る複製権(著作権法21条)及び公衆送信権(著作権法
23条)並びに原告の肖像権が侵害されたことが明らかである旨を主張して,被告
らに対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録1及び215
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
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著作権
令和3年12月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10046
著作者人格権等侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人Z
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著作権法32条1項 著作権法41条 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,一審原告から本件懲戒請求を受けた弁護士である一審被告Yが自ら
のブログ上に掲載した,一審原告の主張に対する反論を内容とする本件記事1
及び2(原判決別紙記事目録記載2の各記事)に関し,①一審被告Yが,一審
原告の氏名が請求人として記載された本件懲戒請求書をPDFファイルに複製
し,インターネットにアップロードした上,本件記事1内に同ファイルへの本5
件リンクを張った行為が,一審原告の著作権(公衆送信権)及び著作者人格権
(公表権)を侵害するとともに,一審原告のプライバシー権を侵害するとして,
一審原告が,一審被告Yに対し,著作権法112条1項に基づき,原判決別紙
記事目録記載1の各ブログに本件記事1及び2を掲載することの差止めを求め,
同条2項に基づき,本件記事1(本件リンク先のPDFファイルを含む。)及び10
2の削除を求めるとともに,著作権(公衆送信権)侵害の損害賠償として,本
件懲戒請求書のファイルの削除に要した労力と時間に相当する財産的損害10
万円と弁護士費用20万円の合計30万円,及び著作者人格権(公表権)侵害
の損害賠償として慰謝料170万円の合計200万円並びにこれに対する不法
行為の後である第1事件の訴状送達の日の翌日(令和2年3月5日)から支払15
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著作権
令和3年12月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)1333
著作権
原告A 被告株式会社エムエムラボ
株式会社グローバルネット
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民法719条2項
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[概要] 本件は,漫画家である原告が,インターネット上の漫画閲覧サイト(以下「本件
ウェブサイト」という。)において原告の著作物である漫画が無断掲載されて原告の
公衆送信権が侵害されているところ,被告らは本件ウェブサイトに掲載する広告主5
を募り,本件ウェブサイトの管理者に広告掲載料として運営資金の提供等をするこ
とにより,上記公衆送信権侵害を幇助したと主張して,被告らに対し,共同不法行
為者としての責任(民法719条2項,709条)に基づき,損害賠償金1100
万円及びこれに対する原告の漫画が本件ウェブサイトに無断掲載された日のうち最
も後の日である平成29年11月18日から支払済みまで民法(平成29年法律第10
44号による改正前のもの。)所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を
求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)17321
著作権
原告A 被告GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告の提供するインターネット接続サービスを経
由してインターネット上の投稿サイトに投稿した別紙投稿記事目録記載1及び2の
各記事(以下「本件各投稿記事」といい,同目録記載順に,「本件投稿記事1」,「本
件投稿記事2」という。)により,原告の著作物に係る複製権及び公衆送信権(送信
可能化権を含む。),原告の名誉権,プライバシー権並びに名誉感情が侵害されたこ
とが明らかである旨を主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償5
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基
づき,別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)23107
発信者情報開示請求事件
原告A 被告株式会社NTTぷらら
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著作権法14条
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[概要] 本件は,原告が,原告の著作物である写真について被告の提供する電気通信
設備を経由してインターネット上のウェブサイト(ツイッター)に投稿された
ことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵害されたところ,損害賠償請
求権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠25
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき,上記の権利侵
害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件各情
報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)15819
発信者情報開示請求事件
原告X 被告株式会社NTTドコモ
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,原告が,ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ばれる
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10044控訴棄却
著作権侵害請求控訴事件
被控訴人株式会社アンス
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著作権法2条2項 著作権法2条1項1号 著作権法10条1項5号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,前田屋外美術株式会社(旧商号「株式
会社前田商事」。以下「前田商事」という。)が製作したタコの形状を模した別
紙1原告滑り台目録記載の滑り台(以下「本件原告滑り台」という。)が美術
の著作物又は建築の著作物に該当し,被控訴人がタコの形状を模した別紙2被
告滑り台目録記載の滑り台2基(以下「本件各被告滑り台」と総称し,同目録
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10056控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 本件は,控訴人が,①被控訴人は原判決別紙記載のタイトル(以下「本件タ
イトル」という。)の論文(以下「本件論文」という。)を作成し,控訴人及びA
が創作した共同著作物に係る著作権(複製権)を侵害した,②被控訴人は本件論文
をインターネット上において公開するなどし,同共同著作物に係る著作者人格権
(氏名表示権)を侵害したと主張して,被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠
償として,合計330万円及びこれに対する不法行為の後である令和元年12月1
9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正
前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年11月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10035控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法113条2項 著作権法114条1項 著作権法112条1項
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ライセンス | 63回 | 損害賠償 | 12回 | 侵害 | 9回 | 許諾 | 5回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,原判決別紙1プログラム目録記載1及び2の各プログラム(以下
「本件プログラム」という。)の著作権者である被控訴人が,医師会等からの
委託を受けて保険請求を代行する業者である控訴人に対し,控訴人が本件プ
ログラムをその使用許諾契約に反する態様により使用したと主張して,次の5
各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年11月11日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2534請求棄却
損害賠償等請求事件
原告株式会社ネイチャースケープ 被告福井県
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[概要] 1 本件は,被告の運営する福井県自然保護センター(以下「本件センター」と
いう。)のインターネット展示システム(以下「本件展示システム」という。)を5
構築等した原告が,被告に対し,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年11月9日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)3208
損害賠償請求事件
原告オートデスクインク 被告P1
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著作権法114条3項
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ライセンス | 23回 | 侵害 | 15回 | 許諾 | 14回 | 損害賠償 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,機械や構造物の設計,製図等の CAD 機能等を有するアプリケーシ
ョンプログラム(以下「原告製品」という。)の著作権者である原告が,被告は,
原告の許諾を受けずに複製された原告製品の海賊版製品(以下「本件海賊版製品」25
という。)について,インターネットオークションサイト(以下「本件サイト」と
いう。)で入札を募り,落札者に対し,本件海賊版製品を販売したと主張して,著
作権(複製権,譲渡権等)侵害の不法行為(民法709条)を理由に,著作権法1
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10047控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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著作権法22条 民法709条
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[概要] 1 本件は,控訴人らが著作権等管理事業者である被控訴人に対し,以下のとお
りの請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)9699請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告P 被告貴船神社
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著作権法114条3項 著作権法112条1項 民法597条3項 民法541条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が保有する別紙写真目録1記載の写真のデータ(以下
「本件写真」という。)は原告が著作権を有する著作物であって,被告に無償で利5
用を許諾したものであるから,原告が利用許諾を解約した後に,被告が本件写真の
うち別紙写真目録2記載の写真のデータ(以下「本件使用写真」という。)をイン
ターネット上に掲載した行為は,本件使用写真に係る原告の著作権(公衆送信権)
の侵害であると主張して,被告に対し,著作権に基づく本件写真のインターネット
上の掲載,自動公衆送信,送信可能化の差止め(著作権法112条1項)及び抹消,10
廃棄(同条2項)を求めると共に,著作権法114条3項に基づく損害賠償として
3009万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(令和2年11月4日)から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)12090
発信者情報開示請求事件
原告A 被告KDDI株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物である複数の写真が2回にわた
り被告の提供する電気通信設備を経由してツイッターというインターネット上
のウェブサイトにそれぞれ投稿されたことによって,原告の著作権(複製権,
公衆送信権)が侵害されたところ,各損害賠償請求権の行使のために必要であ25
ると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定
の発信者情報開示請求権に基づき,上記の各権利侵害に係る発信者情報である
別紙発信者情報目録⑴及び⑵記載の各情報(以下「本件各情報」という。)の
開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)16890
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント 被告KDDI株式会社
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[概要] 本件は,原告らが,被告に対し,原告らがそれぞれ製作したレコードを複製
したものが被告の用いる電気通信設備を経由して送信されたことによって,原
告らが有するレコード製作者の権利(送信可能化権)が侵害されたところ,損10
害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ
責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき,上記
の各権利侵害に係る発信者情報として,原告ソニーは別紙発信者情報目録記載
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10048控訴棄却
著作権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社ヴァンガード・マネジメント
Y
株式会社サムライヴィジョン
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著作権法112条1項 著作権法113条1項2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,⑴ 控訴人会社が,①被控訴人らが原判決別紙1被告レジュメ目録
記載1ないし8の各文書(以下,これらを一括して「被告レジュメ」という。)
を用いて「侍会議」と称する会議(以下「侍会議」という。)のワークショップ
及びコンサルティング業務を行う行為が,控訴人会社が保有する「2011年
度すごい計画作成キット ピーチパーリーマタドール版」と題するワークブッ
ク(以下「原告ワークブック」という。)に係る著作物の著作権(複製権及び翻
案権)の侵害に当たるとして,著作権法112条1項及び2項に基づき,被控
訴人らに対し,原判決別紙2レジュメ対比表の「被告記述部分」欄記載の各記
述(以下,同対比表の「番号欄」記載の番号に対応する記述を「被告記述部分
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)14939
発信者情報開示請求事件
原告X 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法32条1項 著作権法32条
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[概要] 1 事案の概要20
本件は,氏名不詳者が写真・動画共有サービスに投稿した原告の著作物である
文章及び写真を複製し,インターネット上の匿名ブログサービスに投稿して原告
の複製権及び公衆送信権を侵害したところ,同投稿は,被告の電気通信設備を経
由して行われており,原告が氏名不詳者に対して損害賠償を請求するためには,
上記投稿の発信者に係る情報が必要であるとして,原告が被告に対して,特定電25
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4
条1項に基づき同投稿に係る発信者情報の開示を請求した事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)3397
民事訴訟 著作権
原告A 被告株式会社NTTぷらら
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著作権法23条1項 著作権法21条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,電気通信事業を営む被告に対して,被告の電気通信設備を
経由してされたインターネット上での別紙3配信動画目録記載の動画の配信
(以下「本件配信」といい,本件配信によって配信された動画を「本件動画」25
という。)によって,本件動画の一部として別紙4著作物目録記載の各投稿(以
下,併せて「本件各投稿」という。)の内容が配信されたことで原告の著作権
(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,また,本件動画
の一部として原告の人格を攻撃する内容の発言が配信されたことで名誉感情が
侵害されたことが明らかであり,別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下
「本件発信者情報」という。)はその侵害に係る発信者情報であって,本件配信5
をした者(以下「本件発信者」という。)に対する損害賠償等の請求を行うため
に被告の保有する発信者情報の開示が必要であるとして,特定電気通信役務提
供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」と
いう。)4条1項に基づいて,本件発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)16415
民事訴訟 著作権
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
エイベックス・エンタテインメント株式会社 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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著作権法96条の2 著作権法102条
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[概要] 本件は,レコード製作会社である原告らが,電気通信事業等を営む被告に対し,
氏名不詳者が,被告の提供するインターネット接続サービスを経由したファイル交
換ソフトウェアの使用によって,原告らがレコード製作者の権利を有するレコード10
の送信可能化権(著作権法96条の2)を侵害されたことが明らかである旨を主張
して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載1及び2
の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10030控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 被控訴人は,漫画家であり,控訴人は,特定電気通信役務提供者の損害賠償
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)2条3号にいう「特定電気通信役務提供者」である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10034一部認容
損害賠償請求控訴事件
被控訴人株式会社文藝春秋
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著作権法20条1項 著作権法115条 著作権法113条1項2号
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,月刊誌「文藝春秋」(本件月刊誌)を発行する被控訴人に対し,
原判決別紙控訴人投稿文記載の題号及び文章(本件控訴人投稿文)を投稿したが,
被控訴人は,本件控訴人投稿文を,原判決別紙被控訴人掲載文記載の題号及び文章
(本件被控訴人掲載文)のとおり変更した上で,本件月刊誌の令和元年10月号(本
件掲載紙)に掲載して頒布した。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10036控訴棄却
著作権等の侵害に基づく削除等請求控訴事件
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著作権法112条
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[概要] 1 本件は,原判決別紙原告作品目録記載1の文章(以下「原告文章」という。)
及び同目録記載2-1ないし2-3のイラスト(以下「原告イラスト」といい,
原告文章とあわせて「原告作品」という。)を制作して,ツイッター上の自らの25
アカウントに投稿した控訴人が,被控訴人がインターネット上のウェブサイト
に掲載した原判決別紙被告作品目録記載1-1ないし1-3のイラスト(以下
「被告イラスト」という。)及び同目録記載2の文章(以下「被告文章」といい,
被告イラストとあわせて「被告作品」という。)は著作物である原告作品に依拠
して制作されたものであり,被告作品をウェブサイトに掲載した行為は原告作
品に関する控訴人の翻案権,公衆送信権・送信可能化権及び同一性保持権を侵5
害するものである旨主張して,被控訴人に対し,①著作権法112条に基づい
て,上記ウェブサイトに被告作品を掲載した全ての記事の削除を求めるととも
に,②不法行為による損害賠償請求権に基づいて,逸失利益等394万675
8円及びこれに対する不法行為の後である令和元年12月26日(訴状送達の
日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定10
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)17149
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法96条の2
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,レコード製作会社である原告が,インターネット接続プロバイダ事
業を営む被告に対して,被告の用いる電気通信設備を経由したファイル交換ソ
フトウェアの使用によって,原告がレコード製作者の権利を有するレコードに20
ついての送信可能化権(著作権法96条の2)が侵害されたことが明らかであ
り,上記のソフトウェアの使用者に対する損害賠償請求等のために必要である
として,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,別紙発信者情報目
録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案であ25
る。
2 前提事実(当事者間に争いがない事実又は後掲の証拠及び弁論の全趣旨によ
り容易に認められる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,レコードを製作の上,これを複製して音楽CD等として発売し
ている株式会社である(弁論の全趣旨)。5
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10028控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被控訴人iGames株式会社
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著作権法114条2項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人が別紙被告ゲーム目録記載のゲーム(以下「被
告ゲーム」という。)を制作及び配信する行為が,控訴人が関連会社2社(北京
COM4LOVES及び香港COM4LOVES)と共有する別紙原告ゲーム
目録記載のゲーム(以下「原告ゲーム」という。)に係る著作物(ゲームの構成,
機能,画面配置等及びこれらの組合せ,プログラム)の著作権(複製権,翻案
権及び公衆送信権)の侵害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,著作権法1
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著作権
令和3年9月3日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6718
発信者情報開示請求事件
原告株式会社トップ・トレンド 被告GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 本件は,原告が,インターネットの接続に関する業務等を行う被告に対し,
氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)が,被告が管理するサーバーコン
ピュータによりインターネット上に開設された,別紙1発信者情報目録記載の20
URLで特定されるウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)に別
紙2発信者掲載画像目録記載の画像(以下「本件画像」という。)を掲載した
ことにより,別紙3原告画像目録記載の画像(以下「原告画像」という。)に
係る原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,
本件発信者に対する本件画像の消去請求権及び損害賠償請求権の行使のため,25
被告が保有する別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して,特定電気通信役
務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プ
ロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本件発信者情報の開示を
求める事案である。
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著作権
令和3年8月10日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30126等一部認容
不当利得返還請求事件
原告A
B
C
D 被告A
B
C
D
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民法702条1項 民法697条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,F(筆名G。以下「G」という。)の著作物である別紙著作物目録記載
の著作物に係る著作権(以下「本件著作権」という。)につき,Gの子のH(以下
「H」という)が著作権の利用許諾等の管理をし,Hの死後はその子である原告20
がこれを引き継いだところ,原告と本件著作権を共有する,Gの子でありHのき
ょうだいである訴訟承継前亡本訴被告E(以下「E」という。),被告B及び被告
C(以下,E,被告B及び被告Cを併せて「Eら」という。)との間で,本件著作
権の収益の分配方法等で紛争になったとして,本訴は,原告が,被告らに対して,
原告が本件著作権の共有持分を有すること及び本件著作権につき著作権法6525
条4項,64条3項所定の共有著作権の行使の代表者の地位にあることの確認を
請求する事案であり,反訴は,本件著作権に係る収益を管理していたH又はHの
死亡後に事実上収益を管理していた原告において経費として計上して収受した
金員のうちの一部には理由がなくその収益の一部につき,法律上の原因なく収受
したとして,被告らが,Hを相続した原告に対し,不当利得(ただし,「第1 請
求」 の経費に係るもの,同5
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著作権
令和3年7月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3368等
損害賠償請求
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民法719条1項 民法93条 民法644条
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ライセンス | 44回 | 許諾 | 14回 | 無効 | 9回 | 損害賠償 | 4回 |
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[概要] 1 本件本訴は,別紙物件目録記載のソフトウェア(以下「本件ソフトウェア」
という。)の著作権(以下「本件著作権」という。)が原告に帰属しているにもか
かわらず,当時原告代表者であった被告P1が,その任務に違反し,被告会社と共
謀して被告会社にライセンス料名目で合計1490万8300円を支払い,原告に10
同額の損害を負わせたとして,原告が,被告らに対し,共同不法行為(民法719
条1項,709条)に基づき,上記額の損害賠償請求及びこれに対する訴状送達の
日の翌日(被告P1につき令和元年5月10日,被告会社につき同月22日)から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法(以下「改正前の民法」
という。)所定の年5%の割合による遅延損害金の連帯支払を求めるとともに,原15
告が,被告らに対し,原告が本件著作権を有することの確認を求める事案である。
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著作権
令和3年7月16日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)4491一部認容
損害賠償請求事件
原告X 被告Y
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著作権法41条 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 原告は,別件の名誉毀損訴訟(東京地方裁判所令和2年(ワ)第20028号。
以下「別件訴訟」という。)の訴訟代理人であり,被告は,同訴訟の被告の一
人でもあるところ,被告は,原告に無断で,別件訴訟の第1回口頭弁論期日の
前に,原告の作成した別件訴訟の訴状(以下「別件訴状」という。)を,自ら
のブログの記事内にそのデータファイルへのリンクを張る形で公表するなどし25
た。
本件は,原告が,被告に対し,被告の上記行為は,別件訴状に係る原告の著
作権(公衆送信権)及び著作者人格権(公表権)を侵害するものであるとして,
慰謝料30万円(著作権侵害に基づく慰謝料15万円,著作者人格権に基づく
慰謝料15万円の合計額)及びこれに対する不法行為日である令和2年9月2
4日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求め5
る事案である。
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著作権
令和3年7月7日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)31409請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社建築商売 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法61条2項 著作権法59条 著作権法20条1項
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[概要] 1 本件は,ホステル事業への投資勧誘を業とする原告が,経由プロバイダであ
る被告に対し,氏名不詳の発信者が,ツイッター上のアカウントにおいて,別20
紙投稿記事目録1記載1のプロフィール画像(以下「本件プロフィール画像」
という。)を使用したことにより,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」
という。)に係る原告の著作権(複製権,翻案権,公衆送信権)及び著作者人
格権(同一性保持権)を侵害するとともに,別紙投稿記事目録1記載2及び同
目録2記載の各ツイート(以下,それぞれ「本件ツイート1」,「本件ツイー25
ト2」といい,本件プロフィール画像とこれらのツイートとを併せて「本件各
ツイート等」という。)を投稿したことにより,原告の名誉を毀損したことが
明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1
項に基づき,上記侵害行為に係る別紙発信者情報目録1及び2記載の各情報(以
下「本件情報」という。)の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲証拠及び弁論の全趣旨によ
り認められる事実。なお,本判決を通じ,証拠を摘示する場合には,特に断ら
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(レ)128控訴棄却
著作権侵害損害賠償請求控訴事件
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[概要] 1 本件は,一審原告が,一審被告に対し,一審被告が,一審原告が著作権を有
する別紙1著作物目録記載のりんごのイラスト画像(以下「本件イラスト」と
いう。)を,一審原告に無断で一審被告のウェブサイト(以下「被告ウェブサ10
イト」という。)に掲載したことにより,本件イラストに係る一審原告の著作
権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を
侵害したとして,不法行為に基づき,損害賠償金93万4000円(使用料相
当損害金34万4000円,慰謝料50万円及び弁護士費用9万円の合計額)
及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年7月3日から支払済み15
まで民法(平成29年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所前橋地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10027控訴棄却
使用差止等請求控訴事件
被控訴人渋川市
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著作権法15条1項 著作権法14条
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[概要] 本件は,被控訴人の職員として本件文学館に勤務していた控訴人が,本件文学館
に常設展示又は上映されている本件各展示物について,控訴人が著作権及び著作者
人格権を有するところ,被控訴人が,控訴人の著作権及び著作者人格権を争い,控
訴人に無断で展示,上映をして,控訴人の著作権及び著作者人格権を侵害している
と主張して,被控訴人に対し,控訴人が本件各展示物の著作権及び著作者人格権を
有することの確認を求めるとともに,本件各展示物の展示等の差止め並びに本件パ
ネル,本件ケース内展示物及び上映装置の撤去・廃棄を求め,さらに,不法行為に
基づく損害賠償請求又は不当利得返還請求の一部請求として200万円及びこれに
対する最初の不法行為日又は利得日である平成元年11月1日(本件文学館の開館
日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の
割合による遅延損害金又は法定利息の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月29日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10024控訴棄却
知財及び損害賠償請求控訴事件
被控訴人モダンロイヤル株式会社
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著作権法112条 著作権法2条1項1号 民法709条 民法1条2項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人が製造,販売する原判決別
紙2物件目録記載の本件商品(「グッドコア」という名称の姿勢保持具[以下,便
宜上「クッション」ということがある。])は,控訴人が被控訴人と共同開発した
もので,控訴人と被控訴人は,本件商品に関し,原判決別紙1記載の本件覚書に記
載されたとおりの内容の契約(以下「本件契約」という。)を締結したなどと主張
して,次の各請求をした事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)9992請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社タイタン・アート 被告株式会社光和商事
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著作権法2条2項 著作権法2条1項1号 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が販売する別紙対象製品目録記載の時計(以下「被告
製品」という。)は原告が著作権を有する著作物である別紙写真目録記載の原画
(以下「本件原画」という。)を複製したものであるから,被告による被告製品の
販売行為は本件原画に係る原告の著作権(複製権)を侵害していると主張して,被
告に対し,著作権に基づく被告製品の頒布差止め(著作権法112条1項)及び廃
棄(同条2項)を求めると共に,民法709条に基づく損害賠償として525万35
660円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(令和2年11月25日)から支払
済みまで民法所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月16日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)2608
発信者情報開示請求事件
原告A 被告中部テレコミュニケーション株式会社
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著作権法23条1項 著作権法28条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,電気通信事業等を営む被告に対して,被告の用いる電気通
信設備を経由したファイル共有ソフトウェアの使用によって,「魔王の始め方
THE COMIC」と題する漫画作品(以下,同作品の全体を「本件漫画作
品」という。)のうち,その第1話の冒頭部分に当たる別紙3著作物目録記載120
ないし5の各画像(以下,併せて「本件著作物」という。)について,原告がそ
の原著作物である小説の著作権者として有する自動公衆送信権(送信可能化権
を含む。以下同じ。著作権法28条,23条1項)が侵害されたことが明らか
であり,上記のソフトウェアの使用者に対する損害賠償請求等のために必要で
あるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の25
開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,被告の保有する
別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月11日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30491請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法14条 著作権法64条1項 著作権法65条2項 著作権法114条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙記載のタイトル(以下「本件タイ
トル」という。)の論文(以下「本件論文」という。)を作成したことが,原
告及びC(以下「C」という。)が創作した共同著作物の著作権(複製権)を
侵害し,本件論文をインターネット上において公開したことなどが上記共同著20
作物の著作者人格権(氏名表示権)を侵害すると主張して,不法行為に基づく
損害賠償として,330万円(著作権侵害による損害額150万円,著作者人
格権侵害による損害額150万円及び弁護士費用相当額30万円)及びこれに
対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である令和元年12月19日か
ら支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割25
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年6月4日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)25127却下
「オーサグラフ世界地図」の共同著作権確認請求事件
原告A 被告慶應義塾
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,別紙3の①記載の「AuthaGraph M
ap」世界地図(以下「本件地図」という。)が原告及び被告の設置する慶應義
塾大学大学院の准教授であるB(以下「B」という。)の両名を発明者とする作
成原理・作成方法を用いて作成された共同著作物であることの確認を求める事案
である。25
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10010
損害賠償等請求控訴事件
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著作権法20条1項 著作権法20条2項4号 著作権法19条3項 著作権法19条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(以下,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律を「プロバイダ責任制限法」といい,特定電気通信役務提供者の
損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律第四条第一項の発信者
情報を定める省令(平成14年総務省令第57号)を「発信者情報省令」とい
い,令和2年総務省令第82号による改正後の発信者情報省令を「新発信者情
報省令」という。)
本件は,被控訴人が,①控訴人が運営するインターネット上の短文投稿サイ
ト「ツイッター」において,被控訴人の著作物である原判決別紙写真目録記載
の各写真(本件写真1ないし3)が,(a)氏名不詳者により無断でアカウントの
プロフィール画像又は投稿の一部として用いられ,その後当該アカウントに係
るウェブページに表示されたことにより著作権(自動公衆送信権)が侵害され,
(b)氏名不詳者による投稿に伴って当該アカウントに係るウェブページに丸く
トリミングされて表示されたことにより著作者人格権(同一性保持権)が侵害
されたと主張して,控訴人に対し,プロバイダ責任制限法4条1項に基づき,
▶判決の詳細
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著作権
令和3年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)7374
発信者情報開示請求事件
原告X 被告有限会社ケイ・コーポレーション
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[概要] 本件は,イラストレーターである原告が,コンテンツプロバイダである被告に
対し,被告の管理するウェブサイトに掲載された別紙宣伝画像目録記載の宣伝画20
像(以下「本件画像」という。)が,別紙著作物目録記載のイラスト(以下「本
件著作物」という。)に係る原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人
格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害するものであり,発信者の情報の開示
を受ける必要があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)25
4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情
報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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