権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和4年6月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10005控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
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著作権法114条1項 民法719条1項 民事訴訟法248条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 被控訴人(原審原告)は、漫画家であり、原判決別紙原告著作物目録記載の
漫画(原告漫画)の著作権者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年6月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)18801請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社ザ・ミュージックス音楽出版
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著作権法19条1項 著作権法27条 著作権法2条1項12号 民法709条
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、① 被告は、一般社団法人日本音楽著作権協会20
(以下「JASRAC」という。)に対し、原告が単独で作詞作曲した音楽作
品(以下「本件作品」といい、本件作品のうち楽曲部分を「本件楽曲」と、歌
詞部分を「本件歌詞」と、それぞれいう。)について、これを作詞作曲した者
の筆名がグループを表す筆名としての「B」である旨記載した作品届(以下
「本件作品届」という。)を提出し、本件作品に係る原告の著作者人格権(氏25
名表示権)及び著作者として取り扱われるべき人格的利益を侵害したと主張し
て、民法709条に基づき、110万円(慰謝料額100万円及び弁護士費用
相当額10万円)及びこれに対する不法行為日である平成15年6月4日から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合
よる遅延損害金の支払を求め、また、② 原告との間で本件作品に係る著作権譲
渡契約(以下「本件著作権譲渡契約」という。)を締結していた被告は、JA5
SRACに対し、一旦、本件作品届に記載された「B」が個人を表す筆名であ
る旨記載した訂正届を提出したにもかかわらず、再び、「B」がグループを表
す筆名である旨記載した訂正届(以下「本件再訂正届」という。)を提出して、
▶判決の詳細
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著作権
令和4年6月23日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2064一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告MACENTERPRISE株式会社 被告株式会社都泉
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著作権法114条3項 著作権法112条1項 民法709条
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[概要] 本件は、マスクの製造・販売等を行う株式会社である原告(以下、原告の製造
販売に係るマスクを「原告マスク」という。)が、マスクの販売等を行う株式会
社である被告に対し、次の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年6月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10017控訴棄却
共同著作権に基づく利得分配請求等控訴事件
被控訴人Y1
Y2
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[概要] 1 本件は、控訴人が、被控訴人らに対し、①控訴人は、原判決別紙作品目録記
載の各作品(ボイスドラマ)につき持分2分の1の共有著作権を有するところ、被
控訴人らは、同各作品の売上金を全て取得したと主張し、不当利得返還請求又は共
有著作権を侵害する不法行為に基づく損害賠償請求として、上記売上金の2分の1
の範囲内である464万円及びこれに対する履行の請求の日の翌日であり不法行為
の後である平成31年1月10日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法
(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損
害金の連帯支払を求め、②控訴人は、同各作品の制作に関し、被控訴人らとの間で
請負契約(以下「本件制作契約」という。)を締結した上、仕事を完成して引き渡
したと主張し、本件制作契約に基づいて、報酬985万円及びこれに対する完成引
渡しの後である同日から支払済みまで前同旨の遅延損害金の連帯支払を求め、③控
訴人は、被控訴人らが上記①及び②の金員を支払わなかったことにより健康被害を
被ったと主張し、債務不履行又は不法行為に基づく損害賠償請求として、損害金5
0万円及びこれに対する履行の請求の日の翌日であり不法行為の後である同日から
支払済みまで前同旨の遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)26366一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社ゼンリン 被告有限会社ペーパー・シャワーズ
A
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著作権法15条1項 著作権法114条3項 著作権法10条1項6号 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告らに対し、原告の作成及び販売に係る住宅地図を複写
し、これを切り貼りするなどしてポスティング業務を行うための地図を作成し、
同地図を更に複写したり、譲渡又は貸与により公衆に提供したり、同地図の画
像データを被告会社が管理運営するウェブサイト(以下「被告ウェブサイト」20
という。)内のウェブページ上に掲載したりすることによって、上記住宅地図
に係る原告の著作権(複製権、譲渡権、貸与権及び公衆送信権(自動公衆送信
の場合にあっては、送信可能化を含む。以下同じ。))を侵害したと主張して、
以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10076控訴棄却
損害賠償請求控訴事件・ライセンス料支払請求反訴控訴事件
被控訴人コーネットシステム株式会社
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民法719条1項 民法644条 著作権法2条1項12号
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ライセンス | 29回 | 無効 | 11回 | 損害賠償 | 4回 | 許諾 | 3回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件の本訴は、被控訴人が、「SeePlan(シープラン)」と称する段ボール
生産総合管理システムのソフトウェア(以下「本件ソフトウェア」という。)
の「バージョン Ver.1.00」である別紙物件目録記載(イ)のソフトウェア
(以下「本件初期システム」という。)及びその「バージョン Ver.3.0
2」である同目録記載(ロ)のソフトウェア(以下「本件最新システム」とい
う。)の著作権(以下「本件著作権」という場合がある。)が被控訴人に帰属
する旨主張して、その著作権を有することの確認を求めるとともに、被控訴人
の代表者取締役であった控訴人Xが、その在職中に、控訴人会社と被控訴人間
の本件ソフトウェアに係るライセンス契約に基づくライセンス料名下に被控訴
人から控訴人会社に対し1490万8300円を支払わせた行為が、控訴人ら
の共同不法行為に該当する旨主張して、控訴人らに対し、民法719条1項に
基づき、同額の損害賠償金及びこれに対する訴状送達の日の翌日(控訴人Xに
つき令和元年5月10日、控訴人会社につき同月22日)から支払済みまで平
成29年法律第44号による改正前の民法所定(以下「改正前民法所定」とい
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)8969請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告シャンハイムーントンテクノロジーカンパニーリミテッド 被告シックスジョイホンコンリミテッド
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民事訴訟法3条の9 著作権法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法114条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告において、別紙被告画像目録記載2ないし7の各画像5
をゲーム内画面に含む別紙被告作品目録1記載のオンラインゲームを制作し、
日本国内に配信した行為により、原告の別紙原告画像目録記載2ないし8の各
画像に係る著作権(複製権又は翻案権)を侵害するとともに、フェイスブック
上に作成された上記ゲームの公式ウェブページに別紙被告作品目録2記載の画
像を表示させるインラインリンクを貼った行為により、原告の別紙原告画像目10
録記載1の画像に係る著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害し又はこれを幇
助したと主張して、被告に対し、著作権法112条1項及び2項に基づき、別
紙被告作品目録1記載の上記ゲームの複製の差止め及び同ゲームのデータの削
除並びに別紙被告作品目録2記載の画像の複製の差止め及び同画像のデータの
削除を求めるとともに、不法行為による損害賠償請求権に基づき、1110万15
円(著作権法114条2項及び3項に基づき算定した損害金並びに弁護士費用
相当損害金の合計額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年1
0月9日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10074一部認容
債務不存在確認請求控訴事件
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民法719条1項
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[概要] 本件は、BitTorrentと呼ばれるファイル共有ネットワーク及びBit
Torrentを利用するためのクライアントソフトを使用していた一審原告らが、
別紙著作物目録記載の著作物(本件著作物)の著作権者である一審被告から、一審
原告らが本件著作物の動画ファイルをBitTorrentにアップロード(Bi
tTorrentを通じて、他のユーザーに、自ら使用するクライアント機器等に
保存されているデータをダウンロードさせることをいう。以下同じ。)したことによ
り、本件著作物に係る一審被告の著作権が侵害されたとして損害賠償金の支払請求
を受けたことについて、一審原告らが、著作権侵害がないなどと主張して、一審被
告に対し、本件著作物に係る著作権侵害に基づく損害賠償債務が存在しないことの
確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)23928一部認容
損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法20条2項4号 著作権法10条1項8号 著作権法19条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告が、別紙原告写真目録記載1の写真(以20
下「原告写真1」という。)をトリミングして同被告写真目録記載1の写真
(以下「被告写真1」という。)を、同原告写真目録記載2の写真(以下「原
告写真2」という。)をトリミングして同被告写真目録記載2の写真(以下
「被告写真2」という。)を、それぞれ作成し、原告の氏名を表示することな
く、ツイッターに被告写真1の掲載を含む投稿をし、インスタグラムに被告写25
真1及び2の掲載を含む投稿をしたことにより、原告写真1及び2に係る原告
の著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)を侵害したと主張して,不法
行為に基づき,合計60万円(慰謝料50万円及び弁護士費用10万円)及び
これに対する令和2年7月14日から支払済みまで民法所定の年3%の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5988
発信者情報開示請求事件
原告P1 被告エックスサーバー株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)が別紙投稿記
事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)を被告の管理するサーバを使用し
てウェブサイトに投稿したことにより、原告の名誉権及び名誉感情並びに著作権(複
製権、公衆送信権(送信可能化権を含む。))及び著作者人格権が侵害されたこと
は明らかであると主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任25
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づ
き、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5989
民事訴訟 著作権
原告P1 被告さくらインターネット株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)が別紙投稿記
事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)を被告の管理するサーバを使用し
てウェブサイトに投稿したことにより、原告の名誉権及び名誉感情並びに著作権(公25
衆送信権(送信可能化権を含む。))が侵害されたことは明らかであると主張して、
被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載
の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)32121請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社ジーエムピー 被告株式会社HOLUS
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著作権法114条1項 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、別紙原告写真目録記載の写真(以下「原告写
真」という。)が写真の著作物に該当し、被告が被告商品目録1及び被告商品
目録2記載のラベルシール(以下、前者を「被告ラベルシール1」、後者を25
「被告ラベルシール2」という。)を商品に付して販売する行為が原告の原告
写真に係る著作権(複製権及び譲渡権)を侵害し、別紙被告商品目録3記載の
ラベルシール(以下「被告ラベルシール3」という。)を商品に付して販売す
る行為が原告の原告写真に係る著作権(複製権又は翻案権及び譲渡権)を侵害
すると主張して、著作権法112条1項及び2項に基づき、被告ラベルシール
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6266請求棄却
著作権侵害等に基づく発信者情報開示請求事件
原告A
B 被告株式会社TOKAIコミュニケーションズ
株式会社NTTドコモ
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著作権法32条1項 著作権法28条 著作権法17条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告らが、ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ば5
れるメッセージ等を投稿することができる情報ネットワーク)において、氏名
不詳者により、原告Aが著作権を、原告Bが著作権法28条に基づく原著作者
の権利をそれぞれ有する別紙原告画像目録記載1の画像(以下「本件原告画像」
という。)を複製して作成された同目録記載2のプロフィール画像(以下「本
件原告プロフィール画像」という。)含む別紙投稿記事目録記載のツイートが10
無断で投稿されたことにより、本件原告画像に係る原告らの著作権(送信可能
化権)が侵害され、かつ、原告Aの名誉が毀損されたことが明らかであると主
張して、経由プロバイダである被告らに対し、特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制
限法」という。)4条1項に基づき、被告TOKAIに対しては別紙発信者情15
報目録記載1の情報(以下「本件発信者情報1」という。)の開示を、被告ド
コモに対しては同目録記載2の情報(以下「本件発信者情報2」といい、本件
発信者情報1と合わせて単に「本件発信者情報」という。)の開示を求める事
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10085控訴棄却
損害賠償請求、同反訴請求控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 控訴人X1(以下「控訴人X1」という。)(当時大学4年生)とフォトジャ
ーナリストとして活動する被控訴人は、平成30年1月27日から同年2月9
日までの間、イエメンに滞在して現地の様子等の動画(本件動画)を撮影し、
同月12日に帰国した。なお、控訴人X1は、同年8月25日、紛争地域の取
材等を行うジャーナリストである控訴人X2(以下「控訴人X2」という。)と10
婚姻した。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10083控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人BookSuperSolution株式会社
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著作権法6条 著作権法112条 民法709条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,「Book Answer 3」という名称の書店業務管理のためのソフトウ
ェア(控訴人製品)を製造,販売している株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21029
発信者情報開示請求事件
原告A 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
イッツ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 本件は、原告が、電気通信事業等を営む被告らに対し、氏名不詳者らが、被
告らの電気通信設備を経由して、別紙投稿記事目録1記載1及び2の各投稿5
(以下、「本件投稿1-1」、「本件投稿1-2」という。)並びに同目録2
記載1ないし5の各投稿(以下、「本件投稿2-1」、「本件投稿2-2」な
どという。)を行ったことにより、原告の肖像権及び別紙原告著作物目録記載
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)30966
著作権
原告A 被告ニフティ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法32条 著作権法21条
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告の提供するインターネット接続サービスを経
由してインターネット上の投稿サイトに投稿した別紙投稿記事目録記載の各記事
(以下「本件各投稿記事」といい,同目録記載第1の記事を「本件投稿記事1」,同
目録記載第2の記事を「本件投稿記事2」という。)により,原告の著作物に係る複25
製権(著作権法21条)及び公衆送信権(著作権法23条)が侵害されたことが明
らかである旨を主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,
別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)10987請求棄却
著作権侵害損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法2条1項1号 著作権法21条
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[概要] 本件は,ジャーナリストを職業としている原告が,中京大学の教授職にある
被告に対し,(1) 被告の執筆した奨学金に関する雑誌記事等により,原告が執20
筆した雑誌記事等の著作権(複製権,翻案権),著作者人格権(氏名表示権,同
一性保持権)が侵害され,これらは不法行為に当たる,(2) 仮に著作権侵害が
認められないとしても,被告の雑誌記事等は原告の著作物のデッドコピーであ
り,これにより,(1)とは別途不法行為が成立するなどと主張して,不法行為に
基づく損害賠償請求として,300万円及びこれに対する令和3年5月18日25
(不法行為後である訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10005一部認容
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人クラウドフレアインク
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,漫画である本件著作物の著作権者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)15345一部認容
共同著作権に基づく利得配分等請求事件
原告X 被告Y
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民法656条
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[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が被告に対し、①原告が被告と共同で製作した別紙作品目録(既
刊)の同人誌の売上げについて、被告が原告に分配金を支払わないとして、不当
利得又は共同著作権に対する侵害行為としての不法行為に基づく損害賠償とし
て、85万2670円、②別紙作品目録(未刊)の同人誌について、共同製作の
合意が成立していたにもかかわらず、被告の一方的な都合で販売に至らなかった5
ことによる債務不履行に基づく損害賠償として、97万2000円、③原告が、
同人誌製作のための執筆、編集等の作業を行ったこと、書店委託手続きを行った
こと、通信販売サイトの開設、運営作業を行ったこと、同人誌即売会で手伝いを
したこと、被告の個人的な依頼に基づきパソコンの初期設定等やインターネット
オークションへ代理入札をしたことなどに係る、契約に基づく作業対価又は不当10
利得として、1060万9448円の合計1243万4118円及び令和元年6
月21日(訴状送達の日の翌日)から、平成29年法律第44号による改正前の
民法所定の年5分の割合による遅延損害金又は利息を請求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年1月27日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)11834一部認容
損害賠償等請求事件
原告P1 被告P2
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著作権法112条1項 民法719条1項
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[概要] 1 本件は,イラストレーターである原告が,自己の著作物である別紙原告イラ
スト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)を被告が無断で複製し
た上,原告のペンネームとは異なる著作者名によりテレビ番組の企画に応募するな
どし,同番組において上記著作者名を表示して本件イラストが放送されたことによ
り,本件イラストに係る原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権5
(氏名表示権)が侵害されたとして,被告に対し,著作権に基づく本件イラストの
複製及び譲渡の差止め(著作権法112条1項)並びに本件イラストの画像データ
(以下「本件データ」という。)の廃棄(同条2項)を求めると共に,上記番組に
係る放送局及び番組制作会社との共同不法行為(民法719条1項)に基づく12
02万8000円の損害賠償並びにこれに対する不法行為の日である令和2年4月10
26日から支払済みまで民法所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5668
著作権
原告A 被告ツイッター・インク
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著作権法23条1項
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告の提供するインターネット上の短文投稿サイ
トである「ツイッター」に投稿した別紙投稿記事目録記載1ないし5の各投稿(以25
下「本件各投稿」といい,同目録記載順に,「本件投稿1」などという。)により,
原告の著作物に係る公衆送信権が侵害されたことが明らかである旨を主張して,被
告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年1月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)20887
発信者情報開示請求事件
原告X 被告GMOペパボ株式会社
GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項 著作権法10条1項8号
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[概要] 本件は,原告が,インターネット上のウェブサイトに氏名不詳者が別紙3侵害
情報目録1,6ないし9の各「画像」欄記載の各画像(以下,順に「本件画像1」
ないし「本件画像6」,「本件画像12ないし15」といい,これらを併せて「本5
件各画像」という。)を掲載して原告の著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害
したなどと主張して,経由プロバイダである被告らに対し,特定電気通信役務提
供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」とい
う。)4条1項に基づき,別紙1発信者情報目録1及び別紙2発信者情報目録2
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。10
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19840請求棄却
商号使用差止等請求事件
原告株式会社アノワ 被告株式会社アノワ
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著作権法2条1項1号 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,①被告が,被告商品などに被告標章1ないし5
3を付していることが,別紙1記載の原告標章に対する原告の著作権(複製権)
及び著作者人格権(同一性保持権)を侵害するとして,著作権112条に基づ
き,その妨害排除と妨害予防を求めるほか,②被告が,不正の目的をもって,
原告と同一の商号を使用しているとして,会社法8条2項に基づき,被告商号
の使用の差止めと抹消手続を求めるとともに,③被告が,原告の特定商品等表10
示に類似する被告ドメイン名を使用等していることが不正競争防止法2条1項
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)24492一部認容
発信者情報開示請求事件
原告A 被告ツイッターインク
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著作権法32条1項 著作権法32条 著作権法20条1項 著作権法48条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ばれ
るメッセージ等を投稿することができる情報サービス)において,氏名不詳者
により,原告の著作物である別紙原告イラスト目録記載の各イラストに別のイ
ラストを重ね合わせるなどの加工を施して作成された別紙投稿画像目録記載の25
各画像を含む別紙投稿記事目録1及び別紙投稿記事目録2記載の各ツイートが
無断で投稿されたことにより,上記各イラストに係る原告の著作権(複製権及
び自動公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権)が侵害され,原告の名
誉が毀損され,かつ,原告の営業権が侵害されたことが明らかであると主張し
て,ツイッターを運営する被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」5
という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の情報(以下「本件発
信者情報」という。)の開示を求める事案である。なお,別紙発信者情報目録
記載3(1)の情報の開示請求と同記載3(2)の情報の開示請求は,選択的であ
る(以下,令和2年総務省令第82号による改正後の特定電気通信役務提供者
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21014
著作権
原告A 被告GMOインターネット株式会社
ビッグローブ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法21条
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告らの提供するインターネット接続サービスを
経由してインターネット上の投稿サイトに投稿した別紙投稿記事目録記載1及び2
の各記事(以下「本件各投稿記事」といい,同目録1の第1記載の記事を「本件投
稿記事1」,同第2記載の記事を「本件投稿記事2」といい,同目録2の第1記載の10
記事を「本件投稿記事3」といい,同第2記載の記事を「本件投稿記事4」という。)
により,原告の著作物に係る複製権(著作権法21条)及び公衆送信権(著作権法
23条)並びに原告の肖像権が侵害されたことが明らかである旨を主張して,被告
らに対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録1及び215
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10046
著作者人格権等侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人Z
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著作権法32条1項 著作権法41条 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,一審原告から本件懲戒請求を受けた弁護士である一審被告Yが自ら
のブログ上に掲載した,一審原告の主張に対する反論を内容とする本件記事1
及び2(原判決別紙記事目録記載2の各記事)に関し,①一審被告Yが,一審
原告の氏名が請求人として記載された本件懲戒請求書をPDFファイルに複製
し,インターネットにアップロードした上,本件記事1内に同ファイルへの本5
件リンクを張った行為が,一審原告の著作権(公衆送信権)及び著作者人格権
(公表権)を侵害するとともに,一審原告のプライバシー権を侵害するとして,
一審原告が,一審被告Yに対し,著作権法112条1項に基づき,原判決別紙
記事目録記載1の各ブログに本件記事1及び2を掲載することの差止めを求め,
同条2項に基づき,本件記事1(本件リンク先のPDFファイルを含む。)及び10
2の削除を求めるとともに,著作権(公衆送信権)侵害の損害賠償として,本
件懲戒請求書のファイルの削除に要した労力と時間に相当する財産的損害10
万円と弁護士費用20万円の合計30万円,及び著作者人格権(公表権)侵害
の損害賠償として慰謝料170万円の合計200万円並びにこれに対する不法
行為の後である第1事件の訴状送達の日の翌日(令和2年3月5日)から支払15
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)1333
著作権
原告A 被告株式会社エムエムラボ
株式会社グローバルネット
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民法719条2項
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[概要] 本件は,漫画家である原告が,インターネット上の漫画閲覧サイト(以下「本件
ウェブサイト」という。)において原告の著作物である漫画が無断掲載されて原告の
公衆送信権が侵害されているところ,被告らは本件ウェブサイトに掲載する広告主5
を募り,本件ウェブサイトの管理者に広告掲載料として運営資金の提供等をするこ
とにより,上記公衆送信権侵害を幇助したと主張して,被告らに対し,共同不法行
為者としての責任(民法719条2項,709条)に基づき,損害賠償金1100
万円及びこれに対する原告の漫画が本件ウェブサイトに無断掲載された日のうち最
も後の日である平成29年11月18日から支払済みまで民法(平成29年法律第10
44号による改正前のもの。)所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を
求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)17321
著作権
原告A 被告GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告の提供するインターネット接続サービスを経
由してインターネット上の投稿サイトに投稿した別紙投稿記事目録記載1及び2の
各記事(以下「本件各投稿記事」といい,同目録記載順に,「本件投稿記事1」,「本
件投稿記事2」という。)により,原告の著作物に係る複製権及び公衆送信権(送信
可能化権を含む。),原告の名誉権,プライバシー権並びに名誉感情が侵害されたこ
とが明らかである旨を主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償5
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基
づき,別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)23107
発信者情報開示請求事件
原告A 被告株式会社NTTぷらら
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著作権法14条
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[概要] 本件は,原告が,原告の著作物である写真について被告の提供する電気通信
設備を経由してインターネット上のウェブサイト(ツイッター)に投稿された
ことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵害されたところ,損害賠償請
求権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠25
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき,上記の権利侵
害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件各情
報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)15819
発信者情報開示請求事件
原告X 被告株式会社NTTドコモ
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,原告が,ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ばれる
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10044控訴棄却
著作権侵害請求控訴事件
被控訴人株式会社アンス
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著作権法2条2項 著作権法2条1項1号 著作権法10条1項5号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,前田屋外美術株式会社(旧商号「株式
会社前田商事」。以下「前田商事」という。)が製作したタコの形状を模した別
紙1原告滑り台目録記載の滑り台(以下「本件原告滑り台」という。)が美術
の著作物又は建築の著作物に該当し,被控訴人がタコの形状を模した別紙2被
告滑り台目録記載の滑り台2基(以下「本件各被告滑り台」と総称し,同目録
▶判決の詳細
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著作権
令和3年12月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10056控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 本件は,控訴人が,①被控訴人は原判決別紙記載のタイトル(以下「本件タ
イトル」という。)の論文(以下「本件論文」という。)を作成し,控訴人及びA
が創作した共同著作物に係る著作権(複製権)を侵害した,②被控訴人は本件論文
をインターネット上において公開するなどし,同共同著作物に係る著作者人格権
(氏名表示権)を侵害したと主張して,被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠
償として,合計330万円及びこれに対する不法行為の後である令和元年12月1
9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正
前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年11月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10035控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法113条2項 著作権法114条1項 著作権法112条1項
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ライセンス | 63回 | 損害賠償 | 12回 | 侵害 | 9回 | 許諾 | 5回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,原判決別紙1プログラム目録記載1及び2の各プログラム(以下
「本件プログラム」という。)の著作権者である被控訴人が,医師会等からの
委託を受けて保険請求を代行する業者である控訴人に対し,控訴人が本件プ
ログラムをその使用許諾契約に反する態様により使用したと主張して,次の5
各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年11月11日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2534請求棄却
損害賠償等請求事件
原告株式会社ネイチャースケープ 被告福井県
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[概要] 1 本件は,被告の運営する福井県自然保護センター(以下「本件センター」と
いう。)のインターネット展示システム(以下「本件展示システム」という。)を5
構築等した原告が,被告に対し,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年11月9日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)3208
損害賠償請求事件
原告オートデスクインク 被告P1
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著作権法114条3項
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ライセンス | 23回 | 侵害 | 15回 | 許諾 | 14回 | 損害賠償 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,機械や構造物の設計,製図等の CAD 機能等を有するアプリケーシ
ョンプログラム(以下「原告製品」という。)の著作権者である原告が,被告は,
原告の許諾を受けずに複製された原告製品の海賊版製品(以下「本件海賊版製品」25
という。)について,インターネットオークションサイト(以下「本件サイト」と
いう。)で入札を募り,落札者に対し,本件海賊版製品を販売したと主張して,著
作権(複製権,譲渡権等)侵害の不法行為(民法709条)を理由に,著作権法1
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10047控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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著作権法22条 民法709条
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[概要] 1 本件は,控訴人らが著作権等管理事業者である被控訴人に対し,以下のとお
りの請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)9699請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告P 被告貴船神社
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著作権法114条3項 著作権法112条1項 民法597条3項 民法541条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が保有する別紙写真目録1記載の写真のデータ(以下
「本件写真」という。)は原告が著作権を有する著作物であって,被告に無償で利5
用を許諾したものであるから,原告が利用許諾を解約した後に,被告が本件写真の
うち別紙写真目録2記載の写真のデータ(以下「本件使用写真」という。)をイン
ターネット上に掲載した行為は,本件使用写真に係る原告の著作権(公衆送信権)
の侵害であると主張して,被告に対し,著作権に基づく本件写真のインターネット
上の掲載,自動公衆送信,送信可能化の差止め(著作権法112条1項)及び抹消,10
廃棄(同条2項)を求めると共に,著作権法114条3項に基づく損害賠償として
3009万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(令和2年11月4日)から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)12090
発信者情報開示請求事件
原告A 被告KDDI株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物である複数の写真が2回にわた
り被告の提供する電気通信設備を経由してツイッターというインターネット上
のウェブサイトにそれぞれ投稿されたことによって,原告の著作権(複製権,
公衆送信権)が侵害されたところ,各損害賠償請求権の行使のために必要であ25
ると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定
の発信者情報開示請求権に基づき,上記の各権利侵害に係る発信者情報である
別紙発信者情報目録⑴及び⑵記載の各情報(以下「本件各情報」という。)の
開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)16890
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント 被告KDDI株式会社
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[概要] 本件は,原告らが,被告に対し,原告らがそれぞれ製作したレコードを複製
したものが被告の用いる電気通信設備を経由して送信されたことによって,原
告らが有するレコード製作者の権利(送信可能化権)が侵害されたところ,損10
害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ
責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき,上記
の各権利侵害に係る発信者情報として,原告ソニーは別紙発信者情報目録記載
▶判決の詳細
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