権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和4年11月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21922一部認容
損害賠償金請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告株式会社BOOTROOM
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著作権法114条3項
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、被告がインターネット上のウェブサイトに原告
が著作権を有する画像を掲載したことが、原告の著作権(複製権及び送信可能化
権)を侵害すると主張して、不法行為に基づき、損害賠償金46万6662円及25
びこれに対する不法行為後の日である令和3年4月18日から支払済みまで民
法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年11月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ヨ)22075
仮処分命令申立事件
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著作権法20条2項2号 著作権法20条2項4号 著作権法10条1項5号 著作権法20条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、債権者が、「(仮称)国際工芸美術館新築工事」(以下「工芸美術
館新築工事」という。)、「(仮称)国際工芸美術館・国際版画美術館一体化20
工事」(以下「一体化工事」という。)及び「芹ヶ谷公園第二期整備工事」
(以下「公園整備工事」といい、工芸美術館新築工事及び一体化工事と併せて
「工芸美術館新築工事等」という。)と称する各工事の実施を計画する債務者
に対し、債務者が、これらの工事の一部である別紙差止工事目録記載の各工事
(以下、同目録記載1(1)の工事を「本件工事1(1)」、同目録記載2(1)の工事25
を「本件工事2(1)」などといい、本件工事1(1)ないし(4)及び2(1)ないし(3)
を併せて「本件各工事」という。)を行うことにより、「町田市立国際版画美
術館」と称する別紙物件目録記載1の建物(以下「版画美術館」という。)及
びその敷地であって芹ヶ谷公園の一部を構成する同目録記載2の庭園(以下
「本件庭園」という。)に係る債権者の著作者人格権(同一性保持権)が侵害
されるおそれがあると主張して、著作権法112条1項に基づき、本件各工事5
の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年11月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)24148一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社MONOLITHJapan 被告A
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侵害 | 27回 | 許諾 | 11回 | 損害賠償 | 9回 | ライセンス | 2回 |
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和4年11月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21224一部認容
損害賠償金請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告A
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著作権法2条1項1号 著作権法114条3項
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[概要] 事案の要旨
本件は、原告が、被告の運営するオンラインストアにおける別紙画像目録120
記載①ないし⑦(以下、番号に従って「本件画像①」、「本件画像②」などとい
うことがある。)及び同目録2記載の各画像(以下、これらを総称して「本件商
品画像」といい、本件画像①ないし⑦と併せて「本件各画像」ということがあ
る。)を複製した画像の掲載が、本件各画像についての原告の著作権(複製権及
び公衆送信(ただし、送信可能化のみ。)権)を侵害するとして、不法行為に基25
づく損害賠償として、著作権法114条3項により算定される損害金79万9
992円及びこれに対する令和3年4月16日(不法行為の後の日)から支払
済みまで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年11月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)12062
損害賠償請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和4年11月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2229一部認容
損害賠償等請求事件
原告公益財団法人生長の家社会事業団 被告A
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著作権法30条1項 著作権法114条3項 民法709条 民法34条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、①被告が、自ら執筆した記事を広報誌「B」
に掲載し、これを不特定多数人に配布したことが、原告に対する名誉毀損、名
誉感情の侵害又は業務妨害に当たると主張して、民法709条に基づき、その
被った損害の賠償を請求するとともに、名誉毀損に関し、民法723条に基づ
き、謝罪広告の掲載を求め、②被告が、原告が著作権を有する別紙著作物目録
記載の著作物(以下「本件著作物」という。)を複製し、本件著作物に係る原
告の複製権を侵害したと主張して、民法709条に基づき、その被った損害の
賠償を請求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年11月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10044控訴棄却
著作権侵害等に基づく発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人株式会社TOKAIコミュニケーションズ
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、氏名不詳者により、ツイッター(インターネットを利用してツイートと
呼ばれるメッセージ等を投稿することができるサービス)において、原判決別紙投
稿記事目録記載1及び2の各記事(同別紙記載3の本件投稿画像1又は2を含む。)
が投稿されたことにより、本件投稿画像1又は2に含まれる原判決別紙控訴人画像
目録記載2の本件控訴人プロフィール画像に係る控訴人X1 の著作権及び控訴人
X2の原著作者の権利が侵害されたこと並びに控訴人X1 の名誉権が侵害された
ことが明らかであると主張して、控訴人らが、経由プロバイダである被控訴人に対
し、令和3年法律第27号による改正前の特定電気通信役務提供者の損害賠償責任
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
4条1項に基づき、別紙IPアドレス目録記載の日時頃の発信元IPアドレスに割
り当てられていた発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年11月1日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10047控訴棄却
「オーサグラフ世界地図」の共同著作権確認請求
被控訴人Y
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著作権法2条1項1号 著作権法14条 著作権法65条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人が、被控訴人に対し、日本国際地図学会の「平成21年度定
期大会発表論文・資料集」中の論文「オーサグラフによる矩形世界地図」(本件
論文1)に「図1:筆者が考案する世界地図」として掲載された地図(原判決15
別紙1の①、本件地図1)及び「図2:平面充填地図とそこから切り出せる世
界地図」として掲載された地図(原判決別紙1の②、本件地図2)並びに慶應
義塾大学湘南藤沢学会の「KEIO SFC JOURNAL Vol.17
No.1」中の論文「正多面体図法を用いた歪みの少ない長方形世界地図図法
の提案」(本件論文2)に「図7 本論文で取り上げる世界地図」として掲載さ20
れた地図(原判決別紙2の①、本件地図3)及び「図17 平面充填地図」と
して掲載された地図(原判決別紙2の②、本件地図4)について、控訴人が被
控訴人とともに共同著作権及び著作者人格権を有することの確認を求める事
案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年10月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)15525一部認容
損害賠償請求事件
原告エス・アンド・ケー株式会社 被告A
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著作権法114条3項
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[概要] 事案の要旨20
本件は、原告が、被告の運営するオンラインストアにおける別紙画像目録1
記載①ないし⑦及び同目録2記載の各画像(以下、これらを総称して「本件各
画像」ということがある。)を複製した画像の掲載が、本件各画像についての原
告の著作権(複製権、公衆送信(送信可能化を含む。)権)を侵害するとして、
不法行為に基づく損害賠償として、著作権法114条3項により算定される損25
害金199万9980円及びこれに対する令和3年4月15日(最終の不法行
為の日)から支払済みまで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年10月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)967請求棄却
損害賠償請求事件
原告A被告B 被告B
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著作権法30条の2 著作権法23条1項 著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が被告に対し、
①原告は、被告に頼まれて調理器具、食材を購入し、その代金を立て替えたと
主張して、立替払契約に基づき、立替金5万8708円及びこれに対する請求25
より後の日である令和4年12月14日から支払済みまで平成29年法律第4
4号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め、
②被告は、㋐原告の著作物であるパンフレットの画像を被告のウェブサイトに
掲載して表示し、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したと主張して、不法行
為による損害賠償請求権に基づき、57万円及びこれに対する不法行為より後
の日である上記日から支払済みまで上記同様の遅延損害金の支払を求め、㋑原5
告の著作物であるパンフレットの画像又はパンフレットを改変した画像を、原
告の氏名を表示せずに、画像等投稿サイトに投稿して、原告の著作権(公衆送
信権)及び著作者人格権(氏名表示権、同一性保持権)を侵害したと主張して、
不法行為による損害賠償請求権に基づき81万0348円及びこれに対する不
法行為より後の日である上記日から支払済みまで上記同様の遅延損害金の支払10
▶判決の詳細
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著作権
令和4年10月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)28420請求棄却
損害賠償請求事件
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著作権法32条1項 著作権法20条2項4号 著作権法32条 著作権法19条3項
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[概要] 1⑴ 本件本訴は、原告が、被告に対し、原告が警察官に逮捕された際の状況が
撮影された「不当逮捕の瞬間!警察官の横暴、職権乱用、誤認逮捕か!」と
題する動画(甲11に収録されている動画をいい、以下「本件逮捕動画」と10
いう。)を被告がインターネット上の動画投稿サイト「YouTube」(以下、
単に「YouTube」という。)に投稿したことにより、名誉権、肖像権及びプ
ライバシー権を侵害されたと主張して、不法行為に基づき、60万円及びこ
れに対する訴状送達の日の翌日である令和3年3月11日から支払済みま
で平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による15
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年10月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10019控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人Y
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著作権法20条2項4号 著作権法32条1項 著作権法19条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、氏名不詳者(本件投稿者1及び2)により、ツイッター(インターネッ
トを利用してツイートと呼ばれるメッセージ等を投稿することができる情報サービ
ス)上に、別紙投稿記事目録1及び2記載の記事(原判決別紙投稿画像目録記載の
画像を含む。)が投稿されたことにより、原判決別紙被控訴人イラスト目録記載の各
イラストに係る被控訴人の著作権及び著作者人格権並びに被控訴人の名誉権及び営
業権が侵害されたことが明らかであると主張して、被控訴人が、ツイッターを運営
する控訴人に対し、令和3年法律第27号による改正前の特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任
制限法」という。)4条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載の情報の開示を請
求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年10月14日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)265等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件、同附帯控訴事件
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民法416条1項
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[概要] 1 原判決を次のとおり変更する。10
2 控訴人らは、被控訴人に対し、連帯して118万7227円及びこれに対す
る令和2年2月6日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
3 訴訟費用は、第1、2審とも控訴人らの負担とする。
4 仮執行宣言
▶判決の詳細
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著作権
令和4年10月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3931一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社中日新聞社 被告首都圏新都市鉄道株式会社
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著作権法114条3項 著作権法15条1項 民法709条
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[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が、被告に対し、被告が原告の著作物たる原告が発行する新聞の
記事をスキャンして画像データを作成しそれを社内イントラネット用の記録媒
体に保存し、被告従業員が同イントラネットに接続して同画像データを閲覧でき
るようにしたことが、原告の複製権及び公衆送信権を侵害したことに当たるとし10
て、民法709条又は同法715条に基づき、損害賠償及び各掲載日の後の日か
らの平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅
延損害金を請求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年9月29日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)4692請求棄却
損害賠償請求事件
原告オートデスクインク 被告ピーシーアシスト株式会社
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ライセンス | 47回 | 許諾 | 5回 | 損害賠償 | 2回 | 侵害 | 2回 |
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[概要] 1 本件は、コンピュータ上において機械や構造物の設計・製図等のCAD
(computer-aided design)機能、あるいは文書作成・閲覧機能を有するアプリケー
ションプログラムである別紙1「ソフトウェア目録」記載の各ソフトウェア(以下
「本件各ソフトウェア」という。)に関する著作権を有する原告が、情報処理に関25
する教育、指導等を目的とする株式会社である被告との間で本件各ソフトウェアに
関するライセンス契約を締結していたところ、被告が当該契約により許諾された数
を超過して本件各ソフトウェアを違法に複製し、被告の運営するスクールで使用し
たと主張して、被告に対し、著作権(複製権)侵害による不法行為に基づく損害賠
償金1億7529万1560円及びこれに対する不法行為の日の後である平成30
年3月28日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定年5
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年9月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10024控訴棄却
映画上映禁止及び損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
合同会社東風
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著作権法32条1項 著作権法20条2項4号 著作権法48条1項 著作権法112条1項
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[概要] (以下、控訴人X₁を「控訴人X₁」と、控訴人X₂を「控訴人X₂」と、控訴人X20
₃を「控訴人X₃」と、控訴人X₄を「控訴人X₄」と、控訴人X₅を「控訴人X₅」
と、被控訴人Yを「被控訴人Y」と、被控訴人合同会社東風を「被控訴人会社」
という。その他の略語は原判決の表記に従う。)
▶判決の詳細
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著作権
令和4年9月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10011控訴棄却
商号使用差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社アノワ
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著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は、控訴人が、被控訴人に対し、①被控訴人が、被控訴人商品などに被
控訴人標章1ないし3を付していることが、原判決別紙1記載の原告標章(以
下「控訴人標章」という。)に対する控訴人の著作権(複製権)及び著作者人格
権(同一性保持権)を侵害するとして、著作権法112条に基づき、その妨害10
排除と妨害予防を求めるほか、②被控訴人が、不正の目的をもって、控訴人と
同一の商号を使用しているとして、会社法8条2項に基づき、被控訴人商号の
使用の差止めと抹消手続を求めるとともに、③被控訴人が、控訴人の特定商品
等表示に類似する被控訴人ドメイン名を使用等していることが不正競争防止法
2条1項19号に規定する不正競争に該当するとして、同法3条1項に基づき、15
その使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年8月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10035控訴棄却
著作権侵害損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
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著作権法6条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は、ジャーナリストである控訴人が、大学の教授である被控訴人の執筆
した雑誌記事等について、①主位的に、控訴人が著作権を有する雑誌記事(原告雑
誌記事)及び書籍の一部(原告ルポ)の複製又は翻案に当たり、控訴人の著作権(複
製権、翻案権)及び著作者人格権(氏名表示権、同一性保持権)を侵害すると主張
し、②予備的に、原告雑誌記事及び原告ルポのいわゆるデッドコピーであると主張
して、不法行為に基づく損害賠償請求として、300万円(逸失利益150万円、
弁護士費用50万円及び慰謝料100万円の合計額)及びこれに対する不法行為の
後で訴状送達の日の翌日である令和3年5月18日から支払済みまで民法所定の年
3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)17968請求棄却
民事訴訟 著作権
原告株式会社ヒューマンライフ・マネジメント 被告NTTエレクトロニクステクノ株式会社
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著作権法2条1項10号 著作権法114条1項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は、原告が、別紙原告プログラム目録記載の各プログラム(以下、符号
に応じて「原告プログラム1⑴」、「原告プログラム2⑴ア」等といい、原告
プログラム1⑴から4を併せて「各原告プログラム」という。)について原告5
が著作権を有し、被告が各原告プログラムを複製又は翻案した被告プログラム
をサーバにインストールして定期的に修正したこと等により、原告の各著作権
(複製権又は翻案権)が侵害され損害を被った等と主張して、被告に対し、各
著作権による差止請求権及び廃棄等請求権(著作権法112条1項、2項)に
基づき、被告プログラムの複製、翻案の差止め及び廃棄を求めるとともに、不10
法行為による損害賠償請求権に基づき、損害の一部として610万円及びこれ
に対する不法行為より後の日である平成24年8月31日から支払済みまで平
成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年8月9日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)9317請求棄却
民事訴訟 著作権
原告グローシップ・パートナーズ株式会社 被告ZEIN株式会社
A
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民法709条 民法537条 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 原告の従業員であって後に被告会社に移籍したB(以下「B」という。)は、
原告に在籍中に、別紙本件データ目録記載のファイルのうちスライド2枚目ない
し8枚目の部分(以下「本件データ」といい、本件データの特定の頁をスライド
の頁数に合わせて「本件データ2枚目」などということがある。)を作成した。25
そして、Bは、被告会社に移籍した後、別紙被告ら作成データ目録記載のファイ
ルのうちスライド7枚目ないし13枚目の部分(甲5の6の電子メールに添付さ
れたパワーポイントファイル7頁ないし13頁をいう(令和3年10月28日付
け書面による準備手続調書参照)。以下、当該データを「被告ら作成データ」と
いい、被告ら作成データの特定の頁をスライドの頁数に合わせて「被告ら作成デ
ータ7枚目」などということがある。)を作成し、被告Aに対し、被告ら作成デ5
ータを含むファイルを添付の上電子メール(甲5の6)を送信した。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年7月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)33192請求棄却
損害賠償請求事件
原告甲 被告株式会社講談社
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著作権法41条
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侵害 | 25回 | 損害賠償 | 6回 | 分割 | 6回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 本件は、原告が、被告に対し、被告の発行する雑誌に掲載された記事のうち、20
別紙記事目録記載1ないし4の各記載は、原告の社会的評価を低下させる事実
を公然と摘示したものであるから、同記載の掲載は名誉毀損に当たり、別紙写
真目録写真1ないし4の各写真は、いずれも、原告の容ぼうが写っており、原
告が著作権を有するものであるから、同写真の掲載は、原告の肖像権及び著作
権を侵害するとして、不法行為に基づき、損害賠償金600万円(名誉毀損に25
つき400万円並びに肖像権侵害及び著作権侵害につき各100万円)及び弁
護士費用60万円の合計660万円と、上記雑誌の発行日である平成29年8
月17日から平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を、それぞれ求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年7月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10004控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件
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著作権法27条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、別紙原告著作物目録(原判決別紙1)記載の書籍(以下「原告書籍」
という。)の著作者である控訴人が、被控訴人が「語り継ぎたいこと チャレ
ンジの50年」と題する被控訴人の社史(以下「被告社史」という。)を発行
した行為が原告書籍の翻案(著作権法27条)に当たり、被控訴人はその許諾5
料相当額を法律上の原因なく利得した旨主張して、被控訴人に対し、不当利得
返還請求権に基づき、200万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である
令和2年2月29日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年7月13日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21405一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告A 被告ススメル株式会社
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著作権法114条3項 著作権法6条3号 著作権法21条 著作権法2条1項1号
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侵害 | 24回 | 許諾 | 20回 | ライセンス | 18回 | 損害賠償 | 6回 |
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[概要] 本件は、原告が、被告がその管理運営するウェブサイトに別紙著作物目録記25
載の写真(以下「本件写真」という。)を基にして作成した画像(別紙被告写
真目録記載の画像。以下「本件画像」という。)をアップロードしたことが、
原告の本件写真に係る著作権(複製権及び公衆送信権)及び氏名表示権を侵害
し、又は公衆による複製権侵害を幇助したと主張して、被告に対し、著作権に
基づき、本件写真の複製、自動公衆送信及び送信可能化の差止めを求めるとと
もに、不法行為に基づく損害賠償として、合計33万9734円(ライセンス5
料相当額23万9734円、著作者人格権侵害による慰謝料5万円及び弁護士
費用相当額5万円)及びこれに対する不法行為の日である平成29年11月4
日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年7月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10023控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被控訴人福井県
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民法415条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 被控訴人(原審被告)は、福井県自然保護センター(本件センター)を運営
する地方公共団体であり、控訴人(原審原告)は、平成22年に導入された本件セ
ンターのインターネット展示システム(以下「本件展示システム」という。なお、
本件展示システムは、サーバやルータ等のハードウェア、各種ソフトウェア(OS、
ミドルウェア、アプリケーション等)及びネットワークにより構成されている。)
を構築等したものである。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年6月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10005控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
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著作権法114条1項 民法719条1項 民事訴訟法248条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 被控訴人(原審原告)は、漫画家であり、原判決別紙原告著作物目録記載の
漫画(原告漫画)の著作権者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年6月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)18801請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社ザ・ミュージックス音楽出版
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著作権法19条1項 著作権法27条 著作権法2条1項12号 民法709条
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、① 被告は、一般社団法人日本音楽著作権協会20
(以下「JASRAC」という。)に対し、原告が単独で作詞作曲した音楽作
品(以下「本件作品」といい、本件作品のうち楽曲部分を「本件楽曲」と、歌
詞部分を「本件歌詞」と、それぞれいう。)について、これを作詞作曲した者
の筆名がグループを表す筆名としての「B」である旨記載した作品届(以下
「本件作品届」という。)を提出し、本件作品に係る原告の著作者人格権(氏25
名表示権)及び著作者として取り扱われるべき人格的利益を侵害したと主張し
て、民法709条に基づき、110万円(慰謝料額100万円及び弁護士費用
相当額10万円)及びこれに対する不法行為日である平成15年6月4日から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合
よる遅延損害金の支払を求め、また、② 原告との間で本件作品に係る著作権譲
渡契約(以下「本件著作権譲渡契約」という。)を締結していた被告は、JA5
SRACに対し、一旦、本件作品届に記載された「B」が個人を表す筆名であ
る旨記載した訂正届を提出したにもかかわらず、再び、「B」がグループを表
す筆名である旨記載した訂正届(以下「本件再訂正届」という。)を提出して、
▶判決の詳細
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著作権
令和4年6月23日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2064一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告MACENTERPRISE株式会社 被告株式会社都泉
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著作権法114条3項 著作権法112条1項 民法709条
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[概要] 本件は、マスクの製造・販売等を行う株式会社である原告(以下、原告の製造
販売に係るマスクを「原告マスク」という。)が、マスクの販売等を行う株式会
社である被告に対し、次の各請求をする事案である。
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著作権
令和4年6月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10017控訴棄却
共同著作権に基づく利得分配請求等控訴事件
被控訴人Y1
Y2
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[概要] 1 本件は、控訴人が、被控訴人らに対し、①控訴人は、原判決別紙作品目録記
載の各作品(ボイスドラマ)につき持分2分の1の共有著作権を有するところ、被
控訴人らは、同各作品の売上金を全て取得したと主張し、不当利得返還請求又は共
有著作権を侵害する不法行為に基づく損害賠償請求として、上記売上金の2分の1
の範囲内である464万円及びこれに対する履行の請求の日の翌日であり不法行為
の後である平成31年1月10日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法
(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損
害金の連帯支払を求め、②控訴人は、同各作品の制作に関し、被控訴人らとの間で
請負契約(以下「本件制作契約」という。)を締結した上、仕事を完成して引き渡
したと主張し、本件制作契約に基づいて、報酬985万円及びこれに対する完成引
渡しの後である同日から支払済みまで前同旨の遅延損害金の連帯支払を求め、③控
訴人は、被控訴人らが上記①及び②の金員を支払わなかったことにより健康被害を
被ったと主張し、債務不履行又は不法行為に基づく損害賠償請求として、損害金5
0万円及びこれに対する履行の請求の日の翌日であり不法行為の後である同日から
支払済みまで前同旨の遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)26366一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社ゼンリン 被告有限会社ペーパー・シャワーズ
A
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著作権法15条1項 著作権法114条3項 著作権法10条1項6号 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告らに対し、原告の作成及び販売に係る住宅地図を複写
し、これを切り貼りするなどしてポスティング業務を行うための地図を作成し、
同地図を更に複写したり、譲渡又は貸与により公衆に提供したり、同地図の画
像データを被告会社が管理運営するウェブサイト(以下「被告ウェブサイト」20
という。)内のウェブページ上に掲載したりすることによって、上記住宅地図
に係る原告の著作権(複製権、譲渡権、貸与権及び公衆送信権(自動公衆送信
の場合にあっては、送信可能化を含む。以下同じ。))を侵害したと主張して、
以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10076控訴棄却
損害賠償請求控訴事件・ライセンス料支払請求反訴控訴事件
被控訴人コーネットシステム株式会社
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民法719条1項 民法644条 著作権法2条1項12号
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ライセンス | 29回 | 無効 | 11回 | 損害賠償 | 4回 | 許諾 | 3回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件の本訴は、被控訴人が、「SeePlan(シープラン)」と称する段ボール
生産総合管理システムのソフトウェア(以下「本件ソフトウェア」という。)
の「バージョン Ver.1.00」である別紙物件目録記載(イ)のソフトウェア
(以下「本件初期システム」という。)及びその「バージョン Ver.3.0
2」である同目録記載(ロ)のソフトウェア(以下「本件最新システム」とい
う。)の著作権(以下「本件著作権」という場合がある。)が被控訴人に帰属
する旨主張して、その著作権を有することの確認を求めるとともに、被控訴人
の代表者取締役であった控訴人Xが、その在職中に、控訴人会社と被控訴人間
の本件ソフトウェアに係るライセンス契約に基づくライセンス料名下に被控訴
人から控訴人会社に対し1490万8300円を支払わせた行為が、控訴人ら
の共同不法行為に該当する旨主張して、控訴人らに対し、民法719条1項に
基づき、同額の損害賠償金及びこれに対する訴状送達の日の翌日(控訴人Xに
つき令和元年5月10日、控訴人会社につき同月22日)から支払済みまで平
成29年法律第44号による改正前の民法所定(以下「改正前民法所定」とい
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)8969請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告シャンハイムーントンテクノロジーカンパニーリミテッド 被告シックスジョイホンコンリミテッド
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民事訴訟法3条の9 著作権法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法114条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告において、別紙被告画像目録記載2ないし7の各画像5
をゲーム内画面に含む別紙被告作品目録1記載のオンラインゲームを制作し、
日本国内に配信した行為により、原告の別紙原告画像目録記載2ないし8の各
画像に係る著作権(複製権又は翻案権)を侵害するとともに、フェイスブック
上に作成された上記ゲームの公式ウェブページに別紙被告作品目録2記載の画
像を表示させるインラインリンクを貼った行為により、原告の別紙原告画像目10
録記載1の画像に係る著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害し又はこれを幇
助したと主張して、被告に対し、著作権法112条1項及び2項に基づき、別
紙被告作品目録1記載の上記ゲームの複製の差止め及び同ゲームのデータの削
除並びに別紙被告作品目録2記載の画像の複製の差止め及び同画像のデータの
削除を求めるとともに、不法行為による損害賠償請求権に基づき、1110万15
円(著作権法114条2項及び3項に基づき算定した損害金並びに弁護士費用
相当損害金の合計額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年1
0月9日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10074一部認容
債務不存在確認請求控訴事件
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民法719条1項
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[概要] 本件は、BitTorrentと呼ばれるファイル共有ネットワーク及びBit
Torrentを利用するためのクライアントソフトを使用していた一審原告らが、
別紙著作物目録記載の著作物(本件著作物)の著作権者である一審被告から、一審
原告らが本件著作物の動画ファイルをBitTorrentにアップロード(Bi
tTorrentを通じて、他のユーザーに、自ら使用するクライアント機器等に
保存されているデータをダウンロードさせることをいう。以下同じ。)したことによ
り、本件著作物に係る一審被告の著作権が侵害されたとして損害賠償金の支払請求
を受けたことについて、一審原告らが、著作権侵害がないなどと主張して、一審被
告に対し、本件著作物に係る著作権侵害に基づく損害賠償債務が存在しないことの
確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)23928一部認容
損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法20条2項4号 著作権法10条1項8号 著作権法19条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告が、別紙原告写真目録記載1の写真(以20
下「原告写真1」という。)をトリミングして同被告写真目録記載1の写真
(以下「被告写真1」という。)を、同原告写真目録記載2の写真(以下「原
告写真2」という。)をトリミングして同被告写真目録記載2の写真(以下
「被告写真2」という。)を、それぞれ作成し、原告の氏名を表示することな
く、ツイッターに被告写真1の掲載を含む投稿をし、インスタグラムに被告写25
真1及び2の掲載を含む投稿をしたことにより、原告写真1及び2に係る原告
の著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)を侵害したと主張して,不法
行為に基づき,合計60万円(慰謝料50万円及び弁護士費用10万円)及び
これに対する令和2年7月14日から支払済みまで民法所定の年3%の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5988
発信者情報開示請求事件
原告P1 被告エックスサーバー株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)が別紙投稿記
事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)を被告の管理するサーバを使用し
てウェブサイトに投稿したことにより、原告の名誉権及び名誉感情並びに著作権(複
製権、公衆送信権(送信可能化権を含む。))及び著作者人格権が侵害されたこと
は明らかであると主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任25
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づ
き、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5989
民事訴訟 著作権
原告P1 被告さくらインターネット株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)が別紙投稿記
事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)を被告の管理するサーバを使用し
てウェブサイトに投稿したことにより、原告の名誉権及び名誉感情並びに著作権(公25
衆送信権(送信可能化権を含む。))が侵害されたことは明らかであると主張して、
被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載
の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)32121請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社ジーエムピー 被告株式会社HOLUS
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著作権法114条1項 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、別紙原告写真目録記載の写真(以下「原告写
真」という。)が写真の著作物に該当し、被告が被告商品目録1及び被告商品
目録2記載のラベルシール(以下、前者を「被告ラベルシール1」、後者を25
「被告ラベルシール2」という。)を商品に付して販売する行為が原告の原告
写真に係る著作権(複製権及び譲渡権)を侵害し、別紙被告商品目録3記載の
ラベルシール(以下「被告ラベルシール3」という。)を商品に付して販売す
る行為が原告の原告写真に係る著作権(複製権又は翻案権及び譲渡権)を侵害
すると主張して、著作権法112条1項及び2項に基づき、被告ラベルシール
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6266請求棄却
著作権侵害等に基づく発信者情報開示請求事件
原告A
B 被告株式会社TOKAIコミュニケーションズ
株式会社NTTドコモ
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著作権法32条1項 著作権法28条 著作権法17条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告らが、ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ば5
れるメッセージ等を投稿することができる情報ネットワーク)において、氏名
不詳者により、原告Aが著作権を、原告Bが著作権法28条に基づく原著作者
の権利をそれぞれ有する別紙原告画像目録記載1の画像(以下「本件原告画像」
という。)を複製して作成された同目録記載2のプロフィール画像(以下「本
件原告プロフィール画像」という。)含む別紙投稿記事目録記載のツイートが10
無断で投稿されたことにより、本件原告画像に係る原告らの著作権(送信可能
化権)が侵害され、かつ、原告Aの名誉が毀損されたことが明らかであると主
張して、経由プロバイダである被告らに対し、特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制
限法」という。)4条1項に基づき、被告TOKAIに対しては別紙発信者情15
報目録記載1の情報(以下「本件発信者情報1」という。)の開示を、被告ド
コモに対しては同目録記載2の情報(以下「本件発信者情報2」といい、本件
発信者情報1と合わせて単に「本件発信者情報」という。)の開示を求める事
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10085控訴棄却
損害賠償請求、同反訴請求控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 控訴人X1(以下「控訴人X1」という。)(当時大学4年生)とフォトジャ
ーナリストとして活動する被控訴人は、平成30年1月27日から同年2月9
日までの間、イエメンに滞在して現地の様子等の動画(本件動画)を撮影し、
同月12日に帰国した。なお、控訴人X1は、同年8月25日、紛争地域の取
材等を行うジャーナリストである控訴人X2(以下「控訴人X2」という。)と10
婚姻した。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10083控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人BookSuperSolution株式会社
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著作権法6条 著作権法112条 民法709条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,「Book Answer 3」という名称の書店業務管理のためのソフトウ
ェア(控訴人製品)を製造,販売している株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21029
発信者情報開示請求事件
原告A 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
イッツ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 本件は、原告が、電気通信事業等を営む被告らに対し、氏名不詳者らが、被
告らの電気通信設備を経由して、別紙投稿記事目録1記載1及び2の各投稿5
(以下、「本件投稿1-1」、「本件投稿1-2」という。)並びに同目録2
記載1ないし5の各投稿(以下、「本件投稿2-1」、「本件投稿2-2」な
どという。)を行ったことにより、原告の肖像権及び別紙原告著作物目録記載
▶判決の詳細
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