| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和1年9月4日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)11739
発信者情報開示請求事件
被告ニフティ株式会社穂積伸一
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著作権法14条
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[概要] 1 本件は,原告が,インターネットの動画投稿サイトである「FC2動画」に原
告が著作権を有する別紙作品目録記載の動画(以下「本件作品」という。)の一20
部を何者かが無断でアップロードしたことにより,原告の著作権(公衆送信権)
が侵害されたことが明らかであるから,同アップロードをした者(以下「発信者」
という。)への損害賠償請求権の行使等のために経由プロバイダである被告から
発信者情報の開示を受けるべき正当な理由があるなどと主張して,被告に対し,
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する25
法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,被告が保有
する別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10026控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社幻戯書房
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民事訴訟法179条 民事訴訟法2条 著作権法115条 著作権法12条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,編集著作物である原判決別紙書籍目録記載の書籍(本
件書籍)の編集著作者であるところ,被控訴人による本件書籍の複製及び販
売は,控訴人の有する編集著作物に係る編集著作権(複製権及び譲渡権)及
び著作者人格権(氏名表示権)を侵害する行為である旨主張して,被控訴人
に対し,著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償金215
万2000円(印税相当額の損害15万2000円及び慰謝料200万円の
合計額)及びこれに対する不法行為の日である平成24年12月9日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるととも
に,著作権法115条に基づき,編集著作者としての名誉及び声望の回復措
置として謝罪広告等の掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)8400
発信者情報開示請求事件
被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 原告創価学会
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告の提供するインターネット接続サービスを介してイン25
ターネット上のウェブサイトに投稿された別紙投稿記事目録記載の投稿記事
(以下「本件記事」という。)中の写真は,原告が著作権を有する別紙写真目録
の写真(以下「本件写真」という。)と実質的に同一のものであるから,本件記
事を投稿した行為は本件写真に係る原告の著作権(公衆送信権)を侵害するも
のであることが明らかであるとして,経由プロバイダである被告に対し,特定
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法5
律(以下「法」という。)4条1項に基づき,本件記事の投稿に関する別紙発信
者情報目録記載の情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案
である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年7月25日 大阪高等裁判所 棄却
▶概要
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平成31(ネ)500控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)有限会社ローテックジャパン 控訴人(一審原告)SNY株式会社 被控訴人(一審被告)有限会社ローテックジャパン
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著作権法2条1項1号
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[概要] 1 控訴人の請求及び訴訟の経過
本件は,いずれもコンタクトレンズ販売店の経営等を行う会社である控訴人
と被控訴人の間の損害賠償請求の事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年7月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)99
発信者情報開示請求事件
被告GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,①原告が,被告の運用するレンタルサーバ上に開設された別紙2ウェブ
ページ目録記載のウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)に掲載された20
別紙4侵害行為目録記載1の画像(以下「本件画像」という。)によって,別紙3著
作物目録記載のウェブ広告(以下「本件広告」という。)についての原告の著作権
(複製権)が侵害されたことが明らかであり,また,これと選択的に,②本件ウェ
ブページに掲載された別紙4侵害行為目録記載2の各記載(以下,これらを一括し
て「本件各記載」という。)によって,原告の社会的評価が低下し,信用が毀損され25
たことが明らかであり,本件画像及び本件各記載の掲載者(以下「本件発信者」と
いう。)に対する損害賠償請求等を行うために,被告の保有する別紙1発信者情報目
録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示が必要であると主張
して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,
本件発信者情報の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容
▶判決の詳細
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著作権
令和1年7月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10020控訴棄却
プログラム著作権確認並びに著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人ソフトウェア部品株式会社
株式会社ビーエスエス
ソフトウエア部品開発株式会社
X1
X2 被控訴人日本電子計算株式会社三谷革司
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著作権法27条 著作権法112条1項 民法90条
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[概要] 1 本件は,控訴人らが,原判決別紙対象プログラム目録記載1及び2の各プ
ログラムの著作権(著作権法27条,28条に規定する権利を含む。以下,
著作権に言及する場合,同様である。)を有するとして,被控訴人に対し,
①上記著作権を有することの確認を求めるとともに,②被控訴人において被
告製品を販売する行為が控訴人らの上記著作権を侵害すると主張して,著作
権法112条1項に基づく被告製品の販売の差止め及び同条2項に基づく被
告製品の廃棄等を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年6月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)1955
発信者情報開示請求事件
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著作権法32条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業を営む被告に対して,被告の電気通信設備を
経由してされたインターネット上のウェブサイトへの写真の掲載によって,当該写
真についての原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかで25
あり,別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)が,
その侵害に係る発信者情報であって,上記の掲載をした者(以下「本件投稿者」と
いう。)に対する損害賠償請求を行うために被告の保有する発信者情報の開示が必要
であるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開
示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,本件発信者情報の開示
を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の証拠(以下,書証番号は
特記しない限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
(1) 被告は,電気通信事業を営み,インターネット接続サービス等を提供する株
式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年6月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2629
発信者情報開示請求事件
原告日本コロムビア株式会社
株式会社バンダイナムコアーツ
キングレコード株式会社
ら
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著作権法102条 著作権法96条の2
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[概要] 本件は,レコード製作会社である原告らが,自らの製作に係るレコードについ
て送信可能化権を有するところ,氏名不詳者において,当該レコードに収録され
た楽曲を無断で複製してコンピュータ内の記録媒体に記録・蔵置し,インターネ10
ット接続プロバイダ事業を行っている被告の提供するインターネット接続サー
ビスを経由して自動的に送信し得る状態にして,原告らの送信可能化権を侵害し
たことが明らかであると主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)4条1項に基づき,上記氏名不詳者に係る発信者情報の開示を求め15
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年6月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)7965
発信者情報開示請求事件
被告ソニーネットワークコミュニケ―ションズ株式会社渡邉峻
は,一般利用者に対してインターネット接続プロバイダ事業等を行っ
は,このような特定電気通信の用に電気通信設備を供していたのであ
は,本件発信者情報を保有している。 原告は,実演家Mr.Childrenが歌唱する楽曲「Printin
は,本件レコードの送信可能化権を侵害した本件発信者に対して,損
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[概要] 1 本件は,実演家Mr.Childrenが歌唱する楽曲を録音したレコード
の送信可能化権を有すると主張する原告が,経由プロバイダである被告に対し,
氏名不詳者が上記レコードを圧縮して複製したファイルをコンピュータ内の記
録媒体に記録して蔵置し,被告の提供するインターネット接続サービスを経由
して自動公衆送信し得る状態にした行為により,上記送信可能化権を侵害され5
たことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
4条1項に基づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の各情
報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年6月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10052控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社マルイチ産商被控訴人(一審
)株式会社テクニカルパートナー被控訴人(一審
)Y1被控訴人(一審
)Y2 控訴人(一審原告)株式会社マルスジャパン町田麻美 被控訴人(一審被告)株式会社マルイチ産商
(一審被告)株式会社テクニカルパートナー
(一審被告)Y1
(一審被告)Y2
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著作権法113条2項 著作権法47条の3 民法715条1項 著作権法114条3項
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[概要] 1 前提事実(証拠及び弁論の全趣旨により認められる事実)は,以下のとおり
補正するほかは,原判決の「事実及び理由」欄の「第2 事案の概要」2に記載の
とおりであるから,これを引用する。
(1) 原判決4頁25行目から26行目「原告が被告マルイチ産商に対して」を
「被控訴人マルイチ産商が,控訴人に対して」と改める。
(2) 原判決5頁2行目「(原告を甲とし,被告を乙とする。)」を「(被控訴人マ
ルイチ産商を甲とし,控訴人を乙とする。)」と改める。
(3) 原判決8頁8行目「を締結した」を「が成立した」と改める。
(4) 原判決8頁21行目から22行目「ただし,」から23行目「また,」まで
を削除する。
(5) 原判決8頁24行目「この点にも争いがある。」を「この点については争い
がある。」と改める。
(6) 原判決8頁25行目から9頁4行目までを削除する。
(7) 原判決9頁5行目「(5)」を「(4)」と,10行目「(6)」を「(5)」とそれ
ぞれ改める。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)32055一部認容
損害賠償請求事件
被告Y堀尾純矢
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著作権法114条3項 民事訴訟法3条の3
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| 侵害 | 63回 | | 許諾 | 6回 | | 損害賠償 | 6回 | | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は,原告の著作物である別紙写真目録記載の写真(以下
「本件写真」という。)の画像データを無断で改変の上,2度にわたりオンライ25
ン・カラオケサービスのアカウントのプロフィール画像に設定して原告の著作権
(複製権及び自動公衆送信権)並びに著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持
権)を侵害して原告に損害を与えたなどと主張して,被告に対し,民法709条,
著作権法114条3項に基づき,損害賠償金168万9848円及びうち84万
4924円に対する第1の不法行為の日である平成28年1月7日から,うち8
4万4924円に対する第2の不法行為の日である同年2月18日から各支払5
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)39200
発信者情報開示請求事件
被告ニフティ株式会社 原告株式会社WILL
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民事訴訟法61条 著作権法23条1項
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[概要] 1 本件は,映画の著作物について著作権を有すると主張する原告が,一般利用
者に対してインターネット接続プロバイダ事業等を行っている被告に対し,被
告の提供するインターネット接続サービスを経由して上記映画を何者かが動画
共有サイトにアップロードした行為によって原告の公衆送信権(著作権法23
条1項)が侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」とい5
う。)4条1項に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求める事案であ
る。
2 請求原因(原告の主張)
原告は,別紙著作物目録記載の「グラビアアイドル究極進化!1年で開発
された神BODY!大痙攣イキまくり乱交解禁スペシャル!A」と題する映10
像作品(以下「本件著作物」という。)の制作に発意と責任を有し,本件著
作物の監督であるBは,原告に対し,本件著作物の製作に参加することを約
束して本件著作物の全体的形成に創作的に寄与した。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)37350請求棄却
標章使用差止請求反訴事件
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著作権法112条1項 著作権法112条 商標法29条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙反訴原告標章目録,同反訴原告関連標章目録及び同反訴原告関連5
標章追加目録記載の各標章(ただし,反訴原告標章目録0記載の標章を除く。)並
びに別紙反訴原告ピクトグラム目録及び同反訴原告ピクトグラム追加目録記載
の各ピクトグラムの著作権者であると主張する反訴原告が,反訴原告が作成した
上記各標章及びピクトグラム並びにそれらに類似等する反訴被告が作成等した
別紙反訴被告標章目録記載の各標章(ただし,反訴被告標章目録0記載の標章を10
除く。)及び同反訴被告ピクトグラム追加目録記載の各ピクトグラムを使用する
反訴被告に対し,反訴原告及び反訴被告間の合意,著作権法112条又は商標法
29条に基づき,別紙反訴原告標章目録,同反訴原告関連標章目録,同反訴原告
関連標章追加目録及び同反訴被告標章目録記載の各標章並びに別紙反訴原告ピ
クトグラム目録,同反訴原告ピクトグラム追加目録及び同反訴被告ピクトグラム15
追加目録記載の各ピクトグラムについて,展示その他の使用行為の差止め及び店
舗における表示の抹消等を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)6060
発信者情報開示請求事件
被告ニフティ株式会社穂積伸一 原告創価学会堀田正明
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[概要] 1 本件は,原告が,経由プロバイダである被告に対し,氏名不詳者らが,イン
ターネット上のウェブサイトに原告が著作権を有する写真を掲載し,原告の公
衆送信権を侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損
害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項に基づき,当該
著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事
案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年5月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)16791請求棄却
著作権に基づく差止等請求事件
被告株式会社受験ドクター島川知子 原告株式会社日本入試センター西田育代司
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著作権法21条 著作権法27条 著作権法112条1項 著作権法12条
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[概要] 1 本件は,中学校の受験のための学習塾等を運営する原告が,同様に学習塾を
経営する被告に対し,被告が,原告の許可なく,別紙1-1及び1-2の各問
題及び別紙1-3及び1-4の「解答と解説」と題する各解説を複製して利用
した行為が複製権侵害に当たると主張し,また,上記各問題及び上記各解説を
インターネット上で動画配信している行為が翻案権侵害に当たると主張し,被
告に対し,著作権法112条1項に基づき,上記動画等の配信の差止め及びそ
の予防を求めるとともに,同法114条2項に基づき,損害賠償の一部請求と
して1500万円及びこれに対する不法行為後の日である平成30年6月13
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38579請求棄却
民事訴訟 著作権
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著作権法10条1項1号
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[概要] 1 原告の主張(請求原因)25
原告の主張は,別紙3「請求の原因」記載のとおりであるが,概要は次のとおりで
ある。すなわち,①原告とBが作詞作曲した「ふみとやすおの歌」(以下「原告作品」
という。)が言語及び音楽の著作物(著作権法10条1項1号,2号)に当たるとこ
ろ,被告らが原告の許諾なくこれを変形するなどして放送したこと又はそのDVDを
販売するなどしたことが原告の著作権(複製権,翻案権,同一性保持権又は公表権)
の侵害であるとし,②原告を「暴走族」などと発言した映像を放送したこと又はその5
DVDを販売するなどしたことが原告の名誉権の侵害であるとし,③原告のプライバ
シーを発言した映像を放送したこと又はそのDVDを販売するなどしたことが原告
のプライバシーの侵害であるとし,④原告を殺害する趣旨を発言した映像を放送した
こと又はそのDVDを販売するなどしたことが脅迫に該当するとし,⑤原告を「デー
ブー」などと発言した映像を放送したこと又はそのDVDを販売するなどしたことが10
侮辱に該当するとし,⑥「Aストップ」などと発言した映像を放送したこと又はその
DVDを販売するなどしたことが原告の人格権の一種である平穏生活権の侵害であ
るとして,不法行為による損害賠償請求権に基づき,被告らに対して,前記第1(請
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)8552一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社三高
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著作権法114条3項 著作権法115条 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,別紙「原告イラスト目録」記載のイラスト(以下「原告イラスト」とい20
う。)をデザインした原告が,別紙「被告イラスト目録」記載の各イラスト(以下,
各イラストを同別紙の番号により「被告イラスト1」などといい,各イラストをま
とめて「被告イラスト」という。)の一部が描かれたTシャツ等を製造販売してい
る被告に対し,①被告イラストは,原告イラストを複製又は翻案したものであり,
上記Tシャツ等の製造は原告の複製権又は翻案権を侵害すること,②上記Tシャツ25
等の写真を被告が運営するホームページにアップロードしたのは,原告の公衆送信
権を侵害すること,③さらに被告が原告イラストを複製又は翻案し,原告の氏名を
表示することなく上記Tシャツ等を製造等したのは,原告の同一性保持権及び氏名
表示権を侵害することを主張して,(a)著作権法112条1項に基づき,被告イラス
トを複製,翻案又は公衆送信することの差止め,(b)同条2項に基づき,被告イラス
トを使用した別紙「被告物品目録」記載の各物品の廃棄並びに被告イラストに関す5
る画像データ及び被告が運営するホームページの被告イラストが掲載された上記各
物品の表示の削除,(c)著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づき,原告の損
害の一部である1000万円の賠償及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2413
発信者情報開示請求事件
被告エキサイト株式会社
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,氏名不詳者が,被告が運営するブログサービ15
スにおけるウェブサイト上に原告が著作権を有する写真をアップロードし,原
告の著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害したことが明らかであるとして,
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記著
作権侵害行為に係る別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情20
報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38035
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告株式会社WILL
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[概要] 1 本件は,別紙2著作物目録記載の動画(以下「本件著作物」という。)の著作
権者であるとする原告が,氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)において,被
告の提供するインターネット接続サービスを利用して,インターネット上のウェブ
サイトに別紙3動画目録記載の動画(以下「本件動画」という。)をアップロードし
たことについて,本件動画は本件著作物の一部と実質的に同一であり,このアップ5
ロードにより原告の本件著作物についての送信可能化権が侵害されたことが明らか
であって,当該権利の侵害に係る発信者情報の開示を受ける正当な理由があると主
張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,
被告の保有する別紙1発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」10
という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38052
発信者情報開示請求事件
被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,経由プロバイダである被告らに対し,氏名不詳者が,イン
ターネット上のウェブサイトに原告が著作権を有する写真を掲載し,原告の公
衆送信権を侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損
害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任
制限法」という。)4条1項に基づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者5
情報目録1及び2記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開
示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)34818
発信者情報開示請求事件
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著作権法29条1項 著作権法30条 著作権法16条 著作権法14条
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[概要] 1 本件は,原告が,経由プロバイダである被告に対し,氏名不詳者がインター
ネット上のウェブサイトに原告が著作権を有する動画をアップロードし,原告
の公衆送信可能化権を侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務15
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロ
バイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記著作権侵害行為に係る
別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の
開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2082
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法29条1項 著作権法16条 著作権法112条1項 著作権法4条
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,原告が,自己が著作権及び著作者人格権を有する別紙被告らビデオ25
コンテンツ目録記載の著作物について,被告らが複製,頒布するおそれがあると主
張して,被告らに対し,①著作権(複製権,頒布権)及び著作者人格権(同一性保
持権,氏名表示権,公表権)に基づき,同目録記載の著作物の複製,頒布の差止め
を求める(著作権法112条1項)とともに,②同目録記載の著作物の廃棄を求め
た(同条2項)事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月14日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)1709控訴棄却
映像著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社たにぐち被控訴人(一審
)P1 控訴人(一審原告)株式会社ビジョンエース 被控訴人(一審被告)株式会社たにぐち
(一審被告)P1
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著作権法29条1項 著作権法2条1項10号 著作権法112条
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[概要] 1 控訴人の請求と裁判の経過
本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,原判決別紙著作権目録(以下「本
件目録」という。)記載一の1から9まで,同二及び同三の各映像(DVD
に記録された映画)並びに同四の1及び2の各写真(以下,併せて「本件各
著作物」という。)について,控訴人が著作権を有しているとした上で,被
控訴人らが被控訴人会社のウェブサイトに掲載(公衆送信)するなどして控
訴人の著作権を侵害していると主張して,著作権法112条に基づく本件各
著作物の複製,使用の差止め,不法行為に基づく損害賠償金1406万70
00円及び平成22年5月1日(不法行為の日)から使用の中止及び著作物
の廃棄まで月1万円の割合による金員(ただし,月20万円の割合による金
員の一部)の支払を求めている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)27253一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法114条3項 著作権法21条 著作権法112条1項 著作権法20条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告らにおいて製造し,又は販売する別紙3被告商品目録記載
の商品(以下「被告商品」という。)に記載された別紙2被告イラスト目録記載1
及び2の各イラスト(以下,番号順に「被告イラスト1」などといい,これらを一
括して「被告イラスト」という。)は,原告の著作した別紙7原告イラスト目録記10
載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)を複製したものであり,被告らに
よる被告商品の製造又は販売は,本件イラストについての原告の著作権(複製権,
譲渡権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を共同して侵害する不法
行為であり,被告らには被告イラストの複製及び頒布のおそれがある旨を主張して,
被告らに対し,①著作権法112条1項に基づき,被告イラストの複製及び頒布の15
差止め,②同条2項に基づき,被告イラストが記載された被告商品の廃棄,③民法
709条及び719条1項前段に基づき,平成29年9月1日から平成31年2月
1日までの著作権等侵害の不法行為による損害賠償金470万円及びこれに対する
平成30年9月6日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払,④著作権法115条に基づき,著作者であることを確20
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27741請求棄却
損害賠償請求事件
原告グランドキャニオンエンタテインメント株式会社
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著作権法114条3項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,自ら制作した別紙・タイプフェイス目録1及び2記載の各タ
イプフェイス(以下「本件タイプフェイス」という。)につき著作権を有するとこ
ろ,被告において配給上映した映画の予告編やパンフレット,ポスター,ポスト
カード,Tシャツ等に本件タイプフェイスの一部の文字を無断で利用したことが,25
上記著作権(支分権としては複製権の主張と解される。)の侵害に当たると主張
して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償金400万円(966万2000
円の一部請求)及びこれに対する不法行為後の平成29年1月14日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19731
発信者情報開示請求事件
被告ソフトバンク株式会社 原告A
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著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,自身の両脚を撮影した2枚の写真について著作権及び著作者
人格権を有するところ,氏名不詳者により,インターネット上の電子掲示板に,
当該2枚の写真を複製した画像のアップロード先であるURLが無断で投稿され
たことにより,原告の著作権(複製権及び公衆送信権)及び著作者人格権(同一
性保持権)が侵害されたことが明らかであると主張して,特定電気通信役務提供25
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ
責任制限法」という。)4条1項の開示関係役務提供者である被告に対し,同項
に基づき,その保有する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)16958一部認容
損害賠償請求事件
被告ラクサス・テクノロジーズ株式会社 原告株式会社エスプリライン
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著作権法114条3項 民法709条 著作権法21条 民法1条3項
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| 侵害 | 45回 | | 損害賠償 | 10回 | | 差止 | 5回 | | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告による別紙被告DVD目録記載のパッケージ内のDVD5
(以下「被告DVD」という。)の作成,配布等が,主位的には,映画の著作物又
は編集著作物である,別紙原告DVD目録記載のパッケージ内のDVD(以下「原
告DVD」という。)に関して原告が有する複製権及び翻案権並びに同一性保持
権を侵害すると主張し,予備的には,言語の著作物である,原告DVDのスクリ
プト部分(音声で流れる言語の部分)に関して原告が有する複製権,翻案権及び10
譲渡権並びに同一性保持権を侵害すると主張して,被告に対し,民法709条に
基づく損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)10909等一部認容
損害賠償等請求事件(本訴),損害賠償請求反訴事件(反訴)
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著作権法114条3項 著作権法2条1項12号
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| 侵害 | 15回 | | 損害賠償 | 12回 | | ライセンス | 3回 | | 許諾 | 2回 |
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[概要] 本訴は,原告が,ポータルサイトの開発,運営の事業を共同で営んでいた
被告に対し,①被告が経費を過大に計上するなどして原被告間の契約に基づ20
く収益の分配をしなかったことから,平成29年3月31日をもって同契約
を解除したとして,未払収益分配金1183万6621円(平成28年4月
分から平成29年3月分まで)及び同契約の解除に伴う損害賠償金(逸失利
益)の一部である4000万円の支払を求めるとともに,上記未払収益分配
金のうち1033万2313円(平成28年4月分から平成29年2月分ま25
で)及び逸失利益4000万円の合計5033万2313円に対する訴状送
達の日の翌日である平成29年4月23日から支払済みまで,上記未払収益
分配金のうち150万4308円(平成29年3月分)に対する平成29年
5月1日(その支払期限の翌日)から支払済みまでいずれも商事法定利率年
6分の割合による遅延損害金の支払を求め,②被告が,同事業の運営に必要
なプログラムであり,原告がプログラム著作権を有するプログラムを無断で5
複製したとして,著作権侵害に対する損害賠償金(使用料相当損害金)とし
て96万1697円(以上合計5279万8318円)の支払を求めるとと
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)37538
発信者情報開示請求事件
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著作権法96条の2
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[概要] 本件は,別紙レコード目録に係る各レコードの送信可能化権を有すると主張す
る原告らが,氏名不詳者が上記各レコードを圧縮して複製したファイルをコンピ
ュータ内の記録媒体に記録して蔵置し,被告の提供するインターネット接続サー
ビスを経由して自動公衆送信し得る状態にした行為により上記送信可能化権を
侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信20
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項
に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)13092
プログラム著作権確認請求並びに著作権侵害差止請求事件
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著作権法27条 著作権法112条1項 不正競争防止法2条1項4号
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[概要] 本件は,別紙対象プログラム目録記載1及び2の各プログラムにつき著作権を
有すると主張する原告らが,①主位的には上記各プログラムの全てにつき著作権
を有することの確認を,予備的には上記各プログラムのうち,後記1⑵ウの登録20
済みプログラムに係るものを除いた残部(以下「非登録プログラム」という。)に
つき著作権を有することの確認を求めるとともに(前記第1の1),②被告にお
いて被告製品を販売する行為が,原告らの上記著作権を侵害すると主張して,著
作権法112条1項,2項に基づき,被告に対し,被告製品の販売差止め・廃棄
等を求める(前記第1の2ないし5)事案である。25
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)28925等一部認容
損害賠償請求事件(本訴),使用料規程無効確認請求事件(反訴)
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著作権法114条3項 著作権法99条1項 著作権法103条 著作権法114条4項
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| 許諾 | 112回 | | 損害賠償 | 26回 | | 無効 | 21回 | | 侵害 | 15回 |
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[概要] 本訴は,著作権等管理事業法に基づき登録を受けた著作権等管理事業者で
あり,放送法で定めるテレビジョン放送による地上基幹放送を行う放送事業
者から信託により著作権及び著作隣接権の有線放送権等の管理委託を受けた
原告が,有線テレビジョン放送事業を行っている被告に対し,被告は原告の
許諾を受けることなく平成26年4月1日以降継続して上記放送事業者の地25
上テレビジョン放送を受信して有線放送し,原告の有線放送権(著作権法9
9条1項)を侵害したと主張して,有線放送権侵害の不法行為に基づく損害
賠償請求として,民法709条,著作権法114条3項により,3億591
3万0024円(原告が文化庁長官に届け出た使用料規程に基づく使用料相
当損害金3億2648万1840円及び弁護士費用3264万8184円の
合計額)及びうち1億7812万6438円(平成26年4月1日から平成5
28年3月31日までの分)に対する平成28年9月10日(訴状送達の日
の翌日)から支払済みまで,うち1億8100万3586円(平成28年4
月1日から平成30年3月31日までの分)に対する平成30年4月1日か
ら支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10066控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社キッズ・カンパニー 控訴人(一審原告)X橋幸二 被控訴人(一審被告)株式会社キッズ・カンパニー
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著作権法14条 著作権法19条 民法709条 著作権法18条
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[概要] かは,原判決に従い,原判決に「原告」とあるのを「控訴人」に,「被告」とある
のを「被控訴人」に,適宜読み替える。なお,書証の掲記は,枝番号を全て含むと
きは,枝番号の記載を省略する。)
▶判決の詳細
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著作権
平成31年1月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)6322請求棄却
損害賠償請求事件
被告有限会社ローテックジャパン
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著作権法114条3項 著作権法15条1項
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| 侵害 | 12回 | | 損害賠償 | 11回 | | 許諾 | 1回 | | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告に対し,①著作権(複製権及び翻案権)及び著作者人格権
(同一性保持権及び氏名表示権)侵害の不法行為及び違法な従業員の引抜きに係る
不法行為に基づく各損害の賠償並びにこれらに対する不法行為の後である平成29
年8月18日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ25
る遅延損害金の支払,②競業避止義務違反の債務不履行若しくは不法行為又は違法
な競業行為に係る不法行為に基づく損害の一部550万円の賠償及びこれに対する
請求(訴状送達)の日の翌日である平成29年8月18日から支払済みまで商事法
定利率である年6分(不法行為に基づく損害賠償請求については,不法行為の後で
ある同日から支払済みまで民法所定の年5分)の割合による遅延損害金の支払を請
求した事案である。5
なお,原告は当初,本件を別件訴訟(当庁平成28年(ワ)第10854号営業行
為差止等請求事件)における反訴として提起したが,その後,当該反訴を別訴とし
て取り扱うことを希望したため,これを独立の訴えとして取り扱うこととした。そ
して,その後,本件の口頭弁論から顧客情報等の不正取得に関する損害賠償請求に
▶判決の詳細
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著作権
平成30年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6943請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社エンタシス 原告A
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著作権法112条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,別紙物件目録記載1のマニュアル(以下「本件マニュアル」という。)20
を作成した原告が,本件マニュアルは著作物であり,自ら著作権を有するとし,被告
において,本件マニュアルをシンハラ語及び英語に翻訳し,本件マニュアルの内容を
削除し,変形し,又は追加し,著作者としての原告の氏名を誤って表示した別紙物件
目録記載2のマニュアル(以下「被告マニュアル」という。)を作成したことは,本件
マニュアルについての原告の翻案権,同一性保持権及び氏名表示権を侵害する旨を主25
張して,①著作権法112条1項に基づき,被告マニュアルの複製の差止めを求める
とともに,②民法709条の著作権及び著作者人格権侵害の不法行為による損害賠償
請求権に基づく損害賠償金2660万円のうち2500万円の支払を求める事案で
ある(なお,原告は,損害の内訳として後記のとおり主張するところ,その合計額は
2660万円であり,一部請求として2660万円のうち2500万円を請求するも
のと解される。)。5
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠(以下,書証番号は特記しな
い限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
⑴ 当事者
▶判決の詳細
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著作権
平成30年12月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27374一部認容
損害賠償請求事件
被告B
讀賣テレビ放送株式会社 原告A
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民法719条
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[概要] 本件は,作曲等の音楽活動を行う原告が,被告讀賣テレビの放送番組に出演
していた被告Bにおいて原告の創作した未発表の楽曲の一部を原告の許諾なく
同番組内で再生したことにより,被告らが共同して上記楽曲に係る原告の著作10
権(公衆送信権)及び著作者人格権(公表権)を侵害したと主張して,被告ら
に対し,民法719条(共同不法行為)及び著作権法(以下「法」という。)
114条3項に基づき,損害賠償金3307万0400円及びこれに対する不
法行為後である平成28年11月29日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。15
▶判決の詳細
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著作権
平成30年11月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)22922請求棄却
著作権に基づく差止等請求事件
被告株式会社筑摩書房 原告株式会社三京房
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著作権法83条2項 著作権法79条1項 著作権法112条1項 著作権法83条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,質問紙法人格検査(ミネソタ多面的人格目録)の日本語翻10
訳版につき出版権を有し,被告による書籍等(ハンドブック,質問項目記載の
冊子,マークカード及び診断用ソフトウェア)の出版及び頒布が同出版権を侵
害すると主張して,被告に対し,著作権法112条1項及び2項に基づき,同
書籍等の複製及び頒布の差止め,同書籍等及びその印刷用原版の廃棄をそれぞ
れ求める事案である。15
2 前提事実(以下の各事実については,当事者間に争いがないか,後掲各証拠
及び弁論の全趣旨により容易に認められる。)
⑴ 当事者等
ア 原告は,出版を業とする株式会社であり,心理検査の出版を専門に手が
ける。20
イ 被告は,出版等を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年10月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)21931
発信者情報開示請求事件
被告GMOペパボ株式会社尾西祥平
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が運用するレンタルサーバ上のウェブサイト上に掲載さ20
れた写真は原告が撮影した著作物であるから,これを無断で掲載することが原告
の著作権(複製権及び送信可能可権)を侵害することは明らかであるなどと主張
して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基
づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件25
発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年10月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10101控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人公益財団法人生長の家社会事業団
株式会社光明思想社 被控訴人生長の家
Y田中伸一郎
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著作権法32条 著作権法112条1項 民事訴訟法157条
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[概要] 1 本件は,(1) 控訴人事業団が,同控訴人は,言語の著作物である「大調
和の神示」(「『七つの燈薹の點燈者』の神示」あるいは「『七つの灯台の
点灯者』の神示」という題号のときもある。)(本件著作物)の著作権を有
するところ,被控訴人らによる原判決別紙書籍目録記載1及び2の各書籍
(本件各書籍)の出版が控訴人事業団の著作権(複製権)を侵害する旨主張
して,被控訴人らに対し,① 著作権法112条1項及び2項に基づく本件
各書籍の複製,頒布又は販売の申出の差止め及び廃棄(世界聖典普及協会,
日本教文社及び被控訴人生長の家教化部の保管するものを含む。),② 不
法行為に基づく損害賠償金160万円及びこれに対する不法行為の日以後で
ある訴状送達日の翌日(被控訴人生長の家につき平成27年11月19日,
被控訴人Yにつき同月15日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払,(2) 控訴人光明思想社が,同控訴人は,「生命
の實相」及び「甘露の法雨」の出版権(各著作物につき,別々の出版権設定
契約に基づくもの。)を有するところ,被控訴人らによる本件各書籍の出版
が控訴人光明思想社の上記各出版権を侵害する旨主張して,被控訴人らに対
▶判決の詳細
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著作権
平成30年9月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)41277
損害賠償請求事件
被告B
は,原告に対し,232万1500円及びこれに対する平成29年12月
は,アカウント名「F」,ユーザー名「G」との登録によりツイッタ
は,本件写真を複製し,同日,本件写真を自らのツイッター上にアッ
の主張について
が本件写真を掲載する際,「プロの縄師は決して素人モデルなんか吊る
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著作権法114条3項 著作権法27条
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[概要] 本件は,原告が,被告において原告が被写体となっている写真1点(訴状別紙
原告写真目録記載の写真。以下「本件写真」という。)を原告に無断で複製して
インターネット上の短文投稿サイトTwitter(以下「ツイッター」という。)
上にアップロードした行為が,原告の当該写真に係る著作権(複製権及び公衆送25
信権),肖像権及びプライバシー権を侵害すると主張して,被告に対し,不法行
為に基づく損害賠償として,著作権法114条3項による使用料相当額12万1
500円,慰謝料200万円及び弁護士費用20万円の合計232万1500円
及びこれに対する不法行為後である平成29年12月16日(訴状送達日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。5
▶判決の詳細
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著作権
平成30年9月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)2570一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告有限会社九州ハワイアン協会
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民法651条2項 著作権法10条1項3号 著作権法112条1項 民法651条1項
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| 許諾 | 50回 | | 侵害 | 32回 | | 差止 | 12回 | | 損害賠償 | 11回 |
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[概要] 1 請求の要旨
ハワイに在住するクムフラ(フラダンスの師匠ないし指導者)である原告は,従
前,フラダンス教室事業を営む被告と契約を締結し,被告ないし被告が実質的に運
営する九州ハワイアン協会(以下「KHA」という。)やその会員に対するフラダ20
ンス等の指導助言を行っていたが,両者の契約関係は解消された。本件は,原告が,
被告に対して,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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