権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成27年10月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10074控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社 被控訴人テバ製薬株式会社
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商標法26条1項6号 商標法4条1項7号 商標法26条1項2号 商標法37条2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,「PITAVA」の標準文字からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である控訴人が,別紙標章目録記載の標章(以下「被告標章」
という。)を付した薬剤を販売する被控訴人の行為が控訴人の有する商標権の
侵害(商標法37条2号)に該当する旨主張して,被控訴人に対し,同法36
条1項及び2項に基づき,上記薬剤の販売の差止め及び廃棄を求めた事案であ
る。
控訴人は,原審において,当初は,指定商品を第5類「薬剤」とする別紙商
標権目録記載1の商標権(以下「本件商標権」という。)の侵害を請求原因と
して主張し,被告標章を付した薬剤の販売の差止め及び廃棄を求めていたが,
平成26年11月17日に本件商標権の分割の申請をし,本件商標権は,指定
商品を第5類「薬剤但し,ピタバスタチンカルシウムを含有する薬剤を除く」
とする同目録記載2の商標権と指定商品を第5類「ピタバスタチンカルシウム
を含有する薬剤」とする同目録記載3の商標権(以下「本件分割商標権」とい
う。)に分割されたため(甲19,20の1,2),平成27年2月27日の
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3179請求棄却
損害賠償請求事件
被告サンエス自動車興業株式会社 原告P1
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商標法26条1項3号 商標法38条3項
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,原告が,その有する2件の商標権に係る登録商標に類似する標章を
被告らが使用したと主張して,商標権侵害の(共同)不法行為に基づき,①被
告らに対し,被告コルハート株式会社(以下「被告コルハート」という。)が
製作管理した被告サンエス自動車興業株式会社(以下「被告サンエス」とい
う。)のホームページでの標章使用について,連帯して,平成23年5月から
平成25年4月までの2年間の全損害756万円の一部として500万円及び
弁護士費用50万円の損害賠償,②被告サンエスに対し,同被告の看板及び名
刺での標章使用について,平成16年5月から平成25年4月までの9年間の
全損害4536万円の一部として300万円及び弁護士費用30万円の損害賠
償,③被告コルハートに対し,同被告が運営するポータルサイトでの標章使用
について,平成20年11月から平成25年4月までの54か月間の全損害1
れらに対する不法行為後である平成25年4月4日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の各支払を請求した事案である。
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著作権
平成27年10月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10041控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X
株式会社ケイ・アソシエイツ 被控訴人Y
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著作権法114条3項 著作権法114条2項 著作権法12条2項 民法724条
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許諾 | 39回 | 侵害 | 20回 | 分割 | 14回 | 損害賠償 | 10回 |
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[概要] 本件は,「板画家」の亡A(以下「亡A」という。)が制作した著作物であ
る原判決別紙記載の作品24点(原判決の別紙に記載されたもののうち「一
月」ないし「十二月」の部分を除いたもの。以下,これらを併せて「本件作品」と
いう。)についての著作権(以下「本件著作権」という。)の共有著作権者で
ある被控訴人が,控訴人X(以下「控訴人X」という。)及び控訴人株式会社
ケイ・アソシエイツ(以下「控訴人会社」という。)が被控訴人に無断で本件
作品の複製を他人に許諾し,その複製をさせた行為が被控訴人の共有著作権(
複製権)の侵害に当たるなどと主張して,控訴人らに対し,民法719条1項,著
作権法117条に基づき,損害賠償として1260万円及びこれに対する不法
行為の日である平成14年8月7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
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商標権
平成27年10月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)10068
商標権移転登録手続等請求事件
被告株式会社安律 原告A
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商標法35条
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[概要] 1 原告は,請求原因として,要旨,以下のとおり述べた。
ア 原告は,次の経緯により,遅くとも平成22年10月26日までに,別紙商
標権目録記載1ないし4の各商標権(以下,複数回にわたる存続期間の更新登録
や指定商品の書換登録の前後を問わず,個別には同目録の番号に対応して「本件
商標権1」などといい,これらを併せて「本件各商標権」という。)を単独で有
するに至った。
(ア) B(以下「B」という。)は,昭和43年7月27日,本件商標権1につ
き設定の登録を受け,昭和51年6月10日,本件商標権2ないし4につき設定の
登録を受けた。
(イ) 原告は,Bから本件各商標権の譲渡を受け,昭和54年9月7日,その旨の
登録を受けた。
(ウ) その後,別紙「本件各商標権に係る商標登録原簿の経過(1)」に記載のとお
り,本件各商標権若しくはその一部又は持分につき4回にわたって移転登録がされ
た結果,本件各商標権は,再び原告の単独名義となった。
イ その後,別紙「本件各商標権に係る商標登録原簿の経過(2)」に記載のとお
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特許権
平成27年10月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)14339請求棄却
損害賠償請求事件 (地盤強化工法)
被告相模原市 原告株式会社ジンム
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特許法36条6項2号 特許法2条3項 特許法70条2項 特許法70条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「地盤強化工法」とする特許第3793777号の特
許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)
について専用実施権(専用実施権の設定登録の申請受付年月日・平成22年10月
14日。以下「本件専用実施権」という。)を有するという原告が,相模原市営
上九沢団地(以下「本件市営団地」という。)を賃貸して賃料収入を得てきた被
告に対し,本件市営団地の建設工事(以下「本件工事」という。)に伴って本件
市営団地の敷地内に施工された免震人工地盤(以下「本件免震人工地盤」とい
う。)は,本件特許に係る発明の技術的範囲に属するものであり,被告は,上記
賃貸行為により,本件免震人工地盤を原告の許諾なく使用したものであるから,本
件専用実施権を侵害して原告に同発明の実施料相当額の損害を被らせ,又は法律上
の原因なく原告の損失の下に同発明の実施料相当額の利得を得たとして,不法行為
による損害賠償金又は不当利得金1000万円(平成22年10月14日〔本件専
用実施権の設定登録の申請受付年月日〕から平成27年5月27日〔本件訴訟の提
起日〕までの間の実施料相当額合計2805万円の一部)及びこれに対する平成2
7年6月2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の割合に
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特許権
平成27年10月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)27277請求棄却
損害賠償請求事件 (Web-POS方式)
被告株式会社カクヤス 原告AdaZERO株式会社
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特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法102条3項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「Web-POS方式」とする特許第5097246
号の特許(以下「本件特許」といい,その願書に添付した明細書を「本件明細書」
という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告に
対し,被告がインターネット上で運営するEC(電子商取引)サイトを管理するた
めに使用している制御方法(以下「被告方法」という。)が,本件特許の願書に添
付した特許請求の範囲(以下「本件特許請求の範囲」という。)の請求項1(以下
「本件請求項1」という。)記載の発明(以下「本件特許発明」という。)の技術
的範囲に属すると主張して,不法行為(特許権侵害)による損害賠償金1億円(特
許法102条3項により算定される損害額6億円の一部である9000万円と,弁
護士費用6000万円の一部である1000万円の合計)及びこれに対する平成2
6年10月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10021審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ウイルス感染症およびその他の内科疾患を治療するための化合物,組成物および方法)
被告特許庁長官村上騎見高 原告キメリクス,インコーポレイテッド有原幸一
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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実施 | 60回 | 審決 | 23回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10176審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高透明性非金属カソード)
被告株式会社半導体エネルギー研究所 原告ザトラスティーズオブ
ザユニバーシティオブ
ら
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特許法36条6項1号 特許法184条の18
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,平成10年10月8日,発明の名称を「高透明性非金属カソー
ド」とする発明について国際特許出願(国際特許出願番号:PCT/US1998
/021171,日本における出願番号:特願2000-516507号。パリ条
約による優先権主張:平成9年10月9日,同年11月3日,同月5日,同年12
月1日,平成10年4月1日,同月3日,同月10日及び同年9月14日,米国。
甲44)をし,平成12年4月10日,日本国特許庁に翻訳文を提出し(公表公
報:特表2001-520450号),平成22年5月14日,設定の登録(特許
第4511024号)を受けた(請求項の数10。甲1)。以下,この特許を「本
件特許」といい,本件特許に係る発明を請求項の番号に従って「本件発明1」など
といい,本件発明1ないし6,9及び10を併せて「本件発明」ということがある。
(2) 被告は,平成23年6月14日,特許庁に対し,本件発明1ないし6,9
及び10に係る本件特許について無効審判を請求し,無効2011-800099
号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10255審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プレストレスト構造物)
被告Y 原告極東鋼弦コンクリート振興株
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成20年3月18日(優先権主張:平成19年11月1日,日本
国。以下「本件優先日」という。),発明の名称を「プレストレスト構造物」とする
特許出願(特願2008-69055号)をし,平成21年11月13日,設定の
登録を受けた(特許第4404933号。請求項の数5。甲33。以下,この「特
許」を「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,平成25年5月24日,本件特許の特許請求の範囲請求項1から3
及び5に係る特許について,特許無効審判を請求し,無効2013-800090
号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10097控訴棄却
差止請求控訴事件
控訴人株式会社チャフローズ・コー 被控訴人楽天株式会社
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特許法100条1項 特許法101条 民法719条2項 特許法70条1項
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[概要] 1 訴訟の概要
(略称は,特に断らない限り,原判決の略称に従う。)
⑴ 本件は,控訴人において,被控訴人が原判決別紙差止対象製品目録(以下「差
止目録」という。)記載の各製品(被告製品)を製造,販売,輸出して控訴人の特
許権(本件特許権)を侵害している旨主張し,被控訴人に対し,特許法100条1
項に基づき,上記製造,販売,輸出の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10059控訴棄却
差止請求控訴事件
控訴人株式会社チャフローズ・コー 被控訴人株式会社抗菌研究所市川穣
菱江化学株式会社
ヤフー株式会社松山智恵
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特許法100条1項 特許法101条 民法719条2項 特許法70条1項
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[概要] 1 訴訟の概要
(略称は,特に断らない限り,原判決の略称に従う。)
⑴ 本件は,控訴人において,被控訴人らが差止目録1から3記載の各製品(被
告各製品)を製造,販売,輸出して控訴人の特許権(本件特許権)を侵害している
旨主張し,被控訴人らに対し,特許法100条1項に基づき,上記製造,販売,輸
出の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月8日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10111控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (粉粒体の混合及び微粉除去方法並びにその装置)
控訴人株式会社松井製作所 被控訴人株式会社カワタ
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特許法101条4号 特許法102条2項
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侵害 | 70回 | 特許権 | 38回 | 実施 | 17回 | 間接侵害 | 12回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,原判決別紙イ号製品目録記載の製品(イ
号製品)及び原判決別紙ロ号製品目録記載の製品(ロ号製品)を製造,販売等する
行為が,控訴人の有する発明の名称を「粉粒体の混合及び微粉除去方法並びにその
装置」とする発明に係る特許(登録番号第3767993号。本件特許。)を侵害
すると主張して,本件特許に係る特許権(本件特許権)に基づき,①イ号製品の生
産,譲渡又は譲渡の申出の差止め,②ロ号製品の生産,譲渡又は譲渡の申出の差止
め,③イ号製品及びロ号製品並びにこれらの半製品の廃棄を求め,併せて,不法行
為に基づき,④イ号製品の製造販売による損害賠償(平成23年8月から平成25
年3月まで)として8432万円(特許法102条2項)及びこれに対する不法行
為の後である平成25年4月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10064請求棄却
著作権確認等請求控訴・附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
X 被控訴人兼附帯控訴人Y1
兼附帯控訴人Y2
学校法人常翔学園
一般社団法人情報処理学会
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著作権法112条1項 民法715条 著作権法19条 著作権法12条1項
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[概要] なお,呼称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)13270
民事訴訟 著作権
被告株式会社コスミック出版 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
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著作権法114条2項
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[概要] 1 原告らは,請求原因として,次のとおり述べた。
(1) 原告らの著作権
原告らは,別紙原告ら著作物目録記載の各アニメーション作品につき,
日本語台詞原稿(以下「本件台詞原稿」という。)及び日本語字幕(以下
「本件日本語字幕」という。)の著作権を持分各2分の1の割合で共有し
ている。
(2) 被告による著作権侵害
被告は,原告らに無断で,本件台詞原稿に係る音声及び本件日本語字幕
をそのままアニメーション動画とともに別紙被告商品目録記載の各DVD
商品(以下「被告商品」という。)に収録(複製)し,販売しているほか,
複製されたものを輸入している。
(3) 原告らの損害額
被告は,被告商品を合計46万0605枚販売しており,そのDVD1
枚当たりの利益額は56円であるから,被告の著作権侵害行為により原告
らの被った損害の額は,著作権法114条2項により,それぞれ1289
▶判決の詳細
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著作権
平成27年10月1日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10082控訴棄却
著作権ライセンス契約確認等請求控訴事件
控訴人株式会社ブールソフトウェア 被控訴人トラムシステム株式会社
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月1日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10039一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (発泡合成樹脂容器)
被告株式会社コーセイ 原告積水化成品工業株式会社
株式会社積水化成品四国
上田製函株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項 特許法73条2項
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実施 | 35回 | 進歩性 | 26回 | 新規性 | 25回 | 無効 | 16回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「発泡合成樹脂容器」とする特許権を共有する原告ら
が,被告による被告製品の製造・販売が特許権の侵害に当たると主張して,被
告に対し,特許法100条1項に基づき被告製品の製造及び販売の差止め,同
条2項に基づき被告製品の廃棄を求めるとともに,平成24年9月19日から
平成25年1月15日までの特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求とし
て,当該特許発明を実施していない原告積水化成品工業株式会社(以下「原告
積水化成品」という。)及び原告上田製函株式会社(以下「原告上田製函」と
いう。)は,特許法102条3項により,実施料相当額のうち各持分3分の1
に相当する25万2513円,当該特許発明を実施する原告株式会社積水化成
品四国(以下「原告積水化成品四国」という。)は,特許法102条2項によ
り推定される損害額から他の原告ら請求の実施料相当額合計50万5026円
を控除した1212万0646円,並びに,各請求損害金に対する訴状送達の
日の翌日から支払済みまで,民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求めた事案である。なお,被告に対する訴状送達の日は,平成25年10月
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月1日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10096控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件
控訴人X 被控訴人AvanStrate株式会社梶並彰一郎
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特許法35条5項 特許法35条3項 特許法35条1項 特許法35条4項
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[概要] 1 訴訟の概要
(略称は,特に断らない限り,原判決の略称に従う。)
⑴ 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,被控訴人に在職中,被控訴人
の業務範囲に属し,かつ,控訴人の職務に属する行為によってした発明(被控訴人
による特許出願に基づき,原判決別紙本件各特許目録1から5項の各⑴記載の本件
各特許として設定の登録をされた同各⑵記載の各請求項に係る本件第4発明,本件
第5発明,本件第6発明,本件第8発明及び本件第9発明)をし,それらについて
特許を受ける権利を被控訴人に承継させた旨主張し,被控訴人に対し,①主位的に,
特許法35条3項及び5項に基づき,相当の対価の一部として,3000万円及び
これに対する請求の日の翌日である平成25年7月29日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,②予備的に,本件第4発明から本件
第6発明について,被控訴人における特許規程(被告特許規程)及び特許法35条
3項に基づき,評価期間を平成24年度から平成26年度まで(平成24年4月1
日から平成27年3月31日まで)とする実績報奨金の一部として,3000万円
及びこれに対する控訴状送達の日の翌日である平成27年6月25日から支払済み
▶判決の詳細
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特許権
平成27年10月1日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10058控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件
控訴人X 被控訴人HOYA株式会社安國忠彦
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特許法35条4項 特許法35条3項 特許法35条1項
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実施 | 68回 | 許諾 | 12回 | 職務発明 | 10回 | 特許権 | 3回 |
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[概要] 1 訴訟の概要
(略称は,特に断らない限り,原判決の略称に従う。)
⑴ 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,被控訴人に在職中,被控訴人
の業務範囲に属し,かつ,控訴人の職務に属する行為によってした発明(被控訴人
による特許出願に基づき,原判決別紙本件各特許目録1から4項の各⑴記載の本件
各特許として設定の登録をされた同各⑵記載の各請求項に係る本件第1発明,本件
第2発明,本件第3発明及び本件第7発明)をし,それらについて特許を受ける権
利を被控訴人に承継させた旨主張し,被控訴人に対し,①本件第1発明,本件第2
発明及び本件第7発明に関しては,平成16年法律第79号による改正前の特許法
(以下「平成16年改正前特許法」という。)35条4項に従って定められる額の相
当の対価の一部として,特許法35条3項に基づき,②本件第3発明に関しては,
主位的に,同法35条3項及び5項に基づき,相当の対価の一部として,予備的に,
被控訴人における特許規程(被告特許規程)及び同法35条3項に基づき,評価期
間を平成25年度までとする実績報奨金の一部として,①及び②の合計金1億円及
びこれに対する請求の日の翌日である平成25年7月30日から支払済みまで民法
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10032審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告真富士屋食品株式会社 原告ザコカ・コーラカンパニー
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商標法50条 商標法3条 商標法2条3項2号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件は,被告が有する商標権について,原告が商標法50条に基づき不使用
取消審判請求をしたところ,特許庁が審判請求は成り立たないとの審決をしたため,
原告が審決の取消を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10240審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (農作業機の整地装置)
被告松山株式会社 原告小橋工業株式会社
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特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁による手続の概要(争いがない。)
被告は,平成5年5月28日,発明の名称を「農作業機の整地装置」とする特許
出願(特願平5-127319号)をし,平成11年12月3日,特許権の設定の
登録(特許第3009807号。請求項の数は2。)を受けた(以下,この特許を「本
件特許」といい,明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。甲9)。
原告は,平成25年11月6日,特許庁に対し,本件特許の請求項1に記載され
た発明についての特許を無効にすることを求めて審判の請求をしたところ(甲11),
被告は,平成26年2月20日付け訂正請求書(以下「本件訂正請求書」という。
甲10)により,明細書についての訂正請求(訂正事項は,特許請求の範囲につい
て2,発明の詳細な説明について2の合計4。以下,併せて「本件訂正」という。)
をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10269審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (形体順応型表示装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法52条 特許法29条1項3号 特許法158条 特許法52条1項
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審決 | 65回 | 実施 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 | 刊行物 | 2回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「形体順応型表示装置」とする発明について,平成22年
11月25日を出願日とする特許出願(特願2010-276346号。以下「本
件出願」という。)をしたが,平成25年3月28日付けで拒絶理由通知がされ,同
年7月26日付けで拒絶査定(以下「本件拒絶査定」という。)を受けたため,同年
10月27日付けで,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10086審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告カラーマトリックスホールディング 原告日本ウェーブロック株式会社
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商標法50条1項 商標法2条3項8号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,以下の商標(登録第5041167号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である。
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商標権
平成27年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)24118一部認容
損害賠償請求事件
被告ナラシノ音響有限会社
A
B
C 原告株式会社第一興商
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商標法38条2項
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[概要] 1 本件は,業務用通信カラオケ機器の製造,販売を行う原告が,原告の製造す
る通信カラオケ機器には,原告と契約を締結せずに楽曲サービス等を利用されるこ
とを回避するための機能が搭載されているところ,被告らが被告ナラシノ音響有限
会社(以下「被告会社」という。)の顧客が原告に利用料を支払うことなく利用で
きるカラオケ機器を販売することを企図した上,被告会社の代表者である被告A
(以下「被告A」という。)及び従業員であった被告B(以下「被告B」という。)
が,被告C(以下「被告C」という。)から提供を受けた部品を用いて,上記機能
を回避できるよう原告の通信カラオケ機器を改造し,被告会社において,改造後も
別紙被告標章目録記載1及び2の標章が付された状態のまま,同機器を販売したこ
とが,原告が有する商標権を侵害するとともに,不正競争防止法(以下「不競法」
という。)2条1項11号の不正競争にも該当すると主張して,被告らに対し,商
標権侵害又は不正競争の共同不法行為による損害賠償金1355万2000万円
(商標法38条2項又は不競法5条2項によって算定される損害額1232万円と
弁護士費用123万2000円の合計)及びこれに対する不法行為後の日である平
成24年6月1日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の連
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不正競争
平成27年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)17832一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社エプタモーダ 原告株式会社カトルカール
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民法651条1項 民法651条2項 民法648条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,原告と被告との間で,平成26年1月15日
付け業務委託契約(以下「本件契約」という。甲1)を締結したところ,(1)
同年5月21日から同年6月4日までの15日間分の未払の業務委託料24万
1935円,原告が立替払している5月分送料2052円(本件契約2条3項,
3条ただし書により合意,甲6の2)及び債務不履行に基づく損害賠償金27
5万8065円の合計300万2052円,並びに,未払業務委託料24万1
935円については支払期限の翌日である平成26年5月21日から,立替送
料2052円及び損害賠償金275万8065円の合計276万0117円に
ついては訴状送達の日の翌日である平成26年8月13日から,各支払済みま
で商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払(請求の趣旨第1項),
(2)原告と被告との間で,原告が本件契約6条1項に基づく販売権を有するこ
との確認(請求の趣旨第2項),(3)被告が販売する別紙衣料品目録(別紙デ
ザイン図を含む)記載の各デザインを化体した衣料品は,原告のデザインを模
倣したものであるとして不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項
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特許権
平成27年9月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10047控訴棄却
差止請求控訴事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
控訴人株式会社コアアプリ 被控訴人KDDI株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
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著作権
平成27年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10089一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告B 原告A
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著作権法27条 著作権法21条 著作権法28条 民法93条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,(1) ①被告の製作に係る別紙物件目録記載
の映画(以下「本件映画」という。)は,原告の執筆に係る「性犯罪被害にあう
ということ」及び「性犯罪被害とたたかうということ」と題する各書籍(以下,
それぞれ,「本件著作物1」,「本件著作物2」といい,両者を併せて「本件各
著作物」という。)の複製物又は二次的著作物(翻案物)であると主張して,本
件各著作物について原告が有する著作権(複製権〔著作権法21条〕,翻案権
〔同法27条〕)及び本件各著作物の二次的著作物について原告が有する著作権
(複製権,上映権,公衆送信権〔自動公衆送信の場合にあっては,送信可能化権を
含む。〕及び頒布権〔同法28条,21条,22条の2,23条,26条〕),並
びに本件各著作物について原告が有する著作者人格権(同一性保持権〔同法20
条〕)に基づき,本件映画の上映,複製,公衆送信及び送信可能化並びに本件映
画の複製物の頒布(以下,これらを併せて「本件映画の上映等」という。)の差
止め(同法112条1項)を求めるとともに,本件映画のマスターテープ又はマ
スターデータ及びこれらの複製物(以下,これらを併せて「本件映画のマスター
テープ等」という。)の廃棄(同条2項)を求め,②本件映画は,原告の人格権
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官早川文宏 原告株式会社大貴大坂憲正
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10008審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告フリービット,エー,エス髙田泰彦 原告フリービット株式会社
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商標法50条 商標法2条3項2号
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ライセンス | 42回 | 許諾 | 40回 | 実施 | 12回 | 審決 | 8回 |
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[概要] 本件は,商標登録取消審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
①被告の有する下記本件商標についての,使用権者による使用の有無,②使用され
た標章と本件商標との同一性の有無である。
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特許権
平成27年9月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10055控訴棄却
特許侵害差止等請求権不存在確認等請求控訴事件 (記録媒体)
控訴人特定非営利活動法人日本ビデオアルバム協会 被控訴人株式会社CFTEC佐藤未央
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月29日 大阪地方裁判所 棄却
▶概要
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平成26(ワ)8869請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告武蔵エンジニアリング株式会社 原告兵神装備株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,別紙原告表示目録記載の各標章(以下,同別紙に従い個別に「原告
表示1ないし4」ともいう。)が,その製造販売する回転容積式一軸偏心ねじ
ポンプ(以下「一軸偏心ねじポンプ」という。)及び同ポンプの構造を持つデ
ィスペンサーの商品等表示として著名ないし周知となっているとする原告が,
被告に対し,被告による別紙被告表示目録記載の各表示をその商品の商品等表
示として使用して製造販売等する行為が不正競争防止法2条1項1号又は2
号に該当する旨主張して,同法3条1項に基づき,別紙被告表示目録記載の表
示を付した商品の製造販売等の差止め,及び,同条2項に基づきその廃棄及び
表示の抹消を求めるとともに,同法4条に基づき損害賠償として844万62
00円及びこれに対する不法行為の日の後である平成26年9月25日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3360請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告田中貴金属工業株式会社大平茂 原告JX日鉱日石金属株式会社
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特許法100条1項 特許法104条の3 特許法186条1項 特許法29条の2
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による別紙被告製品目録記載1の製品
(以下「被告製品1」という。)並びに被告製品2及び3の製造,販売等が
原告の特許権の侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項に基づき被告
製品2及び3の製造等の差止めを,民法709条,特許法102条2項に基
づき被告製品1の販売による損害賠償金30万円及びこれに対する特許権侵
害行為の後の日である平成26年11月5日(同年10月31日付け訴え変
る遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30386請求棄却
損害賠償等請求事件,損害賠償請求反訴事件
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本訴
本訴原告兼反訴被告(以下「原告」という。)は,原告の製品である「タ
タミ染めQ」(以下「本件製品」という。)には欠陥がないにもかかわらず,
本訴被告兼反訴原告(以下「被告」という。)が同製品には欠陥があるなど
として苦情を申し立てるとともに,本件製品の販売店に対して本件製品及び
原告自身について虚偽の内容を記載した書面を配布することにより,原告の
名誉・信用を毀損し業務を妨害したことが,主位的には不正競争防止法2条
1項14号所定の不正競争に該当し,予備的には民法上の不法行為に該当す
る旨主張して,被告に対し,不正競争防止法3条1項に基づき「本件製品に
は欠陥がある」又は「原告は無責任な会社である」旨の表現を行うことの差
止め,同法14条ないし民法723条に基づき,営業上の信用ないし名誉の
回復措置として上記販売店への謝罪文の送付,並びに不正競争防止法4条な
いし民法709条に基づき,損害賠償金1760万円(慰謝料1600万円,
弁護士費用160万円,売上げ喪失等による損害950万5000円の合計
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10148審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (窒化物系半導体素子の製造方法)
被告三洋電機株式会社 原告日亜化学工業株式会社
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特許法131条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(認定の根拠を掲げない事実は当事者間に争い
がない。)
被告は,平成20年3月24日に出願され(特願2008-76844号。
特願2002-85085号(平成14年3月26日出願。以下,この出願
日を「本件優先日」という。)に基づく優先権主張を伴う特願2003-7
4966号(平成15年3月19日出願)の一部を新たな特許出願とした特
願2006-348161号(平成18年12月25日出願)の一部を新た
な特許出願としたものである。),平成20年9月5日に設定登録された,発
明の名称を「窒化物系半導体素子の製造方法」とする特許第4180107
号(以下「本件特許」という。請求項の数は10である。)の特許権者であ
る。
原告は,平成23年10月7日,特許庁に対し,本件特許につき無効審判
請求をしたが,平成24年7月20日に不成立審決がなされた。原告は,知
的財産高等裁判所に対し審決取消訴訟を提起したが(平成24年(行ケ)1
0303号),平成25年11月14日,請求棄却判決がなされた。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10147審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (窒化物系半導体素子の製造方法)
被告三洋電機株式会社 原告日亜化学工業株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法29条 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(認定の根拠を掲げない事実は当事者間に争い
がない。)
被告は,平成20年3月24日に出願され(特願2008-76844
号。特願2002-85085号(平成14年3月26日出願。以下「基礎
出願」といい,その出願日を「基礎出願日」という。)に基づく優先権主張
を伴う特願2003-74966号(平成15年3月19日出願。以下
「原々出願日」という。)の一部を新たな特許出願とした特願2006-3
48161号(平成18年12月25日出願)の一部を新たな特許出願とし
たものである。),同年9月5日に設定登録された,発明の名称を「窒化物系
半導体素子の製造方法」とする特許第4180107号(以下「本件特許」
という。請求項の数は10である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10108控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (窒化物系半導体素子)
控訴人三洋電機株式会社 被控訴人日亜化学工業株式会社
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特許法102条3項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「窒化物系半導体素子」とする特許権(以下「本件特
許権1」という。)及び発明の名称を「窒化物系半導体素子の製造方法」とす
る特許権(以下「本件特許権2」といい,本件特許権1と併せて「本件各特許
権」という。)を有する控訴人が,被控訴人による被控訴人製品の製造販売等
が本件各特許権の侵害に当たると主張して,被控訴人に対し,特許法100条
に基づく被控訴人製品の製造販売等の差止め及び廃棄並びに特許権侵害の不法
行為(民法709条,特許法102条3項)に基づく損害賠償金又は不当利得
金12億円及びこれに対する不法行為の日の後又は請求の日の後である平成2
3年8月24日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成27年9月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)5912請求棄却
第三者異議事件
被告株式会社三光 原告ハインツアンドカンパニー株式会社
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商標法50条 特許法98条1項1号
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[概要] 本件は,被告が,株式会社サンコー大阪(以下「サンコー大阪」という。)に対
する強制執行(以下「本件強制執行」という。)として,別紙商標権目録記載の商
標権(以下「本件商標権」という。)を差し押さえたところ,本件商標権は原告に
帰属するとして,原告が被告に対して第三者異議の訴えを提起した事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年9月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)31864請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社WEB広報 原告A
B
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[概要] 1 前提事実(証拠等を掲げたもののほかは,当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告A及び原告Bは,いずれも弁護士である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (燃料電池用石油系燃料改質器用フェライト系ステンレス鋼)
被告日新製鋼株式会社 原告新日鐵住金ステンレス株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成13年11月22日,発明の名称を「燃料電池用石油系燃料
改質器用フェライト系ステンレス鋼」とする発明について特許出願(特願2001
-357420号)をし,平成18年12月1日,設定の登録(特許第38867
85号)を受けた(請求項の数2。甲41。以下,この特許を「本件特許」とい
う。)。
(2) 原告は,平成25年5月17日,本件特許の請求項1及び2に係る発明に
ついて特許無効審判を請求し,無効2013-800086号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10213審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (検査用プローブの製造方法)
被告特許庁長官酒井伸芳 原告株式会社サンケイエンジニアリング
X髙見憲
ら
ら訴訟復代理人弁護士篠田淳郎稲田弘明
ら訴訟復代理人弁理士渡部温
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特許法17条の2 特許法29条1項3号 特許法159条1項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,補正却下の当否及び進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年9月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)731請求棄却
民事訴訟 著作権
被告明治図書出版株式会社 原告P1
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[概要] 本件は,著作権の保護対象ではない別紙1本件錦絵目録記載の絵画(以下ま
とめて「本件錦絵」といい,個別に「本件錦絵1ないし4」という。)を所有
する原告が,原告の許諾を得ず本件錦絵を被写体とする写真を利用してその発
行する教材に掲載したほか,その際,被写体である本件錦絵が原告所有である
ことを表示しなかった被告に対し,以下の請求をした事案である。
▶判決の詳細
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