権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権NEW 2/22掲載
平成31年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10129審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社コンフィアンス 原告ディプティックエス.アー.エス.
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商標法4条1項10号 商標法4条1項15号 商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5498434号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1の1,3)。
商 標 別紙1のとおり
登録出願日 平成22年9月27日
登録査定日 平成24年4月20日
設定登録日 平成24年6月1日
指 定 商 品 第3類「化粧品,せっけん類」
(2) 原告は,平成29年6月1日,本件商標について商標登録無効審判を請求
した。
▶判決の詳細
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その他
平成31年2月14日 知的財産高等裁判所 さいたま地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10067控訴棄却
商号使用禁止等請求控訴事件
控訴人ワイケイホーム株式会社 被控訴人ワイケイサービス株式会社
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人による「ワイケイサービス株式会社」の商号
(以下「被告商号」という。)の使用が,控訴人と被控訴人間の黙示の商号使
用禁止の合意に違反し,又は不正の目的をもってした控訴人と誤認されるおそ
れのある商号の使用に当たる旨主張して,被控訴人に対し,商号使用禁止の合
意又は会社法8条に基づき,被告商号の使用の差止め及び商号の登記の抹消登
記手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争NEW 2/22掲載
平成31年2月14日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)960控訴棄却
不正競争行為差止等,損害賠償,損害賠償等請求控訴事件
控訴人日本クリーンシステム株式会社 被控訴人P2
太陽工業有限会社
銀座吉田株式会社
株式会社サン・ブリッド
P6
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民法709条 民事訴訟法92条1項2号
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[概要] 1 請求及び裁判の経過
本件は,控訴人が,ゴミ貯溜機に関する原判決別紙営業秘密目録記載の技術
情報(以下「本件技術情報」という。)が不正競争防止法(以下「不競法」と
いう。)上の営業秘密である旨主張して,被控訴人P2を除く被控訴人らに対
し,不競法に基づき,ゴミ貯溜機の製造販売等の差止め及び廃棄(前記第1の
2・3),被控訴人P2に対し,不競法及び秘密保持契約に基づき,ゴミ貯溜
機に関する本件技術情報の使用開示等の差止め(同4),被控訴人らに対し,
不競法違反の不法行為に基づく損害賠償(同5),被控訴人P2に対し,上記
契約に基づき,損害賠償(同6)を求め,また,ゴミ貯溜機の商品表示が周知
商品等表示である旨主張して,被控訴人銀座吉田に対し,不競法に基づき,又
は同商品表示の商標権に基づき,原判決別紙被告標章目録記載の標章の使用差
止め(同7)及び損害賠償(同8)を求めている事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10124審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告コミテアンテルプロフェッシャンパーニュ 原告株式会社ミマス
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商標法4条1項7号 商標法4条1項17号
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[概要] 1 本件商標
原告は,別紙「本件商標」記載の商標について,第9類「眼鏡,電子出版物,ア
プリケーションソフトウェア」を指定商品とする商標(登録第5942675号。
平成28年9月6日商標登録出願,平成29年2月24日登録査定,同年4月28
日設定登録。以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10049審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
被告株式会社MTG 原告株式会社ファイブスター西村啓
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 被告は,平成26年9月26日,発明の名称を「美容器」とする発明につい
て特許出願をし(平成23年11月16日にした特願2011-250915号の
分割出願(特願2014-197056号)),平成27年12月4日,設定登録
を受けた(特許第5847904号。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成29年8月1日,特許庁に対し,本件特許について無効審判請
求をし,無効2017-800102号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10048審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
被告株式会社MTG 原告株式会社ファイブスター西村啓
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 被告は,平成26年9月26日,発明の名称を「美容器」とする発明につい
て特許出願をし(平成23年11月16日にした特願2011-250915号の
分割出願(特願2014-197056号)),平成27年12月4日,設定登録
を受けた(特許第5847904号。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成29年5月30日,特許庁に対し,本件特許について無効審判
請求をし,無効2017-800074号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10031審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯用グリップ)
被告特許庁長官半田正人 原告株式会社創考テクノ
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特許法29条2項 特許法157条2項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年10月9日(優先権主張:平成26年10月14日,日
本),発明の名称を「携帯用グリップ」とする国際出願をし,その後,国内移行の
手続を採った(特願2016-546535。以下「本願」という。)。(甲1,
2)
(2) 原告は,平成29年6月15日付けで拒絶査定を受け,同年8月31日,こ
れに対する不服の審判を請求し,同年11月30日付け手続補正書により,特許請
求の範囲を補正した(以下「本件補正」という。請求項の数2)。(甲5の4,6
の1・3)
(3) 特許庁は,これを不服2017-12887号事件として審理し,平成30
年1月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記
載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年2月1日,原告に
送達された。(甲6の5)
(4) 原告は,平成30年3月1日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10100審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経皮吸収製剤保持用具)
被告株式会社バイオセレンタック江黒早耶香 原告コスメディ製薬株式会社加古尊温
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特許法134条の2 特許法126条5項 特許法36条 特許法36条4項1号
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無効 | 71回 | 審決 | 57回 | 無効審判 | 37回 | 新規性 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経
皮吸収製剤保持用具」とする特許第4913030号(以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10154審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告コナミホールディングス株式会社舩越輝 原告オーガスタナショナル
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,商標登録第5712040号の商標(以下「本件商標」という。)
の商標権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10138審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告コナミホールディングス株式会社舩越輝 原告オーガスタナショナル
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,商標登録第5707700号の商標(以下「本件商標」という。)
の商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
被告株式会社メディオン・リサーチ・ 原告ネオケミア株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」とする発明に係る特許権
(特許第4659980号,平成23年1月7日設定登録。請求項の数1
3。国際出願日平成10年10月5日(優先権主張 平成9年11月7日
日本国。以下「本件優先日」という。)。以下,「本件特許権」といい,同
特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10033審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
被告株式会社メディオン・リサーチ・ 原告ネオケミア株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」とする発明に係る特許権(特
許第4912492号,平成24年1月27日設定登録。請求項の数7。以
下,「本件特許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)
の特許権者である。本件特許は,平成10年10月5日を国際出願日とする
特願2000-520135号(優先権主張 平成9年11月7日 日本国。
以下「本件優先日」という。)の分割出願として,平成22年9月6日に出
願されたものである(特願2010-199412号)。(甲51)
(2) 原告は,平成29年4月13日付けで,本件特許の請求項1~5及び7に
係る発明についての特許を無効とすることを求めて,特許庁に無効審判請求
をし,特許庁は上記請求を無効2017-800050号事件として審理し
た。
(3) 特許庁は,平成30年1月30日,審判請求は成り立たない旨の審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年2月8日,原告に送達さ
れた。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)34450請求棄却
損害賠償請求事件 (住宅地図)
被告ヤフー株式会社 原告生活地図株式会社
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特許法2条3項1号 特許法2条 民法709条 特許法102条3項
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実施 | 52回 | 分割 | 48回 | 進歩性 | 22回 | 新規性 | 22回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「住宅地図」とする特許権(第3799107号)につ
いて特許権者から専用実施権の設定を受けた原告が,被告が制作し,インターネ
ット上でユーザに利用させている別紙物件目録記載の電子地図は前記特許権の
請求項1の発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,民法709条に
基づく損害賠償金(一部請求)及び遅延損害金の支払いを求める事案である。5
2 前提事実(後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容易に認められる事実)
原告は,情報処理サービス業,情報提供サービス業等を業とする株式会社で
ある。(弁論の全趣旨)
被告は,検索連動型広告やディスプレイ広告等の広告関連サービス等を業と
する株式会社である。(争いがない)10
原告は,以下の特許権(以下,「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」
という。)について,特許権者(有限会社エン企画)から,平成22年9月7日
に専用実施権の設定を受けた。(争いがない)
特許番号 特許第3799107号
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10033控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品)
控訴人日本瓦斯株式会社 被控訴人エヌ・ケイ・ケイ株式会社
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特許法123条1項4号 特許法29条2項 特許法123条1項2号 民事訴訟法157条1項
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無効 | 71回 | 実施 | 24回 | 進歩性 | 21回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品」とする
特許(特許第5396136号。請求項の数9。以下,この特許を「本件特許」
といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者である
被控訴人が,控訴人が製造,販売する原判決別紙「被告製品目録」記載1ない
し5の各製品(以下,同目録記載の番号に応じて「被告製品1」などという。)
中,その製品の吸収体の灰分含有量を特定した原判決別紙「特定被告製品目録」
記載1ないし5の各製品(以下「特定被告製品」と総称する。)の製造,販売
が本件特許権の侵害に当たる旨主張して,控訴人に対し,①特許法100条1
項に基づき,特定被告製品の製造,販売等の差止め,②同条2項に基づき,特
定被告製品及びその半製品,特定被告製品の製造に供する金型の廃棄を求める
とともに,③本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として738万円及
びこれに対する平成28年2月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10012審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品)
被告日本瓦斯株式会社 原告エヌ・ケイ・ケイ株式会社
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告,王子ホールディングス株式会社(旧商号「王子製紙株式会社」)及
び王子キノクロス株式会社は,平成21年4月20日,発明の名称を「スプ
レー缶用吸収体およびスプレー缶製品」とする発明について特許出願(特願
2009-102082号。以下「本件出願」という。)をし,平成25年
10月25日,特許権の設定登録(特許番号第5396136号。請求項の
数9。以下,この特許を「本件特許」という。甲55。)を受けた。
その後,原告は,王子ホールディングス株式会社及び王子キノクロス株式
会社から,本件特許に係る特許権の持分の全部譲渡を受け,その旨の移転登
録(受付日平成27年12月14日)を受けた(甲56の1,2)。
(2) 被告は,平成28年5月19日,本件特許の請求項1,2,6及び8に係
る発明についての特許を無効にすることを求める特許無効審判を請求(無効
2016-800058号事件)した(甲57)。
原告は,同年7月29日付けで特許請求の範囲について訂正請求(甲59)
をした後,平成29年5月22日付けの審決の予告(甲72)を受けたため,
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年1月31日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9834請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社技研製作所
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不正競争防止法2条1項15号
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特許権 | 19回 | 侵害 | 15回 | 差止 | 12回 | 損害賠償 | 2回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告が自己のウェブサイト上のウェブページに掲載した文章が
虚偽の事実であり,これにより営業上の信用を著しく毀損されたとして,被告に対
し,不正競争防止法2条1項15号,3条1項,4条,14条に基づき,上記ウェ
ブページの内容を被告のウェブサイトに表示することの差止め,謝罪広告の掲載並
びに損害賠償として1000万円及びこれに対する訴状送達の日(平成29年105
月19日)の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10066控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社キッズ・カンパニー 控訴人(一審原告)X橋幸二 被控訴人(一審被告)株式会社キッズ・カンパニー
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著作権法14条 著作権法19条 民法709条 著作権法18条
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[概要] かは,原判決に従い,原判決に「原告」とあるのを「控訴人」に,「被告」とある
のを「被控訴人」に,適宜読み替える。なお,書証の掲記は,枝番号を全て含むと
きは,枝番号の記載を省略する。)
▶判決の詳細
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特許権NEW 2/21掲載
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (容器および容器製造方法)
被告株式会社エフピコ 原告シーピー化成株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,記載
要件(特許法36条4項1号,同条6項1号,2号)及び補正要件(特許法17条
の2第3項)の適否である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年1月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社デンソーウェーブ山口健司 原告A・Tコミュニケーションズ
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商標法50条1項 商標法2条3項 特許法132条2項 商標法74条1号
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の
取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年1月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10057控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人ジー・エス・エフ・ケー・シ 被控訴人株式会社国際建機販売
Y弓削田博
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商標法36条1項 商標法38条2項 商標法4条1項19号
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[概要] 1(1) 本件は,原判決別紙「商標権目録」記載の商標(以下「本件商標」とい
う。)につき商標権を有する控訴人が,被控訴人らが,原判決別紙「被告標章目録
1~5」記載の標章(以下「被告標章」と総称し,各目録の標章を示すときは,同
目録の番号を付して「被告標章1」などという。)を使用しているとして,被控訴
人らに対し,商標権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求として,損害金2140
万円及びこれに対する不法行為後の日である平成29年6月7日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10027審決取消訴訟
審決取消請求事件 (油または脂肪中の環境汚染物質の低減方法,揮発性環境汚染物質低減作業流体,健康サプリメントおよび動物飼料製品)
被告BASFアーエス金本恵子 原告日本水産株式会社鈴木修
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年1月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10038一部認容
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社タツミ楽器 被控訴人ForestoneJapan
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙原告商品目録記載のサックス用ストラップ(以下「原告商品」
という。)を販売する控訴人が,別紙被告商品目録記載のサックス用ストラッ
プ(以下「被告商品」という。)を販売する被控訴人に対し,被告商品は原告
商品の形態を模倣した商品であり,被控訴人による被告商品の販売は,不正競
争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号の不正競争行為(商品形態
模倣行為)に該当すると主張して,同法3条1項及び2項に基づき,被告商品
の販売等の差止め及び廃棄を,同法4条に基づき,損害賠償880万円及びこ
れに対する不正競争行為の後である平成29年6月23日から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10080審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光学情報読取装置)
被告株式会社デンソーウェーブ 原告ハネウェル・インターナショナル・インク
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特許法36条4項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 株式会社デンソーは,平成9年10月27日,発明の名称を「光学情報読
取装置」とする発明について特許出願(特願平9-294447号。以下「本
件出願」という。)をし,平成18年7月7日,特許権の設定登録(特許番
号第3823487号。請求項の数2。以下,この特許を「本件特許」とい
う。甲6)を受けた。
その後,被告は,株式会社デンソーから,本件特許に係る特許権の譲渡を
受け,その旨の移転登録(受付日平成24年7月2日)を受けた(乙6)。
⑵ 被告は,平成24年12月7日付けで,本件特許の明細書及び特許請求の
範囲を訂正する旨の訂正審判を請求(訂正2012-390156号事件)
し(乙2の1,2),平成25年2月19日付けで訂正明細書及び特許請求
の範囲を補正する旨の手続補正をした(以下,手続補正後の訂正請求を「本
件訂正」という。甲8)。
被告は,特許庁が同年3月19日に訂正拒絶審決をしたため,同年4月2
5日付けで,その取消しを求める審決取消訴訟(知的財産高等裁判所平成2
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)35663請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (エクオール含有大豆胚軸発酵物,及びその製造方法)
被告株式会社アドバンスト・
補助参加人株式会社ダイセル 原告大塚製薬株式会社山内真之
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法126条1項1号
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無効 | 69回 | 進歩性 | 67回 | 新規性 | 41回 | 実施 | 39回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「エクオール含有大豆胚軸発酵物,及びその製造方法」10
とする特許権を有する原告が,被告による大豆胚芽抽出発酵物含有食品の生産・
販売等が原告の上記特許権を侵害すると主張して,被告に対し,特許法100条
1項及び2項に基づき,上記製品の生産・譲渡等の差止め及び上記製品の廃棄を
求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年1月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)6322請求棄却
損害賠償請求事件
被告有限会社ローテックジャパン
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著作権法114条3項 著作権法15条1項
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侵害 | 12回 | 損害賠償 | 11回 | 許諾 | 1回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告に対し,①著作権(複製権及び翻案権)及び著作者人格権
(同一性保持権及び氏名表示権)侵害の不法行為及び違法な従業員の引抜きに係る
不法行為に基づく各損害の賠償並びにこれらに対する不法行為の後である平成29
年8月18日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ25
る遅延損害金の支払,②競業避止義務違反の債務不履行若しくは不法行為又は違法
な競業行為に係る不法行為に基づく損害の一部550万円の賠償及びこれに対する
請求(訴状送達)の日の翌日である平成29年8月18日から支払済みまで商事法
定利率である年6分(不法行為に基づく損害賠償請求については,不法行為の後で
ある同日から支払済みまで民法所定の年5分)の割合による遅延損害金の支払を請
求した事案である。5
なお,原告は当初,本件を別件訴訟(当庁平成28年(ワ)第10854号営業行
為差止等請求事件)における反訴として提起したが,その後,当該反訴を別訴とし
て取り扱うことを希望したため,これを独立の訴えとして取り扱うこととした。そ
して,その後,本件の口頭弁論から顧客情報等の不正取得に関する損害賠償請求に
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)16468一部認容
特許権侵害差止請求事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
被告サノフィ株式会社東崎賢治 原告アムジエン・インコーポレーテツド
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民事訴訟法61条
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実施 | 74回 | 特許権 | 13回 | 差止 | 13回 | 進歩性 | 11回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシ
ン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする特許権(同一名称
の2件の特許権)を有する原告が,被告に対し,被告による別紙被告製品目録
記載の製剤(以下「被告製品」という。)及び被告製品の原薬である別紙被告15
モノクローナル抗体目録記載のモノクローナル抗体(以下「被告モノクローナ
ル抗体」という。)の生産,販売等が,原告の特許権を侵害する旨を主張して,
被告製品及び被告モノクローナル抗体の生産等の差止め及び廃棄を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)3572請求棄却
職務発明対価請求事件
被告徳山積水工業株式会社 原告P2
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特許法35条3項 特許法38条 特許法29条2項 特許法35条1項
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実施 | 29回 | 職務発明 | 10回 | 特許権 | 4回 | 進歩性 | 2回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告らが,被告に対し,後記本件特許に関して,特許法35条(平成1
6年法律第79号による改正前のもの。以下同じ。)3項に基づき,特許を受ける
権利を被告に譲渡したことにより被告が受けるべき利益を基礎とする相当の対価15
億5000円(うち原告P1につき1億3500万円,原告P2につき1500万
円)及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成29年4月20日から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10177審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (移動ロボットのコンテキスト動作を生成するためのシステムおよび方法)
被告特許庁長官 原告ソフトバンクロボティクス
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,発明の名称を「移動ロボットのコンテキスト動作を生成するための
システムおよび方法」とする発明について,平成22年7月12日(パリ条約によ
る優先権主張:外国庁受理平成21年7月10日,フランス共和国)を国際出願日
とする特許出願をした(特願2012-518831号。請求項の数14)。
⑵ 原告は,平成27年4月9日付けで拒絶査定を受けたことから,同年8月6
日に拒絶査定不服審判(不服2015-14737号)を請求した。また,原告は,
平成28年12月27日付けで手続補正書(甲16。これによる特許請求の範囲の
補正を「本件補正」という。)を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10061控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件
被告)株式会社マコメ研究所平井佑希 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社マコメ研究所平井佑希
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特許法102条3項 民法703条
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,控訴人が,①被控訴人が平成19年に製造,販売したデジタル式
2連地殻活動総合観測装置(イ号物件)は,テクノ東郷が有していた本件特許権
(登録番号:特許第3256880号)の特許請求の範囲請求項1の発明(本件発
明)の技術的範囲に属するところ,被控訴人は実施料を支払うことなくイ号物件を
販売したことにより,法律上の原因なく実施料相当額の利得を得た,②控訴人はテ
クノ東郷から前記①の不当利得返還請求権を譲り受けたと主張して,被控訴人に対
し,民法703条に基づく不当利得金1800万円及びこれに対する同法704条
前段所定の法定利息702万円の合計2502万円のうち100万円及びこれに対
する催告の後である平成28年10月21日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10226審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
被告アムジエン・インコーポレーテッド 原告サノフィ
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成20年8月22日(優先日平成19年8月23日,同年1
2月21日,平成20年1月9日及び同年8月4日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願20
10-522084号)の一部を分割して,平成27年2月23日,発明
の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(P
CSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする発明について特許出
願(以下「本件出願」という。)をし,平成28年3月25日,特許権の
設定登録(特許番号第5906333号。請求項の数5。以下,この特許
を「本件特許」という。甲201,211)を受けた。
(2) 原告は,平成28年5月31日,本件特許について特許無効審判(無効
2016-800066号事件)を請求した(甲212)。
被告は,平成29年3月9日付けの審決の予告(甲225)を受けたた
め,同年5月8日付けで,特許請求の範囲の請求項1,2及び5からなる
一群の請求項のうち,請求項1及び5を訂正し,請求項2を削除する,請
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10225審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
被告アムジエン・インコーポレーテッド 原告サノフィ
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成20年8月22日(優先日平成19年8月23日,同年1
2月21日,平成20年1月9日及び同年8月4日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願20
10-522084号)の一部を分割して,平成25年9月20日,発明
の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(P
CSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする発明について特許出
願(以下「本件出願」という。)をし,平成27年3月6日,特許権の設
定登録(特許番号第5705288号。請求項の数9。以下,この特許
を「本件特許」という。甲201,211)を受けた。
(2) 原告は,平成28年1月18日,本件特許について特許無効審判(無効
2016-800004号事件)を請求した(甲212)。
被告は,平成29年3月9日付けの審決の予告(甲225)を受けたた
め,同年5月8日付けで,特許請求の範囲の請求項1ないし4及び9から
なる一群の請求項のうち,請求項1及び9を訂正し,請求項2ないし4を
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)22543一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
被告株式会社R&MJaPan 原告ルイスポールセンエイ/エス山内貴博
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商標法38条2項 商標法4条1項7号 商標法4条1項18号 商標法3条1項3号
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[概要] 本件は,ランプシェードを指定商品とする立体商標に係る商標権を有する原
告が,被告に対し,被告による別紙1被告商品目録記載1ないし7の各商品(以
下「被告商品」と総称する。)の販売が商標権侵害に当たると主張して,商標法
36条1項及び2項に基づく被告商品の譲渡等の差止め及び被告商品,その構10
成部品の廃棄並びに民法709条,商標法38条2項に基づく損害賠償金18
37万4400円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)25956等請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (磁気記録媒体)
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特許法102条2項 特許法36条6項1号 特許法123条1項 特許法134条の2
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実施 | 189回 | 進歩性 | 16回 | 新規性 | 16回 | 無効 | 15回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「磁気記録媒体」とする特許権を有する原告が,被告ら
に対し,被告らによる別紙物件目録記載1ないし6の各製品(以下,それぞれの
製品を同目録記載の番号に従い「被告製品1」などといい,各製品を併せて「被
告製品」と総称する。)の製造,販売等が特許権侵害に当たると主張して,民法20
709条及び特許法102条2項に基づく損害賠償金1億円(内金請求)及びこ
れに対する不法行為後の日である被告富士フイルムについては平成28年8月
13日,被告FFMMについては平成29年9月2日(各被告に対する訴状送達
の日の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を,それぞれ求める事案である。25
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (位置検出装置)
被告パスカルエンジニアリング株式会社 原告株式会社コスメック
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特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (トレッドが高トランス含量を有するエマルジョンSBRを含むタイヤ)
被告特許庁長官加藤友也 原告コンパニーゼネラールデラン
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特許法29条2項 特許法17条の2
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刊行物 | 118回 | 実施 | 79回 | 審決 | 13回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)13381請求棄却
不正競争行為差止請求事件
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[概要] 1 本件は,原告が,医療機器である携帯用ディスポーザブル低圧持続吸引器とし15
て原告の販売する別紙3原告商品目録記載の商品(廃液ボトル及び吸引ボトルで構成
されているものであり,以下「原告商品」という。)の形態について,原告の商品等表
示として需要者の間に広く認識されており,同様の医療機器として被告の販売する別
紙2被告商品目録記載の商品(廃液ボトル及び吸引ボトルで構成されているものであ
り,以下「被告商品」という。)の形態が原告商品の形態と類似し,被告による被告商20
品の製造販売は,原告商品と混同を生じさせる行為であって,不正競争防止法(以下
「不競法」という。)2条1項1号の不正競争に当たる旨を主張して,被告に対し,同
法3条1項及び2項に基づき,被告商品の製造,輸入,譲渡,引渡し,又は譲渡若し
くは引渡しのための展示の差止め並びに被告商品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6943請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社エンタシス 原告A
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著作権法112条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,別紙物件目録記載1のマニュアル(以下「本件マニュアル」という。)20
を作成した原告が,本件マニュアルは著作物であり,自ら著作権を有するとし,被告
において,本件マニュアルをシンハラ語及び英語に翻訳し,本件マニュアルの内容を
削除し,変形し,又は追加し,著作者としての原告の氏名を誤って表示した別紙物件
目録記載2のマニュアル(以下「被告マニュアル」という。)を作成したことは,本件
マニュアルについての原告の翻案権,同一性保持権及び氏名表示権を侵害する旨を主25
張して,①著作権法112条1項に基づき,被告マニュアルの複製の差止めを求める
とともに,②民法709条の著作権及び著作者人格権侵害の不法行為による損害賠償
請求権に基づく損害賠償金2660万円のうち2500万円の支払を求める事案で
ある(なお,原告は,損害の内訳として後記のとおり主張するところ,その合計額は
2660万円であり,一部請求として2660万円のうち2500万円を請求するも
のと解される。)。5
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠(以下,書証番号は特記しな
い限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
⑴ 当事者
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10049等
損害賠償請求控訴事件,同反訴事件 (チューブ状ひも本体を備えたひも)
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特許法73条2項 特許法98条1項1号 特許法73条1項 特許法74条1項
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特許権 | 221回 | 実施 | 89回 | 損害賠償 | 28回 | 無効 | 27回 |
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人には次のア~ウの債務不履行又は不法行為が
あると主張して(アとイは選択的な主張),被控訴人に対し,債務不履行又は不法
行為に基づき,損害額合計2億2000万円及びこれに対する催告の後の日又は不
法行為の後の日である平成28年6月16日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10059却下
特許権侵害による損害賠償債務不存在確認等請求控訴事件
控訴人株式会社ヒラノテクシード青海利之 被控訴人株式会社カネカ黒田佑輝
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特許権 | 86回 | 損害賠償 | 61回 | 侵害 | 53回 | 実施 | 50回 |
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
本件は,控訴人が,下記(1)ないし(3)のとおり主張して,被控訴人に対し,①被
控訴人が控訴人及び控訴人補助参加人に対し,本件各特許権の侵害を理由とする不
法行為に基づく損害賠償請求権を有しないことの確認を求めるとともに,②控訴人
が平成5年12月2日(本件通常実施権の許諾の日)から現在に至るまで被控訴人
との間で締結した本件実施許諾契約に基づき控訴人補助参加人に対して本件各機械
装置を使用させることができる地位にあったことの確認を求める事案である。なお,
控訴人補助参加人は,原審において,控訴人のために補助参加した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10174審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ディジタル有効データの伝送方法)
被告アイピーコムゲゼルシャフトフツングウントコンパニー 原告テレフオンアクチーボラゲット
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 被告は,発明の名称を「ディジタル有効データの伝送方法」とする発明に係
る特許権者である(平成11年7月23日国際出願(優先権主張外国庁受理199
8年7月24日,ドイツ),平成19年10月5日設定登録。特許第402162
2号。請求項の数15。以下「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成27年5月29日,特許庁に対し,本件特許の請求項1~4,
7~10,13~15について無効審判請求をし,無効2015-800129号
事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)18184認容
特許権侵害行為差止請求 (骨切術用開大器)
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特許法100条1項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,名称を「骨切術用開大器」とする特許権(登録番号特許第4736
091号)を有する原告が,被告が製造,貸渡し及び貸渡しの申出をしている25
骨切術用開大器が,上記特許の請求項1に係る発明の技術的範囲に属し,上記
特許権の侵害行為に当たると主張して,被告に対し,特許法100条1項に基
づく別紙物件目録記載の製品の製造,貸渡し及び貸渡しの申出の差止め並びに
同条2項に基づく同製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成30年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)40178請求棄却
販売差止め及び損害賠償等請求事件
被告株式会社ユメロン黒川
A
原告株式会社ジェイ・エス
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不正競争防止法2条1項1号 意匠法3条1項3号 意匠法41条 意匠法39条
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[概要] 本件は,原告が,①被告会社による別紙イ号物件目録記載の商品(アイマスク。
以下「イ号物件」という。)の製造,販売等は,自らが有する登録意匠第127610
735号(以下「本件登録意匠」という。)に係る意匠権(以下「本件意匠権」と
いう。)の侵害に当たる旨,②原告が販売する別紙原告商品・表示目録記載の商品
(レッグウォーマー等。以下「本件原告商品」という。)の形態の特徴は原告の商
品等表示として周知・著名になっていたところ,被告会社によるこれに類似する
別紙被告会社商品目録記載の商品(アーム&レッグウォーマー等。以下「本件被15
告商品」という。)の製造,販売等は,不正競争防止法2条1項1号及び2号所定
の不正競争行為に当たる旨,③被告Aは被告会社による上記各行為につき取締役
の第三者に対する責任(会社法429条1項)を負う旨を主張して,被告会社に
対し,①意匠法37条1項及び2項に基づき,イ号物件の製造,譲渡等の差止め
及び廃棄を,意匠法41条の準用する特許法106条に基づき,謝罪広告の掲載20
を求め,②不正競争防止法3条1項及び2項に基づき,本件被告商品の製造,譲
渡等の差止め及び廃棄を,不正競争防止法14条に基づき,謝罪広告の掲載を求
めると共に,被告らに対し,③民法709条及び意匠法39条1項,不正競争防
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10085審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官冨澤美加 原告カエルム株式会社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年2月28日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本
願商標」という。)について,商標登録出願をした(商願2016-212
94号)。
原告は,平成29年4月27日受付及び同年7月3日受付の手続補正書に
より指定商品及び指定役務について補正し,最終的に本願商標に係る指定商
品及び指定役務は別紙本願商標目録記載のとおりとなった。
(2) 原告は,平成29年8月14日付けで拒絶査定を受けたことから,同年1
1月17日,不服審判を請求した(不服2017-17053号)。
(3) 特許庁は,平成30年5月11日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との審決をし,その謄本は,同月23日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成30年6月22日,審決の取消しを求めて,本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(行コ)10001控訴棄却
手続却下処分取消請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)ジボダンエスエー 被控訴人(一審被告)国
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特許法184条の4 特許法184条の5
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[概要] 1 本件は,控訴人が,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特
許協力条約」(特許協力条約〔PCT〕)に基づいて行った国際特許出願(本
件国際特許出願)について,特許庁長官に対し,特許法184条の5第1項に
規定する書面並びに同書面に添付して特許法184条の4第1項に規定する明
細書,請求の範囲,図面及び要約の日本語による翻訳文(明細書等翻訳文)を
提出し(本件翻訳文提出手続),また,本件国際特許出願について手続補正書
及び出願審査請求書を提出したところ(本件手続補正書提出手続及び本件出願
審査請求書提出手続),特許庁長官から上記各書面に係る手続の却下処分(本
件却下処分1ないし3)を受けたことから,各処分の取消しを求める事案であ
る。
各処分の理由の要点は,①控訴人が特許法184条の4第1項が定める国内
書面提出期間内に明細書等翻訳文(本件翻訳文)を提出することができなかっ
たことについて正当な理由があるとはいえず,特許法184条の4第4項(平
成27年法律第55号による改正前のもの。以下同じ。)に規定する要件を満
たさないから,同書面に係る手続は却下すべきであり(本件却下処分1),②
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10103審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ドワンゴ波田野晴朗 原告エフシーツーインク壇俊光
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商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲証拠及び弁論の全趣旨から認められる事
実)
(1) 原告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲
2,8)。
登 録 番 号 第5621414号
登録出願日 平成24年9月13日
設定登録日 平成25年10月11日
登 録 商 標
商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
第42類 インターネット等の通信ネットワークにおけるホームページの
設計・作成又は保守,インターネット等の通信ネットワークにおけるホ
ームページの設計・作成又は保守に関するコンサルティング,インター
ネット等の通信ネットワークにおけるホームページの設計・作成又は保
守に関する情報の提供,インターネット等の通信ネットワークにおける
情報・サイト検索用の検索エンジンの提供,インターネット等の通信ネ
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10102審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ドワンゴ波田野晴朗 原告エフシーツーインク壇俊光
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商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(後掲証拠及び弁論の全趣旨から認められる事
実)
(1) 原告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲
2,7)。
登 録 番 号 第5621414号
登録出願日 平成24年9月13日
設定登録日 平成25年10月11日
登 録 商 標
商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
第42類 インターネット等の通信ネットワークにおけるホームページの
設計・作成又は保守,インターネット等の通信ネットワークにおけるホ
ームページの設計・作成又は保守に関するコンサルティング,インター
ネット等の通信ネットワークにおけるホームページの設計・作成又は保
守に関する情報の提供,インターネット等の通信ネットワークにおける
情報・サイト検索用の検索エンジンの提供,インターネット等の通信ネ
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)22646請求棄却
不正競争防止法に基づく差止・損害賠償請求事件
原告株式会社北里コーポレーション
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[概要] 本件は,卵子等のガラス化凍結保存・加温融解に用いる医療関連器具を販売
する原告が,同種の医療関連器具を販売する被告の管理に係るウェブサイト又25
は被告の作成に係るカタログに表示されている別紙表示目録記載1ないし14
の各表示(以下,各表示をそれぞれ「本件表示1」などといい,これらを総称
して「本件各表示」という。)のうち「解凍後 100%生存」,「生存率 100%」,
「100%の高い生存率」,「100% survival vitrification!」,「100% post-
warm survival rates」,「100% survival」(大文字により表記されたものを
含む。)及び「achieving 100%, literally 100%, survival」と記載された各5
部分並びに本件表示8の表示全部(以下,これらを併せて「本件記載部分」と
いう。)は被告が販売する製品の品質及び内容(以下「品質等」という。)を
誤認させるような表示であって,不正競争防止法(以下「法」という。)2条
1項14号の不正競争行為に当たり,それによって原告が営業上の利益を侵害
されたと主張して,被告に対し,法3条1項に基づき上記表示の差止めと抹消10
を求めるとともに,法4条及び5条2項に基づき損害賠償金7591万783
4円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成30年7月26日から支
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)4759請求棄却
特許権
原告嶋田プレシジヨン株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,後記本件特許権を有する原告が,被告が販売する電子書籍リーダーであ
る後記被告製品が同特許権に係る発明と均等なものとして,その技術的範囲に属す5
ると主張して,被告に対し,不当利得返還請求権に基づき,実施料相当額の利得の
一部150万円の返還及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成28年6月1
1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)33490
営業差止等請求事件
原告HITOWAライフパートナー株式会社
は,別紙商標権目録記載の各商標権(以下「本件商標権」といい,本件
は,別紙
写真目録記載の各写真(各
写真)をいずれも,
の
商標の使用を許諾するのであれば,その使用料は,同店舗の売上げの1
は,①
商標を被告店舗の看板に掲示して居住用建物清掃業を営んだ
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商標法36条1項 著作権法10条1項8号 著作権法112条1項 著作権法15条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が被告らに対し,以下のとおり求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告カンパニョロソチエタア 原告株式会社ブリヂストン
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商標法2条3項2号 商標法50条 商標法4条1項15号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5263495号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,2)。
商 標 POTENZA(標準文字)
登録出願日 平成19年4月19日
設定登録日 平成21年9月4日
異議申立確定登録日 平成24年3月13日
指 定 商 品 第12類「競技用自転車の部品及び付属品(自転車の
フレーム・タイヤ・チューブ・車輪・リム・スポーク
を除く。)」(異議申立確定登録後のもの)
(2) 原告は,平成28年4月4日,本件商標の商標登録について,商標法50
条1項所定の商標登録取消審判(以下「本件審判」という。)を請求し,同
月18日,その登録がされた(甲8)。
特許庁は,本件審判の請求を取消2016-300224号事件として審
理し,平成30年6月11日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10098控訴棄却
特許権侵害行為差止請求控訴事件 (医薬組成物)
被告)中外製薬株式会社被控訴人(一審
)マルホ株式会社日野英一郎 控訴人(一審原告)レオファーマアクティーゼルスカブ山内真之 被控訴人(一審被告)中外製薬株式会社
(一審被告)マルホ株式会社日野英一郎
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特許法29条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「医薬組成物」とする本件特許権を有する控訴人が,
被控訴人らが被告物件を製造及び販売しようとしているところ,これらの行為が本
件特許権を侵害するものであると主張し,被控訴人らに対し,①特許法100条1
項に基づき,被告物件の生産,使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入又は譲渡若
しくは貸渡しの申出の差止めを,②同条2項に基づき,被告物件の廃棄を,それぞ
れ求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10086一部認容
損害賠償請求控訴事件 (美肌ローラ)
控訴人株式会社MTG 被控訴人ベノア・ジャパン株式会社西村啓
補助参加人株式会社ファイブスター西村啓
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特許法104条の3 特許法167条 民事訴訟法2条 特許法29条2項
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無効 | 73回 | 特許権 | 24回 | 無効審判 | 20回 | 審決 | 17回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「美肌ローラ」とする発明に係る特許権(特許第5230
864号。本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人が業として販売するな
どする原判決別紙被告製品目録記載の各製品が本件特許に係る発明の技術的
範囲に属するとして,被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償金の一部
である1億円及びこれに対する不法行為以後の日である平成28年5月11
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10057審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (二次元コード,ステルスコード,情報コードの読み取り装置及びステルスコードの読み取り装置)
被告ワンスパンインターナショナルレンクテルハフツング 原告マイクロインテレクス株式会社
Xゲゼルシャフトミットベシュ
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特許法132条1項 特許法125条 特許法29条1項3号
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審決 | 55回 | 無効 | 27回 | 無効審判 | 11回 | 特許権 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告らは,発明の名称を「二次元コード,ステルスコード,情報コードの読
み取り装置及びステルスコードの読み取り装置」とする発明に係る特許権者である
(平成9年11月28日特許出願,平成19年2月2日設定登録。特許第3910
705号。請求項の数8。以下「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,OneSpan Japan 株式会社(当時の商号は株式会社 VASCO Data
Security Japan。以下「訴外会社」という。)とともに,平成29年2月27日,
特許庁に対し,本件特許の請求項1に係る発明の特許について無効審判請求をし,
無効2017-800023号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)6494請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告日進医療器株式会社
株式会社セイエー
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特許法102条2項 特許法101条1号 特許法123条1項1号 特許法101条
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[概要] 本件は,薬剤分包用ロールペーパに関する特許権を有していた原告が,被告らに20
対し,被告らの製造・販売する製品が原告の特許権を侵害したと主張し,損害賠償
(特許法102条2項,民法709条)として999万6781円及びこれに対す
る本件訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5002請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社メイド・イン・ジャパン
一般社団法人国際ボディメンテナンス協会
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商標法26条1項3号 商標法26条1項6号 商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙2商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)の商標
権を有する原告が,被告株式会社メイド・イン・ジャパン(以下「被告会社」
という。)がそのウェブサイトに別紙1被告標章目録1記載の標章(以下「被10
告標章1」という。)を付し,被告一般社団法人国際ボディメンテナンス協会
(以下「被告協会」という。)がそのウェブサイトに別紙1被告標章目録1及
び2記載の標章(以下「被告標章2」という。)を付していることが原告の商
標権を侵害すると主張し,被告らに対し,商標法36条1項に基づき上記各標
章の使用の差止め,同条2項に基づきウェブサイトから同標章の削除を求める15
とともに,損害賠償金220万円及びこれに対する不法行為の後の日である平
成30年2月27日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8974認容
特許権
被告三菱電機株式会社
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特許法101条2号 特許法102条1項 特許法102条2項 特許法101条1号
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侵害 | 263回 | 特許権 | 158回 | 間接侵害 | 110回 | 実施 | 105回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,後記の本件第1特許ないし第4特許に係る特許権を有する原告が,別紙
「被告製品目録」記載の各製品(以下,各製品を同目録の記載に従い「被告製品1
-1」などといい,同目録記載の各製品をまとめて「被告各製品」ということがあ20
る。)を製造,販売等する被告に対し,以下のとおり各特許権の直接侵害及び間接
侵害を主張して,①特許法100条1項に基づき,(a)被告各製品の生産,譲渡等の
差止め及び(b)被告製品1-4,被告製品2-4,被告製品3,被告製品4に係るコ
ンピュータ・プログラムの使用許諾の差止め(被告製品3及び4については予備的
に,同製品に係るコンピュータ・プログラムのうちワンタッチ回路ジャンプ機能及25
びタッチ検索機能に関する部分並びに拡張アラーム表示機能又はアラーム表示(ユ
ーザ)機能に関する部分の使用許諾の差止め),②同条2項に基づき,被告各製品
の廃棄,③特許権侵害の不法行為に基づき,損害の一部である5億5000万円の
損害の賠償及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成27年9月26日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10027控訴棄却
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求控訴事件 (無線フレーム特有のカウンタ初期化)
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ライセンス | 124回 | 特許権 | 69回 | 侵害 | 22回 | 実施 | 19回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人アップル インコーポレイテッド(以下「控訴人アップル」
という。)及び控訴人Apple Japan合同会社(以下「控訴人アップ
ルジャパン」という。)が,被控訴人クアルコム インコーポレイテッド(以
下「被控訴人クアルコム」という。),被控訴人クアルコムジャパン合同会社
(以下「被控訴人クアルコムジャパン」という。),被控訴人クアルコム テ
クノロジーズ インク(以下「被控訴人QTI」という。)及び被控訴人クア
ルコム シーディーエムエー テクノロジーズ アジア-パシフィック ピー
ティーイー エルティーディー(以下「被控訴人QCTAP」という。)に対
し,控訴人らによる原判決別紙2物件目録記載の各製品(原告製品)の生産,
譲渡等の行為は,被控訴人クアルコムが有する発明の名称を「無線フレーム特
有のカウンタ初期化」とする特許第3706580号の特許権(以下「本件特
許権」といい,この特許を「本件特許」という。)の侵害に当たらないなどと
主張し,被控訴人らが控訴人らの上記行為に係る本件特許権侵害を理由とする
損害賠償請求権及び実施料請求権を有しないことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年12月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27374一部認容
損害賠償請求事件
被告B
讀賣テレビ放送株式会社 原告A
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民法719条
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[概要] 本件は,作曲等の音楽活動を行う原告が,被告讀賣テレビの放送番組に出演
していた被告Bにおいて原告の創作した未発表の楽曲の一部を原告の許諾なく
同番組内で再生したことにより,被告らが共同して上記楽曲に係る原告の著作10
権(公衆送信権)及び著作者人格権(公表権)を侵害したと主張して,被告ら
に対し,民法719条(共同不法行為)及び著作権法(以下「法」という。)
114条3項に基づき,損害賠償金3307万0400円及びこれに対する不
法行為後である平成28年11月29日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10068審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (合わせガラス)
被告特許庁長官大橋賢一 原告日本ゼオン株式会社
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特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 本件は,原告の特許拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟
である。争点は,①進歩性判断の当否,②手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告ポロ・ビーシーエス株式会社福本隆史
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法10条1項
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10041審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (地殻様組成体の製造方法)
被告特許庁長官森竜介 原告NextInnovation合同会社
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法29条1項
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年12月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10050控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社日本入試センター西田育代司 被控訴人株式会社受験ドクター島川知子
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民法709条
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[概要] 1 本件は,中学校受験のための学習塾(控訴人学習塾)等を運営する控訴人
が,同様に学習塾(被控訴人学習塾)を経営する被控訴人に対し,被控訴人
がそのホームページやインターネット上で配信している動画等に原判決別紙
原告商品等表示目録記載の表示(原告表示)と類似する表示を付する行為は
不競法2条1項1号に該当するとして,同法3条1項に基づき「SAPIX」
又は「サピックス」の文字を含む表示の使用の差止めを求めるとともに,同
法4条に基づき合計6300万円の損害賠償金及びこれに対する不正競争行
為以後の日である平成28年9月14日(訴状送達日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,予備的に,控
訴人の作成したテスト問題を被控訴人が不正に使用する行為は一般不法行為
を構成するとして,民法709条に基づく損害賠償金4348万円及び上記
訴状送達日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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