権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和3年10月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (フルハーネス型墜落制25止用器具の上から着用できる反射標識帯を備えた安全チョッキ)
原告株式会社つくし工房 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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審決 | 38回 | 実施 | 11回 | 進歩性 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は,平成30年10月10日,発明の名称を「フルハーネス型墜落制25
止用器具の上から着用できる反射標識帯を備えた安全チョッキ」とする発明
につき,特許出願(特願2018-191750。請求項の数4。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)16415
民事訴訟 著作権
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
エイベックス・エンタテインメント株式会社 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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著作権法96条の2 著作権法102条
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[概要] 本件は,レコード製作会社である原告らが,電気通信事業等を営む被告に対し,
氏名不詳者が,被告の提供するインターネット接続サービスを経由したファイル交
換ソフトウェアの使用によって,原告らがレコード製作者の権利を有するレコード10
の送信可能化権(著作権法96条の2)を侵害されたことが明らかである旨を主張
して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載1及び2
の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年10月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10131請求棄却
行政訴訟 特許権 (画像形成装置)
原告X 被告キヤノン株式会社
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特許法48条の3 特許法29条1項3号 特許法49条 特許法44条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告及びA(以下「原告ら」という。)は,平成25年4月23日,発明の
名称を「画像形成装置」とする発明について,特許出願(特願2013−90
▶判決の詳細
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特許権
令和3年10月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10029控訴棄却
特許侵害差止等請求控訴事件 (手摺の取付装置と取付方法)
被控訴人株式会社サンレール
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特許法29条 特許法102条2項 特許法101条4号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「手摺の取付装置と取付方法」とする本件特許に係る
本件特許権を有する被控訴人が,控訴人の製造,販売する原判決別紙物件目録
記載の製品(被告製品)に係る原判決別紙方法目録記載の方法(被告方法)は
本件発明の技術的範囲に属するから,控訴人による被告方法の使用は本件特許
権の直接侵害に該当し,また,控訴人による被告製品の製造,販売及び販売の
申出は本件特許権の間接侵害(特許法101条4号,5号)に該当するとして,
控訴人に対し,本件特許権に基づき被告製品の製造,譲渡,譲渡の申出及び被
告方法の使用の差止(同法100条1項)並びに被告製品の廃棄(同条2項)
を求めると共に,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として7341
万3015円及びうち1273万7186円に対する訴状送達の日の翌日(平
成29年11月16日)から,うち1772万9552円に対する平成30年
5月23日から,うち2775万9663円に対する同年12月27日から,
うち1518万6614円に対する令和元年6月5日から各支払済みまで年5
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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著作権
令和3年10月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10030控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 被控訴人は,漫画家であり,控訴人は,特定電気通信役務提供者の損害賠償
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)2条3号にいう「特定電気通信役務提供者」である。
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特許権
令和3年10月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10123審決取消訴訟
審決取消請求事件 (燃料電池システム)
原告インテリジェントエナジーリミテッド 被告特許庁長官
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年10月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10034一部認容
損害賠償請求控訴事件
被控訴人株式会社文藝春秋
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著作権法20条1項 著作権法115条 著作権法113条1項2号
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,月刊誌「文藝春秋」(本件月刊誌)を発行する被控訴人に対し,
原判決別紙控訴人投稿文記載の題号及び文章(本件控訴人投稿文)を投稿したが,
被控訴人は,本件控訴人投稿文を,原判決別紙被控訴人掲載文記載の題号及び文章
(本件被控訴人掲載文)のとおり変更した上で,本件月刊誌の令和元年10月号(本
件掲載紙)に掲載して頒布した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年10月7日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)4023一部認容
民事訴訟 特許権 (自転車のチャイルドシートカバー用装着補助プレート)
原告有限会社大久保製作所 被告P1
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特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「自転車のチャイルドシートカバー用装着補助プレー
ト」とする特許(特許第6457870号。以下「本件特許」といい,本件特許に
係る特許権を「本件特許権」という。また,本件特許に係る特許請求の範囲請求項
▶判決の詳細
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商標権
令和3年10月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告平塚製菓株式会社 被告クラシエフーズ株式会社
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商標法6条2項 商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1,
2)。25
登 録 番 号 第6196454号
登録出願日 平成31年3月13日
登録査定日 令和元年10月17日
設定登録日 令和元年11月8日
登 録 商 標 別紙記載1(本件商標)のとおり
商品及び役務の区分 第30類5
指 定 商 品 茶,コーヒー,ココア,菓子,パン,サンドイッチ,中華
まんじゅう,ハンバーガー,ピザ,ホットドッグ,ミートパイ,アイスク
リームのもと,シャーベットのもと,穀物の加工品,即席菓子のもと,食
用粉類
⑵ 原告は,次の商標(以下「引用商標」という。)の商標権者であった(甲3,10
4)。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年10月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10103審決取消
行政訴訟 特許権 (多色ペンライト)
原告ターンオン有限会社 被告株式会社ルイファン・ジャパン
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,名称を「多色ペンライト」とする発明に係る特許(特許第560
8827号。平成26年1月27日出願,同年9月5日設定登録。請求項の
数2。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲25)。
⑵ 被告は,平成31年3月19日,特許庁に本件特許について無効審判請求
をし,特許庁は無効2019-800025号事件として審理した(以下「本
件無効審判」という。)。
原告は,令和2年3月23日付け訂正請求書に基づき,請求項1及び2に
ついて訂正請求をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年10月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10032請求棄却
行政訴訟 商標権
原告マルホ株式会社 被告株式会社StayFree
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10036控訴棄却
著作権等の侵害に基づく削除等請求控訴事件
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著作権法112条
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[概要] 1 本件は,原判決別紙原告作品目録記載1の文章(以下「原告文章」という。)
及び同目録記載2-1ないし2-3のイラスト(以下「原告イラスト」といい,
原告文章とあわせて「原告作品」という。)を制作して,ツイッター上の自らの25
アカウントに投稿した控訴人が,被控訴人がインターネット上のウェブサイト
に掲載した原判決別紙被告作品目録記載1-1ないし1-3のイラスト(以下
「被告イラスト」という。)及び同目録記載2の文章(以下「被告文章」といい,
被告イラストとあわせて「被告作品」という。)は著作物である原告作品に依拠
して制作されたものであり,被告作品をウェブサイトに掲載した行為は原告作
品に関する控訴人の翻案権,公衆送信権・送信可能化権及び同一性保持権を侵5
害するものである旨主張して,被控訴人に対し,①著作権法112条に基づい
て,上記ウェブサイトに被告作品を掲載した全ての記事の削除を求めるととも
に,②不法行為による損害賠償請求権に基づいて,逸失利益等394万675
8円及びこれに対する不法行為の後である令和元年12月26日(訴状送達の
日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定10
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)17149
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法96条の2
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,レコード製作会社である原告が,インターネット接続プロバイダ事
業を営む被告に対して,被告の用いる電気通信設備を経由したファイル交換ソ
フトウェアの使用によって,原告がレコード製作者の権利を有するレコードに20
ついての送信可能化権(著作権法96条の2)が侵害されたことが明らかであ
り,上記のソフトウェアの使用者に対する損害賠償請求等のために必要である
として,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づいて,別紙発信者情報目
録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案であ25
る。
2 前提事実(当事者間に争いがない事実又は後掲の証拠及び弁論の全趣旨によ
り容易に認められる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,レコードを製作の上,これを複製して音楽CD等として発売し
ている株式会社である(弁論の全趣旨)。5
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年9月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10045控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社タカギ
株式会社水環境電池
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民法709条
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[概要] 1 原判決中,一審被告敗訴部分を取り消す。
2 上記の部分につき,一審原告の請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は,第1,2審とも,一審原告の負担とする。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10028控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被控訴人iGames株式会社
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著作権法114条2項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人が別紙被告ゲーム目録記載のゲーム(以下「被
告ゲーム」という。)を制作及び配信する行為が,控訴人が関連会社2社(北京
COM4LOVES及び香港COM4LOVES)と共有する別紙原告ゲーム
目録記載のゲーム(以下「原告ゲーム」という。)に係る著作物(ゲームの構成,
機能,画面配置等及びこれらの組合せ,プログラム)の著作権(複製権,翻案
権及び公衆送信権)の侵害に当たる旨主張して,被控訴人に対し,著作権法1
▶判決の詳細
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商標権
令和3年9月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ニトリホールディングス 被告株式会社エヌ・エス・ピー
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下のとおりの商標登録第5913819号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲1,2,18)。
商 標 Nクール(標準文字)
登録出願日 平成28年6月20日
設定登録日 平成29年1月13日
指 定 商 品 第11類「化学物質を充てんした保温保冷具」
第25類「ベスト,洋服」
(令和2年6月1日,同月15日及び同月30日付け各審決(取
消2020-300099号ないし取消2020-300
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年9月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)35263請求棄却
損害賠償等請求事件
原告日本気圧バルク工業株式会社 被告ワールド・ネット・インターナショナル株式会社
Y
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民法709条
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[概要] 原告及び被告会社はいずれも2WAY対応型酸素チャンバー(高気圧,低気
圧両方のいずれにも対応する酸素チャンバー)を製造・販売等し,競合関係に
あるところ,本件は,原告が,被告会社及び原告の元従業員で被告会社の従業15
員である被告Yに対し,①被告らは,共同して,原告が取引先に納入した原告
製の2WAY対応型酸素チャンバーから,営業秘密である別紙営業秘密目録
記載のパラメータに係るデータ(以下「本件データ」という。)を内蔵する制
御装置等を取り外して持ち出し,競合製品の製造過程で同データを外注先に
開示したものであり,同行為は,不正な手段による営業秘密の取得及び当該不20
正取得により取得した営業秘密の使用・開示(不正競争防止法(以下「不競法」
という。)2条1項4号)に当たる,②被告会社が,上記①の不正競争行為に
より取得した本件データを使用して製造した2WAY対応型酸素チャンバー
を譲渡し,展示会において展示し,ウェブサイト上で紹介した行為は,同項1
0号の不正競争行為に当たる,③被告らによる上記持出し行為は,一般不法行25
為を構成すると主張し,不競法3条1項に基づき,本件データの使用及び開示
並びに被告会社製の2WAY対応型酸素チャンバーの譲渡等の差止めを,同
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10038審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (骨粗鬆症治療剤ないし予防剤)
原告沢井製薬株式会社 被告旭化成ファーマ株式会社
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特許法134条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月28日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)5444
損害賠償請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
原告株式会社メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ 被告P1
P2
P3
P4
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特許法102条2項 特許法101条1号 民法709条 特許法72条
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特許権 | 147回 | 侵害 | 141回 | 損害賠償 | 33回 | 無効 | 26回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」とする2件の特許(特
許第4659980号及び特許第4912492号。以下,前者を「本件特許1」,
後者を「本件特許2」,併せて「本件各特許」といい,本件特許1に係る特許権を
「本件特許権1」,本件特許2に係る特許権を「本件特許権2」,併せて「本件各10
特許権」という。また,本件特許1に係る特許請求の範囲請求項1,7~9記載の
発明をそれぞれ「本件発明1-1」,「本件発明1-7」などといい,本件特許2
に係る特許請求の範囲請求項1,7記載の発明を「本件発明2-1」などといい,
これらの発明を併せて「本件各発明」という。)の特許権者であった原告が,別紙
被告製品目録記載の各製品(以下,各製品を順に「被告製品1」などという。また,15
これらを併せて「各被告製品」という。)の製造販売等を行った訴外2社の代表取
締役,取締役であった被告らに対し,本件各特許権が侵害され損害を受けたとして,
主位的に,被告ら全員に対し,会社法429条1項に基づく損害賠償及び訴状送達
による催告の後の遅延損害金の支払を求め,予備的に,代表取締役であった被告P
▶判決の詳細
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商標権
令和3年9月27日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)8061
商標権侵害差止請求
原告株式会社WisteriaKyoto 被告pudことP1
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[概要] 1 本件は,後記登録商標(以下「本件商標」という。)に係る商標権(以下「本
件商標権」という。)を有する原告が,被告がオンラインフリーマーケットサービ
ス「メルカリ」上に開設したサイトに表示した別紙被告標章目録記載1又は2の標
章(以下,同目録記載の番号順に「被告標章1」などという。)が本件商標と同一
ないし類似し,また,上記サイトにおいて被告が販売する巾着型バッグ(以下「被
告商品」という。)は本件商標権の指定商品と同一であるとして,本件商標権に基5
づき,上記サイトにおける被告標章1又は2の表示行為の差止め(商標法(以下「法」
という。)36条1項)を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電子レンジ加熱食品用容器)
原告アテナ工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法120条の5 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許異議申立事件において,特許の取消しをした異議の決定の取消訴訟
である。争点は,①特許法120条の5(意見書の提出等)違反の有無及びその効
果,並びに②進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年9月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10028審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告マルホ株式会社 被告健栄製薬株式会社
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法46条1項1号 商標法46条1項
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[概要] 本件は,商標法46条1項1号に基づく商標登録無効請求を不成立とした審決の
取消訴訟であり,争点は,被告の商標が同法4条1項11号又は15号に該当する
か否かである。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年9月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10029審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告マルホ株式会社 被告健栄製薬株式会社
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法46条1項1号 商標法46条1項
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[概要] 本件は,商標法46条1項1号に基づく商標登録無効請求を不成立とした審決の
取消訴訟であり,争点は,被告の商標が同法4条1項11号又は15号に該当する
か否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月16日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)1390請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
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民法709条
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[概要] 1 本件は,別紙4特許権・対象被告製品目録記載の本件特許権1及び5を有す
る原告 PIPM 並びに同目録記載の本件特許権2~4,6及び7を有する原告パナソ
ニックが,被告の製造,販売に係る別紙2物件目録記載の各製品(以下,目録の番
号順に「被告製品1」などという。)は,別紙4特許権・対象被告製品目録記載の
とおり本件各発明の技術的範囲にそれぞれ属するとして,被告に対し,以下の各請25
求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10005請求棄却
損害賠償請求控訴事件 (ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造)
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特許法102条3項 特許法102条2項 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは,別途定めるほか,原判決に
同じ。)
本件は,名称を「ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造」とする発明に
係る特許権を有する一審原告が,一審被告の輸入・販売する圧縮機(被告各
製品)は同特許権に係る発明の技術的範囲に属すると主張して,一審被告に20
対し,不法行為に基づく損害賠償又は不当利得返還請求として,17億13
20万3366円のうち10億円及びこれに対する平成29年9月1日(訴
状送達日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の
民法所定の年5分の割合による遅延損害金又は利息の支払を求めた事案であ
る。25
原判決は,一審被告による特許権侵害を認め,一審原告の請求を4億38
30万0840円及びこれに対する遅延損害金の支払を求める限度で認容し,
その余を棄却したので,当事者双方が敗訴部分を不服として控訴を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月16日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)9113請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (情報通信ユニット)
原告因幡電機産業株式会社 被告FXC株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法29条1項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「情報通信ユニット」とする特許(特許第58946
35号。以下,「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」とい
う。また,本件特許に係る特許請求の範囲請求項1記載の発明を「本件発明1」,
請求項1及び6を引用してなる請求項7記載の発明を「本件発明2」,請求項1,20
5及び6を引用してなる請求項7記載の発明を「本件発明3」といい,これらを併
せて「本件各発明」という。)の特許権者である原告が,別紙被告物件目録記載の
各製品(以下,各製品を順に「被告製品1」などという。また,これらを併せて
「各被告製品」という。)は本件各発明の全部(被告製品2及び3)又は一部(被
告製品1につき,本件発明1。被告製品4につき,本件発明1及び2)の技術的範25
囲に属し,その製造,輸入,販売及び販売の申出は本件特許権を侵害するとして,
これらを製造等する被告に対し,本件特許権に基づき,上記各行為の差止(特許法
▶判決の詳細
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商標権
令和3年9月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10047審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告X 被告Y
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商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項2号 商標法2条3項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下のとおりの商標登録第5436729号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲52)。
商 標 福米(標準文字)
登録出願日 平成22年11月9日
設定登録日 平成23年9月9日
指 定 商 品 第30類「米」
⑵ 被告は,平成31年3月1日,本件商標の商標登録について,商標法50
条1項所定の商標登録取消審判(取消2019-300170号事件。以下
「本件審判」という。)を請求し,同月18日,その登録がされた。
特許庁は,令和3年3月5日,本件商標の商標登録を取り消す旨の審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月15日,原告に送達され
た。
⑶ 原告は,令和3年4月9日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年9月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10014審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ビットスター 被告有限会社根本
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商標法2条3項8号 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対する取消審決に対
する取消訴訟である。争点は,別紙商標登録目録記載の商標(以下「本件商標」と
いい,本件商標に係る商標登録を「本件商標登録」という。)の商標権者である原
告が,平成28年1月17日から平成31年1月16日までの期間に,指定役務の
うち第42類「電子計算機用プログラムの提供,コンピュータソフトウェアの提供,
娯楽用電子計算機用プログラムの提供」(以下「取消請求役務」という。)につい
て,本件商標を使用したか否かである。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年9月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ビットスター 被告有限会社根本
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商標法2条3項8号 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対する取消審決に対
する取消訴訟である。争点は,別紙商標登録目録記載の商標(以下「本件商標」と
いい,本件商標に係る商標登録を「本件商標登録」という。)の商標権者である原
告が,平成28年1月17日から平成31年1月16日までの期間に,指定役務の
うち第42類「電子計算機用プログラムの提供,コンピュータソフトウェアの提供,
娯楽用電子計算機用プログラムの提供」(以下「取消請求役務」という。)につい
て,本件商標を使用したか否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月9日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3862請求棄却
損害賠償請求事件
原告P1 被告株式会社クオリティファースト
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特許法123条1項2号 特許法29条1項2号 特許法102条3項 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「包装用積層フィルム又は該包装用積層フィルムで成形さ20
れた包装袋及び包装用積層フィルムの製造方法。」とする特許(以下「本件特許」
という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告が
別紙「被告製品目録」記載の製品を販売することは,本件特許権の侵害にあたると
主張して,被告に対し,特許法102条3項に基づく損害賠償として300万円の
支払を求める事案である。25
▶判決の詳細
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意匠権
令和3年9月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)14629請求棄却
意匠権侵害差止等請求事
原告クレア株式会社 被告株式会社ミツキ
補佐人弁理士森本聡
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意匠法39条2項 意匠法37条 意匠法24条2項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,意匠に係る物品をヘアキャッチャーとする意匠登録第1620963
号の意匠権(以下「本件意匠権」といい,本件意匠権に係る意匠を「本件意匠」
という。)を有する原告が,被告に対し,別紙被告製品目録記載の製品(以下「被
告製品」という。)の販売等が本件意匠権を侵害すると主張して,意匠法37条110
項に基づき被告製品の販売等の差止め,同条2項に基づき被告製品及びその半製
品の廃棄並びに民法709条に基づき損害賠償金及び遅延損害金を請求する事
案である。
▶判決の詳細
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令和3年9月6日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)2526
発信者情報開示請求事件
原告P1 被告エックスサーバー株式会社
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著作権法2条1項15号
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[概要] 1 本件は,別紙著作物目録記載の著作物である動画テロップ(以下「本件テロッ
プ」という。)を創作したとする原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)
が別紙投稿記事目録記載の記事(以下「本件記事」という)を被告の管理するサー
バ(以下「被告サーバ」という。)を使用してウェブサイトに投稿したことにより25
原告の著作権(複製権,翻案権,公衆送信権)及び営業権が侵害されたことは明ら
かであると主張し,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及
び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙
発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年9月6日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3247等請求棄却
損害賠償請求 (水道配管における漏水位置検知装置)
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特許法29条2項 特許法102条2項
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侵害 | 34回 | 特許権 | 17回 | 実施 | 10回 | 損害賠償 | 7回 |
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[概要] 1 本訴請求は,発明の名称を「水道配管における漏水位置検知装置」とする特
許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有
する原告が,被告がその業務として行う漏水探査に際して使用する器具は本件特許
に係る発明の技術的範囲に属するから,被告によるその使用は本件特許権を侵害す5
ると主張して,被告に対し,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償1080
万円及びこれに対する不法行為の日の後(訴状送達の日の翌日)である令和2年7
月2日から支払済みまでの平成29年法律第44号による改正前の民法(以下「改
正前の民法」という。)所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。10
反訴請求は,被告が,本訴は事実的及び法律的根拠を欠くものであるにもかかわ
らず,原告が本訴を提起したことは不法行為を構成すると主張して,原告に対し,
不法行為に基づく損害賠償499万1000円及びこれに対する令和2年3月16
日から支払済みまでの改正前の民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を
求める事案である。15
2 前提事実(証拠等を掲げていない事実は,争いのない事実,裁判所に顕著な
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年9月3日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)11673一部認容
差止請求等請求事件
原告株式会社シーオーメディカル 被告VIDAN株式会社
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[概要] 1 本件は,別紙2原告商品目録記載の女性用下着(以下「原告商品」という。)
を販売する原告が,被告に対し,被告は,原告の商品等表示として需要者の間
に広く認識されている原告商品の形態と実質的に同一の別紙1被告商品目録記
載1及び2の各女性用下着(以下,それぞれ「被告商品1」,「被告商品2」
といい,これらを併せて「被告各商品」という。)を販売して,原告の商品と
混同を生じさせ,かつ,原告商品の形態を模倣した被告各商品を販売したもの5
であり,これらの被告の行為は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項1号,3号の不正競争に該当すると主張して,不競法3条1項,2項
に基づき,被告各商品の譲渡,引渡し及び譲渡又は引渡しのための展示の差止
め並びに廃棄を求め(ただし,これらの請求は,被告の行為が不競法2条1項
▶判決の詳細
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著作権
令和3年9月3日 東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6718
発信者情報開示請求事件
原告株式会社トップ・トレンド 被告GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 本件は,原告が,インターネットの接続に関する業務等を行う被告に対し,
氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)が,被告が管理するサーバーコン
ピュータによりインターネット上に開設された,別紙1発信者情報目録記載の20
URLで特定されるウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)に別
紙2発信者掲載画像目録記載の画像(以下「本件画像」という。)を掲載した
ことにより,別紙3原告画像目録記載の画像(以下「原告画像」という。)に
係る原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,
本件発信者に対する本件画像の消去請求権及び損害賠償請求権の行使のため,25
被告が保有する別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して,特定電気通信役
務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プ
ロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本件発信者情報の開示を
求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和3年9月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38585等請求棄却
損害賠償請求事件
原告F 被告G
株式会社歯愛メディカル
株式会社デンタルフィット
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民法709条 意匠法3条1項 民法719条 意匠法3条1項3号
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意匠権 | 23回 | 侵害 | 21回 | 損害賠償 | 15回 | 新規性 | 12回 |
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[概要] 1 事案の概要15
本件は,被告Gが自らを創作者とする入れ歯入れ容器の意匠に係る意匠登録
出願をして意匠権の設定登録(意匠登録第1124884号)を受け(以下,
この登録に係る意匠権を「本件意匠権」といい,本件意匠権に係る意匠を「本
件意匠」という。),被告G並びに同人が代表取締役を務める被告歯愛社及び被
告デンタル社(以下「被告会社ら」と総称する。)において,本件意匠の実施品20
である入れ歯入れ容器(以下「本件製品」という。)を販売したことについて,
原告が,主位的に,① 被告Gの上記意匠登録出願は原告が創作した意匠につい
ての冒認出願であり,被告らが本件意匠権の実施品である本件製品を販売した
行為は原告の本件意匠の意匠登録を受ける権利を侵害するものであるから,被
告らには共同不法行為が成立すると主張して,被告らに対し,民法719条125
項前段に基づき,連帯して,意匠登録を受ける権利の対価相当額である2億2
800万円及び弁護士費用相当額である200万円並びにこれらに対する民法
(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を,② 被告Gによる上記冒認出願は,原告の創作者
▶判決の詳細
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特許権
令和3年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10004審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (骨粗鬆症治療剤ないし予防25剤)
原告旭化成ファーマ株式会社 被告沢井製薬株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10056審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (1回当たり100~200単位のPTHが週1回投与されることを特徴とする,PTH含有骨粗鬆症治25療/予防剤)
原告沢井製薬株式会社 被告旭化成ファーマ株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10132審決取消訴訟
審決取消請求事件 (骨粗鬆症治療剤ないし予防25剤)
原告沢井製薬株式会社 被告旭化成ファーマ株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年8月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10126審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社マツモトキヨシホールディングス 被告特許庁長官
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商標法4条1項8号 商標法2条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年1月30日,別紙記載1の音からなる商標(以下「本
願商標」という。)について,第35類及び第44類に属する願書記載のとお
りの役務を指定役務として,商標登録出願(商願2017-007811号。
以下「本願」という。)をした(甲20)。
原告は,同年9月20日付けの拒絶理由通知(乙1)を受けた後,同年1
2月1日付けで,本願の指定役務を別紙記載2のとおりの役務に補正する手
続補正(甲21)をした。
▶判決の詳細
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