権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和5年5月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)1541請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本20
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルである
BitTorrentを利用したネットワーク(以下「ビットトレントネット
ワーク」という。)を介して、原告が著作権を有する別紙著作物目録記載1な
いし5の各動画(以下「原告各動画」という。)を複製して作成したファイル
(以下「本件各動画ファイル」という。)を、不特定多数の利用者からの求め25
に応じて自動的に送信し得る状態とすることにより、原告各動画に係る原告の
著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者に対
して損害賠償請求をするために、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由が
あると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に5
基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年5月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)27394請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社WILL 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルである20
BitTorrentを利用したネットワーク(以下「ビットトレントネット
ワーク」という。)を介して、原告が著作権を有する別紙著作物目録記載1及
び2の各動画(以下「原告各動画」という。)を複製して作成したファイル
(以下「本件各動画ファイル」という。)を、不特定多数の利用者からの求め
に応じて自動的に送信し得る状態とすることにより、原告各動画に係る原告の25
著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者に対
して損害賠償請求をするために、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由が
あると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に
基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲証拠(以下、書証番号は特
▶判決の詳細
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著作権
令和5年5月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)33045請求棄却
民事訴訟 著作権
原告株式会社WILL 被告株式会社TOKAIコミュニケーションズ
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著作権法2条1項9号 著作権法16条 著作権法14条 著作権法10条1項7号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本20
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙著作物目録
記載1及び2の各動画(以下、番号に従って「本件動画1」及び「本件動画2」
といい、これらを総称して「本件各動画」という。)をそれぞれ複製して作成し25
た動画ファイル(以下、本件動画1に対応するものを「本件ファイル1」、本件
動画2に対応するものを「本件ファイル2」といい、これらを総称して「本件
各ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、
公衆の求めに応じて自動的に送信し得る状態とすることによって、本件各動画
に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者に
対する損害賠償請求のため、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各情報5
(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があると
主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月27日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)745控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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著作権法2条1項1号 著作権法114条2項 著作権法112条1項
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[概要] 1(1) 本件は、テキスタイルデザイナーから原判決別紙絵柄目録記載1のデザイ
ン(以下「本件絵柄」という。)の著作権を譲り受けたと主張する控訴人が、被10
控訴人らが別紙被告絵柄目録記載1、2の絵柄(以下、併せて「被告絵柄」とい
う。)を付した布団(以下「被告商品」という。)を製造、販売する行為が、本
件絵柄について控訴人の有する著作権を侵害する行為であると主張して、被控
訴人らに対し、著作権法112条1項及び同2項に基づき、原告絵柄の複製、
頒布の差止め及び同絵柄の複製ないし翻案された寝具等の廃棄を求めるとと15
もに、共同不法行為に基づき、2684万9370円の損害賠償金及びこれに
対する上記不法行為後の平成30年8月22日から支払済みまで平成29年
法律第44号による改正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10086控訴棄却
損害賠償金請求控訴事件
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著作権法114条3項
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[概要] 本件は、控訴人が、被控訴人がその運営するインターネット上のオンライン
ストアの別紙1記載のウェブページ(以下「本件ウェブページ1」という。)25
及び別紙2記載のウェブページ(以下「本件ウェブページ2」という。)にお
いて、控訴人の著作物である原判決別紙画像目録1記載①ないし⑦の各画像
(以下「本件画像1」という。)及び同目録2記載の各画像に含まれる画像
(以下「本件画像2」という。)を掲載した行為が、控訴人の著作権(複製権)
の侵害行為に当たる旨主張して、被控訴人に対し、著作権侵害の不法行為に基
づく損害賠償として13万3332円及びこれに対する不法行為の後である令5
和3年4月19日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)9047請求棄却
著作権侵害差止請求事件
原告公益財団法人生長の家社会事業団
株式会社光明思想社
生長の家創始者A先生を学ぶ会 被告生長の家
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著作権法80条1項1号 著作権法112条1項 著作権法30条1項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告らが、被告に対し、次の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10103控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
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著作権法32条1項
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[概要] 1 本件は、亡【Y】(以下「【Y】」という。)において、氏名不詳者(本件投
稿者)がツイッターに投稿した原判決別紙投稿記事目録記載1ないし7の各25
投稿(本件各投稿)に添付した画像は【Y】がツイッターに投稿した原判決
別紙原告投稿記事目録記載1及び2の記事(原告投稿記事1及び2)を表示
させた画面のスクリーンショットであるから、本件各投稿によって同人の著
作物である文章又は写真に係る著作権(複製権、公衆送信権)が侵害された
ことは明らかであり、本件投稿者に損害賠償請求権を行使するに当たり、発
信者情報の開示を受けるべき正当な理由がある旨主張して、電気通信役務提5
供者である控訴人に対し、プロバイダ責任制限法(ただし、令和3年法律第
27号による改正前のもの)4条1項に基づいて、本件各投稿後である令和
3年2月8日に本件アカウントにログインした際のログイン情報に関する契
約者情報である本件発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23895
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バソキア 被告ビッグローブ株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファイ
ル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物目
録記載の動画(以下「本件著作物」という。)を送信可能化したことによって、20
本件著作物に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報
目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案であ
る。25
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に
より認められる事実をいう。なお、証拠を摘示する場合には、特に記載のない限
り、枝番を含むものとする。)
当事者
ア 原告は、アダルトビデオの制作、販売を業とする株式会社である。(弁論
の全趣旨)5
イ 被告は、電気通信事業を目的とする株式会社であり、プロバイダ責任制限
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月24日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)4948請求棄却
損害賠償等請求事件
原告株式会社ジェイ・アール・デー・ビー 被告株式会社サイバーミリオン
P1
P2
P3
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著作権法2条1項10号 著作権法114条2項 著作権法112条
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[概要] 1 要旨
原告と被告会社は、いずれも、インターネット上で、顧客に対して競馬の勝ち20
馬を数値を用いて予想したもの(指数)を掲載した競馬新聞を提供するサービス
を行っているところ、本件は、原告が、
(1) 被告らが、共謀の上、①被告P1及び被告P2が、原告に在職中、本件情報
が保存されたパソコン等を原告事務所から持ち出した行為が不正競争防止法
(以下「不競法」という。)2条1項4号又は7号の不正競争に該当する、②被25
告会社が、本件プログラム及び本件ブログを利用して競馬新聞を作成し、顧客
に提供した行為が原告の著作権(公衆送信権、送信可能化権、複製権及び翻案
権)を侵害する、と主張し、被告らに対し、連帯して、不競法3条又は著作権
法112条に基づき、本件情報及び本件プログラムの全部又は一部の使用等の
差止め及び廃棄等を求めるとともに、不競法4条又は民法709条に基づき、
損害合計3960万8184円及びこれに対する前記各行為後の日(各訴状送5
達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法
所定年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求め、
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10115控訴棄却
著作権侵害損害賠償等請求控訴事件
被控訴人株式会社コナミデジタルエンタテインメント
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著作権法32条 民法709条
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侵害 | 21回 | ライセンス | 8回 | 許諾 | 7回 | 損害賠償 | 5回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は、被控訴人が、控訴人らに対し、原判決別紙被告ら物件目録記載2の
各楽曲(以下、まとめて「本件楽曲」という。)及び本件楽曲を収録した同目録記
載1のアルバム(以下「本件アルバム」ということがある。)に係る控訴人らの次
のアの各侵害行為により、被控訴人が著作権を有する原判決別紙著作物目録記載の
各楽曲のうち赤字で記載された楽曲(原告楽曲)に係る著作権が侵害されたと主張
して、次のイの各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10077控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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[概要] 1 事案の概要
⑴ 本件は、控訴人が、被控訴人に対し、被控訴人の発行する雑誌(本件雑誌)
に掲載された記事(本件記事)のうち、原判決別紙記事目録記載1ないし4
の各記載(本件記載1ないし4)は、控訴人の社会的評価を低下させる事実
を公然と摘示したものであるから、同各記載の掲載は名誉毀損に当たり、原5
判決別紙写真目録写真1ないし4の各写真(本件写真)は、いずれも、控訴
人の容ぼうが写っており、控訴人が著作権を有するものであるから、同各写
真の掲載は、控訴人の肖像権及び著作権を侵害するとして、不法行為に基づ
き、損害賠償金及び上記雑誌の発行日である平成29年8月17日から支払
済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分10
の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10125控訴棄却
損害賠償金請求控訴事件
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著作権法114条3項 民法709条
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月17日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10104控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
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著作権法32条1項 著作権法48条1項
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[概要] 1 事案の概要
⑴ 本件は、控訴人が、インターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」に
おいて、特定のアカウントの利用者が、控訴人のツイート(原告ツイート)の
スクリーンショット(本件添付画像)を添付して投稿したツイート(本件ツイ
ート)について、控訴人のツイートに係る著作権(複製権及び公衆送信権)を25
侵害するものであることが明らかであると主張して、同アカウントへのログ
インに係る経由プロバイダである被控訴人に対し、特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律5条1項に基づき、
被控訴人が保有する上記利用者に係る氏名又は名称、住所、電話番号及びメ
ールアドレスの開示を求める事案である。なお、原審においては、令和3年
法律第27号による改正前の同法が適用されていたため、控訴人は、同改正5
前の同法4条1項に基づいて上記請求をした。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)17636請求棄却
損害賠償請求事件 (住宅地図及びその作成方法)
原告甲 被告ヤフー株式会社
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著作権法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法2条1項15号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、Zホールディングス株式会社(以下「Zホールディングス」
という。)及び株式会社アルプス社(以下「アルプス社」という。)を承継し
た被告に対し、Zホールディングス及び被告による被告地図目録記載1の地図25
(以下「Yahoo!地図」という。)の作成及びインターネット上での地図
閲覧サービスにおける提供によって、原告が平成8年頃に作成した沖縄県糸満
市周辺の地図(以下「原告地図1」という。)並びに原告地図1に基づき作成
して特許出願(特願平8-271986号)の願書に添付した【図2】、【図
3】及び【図5】の各図面(以下、「原告地図2(図2)」、「原告地図2
(図3)」及び「原告地図2(図5)」といい、これらを総称して「原告地図5
2」という。また、原告地図1及び原告地図2を併せて「原告各地図」とい
う。)に係る原告の著作権(公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権及
び氏名表示権)が侵害され、アルプス社による別紙被告地図目録記載2の各地
図(以下、これらを総称して「プロアトラスSV」という。)の作成及び販売
並びにZホールディングス及び被告による上記サービスにおけるプロアトラス10
▶判決の詳細
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著作権
令和5年4月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10060控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人Y
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は、インターネット上の短文投稿サイトである「ツイッター」上に原判
決別紙原告投稿目録記載の原告各投稿をしたY(以下「Y」という。)が、氏名不
詳者ら(本件投稿者1及び2)において原告各投稿のスクリーンショットを添付し
て原判決別紙投稿記事目録記載の本件各投稿をしたことにより、原告各投稿に係る
Yの著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたとして、控訴人に対し、令和3
年法律第27号による改正(以下「令和3年改正」という。)前の特定電気通信役務
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイ
ダ責任制限法」という。)4条1項に基づき、原判決別紙発信者情報目録記載の本
件発信者情報の開示を請求した事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10118等
損害賠償請求・同反訴請求控訴事件、同附帯控訴事件
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著作権法19条1項 著作権法19条3項 著作権法32条1項
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[概要] 1 一審被告は、平成30年8月3日、インターネット上の動画投稿サイト
YouTube において開設した「【A】」の名のチャンネル(被告チャンネル)で、15
一審原告が警察官に逮捕された状況を撮影した「不当逮捕の瞬間!警察官の
横暴、職権乱用、誤認逮捕か!」と題する動画(本件逮捕動画)を投稿した。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2237請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告A 被告GoogleLLC
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著作権法41条
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[概要] 1 本件は、別紙著作物目録掲載の写真(以下「本件写真」という。)の著作権を20
有する原告が、別紙発信者目録記載の各発信者(以下、同目録記載の発信者1を
「本件発信者1」と、同目録記載の発信者2を「本件発信者2」と、それぞれい
い、本件発信者1と本件発信者2を、併せて「本件発信者ら」という。)が本件
写真をそれぞれウェブサイト(以下「本件各ウェブサイト」という。)に投稿(以
下「本件各投稿」という。)したことによって、原告の本件写真に係る複製権、25
送信可能化権及び自動公衆送信権が侵害されたと主張して、本件各ウェブサイト
を管理する被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項
に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)24124
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファ
イル共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物目録
記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化したことによって、本件
動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下20
「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10089控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人株式会社ケイ・エム・プロデュース
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、被控訴人が、氏名不詳者らがいわゆるファイル交換共有ソフトウェ
アであるBitTorrentを使用して、原判決別紙著作物目録記載の各動
画(本件各動画)を送信可能化したことによって、本件各動画に係る被控訴人
の送信可能化権を侵害したと主張して、控訴人に対し、特定電気通信役務提供
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(プロバイダ責任5
制限法)5条1項に基づき、原判決別紙発信者情報目録記載の各情報(本件発
信者情報)の開示を求める事案である。なお、原審においては、令和3年法律
第27号による改正前のプロバイダ責任制限法が適用されていたため、被控訴
人は、同改正前のプロバイダ責任制限法4条1項に基づいて請求していた。
原判決が被控訴人の請求を認容したため、これを不服とする控訴人が控訴し10
た。
2 前提事実
前提事実は、原判決「事実及び理由」(以下、「事実及び理由」という記載を
省略する。)第2の2(原判決2頁13行目から4頁17行目まで)に記載のと
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月24日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)5222請求棄却
民事訴訟 著作権
原告P1 被告P2
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民法709条
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[概要] 本件は、原告が、被告が原告の執筆した原稿を無断で改変するなどしたことによ
り、当初のコンセプトとは異なる不本意な内容の「大阪ミナミの貧困女子」と題す
る書籍(以下「本件書籍」という。)が出版され、本件書籍の共同著作者である原
告の著作者人格権(同一性保持権)、名誉及び自己決定権が侵害されて精神的苦痛
を被ったと主張し、被告に対し、民法709条に基づき、損害賠償金合計300万25
円及びこれに対する不法行為の日の後である令和4年8月25日(訴状送達の日の
翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)22329
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファ
イル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物
目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化したことによって、
本件動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以20
下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10092
発信者情報開示請求控訴事件
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは,別途定めるほか,原判決に
同じ。)
本件は、控訴人において、氏名不詳者がツイッターにおいて控訴人が著作権
を有する本件各写真を複製した画像を投稿し、本件各写真に係る控訴人の著作
権(複製権及び公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)25
を侵害したことが明らかであり、上記氏名不詳者に対する損害賠償請求等のた
めに必要であると主張して、被控訴人に対し、特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(ただし、令和3年法律第
27号による改正前のもの。以下「法」という。)4条1項に基づき、本件発
信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10102
発信者情報開示請求控訴事件
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは,別途定めるほか,原判決に
同じ。)
本件は、控訴人において、本件発信者が、ツイッターのウェブサイトにおい
て、原告文章に基づいて作成された本件画像1及び原告写真に基づいて作成さ25
れた本件画像2の掲載を含む本件ツイートを投稿し、これにより、原告文章及
び原告写真に係る控訴人の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたこと
が明らかであり、本件発信者に対する不法行為に基づく損害賠償請求権等の行
使のため、被控訴人が保有する本件発信者情報の開示を受けるべき正当な理由
があると主張して、電気通信事業を営む被控訴人に対し、特定電気通信役務提
供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(ただし、令和5
3年法律第27号による改正前のもの。以下「法」という。)4条1項に基づき、
本件発信者情報の開示を求める事案である。
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著作権
令和5年3月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10103一部認容
損害賠償請求控訴事件
被控訴人日本放送協会
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著作権法2条1項1号 著作権法114条2項 民法709条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は、将棋に関するウェブサイトである「A」(原告ウェブサイト)を
管理運営する者であるところ、令和3年5月30日に被控訴人が放送したテレビ番
組「将棋フォーカス」(本件番組)内の「初心者必見!対局マナー」というコーナ
ー(本件コーナー)で、原告ウェブサイトに掲載された原判決別紙対比表の1~5
の「原告文章」欄記載の各文章(以下、併せて「原告文章」といい、上記1~5の
「原告文章」欄に記載された各文章をそれぞれその数字に従って「原告文章1」な
どという。)と類似したナレーション及び字幕(本件ナレーション等)が流される
などした。
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著作権
令和5年3月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18353
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者ら(以下「本件発信者ら」という。)がいわゆる
ファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙侵
害著作物目録記載の各動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化したこと20
により、本件動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者
情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案
である。25
2 前提事実(証拠等の記載のないものは当事者間に争いがない。なお、証拠を摘
示する場合には、特に記載のない限り、枝番を含むものとする。)
⑴ 当事者
ア 原告は、本件動画の著作権を有する株式会社である。(甲2、13ないし
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著作権
令和5年3月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10049控訴棄却
不当利得返還、同反訴、損害賠償請求控訴事件
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著作権法96条
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)5
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著作権
令和5年3月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10100
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は、控訴人が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がツイッタ
ー上のアカウントにおいて投稿したツイート(別紙著作物目録記載1のイラスト
(以下「控訴人イラスト」という。)及び同目録記載2の動画(以下「控訴人動画」
という。)に基づいて作成された別紙投稿記事目録の使用画像欄記載の画像(以下
「本件画像」という。)の掲載を含むもの。以下「本件ツイート」という。)によ
り、控訴人イラスト及び控訴人動画に係る控訴人の著作権(複製権及び公衆送信権)
が侵害されたことが明らかであると主張し、被控訴人に対して、令和3年法律第2
7号による改正前の特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき、別紙発信者情報目
録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
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著作権
令和5年3月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10105控訴棄却
損害賠償金請求控訴事件
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著作権法114条3項 民法709条
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)15136
発信者情報開示請求事件
原告X 被告グーグル・エルエルシー
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著作権法41条
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[概要] 1 本件は、原告が、インターネット上の地図サービスである「Googleマッ
プ」(以下「本件サイト」という。)を運営する被告に対し、氏名不詳者(以下
「本件投稿者」という。)による別紙投稿動画目録記載のアカウントによる投稿
(以下「本件投稿」という。)が、原告においてインスタグラムに投稿した動画25
に係る原告の著作権(複製権・公衆送信権)を侵害することが明らかであると主
張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載
の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
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著作権
令和5年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23243
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A&T 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者ら(以下「本件各発信者」という。)がいわゆる
ファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著
作物目録記載の動画(以下、符号の順番に応じ「本件動画1」及び「本件動画2」20
といい、併せて「本件各動画」という。)を送信可能化したことにより、本件各
動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。25
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に
より認められる事実をいう。なお、証拠を摘示する場合には、特に記載のない限
り、枝番を含むものとする。)
当事者
ア 原告は、本件各動画の著作権を有する株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10088控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人ZEIN株式会社
Y
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民事訴訟法181条1項 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人の従業員であったA(以下「A」という。)が控訴人在職中に原
判決別紙本件データ目録記載のスライドを作成し、Aが被控訴人会社への転籍後に
上記スライドの2~8枚目の部分のデータ(以下当該部分に係るデータを「本件デ
ータ」という。)を流用して、原判決別紙被控訴人ら作成データ目録記載のスライ
ドを作成(同スライドの7~13枚目が本件データを流用して作成した部分であり、
当該部分に係るデータを「被控訴人ら作成データ」という。)し、被控訴人代表者
である被控訴人Yに電子メールで送付したことに関し、控訴人が、被控訴人らに対
し、①被控訴人会社従業員であるAをして控訴人の著作物である本件データを流用
して被控訴人ら作成データを作成させたことにより、控訴人の著作権(複製権又は
翻案権)を侵害し、②Aをして控訴人の営業秘密を含む本件データを不正の手段に
より取得して持ち出させ、③被控訴人Yが、控訴人の従業員を被控訴人会社に移籍
するよう勧誘し、又はAを通じて控訴人の顧客に対して被控訴人会社への取引の切
換えを勧奨したこと等が、被控訴人らの不法行為又は債務不履行に当たると主張し
て、被控訴人らに対し、連帯して、損害の一部である1億円及びこれに対する不法
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18499
民事訴訟 著作権
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告株式会社NTTドコモ
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18630
発信者情報開示請求事件
原告スギ株式会社 被告GMOペパボ株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、原告の提供するサービスに関心を有するTw
itter(インターネットを利用してツイートと呼ばれるメッセージ等を投20
稿することができる情報ネットワーク)のユーザーが、氏名不詳者(以下「本
件発信者」という。)の管理運営する別紙サイト目録記載のウェブサイト(以
下「本件ウェブサイト」という。)の記載に従い、Twitter上のアカウ
ント(以下「ユーザーアカウント」という。)と特定のアプリケーション(以
下「本件スパムアプリ」という。)を連携したことにより、当該ユーザーアカ25
ウントにおいて、上記ユーザーの意図に関係なく、原告が著作権を有する文章
を記載したツイート(以下「本件スパムツイート」という。)が投稿されるよ
うになり、これによって原告の営業権が侵害されたことが明らかであり、本件
発信者に対する損害賠償請求権等の行使のため、被告が保有する別紙発信者情
報目録記載の各発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受け
るべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任5
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)19641
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者ら(以下「本件各発信者」という。)がいわゆる
ファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著20
作物目録記載の動画(以下、符号の順番に応じ「本件動画1」及び「本件動画2」
といい、併せて「本件各動画」という。)を送信可能化したことにより、本件各
動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記25
載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18631
発信者情報開示請求事件
原告株式会社フライングドッグ
キングレコード株式会社 被告GMOインターネットグループ株式会社
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[概要] 1 本件は、原告らが、氏名不詳者ら(以下「本件発信者ら」という。)がいわゆ
るファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙
著作物目録記載の商業用音楽CD(以下、符号に従い「本件レコード1」などと
いい、併せて「本件各レコード」という。)を送信可能化したことにより、本件
レコード1に係る原告フライングドッグの送信可能化権を、本件レコード2に係5
る原告キングレコードの送信可能化権を、それぞれ侵害したと主張して、被告に
対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発
信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める
事案である。10
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に
より認められる事実をいう。)
当事者
ア 原告らは、多数のレコードを製作の上、これらを複製してCD等として販
売する株式会社である。15
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)22602
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファ
イル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙侵害著
作物目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化したことにより、20
本件動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以
下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)31866一部認容
損害賠償請求事件
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民法709条 民法90条
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[概要] 1 事案の要旨
本訴は、原告が、被告会社との間で、オンライン動画共有プラットフォーム
であるYouTube上に開設された、「(チャンネル名は省略)」のチャンネ20
ル名のYouTubeチャンネル(以下「本件チャンネル」という。)に、原
告が出演する動画を被告会社が有償で編集し、アップロードをする旨の合意を
し、被告会社が同合意に基づく業務を行っていたことに関し、①被告らは、本
件チャンネルと紐づけされているGoogleアカウント(以下「本件アカウ
ント」という。)のパスワードを原告の承諾なく変更し、原告の権利を違法に25
侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯し
て、原告が被った損害205万円及びこれに対する不法行為の後の日である令
和3年11月26日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による
遅延損害金の支払を求め、②被告らは、令和3年11月26日以後、原告の承
諾なく被告会社のウェブサイト上に原告の容姿が表示された動画のサムネイル
(別紙サムネイル目録記載の各サムネイル。以下「本件各サムネイル」とい5
う。)を掲載し続け、本件各サムネイルに係る原告の肖像権を侵害したとして、
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)31866等一部認容
損害賠償請求事件
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民法709条 民法90条
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[概要] 1 事案の要旨
本訴は、原告が、被告会社との間で、オンライン動画共有プラットフォーム
であるYouTube上に開設された、「(チャンネル名は省略)」のチャンネ20
ル名のYouTubeチャンネル(以下「本件チャンネル」という。)に、原
告が出演する動画を被告会社が有償で編集し、アップロードをする旨の合意を
し、被告会社が同合意に基づく業務を行っていたことに関し、①被告らは、本
件チャンネルと紐づけされているGoogleアカウント(以下「本件アカウ
ント」という。)のパスワードを原告の承諾なく変更し、原告の権利を違法に25
侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯し
て、原告が被った損害205万円及びこれに対する不法行為の後の日である令
和3年11月26日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による
遅延損害金の支払を求め、②被告らは、令和3年11月26日以後、原告の承
諾なく被告会社のウェブサイト上に原告の容姿が表示された動画のサムネイル
(別紙サムネイル目録記載の各サムネイル。以下「本件各サムネイル」とい5
う。)を掲載し続け、本件各サムネイルに係る原告の肖像権を侵害したとして、
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10090等控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件,同附帯控訴事件
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著作権法41条 民法723条
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[概要] 1 控訴人X1は、原判決別紙1記載の映画(以下「本件映画」という。)の脚
本(以下「本件脚本」という。)を制作し、本件映画の監督を務めるなどした者、
控訴人X2は、控訴人X1とともに本件脚本を制作した者、被控訴人新潮社は、平
成30年3月1日に発売された週刊新潮2018年3月8日号(以下「本件週刊誌」
という。)において、本件脚本の一部(原判決別紙5)を引用した上、原判決別紙
4の記事(以下「本件記事」という。)を掲載した者、被控訴人オーピー映画は、
控訴人X1から、本件映画の著作権の譲渡を受けた者、被控訴人大蔵映画は、被控
訴人オーピー映画から、本件映画の著作権の譲渡を受けた者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23392
発信者情報開示請求事件
原告A 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)によって、イン
ターネット上のウェブサイトであるインスタグラム(以下「本件ウェブサイト」
という。)に別紙投稿記事目録記載の投稿(以下「本件投稿」という。)がされ
たことにより、原告の著作権(複製権及び公衆送信権)及び名誉感情が侵害され25
たと主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の
開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条2項に基づき
(第2回口頭弁論調書参照)、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発
信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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