権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和5年9月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70194
発信者情報開示請求事件
原告グラフィティジャパン株式会社 被告KDDI株式会社
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著作権法15条 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本20
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルである
BitTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネット
ワーク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告が著
作権を有する別紙動画目録記載の作品(以下「本件動画」という。)を複製し
て作成した電子データ(以下「本件複製ファイル」という。)を、本件各氏名25
不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じて自動的に送
信し得る状態とするとともに、本件複製ファイルを公衆送信したことによって、
本件動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、本件各氏名
不詳者に対する損害賠償請求等のために必要であると主張して、特定電気通信
役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、被告が保有する別紙5
発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求
める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70273
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A&T 被告株式会社NTTドコモ
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著作権法2条1項1号 著作権法15条1項 著作権法15条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルである20
BitTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネット
ワーク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告が著
作権を有する別紙動画目録記載の各作品(以下「本件各動画」という。)を複
製して作成した電子データ(以下「本件各複製ファイル」という。)を、本件
各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じて自動25
的に送信し得る状態とするとともに、本件各複製ファイルを自動公衆送信した
ことによって、本件各動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかで
あり、本件各氏名不詳者に対する損害賠償請求等のため、被告が保有する別紙
発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受
けるべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」5
という。)5条1項に基づき、本件発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)28914請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、「Life 生きてゆく」と題するドキュメンタリー映画(以下「本件
映画」という。)を制作し、本件映画に係る著作権を有する原告が、被告が「捜す25
人 津波と原発事故に襲われた浜辺で」と題する小説(以下「本件小説」という。)
を執筆、出版したことが、原告の翻案権、同一性保持権、氏名表示権を侵害し、
また、原告の表現活動という法的保護に値する人格的権利ないし利益を侵害した
と主張して、不法行為に基づき、346万円及び本件小説を掲載した書籍の販売
が開始された平成30年8月10日から支払済みまで平成29年法律第44号
による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金を請求する事案であ5
る。
2 前提事実(当事者間に争いがないか、甲1,2及び弁論の全趣旨によって容易
に認められる事実)
原告は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による津波及び原子
力発電所の事故の被害を受けた者らを取材した映画の制作を行い、平成28年10
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月25日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)5818
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バーチャルエンターテイメント 被告エックスサーバー株式会社
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 請求原因
(1) 特定電気通信による情報の流通によって原告の著作権が侵害されたこと
ア 著作物
原告は、アバターを使用して動画配信等を行う者(いわゆる「バーチャ
ルユーチューバー」。以下、「VTuber」という。)の育成及びマネージ
メント等を行う株式会社である。5
別紙「原告著作物目録」記載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)
は、原告に所属する女性4名のVTuberのキャラクターが黒と紫の揃
いの衣装を着用し、銃を持って笑顔でポーズをとった様子が描かれ、銃を
扱うゲームのプレイヤーであることなど、キャラクター設定を反映した描
写がされたイラストであるから、「思想または感情を創作的に表現した」10
美術の著作物(著作権法2条1項1号)に該当する。
イ 著作権の帰属
原告は、本件イラストを作成したイラストレーターから本件イラストの著
作権の譲渡を受け、本件イラストの著作権を有している。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70006請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告KDDI株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本件各発信者」という。)20
がファイル交換共有ソフトウェアであるBitTоrrent互換ソフトウェ
ア(以下「BitTоrrent」という。)を使用して、別紙著作物目録記載
の動画(以下「本件動画」という。)に係る原告の送信可能化権を侵害したと主
張して、令和3年法律第27号による改正前の特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下、特に改正前後を区別す25
る必要のない限り、改正後も含めて「プロバイダ責任制限法」という。)4条1
項又は同号による改正後のプロバイダ責任制限法5条1項に基づき、別紙発信者
情報目録記載の各情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10050控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人(原審原告。以下「原告」という。)が、被控訴人(原審被告。以
下「被告」という。)に対し、①本判決別紙記載の「ふみとやすおの歌」(以下「原
告作品」という。)が著作物であることの確認を求めるとともに、②被告が、テレビ
番組内において原告作品又はその実演を録音・録画したものを無断で放送等したこ10
とにより、主位的に著作権を侵害し、予備的に著作隣接権を侵害したと主張して、
民法709条、著作権法114条3項に基づき、被告に対し、原告作品の使用料相
当額9億7329万6000円及び消費税相当額6720万0480円のうち使用
料相当額の一部である140万円及びこれに対する不法行為日から支払済みまで平
成29年法律第44号附則17条3項の規定によりなお従前の例によることとされ15
る場合における同法による改正前の民法所定の年5分の割合による各遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23204
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A&T 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法2条5項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー20
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙発信者情報
目録1及び同目録2記載の品番及び作品名に係る各動画(以下、これらを総称
して「本件各動画」という。)をそれぞれ複製して作成した動画ファイル(以下、
これらを総称して「本件各ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理す
る端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動的に送信し得るようにす25
るとともに、本件各ファイルを公衆送信したことによって、本件各動画に係る
原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳
者に対する損害賠償請求等のため、被告が保有する別紙発信者情報目録1及び
同目録2記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべ
き正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制
限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)19086
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者(以下「本件
発信者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるBitT
orrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワーク20
(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告が著作権を
有する別紙動画目録記載の作品(以下「本件動画」という。)を複製して作成
した電子データ(以下「本件複製ファイル」という。)を、本件発信者が管理
する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じて自動的に送信し得る状態
にするとともに、本件複製ファイルを公衆送信したことによって、本件動画に25
係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、本件発信者に対する損
害賠償請求等のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制
限法」という。)5条1項に基づき、被告が保有する別紙発信者情報目録記載
の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年9月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10020控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法112条1項
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[概要] 1 前提事実は、原判決の第2の2(2頁~)に記載するとおりであるから、こ
れを引用する。
2 当審における本件の争点は、被控訴人の不当利得の有無であり、この点に関
する双方の主張は、以下に補足するほか原判決第2の4(3)(7頁)に記載の
とおりであるから、これを引用する。20
【控訴人の主張】
(1) 本件ポリシーの作成を被控訴人の事業として遂行しようとした場合、本
来だと、防災ポリシー作成に特化した技術プロジェクトを立ち上げ、数億円
の予算を講じるべきものである。しかし、被控訴人は、本件ポリシーの作成
は本件委託契約と無関係であるにもかかわらず、本件ポリシーの著作権を25
得たと主張し、そのフィジー政府への譲渡を既成事実化することで不当に
利得を得ている。
フィジー政府に対する著作権の譲渡が被控訴人に金銭的な利益をもたら
さないとしても、本件ポリシーが契機となって、フィジーが防災援助に関す
る重点国に指定され、50億円ともいわれる防災関連ODA予算が計上さ
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9660一部認容
債務不存在確認請求事件
原告P1 被告株式会社EXstudio
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民法719条1項
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[概要] 1 原告は、BitTorrent(以下「ビットトレント」という。)と呼ば
れるファイル共有ネットワーク及びビットトレントを利用するためのクライアント25
ソフトを使用したところ、別紙著作物目録記載の動画(以下「本件著作物」とい
う。)の著作権者である被告から、原告が本件著作物の動画ファイル(以下「本件
ファイル」という。)をビットトレントのシステムを使用して、違法にダウンロー
ドし、また、第三者に本件ファイルをダウンロードさせた(第三者によってダウン
ロードができる状態にすることを含めて、以下「アップロード」ということがあ
る。)ことにより、本件著作物に係る著作権が侵害されたとして、20万円を超え5
る損害賠償請求を受けた。本件は、原告が、被告に対し、本件著作物に係る著作権
侵害に基づく損害賠償債務は3万円を超えて存在しないことの確認を求める債務不
存在確認請求訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70294
発信者情報開示請求事件
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファ
イル共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物目録
記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化及び公衆送信したことに
よって、本件動画に係る原告の送信可能化権及び公衆送信権を侵害したと主張し20
て、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づ
き、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開
示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)20707
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ホットエンターテイメント
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著作権法14条
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[概要] 本件は,別紙動画目録記載の動画の著作権を有する原告が、電気通信事業を営
む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBitTorre
ntを使用して当該動画の複製物を公衆送信し、又は動画の複製物が記録された25
端末をBitTorrentのネットワークに接続して送信可能化状態にした
ことで、原告の著作権(公衆送信権又は送信可能化権)を侵害したことが明らか
であるところ、上記氏名不詳者は、上記侵害通信又は上記侵害に関連する通信を
被告の提供するプロバイダを経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等
の行使のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」とい5
う。)5条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者
情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)12304一部認容
損害賠償請求事件
原告AことB 被告株式会社アーク出版
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著作権法29条1項 著作権法64条1項 著作権法114条3項 著作権法2条1項10号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、被告がインターネット上の動画共有サイトに
おいて別紙映像目録記載の映像(以下「本件映像」という。)を原告の氏名又は25
屋号を著作者名として表示することなく公開した行為により、本件映像につい
ての原告の著作権(公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権)が侵害され
たと主張して、不法行為に基づく損害賠償として、損害金660万円(著作権
法114条3項に基づく損害400万円、逸失利益100万円、慰謝料100
万円及び弁護士費用60万円)及びこれに対する平成29年8月3日(不法行
為の日)から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの)5
所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)7920請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社水戸大家さん 被告株式会社東京カモガシラランド
A
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[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が、インターネット上の動画共有サイトであるYouTube(以
下「ユーチューブ」という。)に投稿した動画について、被告A(以下「被告A」
という。)が、同動画投稿によって著作権が侵害されたか否かについて調査する25
ことなく、著作権が侵害された旨の虚偽の通知をしたとして、被告Aに対しては
不法行為に基づき、被告株式会社東京カモガシラランド(以下「被告会社」とい
う。)に対しては会社法350条に基づき、連帯して165万円及び同動画が削
除された日である令和3年11月10日から支払済みまで、年3分の割合による
金員の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)70126請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告のりこえねっと
B
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[概要] 1 原告は、令和4年12月13日、インターネット上の動画投稿サイトであるY20
ouTube(以下「本件サイト」という。)において、別紙原告動画目録記載
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)20994
民事訴訟 著作権
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告ビッグローブ株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年8月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10126原判決変更
発信者情報開示請求控訴事件
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[概要] 本件は、原判決別紙原告著作物目録記載の画像(以下「本件控訴人画像」という。)
の著作権者であると主張する控訴人が、ツイッター上でされた原判決別紙投稿記事
目録記載1及び2の各ツイート(以下「本件各投稿」といい、同目録の番号に応じ5
て、それぞれを「本件投稿1」などという。)により、控訴人の本件控訴人画像に
係る著作権(公衆送信権)が侵害されたことが明らかである旨主張して、被控訴人
に対し、令和3年法律第27号(令和4年10月1日施行)による改正前の特定電
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「法」という。)4条1項に基づき、原判決別紙発信者情報目録記載の各情報(以10
下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年7月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)19088
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 事案の概要20
本件は,別紙動画目録記載の動画の著作権を有する原告が、電気通信事業を営
む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBitTorre
ntを使用して当該動画の複製物を公衆送信し、又は動画の複製物が記録された
端末をBitTorrentのネットワークに接続して送信可能化状態にしたこ
とで、原告の著作権(公衆送信権又は送信可能化権)を侵害したことが明らかで25
あるところ、上記氏名不詳者は、上記侵害通信又は上記侵害に関連する通信を被
告の提供するプロバイダを経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の
行使のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者情報の
開示を求めた事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか、後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実)
⑴ 当事者について
▶判決の詳細
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著作権
令和5年7月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18722
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙動画目録記載の動画の著作権を有する原告が、電気通信事業を営
む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBitTorre
ntを使用して当該動画の複製物を公衆送信し、又は動画の複製物が記録された
端末をBitTorrentのネットワークに接続して送信可能化状態にしたこ25
とで、原告の著作権(公衆送信権又は送信可能化権)を侵害したことが明らかで
あるところ、上記氏名不詳者は、上記各侵害通信又は上記各侵害に関連する通信
を被告の提供するプロバイダを経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権
等の行使のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)5条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者5
情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年7月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18826
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM 被告ビッグローブ株式会社
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著作権法15条1項 著作権法14条 著作権法2条1項9号 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB20
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙発信者情報
目録記載1及び8の品番及び作品名の各動画(以下、これらを総称して「本件
各動画」という。)をそれぞれ複製して作成した動画ファイル(以下、これらを
総称して「本件各ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理する端末に25
ダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動的に送信し得る状態とするととも
に、本件各ファイルを公衆送信したことによって、本件各動画に係る原告の著
作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者に対す
る損害賠償請求等のため、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各情報
(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があると
主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開5
示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、
▶判決の詳細
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著作権
令和5年7月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10001等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件、同附帯控訴事件
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民法709条
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[概要] 1 本件は、被控訴人が、控訴人は自己が開設するブログに被控訴人が著作権を
有する原判決別紙動画目録記載の各動画(以下、同目録記載1-1ないし1-3の
各動画を「本件動画1」、同目録記載2-1ないし2-3の各動画を「本件動画
2」、同目録記載3-1ないし3-3の各動画を「本件動画3」、同目録記載4-
▶判決の詳細
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著作権
令和5年7月13日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)1540
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース 被告ビッグローブ株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年7月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70144
発信者情報開示命令申立却下決定に対する異議事件
原告A 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法19条3項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 事案の概要
司法書士である原告は、氏名不詳者(以下「発信者」という。)がツイッター
(インターネットを利用してメッセージ等を投稿することができる情報ネット
ワークをいい、以下「ツイッター」という。)に別紙投稿記事目録記載の記事(以
下「本件記事」という。)の投稿(以下「本件投稿」という。)をしたことによ25
り、原告の著作権及び著作者人格権が侵害されるとともに、原告の名誉権が侵害
されたと主張して、インターネット接続サービス事業を運営する株式会社である
被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開
示に関する法律(以下「プロバイダ責任法」という。)5条2項に基づき、発信
者情報開示命令の申立てをした。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)25601
発信者情報開示請求事件
原告A 被告KDDI株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法2条1項1号 著作権法2条1項15号 著作権法19条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者が、ツイッタ25
ー(インターネットを利用してツイートと呼ばれるメッセージ等を投稿するこ
とができる情報ネットワーク)において、原告の作成した別紙原告文章目録記
載の文章(以下「本件原告文章」という。)を複製又は翻案して作成した別紙投
稿文章目録記載の文章(以下「本件投稿文章」という。)を投稿(以下「本件投
稿」という。)したことにより、本件原告文章に係る原告の著作権(複製権、翻
案権及び公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持権)が侵5
害されたことが明らかであり、上記氏名不詳者に対する損害賠償請求権等の行
使のため、被告が保有する侵害関連通信に係る発信者情報である別紙発信者情
報目録1記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受けるべき
正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)10
5条2項に基づき、本件発信者情報の開示を求める(別紙ログイン情報目録記
載1ないし3の各ログインに係る送信から把握される発信者情報に係る請求の
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月29日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)1840請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース 被告株式会社オプテージ
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著作権法2条1項9号 著作権法14条
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[概要] 1 本件は、原告が、被告との契約者である氏名不詳者ら(以下「本件契約者ら」
という。)がいわゆるファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrent
(以下「ビットトレント」という。)を利用して、原告が著作権を有する別紙著作25
物目録記載の各動画(以下「本件各著作物」という。)の複製物の電子データを送
信可能化したことにより、本件各著作物に係る原告の著作権(送信可能化権)が侵
害されたことが明らかであると主張して、電気通信事業を営む被告に対し、特定電
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「法」という。)に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者
情報」という。)の開示を求める事案である。5
なお、原告は、本件訴訟の提起時には、令和3年法律第27号による改正前の法
(以下「旧法」という。)4条1項に基づき本件発信者情報の開示を求めていたが、
その後、同開示請求の根拠条文として、上記改正後の法(令和4年10月1日施行。
以下「改正法」という。)5条1項を予備的に追加主張した。
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著作権
令和5年6月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)19646
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB20
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙発信者情報
目録記載5、7及び9の品番及び作品名の各動画(以下、これらを総称して
「本件各動画」という。)をそれぞれ複製して作成した動画ファイル(以下、こ
れらを総称して「本件各ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理する25
端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動的に送信し得るようにする
とともに、本件各ファイルを公衆送信したことによって、本件各動画に係る原
告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者
に対する損害賠償請求等のため、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があ
ると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報5
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づ
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著作権
令和5年6月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)33761
民事訴訟 著作権
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23364
発信者情報開示請求事件
原告有限会社オフィスサイレンス 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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著作権法29条1項 著作権法16条
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者が、P2P方
式のファイル共有プロトコルであるBitTorrent(以下「ビットトレ
ント」という。)を利用したネットワーク(以下「ビットトレントネットワー
ク」という。)を介して、原告が著作権を有する別紙動画目録記載の作品(以
下「本件動画」という。)を複製して作成した電子データ(以下「本件複製物」25
という。)を、上記氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの
求めに応じて自動的に送信し得る状態とすることによって、本件動画に係る原
告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、上記氏名不詳者に対する損害
賠償請求等のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)5条1項に基づき、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の5
各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10004控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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不正競争防止法2条1項1号 民法710条 著作権法15条1項 民法644条
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損害賠償 | 13回 | 侵害 | 10回 | 特許権 | 3回 | 意匠権 | 1回 |
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[概要] 1 事案の概要
⑴ 本件は、
ア 控訴人会社が、①(ア)被控訴人会社は、控訴人会社が著作権を有する画
像の複製物をウェブサイトに掲載して控訴人会社の著作権(複製権、公衆10
送信権)を侵害し、控訴人会社はこれによって損害を受けた、(イ)被控訴
人会社は上記(ア)の著作物の複製物の掲載によって法律上の原因なく利
益を得て、控訴人会社は損失を受けた、(ウ)被控訴人会社は、周知性のあ
る控訴人会社の商品等表示を使用して控訴人会社の商品又は営業と混同
を生じさせる行為(不正競争防止法2条1項1号)及び控訴人会社の営業15
上の信用を害する不正競争(同項21号)を行い、控訴人会社はこれによ
って損害を被った、②被控訴人会社の代表取締役である被控訴人Yは、会
社法429条1項に基づき、被控訴人会社の前記著作権侵害行為及び不正
競争によって生じた控訴人の損害について賠償義務を負うと主張し、被控
訴人会社に対しては不法行為に基づく損害賠償請求、不当利得返還請求又20
は不正競争による損害賠償請求として(選択的請求)、被控訴人Yに対して
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10016控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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不正競争防止法2条1項1号 民法710条 不正競争防止法2条1項21号 著作権法15条1項
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[概要] 1 事案の概要25
⑴ 本件は、
ア 控訴人会社が、①被控訴人は、控訴人会社が著作権を有する画像の複製
物をウェブサイトに掲載して控訴人会社の著作権(複製権、公衆送信権)
を侵害し、控訴人会社はこれによって損害を受けた、②被控訴人は上記①
の著作物の複製物の掲載によって法律上の原因なく利益を得て、控訴人会
社は損失を受けた、③被控訴人は、周知性のある控訴人会社の商品等表示5
を使用して控訴人会社の商品又は営業と混同を生じさせる行為(不正競争
防止法2条1項1号)及び控訴人会社の営業上の信用を害する不正競争
(同項21号)を行い、控訴人会社はこれによって損害を被ったと主張し、
被控訴人に対し、不法行為に基づく損害賠償請求、不当利得返還請求又は
不正競争による損害賠償請求として(選択的請求)、110万円の支払を求10
め、
イ 控訴人会社の代表取締役である控訴人Xが、被控訴人による控訴人会社
の著作権侵害行為及び不正競争がされたため、法律相談に行く等の対応を
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)70085
民事訴訟 著作権
原告A 被告メタ・プラットフォームズ・インク
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10120却下
著作権確認及び使用差止等請求控訴事件
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民法709条
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
⑴ 本件は、被控訴人の職員として本件文学館に勤務していた控訴人が、本件
解説文及び本件脚本の著作者として著作権を有する旨を主張して、被控訴人15
に対し、以下の請求をした事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18916
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ホットエンターテイメント
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月9日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)12774一部認容
損害賠償請求事件
原告A 被告B
C
D
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民法709条 民法719条1項 著作権法32条1項 著作権法32条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、次の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10106原判決変更
損害賠償請求控訴事件
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著作権法114条3項 民法709条 著作権法10条2項 民法724条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、日刊紙「東京新聞」(以下「東京新聞」という。)を発行する1審
原告が、1審被告に対し、1審被告の従業員が東京新聞に掲載された新聞記事
の画像データを作成して1審被告の社内イントラネット(以下「本件イントラ
ネット」という。)の電子掲示板用の記録媒体に記録した行為が、1審原告の25
著作物である上記新聞記事に係る著作権(複製権、公衆送信権)の侵害に当た
る旨主張して、民法709条又は715条1項に基づき、損害賠償として42
39万4590円及び別紙2損害金計算書の「損害金額」欄記載の各金員に対
する「年月日」欄記載の各日から支払済みまで平成29年法律第44号による
改正前の民法(以下「改正前民法」という。)所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。5
原判決は、1審原告の請求について、1審被告に対し、192万3000円
及びうち137万4000円に対する平成30年4月1日から、うち原判決別
紙損害金計算表の「損害額」欄記載の各金員に対する「遅延損害金起算日」欄
記載の各日から、うち15万円に対する平成31年4月17日から各支払済み
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10008控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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民法709条
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)15
本件は、一審原告において、同社が著作権を有すると主張する新聞記事(原
判決別紙一覧表参照。本件各記事)につき、一審被告が、この画像データを作
成して記録媒体に保存した上、当該画像データを被告イントラネット上にアッ
プロードし、一審被告従業員等が閲覧することができる状態に置いて、本件各
記事に係る著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害したと主張して、一審被告20
に対し、不法行為(民法709条。損害額につき法(著作権法)114条3項)
に基づき、その使用料相当損害金の一部及び弁護士費用相当損害金として合計
4414万6971円及びこれに対する不法行為後の日である平成31年4月
▶判決の詳細
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著作権
令和5年6月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10007控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人が、飲食店を経営していた被控訴人に対し、①控訴人が、被控20
訴人に依頼されて調理器具及び食材を購入し、その代金を立て替えた旨主張し
て、立替払契約に基づき、立替金5万8708円、②被控訴人が、別紙画像等目
録2記載の画像(以下「本件画像2」という。)を、被控訴人のウェブサイトに
掲載して表示した行為が、控訴人の著作物であるパンフレット(以下「原告パ
ンフレット」という。甲7の1ないし8)に係る著作権(公衆送信権)の侵害に25
当たる旨主張して、不法行為による損害賠償として57万円、③被控訴人が、
別紙画像等目録1及び3記載の画像(以下、それぞれを「本件画像1」、「本件画
像3」という。)を作成し、画像等投稿サイト「インスタグラム」に投稿した行
為が、控訴人の原告パンフレットに係る著作権(公衆送信権)及び著作者人格
権(氏名表示権、同一性保持権)の侵害に当たる旨主張して、不法行為による損
害賠償として81万0348円、④被控訴人が、控訴人がイスラム教徒である5
ことを知りながら、控訴人に対しアルコール販売を執拗に勧め、控訴人の宗教
上の人格権を侵害した旨主張して、不法行為による損害賠償として慰謝料50
▶判決の詳細
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著作権
令和5年5月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10123控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
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著作権法114条3項 民事訴訟法67条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 1 本件は、控訴人が、原審において、被控訴人の運営するオンラインストアに
おける原判決別紙画像目録1記載①ないし⑦及び同目録2記載の各画像(以下、
「本件各画像」という。)を複製した画像の掲載が、本件各画像についての控訴25
人の著作権(複製権、公衆送信(送信可能化を含む。)権)を侵害するとして、
不法行為に基づく損害賠償として、著作権法114条3項により算定される損
害金199万9980円及びこれに対する令和3年4月15日(最終の不法行
為の日)から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金
の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年5月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)13311請求棄却
著作権等侵害による損害賠償等請求事件
原告A 被告株式会社トーセ
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
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著作権法29条1項 著作権法2条1項10号 著作権法16条 民法709条
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侵害 | 16回 | 損害賠償 | 6回 | 許諾 | 1回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、①被告トーセが、原告が著作権を有する著作物である別
紙著作物目録記載の動画(以下「本件各動画」という。)を使用して、Xとの
名称のゲームソフト(以下「本件ソフト」という。)並びにその派生作品であ10
るY及びZ(以下、順次、「本件派生ソフト1」、「本件派生ソフト2」といい、
これらを併せて「本件各派生ソフト」という。)を開発又は製作し、これらの
ソフトに係る権利を被告バンダイナムコに譲渡して、被告バンダイナムコが本
件ソフト及び本件各派生ソフトを販売したことにより、被告らが、共同して原
告の本件各動画に係る頒布権を侵害し、また、それにより利益を得て、②被告15
トーセが、原告が作成した、戦闘の仕様、ゲームの仕組み等に関する仕様書、
指示書等(以下「本件成果物」という。)を原告に無断で利用して、本件ソフ
ト及び本件各派生ソフトを製作し、これらを被告バンダイナムコに譲渡するこ
とにより、利益を得て、③被告トーセが、本件ソフトのエンディングクレジッ
トに原告の氏名を表示せず、本件各動画に係る著作者人格権(氏名表示権)を20
侵害したと主張し、
▶判決の詳細
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著作権
令和5年5月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10002控訴棄却
損害賠償金請求控訴事件
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著作権法114条3項 民法709条
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
▶判決の詳細
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