権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和6年2月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70007請求棄却
民事訴訟 著作権
原告有限会社プレステージ 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70196
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ
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著作権法29条1項 著作権法15条 著作権法10条1項7号
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[概要] 1 事案の概要
本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBit
Torrentを使用して本件動画の複製物を公衆送信したことで、原告の著作
権を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、上記侵害通信を訴25
訟承継前の被告であるエヌ・ティ・ティレゾナント株式会社(以下「承継前被告」
という。)の提供するプロバイダを経由して行ったことから、原告の損害賠償請
求権等の行使のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」
という。)5条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記通信に係る発信者
情報の開示を求めた事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか、後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実。なお、書証は特記しない限り枝番を全て含む。)
⑴ 当事者について
原告は、ビデオソフト及びDVDソフトの制作及び販売等を業とする株式会
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70224
発信者情報開示請求事件
原告インフォメディア株式会社 被告株式会社NTTドコモ
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[概要] 1 請求原因
⑴ 氏名不詳者らは、それぞれ、別紙発信者情報目録記載の各日時に、被告のイ25
ンターネット接続サービスを利用し、不特定多数の者とのファイル交換ソフト
ウェアであるBitTorrentを用いて,別紙発信者情報目録記載の番号
に対応する別紙動画目録記載の番号の各動画(以下「本件各動画」という。)を
複製したファイルを、各氏名不詳者の端末から、原告から調査の依頼を受けた
株式会社utsuwaに対して送信した。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)1538請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法23条1項 著作権法2条9号 著作権法2条1項7号
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の各動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorr
ent(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画のデータの複製
物が記録された端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可
能化状態にしたことで、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであ25
るところ、上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する電気通信設
備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要である
と主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報
開示請求権に基づき(令和3年法律第27号の施行日である令和4年10月1日
(令和4年政令208号)以降は、原告は同法による改正後のプロバイダ責任制限5
法5条1項に基づいて発信者情報の開示の請求をしているものと解される。)、上記
の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70014請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告KDDI株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通信
事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorre
nt(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画のデータの複製物
が記録された端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可能25
化状態にしたことで、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかである
ところ、上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する電気通信設備
を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要であると
主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報開
示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。5
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10065控訴棄却
著作権侵害差止請求控訴事件
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著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨(本判決中の用語の定義は、特に記載しない限り、原判決の例に
よる。以下同じ。)
(1) 本件は、本件著作物1及び本件著作物2の収録された本件書籍の出版を
計画している被告に対し、原告らが、本件書籍の出版により原告らの次の各
権利が侵害されるおそれがあると主張し、いずれも著作権法112条1項に20
基づき、本件書籍の複製及び頒布又は複製の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9461一部認容
民事訴訟 著作権
原告株式会社アルプス建設 被告株式会社GHエステート
X
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著作権法15条1項 著作権法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法114条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告らが共同して別紙写真目録記載の各写真(以下、同目5
録の「番号」欄の番号の順に「本件写真1」、「本件写真2」などといい、これ
らを併せて「本件各写真」という。)を、被告会社の管理する賃貸物件(以下
「被告物件」という。)に係るウェブサイトに掲載した行為が、原告の本件各
写真に係る著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害すると主張して、被告らに
対し、民法709条及び719条1項に基づき、216万円(著作権法11410
条3項により算定される損害額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日(被告
会社については令和4年6月4日、被告Xについては同月8日)から支払済み
まで年3パーセントの割合による遅延損害金の支払(ただし、各被告への請求
範囲が重なる部分に限り連帯支払)を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月2日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)20793請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社ジャストプロ
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[概要] 1 請求原因
⑴ 原告は、B(以下「B」という。)から、インターネットライブ配信サー
ビスであるSHOWROOM(以下「SHOWROOM」という。)及びS
NSで使用する写真画像を撮影してほしいとの依頼を受け、平成30年1225
月16日、別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)を撮影し、
Bに対し、本件写真をもとにして作成した画像(以下「本件画像」という。)
を提供した。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70486
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社バンダイナムコミュージックライブ 被告株式会社ハイホー
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告らが、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共
有ネットワークであるBitTorrent(以下「ビットトレント」と表記す
る。)を使用して、原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ(以下「原告ソ
ニー」という。)がレコード製作者の権利を有する別紙CD目録記載1の音楽C10
D(以下「本件レコード1」という。)及び原告株式会社バンダイナムコミュージ
ックライブ(以下「原告バンダイ」という。)がレコード製作者の権利を有する別
紙CD目録記載2の音楽CD(以下「本件レコード2」という。)を送信可能化し
たことによって原告らの本件レコード1、2に係る送信可能化権を侵害したこと
が明らかであるところ、上記氏名不詳者は、被告の提供する電気通信設備を経由15
して前記各レコードを送信可能化し、原告らの損害賠償請求権等の行使のために
必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所
定の発信者情報開示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求め
た事案である。20
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70040請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告KDDI株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有する原告が、電気通信事業を営む
被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorrent(以下25
「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画の複製物が記録された端末
をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可能化状態にしたこと
などで、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであるところ、上記
氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する電気通信設備を経由して行
ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要であると主張して、特
定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律5
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報開示請求権に
基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10075控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人甲
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著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は、被控訴人(一審原告)が、(1) 控訴人(一審被告)、一審相被告A及び一
審相被告Bに対し、一審被告らが、共同して平成26年3月24日から令和2年6
月20日までの期間に、インターネット上のブログ、ツイッター(現在の名称は「X
(エックス)」。)その他のウェブサイトに被控訴人の名誉を毀損し、又は名誉感情を
侵害する内容の投稿をしたとして、共同不法行為による損害賠償請求権に基づき、25
連帯して損害賠償金1億1338万円の一部である566万9000円及びこれに
対する不法行為の後で訴状送達の日の翌日である令和2年10月26日から支払済
みまで平成29年法律第44号による改正前の民法(以下「改正前民法」という。)
所定の年5分の割合による遅延損害金(以下の被控訴人の求める遅延損害金の始期
及び利率は同じ。)の支払を求め、また、(2) 控訴人に対し、①控訴人が、ブログ、
ツイッター等に被控訴人のプライバシー権を侵害する内容の投稿をした等として、5
不法行為による損害賠償請求権に基づき、損害賠償金343万7280円の一部で
ある57万2880円及び遅延損害金の支払、②控訴人が、ブログ、ツイッター等
に被控訴人の著作物である原判決別紙画像目録記載の画像(本件原画像)を、被控
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)6100一部認容
損害賠償請求事件
原告P1 被告P2
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著作権法2条1項1号 民法709条
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[概要] 1 本件は、原告が、被告によるツイッター(インターネットを利用して短文の
メッセージ等を投稿することができる情報ネットワーク。現在の名称は「X」であ
るが、以下、名称変更の前後を問わず「ツイッター」という。)への投稿が、原告
の氏名権、著作権(複製権及び公衆送信権)、平穏生活権及び名誉感情を侵害し、25
不法行為を構成すると主張し、被告に対し、民法709条に基づき、損害賠償金1
50万円及びこれに対する最終の不法行為の日の翌日である令和3年3月23日か
ら支払済みまで民法所定年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10089控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被控訴人株式会社スワラ・プロ
Y
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著作権法96条 著作権法27条 著作権法21条
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[概要] 1 原判決中一審被告敗訴部分を取り消す。
2 前項の取り消しに係る部分につき、一審原告の請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は第1、2審とも一審原告の負担とする。5
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月29日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)10940一部認容
損害賠償請求事件
原告P1 被告株式会社計測リサーチコンサルタント
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著作権法20条2項3号
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[概要] 1 訴訟物
本件は、原告が、自らが著作権を有するとする別紙「プログラム目録」記載1
ないし6の各プログラム(以下、個別には「本件プログラム1」などといい、総
称して「本件各プログラム」という。)を被告が無断で複製等し、次のとおり、原
告の著作権又は著作者人格権が侵害されたと主張して、被告に対し、不法行為に5
基づく損害賠償請求として、1億2245万2000円及びこれに対する行為の
後日である令和元年12月16日から支払済みまで平成29年法律第44号に
よる改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
(1) 本件プログラム1につき、著作権(複製権)侵害10
(2) 本件プログラム2につき、著作権(複製権)侵害
(3) 本件プログラム3につき、著作権(複製権)侵害及び著作者人格権(同一性
保持権及び氏名表示権)侵害
(4) 本件プログラム4につき、著作権(複製権)侵害及び著作者人格権(同一性
保持権)侵害15
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)70079一部認容
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社デイリースポーツ
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著作権法41条 著作権法32条1項 著作権法2条1項1号 著作権法32条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告の運営する情報サイトに被告が配信した記事により、25
①原告の名誉が毀損され、②原告が投稿したツイートに係る著作権(公衆送信
権)が侵害され、③原告の名誉声望保持権が侵害されたと主張して、被告に対
し、不法行為(民法709条及び710条)に基づき、損害金合計220万円
及びこれに対する令和4年7月9日(不法行為の日)から支払済みまで民法所
定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70080請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告A 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法19条3項 著作権法19条1項 著作権法19条
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)によって、イ
ンターネット上の無料掲示板サービス「5ちゃんねる」に別紙投稿記事目録1
及び2記載の各投稿(以下、「本件投稿1」及び「本件投稿2」といい、併せ25
て「本件各投稿」という。)がされたことにより、原告のプライバシー、名誉
感情、著作権(複製権又は翻案権及び公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表
示権)が侵害されたと主張して、電気通信事業を営む被告に対し、特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。5
2 前提事実(証拠等の記載のないものは当事者間に争いがない。なお、証拠を
摘示する場合には、特に記載のない限り、枝番を含むものとする。)
⑴ 当事者
ア 原告は、「B」という名称を使用して、インターネット上で配信活動を
行っており、また、架空のキャラクターのアバターを使用して、従前は10
「C」の名称で、現在は「D」の名称で、VTuberとしても活動を行
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10046控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人GoogleLLC
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著作権法41条 著作権法32条 著作権法113条 民事訴訟法157条1項
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[概要] 1 本件は、原判決別紙著作物目録掲載の写真(以下「本件写真」という。)の著
作権を有する控訴人が、同別紙発信者目録記載の各発信者(以下、同目録記載
の発信者1を「本件発信者1」と、同目録記載の発信者2を「本件発信者2」
と、それぞれいい、本件発信者1と本件発信者2を、併せて「本件発信者ら」と
いう。)が本件写真をそれぞれウェブサイト(以下「本件各ウェブサイト」とい
う。)に投稿(以下「本件各投稿」という。)したことによって、控訴人の本件写5
真に係る複製権、送信可能化権及び自動公衆送信権が侵害されたと主張して、
本件各ウェブサイトを管理する被控訴人に対し、特定電気通信役務提供者の損
害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任
制限法」という。)5条1項に基づき、原判決別紙発信者情報目録記載の各情報
の開示を求める事案である。10
原審における争点整理の結果、本件の権利侵害の明白性に係る争点は、著作
権法41条(時事の事件の報道のための利用)の適用の可否のみであるとされ
た(令和5年2月6日に行われた原審第6回口頭弁論調書。)。
原審が控訴人の請求をいずれも棄却したため、これを不服とする控訴人が控
▶判決の詳細
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著作権
令和6年1月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10060一部認容
損害賠償請求、同反訴請求控訴事件
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民法166条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) Aは、平成14年頃に被告から依頼を受け、出版社である被告から書籍とし20
て出版することを予定して、武士道に関する本件書籍の原稿の執筆をしていたが、
完成前の平成27年12月頃、死亡した。Aの妻である原告は、Aの有する本件書
籍の出版に関する権利義務を全て相続し、被告との間で本件書籍の出版に向けた交
渉をしたが、出版に係る契約(以下「出版契約」又は「出版許諾契約」という。)の
締結に至らず、本件書籍は出版されなかった。25
(2) 本訴は、原告が、被告とA又は原告との間で本件書籍の出版契約が締結され
ていないにもかかわらず、被告がインターネット上で本件書籍の出版予告を行った
ことが、①本件書籍の原稿の著作者であるAの著作者人格権(公表権)を侵害し、
又は、②原告の自己決定権を侵害したと主張して、被告に対し、不法行為に基づく
損害賠償請求として、330万円及びこれに対する不法行為の後の日である令和3
年7月29日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3%の割合に5
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70385
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バソキア 被告ビッグローブ株式会社
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著作権法23条
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるフ
ァイル共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物
目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化及び自動公衆送信20
したことによって、本件動画に係る原告の送信可能化権及び公衆送信権を侵害
したと主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を求める事案である。25
2 前提事実(証拠等の記載のないものは当事者間に争いがない。なお、証拠を
摘示する場合には、特に記載のない限り、枝番を含むものとする。)
⑴ 当事者
ア 原告は、映像等のデジタルコンテンツの企画、制作等を業とする会社で
ある。(甲18、弁論の全趣旨)
イ 被告は、一般利用者に向けてインターネット接続サービスを提供してい5
る会社であり、プロバイダ責任制限法2条3号の特定電気通信役務提供者
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10038控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法19条3項 著作権法115条
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[概要] 1 本件は、控訴人が被控訴人らに対して以下の請求をしている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70028請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告KDDI株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法15条1項
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通信
事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorre
nt(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画の複製物が記録さ
れた端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可能化状態に25
したことで、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであるところ、
上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する電気通信設備を経由し
て行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要であると主張して、
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法
律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報開示請求権
に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。5
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70370
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
株式会社バンダイナムコミュージックライブ 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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著作権法96条の2
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、レコード製作会社である原告らが、電気通信事業を営む被告に対し、
氏名不詳者ら(以下「本件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル15
共有プロトコルであるBitTorrentを利用したネットワーク(以下
「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告らがレコード製作者
の権利を有する各レコード(以下「本件各レコード」という。)について、公衆
からの求めに応じ自動的に送信し得る状態とすることによって、本件各レコー
ドに係る原告らの送信可能化権(著作権法96条の2)を侵害したことが明ら20
かであり、本件各氏名不詳者に対する損害賠償等を請求するため、被告が保有
する別紙発信者情報目録記載1ないし5の各情報(以下「本件各発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロ
バイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求25
める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70469
発信者情報開示請求事件
原告グラフィティジャパン株式会社 被告株式会社NTTドコモ
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著作権法2条1項9号 著作権法2条5項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB20
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記
載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、本
件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動
的に送信し得るようにするとともに、当該ファイルを公衆送信したことによっ25
て、本件動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、本件各
氏名不詳者に対する損害賠償等の請求のため、被告が保有する別紙発信者情報
目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正
当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及
び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5
条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠(特記しない限り枝
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月19日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)10816
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バソキア 被告株式会社オプテージ
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著作権法29条 著作権法2条1項9号 著作権法15条 著作権法2条5項
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[概要] 1 本件は、原告が、被告との契約者である氏名不詳者ら(以下「本件契約者ら」
という。)がいわゆるファイル交換共有システムであるBitTorrent(以
下「ビットトレント」という。)を利用して、原告が著作権を有する別紙「著作物
目録」記載の各動画(以下「本件各著作物」という。)の複製物である電子データ
を本件契約者らの管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じて自動的25
に送信し得る状態とする、又は、前記データの自動公衆送信を行ったことにより、
本件各著作物に係る原告の著作権(公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり、
本件契約者らに対する損害賠償請求等のため、被告が保有する別紙「発信者情報目
録」記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める正当な理
由があると主張して、電気通信事業を営む被告に対し、特定電気通信役務提供者の
損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)に5
基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23937請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ
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著作権法2条1項9号
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有する原告が、電気通信事業を営む
被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorrent(以下
「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画を複製し、かつその複製物が
記録された端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可能化25
状態にしたことなどで、原告の著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害したことが
明らかであるところ、上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する
電気通信設備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために
必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者
情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の
発信者情報開示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案5
である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70335
発信者情報開示請求事件
原告株式会社h.m.p 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法2条5項 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記
載の各動画(以下「本件各動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、25
本件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自
動的に送信し得るようにするとともに、当該ファイルを公衆送信したことによ
って、本件各動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、本
件各氏名不詳者に対する損害賠償等の請求のため、被告が保有する別紙発信者
情報目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべ
き正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制5
限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70318
民事訴訟 著作権
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告株式会社ネットフォレスト
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70258
発信者情報開示請求事件
原告有限会社オフィスサイレンス 被告株式会社NTTドコモ
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著作権法23条
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるフ
ァイル共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物
目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化及び自動公衆送信
したことによって、本件動画に係る原告の送信可能化権及び公衆送信権を侵害20
したと主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70041請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記25
載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、本
件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動
的に送信し得る状態とすることによって、本件動画に係る原告の公衆送信権を
侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者に対する損害賠償請求のため、
被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務5
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロ
バイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求
める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70474
発信者情報開示請求事件
原告株式会社CHERRIES 被告株式会社NTTドコモ
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70312
発信者情報開示請求事件
原告グラフィティジャパン株式会社 被告中部テレコミュニケーション株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70372
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告株式会社朝日ネット
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70139請求棄却
著作権侵害差止請求事件
原告A
株式会社スーン 被告株式会社一十珍海堂
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法2条1項1号 不正競争防止法5条3項1号
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[概要] 1⑴ 故笹沢左保ことB(以下「故B」という。)は、「木枯し紋次郎」シリー
ズの連載小説(別紙本件書籍目録記載1及び2の各書籍〔以下「本件書籍」
という。〕を含む。)を執筆した。その後、本件書籍は、Cの作画により漫
画化され、「赦免花は散った」、「湯煙に月は砕けた」、「女人講の闇を裂
く」、「川留めの水は濁った」の4作品が収録された単行本(以下「本件漫5
画作品」という。)が発行された。そして、本件書籍は、Dの主演によりテ
レビ化され、第1話「川留めの水は濁った」から第18話「流れ舟は帰らず」
までのテレビシリーズ(「本件テレビ作品」という。)が放映された。さら
に、本件書籍は、Eの主演により映画化され、「木枯し紋次郎」及び続編の
「木枯し紋次郎 関わりござんせん」(以下「本件映画作品」といい、本件10
漫画作品、本件テレビ作品と併せて「本件各作品」という。)が全国公開さ
れた。
そして、原告Aは、本件各作品その他の故B創作に関する著作権を全て相
続し、原告会社に対し、上記著作権一切に関する独占的な利用を許諾した。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70216
民事訴訟 著作権
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告株式会社NTTドコモ
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年11月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)4934
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告近鉄ケーブルネットワーク株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、被告との契約者である氏名不詳者(以下「本件契約者」と20
いう。)がいわゆるファイル交換共有ネットワークであるBitTorrent
(以下「ビットトレント」という。)を利用して、原告が著作権を有する別紙著作
物目録記載の動画(以下「本件動画」という。)の複製物の電子データ(以下「本
件ファイル」という。)につき本件契約者の管理する端末にダウンロードし、公衆
からの求めに応じて自動的に送信し得る状態とする、又は、本件ファイルの自動公25
衆送信を行ったことにより、本件動画に係る原告の著作権(公衆送信権)が侵害さ
れたことが明らかであり、本件契約者に対する損害賠償請求等のため、被告が保有
する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を受けるべき正当な理由があると主張して、電気通信事業を営む被告に対し、特定
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以
下「法」という。)5条1項に基づき、本件発信者情報の開示を求める事案である。5
2 前提事実(争いのない事実、掲記の証拠〔特に記載する場合を除き枝番号を
含む。以下同じ。〕及び弁論の全趣旨により容易に認定できる事実)
(1) 当事者(甲18、弁論の全趣旨)
▶判決の詳細
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著作権
令和5年11月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)20086
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告エキサイト株式会社
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著作権法2条1項10号 著作権法14条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有
ネットワークであるBitTorrent(以下「ビットトレント」と表記する。)20
を使用して原告が著作権を有する別紙動画目録記載の動画(以下「本件動画」と
いう。)の複製物を公衆送信し、又は動画の複製物が記録された端末をビットト
レントのネットワークに接続して送信可能化にしたことで、原告の著作権(公衆
送信権)を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、上記侵害通
信又は上記侵害に関連する通信を被告の提供するプロバイダを経由して行った25
ことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要であると主張して、特定
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報開示請求権
に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年11月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10073控訴棄却
著作権等侵害による損害賠償等請求控訴事件
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民法709条 民法703条 著作権法19条3項
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[概要] 1(1) 被控訴人株式会社トーセ(原審被告。以下「被告トーセ」という。)は、
本判決別紙1(ゲームソフト目録)記載1のゲームソフト(以下「本件ソフト」と
いう。)、同別紙記載2のゲームソフト(以下「本件派生ソフト1」という。)及
び同別紙記載3のゲームソフト(以下「本件派生ソフト2」といい、本件派生ソフ20
ト1と併せて「本件各派生ソフト」といい、本件ソフト及び本件各派生ソフトを併
せて「本件ソフト等」という。)の開発又は製作等をした者、被控訴人株式会社バ
ンダイナムコエンターテインメント(原審被告。以下「被告バンダイナムコ」とい
う。)は、本件ソフト等を販売するなどした者、控訴人(原審原告。以下「原告」
という。)は、本件ソフトの開発又は製作に関与し、原判決別紙著作物目録記載の25
各動画(以下「本件各動画」という。)を製作したと主張する者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年11月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)21568
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A&T 被告ビッグローブ株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年10月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70316
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告株式会社ネットフォレスト
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著作権法29条1項 著作権法2条1項1号 著作権法16条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルである20
BitTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネット
ワーク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告が著
作権を有する別紙動画目録記載の各作品(以下「本件各動画」という。)を複
製して作成した各電子データ(以下「本件各複製ファイル」という。)を、本
件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じて自25
動的に送信し得る状態とするとともに、本件各複製ファイルを公衆送信したこ
とによって、本件各動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであ
り、本件各氏名不詳者に対する損害賠償請求等のために必要であると主張して、
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、被告が保
有する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)5
の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年10月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70029請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルである
BitTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネット
ワーク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙著作20
物目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファ
イル(以下「本件複製ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理する
端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動的に送信し得る状態とした
ことによって、本件動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであ
り、本件各氏名不詳者に対する損害賠償請求のため、被告が保有する別紙発信25
者情報目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受け
るべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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