権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
民事訴訟
令和3年1月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)35292請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (マッサージ具)
原告インテンション株式会社 被告株式会社日本イノベーション
株式会社CS60
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特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要10
本件は,発明の名称を「マッサージ具」とする特許権(特許第5851923
号。以下,「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」といい,その特許出願
の願書に添付された明細書及び図面を「本件明細書」という。)の特許権者である
原告が,被告イノベーションが製造し,被告CS60が使用等する別紙被告製品
目録記載の製品(以下「被告製品」という。)は本件特許の請求項1の技術的範囲15
に属するものであると主張して,被告らに対し,特許法100条1項及び2項に
基づき,被告製品の譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに,民法709条に
基づき,損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。
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民事訴訟
令和2年1月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10036控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (梁補強金具およびこれを用いた梁貫通孔補強構造)
控訴人コーリョー建販株式会社 被控訴人センクシア株式会社松山智恵
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法102条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「梁補強金具およびこれを用いた梁貫通孔補強構造」
とする特許権を有する被控訴人が,控訴人に対し,被告各製品が本件発明1,2及
び5の,被告製品8~13が本件発明4の技術的範囲にそれぞれ属し,控訴人によ
る被告各製品の製造,使用及び販売等が,本件特許権を侵害する旨主張して,被告
各製品の生産,使用,譲渡等の差止め及び同各製品の廃棄並びに不法行為に基づく
損害賠償金1377万2088円及びこれに対する不法行為の後の日である平成3
0年10月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
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民事訴訟
令和1年10月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)16555請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (敗血症及び敗血症様全身性感染の検出のための方法及び物質)
被告積水メディカル株式会社 原告ベー・エル・アー・ハー・エム・エ
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特許法101条5号 特許法101条4号 特許法29条1項3号 特許法102条3項
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実施 | 37回 | 侵害 | 21回 | 間接侵害 | 15回 | 進歩性 | 14回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「敗血症及び敗血症様全身性感染の検出のための方法及
び物質」とする特許の特許権者である原告が,別紙物件目録記載1の装置(以下10
「被告装置」という。),同目録記載2のキット(以下「被告キット」という。)及
び同目録記載3のコントロール(以下「被告コントロール」といい,「被告装置」,
「被告キット」及び「被告コントロール」を併せて「被告製品」という。)を用い
る敗血症及び敗血症様全身性感染の検出に係る方法(以下「被告方法」という。)
が,上記特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)15
の技術的範囲に属し,被告による被告装置の製造,譲渡,輸入,貸渡し,譲渡又
は貸渡しの申出(以下「製造等」という。)が上記特許権の間接侵害(特許法10
1条5号)に当たり,被告による被告キット及び被告コントロールの製造等(た
だし,被告キット及び被告コントロールについては貸渡し及び貸渡しの申出を除
く。以下同じ。)が上記特許権の間接侵害(被告キットについては同条4号,被告20
コントロールについては同条4号又は5号)に当たると主張して,被告に対し,
①同法100条1項に基づき,被告製品の製造等の差止め,②同条2項に基づき,
被告製品の廃棄を求めるとともに,③民法709条,特許法102条3項に基づ
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民事訴訟
平成30年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)20852請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社コスミック出版 原告有限会社イー・エックス・キュー
有限会社アートステーション
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著作権法114条2項 著作権法113条1項1号
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[概要] 本件は,別紙原告ら著作物目録記載の「トムとジェリー」の各アニメーション
作品(以下「本件アニメーション作品」という。)の日本語台詞原稿(以下「本
件著作物」という。)の著作権を各2分の1の割合で共有する原告らが,本件著
作物(台詞原稿)を実演した音声を収録した別紙被告商品目録記載の各DVD商10
品(以下,まとめて「被告商品」という。)を製造,販売,輸入する被告の行為
が著作権侵害(製造につき複製権侵害,販売につき譲渡権侵害,輸入につき著作
権法113条1項1号の著作権侵害とみなされる行為)に当たると主張して,被
告に対し,①著作権法112条1項に基づき,被告商品の輸入,製造及び販売の
差止めを求めるとともに,②提訴の3年前の日である平成25年6月24日以降15
の販売分につき民法709条,著作権法114条2項に基づき,損害賠償金41
79万6000円及びこれに対する平成28年7月9日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,また,③それより前である平成2
5年6月23日までの販売分につき民法703条に基づき,不当利得金(著作権
使用料相当額)715万9228円及びこれに対する平成28年10月29日か20
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求
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民事訴訟
平成30年3月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)11570
損害賠償
被告ソメヤ株式会社
の不法行為責任
の名刺と,AII社の名刺の双方を示すなど,
の従業員であるとともにA
はフィリピンにおいて生産管理など行っておらず,また,
がロイヤリテ
は,AII社と取引をしていた際に,取引する商品が,フィリピンにおける
に対する支払がなされた経緯は,原告の主張によっても納品が遅れること 原告は,本件取引により仕入れた「UMBRO」ブランドの製品(以下「本件
に対し,本件取引を勧めて
に損害を受けさせたのであるから,被告は,使
の意思決定に何らの不当な影響を与えておらず,
の権利又は法律上保護さ
の受けた損害の額
は,被告の不法行為により,以下のとおり少なくとも2309万7333円
は,本件のトラブルが原因となって,セブンスポーツ名で販売していた楽天
は,楽天のインターネットモールにおいて月間約200万円もの利益を稼ぎ
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民法715条1項 民事訴訟法61条 民法715条
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侵害 | 5回 | 商標権 | 5回 | 損害賠償 | 4回 | ライセンス | 2回 |
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[概要] 本件は,フィリピン法人との取引で「UMBRO」の偽造品を購入させられ損害
を被ったと主張する原告が,原告が当該取引をしたのは,被告代表者及び被告従業
員に勧誘されたからであるとして,同代表者の関係で会社法350条,同従業員の20
関係で民法715条1項に基づき損害賠償を請求した事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成29年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)2862
民事訴訟 (2-ベンゾイルシクロヘキサン-1,3-ジオン)
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特許法36条4項 特許法134条の2 特許法102条3項 特許法29条2項
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実施 | 109回 | 無効 | 82回 | 特許権 | 27回 | 審決 | 17回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「2-ベンゾイルシクロヘキサン-1,3-ジオン」とす
る特許第4592183号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本
件特許」という。)を有する原告が,被告に対し,別紙被告製品目録記載1の農薬
原体(以下「被告製品1」という。)及び同2の農薬混合物(以下「被告製品2」20
といい,被告製品1と併せて「被告各製品」という。)は,本件特許の願書に添付
したとみなされる明細書(訂正審判事件〔訂正2012-390175〕の平成2
5年3月14日付け審決〔同月27日確定〕による訂正後のもの。以下「本件明細
書」という。なお,本件特許は平成15年6月30日以前にされた出願に係るので,
その明細書は特許請求の範囲を含む〔平成14年法律第24号附則1条2号,3条25
1項,平成15年政令第214号〕。)の特許請求の範囲(以下「本件特許請求の
範囲」という。)の請求項1及び3記載の各発明(以下,請求項1記載の発明を
「本件発明1」といい,請求項3記載の発明を「本件発明3」という。また,これ
らを併せて「本件各発明」という。)の技術的範囲に属し,被告が被告各製品を製
造し,販売し,譲渡し,貸渡し,輸入し,又は譲渡等の申出をすること(なお,原
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成29年10月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)41326等請求却下
債務不存在確認請求本訴事件,特許権侵害差止等請求反訴事件 (卵凍結保存用具および筒状部材保持器具)
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特許法101条1号 特許法100条1項 民事訴訟法62条
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特許権 | 31回 | 侵害 | 21回 | 差止 | 10回 | 間接侵害 | 7回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,発明の名称を「卵凍結保存用具および筒状部材保持器具」とす
る特許第4373025号の特許権(以下「本件特許権1」といい,その特許を
「本件特許1」という。また,本件特許1の願書に添付した明細書及び図面を併せ20
て「本件明細書1」という。)及び発明の名称を「卵凍結保存用具」とする特許第
4324181号の特許権(以下「本件特許権2」といい,その特許を「本件特許
2」という。また,本件特許2の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明
細書2」という。)をそれぞれ有する被告に対し,原告の別紙原告製品目録記載1
ないし5の各製品(以下,これらをまとめて「原告製品」という。)のうち,別紙25
原告製品説明書(原告)記載の構成を有する各製品の生産,譲渡,貸渡し,輸出若
しくは輸入又は譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための展示を含
む。)は,いずれも被告の本件特許権1及び同2(以下,これらを併せて「本件各
特許権」という。)の侵害を構成しないと主張して,被告が原告の上記各行為(以
下,これらをまとめて「譲渡・輸出入等」という。)について本件各特許権に基づ
く差止請求権を有していないことの確認を求める(本訴請求)のに対し,被告が,5
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民事訴訟
平成29年9月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10047控訴棄却
特許法違反請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y川戸万葉
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[概要] 1 本件は,弁理士である被控訴人に対して特許出願に関する出願書類作成及び
手続の代理を委任した控訴人が,被控訴人が控訴人の求める内容を出願書類に
記載せず,上記特許出願に関する拒絶理由通知に対して控訴人の意向に応じた
補正を行わないなど,特許法及び応答ないし補正義務に違反した,詐欺を行っ
た,ねつ造ないし文書管理義務違反を行ったなどと主張して,被控訴人に対し,
①不法行為又は債務不履行に基づき損害賠償金400万円の支払(第1請求),
②上記拒絶理由通知に対する反論が難しいという被控訴人の見解についての特
許庁公認の内容証明の提出(第2請求),③上記出願書類において控訴人の発
明の内容を記載した文章ないし図面の場所の特定(第3請求)をそれぞれ求め
る事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年12月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)11697請求棄却
著作権侵害賠償等請求事件
被告E 原告A
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著作権法41条 著作権法18条1項 民法709条 著作権法113条6項
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[概要] 本件は,原告ら4名による講演を被告がインターネット上で配信したことに
関し,①原告らが被告に対し,原告らそれぞれの著作物である上記講演中の各
原告の口述部分に係る公表権及び公衆送信権が侵害されたと主張して,不法行
為(民法709条)に基づく損害賠償金として原告A及び原告Bにつき各55
0万円,原告C及び原告Dにつき各110万円並びにこれらに対する不法行為
の日である平成27年12月12日から各支払済みまで年5分の割合による遅
延損害金の支払を,②原告Aが被告に対し,上記配信は原告Aの名誉又は声望
を害する方法で行われたと主張して,著作権法115条に基づく名誉回復措置
として謝罪広告の掲載をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年10月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)15355請求棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告日本化薬株式会社 原告株式会社ヤクルト本社
デビオファーム・インターナショナル・(以下「
デビオファーム」という。)
ら両名
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特許法104条の3 特許法70条1項 特許法123条1項4号 特許法36条6項1号
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実施 | 121回 | 無効 | 60回 | 特許権 | 26回 | 無効審判 | 13回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許第4430229号の特許権(以下「本件特許権」といい,
その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した明細書〔特許請
求の範囲を含む。〕を「本件明細書」という。)を有する原告デビオファーム及び
本件特許権について専用実施権(以下「本件専用実施権」という。)の設定を受け
た原告ヤクルトが,別紙1被告製品目録記載1ないし3の各オキサリプラチン点滴
静注液(以下,個別には同目録の番号に対応して「被告製品1」などといい,これ
らを併せて「被告各製品」という。)は,本件明細書の特許請求の範囲(以下,単
に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1及び2(以下,それぞれ,
単に「請求項1」,「請求項2」ということがある。)記載の各発明(以下,それ
ぞれ,「本件発明1」,「本件発明2」という。)の技術的範囲に属するから,被
告による被告各製品の製造及び販売は,いずれも本件特許権及び本件専用実施権を
侵害する行為であると主張して,原告ヤクルトが,専用実施権侵害の不法行為によ
る損害賠償請求権(損害賠償の対象期間は,被告製品1及び同2について平成26
年12月12日から,被告製品3について平成27年6月19日から,いずれも平
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年10月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10056控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (強磁性材スパッタリングターゲット)
控訴人JX金属株式会社 被控訴人田中貴金属工業株式会社鈴木修
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民事訴訟法157条1項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「強磁性材スパッタリングターゲット」とする特許第
4673453号に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人に対し,
被控訴人が製造してセミコン・ライト社(大韓民国京畿道 仁 興区ゴメ洞47
4所在)に販売した原判決別紙被告製品目録記載1の製品(以下「被控訴人製品1」
という。)は,本件特許の特許請求の範囲の請求項2記載の発明(本件特許発明)
の技術的範囲に属すると主張して,特許権侵害の不法行為による損害賠償金(第1
次的に特許法102条2項による損害額55万円の内金として30万円,第2次的
に同条3項に基づく損害額14万3130円)及びこれに対する平成26年12月
3日(同年11月28日付け訴え変更申立書(2)の送達日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年2月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)34227請求棄却
損害賠償請求事件 (グループベースのサブキャリア割当による多重キャリア通信)
被告日本電気株式会社本多広和 原告アダプティックスインコーポレイテッド隈部泰正
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特許法102条3項 特許法101条5号
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[概要] 本件は,発明の名称を「グループベースのサブキャリア割当による多重キャ
リア通信」とする特許権を有する原告が,被告による別紙物件目録記載の基地
局装置(以下「被告製品」という。)の製造,販売等は原告の特許権を侵害し,
又は侵害するものとみなされると主張して,被告に対し,不法行為に基づき,
民法709条及び特許法102条3項に基づく損害賠償金の一部として1億円
及びこれに対する不法行為後である平成27年1月9日(訴状送達の日の翌
日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年2月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)6310認容
商標権侵害差止等請求
被告株式会社でき太の会 原告株式会社システムラーニングインステイテユート
P1
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商標法38条2項 著作権法114条2項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,算数・数学のプリント教材を開発・作成してその著作権を有する原
告株式会社システムラーニングインステイテユート(以下「原告会社」とい
う。)と別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)の商標権者
である原告P1が,従前,被告代表者P2との間で,同人に対して学習塾向け
に同教材の販売を委託する契約を締結するとともに,同教材を複製し,原告商
標と同一又は類似の商標を付して一般家庭に販売することを許諾する内容の契
約を締結していたが,P2による債務不履行行為又は信頼関係破壊行為を理由
として,P2との間で締結した契約をいずれも解除したことから,これら契約
解除後のP2及びP2の事業を承継した被告による同教材の複製販売行為は,
原告らの著作権侵害及び商標権侵害に当たると主張して,被告に対し,これら
侵害行為の差止め,被告の教材の廃棄等並びに著作権侵害及び商標権侵害の不
法行為に基づく損害賠償請求として,上記の解除後である平成16年8月1日
から本件訴訟提起日である平成26年7月8日までの間に原告らに生じた83
1万円の損害賠償金及びこれに対する上記不法行為期間後の平成26年7月3
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年1月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)5210一部認容
損害賠償請求事件 (パック用シート)
被告株式会社再春館製薬所 原告P1
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特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「パック用シート」とする特許権を有する原告が,被告の
製造,譲渡したフェイスマスクが当該発明の技術的範囲に属すると主張して,被告
に対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求として,当該特許の実施料相当
額3900万円と弁護士費用相当額400万円を合計した4300万円及びこれに
対する不法行為後である平成26年1月1日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成27年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)14368一部認容
職務発明対価請求事件
被告株式会社リケン藤井冨弘 原告A
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特許法44条1項 民事訴訟法2条 特許法35条
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実施 | 197回 | 特許権 | 39回 | 無効 | 28回 | 実用新案権 | 7回 |
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[概要] 本件は,被告の従業員であった原告が,被告に対し,3件の特許権に係る職
務発明についての特許を受ける権利を被告に承継させたことによる平成16年
法律第79号による改正前の特許法35条(以下「旧35条」という。)3項
に基づく相当の対価1億1380万7102円及びこれに対する請求日の後で
ある平成23年5月21日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10069控訴棄却
商標権
被控訴人株式会社筑摩書房
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,指定役務を第44類「心理検査」とする「MMPI」の標準文字か
らなる商標(登録第5665842号。以下「本件商標」という。)の商標権
(以下「本件商標権」という。)を有する控訴人が,被控訴人が別紙商品目録
記載1の心理テスト質問用紙(以下「被告質問用紙」という。),同目録記載
2の回答用紙(マークカード)(以下「被告回答用紙」という。)及び同目録
記載3の自動診断システム(パソコン用ソフトウェア)(以下「被告ソフト」
といい,これらを併せて「被告各商品」という。),心理検査の回答結果の診
断解釈サービス(以下「被告サービス」という。)に係る診断結果を記載した
書面(以下「被告診断結果書」という。)並びに被控訴人の管理,運営するウ
ェブサイト(以下「被告ウェブサイト」という。)上の被告質問用紙,被告回
答用紙及び被告サービスに関する広告に別紙被告標章目録記載1ないし5の各
標章(以下「被告各標章」と総称し,それぞれを番号に応じて「被告標章1」
などという。)を付し,被告各商品を販売する行為等が本件商標権の侵害(商
標法(以下「法」という。)37条1号)又は間接侵害(同条4号又は6号)
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10015控訴棄却
特許権 (エクオール含有大豆胚軸発酵物,及びその製造方法)
被控訴人株式会社アドバンスト・メディカル・ケア
株式会社ダイセル
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法123条1項8号 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「エクオール含有大豆胚軸発酵物,及びその製造方法」
とする特許(特許第5946489号。以下「本件特許」という。)に係る特
許権(以下「本件特許権」という。)を有する控訴人が,被控訴人による別紙
被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という。)の生産,販売等が本件
特許権の侵害に当たると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項に基
づく被告製品の生産,譲渡等の差止め及び同条2項に基づく被告製品の廃棄を
求めた事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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令和1(ネ)2739
意匠権
被控訴人株式会社ヨコタ東北
株式会社丸善
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意匠法39条1項 民法709条 民法719条 意匠法40条1項
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侵害 | 25回 | 意匠権 | 22回 | 実施 | 11回 | 損害賠償 | 10回 |
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[概要] 以下で使用する略称は,特に断らない限り,原判決の例による。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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令和2(ネ)1222控訴棄却
不正競争
被控訴人株式会社ザシティ
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民法709条
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[概要] 以下で使用する略称は,特に断らない限り,原判決の例による。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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平成30(ワ)22338請求棄却
特許法74条1項を原因とする特許権移転登録請求事件
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特許法74条1項
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告が原告代表者等と被告の共有に係る特許を
受ける権利について単独で特許出願をして本件特許権の設定の登録を受けたと25
ころ,原告は原告代表者等から本件特許権の持分を譲り受けたなどと主張して,
特許法74条1項所定の移転請求権に基づき,本件特許権の持分2分の1の移
転登録を求める事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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令和2(ワ)1995認容
著作権
原告P1 被告株式会社オプテージ
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著作権法2条1項15号
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[概要] 本件は,自己を被写体とする写真を自ら撮影した原告が,氏名不詳者が被告の提
供するインターネット接続サービスを経由してソーシャルネットワーキングサービ
ス「ツイッター」(以下「ツイッター」という。)に当該写真を使用して別紙投稿
記事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)を投稿したことにより,当該写
真に係る原告の著作権(複製権,翻案権,公衆送信権)及び著作者人格権(同一性
保持権)が侵害されたと主張して,ツイッターの運営会社から開示された IP アド
レスの保有者である被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及
び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙
発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める
事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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令和2(ネ)1492控訴棄却
意匠権
被控訴人株式会社バッファロー
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意匠法39条2項 意匠法39条3項 意匠法39条 意匠法38条1号
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[概要] 以下で使用する略称は,特に断らない限り,原判決の例による。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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令和2(ワ)10932
発信者情報開示請求事件
原告株式会社P1写真事務所 被告エックスサーバー株式会社
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業を営む被告に対し,被告の電気通信設備を用
いて別紙投稿記事目録記載の「投稿記事 URL」により特定される各ウェブサイト
(以下「本件各サイト」という。)に投稿された記事(以下総称して「本件各記
事」という。)中に掲載された各写真画像は,別紙著作物目録記載の各画像(以下25
総称して「原告画像」という。)と同一のものであり,同各掲載によって原告画像
に係る原告の各著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,
本件各記事の投稿を行った者(以下「本件各投稿者」という。)に対する損害賠償請
求権の行使のため,被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件
各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があるとして,特定電気
通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下5
「法」という。)4条1項に基づき,本件各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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平成31(ワ)10623請求棄却
著作権
原告株式会社アイディアイ 被告A
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民法709条 著作権法112条
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[概要] 原告は,各種イベントの企画等を目的とする株式会社であり,被告は,個人
のグラフィック・デザイナーである。株式会社松屋(以下「松屋」という。)25
は,原告に対し,平成31年1月30日から開催されるバレンタイン・イベン
ト(以下「本件イベント」という。)の企画に係る業務を委託し,原告は,被
告に対し,同業務に係るデザイン制作などの業務を再委託した(以下「本件業
務委託契約」という。)が,同イベントの開始前に同契約を打ち切った。これ
に対し,被告は,松屋及び原告に対し,本件イベントに係る制作物の著作権を
主張し,その対価の支払を求める通知(以下「本件通知」という。)をしたと5
ころ,松屋は,同月28日,被告との間で同制作物の対価を支払う旨の合意を
する一方,原告に対しては今後の取引を中止する旨を告げた。
かかる事実関係の下,本件は,原告が,被告に対し,①本件通知によって,
原告と松屋との継続的な契約関係が解消されたことにより,平成31年度以降
も松屋と継続的に取引することに対する期待という法律上保護されるべき利益10
が侵害されたとして,不法行為に基づき,逸失利益及び訴状送達の日の翌日か
ら支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前)所定の年5分の
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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令和2(ワ)26567
著作権
原告ソシエテアレスポンサビレテリミテN.Y.K. 被告Y´ことY
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[概要] 1 原告は,英国法人であるドクターショール社製の白癬菌(水虫)治療キット(以
下「本件商品」という。)をインターネット上で販売したり,ユーチューブで宣
伝したりするに際し,別紙原告説明文目録1及び2記載の商品説明文(以下,「原
告説明文1」などといい,併せて「原告説明文」という。)を使用したところ,被
告から,原告説明文は,被告が本件商品をインターネット上で販売する際に使用25
する別紙被告説明文目録記載の商品説明文(以下「被告説明文」という。)に係
る被告の著作権及び著作者人格権を侵害するものであるとして,損害賠償金30
0万円の支払を請求された。
本件は,以上の事実関係を前提として,原告が,被告に対し,被告説明文に係
る被告の著作権及び著作者人格権侵害に基づく損害賠償債務が存在しないこと
の確認を求める事案である。5
2 前提事実(後掲の各証拠及び弁論の全趣旨により認められる事実。なお,本判
決を通じ,証拠を摘示する場合には,特に断らない限り,枝番を含むものとする。)
(1) 当事者
ア 原告は,「X´」の店舗名で,フランス,日本,アジア及び北米の顧客向
▶判決の詳細
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民事訴訟
昭和45年1月1日
▶概要
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令和3(ワ)2322請求棄却
著作権
原告株式会社ネクストリビューション
X1
X2 被告Y
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著作権法114条2項 民法709条
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[概要] 1 本件は,
(1) 原告会社が,被告が原告会社の著作物であるコスチュームのデザイン画を無25
断で使用して,全く同じデザインのプロレスのコスチュームを制作したことが
原告会社の著作権を侵害すると主張して,被告に対し,民法709条に基づき,
損害賠償金216万4000円の支払を求めるとともに,
(2) 原告らが,被告が実際にはコスチュームの代金につき立替払いをしていない
にもかかわらず,立て替えたかのように装い,原告らから11万5000円を
騙し取ろうとするとともに,期限までに同代金を支払わない場合には,秋元康5
氏の弁護士に依頼して提訴するなどと述べて同代金の支払を強要して脅迫し
たことが不法行為に当たると主張し,被告に対し,民法709条に基づき,各
自,損害賠償金50万円の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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