権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
令和3年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)20121請求棄却
原告A 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 本件は,漫画の著作者である原告が,経由プロバイダである被告に対し,氏
名不詳者らが,各自の端末にダウンロードした上記漫画(ただし,原告はその
一部のみを著作物として主張している。)の電子データの断片を,被告が管理
する特定電気通信設備の送信装置(ただし,当該装置に入力された情報が不特
定の者に送信されるもの。以下同じ。)を介してそれぞれ自動公衆送信し,原25
告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであると主張して,特定電
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「法」という。)4条1項に基づき,上記氏名不詳者らに係る発信者情
報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10133審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告コンコルドバッテリーコーポレイション 被告エルジーエレクトロニクスインコーポレイティド
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商標法50条1項 商標法77条2項 特許法19条 商標法56条1項
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[概要] (以下の各事実につき,被告は特に争わない。)
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)23017一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社グラナーク 被告株式会社イヅミ企画
A
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民法709条
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[概要] 本件は,主に建物損害調査事業及びコンサルティング事業等を営む原告が,
同業者である被告会社の代表取締役である被告Aは,インターネット上のブロ
グにおいて,原告が,顧客の保険金から複数社で利益を分け合い,「余ったカネ」
で「粗末な工事」を行う「怪しい業者」であるなどという虚偽の内容を含む記5
事を投稿し,もって競争関係にある原告の営業上の信用を害する虚偽の事実を
告知し,又は流布する行為(不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1
項21号)をしたことにより,原告は信用毀損及び営業妨害等の損害を被った
などと主張して,被告Aに対しては民法709条又は不競法4条に基づき,被
告会社に対しては会社法350条又は不競法4条に基づき,連帯して,11110
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法159条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年11月25日,発明の名称を「遊技機」とする発明に
ついて,特許出願(特願2016-228517号。以下「本願」という。
甲3)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10035審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法17条の2 特許法159条
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実施 | 74回 | 審決 | 44回 | 進歩性 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年7月6日,発明の名称を「遊技機」とする発明につい
て,特許出願(特願2016-133838号。以下「本願」という。甲6)
をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10037審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
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特許法159条2項 特許法29条1項3号 特許法17条の2 特許法159条
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実施 | 58回 | 審決 | 35回 | 新規性 | 14回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年7月24日に出願した特許出願(特願2014-15
0521号)の一部を分割して,平成28年2月2日,発明の名称を「遊技
機」とする発明について,新たな特許出願(特願2016-18140号。
以下「本願」という。甲2)をした。
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2219一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社タカギ 被告株式会社水環境電池
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民法709条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,原告製の蛇口一体型浄水器に装着することができる被告が製15
造,販売する浄水カートリッジ(別紙被告商品目録記載の各商品。以下,これら
を「被告商品」と総称し,個別の商品を表記する場合には同目録の符号に従い「被
告商品1」などという。)に関する別紙被告ウェブサイト目録記載のウェブサイ
ト(以下,これらを「被告ウェブサイト」と総称し,個別のウェブサイトを表記
する場合には同目録の符号に従い「被告ウェブサイト1」などという。),被告商20
品のパッケージ及び取扱説明書に付された別紙被告表示目録記載1ないし50
の表示(以下,これらを「被告表示」と総称し,個別の表示を表記する場合には
同目録の符号に従い「被告表示1」などという。)は,被告商品の品質を誤認させ
るものであって,そのような被告表示をすることは不正競争防止法(以下「不競
法」という。)2条1項20号に該当すると主張して,被告に対し,不競法3条125
項,2項に基づき,被告ウェブサイト及び被告商品の取扱説明書に付された被告
表示の差止め及び除去,被告商品の譲渡及び引渡しの差止めを求めるとともに,
不競法4条,民法709条に基づき,損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)33289
発信者情報開示請求事件
原告A 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物である写真が被告の提供するプ
ロバイダを経由してインターネット上のウェブサイトに投稿されたことによっ
て,原告の著作権(複製権,公衆送信権)が侵害されたところ,損害賠償請求
権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項所定の発信者情報開示25
請求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)26867
発信者情報開示請求事件
原告X 被告GMOペパボ株式会社
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[概要] 1 本件は,原告が,氏名不詳者がインターネット上のウェブサイトに別紙投稿
記事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)をアップロードし,原告の
著作権(複製権又は翻案権,公衆送信権)を侵害したことが明らかであるなど
と主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,上25
記著作権の侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報(以
下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)15010
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MONOLITHJapan 被告株式会社ジェイコム千葉
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著作権法32条1項
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者がインターネット上のウェブサイトに別紙投稿記
事目録記載の各記事(以下「本件各記事」という。)を掲載し,原告の著作権
(複製権及び公衆送信権)を侵害したことが明らかであるなどと主張して,経由
プロバイダである被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及5
び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,上
記著作権の侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)4521請求棄却
著作権侵害行為差止等請求事件
原告SUGOIKAIGILLC
A 被告株式会社ヴァンガード・マネジメント
B
株式会社サムライヴィジョン
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著作権法112条1項 著作権法114条3項 著作権法27条 著作権法1条
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侵害 | 56回 | 実施 | 10回 | ライセンス | 10回 | 差止 | 9回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告会社が,被告らに対し,著作権(複製権又は翻案権)侵害を理25
由として,原告Aが,被告らに対し,著作者人格権(同一性保持権及び氏名表
示権)侵害を理由として,原告会社が,被告ヴァンガード社及び被告サムライ
ヴィジョン社(以下「被告会社ら」という。)に対し,著作権(翻案権)侵害
を理由として,原告会社が,被告らに対し,不正競争防止法(以下「不競法」
という。)違反を理由として,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)12433
発信者情報開示請求事件
原告株式会社イトクロ 被告エックスサーバー株式会社
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著作権法32条 著作権法27条 著作権法2条1項1号
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[概要] 原告は,原告が著作権を有する記事と同一又は類似の記事を,氏名不詳者
(以下「本件発信者」という。)がウェブサイトにアップロードしたことによ
り,原告の著作権が侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (止痒剤)
原告沢井製薬株式会社 被告東レ株式会社
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特許法123条1項2号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10127審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X1
X2 被告特定非営利活動法人高砂物産協会
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特許法157条2項4号 商標法50条 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条に基づく商標登録取消請求を不成立とした審決の取消訴訟
であり,主な争点は,被告や通常使用権者の販売する商品が,指定商品に該当する
か否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3273請求棄却
差止請求権不存在確認請求事件
原告株式会社しちだ・教育研究所 被告株式会社キャニオン・マインド
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特許法101条1号 特許法36条6項2号 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,原告の製造販売する別紙物件目録記載の製品(以下「原告
製品」という。)は被告の有する特許権に係る特許発明の技術的範囲に属しないと
して,被告に対し,被告が原告に対し本件特許権に基づく原告製品の生産等の差止5
請求権(特許法100条1項)を有しないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10063審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (止痒剤)
原告東レ株式会社 被告特許庁長官
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特許法67条の3 特許法67条2項 特許法29条の2
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[概要] 本件は,存続期間延長登録の出願に対する拒絶査定に係る不服審判請求について,
特許庁がした請求不成立審決の取消訴訟である。争点は,存続期間延長登録の出願
が,平成28年法律第108号による改正前の特許法(以下「旧特許法」という。)
67条の3第1項1号に該当する否かである。
▶判決の詳細
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令和3年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)31675請求棄却
被告A
千代田紡織株式会社(以下「被告会社」といい,被告
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民法719条
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[概要] 本件のうち,第1事件は,原告が,①その元代表取締役であった被告Aが,15
転職先の被告会社において営業秘密の使用又は開示行為(不正競争防止法(以
下「不競法」という。)2条1項7号に規定する行為)をしたことによって,原
告が従前の取引先との取引関係を喪失した旨,及び②被告Aが,原告の取締役
としての任務懈怠行為をした旨を主張して,被告Aに対し,①については,不
競法4条に基づき,また②については会社法423条1項に基づき,取引先喪20
失による逸失利益2958万3000円及び被告Aが退社の意思を示した平成
29年8月1日から同年11月22日までの役員報酬相当額455万円の合計
3413万3000円の損害賠償金並びにこれに対する平成30年11月23
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで,商事法定利率年6分の割合(平
成29年法律第45号による改正前の商法によるもの。以下同じ。)による遅延25
損害金の支払を求めた事案である(上記第1の1)。
また,第2事件本訴は,原告が,被告Aがその転職先の被告会社において営
業秘密の使用又は開示行為(不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1
項7号に規定する行為)をしたことによって,原告が従前の取引先との取引関
▶判決の詳細
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令和3年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)20484請求棄却
原告A 被告株式会社朝日ネット
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[概要] 本件は,漫画の著作者である原告が,経由プロバイダである被告に対し,氏
名不詳者が,各自の端末にダウンロードした上記漫画(ただし,原告はその一
部のみを著作物として主張している。)の電子データの断片を,被告が管理する
特定電気通信設備の送信装置(ただし,当該装置に入力された情報が不特定の
者に送信されるもの。以下同じ。)を介してそれぞれ自動公衆送信し,原告の著25
作権(公衆送信権,送信可能化権)を侵害したことが明らかであると主張して,
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する
法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,上記氏名不詳者に係る発信者情
報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プログラム,情報処理装置及び情報処理方法)
原告株式会社ヴァイタス 被告株式会社レイズ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「プログラム,情報処理装置及び情報処理方法」と
する発明に係る特許(特許第6309504号。請求項の数7。以下「本件5
特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム)
原告株式会社ヴァイタス 被告株式会社レイズ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「情報処理装置,情報処理方法,情報処理プログラ
ム,端末装置およびその制御方法と制御プログラム」とする発明に係る特許5
(特許第6407464号。請求項の数10。以下「本件特許」という。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38486
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社アリトンシステム研究所 被告株式会社ESTcorporation
A
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著作権法113条2項 民法166条1項 著作権法112条1項 著作権法2条1項15号
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ライセンス | 146回 | 損害賠償 | 62回 | 侵害 | 57回 | 許諾 | 46回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙1プログラム目録記載1及び2の各プログラム(以下,併せて
「本件プログラム」という。)の著作権者である原告が,医師会等からの委託を
受けて保険請求を代行する業者である被告株式会社EST corporat5
ion(以下「被告会社」という。)及び被告会社の代表取締役である被告A
(以下「被告A」という。)に対し,被告会社が本件プログラムをその使用許諾
契約に反する態様により使用したと主張して,以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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令和3年3月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)20127請求棄却
原告株式会社YH-Gカンパニー
A(以下「原告A」といい,原告会社 被告株式会社アニバーサリー
B
C
D(以下「被告D」といい,被告B,
E(以下「被告E」といい,被告会
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民法709条
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[概要] 本件の本訴は,生命保険の募集に関する業務等を目的とする会社である原告25
会社及びその代表者である原告Aが,原告会社の従業員であった被告B,同C
及び同D並びに,原告会社の関係会社の業務委託先であった被告Eにおいて,
被告Bらの在職中に被告会社を設立し,その後,原告Aに対し継続的に恐喝行
為を行って,原告会社取扱いの保険契約を被告会社に移管する合意を強要し,
顧客名簿のデータを搭載したパソコンを含む原告会社の備品及び原告Aの所有
物を窃取し,原告会社の取引先である保険会社に対し原告会社の信用を毀損す5
る内容の告知を行う等して,原告会社に対し営業上の損害を与え,また,原告
Aに対し財産的及び精神的損害を与えたが,これらの行為は,原告会社との関
係では営業秘密の不正取得(不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1
項4号,5号)及び信用毀損(同21号)の不正競争行為に当たり,また,原
告会社及び原告Aとの関係では不法行為を構成する旨を主張して,原告会社が,10
被告らに対し,不競法4条,民法709条,同法719条に基づき損害賠償金
4235万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成29年11月1日
から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (路面切削用の自走式道路切削機,特に大型切削機,および路面切削の方法)
原告ヴィルトゲンゲゼルシャフトミットベシュレンクテ 被告範多機械株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年3月8日(優先日平成24年3月8日(以下「本件優
先日」という。),優先権主張国ドイツ)を国際出願日とする特許出願(特願
2013-46747号)の一部を分割して,平成26年8月1日,発明の10
名称を「路面切削用の自走式道路切削機,特に大型切削機,および路面切削
の方法」とする発明について新たな特許出願(特願2014-157748
号)をし,平成28年11月11日,特許権の設定登録(特許第60388
46号。請求項の数14。)を受けた。(甲17)
(2) 被告は,平成30年12月4日,上記特許のうち請求項1ないし6及び115
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19880
発信者情報開示請求事件
原告X 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 1 本件は,漫画家である原告が,電気通信事業を営む被告に対し,別紙発信端20
末目録記載の発信端末の利用者(以下,これらの利用者を,同目録の番号に従
い,「本件発信者1」などという。)が,被告の提供するインターネット接続
サービスを介し,原告が執筆した漫画の電子データをP2P型のファイル共有
ソフト「BitTorrent」を用いて送信又は送信可能化したことにより,
上記漫画に係る原告の著作権(公衆送信権,送信可能化権)を侵害したことが25
明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1
項に基づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の各情報(以
下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (加除圧制御システム及びその制御方法並びに血管強化方法)
原告X 被告KAATSUJAPAN株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] (以下,書証については,単に「甲1」などと略記する。)
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月18日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10022控訴棄却
音楽教室における著作物使用にかかわる請求権不存在確認請求控訴事件
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著作権法22条 著作権法21条 著作権法26条の2 著作権法2条5項
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[概要] (以下,略称は,特に断りのない限り,原判決に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10052控訴棄却
特許権持分一部移転登録手続等請求控訴事件 (癌治療剤)
被控訴人小野薬品工業株式会社
Y
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特許法74条1項 特許法2条1項
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特許権 | 23回 | 実施 | 19回 | 損害賠償 | 6回 | 優先権 | 5回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,特許権者を被控訴人ら両名として設定登録された,発明
の名称を「癌治療剤」とする特許(特許第5885764号。請求項の数18。
以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」
という。)に係る発明(以下「本件発明」という。)の共同発明者であり,本件
特許は,共同出願違反によりされた旨主張して,被控訴人らに対し,控訴人が
本件発明の発明者であることの確認及び特許法74条1項に基づく本件特許権
の持分各4分の1の移転登録手続を求めるとともに,被控訴人らによる上記共
同出願違反の特許出願が控訴人に対する不法行為を構成する旨主張して,共同
不法行為に基づく損害賠償として1000万円及びこれに対する不法行為の後
の訴状送達の日の翌日(被控訴人小野薬品につき平成29年9月5日,被控訴
人Yにつき同月3日)から各支払済みまで平成29年法律第44号による改正
前の民法(以下,単に「民法」という。)所定の年5分の割合による遅延損害金
の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和3年3月17日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)5211請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社タカギ 被告合同会社グレイスランド
株式会社好友印刷
Y
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民法709条
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[概要] 1 本件は,蛇口一体型浄水器及びその交換用浄水カートリッジを製造及び販売
する原告が,原告製浄水器の交換用浄水カートリッジをインターネットショッ25
ピングモールにおいて販売する被告らに対し,被告らの使用する「タカギ社製」
を横書きして成る標章(以下「被告標章」という。)が,周知である原告の標
章と同一又は類似し,需要者に混同を生じさせるものであって,不正競争防止
法(以下「不競法」という。)2条1項1号所定の不正競争行為に該当すると
主張し,不競法4条,民法709条,719条前段に基づき,損害賠償金10
80万7500円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和2年3月15
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10140審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信回線を用いた情報供給システム)
原告イッツ・コミュニケーションズ株式会社 被告株式会社アイペックス
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実施 | 35回 | 審決 | 33回 | 新規性 | 12回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
⑴ 被告は,発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする発明
について,平成13年6月22日を出願日とする国際特許出願(PCT/JP
01/05380)に係る国内移行の特許出願(特願2002-505473
号,以下「原出願」という。)をしたが,平成15年4月18日,原出願の
一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-114428号)をし,10
さらに,平成15年8月13日,同出願の一部を新たな特許出願とした出願
(特願2003-207491号)をし,さらに,平成15年12月17日,
同出願の一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-419617号)
をした上で,さらに,平成17年2月15日,同出願の一部を新たな特許出
願とした出願(特願2005-37078号,以下「本件出願」という。)15
をし,同年7月22日,その設定登録(特許第3701962号。請求項の
数2。)を受けた(甲2,3,13,15,79。以下この登録を受けた特
許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年3月23日,本件特許について特許無効審判を請求し
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信回線を用いた情報供給システム)
原告イッツ・コミュニケーションズ株式会社 被告株式会社アイペックス
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
⑴ 被告は,発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする発明
について,平成13年6月22日を出願日とする国際特許出願(PCT/JP
01/05380)に係る国内移行の特許出願(特願2002-505473
号,以下「原出願」という。)をしたが,平成15年4月18日,原出願の
一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-114428号)をし,10
さらに,平成15年8月13日,同出願の一部を新たな特許出願とした出願
(特願2003-207491号)をし,さらに,平成15年12月17日,
同出願の一部を新たな特許出願とした出願(特願2003-419617号)
をした上で,さらに,平成17年2月15日,同出願の一部を新たな特許出
願とした出願(特願2005-37081号,以下「本件出願」という。)15
をし,同年7月22日,その設定登録(特許第3701963号。請求項の
数1。)を受けた(甲2,3,17,83。以下この登録を受けた特許を「本
件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年3月23日,本件特許について特許無効審判を請求し
▶判決の詳細
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著作権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10046
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人株式会社サイバーエージェント
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,メールマガジンを配信し,原判決別紙著作物目録記載の文章で
ある著作物(以下「本件著作物」という。)の著作権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10075審決取消訴訟
審決取消請求事件 (包装体及び包装体の製造方法)
原告東洋紡株式会社
二葉化成株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条1項
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[概要] 本件は,特許異議審判請求を認容した異議の決定に対する取消訴訟である。争点
は,進歩性の有無(一致点及び相違点の認定,相違点に係る容易想到性の判断の当
否)である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年3月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6015一部認容
不当利得返還請求事件
原告株式会社ヤマゼン 被告株式会社アクトリー
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許諾 | 213回 | 実施 | 166回 | 特許権 | 129回 | 無効 | 18回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,選択的に,①特許実施許諾契約(以下「本件許諾
契約」という。)の債務不履行による解除に基づく原状回復請求として,支払済み
の実施料(以下「本件実施料」という。)1億5750万円の一部である9187
万5000円の返還及びこれに対する本件実施料の最終支払日である平成22年1
月13日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以5
下同じ。)所定の年5分の割合による利息の支払(以下「請求1」という。),又
は②本件許諾契約締結に際し虚偽の説明により原告を誤信させるなどして本件実施
料を支払わせた不法行為に基づく1億5750万円の損害賠償及びこれに対する不
法行為後の日である平成18年3月31日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払(以下「請求2」という。)を求める事案である。10
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社トントゥシステム 被告株式会社エス・エム・エス
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商標法4条1項11号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件商標
原告は,別紙1記載の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1)。
2 特許庁における手続の経緯
被告が,本件商標についての商標登録無効審判請求をしたところ,特許庁は,同
請求を無効2019-890048号事件として審理し,令和2年9月1日,「登録
第6080658号の指定役務中,第35類「運動・健康の分野における商品の展
示会又は見本市の企画・運営,健康食品及び化粧品の販売促進のための展示会の企
画・運営又は開催,健康管理の利用に関する統計の編集,健康食品・サプリメント・
健康関連商品の販売に関する情報の提供,健康管理および美容に関する広告の企画
又は助言」及び第44類「健康及び健康管理に関する情報の提供並びに指導及び助
言,健康診断及びこれに関するコンサルティング,インターネットを利用した健康
管理に関する情報の提供」についての登録を無効とする。その余の指定役務につい
ての審判請求は成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その
謄本は,同月11日,原告に送達された。
3 本件審決の理由の要点
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社トントゥシステム 被告株式会社エス・エム・エス
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商標法4条1項11号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件商標
原告は,別紙1記載の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1)。
2 特許庁における手続の経緯
被告が,本件商標についての商標登録無効審判請求をしたところ,特許庁は,同
請求を無効2019-890048号事件として審理し,令和2年9月1日,「登録
第6080658号の指定役務中,第35類「運動・健康の分野における商品の展
示会又は見本市の企画・運営,健康食品及び化粧品の販売促進のための展示会の企
画・運営又は開催,健康管理の利用に関する統計の編集,健康食品・サプリメント・
健康関連商品の販売に関する情報の提供,健康管理および美容に関する広告の企画
又は助言」及び第44類「健康及び健康管理に関する情報の提供並びに指導及び助
言,健康診断及びこれに関するコンサルティング,インターネットを利用した健康
管理に関する情報の提供」についての登録を無効とする。その余の指定役務につい
ての審判請求は成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その
謄本は,同月11日,原告に送達された。
3 本件審決の理由の要点
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)7207一部認容
民事訴訟 特許権 (真空洗浄装置および真空洗浄方法)
原告株式会社IHI機械システム
株式会社IHI 被告高砂工業株式会社
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特許法102条2項 特許法44条2項 特許法100条1項
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実施 | 68回 | 特許権 | 47回 | 分割 | 34回 | 進歩性 | 23回 |
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[概要] 1 本件は,いずれも発明の名称を「真空洗浄装置および真空洗浄方法」とする
特許第6043888号(以下「本件特許権1」という。)及び第5976820
58号(以下「本件特許権2」という。)の各特許権(以下「本件各特許権」
という。)を共有する原告らが,別紙1物件目録記載の製品(以下「被告製品」
という。)は,本件特許権1の請求項1(以下「本件発明1」という。)及び
本件特許権2の請求項1(以下「本件発明2」という。)の各発明(以下「本
件各発明」という。)の技術的範囲に含まれるものであるから,被告による被25
告製品の製造販売は,本件各特許権の侵害に当たるとして,被告に対し,特許
法100条1項に基づき,被告製品の製造販売等の差止めを求め,同条2項に
基づき,被告製品及びその半製品の廃棄を求めるとともに,原告らの本件各特
許権の持分割合に応じ,民法709条に基づき,不法行為に対する損害の賠償
及び被告製品の最終の売上日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号
による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ5
る。
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに掲記した証拠及び弁論の全趣旨
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月8日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10035控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (美容器)
被控訴人株式会社MTG
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法44条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「美容器」とする特許(特許第6121026号,本
件特許)の特許権者である被控訴人が,原判決別紙被告製品目録記載1ないし
6の各美容器(被告各製品)はいずれも本件特許の特許請求の範囲の請求項1
に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属し,控訴人による被告各製品の製造,
使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入又は譲渡若しくは貸渡しの申出は本件
特許権を侵害すると主張して,本件特許権に基づき,被告各製品の製造,使用,
譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入又は譲渡若しくは貸渡しの申出の差止め(特
許法100条1項)を求め,上記侵害行為を組成したものであるとして,被告
各製品,その半製品及び製造のための金型の廃棄(特許法100条2項)を求
めるとともに,不法行為による損害賠償請求(民法709条及び特許法102
条2項)として,損害賠償金1億0089万6455円の一部である5000
万円及びうち885万0600円に対する平成29年10月4日(訴状送達の
日の翌日)から,うち4114万9400円に対する令和元年7月3日(令和
元年6月27日付け訴えの変更申立書送達の日の翌日)から各支払済みまでそ
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月4日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10045控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ドットパターン)
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特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法39条2項
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[概要] (以下,略称は,特に断りのない限り原判決に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10034審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ボール配列用マスクの製造5方法)
原告アテネ株式会社 被告株式会社ボンマーク
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成27年6月8日,発明の名称を「ボール配列用マスクの製造5
方法」とする発明について特許出願(特願2015-115779。以下「本
件特許出願」という。)をし,平成30年3月9日,特許権の設定登録(特許
第6302430号。請求項の数3。)を受けた(甲31。以下,この特許を
「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成30年11月29日,本件特許のうち,請求項1に係る特許10
を無効にすることを求めて審判の請求をした(甲13)。
特許庁は,上記請求を無効2018-800134号事件として審理を行
った。
⑶ 被告は,平成31年3月5日付けで,本件特許の特許請求の範囲の請求項
▶判決の詳細
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著作権
令和3年2月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)23327
発信者情報開示請求事件
原告A 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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[概要] 1 本件は,原告が,電気通信事業等を営む被告に対し,「B」と題する漫画作品
(2巻まで刊行されており,以下,同作品の1巻及び2巻の全体を「本件漫画
作品」という。)のうち,その1巻の冒頭部分に当たる別紙3著作物目録記載1
ないし5の各画像(以下「本件著作物」という。)を複製して作成された画像デ
ータ(以下「本件共有画像」という。)が,被告の電気通信設備を経由して,P20
2P方式のファイル共有ソフトウェアであるBitTorrentのネットワ
ーク上に送信(アップロード)されて送信可能化された上,同ネットワークを
介して自動公衆送信されたこと(以下,この一連の行為を「本件共有行為」と
総称する。)によって,本件著作物に係る原告の著作権(送信可能化権及び自動
公衆送信権)が侵害されたことが明らかであるとした上で,本件共有行為を行25
ったBitTorrentのユーザー(以下「本件共有者」という。)に対する
損害賠償請求権の行使のため,被告が保有する別紙1発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由がある
として,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,本
▶判決の詳細
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