権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和1年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10084審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方法)
被告大和製罐株式会社鮫島正洋 原告バロークスプロプライアタ
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「アルミニウム缶内にワインをパッケージングする
方法」とする発明について,平成14年6月5日(優先日平成13年9月2
8日(以下「本件優先日」という。),優先権主張国オーストラリア)を国
際出願日とする特許出願(特願2003-532366号。以下「本件出願」
という。)をし,平成17年4月15日,特許権の設定登録(特許第366
8240号。請求項の数15。以下,この特許を「本件特許」という。甲1
29,163)を受けた。
(2) 被告は,平成28年4月6日,本件特許について特許無効審判の請求(無
効2016-800043号事件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)3277一部認容
損害賠償請求事件
被告日本知財開発株式会社
株式会社ジンム
P2
P4
P5
P6
P7
P8
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特許法98条1項
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特許権 | 90回 | 侵害 | 19回 | 損害賠償 | 14回 | 実施 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,被告らが一体となって原告に対し地盤工法やナ
ビゲーションシステムに関する特許権の共有持分を購入すれば近日中に大幅に価値15
が上がる等と嘘を言って勧誘し,特許権持分の購入代金名下に不法に多額の金員を
支払わせたとして,共同不法行為ないし会社法429条1項に基づく損害賠償請求
として,9032万円及びこれに対する平成29年3月8日(最後の不法行為の日)
から支払済みまでの遅延損害金の連帯支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年8月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)8272請求棄却
損害賠償等請求事件
被告時代健康研究株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 意匠法3条1項1号 意匠法3条2項 意匠法37条1項
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意匠権 | 38回 | 無効 | 31回 | 無効審判 | 14回 | 侵害 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が別紙被告商品目録表示のそうめん流し器「素麺物
語」(以下「被告商品」という。)を販売等した行為に関し,以下の各請求をする
事案である。5
(1) 意匠権に関する請求(主位的請求)
原告は,被告商品の意匠(以下「被告意匠」という。)は別紙意匠権目録記載の
原告の意匠権(以下「本件意匠権」という。)に係る意匠(以下「本件登録意匠」
という。)に類似するものであり,被告の上記行為は本件意匠権を侵害するとして,
被告に対し,以下の各請求をする。10
ア 意匠法37条1項に基づく被告商品の販売等の差止請求(前記第1の1)
イ 同条2項に基づく被告商品の廃棄請求(同2)
ウ 本件意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償金636万0810円及びこれ
に対する不法行為後の日である平成29年9月20日(訴状送達の日の翌日。以下
同じ。)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払請求15
(同3)
(2) 不正競争防止法に関する請求
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10023控訴棄却
不正競争行為差止請求控訴事件
控訴人ナップエンタープライズ株式会社中川雅之 被控訴人株式会社エス・オー・ダブリュー大塚智倫
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特許法1条 不正競争防止法2条1項15号
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[概要] 1 本件は,イヤホンに装着するイヤーパッドを控訴人(1審被告)から購入し
た上でイヤホンの製造,販売等を行っている被控訴人(1審原告)が,控訴人におい
て,被控訴人による前記イヤホンの製造,販売等は控訴人の保有する本件特許権1
及び本件意匠権(本件知的財産権)並びに本件特許権2を侵害するものである旨を,
その開設するウェブサイト上に記事として掲載し,また,被控訴人の取引先に告知
したこと(本件行為)は,不正競争防止法2条1項15号(平成30年法律第33号
による改正後の2条1項21号)に定める不正競争行為に該当すると主張して,控
訴人に対し,同法3条1項による差止請求権に基づき,本件行為の差止めを求めた
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10164審決取消訴訟
審決取消請求事件 (酸味のマスキング方法)
被告三栄源エフ・エフ・アイ株式会社小林幸夫 原告盐城捷康三氯蔗糖制造有限公司
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成9年2月12日,発明の名称を「酸味のマスキング方法」とする
特許の出願をし,平成19年2月16日に特許権の設定登録を受けた(特許第39
16281号。請求項の数は2である。以下「本件特許」という。甲33)。
⑵ 原告は,平成26年7月9日,本件特許について無効審判の請求をし,特許
庁は,上記請求を無効2014-800118号事件として審理した。
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特許権
令和1年8月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2554
特許権侵害差止等請求事件
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特許法104条の3 特許法17条の2 特許法2条3項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,交差連結具に関する特許権を有する原告が,被告に対し,被告の製造・
販売する製品が原告の特許権を侵害したと主張し,特許法100条に基づき,被告
製品の製造,販売等の差止め及び被告製品の廃棄を求め,並びに,損害賠償(特許
法102条2項,民法709条)として2364万円及びうち1300万円につい25
ては不法行為の後の日である訴状送達の日(平成30年3月31日)の翌日から,
うち1064万円については本件訴え変更の申立書送達の日(平成31年3月22
日)の翌日から支払済みまでの遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (三次元リアルタイムMR画像誘導下手術システム)
被告特許庁長官高見重雄 原告国立大学法人滋賀医科大学
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年9月16日,発明の名称を「三次元リアルタイムMR
画像誘導下手術システム」とする発明について,特許出願(特願2011-
203232号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10092請求棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人兼被
株式会社カンバス 被控訴人兼控訴人株式会社フェイス
兼控訴人Y
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[概要] 1 本件は,一審原告が,(1)一審被告Yが,一審原告の営業秘密である,「SS
TG1」との名称の字幕制作ソフトウェア(以下「原告ソフトウェア」という。)を
構成するプログラムのソースコード(以下「本件ソースコード」という。原判決別
紙物件目録2-1)を,正当な権限なく一審原告から持ち出して一審被告フェイス
に開示し,又は開発担当者として保有していた本件ソースコードを不正の利益を得
る目的で一審被告フェイスに開示したこと,(2)一審被告フェイスが,本件ソースコ
ードの前記(1)の不正取得又は不正開示を知りながら字幕制作ソフトウェアである
原判決別紙物件目録1記載のソフトウェア(名称は「Babel」。以下「被告ソフ
トウェア」という。)の制作に当たって本件ソースコードを取得又は使用したことは,
不競法2条1項4号,5号,7号及び8号に規定する不正競争行為のいずれかに該
当することを理由として,一審被告らに対し,不競法3条1項及び2項に基づき,
①被告ソフトウェアの生産・使用等の差止め,②被告ソフトウェアのプログラムを
収納した記憶媒体の廃棄,③本件ソースコードの使用の差止め,④本件ソースコー
ドの全部又は一部を記録した記憶媒体の廃棄,⑤原告ソフトウェアに含まれるファ
イル「Template.mdb」を利用して原告ソフトウェアとの互換性を確保
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10128審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (多色ペンライト)
被告ターンオン有限会社飯田和彦 原告株式会社ルイファン・ジャパン栁澤俊貴
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「多色ペンライト」とする発明に係る特許権(特許第56
08827号。以下「本件特許権」といい,本件特許権に係る特許を「本件特許」
という。)の特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無(引用発明の認定,一致点及び相違点の認定及び相違点に係る判断の当否)
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年8月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (油冷式スクリュ圧縮機)
被告株式会社神戸製鋼所松井保仁 原告株式会社前川製作所金子明
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特許法153条2項 特許法29条1項3号
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刊行物 | 25回 | 新規性 | 25回 | 審決 | 22回 | 進歩性 | 16回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,新規
性,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10016控訴棄却
競業差止請求控訴事件
控訴人株式会社リリ-ラッシュ 被控訴人Y大場規安
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不正競争防止法2条1項4号
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[概要] 1 本件は,東京都国分寺市内でまつげエクステサロンを営む控訴人が,元従業
員である被控訴人が,控訴人を退職後に同市内のまつげエクステサロンで就労
したことは,被控訴人と控訴人の間の競業禁止の合意に反し,また,控訴人の
営業秘密に当たる控訴人の顧客2名の施術履歴を取得したことは不正競争行為
(不正競争防止法2条1項4号,5号又は8号)に当たるとして,被控訴人に
対し,主位的には上記合意,予備的には不正競争防止法に基づき,退職後2年
間の同市内におけるアイリスト業務への従事の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10026控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社幻戯書房
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民事訴訟法179条 民事訴訟法2条 著作権法115条 著作権法12条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,編集著作物である原判決別紙書籍目録記載の書籍(本
件書籍)の編集著作者であるところ,被控訴人による本件書籍の複製及び販
売は,控訴人の有する編集著作物に係る編集著作権(複製権及び譲渡権)及
び著作者人格権(氏名表示権)を侵害する行為である旨主張して,被控訴人
に対し,著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償金215
万2000円(印税相当額の損害15万2000円及び慰謝料200万円の
合計額)及びこれに対する不法行為の日である平成24年12月9日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるととも
に,著作権法115条に基づき,編集著作者としての名誉及び声望の回復措
置として謝罪広告等の掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10037審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法4条1項8号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年5月23日,以下の商標登録出願をした(商願201
7-69467号。以下「本願商標」という。甲20)。
商標の構成:別紙のとおり
指定商品:第14類「貴金属製置物,キーホルダー,身飾品(「カフスボタ
ン」を除く。),ペンダント,バングル,指輪,ブローチ,ネッ
クレス,チェーン(宝飾品),ブレスレット,ピアス,貴金属製
のベルト飾り,カフスボタン,身飾品用留め金具,時計,宝飾
品用チャーム」
第18類「かばん金具,がま口口金,蹄鉄,かばん類,袋物,
財布,カード入れ,かばん用ベルト,携帯用化粧道具入れ,傘,
ステッキ,つえ,つえ金具,つえの柄,革ひも」
第25類「男性用・女性用及び子供用の被服,カフス,ガータ
ー,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物」
⑵ 原告は,平成30年2月26日付けの拒絶査定(甲23)を受けたため,
▶判決の詳細
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不正競争
令和1年8月7日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10029控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人朋和産業株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は,被控訴人から食品の包装フィルムのデザインを受託していた控訴人
が,被控訴人の営業上の信用を害する虚偽の事実を被控訴人の取引先に告知し
たとして,被控訴人が,控訴人に対し,主位的に不正競争防止法(不競法)4
条,予備的に民法709条に基づき,損害賠償金550万円(慰謝料500万
円及び弁護士費用相当損害金50万円の合計)及びこれに対する不法行為の日
である平成30年3月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10160審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
被告株式会社MTG 原告株式会社ファイブスター西村啓
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「美容器」とする発明に係る特許権(特許第612102
6号(請求項の数4。)。以下「本件特許権」といい,本件特許権に係る特許を「本
件特許」という。)の特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点
は,本件特許権の特許発明1~4の進歩性の有無(本件特許発明の認定の誤り,引
用発明等の認定の誤り,一致点及び相違点の判断の誤り,相違点に係る判断の当否)
である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)8400
発信者情報開示請求事件
被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 原告創価学会
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告の提供するインターネット接続サービスを介してイン25
ターネット上のウェブサイトに投稿された別紙投稿記事目録記載の投稿記事
(以下「本件記事」という。)中の写真は,原告が著作権を有する別紙写真目録
の写真(以下「本件写真」という。)と実質的に同一のものであるから,本件記
事を投稿した行為は本件写真に係る原告の著作権(公衆送信権)を侵害するも
のであることが明らかであるとして,経由プロバイダである被告に対し,特定
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法5
律(以下「法」という。)4条1項に基づき,本件記事の投稿に関する別紙発信
者情報目録記載の情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10002審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エンジンと多目的ファンモーター)
被告特許庁長官堀川一郎 原告X
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特許法17条の2 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①補正における新規事項の追加の有無,②明確性要件違反の有無,
③実施可能要件違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)41474請求棄却
特許権に基づく損害賠償請求事件 (タンパク質を抽出する混合液)
原告A
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特許法102条3項 特許法29条1項2号 特許法70条1項
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[概要] 本件は,タンパク質を抽出する混合液の特許に係る特許権者である原告が,
被告の製造販売に係るクレンジングオイルは,上記特許に係る特許請求の範囲25
に記載された構成を充足するものであり,その特許発明の技術的範囲に属する
ものであるところ,被告の上記製造販売に因り原告に2億4150万円の損害
が生じた旨主張して,被告に対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求
権に基づき,上記の一部請求として1000万円及びこれに対する訴状送達日
の翌日である平成29年12月20日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。5
▶判決の詳細
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著作権
令和1年7月25日 大阪高等裁判所 棄却
▶概要
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平成31(ネ)500控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)有限会社ローテックジャパン 控訴人(一審原告)SNY株式会社 被控訴人(一審被告)有限会社ローテックジャパン
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著作権法2条1項1号
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[概要] 1 控訴人の請求及び訴訟の経過
本件は,いずれもコンタクトレンズ販売店の経営等を行う会社である控訴人
と被控訴人の間の損害賠償請求の事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10005控訴棄却
特許権侵害行為差止請求控訴事件 (骨切術用開大器)
控訴人HOYATechnosurgical 被控訴人オリンパステルモバイオマテリアル
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,名称を「骨切術用開大器」とする発明に係る特許権(特許第47
36091号)を有する被控訴人が,控訴人が製造,貸渡し及び貸渡しの申
出をしている原判決別紙物件目録記載の骨切術用開大器(被告製品)は,上
記特許権の請求項1及び2に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属すると
して,控訴人に対し,特許法100条1項に基づく被告製品の製造,貸渡し
及び貸渡しの申出の差止め,並びに,同条2項に基づく被告製品の廃棄を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年7月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10017審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告三谷セキサン株式会社
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成27年11月11日,別紙の立体商標(以下「本願商標」と
いう。)について,商品区分第19類(金属製でない建築材料)に属する
「コンクリート製杭」(以下「本願指定商品」という。)を指定商品として,
商標登録出願(商願2015-110645号)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月24日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10013控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件
控訴人X1
X2
ら 被控訴人徳山積水工業株式会社
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特許法35条3項 特許法35条1項 特許法35条
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[概要] 1 本件は,控訴人らが,被控訴人に対し,本件特許に関して,特許法35条
(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下同じ。)3項に基づき,
特許を受ける権利を被控訴人に譲渡したことにより被控訴人が受けるべき利益
を基礎とする相当の対価1億5000万円(うち控訴人X1につき1億350
0万円,控訴人X2につき1500万円)及びこれに対する訴状送達日の翌日
である平成29年4月20日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10131等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医薬品相互作用チェック装置)
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特許法29条1項2号
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審決 | 104回 | 無効 | 47回 | 進歩性 | 43回 | 実施 | 13回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,名称を「医薬品相互作用チェック装置」とする発明に係る特許
権(特許第4537527号。出願日 平成12年3月28日,設定登録日
平成22年6月25日。請求項の数9。以下,「本件特許権」といい,同特
許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲43)。
被告らは,平成26年1月22日,本件特許につき訂正審判請求をし,同
年3月5日付けで請求成立の審決がされた(以下,この訂正を「本件訂正」
という。)(乙14)。
(2) 原告は,平成29年3月9日,本件特許につき特許庁に無効審判請求をし,
特許庁は上記請求を無効2017-800032号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10055審決取消訴訟
審決取消請求事件 (散乱光式煙感知器)
被告能美防災株式会社鷹見雅和 原告ホーチキ株式会社安井友章
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特許法164条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,名称を「散乱光式煙感知器」とする発明に係る特許権(特許第4
010455号。平成15年4月24日出願(以下「本件出願日」という。),
平成19年9月14日設定登録。請求項の数8。以下,「本件特許権」とい
い,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲4
4)。
(2) 被告は,平成28年6月29日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は上
記請求を無効2016-800079号事件として審理した。原告は,同年
9月23日付けで本件特許の特許請求の範囲につき訂正請求した(以下「本
件訂正」という。)。
(3) 特許庁は,平成30年3月19日,「特許第4010455号の特許請求
の範囲を訂正請求書に添付された訂正明細書の特許請求の範囲のとおり,訂
正後の請求項〔1-8〕について訂正することを認める。特許第40104
55号の請求項1ないし6,8に係る発明についての特許を無効とする。特
許第4010455号の請求項7に係る発明についての審判請求は,成り立
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10019控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (住宅地図)
控訴人生活地図株式会社藤松文 被控訴人ヤフー株式会社木村広行
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特許法101条1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「住宅地図」とする発明についての特許(特許第37
99107号。請求項の数1。以下,この特許を「本件特許」といい,本件特
許に係る特許権を「本件特許権」という。)の専用実施権を有していた控訴人
が,被控訴人がユーザ端末にインストールされているWebブラウザを介して
ユーザ端末のディスプレイに地図を表示できるようにしたプログラム(以下「被
告地図プログラム」という。)を製作し,ユーザの求めに応じて被告地図プロ
グラムによってユーザ端末のディスプレイに原判決別紙物件目録記載の電子地
図(以下「被告地図」という。)を表示させる行為が,本件特許権の専用実施
権の侵害(直接侵害)に該当し,又は被控訴人による被告地図プログラムの製
作が上記専用実施権の間接侵害(特許法101条1号)に該当する旨主張して,
被控訴人に対し,専用実施権侵害の不法行為に基づく損害賠償として平成22
年9月7日から平成28年4月28日までの間の損害額の一部である1億円及
びこれに対する平成29年10月18日(不法行為の後で,訴状送達の日の翌
日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10145審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (海生生物の付着防止方法およびそれに用いる付着防止剤)
被告三菱瓦斯化学株式会社
株式会社片山化学工業研究所
ナルコジャパン合同会社
ら
ら 原告内外化学製品株式会社高松政裕
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,平成27年8月4日,発明の名称を「海生生物の付着防止方法
およびそれに用いる付着防止剤」とする発明について,特許出願(特願20
15-154203号,優先権主張同年4月15日(以下「本件優先日」と
いう。)。以下「本件出願」という。)をし,平成28年2月12日,特許
権の設定登録(特許第5879596号。請求項の数4。以下,この特許を
「本件特許」という。乙10)を受けた。
(2) 原告は,平成29年12月4日,本件特許について特許無効審判を請求し
た。
特許庁は,上記請求を無効2017-800145号事件として審理を行
い,平成30年9月11日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月21日,原告に送
達された。
(3) 原告は,平成30年10月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を
提起した。
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特許権
令和1年7月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10133審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (1-[(6,7-置換―アルコキシキノキサリニル)アミノカルボニル]-4-(ヘテロ)アリールピペラジン誘導体)
被告特許庁長官 原告レクサンファーマシューティカルズ
コーリアリサーチインスティテュート
ら
ら
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特許法126条1項 特許法126条6項 特許法36条5項 特許法128条
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審決 | 23回 | 実施 | 12回 | 拒絶査定不服審判 | 8回 | 特許権 | 2回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,発明の名称を「1-[(6,7-置換―アルコキシキノキサリ
ニル)アミノカルボニル]-4-(ヘテロ)アリールピペラジン誘導体」と
する発明について,平成17年10月18日(優先日平成16年11月17
日,優先権主張韓国)を国際出願日とする特許出願(特願2007-542
886号。以下「本件出願」という。)をし,平成29年3月3日,特許権
の設定登録(特許第6097946号。請求項の数8。以下,この特許を「本
件特許」という。甲2,19)を受けた。
(2) 原告らは,平成29年11月20日,請求項1ないし8を一群の請求項と
して,請求項1を訂正し,請求項2ないし5を削除する旨の訂正審判(訂正
2017-390124号事件)を請求したが(甲3),平成30年1月5
日付けの訂正拒絶理由通知(甲6)を受けたため,同年3月1日付けの意見
書(甲7)を提出した。
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特許権
令和1年7月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)7456請求棄却
職務発明対価金請求事件
被告株式会社イサミ
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特許法35条3項 実用新案法11条3項
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[概要] 1 本件は,被告の従業員であった原告が,在職中にした3件の商品開発に係る20
職務発明又は職務考案(以下「職務発明等」という。)につき,特許又は実用新案
登録を受ける権利(以下「特許等を受ける権利」という。)を被告にそれぞれ譲渡
したとして,被告に対し,特許法35条3項(平成27年法律第55号による改正
前のもの。以下同じ),実用新案法11条3項に基づき,上記各譲渡に対する相当
対価の合計額1084万7046円及びこれに対する平成30年10月4日(訴状25
送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を請求す
る事案である。
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特許権
令和1年7月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)4311一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社アイラッシュガレージ
株式会社ビューティガレージ
ら補佐人弁理士松下昌弘
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特許法102条2項 特許法102条4項 特許法100条1項 特許法102条3項
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損害賠償 | 34回 | 侵害 | 32回 | 実施 | 29回 | 特許権 | 22回 |
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[概要] 本件は,アイメイク施術台に関する特許を有する原告が,被告らに対し,被告ら
が販売し又は販売の申出をする製品が原告の特許権を侵害すると主張し,①特許法
100条1項及び2項に基づき,販売,販売の申出の禁止並びに廃棄を,②同法1
02条2項,民法709条に基づく損害賠償として,被告らに対し,各1900万
8000円及びうち178万2000円に対し不法行為の後の日である訴状送達の20
日(平成29年5月18日)の翌日から,うち1722万6000円に対する請求
拡張の後の日である平成30年8月1日から各支払済みまで年5分の割合による遅
延損害金の支払を請求する事案である。
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著作権
令和1年7月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)99
発信者情報開示請求事件
被告GMOインターネット株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,①原告が,被告の運用するレンタルサーバ上に開設された別紙2ウェブ
ページ目録記載のウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)に掲載された20
別紙4侵害行為目録記載1の画像(以下「本件画像」という。)によって,別紙3著
作物目録記載のウェブ広告(以下「本件広告」という。)についての原告の著作権
(複製権)が侵害されたことが明らかであり,また,これと選択的に,②本件ウェ
ブページに掲載された別紙4侵害行為目録記載2の各記載(以下,これらを一括し
て「本件各記載」という。)によって,原告の社会的評価が低下し,信用が毀損され25
たことが明らかであり,本件画像及び本件各記載の掲載者(以下「本件発信者」と
いう。)に対する損害賠償請求等を行うために,被告の保有する別紙1発信者情報目
録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示が必要であると主張
して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,
本件発信者情報の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容
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商標権
令和1年7月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10179審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社千趣会中谷弥一郎 原告株式会社カケハシ
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商標法2条3項3号 商標法2条3項 商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対する不成立審決の
取消訴訟である。争点は,以下の1の商標登録の商標権者である被告が,指定役務
中第35類に属する別紙2の指定役務について商標を使用しているか否かである。
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特許権
令和1年7月10日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10010控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件 (導光板および導光板アセンブリ)
控訴人嶋田プレシジヨン株式会社大森剛 被控訴人Amazon.comInt’lSales,Inc.石原尚子
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特許法29条の2 民法703条
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[概要] 1 本件は,名称を「導光板および導光板アセンブリ」とする発明に係る本件特
許権(特許第2865618号)を有する控訴人が,被控訴人の販売する電子書籍
リーダーは上記特許権に係る特許請求の範囲に記載された構成と均等なものとして
特許発明の技術的範囲に属し,その販売による利益に相当する損失を控訴人が被っ
たと主張して,被控訴人に対し,民法703条の不当利得返還請求権に基づき,本
件特許権の実施料相当額の一部であることを明示した上で150万円の返還を求め,
併せてこれに対する訴状送達の日の翌日である平成28年6月11日から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年7月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10020控訴棄却
プログラム著作権確認並びに著作権侵害差止請求控訴事件
控訴人ソフトウェア部品株式会社
株式会社ビーエスエス
ソフトウエア部品開発株式会社
X1
X2 被控訴人日本電子計算株式会社三谷革司
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著作権法27条 著作権法112条1項 民法90条
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[概要] 1 本件は,控訴人らが,原判決別紙対象プログラム目録記載1及び2の各プ
ログラムの著作権(著作権法27条,28条に規定する権利を含む。以下,
著作権に言及する場合,同様である。)を有するとして,被控訴人に対し,
①上記著作権を有することの確認を求めるとともに,②被控訴人において被
告製品を販売する行為が控訴人らの上記著作権を侵害すると主張して,著作
権法112条1項に基づく被告製品の販売の差止め及び同条2項に基づく被
告製品の廃棄等を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年7月4日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)3973請求棄却
損害賠償等請求事件
被告ハリマ化成株式会社
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民法130条 民法134条 民事訴訟法61条 特許法34条の2
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,主位的に,「特許権等の専用実施権および仮専用実
施権の設定に関する契約書」に係る契約に基づき,実施料(一時金)4500万円25
及びこれに対する契約成立から60日が経過した後である平成28年6月21日か
ら支払済みまで商事法定利率である年6分の割合による遅延損害金の支払を請求す
るとともに,予備的に,被告が上記契約の停止条件を成就させる意思がないのに,
本件契約を締結してノウハウ等を詐取した旨主張して,不法行為に基づき,損害の
賠償及びこれに対する不法行為の後である同月20日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を請求する事案である。5
▶判決の詳細
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商標権
令和1年7月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10004審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官榎本政実 原告ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト高田泰彦
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商標法3条1項5号 商標法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年7月28日,指定商品を第12類「Motor veh
icles.」(自動車及び二輪自動車)として,「EQ」の文字を欧文字で表して成
る商標(以下「本願商標」という。)について,国際商標登録出願をした(優先権主
張:2016年7月8日英国。国際登録第1328469号。乙1。)。
(2) 原告は,平成29年11月22日付けで拒絶査定を受けたので(甲12),平
成30年2月22日,これに対する不服の審判を請求した(甲13)。
(3) 特許庁は,これを不服2018-650016号事件として審理し,同年9
月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決
(以下「本件審決」という。)をした。同月19日,その謄本が原告に送達された。
なお,出訴期間として,90日が附加された。
(4) 原告は,平成31年1月15日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年7月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告シーシーエス株式会社齊藤真大 原告株式会社イマック
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意匠法3条2項 意匠法3条1項3号 意匠法24条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成16年4月12日,意匠に係る物品を「検査用照明器具」とする
別紙1「本件意匠図面」記載の形態(図面の実線で表された部分)の部分意匠(以下
「本件意匠」という。)の出願をし,同年10月22日に意匠権の設定登録を受けた
(意匠登録第1224615号。甲29の2。以下「本件意匠登録」という。)。
⑵ 原告は,平成30年5月10日,本件意匠登録について無効審判の請求をし,
特許庁は,同請求を無効2018-880005号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10146審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (パチンコ機)
被告特許庁長官 原告株式会社平和
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年12月27日にした特許出願(特願2011-285
629号)の一部を分割し,平成28年2月24日,発明の名称を「パチン
コ機」とする発明について特許出願(特願2016-33001号。以下「本
願」という。甲3)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10009控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (薬剤分包用ロールペーパ)
控訴人日進医療器株式会社
株式会社セイエー
OHU株式会社
ら
ら補佐人弁理士石川大輔 被控訴人株式会社湯山製作所
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特許法101条1号 民事訴訟法2条 特許法104条の3 特許法17条の2
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無効 | 171回 | 無効審判 | 44回 | 進歩性 | 40回 | 審決 | 33回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「薬剤分包用ロールペーパ」とする発明についての特
許(特許第4194737号。以下「本件特許」という。)の特許権(以下「本
件特許権」という。)を有していた被控訴人が,控訴人らによる原判決別紙「被
告製品目録」記載の製品(以下「被告製品」という。)の製造,販売が本件特
許権の間接侵害(特許法101条1号)等に当たる旨主張して,本件特許権侵
害の不法行為に基づく損害賠償として999万6781円及びこれに対する不
法行為の後である訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10004控訴棄却
販売差止め及び損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社ユメロン黒川被控訴人(一審
)Y小野淳也 控訴人(一審原告)株式会社ジェイ・エス竹内瑞穂 被控訴人(一審被告)株式会社ユメロン黒川
(一審被告)Y小野淳也
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不正競争防止法2条1項1号 意匠法37条1項 意匠法24条2項
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[概要] 本件は,控訴人が,①被控訴人株式会社ユメロン黒川(以下「被控訴人会社」と
いう。)による原判決別紙「イ号物件目録」記載の商品(アイマスク。イ号物件)
の製造,販売等は,自らが有する登録意匠第1276735号(本件登録意匠)に
係る意匠権(本件意匠権)の侵害に当たる旨,②控訴人が販売する原判決別紙「原
告商品・表示目録」記載の商品(レッグウォーマー等。本件原告商品)の形態の特
徴は控訴人の商品等表示として周知,著名になっていたところ,被控訴人会社によ
るこれに類似する原判決別紙「被告会社商品目録」記載の商品(アーム&レッグウ
ォーマー等。本件被告商品)の製造,販売等は,不正競争防止法2条1項1号及び
2号所定の不正競争行為に当たる旨,③被控訴人Y(以下「被控訴人Y」という。)
は被控訴人会社による上記各行為につき取締役の第三者に対する責任(会社法42
9条1項)を負う旨を主張して,被控訴人会社に対し,①意匠法37条1項及び2
項に基づき,イ号物件の製造,譲渡等の差止め及び廃棄を,意匠法41条の準用す
る特許法106条に基づき,原判決別紙「謝罪広告目録」記載1の謝罪広告を同記
載2の条件で掲載することを求め,②不正競争防止法3条1項及び2項に基づき,
本件被告商品の製造,譲渡等の差止め及び廃棄を,不正競争防止法14条に基づき,
▶判決の詳細
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特許権
令和1年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10134審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告JNC株式会社深井俊至 原告メルクパテントゲゼルシクテルハフツング
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特許法164条の2 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,被告が請求した特許無効審判の無効成立審決に対する取消訴訟である。
▶判決の詳細
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