権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10203審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告プーマエスイー
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商標法4条1項7号 商標法4条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項7号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)30826
特許権侵害行為差止等請求事件 (シール付き印刷物及びその製造方法)
被告光村印刷株式会社
製品の譲渡等は上記特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項及び
は,写真,製版,印刷,製本加工,帳票の製作,紙器製造並びにその製
製品は,別紙目録記載1のとおり,
は,平成29年1月27日に本件本体ブックを,同月30日に本件シー
は,本件シールブックにある本件パーツシール及び本件トレジャーシ
は,本件明細書の発明が解決しようとする課題における「容易に製
は,本件相違点に係る本件発明1の構成について,容易に想到する
製品の売上は1380万円である。 原告株式会社ウイル・コーポレーション
は,印刷業,製版業,製本業等を目的とする株式会社である。
の特許権
は,被告製品が本件方法によって製造されたと主張する。
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特許法100条1項 特許法102条2項 特許法104条の3
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[概要] 本件は,発明の名称を「シール付き印刷物及びその製造方法」とする特許権を10
有する原告が,被告が製造,販売等した別紙目録記載1の製品(以下「被告製品」
という。)が上記特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明1」
という。)の技術的範囲に属するとともに,被告製品を製造する方法は同目録記
載2の製造方法(以下「本件方法」という。)であり,本件方法は特許請求の範囲
請求項4記載の発明(以下「本件発明2」という。)の技術的範囲に属し,被告に15
よる被告製品の製造,譲渡等並びに本件方法の使用及び本件方法により製造した
被告製品の譲渡等は上記特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項及び
2項に基づき被告製品の製造,譲渡等の差止め,本件方法の使用の差止め,本件
方法により製造した被告製品の譲渡等の差止め及び被告製品の廃棄を求めると
ともに,民法709条,特許法102条2項に基づき損害賠償金220万円及び20
これに対する不法行為後の日である平成29年9月16日(訴状送達日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (施療機)
原告ファミリーイナダ株式会社森俊也
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成23年3月22日,発明の名称を「施療機」とする特許出願(平
成18年5月29日にした出願した特願2006-149035号の分割出願)を
し,平成25年2月15日,設定の登録を受けた(特許第5200131号。請求
項の数6。甲10。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成29年12月26日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2017-800159号事件として係属した(甲12)。
(3) 特許庁は,平成30年7月9日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月20日,
その謄本が原告に送達された。
(4) 原告は,平成30年8月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10098審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (神経変性疾患治療薬)
被告大日本住友製薬株式会社北原潤一 原告テバ・ホールディングス合同会社インダストリーズ・リミテッド
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成10年12月21日,発明の名称を「神経変性疾患治療薬」と
する特許出願(優先権主張:平成9年12月26日,日本)をし,平成14年10
月25日,設定の登録を受けた(特許第3364481号。請求項の数6。甲56。
以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成29年8月30日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2017-800120号事件として係属した(甲57)。
(3) 特許庁は,平成30年6月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月22
日,その謄本が原告に送達された。
(4) 原告は,平成30年7月20日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2082
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法29条1項 著作権法16条 著作権法112条1項 著作権法4条
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,原告が,自己が著作権及び著作者人格権を有する別紙被告らビデオ25
コンテンツ目録記載の著作物について,被告らが複製,頒布するおそれがあると主
張して,被告らに対し,①著作権(複製権,頒布権)及び著作者人格権(同一性保
持権,氏名表示権,公表権)に基づき,同目録記載の著作物の複製,頒布の差止め
を求める(著作権法112条1項)とともに,②同目録記載の著作物の廃棄を求め
た(同条2項)事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成31年3月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (振動器)
被告Y坂井田大洋 原告アルインコ株式会社
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実用新案法5条6項1号 実用新案法5条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「振動器」とする考案に係る実用新案(実用新案登録第3
149092号。出願日 平成20年12月25日,設定登録日 平成21
年2月18日。請求項の数3。以下,「本件実用新案権」といい,同実用新
案権に係る実用新案を「本件実用新案」という。)の実用新案権者である(甲
1)。
(2) 原告は,平成29年9月28日,本件実用新案につき特許庁に無効審判請
求をし,特許庁は上記請求を無効2017-400003号事件として審理
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10078審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物)
被告株式会社メディオン・リサーチ・ 原告株式会社クレジェンテ伊藤博昭
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物」とする特
許第5643872号(以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10077審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物)
被告株式会社メディオン・リサーチ・ 原告株式会社クレジェンテ伊藤博昭
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「二酸化炭素経皮・経粘膜吸収用組成物」とする特
許第5643872号(以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10060控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件 (入力制御方法,コンピュータ,および,プログラム)
控訴人株式会社JUICEDESIGN田口洋介 被控訴人AppleJapan合同会社リミテッド
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特許法65条1項 特許法102条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「入力制御方法,コンピュータ,および,プログラム」
とする特許第5935081号の特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被
控訴人によるスマートフォン製品の輸入・販売が本件特許権を侵害すると主張
して,被控訴人に対し,民法709条に基づく損害賠償金498億4168万
3808円(特許法102条3項により算定される損害額。対象期間は平成2
8年5月20日から平成29年3月31日まで)の一部である5400万円,
特許法65条1項に基づく補償金63億7162万3600円(対象期間は平
成28年3月14日から同年5月19日まで)の一部である5400万円,及
び弁護士費用相当額2160万円の合計1億2960万円,並びにこれに対す
る平成29年5月2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10034審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (液晶表示デバイス)
被告DIC株式会社設樂隆一 原告メルクパテントゲゼルシクテルハフツング
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特許法164条の2 特許法29条1項3号 特許法153条 特許法134条の2
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審決 | 156回 | 無効 | 35回 | 進歩性 | 31回 | 新規性 | 25回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成9年6月18日,発明の名称を「液晶表示デバイス」とする発
明について特許出願をし(パリ条約による優先権主張外国庁受理:1996年(平
成8年)7月1日,欧州特許庁(EP)),平成18年7月14日,設定登録を受
けた(特許第3828158号。請求項の数15。以下「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,平成26年4月11日,特許庁に対し,本件特許に係る請求項1及
び4~14について無効審判請求をし,無効2014-800056号事件として
係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)26468一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (鉄骨梁貫通孔構造)
被告コーリョー建販株式会社
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特許法134条の2 特許法102条2項 特許法123条1項2号 特許法102条3項
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実施 | 81回 | 進歩性 | 52回 | 新規性 | 27回 | 無効 | 26回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告は別紙被告製品目録記載の各製品(以下,
その符号に従い「被告製品1」などといい,併せて「被告各製品」という。)を
製造,販売等することにより原告の有する特許権を侵害しているとして,特許法10
100条1項に基づく被告各製品の生産,使用及び譲渡等の差止め並びに同条2
項に基づく同各製品の廃棄を求めるとともに,民法709条,特許法102条2
項又は3項に基づく損害賠償金1377万2088円及びこれに対する不法行
為の後の日である平成30年10月11日から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。15
なお,原告は,原告第8準備書面(訴えの変更)により,請求の趣旨第3項を,
当初の「被告は,原告に対して,1377万2088円及びこれに対する訴状送
達の日の翌日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。」から「被告
は,原告に対して,156万2345円及びこれに対する平成30年10月11
日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。」と減縮したが,被告は,20
これに同意しなかった。その後,原告は,第2回口頭弁論期日において,請求の
趣旨第3項を前記第1の2のとおり改め,被告はこれに同意した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (台輪,台輪の設置構造,台輪の設置方法及び建造物本体の設置方法)
被告ミサワホーム株式会社
城東テクノ株式会社
ら 原告吉川化成株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,平成12年10月23日,発明の名称を「台輪,台輪の設置構
造,台輪の設置方法及び建造物本体の設置方法」とする発明について特許出
願をし,平成18年10月20日,特許権の設定登録(特許第387001
9号。請求項の数10。以下,この特許を「本件特許」という。甲21)を
受けた。
(2) 原告は,平成29年10月13日,本件特許を無効にすることを求める特
許無効審判を請求した(甲22)。
特許庁は,上記請求を無効2017-800136号事件として審理を行
い,平成30年6月12日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月20日,原告に送
達された。
(3) 原告は,平成30年7月13日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (IL-17産生の阻害)
被告ジェネンテック 原告サンファーマグローバル
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特許法29条1項3号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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審決 | 59回 | 実施 | 51回 | 進歩性 | 32回 | 新規性 | 32回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①新
規性,②進歩性,③明確性要件,④サポート要件,⑤実施可能要件の各判断の誤り
の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10156審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (監視のための装置および方法)
被告特許庁長官伊藤昌哉 原告イダルゴリミテッド田中達也
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特許法121条2項 特許法1条 特許法44条1項3号 特許法8条1項
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分割 | 42回 | 拒絶査定不服審判 | 24回 | 審決 | 9回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告の特許拒絶査定不服審判請求を却下した審決に対する取消訴訟であ
る。争点は,原告が,法定期間内に拒絶査定不服審判請求をしなかったことについ
て,特許法121条2項の「その責めに帰することができない理由」があったか否
かである。
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27298請求棄却
損害賠償請求事件
被告A
B
ら4名 原告Rセキュリティ株式会社
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不正競争防止法2条1項4号 民法709条 不正競争防止法5条2項 民法715条1項
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[概要] 本件は,鍵の販売,取付け,修理その他の関連工事等を業とする株式会社であ
る原告が,被告らに対し,被告らが共謀して原告が所有する工具等を違法に持ち10
出した行為及び被告Aが原告の従業員を違法に引き抜いて被告会社に転職させ
た行為が不法行為に該当し,また,被告らが共謀して原告の開錠技術等に関する
営業秘密を違法に持ち出し,被告会社の業務に使用した行為が不正競争行為に該
当し,また,原告の元従業員であった被告B及び被告Cが被告会社に転職したこ
とが競業避止義務違反の債務不履行に該当すると主張して,被告A,被告B,被15
告Cについては民法709条,719条1項,不正競争防止法2条1項4号,同
項5号,5条2項,同条3項3号に基づき,また,被告B,被告Cについては民
法415条に基づき,被告会社に対しては,民法709条,民法715条1項又
は会社法350条に基づき,損害賠償金等の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年3月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)6460請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社REGULUSJAPAN
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商標法32条1項
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[概要] 本件は,原告が商標権を有している商標について,被告がこれと同一又は類似の20
標章を商標として使用したことが原告の商標権の侵害に当たると主張して,不法行
為に基づく損害賠償及びこれに対する訴状送達の日(平成29年7月13日)の翌
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(行コ)10004控訴棄却
手続却下処分取消請求控訴事件
控訴人ユニバーシタ’デグリスタディ 被控訴人国
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特許法48条の3 特許法8条 特許法8条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,特願2015-533705の特許出願(本件特許出願)について,
特許法48条の3第1項に規定する出願審査の請求をすることができる期間(出
願審査請求期間)内に出願審査の請求をしなかったため,同条4項により本件
特許出願が取り下げられたものとみなされた控訴人が,特許庁長官に対し,期
間内に出願審査の請求をすることができなかったことについて同条5項所定の
「正当な理由」があるとして,平成28年6月17日付け出願審査請求書(本
件出願審査請求書)を提出して,出願審査の請求をしたところ(本件手続),
特許庁長官から,平成29年5月24日付けで,本件手続を却下する処分(本
件却下処分)を受けたため,本件却下処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成31年3月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(行コ)10002控訴棄却
手続却下処分取消等請求控訴事件
控訴人レッドエックスファーマ 被控訴人国
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,ベルギー国法人であるアマケム エヌブイ(本件出願人)が,千九
百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約(特許協力条約)
に基づいてした,指定国に日本国を含む外国語でされた国際特許出願(本件国
際特許出願)について,特許庁長官に対し,特許法(以下,単に「法」という。)
184条の4第1項の国内書面提出期間内に国際出願日における明細書等の日
本語による翻訳文(以下「明細書等翻訳文」という。)を提出することができ
なかったことにつき「正当な理由」(同条4項)がある旨主張して,国内書面
提出期間経過後に法184条の5第1項の書面(国内書面)及び明細書等翻訳
文を提出したが,特許庁長官から,「正当な理由」があるとはいえず,本件国
際特許出願は,法184条の4第4項に規定する要件を満たしていないため,
同条3項の規定により取り下げられたものとみなされたとして,国内書面に係
る手続(国内書面及び明細書等翻訳文の提出手続)の却下処分(本件却下処分)
を受けたため,本件出願人から本件国際特許出願の特許を受ける権利を譲り受
けた控訴人が,本件却下処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10023
特許取消決定取消請求事件 (研磨用クッション材)
被告特許庁長官 原告積水化学工業株式会社
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特許法120条の5
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年10月7日,発明の名称を「研磨用クッション材」
とする発明について特許出願(以下「本件出願」という。請求項の数6)を
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10090審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タイヤ)
被告特許庁長官須藤康洋 原告株式会社ブリヂストン磯田直也
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特許法29条2項 特許法17条の2
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実施 | 73回 | 審決 | 33回 | 進歩性 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年3月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)4954請求棄却
損害賠償請求事件 (TEACOFFEE)
被告アサヒ飲料株式会社 原告株式会社エーゲル
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商標法4条1項16号 商標法26条1項6号 商標法26条1項2号
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「原告商標権」といい,その登録商
標を「原告商標」という。)を有する原告が,被告がラベルに別紙被告標章目録1
-1記載の標章(以下「被告標章1(原告主張)」という。)を付したペットボト
ル飲料である別紙被告商品目録表示の商品(以下「被告商品」という。)を販売し,
被告商品に関するウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)で被告標章5
1(原告主張)及び別紙被告標章目録2記載1ないし3の各標章(以下,これら3
つの標章を,番号順に「被告標章2(1)」などといい,総称して「被告各標章2」
という。)を表示する行為が原告商標権を侵害するとして,被告に対し,不法行為
(原告商標権の侵害)に基づき,損害金の一部である3300万円及びこれに対す
る平成30年4月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害10
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月14日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)1709控訴棄却
映像著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社たにぐち被控訴人(一審
)P1 控訴人(一審原告)株式会社ビジョンエース 被控訴人(一審被告)株式会社たにぐち
(一審被告)P1
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著作権法29条1項 著作権法2条1項10号 著作権法112条
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[概要] 1 控訴人の請求と裁判の経過
本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,原判決別紙著作権目録(以下「本
件目録」という。)記載一の1から9まで,同二及び同三の各映像(DVD
に記録された映画)並びに同四の1及び2の各写真(以下,併せて「本件各
著作物」という。)について,控訴人が著作権を有しているとした上で,被
控訴人らが被控訴人会社のウェブサイトに掲載(公衆送信)するなどして控
訴人の著作権を侵害していると主張して,著作権法112条に基づく本件各
著作物の複製,使用の差止め,不法行為に基づく損害賠償金1406万70
00円及び平成22年5月1日(不法行為の日)から使用の中止及び著作物
の廃棄まで月1万円の割合による金員(ただし,月20万円の割合による金
員の一部)の支払を求めている事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10076審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (豆乳発酵飲料及びその製造方法)
被告キッコーマン株式会社森田祐行 原告サッポロホールディングス株式会社寺下雄介
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成25年3月5日,発明の名称を「豆乳発酵飲料及びその製造方
法」とする発明について特許出願をし,平成26年10月3日,設定登録を受けた
(特許第5622879号。請求項の数10。以下「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,平成29年1月31日,特許庁に対し,本件特許の無効審判請求を
し,無効2017-800013号事件として係属した。
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著作権
平成31年3月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)27253一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法114条3項 著作権法21条 著作権法112条1項 著作権法20条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告らにおいて製造し,又は販売する別紙3被告商品目録記載
の商品(以下「被告商品」という。)に記載された別紙2被告イラスト目録記載1
及び2の各イラスト(以下,番号順に「被告イラスト1」などといい,これらを一
括して「被告イラスト」という。)は,原告の著作した別紙7原告イラスト目録記10
載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)を複製したものであり,被告らに
よる被告商品の製造又は販売は,本件イラストについての原告の著作権(複製権,
譲渡権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を共同して侵害する不法
行為であり,被告らには被告イラストの複製及び頒布のおそれがある旨を主張して,
被告らに対し,①著作権法112条1項に基づき,被告イラストの複製及び頒布の15
差止め,②同条2項に基づき,被告イラストが記載された被告商品の廃棄,③民法
709条及び719条1項前段に基づき,平成29年9月1日から平成31年2月
1日までの著作権等侵害の不法行為による損害賠償金470万円及びこれに対する
平成30年9月6日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払,④著作権法115条に基づき,著作者であることを確20
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商標権
平成31年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10121審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y星原正明 原告キリン株式会社藤森裕司
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法64条
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項11号,同項15号該当性の有無である。
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商標権
平成31年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10141審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告カラーズ株式会社和田研史 原告株式会社バルクオム森一生
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商標法4条1項11号 商標法3条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
本件商標と引用商標の類否判断の誤りの有無である。
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特許権
平成31年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10132審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ローコスト多用ソーラーパネル)
被告特許庁長官近藤幸浩 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法17条の2 特許法29条2項
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実施 | 24回 | 審決 | 16回 | 進歩性 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の有無である。
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その他
平成31年3月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10053等一部認容
育成者権侵害差止等請求控訴,同附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
(一審被告)(以下「
」という。) 被控訴人兼附帯控訴人(一審原告)(以下「
」という。)
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[概要] 1 本件は,種苗法に基づき品種登録されたしいたけの育成者権(登録第721
9号。以下「本件育成者権」という。)を有する被控訴人が,控訴人,株式会
社農研管財(河鶴農研)及び破産者株式会社長野管財(アグリンク長野)は,
遅くとも平成23年8月頃以降,しいたけの種苗及びその収穫物を生産,譲渡
等しているところ,これらの行為は本件育成者権を侵害するものであると主張
して,控訴人に対し,①法33条1項に基づく前記種苗及びその収穫物の生産,
譲渡等の差止め,②同条2項に基づく前記種苗等の廃棄,③法44条に基づく
謝罪広告の新聞掲載,④共同不法行為に基づく損害額合計2億5063万67
34円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である平成2
6年11月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求めるとともに,アグリンク長野の破産管財人に対し,被控訴人がア
グリンク長野に損害賠償請求金の元本2億5063万6734円及びこれに対
する遅延損害金2619万6688円の破産債権を有することの確定を求めた
事案である。
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特許権
平成31年3月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10099審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (噴出ノズル管の製造方法並びにその方法により製造される噴出ノズル管)
被告Y 原告X新田裕子
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民事訴訟法338条1項6号 特許法123条1項6号 民事訴訟法338条 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年6月8日,名称を「噴出ノズル管の製造方法並びにそ
の方法により製造される噴出ノズル管」とする発明についての特許出願をし,
平成24年3月30日,その設定登録を受けた(特許第4958194号。
請求項の数は3。以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本件特許
権」という。)。(甲1,3,4)
(2) 被告は,平成26年11月14日付け(同月17日差出し)で,本件特許
の特許請求の範囲請求項1ないし3の発明(以下,請求項の番号に従って「本
件発明1」などといい,これらを総称して「本件各発明」という。)に係る
特許について,本件各発明は被告が発明したものであるにもかかわらず,発
明者でない原告がその名義で出願したものであるから,平成23年法律第6
3号による改正前の特許法123条1項6号に該当すると主張して,無効審
判請求(無効2014-800187号)をした。(甲5)
特許庁は,平成27年9月25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との審決(以下「一次審決」という。)をし,同年10月5日,その謄本が
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特許権
平成31年3月5日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)7536
特許権侵害差止等請求事件
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商標法26条1項6号 特許法102条2項 商標法38条2項 商標法36条1項
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実施 | 66回 | 侵害 | 36回 | 特許権 | 30回 | 商標権 | 30回 |
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[概要] 本件は,薬剤分包用ロールペーパに関する商標権を有し,特許権を有していた原
告が,被告株式会社ネクスト(以下「被告ネクスト」という。)及び被告株式会社
ヨシヤ(以下「被告ヨシヤ」といい,被告ネクストと合わせて「被告ら」という。)
に対し,被告らの製造・販売する製品が原告の特許権及び商標権を侵害したと主張
し,①商標法36条1項,2項に基づく販売等の差止め及び製造設備等の廃棄,②15
特許法102条2項,商標法38条2項,民法709条,719条2項に基づく損
害賠償として,主位的に,被告ネクストについて,被告ネクストの販売した製品に
関し5676万円の一部として5000万円及びこれに対する本件訴状送達の日
(平成28年9月5日)の翌日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の
支払,③被告ネクスト及び被告ヨシヤについて,被告ヨシヤの販売した製品に関し20
1億1352万円の一部として5000万円及びこれに対する本件訴状送達の日
(被告ネクストにつき平成28年9月5日,被告ヨシヤにつき同月2日)の翌日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の(重なり合う部分の)
連帯支払を求め,④上記各損害賠償金の予備的請求として,民法704条,703
条に基づき,被告ネクストについては不当利得金1179万3600円,被告ヨシ25
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月4日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10065控訴棄却
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求控訴事件
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ライセンス | 123回 | 特許権 | 67回 | 侵害 | 36回 | 実施 | 29回 |
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[概要] 1 控訴人らの請求
本件は,控訴人らが,被控訴人らに対し,控訴人らによる本件口頭弁論終結日ま
での下記の行為が本件特許権の侵害に当たらないなどと主張し,①被控訴人クアル
コムについては,本件特許権の侵害に基づき,②被控訴人QTI,同QCTAP及
び同クアルコムジャパン合同会社(以下,これら子会社3社を併せて「被控訴人ク
アルコム子会社」という。)については,実施料債権が侵害されたことを理由とし
て,自ら又は被控訴人クアルコムに代位して,被控訴人らが損害賠償請求権及び実
施料請求権を有しないことの確認を求めて,下記の請求をした事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年3月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11967一部認容
損害賠償請求事件
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民法709条
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[概要] 1 本件は,原告から食品の包装デザインを受託していた被告が,原告の営業上の25
信用を害する虚偽の事実を原告の取引先に告知したとして,原告が,被告に対し,
主位的に不正競争防止法(以下「不競法」という。)4条,予備的に民法709
条に基づき,損害賠償金550万円(慰謝料500万円及び弁護士費用相当損害
金50万円の合計)及びこれに対する不法行為の日である平成30年3月18日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実又は文中掲記した証拠及び弁論の全趣旨
により認定することができる事実。なお,本判決を通じ,証拠を摘示する場合に
は,特に断らない限り,枝番を含むものとする。)
(1) 当事者
ア 原告は,紙,セロファン,ポリエチレン及びビニールの印刷等を業とし,10
食品メーカーからデザインを含めた包装フィルムの製造を受託している。
イ 被告は,デザイン作成を請け負う個人事業主である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10136審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告X
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商標法4条1項19号 商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,以下の商標(登録第5825232号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,乙6)。
商 標 別紙記載のとおり
登録出願日 平成27年8月25日
登録査定日 平成28年1月7日
設定登録日 平成28年2月12日
指 定 役 務 第37類「コンクリートスラブ・床・道路・舗装等の建造
物の修理工事・リフティング工事・再ならし工事・再支持
工事,土木一式工事,コンクリートの工事」
原告及びメインマーク株式会社(以下「メインマーク社」という。)は,
平成29年6月1日,本件商標について商標登録無効審判を請求した(乙6)。
特許庁は,上記請求を無効2017-890033号事件として審理を行
い,平成30年5月17日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月25日,原告及び
▶判決の詳細
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商標権
平成31年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10135審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告X
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商標法4条1項19号 商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5825231号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,乙6)。
商 標 別紙記載のとおり
登録出願日 平成27年8月25日
登録査定日 平成28年1月7日
設定登録日 平成28年2月12日
指 定 役 務 第37類「コンクリートスラブ・床・道路・舗装等の建造
物の修理工事・リフティング工事・再ならし工事・再支持
工事,土木一式工事,コンクリートの工事」
(2) 原告及びメインマーク株式会社(以下「メインマーク社」という。)は,
平成29年6月1日,本件商標について商標登録無効審判を請求した(乙6)。
特許庁は,上記請求を無効2017-890032号事件として審理を行
い,平成30年5月17日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月25日,原告及び
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10064審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (核酸分解処理装置)
被告株式会社シーライブ 原告株式会社ウイングターフ
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告及び株式会社ノベルト(以下「ノベルト」という。)は,平成24年
3月19日,発明の名称を「核酸分解処理装置」とする発明について特許出
願(特願2012-62880号。以下「本件出願」という。)をし,平成
26年1月24日,特許権の設定登録(特許番号第5463378号。請求
項の数4。以下,この特許を「本件特許」という。甲21)を受けた。
⑵ 原告は,平成29年1月17日,本件特許について特許無効審判を請求(無
効2017-800004号事件)した(甲22,44)。
被告及びノベルトは,同年11月30日付けの審決の予告(甲35)を受
けたため,同年12月27日付けで,請求項1ないし4からなる一群の請求
項について,請求項2ないし4を訂正し,請求項1を削除する,本件出願の
願書に添付した明細書(以下,図面を含めて「本件明細書」という。)につ
いて訂正する旨の訂正請求(以下「本件訂正」という。甲37)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10162審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (連続貝係止具とロール状連続貝係止具)
被告株式会社むつ家電特機 原告進和化学工業株式会社
有限会社シンワ
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特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,新規
性及び進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)16958一部認容
損害賠償請求事件
被告ラクサス・テクノロジーズ株式会社 原告株式会社エスプリライン
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著作権法114条3項 民法709条 著作権法21条 民法1条3項
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侵害 | 45回 | 損害賠償 | 10回 | 差止 | 5回 | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告による別紙被告DVD目録記載のパッケージ内のDVD5
(以下「被告DVD」という。)の作成,配布等が,主位的には,映画の著作物又
は編集著作物である,別紙原告DVD目録記載のパッケージ内のDVD(以下「原
告DVD」という。)に関して原告が有する複製権及び翻案権並びに同一性保持
権を侵害すると主張し,予備的には,言語の著作物である,原告DVDのスクリ
プト部分(音声で流れる言語の部分)に関して原告が有する複製権,翻案権及び10
譲渡権並びに同一性保持権を侵害すると主張して,被告に対し,民法709条に
基づく損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19731
発信者情報開示請求事件
被告ソフトバンク株式会社 原告A
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著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,自身の両脚を撮影した2枚の写真について著作権及び著作者
人格権を有するところ,氏名不詳者により,インターネット上の電子掲示板に,
当該2枚の写真を複製した画像のアップロード先であるURLが無断で投稿され
たことにより,原告の著作権(複製権及び公衆送信権)及び著作者人格権(同一
性保持権)が侵害されたことが明らかであると主張して,特定電気通信役務提供25
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ
責任制限法」という。)4条1項の開示関係役務提供者である被告に対し,同項
に基づき,その保有する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10075審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (最適化された栄養処方物,それらから目的に合わせた食事を選択するための方法,およびその使用法)
被告特許庁長官山崎勝司 原告アーシャニュートリション
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特許法17条の2 特許法29条2項 特許法184条の4
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,補正要件の適否(新規事項の追加,独立特許要件〔進歩性〕の有
無)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)1752請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社A水産
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実施 | 155回 | 損害賠償 | 20回 | 特許権 | 16回 | 許諾 | 7回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,後記本件特許の特許権者である原告が,その専用実施権者であった被告
に対し,特許専用実施権許諾契約上の実施義務及び報告義務に被告が違反したとし
て,債務不履行に基づき,1000万円の損害賠償及びこれに対する請求日の翌日20
である平成28年10月7日から支払済みまで商事法定利率である年6分の割合に
よる遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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