権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成30年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社エナジア 原告中国電力株式会社小椋崇吉
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法50条
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
①本件商標と引用商標2の類否判断の誤りの有無,②本件商標についての原告の業
務に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれの判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年11月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10063審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社エナジア 原告中国電力株式会社小椋崇吉
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法8条1項 商標法9条の4
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
①本件商標と引用商標の類否判断の誤りの有無,②本件商標についての原告の業務
に係る商品又は役務と混同を生ずるおそれの判断の誤りの有無,③本件商標の指定
役務の補正についての要旨変更の判断の誤りの有無である。
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特許権
平成30年11月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10117
特許取消決定取消請求事件 (マイコプラズマ・ニューモニエ検出用イムノクロマトグラフィー試験デバイスおよびキット)
被告特許庁長官高橋祐介 原告アルフレッサファーマ株式会社犬飼一博
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「マイコプラズマ・ニューモニエ検出用イムノクロ
マトグラフィー試験デバイスおよびキット」とする特許第5845033号
(平成23年9月26日特許出願,平成27年11月27日設定登録,請求
項の数8。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年11月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10131審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ゆとり発生装置)
被告特許庁長官野崎大進 原告X
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特許法36条4項1号 民法709条 特許法29条1項 特許法36条1項4号
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審決 | 20回 | 実施 | 11回 | 抵触 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年5月28日,発明の名称を「ゆとり発生装置」とする
特許出願をし(請求項の数1。特願2010-122652号。以下「本件
出願」という。),おおむね次の経過を経て,平成26年8月7日付けで拒
絶査定された。
平成24年12月28日付け 拒絶理由通知
平成25年 1月21日付け 手続補正書・意見書の提出
平成25年10月30日付け 拒絶理由通知
平成25年11月19日付け 手続補正書・意見書の提出
平成26年 4月16日付け 拒絶理由通知
平成26年 5月 9日付け 意見書の提出
(2) 原告は,平成26年11月15日,拒絶査定不服審判請求をし,不服20
14-24729号事件として特許庁に係属した。特許庁は,おおむね次の
経過を経て,平成29年5月1日付けで審判請求は成り立たない旨の審決(以
下「本件審決」という。)をし,本件審決の謄本は平成29年5月20日に
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意匠権
平成30年11月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)12791一部認容
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社イマック
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意匠法39条2項 民法704条 意匠法37条1項 民事訴訟法61条
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無効 | 44回 | 意匠権 | 23回 | 新規性 | 21回 | 侵害 | 12回 |
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[概要] 本件は,意匠権(意匠登録第1224615号)を有する原告が,被告において5
原告のこの意匠権に係る意匠に類似する意匠を備える別紙「物件目録」1ないし6
記載の製品(以下,まとめて「被告製品」といい,各製品を同別紙の記載に従い,
「イ号物件」などという。)を製造,販売し,原告の上記意匠権を侵害したとして,
被告に対し,①意匠法37条1項に基づき,被告製品の製造,販売等の差止めを請
求し,②同条2項に基づき,被告製品の廃棄を請求するとともに,③意匠権侵害の10
不法行為に基づき,イ号物件ないしハ号物件については平成26年1月以降の,ニ
号物件ないしヘ号物件については遅くとも平成28年11月以降の,販売による損
害の賠償及びこれらに対する訴状送達の日の翌日(イ号物件ないしハ号物件につい
ては不法行為日の後の日)である平成29年1月17日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払及び④不当利得に基づき,平成25年1215
月末までのイ号物件及びハ号物件の販売による利得の返還並びにこれらに対する受
益(利得)日の後の日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法704条前段所
定の年5分の割合による利息の支払を請求する事案である。
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商標権
平成30年11月5日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)6906請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告合同会社ユー・エス・ジェイ
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商標法26条1項6号 商標法36条1項 商標法38条2項 商標法38条
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[概要] 1 請求の要旨25
本件は,服飾雑貨の製造,販売を業とし,別紙商標権目録記載の各商標権(以下,
番号に応じて「本件商標権1」,その登録商標を「本件商標1」などといい,本件
商標権1と本件商標権2を併せて「本件各商標権」,本件商標1と本件商標2を併
せて「本件各商標」という。)を有する原告が,テーマパーク「ユニバーサル・ス
タジオ・ジャパン」(以下「USJ」という。)を運営する被告が,別紙被告標章
目録記載の標章(以下,番号に応じて「被告標章1」などといい,全ての標章を総5
称して「被告各標章」という。)を付した,いわゆるキャラクターグッズである別
紙被告商品目録記載の各商品(以下,番号に応じて「被告商品1」,「被告商品1
-1」などといい,全ての商品を総称して「被告各商品」という。)を販売する行
為等が,本件各商標権を侵害するとして,被告に対し,以下の各請求をする事案で
ある。10
(1) 差止請求(第1の1項)
本件各商標権(商標法36条1項)に基づく被告各商品の販売等の差止請求
(2) 廃棄請求(第1の2項)
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不正競争
平成30年11月2日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)1317控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社JAM 控訴人(一審原告)株式会社崔さんのお店 被控訴人(一審被告)株式会社JAM
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民法709条 不正競争防止法4条
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[概要] 以下で使用する略称は,特に断らない限り,原判決の例による。
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実用新案権
平成30年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (付箋紙)
被告株式会社アックスコーポレーション 原告X
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実用新案法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成20年5月19日,考案の名称を「付箋紙」とする考案につい
て実用新案登録出願をし(実願2008-3203号),同年7月9日,設定登録
を受けた(実用新案登録第3143615号。請求項の数9。以下「本件実用新案
登録」という。)。
⑵ 被告は,平成29年8月28日,特許庁に対し,本件実用新案登録について
無効審判請求をし,無効2017-400002号事件として係属した。
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特許権
平成30年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10158審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告マサチューセッツインスティ
バーシテックリミテッド田村啓
ら 原告スリー・ディー・マトリックス
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジーは,発明
の名称を,「止血および他の生理学的活性を促進するための組成物および方法」と
する特許出願(優先権主張:平成17年4月25日,米国。平成18年1月13日,
米国。)をし,平成25年2月22日,設定の登録(特許第5204646号)を
受けた(請求項の数17。以下,この特許を「本件特許」という。甲151)。そ
の後,同被告は,被告バーシテック リミテッドに対し,その特許権の持分の一部
を譲渡した。
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商標権
平成30年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10070審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アークレイ株式会社 原告栄研化学株式会社
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商標法4条1項10号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5712789号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1)。
商 標 E-Plate(標準文字)
登録出願日 平成25年11月15日
登録査定日 平成26年9月11日
設定登録日 平成26年10月24日
指 定 商 品 第5類「薬剤,動物用薬剤,血液検査に使用するための試験片」
第10類「医療用機械器具(「歩行補助器・松葉づえ」を除く。),
獣医科用機械器具」
(2) 原告は,平成29年9月8日,本件商標について商標登録無効審判を請求
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10142審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (果菜自動選別送り出し方法及び果菜自動選別送り出し装置)
被告日本協同企画株式会社小栗久典 原告澁谷工業株式会社安國忠彦
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特許法134条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求につき,特許請求の範囲の訂正を認めた上,特許無効
審判請求の一部を却下し,残部を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,①
訂正要件の適合性,②進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10191審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (溶液から細胞を分離する細胞分離方法,および,細胞分取用水和性組成物)
被告特許庁長官中島庸子 原告国立大学法人山形大学横島善子
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,明確性要件,サポート要件及び実施可能要件の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10073控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (金融商品取引管理装置,プログラム)
被告)株式会社外為オンライン伊藤雅浩 控訴人(一審原告)株式会社マネースクウェアHD平井佑希 被控訴人(一審被告)株式会社外為オンライン伊藤雅浩
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特許法70条2項 特許法100条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「金融商品取引管理装置,プログラム」とする発明に
ついての特許の特許権者である控訴人が,原判決別紙被告サービス目録記載のサー
ビス(以下「被控訴人サービス」という。)を提供している被控訴人に対し,被控
訴人サービスを管理するサーバ(以下「被控訴人サーバ」という。)の使用が上記
特許権を侵害するとして,特許法100条1項に基づき,上記サーバの使用の差止
めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10150審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (果菜自動選別装置用果菜載せ体と,果菜自動選別装置と,果菜自動選別方法)
被告澁谷工業株式会社安國忠彦 原告日本協同企画株式会社小栗久典
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特許法134条の2 特許法29条2項 特許法131条の2 特許法123条1項4号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に基づいて特許を無効とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年10月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)21931
発信者情報開示請求事件
被告GMOペパボ株式会社尾西祥平
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が運用するレンタルサーバ上のウェブサイト上に掲載さ20
れた写真は原告が撮影した著作物であるから,これを無断で掲載することが原告
の著作権(複製権及び送信可能可権)を侵害することは明らかであるなどと主張
して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基
づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件25
発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シリコーン・ベースの界面活性剤を含むアルコール含有量の高い発泡性組成物)
被告デブアイピーリミテッド中西淳 原告サラヤ株式会社中野睦子
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特許法29条の2 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 裁判所に顕著な事実である。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27980請求棄却
債務不履行に伴う契約解除により返還請求と,その契約不履行と相当因果関係にある損害の賠償請求事件
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民法634条 民法632条
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[概要] 本件は,電子ファイルの構造等に係る特許第5926470号(以下「本件特
許」という。)の特許権者である原告が,本件特許に係る特許発明(以下「本件
特許発明」という。)の米国特許出願をするにあたり,被告会社に本件特許の願
書に添付した明細書等の英語翻訳(以下,英語翻訳を単に「翻訳」という。)を
依頼したところ,被告会社の作成した翻訳に誤訳,改ざん等があったと主張して,5
主位的に,①被告会社の債務不履行による契約解除に基づく契約代金返還請求及
び損害賠償請求並びに被告会社の代表者である被告B(以下「被告B」という。)
の取締役の第三者に対する責任(会社法429条1項)に基づく損害賠償請求と
して,被告らに対し,645万3200円及びこれに対する平成29年8月22
日(最初の訴状訂正申立書の作成日付)から支払済みまで民法所定の年5分の割10
合による遅延損害金の連帯支払を,また,②被告らの不法行為に基づく損害賠償
請求として,被告らに対し,上記と同額の連帯支払を,さらに,予備的に,③被
告会社の請負契約に係る担保責任による契約解除に基づく契約代金返還請求及び
損害賠償請求として,被告会社に対し,645万3200円及びこれに対する平
成29年8月22日(最初の訴状訂正申立書の作成日付)から支払済みまで民法15
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)10038一部認容
特許権移転登録手続等請求事件 (自動洗髪装置)
被告アサクラインターナショナル有限会社 原告株式会社セリックス
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特許法74条1項 特許法123条1項6号
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[概要] 本件は,原告が,発明の名称を「自動洗髪装置」とする別紙特許権目録記載の
特許権(以下「本件特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)に10
係る発明をした原告代表者から同発明に係る特許を受ける権利を譲り受けたに
もかかわらず,被告において,上記発明について原告に無断で特許出願して本件
特許権の設定登録を受けたことが冒認出願(特許法123条1項6号)に当たる
と主張して,被告に対し,①特許法74条1項に基づき,本件特許権の移転登録
手続を求めるとともに,②民法709条に基づき,損害賠償金300万円(弁護15
士・弁理士費用相当額)及びこれに対する不法行為の日である平成27年3月1
7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10134審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (テープドライブ装置,記録媒体,及び記録再生方法)
被告ソニー株式会社 原告富士フイルム株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成11年3月17日にした特許出願(特願平11-72042
号)の一部を分割して,平成20年8月1日,発明の名称を「テープドライ
ブ装置,記録媒体,及び記録再生方法」とする発明について特許出願(特願
2008-200148号。以下「本件出願」という。)をし,平成23年
6月24日,特許権の設定登録を受けた(特許番号第4766085号。請
求項の数11。以下,この特許を「本件特許」という。甲19)。
(2) 原告は,平成28年6月10日,本件特許に係る請求項5,6,7に係る
発明についての特許を無効にすることを求める特許無効審判を請求した(甲
5)。
特許庁は,上記請求を無効2016-800070号事件として審理を行
い,平成29年5月15日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月22日,原告に送
達された。
(3) 原告は,平成29年6月20日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10133審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (テープドライブ装置,記録媒体)
被告ソニー株式会社 原告富士フイルム株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「テープドライブ装置,記録媒体」とする発明につ
いて,平成11年3月17日に特許出願(特願平11-72042号。以下
「本件出願」という。)をし,平成23年1月28日,特許権の設定登録を
受けた(特許番号第4672824号。請求項の数2。以下,この特許を「本
件特許」という。甲21)。
(2) 原告は,平成28年6月10日,本件特許の請求項2に係る発明について
の特許を無効にすることを求める特許無効審判を請求した(甲6)。
特許庁は,上記請求を無効2016-800069号事件として審理を行
い,平成29年5月8日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月22日,原告に送達
された。
(3) 原告は,平成29年6月20日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)9534請求棄却
特許権侵害等請求事件 (検査分析のサービスを提供するシステムおよび方法)
被告株式会社朝日新聞社 原告A
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民法709条 特許法70条1項 特許法70条3項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「検査分析のサービスを提供するシステムおよび方法」
とする特許第4253793号の特許権(以下「本件特許権」といい,この特許を20
「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した明細書及び図面を「本件明
細書等」という。)を有する原告が,被告に対し,被告の開設する「朝日新聞デジ
タル」という名称のウェブサイト(以下「被告ウェブサイト」という。)に掲載さ
れている別紙1広告目録記載の動画広告等の動画広告の掲載方法(以下「被告方法」
という。)につき,本件特許の請求項5記載の発明(以下「本件発明1」という。)25
及び請求項11記載の発明(以下,「本件発明2」といい,本件発明1と併せて「本
件各発明」という。)の技術的範囲に属するから,被告方法の使用は本件特許権を
侵害する旨を主張して,民法709条の不法行為による損害賠償請求権に基づき,
1600万円(一部請求)及びこれに対する不法行為後の日であり訴状送達の日の
翌日である平成30年5月5日から支払済みまでの民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠(以下,書証番号は特記し
ない限り枝番の記載を省略する。)及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)24174
特許権侵害差止請求事件
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特許法44条1項 特許法36条6項1号 特許法100条1項 特許法79条
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[概要] 1 本件は,特許第6154978号の特許権(以下「本件特許権」といい,こ
の特許を「本件特許」という。また,本件特許に係る明細書及び図面を「本件明細15
書」という。)を有する原告が,別紙2被告サービス目録記載の外国為替取引管理
サービス(以下「被告サービス」という。)に使用されているサーバ(以下「被告
サーバ」という。)は本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件
発明」という。)の技術的範囲に属するから,被告による被告サーバの使用は本件
特許権を侵害すると主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告サ20
ーバの使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年10月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10042控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人が原判決別紙被告商品目録記載1~8(被告各
商品)を譲渡し,譲渡のために展示した行為について,①被控訴人が有する原判決
別紙原告商標権目録1及び2記載の商標権(原告各商標権)(被告商品1,2,5
~8につき原告商標権2,被告商品3及び4につき原告商標権1)を侵害し又は侵
害するものとみなされる(商標法25条,37条1号)と主張すると共に,②被控
訴人の商品等表示として周知又は著名な商品等表示と同一又は類似の商品等表示を
使用したものであり不正競争防止法2条1項1号又は2号の不正競争行為に該当す
ると主張して,民法709条又は不正競争防止法4条に基づき(選択的主張),合
計237万9278円の損害賠償及びこれに対する不法行為又は不正競争行為後の
日である平成29年3月1日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10097控訴棄却
職務発明対価金請求控訴事件
控訴人X大石忠生 被控訴人キヤノン株式会社櫻庭信之
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特許法36条6項1号 特許法35条4項
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
本件は,控訴人が,本件各職務発明について使用者である被控訴人に特許を受け
る権利を承継させたところ,被控訴人は,平成12年から平成24年にかけて本件
発明1-2ないし1-5の実施品であるバッテリーパックに格納された電池を譲渡
したことにより独占の利益を得た,また,ソニーが平成17年から平成24年にか
けて本件発明2-1-①ないし2-5-⑦の実施品である商品名Nexelion
とする電池を生産使用譲渡等したことにより独占の利益を得たと主張して,被控訴
人に対し,平成16年法律第79号による改正前の特許法(改正前特許法)35条
3項に基づく相当の対価の残額62億7761万8968円のうち1億円及びこれ
に対する訴状送達の日の翌日である平成26年1月16日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10017審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (コーヒーメーカ及びその操作方法)
被告特許庁長官紀本孝 原告ヴェーエムエフグループゲゼルシャフ
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の誤り(相違点の認定の誤り)の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10106審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (抗-ErbB2抗体による治療)
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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無効 | 43回 | 審決 | 29回 | 進歩性 | 21回 | 新規性 | 19回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,新規
性判断,進歩性判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)22041請求棄却
差止等請求事件 (洗濯用ネット)
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特許法100条1項 民法709条 特許法102条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「洗濯用ネット」とする特許第3523141号(以
下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有す
る原告が,被告において業として別紙被告製品目録1~16記載の洗濯ネット
(以下,目録番号順に「被告製品1」などといい,これらを「被告製品」と総
称する。)を製造等する行為は本件特許権を侵害すると主張して,特許法105
0条1項及び2項に基づき,被告製品1ないし16の製造,販売等の差止め,
被告製品の完成品及び半製品の廃棄を求めるとともに,民法709条に基づき,
損害賠償金3398万7869円及びこれに対する不法行為の後の日である平
成29年8月4日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。10
2 前提事実(当事者間に争いのない事実又は文中に掲記した証拠及び弁論の全
趣旨により認定できる事実。なお,本判決を通じ,証拠を摘示する場合には,
特に断らない限り,枝番を含むものとする。)
(1) 当事者
ア 原告は,家庭用品等の製造販売を営む株式会社である。15
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10020控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (二次元コード,ステルスコード,情報コードの読み取り装置及びステルスコードの読み取り装置)
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 事案の概略
⑴ 本件は,発明の名称を「二次元コード,ステルスコード,情報コードの読み
取り装置及びステルスコードの読み取り装置」とする特許権(本件特許権)を有す
る控訴人が,後記被控訴人NTTデータ及び被控訴人金融機関らの各行為は本件特
許権を侵害すると主張して(被控訴人NTTデータに対しては予備的に間接侵害も
主張),被控訴人NTTデータに対し,①本件特許権に基づき,後記本件認証機能
を実現するソフトウェアの提供及び提供の申出の差止め,②不法行為に基づく損害
賠償請求として,損害金2400万円のうちの一部である1200万円及びこれに
対する平成29年2月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,被控訴人金融機関らに対し,
①本件特許権に基づき,後記本件コードを生成して,利用者の端末に送信し,同端
末上の取引画面に表示させる行為の差止め,②不法行為に基づく損害賠償請求とし
て,損害金各240万円の一部である120万円及びこれに対する平成29年11
月22日(訴え変更申立書送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成30年10月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)6539
意匠権侵害差止等請求事件
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著作権法114条2項 不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法5条1項
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侵害 | 52回 | 意匠権 | 31回 | 差止 | 10回 | 損害賠償 | 9回 |
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,家庭日用品の企画,製造,販売等を目的とする株式会社である原告が,
雑貨品等の輸入,販売等を目的とする株式会社である被告が,別紙被告製品目録1
記載のごみ箱(以下「被告ごみ箱」という。)並びに同目録2記載の傘立て(以下15
「被告傘立て1」という。)及び同目録3記載の傘立て(以下「被告傘立て2」と
いう。)を輸入,販売したことに関し,以下の各請求をする事案である。
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特許権
平成30年10月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10232
特許取消決定取消請求事件 (ステーキの提供システム)
被告特許庁長官尾崎淳史 原告株式会社ペッパーフードサービス弓削田博
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特許法2条1項
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[概要] 本件は,特許異議の申立てに基づく取消決定の取消訴訟である。争点は,発明該
当性の判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)38103一部認容
損害賠償請求事件
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特許法102条3項 特許法102条1項 民法709条 特許法78条
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[概要] 1 本件は,太陽光発電装置の施工方法等の発明に係る特許第5279937号
の特許権(以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。また,本20
件特許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。)を有す
る原告が,被告において別紙物件目録記載1及び2の各土地(以下,同記載1の土
地を「本件土地1」といい,同記載2の土地を「本件土地2」という。また,これ
らを併せて「本件各土地」という。)に太陽光発電装置を施工した際に使用した施
工方法(以下,本件土地1において使用された施工方法を「被告方法1」といい,25
本件土地2において使用された施工方法を「被告方法2」という。また,これらを
併せて「被告各方法」という。)は,本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発
明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,被告による被告各方法の使
用は本件特許権を侵害する旨を主張して,被告に対し,不法行為による損害賠償請
求権に基づき,1億1581万4400円及びこれに対する不法行為後の日である
平成28年12月14日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年55
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10165等審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (抗ErbB2抗体を用いた治療のためのドーセージ)
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特許法36条4項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 甲事件・乙事件被告(以下「被告」という。)は,平成23年7月8日,発
明の名称を「抗ErbB2抗体を用いた治療のためのドーセージ」とする特許出願
(平成12年8月25日に出願した特願2001-520142号(優先権主張:
平成11年8月27日,平成12年6月23日,米国)の分割出願)をし,平成2
7年10月9日,設定の登録を受けた(特許第5818545号。請求項の数9。
甲51。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 乙事件原告(以下「原告セルトリオン」という。)は,平成28年6月17
日,本件特許について特許無効審判請求をし,無効2016-800071号事件
として係属した(丙302,303)。その後,甲事件原告(以下「原告ファイザ
ー」という。)が審判に参加した(丙313)。
(3) 特許庁は,平成29年7月5日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月13日,
その謄本が原告セルトリオン及び原告ファイザーに送達された。なお,原告セルト
リオンに対しては,出訴期間として90日が附加された。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年10月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10028控訴棄却
信用棄損行為等差止等請求控訴事件
控訴人株式会社フォクシー義経百合子 被控訴人株式会社ローブデコルテ
Y園高明
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民法709条 民法715条
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
(1) 本件は,控訴人が,①被控訴人株式会社ローブデコルテ(以下「被控訴人会
社」という。)の各行為が下記アのとおり不正競争行為又は不法行為に当たると主
張して,被控訴人会社に対し,(i)不正競争防止法(以下「不競法」という。)
3条1項に基づき,自ら又は第三者をして,原判決別紙告知された虚偽事実目録(別
紙告知事実目録)及び原判決別紙被告Y略歴目録(別紙略歴目録。ただし,下線箇
所を除く。)記載の各事実を告知及び流布することの差止め,並びに,被控訴人会
社の商品を販売するに当たり「FOXEY」及び「フォクシー」の表示を用いるこ
との差止め,(ii)不競法14条に基づき,原判決別紙謝罪広告等目録記載の謝
罪広告の掲載,(iii)主位的に不競法4条に基づき,予備的に民法709条,
715条に基づき,損害賠償金1億8500万円(平成29年7月1日までに発生
済みの損害に係るもの)及びこれに対する同年1月26日(訴状送達日の翌日)か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金,並びに,同年7月2日
から本判決確定日まで毎月1日限り月額300万円の割合による損害賠償金及びこ
れに対する各月支払日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10212審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (黒ショウガ成分含有組成物)
被告株式会社東洋新薬 原告株式会社エヌ・エル・エー
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特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成25年3月26日,発明の名称を「黒ショウガ成分含有組成
物」とする特許出願をし(特願2013-64545号。優先日は平成24
年9月13日,優先権主張国は日本国。),平成26年7月4日,特許権の
設定登録を受けた(特許第5569848号。請求項の数は2。以下「本件
特許」という。)。
(2) 原告は,平成27年1月8日,特許庁に対し,本件特許の特許請求の範囲
請求項1及び2に記載された発明について特許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10160審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光安定性の向上した組成物)
被告大日本住友製薬株式会社細田芳弘 原告エルメッドエーザイ株式会社中村勝彦
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特許法39条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成26年2月21日,発明の名称を「光安定性の向上した組成
物」とする特許出願(特願2014-31177号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成27年2月6日,特許権の設定の登録(特許第56891
92号。請求項の数は17。)を受けた(以下,この特許を「本件特許」と
いい,本件特許に係る明細書を「本件明細書」という。甲30)。
本件出願は,平成17年4月27日にされた特許出願(特願2005-1
29150号。以下「本件原出願」といい,この出願に係る願書に添付され
た明細書を「本件当初明細書」という。),当該出願の一部について平成2
0年10月6日にされた特許出願(特願2008-260095号),当該
出願の一部について平成23年12月26日にされた特許出願(特願201
1-283072号)を経て,当該出願の一部についてされた分割出願であ
る。
(2) 原告は,平成28年9月30日,本件特許の請求項1,3,14~16に
係る発明につき無効審判を請求した(無効2016-800114号。甲9
▶判決の詳細
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商標権
平成30年10月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10223審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告岡葉流通株式会社 原告株式会社アサヒ
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(商標登録第5558032号。以下「本件商標」と
いう。)の商標権者である(甲1,乙66)。
商 標 別紙記載のとおり
登録出願日 平成24年8月10日
登録査定日 平成25年1月31日
設定登録日 平成25年2月15日
指定商品
第24類「家具等の被搬送物の運搬・移動その他の荷役作業時の被搬送
物を覆う被搬送物用の包装又は梱包用の伸縮自在にしたベルト状・シー
ト状・筒状・袋状で綿・スポンジ・フェルト・不織布等の緩衝材を布生
地・不織布生地・フェルト生地で挟みキルティング縫製した緩衝保護材,
家具等の被搬送物の運搬・移動その他の荷役作業時の被搬送物を覆う被
搬送物用の包装又は梱包用の伸縮自在にしたベルト状・シート状・筒状
・袋状で複数枚の布生地・不織布生地・フェルト生地を重ね合わせてキ
▶判決の詳細
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商標権
平成30年10月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10222審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告岡葉流通株式会社 原告株式会社アサヒ
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(商標登録第5478795号。以下「本件商標」と
いう。)の商標権者である(甲1,乙66)。
商 標 別紙記載のとおり
登録出願日 平成23年9月22日
登録査定日 平成24年1月23日
設定登録日 平成24年3月16日
指定商品
第22類「荷役作業時の被搬送物を覆う被搬送用の包装又は梱包用の伸
縮自在なシート状又は筒状の布製緩衝材,布製包装用容器,わら製包装
用容器,結束用ゴムバンド,日よけ,雨覆い,天幕,日覆い,よしず,
衣服綿,ハンモック,布団袋,布団綿,編みひも,真田ひも,のり付け
ひも,よりひも,綱類」
(2) 原告は,平成28年7月6日,本件商標について商標登録無効審判(以下
「本件審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年10月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10101控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人公益財団法人生長の家社会事業団
株式会社光明思想社 被控訴人生長の家
Y田中伸一郎
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著作権法32条 著作権法112条1項 民事訴訟法157条
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[概要] 1 本件は,(1) 控訴人事業団が,同控訴人は,言語の著作物である「大調
和の神示」(「『七つの燈薹の點燈者』の神示」あるいは「『七つの灯台の
点灯者』の神示」という題号のときもある。)(本件著作物)の著作権を有
するところ,被控訴人らによる原判決別紙書籍目録記載1及び2の各書籍
(本件各書籍)の出版が控訴人事業団の著作権(複製権)を侵害する旨主張
して,被控訴人らに対し,① 著作権法112条1項及び2項に基づく本件
各書籍の複製,頒布又は販売の申出の差止め及び廃棄(世界聖典普及協会,
日本教文社及び被控訴人生長の家教化部の保管するものを含む。),② 不
法行為に基づく損害賠償金160万円及びこれに対する不法行為の日以後で
ある訴状送達日の翌日(被控訴人生長の家につき平成27年11月19日,
被控訴人Yにつき同月15日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払,(2) 控訴人光明思想社が,同控訴人は,「生命
の實相」及び「甘露の法雨」の出版権(各著作物につき,別々の出版権設定
契約に基づくもの。)を有するところ,被控訴人らによる本件各書籍の出版
が控訴人光明思想社の上記各出版権を侵害する旨主張して,被控訴人らに対
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)22884請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (加熱調理器)
被告日立アプライアンス株式会社 原告アイリスオーヤマ株式会社
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特許法29条1項2号 特許法104条の3 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「加熱調理器」とする特許第3895311号の特許
権(以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。また,本件特許
の願書に添付した明細書(ただし,平成30年4月18日にされた審決により訂正
されたもの)及び図面を「本件明細書等」という。)及び本件特許権に基づく被告5
に対する一切の請求権の譲渡を受けた原告が,被告に対し,被告において製造し,
販売する別紙1物件目録記載の各製品(以下,「被告製品1」と総称する。)及び
被告において製造し,販売していた別紙2販売額一覧表の「被告製品」欄記載の被
告製品2ないし被告製品7に対応する各製品(以下,同欄の表示に対応して「被告
製品2」などといい,被告製品1と併せて「被告各製品」と総称する。)につき,10
本件特許の請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属す
るから,被告による被告各製品の製造及び販売は本件特許権を侵害する旨を主張し
て,①特許法100条1項に基づき被告製品1の製造及び販売の差止めを求め,②
同条2項に基づき被告製品1の廃棄を求めると共に,③民法709条の不法行為に
よる損害賠償請求権(対象期間は,平成19年1月1日から平成28年12月3115
日までである。)に基づき,4億1700万円及びこれに対する不法行為後の日で
▶判決の詳細
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特許権
平成30年10月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)13794請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (LED照明装置およびLED照明光源)
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法29条の2 特許法101条1号
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無効 | 51回 | 進歩性 | 19回 | 新規性 | 19回 | 特許権 | 17回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「LED照明装置およびLED照明光源」とする特許第398
9794号の特許権(以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。
また,本件特許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。)
を有する原告が,被告シチズンにおいて業として製造,販売,販売の申出(販売のた5
めの展示を含む。以下同じ。),輸入又は輸出(以下「製造等」という。)をしてい
る別紙被告製品目録記載1の製品(以下「被告照明光源1」という。),被告日亜に
おいて業として製造等(ただし,被告日亜については輸入を除く。以下同じ。)をし
ている同目録記載2の製品(以下「被告照明光源2」といい,被告照明光源1と併せ
て「被告各照明光源」という。),被告大光において業として製造等をしている同目10
録記載3の製品(以下「被告照明装置」といい,本件各照明光源と併せて「被告各製
品」という。)について,被告各照明光源は本件特許の特許請求の範囲請求項7(以
下「本件発明1」という。)の技術的範囲に属し,本件照明装置は本件特許の特許請
求の範囲請求項1(以下「本件発明2」といい,本件発明1と併せて「本件各発明」
という。)の技術的範囲に属し,被告らによる被告各製品の製造等は本件特許権を侵15
害する(いずれの行為も直接侵害を構成し,そのうち被告シチズン及び被告日亜によ
▶判決の詳細
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