権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権NEW 9/19掲載
令和7年9月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10035控訴棄却
債務不存在確認請求、損害賠償請求反訴控訴事件
被控訴人東日本高速道路株式会社
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特許法102条3項
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[概要] 1 請求の要旨
本件は、被控訴人による本訴請求と控訴人による反訴請求からなる。5
(1) 本訴請求
本訴請求は、被控訴人が、原判決別紙原告設備目録記載の各設備(原告各設備)は、
控訴人が有する特許第4379879号の特許(親出願特許)の特許請求の範囲の請
求項1及び5に係る各発明(本件発明1、2)、特許第5769141号の特許(第
4世代特許)の特許請求の範囲の請求項1及び2に係る各発明(本件発明3-1、310
-2)並びに特許6159845号の特許(第7世代特許)の特許請求の範囲の請求
項1及び2に係る各発明(本件発明4-1、4-2)の各技術的範囲に属さず、また、
控訴人が上記各特許(本件各特許)に係る特許権(本件各特許権)を行使することは
権利の濫用であるから、被控訴人による原告各設備の設置及び使用は、いずれも、控
訴人が有する本件各特許権を侵害しないと主張して、控訴人に対し、控訴人が被控訴15
人に対する本件各特許権に基づく不法行為による損害賠償請求権、不当利得返還請求
権及び差止請求権を有しないことの確認を求めるものである。
▶判決の詳細
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商標権NEW 9/19掲載
令和7年9月3日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告イッセセイフティソシエダッドリミターダ 被告日本カリフォルニアカスタム株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
(1) 登録第6485884号商標(以下「本件商標」という。)は、被告を商標権
者とし、「CLASSIC SNOW SOCKS」の文字を標準文字で表してなり、
第35類「自動車並びにその部品及び附属品(布製の滑り止めタイヤチェーンを含
む。)の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」を指定役務
として、令和3年5月20日に登録出願、同年12月14日に設定登録されている10
ものである。
▶判決の詳細
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特許権NEW 9/19掲載
令和7年8月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10034
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (弾塑性履歴型ダンパ)
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件(原審)は、発明の名称を「弾塑性履歴型ダンパ」とする特許第56677
▶判決の詳細
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不正競争
令和7年8月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ラ)10003
仮処分命令申立却下決定に対する抗告事件
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[概要] 本件は、抗告人が、原決定別紙特許権目録記載の各特許権(本件特許権)を有する15
相手方に対し、相手方が厚生労働省(厚労省)及び独立行政法人医薬品医療機器総合
機構(PMDA。厚労省と併せて「厚労省等」)に対して抗告人が原決定別紙債務者
製品目録記載の製品(債務者製品)のバイオ後続品である原決定別紙債権者製品目録
記載の製品(債権者製品)をその添付文書に「中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄
斑変性」を適応症と記載して製造販売する行為は本件特許権を侵害する旨を告知する20
ことは、不正競争防止法(不競法)2条1項21号所定の不正競争に当たるとし、同
法3条1項に基づく同告知行為の差止請求権を被保全権利として、同告知行為を差し
止める仮処分命令の申立てをする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年8月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10007等控訴棄却
著作権侵害差止等請求本訴・損害賠償請求反訴控訴事件、損害賠償請求反訴附帯控訴事件
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著作権法19条1項 著作権法114条2項 民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
⑴ 本件本訴は、原告が被告に対し、被告が、原告の著作物である原告シナリ
オに依拠して本件漫画を制作した行為は、原告シナリオに係る原告の著作権15
(翻案権)を侵害し、被告が、本件漫画を書籍として頒布し、電子書籍とし
て販売した行為は、本件漫画に係る原著作者としての原告の権利(複製権、
譲渡権及び公衆送信権)を侵害し、さらに、被告のこれらの行為は、原告の
著作者人格権(公表権、氏名表示権及び同一性保持権)を侵害すると主張し
て、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償請求として合計400万020
▶判決の詳細
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その他
令和7年8月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70601請求棄却
DMCAカウンターノーティスに基づくURL回復請求事件
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[概要] 本件は、原告が、被告の管理、運営するインターネット上の検索サイトの検
索結果に、原告の管理、運営するウェブサイトのURLを表示させない措置が
とられたことから、被告に対し、米国デジタルミレニアム著作権法(以下「D
MCA」という。)512条(g)項(2)節に基づき、上記URLを削除する措置を25
撤回して同URLの回復を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10075控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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著作権法30条の2 著作権法32条1項 著作権法114条3項 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 事案の要旨25
⑴ 本件は、宗教法人であり、その発行する聖教新聞に掲載された本件各写真
の著作権を有する原告が、会員である被告に対し、被告において、平成30
年10月22日から令和元年10月21日までの間、25回にわたり、イン
ターネットを利用して、本件各写真を本文とともにツイッター(X)に投稿
(本件各投稿)した行為は、原告の本件各写真の著作権(送信可能化権。著
作権法23条)を侵害すると主張して、不法行為に基づく損害賠償請求(民5
法709条、著作権法114条3項)として419万1500円及びこれに
対する最後の不法行為日である同日から支払済みまで平成29年法律第44
号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10019控訴棄却
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え控訴事件
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[概要] 「原告」を「控訴人」と、「被告」を「被控訴人」と、「別紙」を「原判決別紙」
とそれぞれ読み替える。)
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10022控訴棄却
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え控訴事件
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[概要] 「原告」を「控訴人」と、「被告」を「被控訴人」と、「別紙」を「原判決別紙」
とそれぞれ読み替える。)
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(行ケ)10071審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
原告X 被告特許庁長官
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民事訴訟法140条
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[概要] 1 原告は、令和7年7月14日、当庁に対し、別紙の訴状を提出して、本件訴
訟に係る訴えを提起した。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10014控訴棄却
損害賠償等、損害賠償請求控訴事件
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著作権法2条1項1号 不正競争防止法2条1項1号 著作権法2条2項 不正競争防止法3条1項
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[概要] 判決中の「原告会社」、「被告Y」、「被告A」はそれぞれ「控訴人」、「被
控訴人」、「A」に読み替える。)
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10029控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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[概要] 1 本件は、いずれも漫画家である被控訴人らが、控訴人が被控訴人らの漫画作25
品を控訴人の管理運営するウェブサイトに無断で掲載し、被控訴人らの著作権
(複製権、公衆送信権(送信可能化権を含む。))を侵害したと主張し、控訴人
に対し、不法行為に基づく損害賠償請求として、被控訴人X1が、463万9
318円及びこれに対する令和4年3月3日(漫画作品が上記ウェブサイトに
掲載された日のうち最も遅い日)から支払済みまで民法所定の年3%の割合に
よる遅延損害金の支払を求め、被控訴人X2が、203万3950円及びこれ5
に対する同日から支払済みまで年3%の割合による遅延損害金の支払を求め、
被控訴人X3が、235万4018円及びこれに対する同日から支払済みまで
年3%の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70127一部認容
債務不存在確認等請求事件
原告株式会社SHIFFON 被告サクラインターナショナル株式会社
Aⅰ
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著作権法101条 民法709条 商標法4条1項7号 著作権法2条1項12号
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商標権 | 95回 | ライセンス | 92回 | 許諾 | 35回 | 侵害 | 31回 |
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[概要] 本件に至る経緯等
(1) 被告会社は、株式会社バイタルジャパン(以下「バイタルジャパン」とい
う。)が、令和4年9月に開催されたイベント(以下「本件イベント」とい
う。)において、別紙著作物目録記載の著作物(以下「本件著作物」という。)5
及び別紙標章目録記載1ないし3の各標章(以下、これらの標章を併せて
「本件各標章」という。)を使用した製品を展示したことについて、バイタル
ジャパンに対し、同製品を製造、陳列する行為は、被告会社が有する本件著
作物の著作権(以下「本件著作権」という。)及び別紙被告商標目録記載1な
いし4の商標(以下、同目録記載の番号に応じて「本件商標1」などといい、10
これらを併せて「本件各商標」という。)に係る商標権(以下、同目録記載の
番号に応じて「本件商標権1」などといい、これらを併せて「本件各商標権」
という。)を侵害するものであるとして、上記行為の差止め及び製品の廃棄を
求めるとともに、応じない場合には損害賠償を含む法的措置を講じる用意が
ある旨の書面(以下「本件警告書」という。)を送付した。15
(2) 本件は、本件イベント開催当時バイタルジャパンの取引先であった株式会
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(行ケ)10005審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告ウォーターズテクノロジーズコーポレーション 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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審決 | 21回 | 商標権 | 11回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 実施 | 1回 |
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[概要] 本件は、本願商標の出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした本件
審決の取消訴訟である。争点は、商標法4条1項11号該当性(指定商品又は指
定役務の類否)である。
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(行ケ)10025審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社Donuts 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法6条2項 商標法15条
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審決 | 14回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 無効審判 | 1回 | 無効 | 1回 |
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[概要] 本件は、商標出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした本件審決
の取消訴訟である。争点は、商標法3条1項3号該当性である。
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社Donuts 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法6条2項 商標法15条
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審決 | 14回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 無効審判 | 1回 | 無効 | 1回 |
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[概要] 本件は、商標出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした本件審決
の取消訴訟である。争点は、商標法3条1項3号該当性である。
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月17日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社珠屋 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は、商標出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は、商標法4条1項11号該当性である。
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70003請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
原告A 被告ロキテクノロジーインコーポレイテッド
B
C
D
ティーケーテクノロジー有限会社
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商標法2条3項8号 民法709条
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[概要] 1 事案の概要
原告は、別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)の商標25
権者である。他方、被告ロキテクノロジーインコーポレイテッド(以下「被
告ロキ社」という。)は、インターネット上の電子掲示板である「5ちゃん
ねる」を運営しているところ、DNS(ドメインネームシステム)の転送機
能の設定画面において「5ちゃんねる」に転送するためのドメイン名として
「2ch.net」との文字列(以下「被告標章」という。)を入力した
(以下「本件入力行為」という。)。5
本件は、原告が、本件入力行為が上記商標権を侵害すると主張して、被告
らに対し、民法709条、719条2項に基づき、連帯して、損害賠償3億
6000万円及び令和5年10月1日から口頭弁論終結日である令和7年6
月26日まで月500万円の割合による金員の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月17日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)5007
商標権侵害差止請求事件
原告有限会社新居バイオ花き研究所 被告ヴェリタス株式会社
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商標法4条1項11号 商標法36条1項
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[概要] 1 本判決における略称
(1) 本件商標(権):商標登録第5006976号に係る商標(権)
(2) 被告標章 : 別紙被告標章目録記載の標章
(3) 被告商品1 : 別紙被告商品目録記載1の商品5
(4) 被告商品2 : 別紙被告商品目録記載2の商品
(5) 被告各商品 : 被告商品1及び被告商品2の総称
(6) Z社 : 株式会社然
(7) Z商標(権) : 登録第6438678号に係る登録商標(権)
(8) 本件許諾契約 : 被告とZ社との間で締結されたZ商標権に係る通常使用10
権許諾契約(乙6)
2 原告の請求
被告標章が本件商標と類似し、被告標章をパッケージに付したいちご同梱の商
品(被告各商品)の販売が本件商標権の侵害であることを理由とする、原告の被
告に対する、①商標法36条1項に基づく被告各商品の販売の差止請求、及び、15
②同条2項に基づく被告標章の抹消請求
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月17日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)11140却下
出版権等確認請求事件
原告公益財団法人生長の家社会事業団 被告A
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著作権法27条
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[概要] 本件は、別紙「著作物目録」記載の著作物(以下「本件著作物」という。)
につき、著作権(出版権設定及び出版許諾を行う権利を含む。)が自らにある20
ことを主張する原告が、これを否定する言論活動をしてきた被告を相手方当事
者として、上記著作権が原告にあることの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月17日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和7(モ)60501
保全異議申立事件
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商標法36条1項
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[概要] (略語は、原決定の表記による。)
▶判決の詳細
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不正競争
令和7年7月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10012控訴棄却
不正競争行為差止請求控訴事件
被控訴人株式会社グッドマン
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[概要] 1 事案の概要
本件は、被控訴人が、控訴人に対し、被控訴人の販売する原判決別紙原告商品目録
記載の商品(原告商品)の主要な構成品であるYコネクター(原告Yコネクター)の
形態が被控訴人の商品等表示として需要者の間に広く知られており、控訴人が原告Y
コネクターの形態と類似するYコネクター(被告Yコネクター)を主要な構成品とす
る原判決別紙被告商品目録2記載の商品(被告商品)を製造し、販売する行為は、被5
控訴人の商品と混同を生じさせる行為であって、不正競争防止法(不競法)2条1項
▶判決の詳細
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特許権
令和7年7月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70128一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件
原告光洋通商株式会社 被告株式会社ダイイチ
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特許法102条1項 特許法102条3項 特許法102条2項 特許法2条3項1号
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実施 | 96回 | 侵害 | 43回 | 特許権 | 23回 | ライセンス | 7回 |
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[概要] 本件は、別紙特許権目録記載の特許(以下「本件特許」といい、本件特許に5
係る特許権を「本件特許権」という。また、本件特許の願書に添付された明細
書を「本件明細書」といい、上記明細書及び図面を併せて「本件明細書等」と
いう。)を有する原告が、別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」と
いう。)の販売等を行っている被告に対し、上記行為が本件特許権の侵害を構
成するとして、特許法100条1項に基づき、侵害行為の差止めを求めるとと10
もに、民法709条に基づき、損害賠償金3000万円及びこれに対する不法
行為の後の日(最初の警告書を送付した令和5年11月1日)から支払済みま
で民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年7月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10012請求棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求控訴事件
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特許法102条3項 特許法29条の2 特許法123条1項2号 特許法123条1項
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進歩性 | 36回 | 実施 | 31回 | 新規性 | 17回 | 無効 | 16回 |
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[概要] 1 事案の要旨
⑴ 本件は、本件特許権を有する原告モビリティ及び本件専用実施権を有する
原告モビリティ・エックスが、イ号製品を販売する被告パナソニックコネク
ト及びロ号製品を販売する被告パナソニックに対し、本件訂正前の本件特許
の特許請求の範囲請求項5に係る発明(本件発明5)について、イ号製品及15
びロ号製品は本件発明5の技術的範囲にそれぞれ属し、被告製品の販売は、
本件特許権及び本件専用実施権を侵害すると主張して、不法行為(民法70
9条、損害額につき特許法102条3項)に基づく損害賠償請求として、①
被告パナソニックコネクト及び②被告パナソニックのそれぞれについて、平
成23年4月1日から令和3年3月31日までの間の被告製品の売上に基づ20
いて原告らの損害(原告モビリティ・エックスについては専用実施権の設定
を受けた平成30年8月以降の損害)を算定し、原告らそれぞれに対し、各
損害額の一部である各1500万円及びこれに対する不法行為後の日(①令
和3年8月28日、②同月31日)から各支払済みまで民法所定の年3%の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である(なお、原告らは、本件訂25
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月9日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70635請求棄却
商標権侵害差止請求事件
原告ヴェンガーエスアー 被告ゴイチマル株式会社
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商標法36条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が被告に対し、被告が別紙被告標章目録記載の各標章(以下、
「被告標章1」、「被告標章2」といい、これらを総称して「被告各標章」とい
う。)を付した別紙被告商品目録記載の各商品(以下、「被告商品1」、「被告商5
品2」といい、これらを総称して「被告各商品」という。)を販売することに
より、原告の保有する別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)
に係る商標権(以下「原告商標権」という。)が侵害されていると主張して、
商標法36条1項及び2項に基づき、①被告各商品を譲渡し、引き渡し、又は
譲渡若しくは引渡しのために展示することの差止め、②被告各商品の広告宣伝10
物に被告各標章を付して展示し、若しくは頒布し、又はこれらを内容とする情
報に被告各標章を付して電磁的方法により提供することの差止め並びに③被告
各商品及びその広告宣伝物の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10016控訴棄却
使用差止め等請求控訴事件
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著作権法114条2項 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件(原審)は、被控訴人の元職員である控訴人が、被控訴人が運営する徳冨
蘆花記念文学館(本件文学館)の展示室に設置されている解説パネルの内容部分を構
成する文章(本件解説文)及び本件文学館で上映されている映像付き脚本朗読作品の
内容部分を構成する朗読部分の文章(本件脚本)に係る各著作権は控訴人に帰属して
おり、被控訴人は上記展示等により控訴人の当該各著作権を侵害していると主張して、10
被控訴人に対し、著作権法112条1項に基づき本件解説文及び本件脚本の使用差止
めを求めるとともに、民法709条、著作権法114条2項、3項に基づき、損害賠
償金の一部として100万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年7月9日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70505一部認容
損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が被告に対し、被告がインターネットを利用して画像等を投稿
することができる情報ネットワークであるインスタグラムにおいて別紙投稿記25
事目録記載の投稿(以下「本件投稿」という。)をしたことにより、別紙動画
目録記載の動画(以下「本件動画」という。)に係る原告の著作権(複製権及
び公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権)が侵害されたと主張して、不
法行為に基づき、損害金合計235万9066円及びこれに対する不法行為の
日である令和4年6月13日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに証拠及び弁論の全趣旨により容
易に認められる事実)
⑴ 原告は、令和4年6月5日、本件動画を制作し、その頃、原告のインスタ
グラムアカウントに投稿した。(甲4、10)
⑵ 被告は、令和4年6月13日、本件動画をスクリーンショットした画像10
(以下「本件画像」という。)を、被告のインスタグラムアカウントに投稿
▶判決の詳細
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商標権
令和7年7月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10017控訴棄却
損害賠償等、業務委託料等反訴請求控訴事件
被控訴人株式会社PAXY
Y1
Y2
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民法709条 民法703条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人の本訴請求と被控訴人会社の反訴請求からなる。
(1) 本訴請求25
本訴請求は、歯科医師業を営む医療法人である控訴人が、次の請求をする事案で
ある。
ア 本訴請求①
被控訴人Y2との間で締結した委任契約は、弁護士法72条に違反する無効なも
のであると主張して、被控訴人Y2に対する、
(ア) 主位的請求5
被控訴人Y2が同委任契約に基づき報酬を受領した行為が不法行為に当たると
して、民法709条に基づく、損害賠償金220万円(控訴人が被控訴人Y2に支
払った200万円及び弁護士費用20万円)及びこれに対する不法行為の日である
令和2年5月25日(控訴人は、令和2年7月2日に被控訴人Y2が上記200万
円を受領したと主張するが、上記受領日が同年5月25日であったとする従前の変10
更前の主張を基に附帯請求の始期を設定している。)から支払済みまで民法所定の
▶判決の詳細
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