権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
その他
令和7年4月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2829請求棄却
損害賠償等請求事件
原告森産業株式会社 被告千葉泉産業株式会社
株式会社東陽物産
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民法709条
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[概要] 原告は、しいたけ(登録番号第17039号)の育成者権を有し、他方、被
告東陽物産は、しいたけの菌床を輸入して被告千葉泉に譲渡し、被告千葉泉は、25
しいたけを生産、譲渡している。
本件は、原告が、被告らに対し、上記の被告らの行為が原告の上記育成者権
を侵害すると主張して、民法709条及び719条1項に基づき、連帯して、
損害賠償金5548万5724円及びこれに対する不法行為の日の後である
令和4年1月1日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。5
▶判決の詳細
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その他
令和6年12月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10059控訴棄却
業務委託料、同反訴請求控訴事件
被控訴人X
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民法709条
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侵害 | 58回 | 特許権 | 47回 | 損害賠償 | 22回 | 抵触 | 9回 |
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[概要] のは、「原判決別紙」と読み替える。)
▶判決の詳細
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その他
令和6年12月19日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)12021請求棄却
特許権移転登録手続等請求事件
原告わたつみ化研株式会社 被告株式会社エステン化学研究所
P1
P2
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民法709条 民法674条1項
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[概要] 1 本判決で用いる主な呼称
(1) 甲3契約 国立大学法人北海道大学と原告間の令和元年11月1日付け共同
研究契約(甲3)
(2) 甲4契約 原告を譲受人、被告P1及び被告会社を譲渡人とする令和元年1
▶判決の詳細
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その他
令和6年12月19日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)5303
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議事件
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著作権法14条 著作権法15条1項
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[概要] (本判決における略語は、本文中に定義するもののほか別紙「略語表」記載のとお25
りである。)
▶判決の詳細
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その他
令和6年12月16日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)5302
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議事件
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著作権法15条1項 著作権法14条
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[概要] 1 本判決における略称25
・ 本件決定 :発信者情報開示命令申立事件(当庁令和5年(発チ)
第20022号)について同裁判所が令和6年4月30
日にした決定(甲12)
・ 本件申立て :上記事件に係る被告の発信者情報開示命令申立て
・ ビットトレント :ピア・ツー・ピア方式のファイル共有プロトコルであ
る「BitTorrent」5
・ 本件各契約者 :別紙「発信者情報目録」記載の「IPアドレス・ポー
ト番号」を割り当てられた原告の契約者
・ 本件各発信者情報 :本件各契約者の氏名又は名称、住所、電話番号及び電
子メールアドレス
・ 本件各動画 :別紙「著作物目録」番号1ないし3の動画の総称10
・ 本件調査 :被告が調査会社に依頼した本件各動画の著作権侵害の
有無に関する調査
・ 本件調査会社 :本件調査を実施した会社(株式会社utsuwa)
▶判決の詳細
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その他
令和6年10月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)2681請求棄却
損害賠償請求本訴事件、損害賠償請求反訴事件
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民法719条 民事訴訟法248条
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[概要] 1 本判決における略称15
・ 本件雇用契約 :原告と被告P2との間の雇用契約
・ 本件雇用契約書 :本件雇用契約に係る契約書(甲3)
・ 本件入社誓約書 :甲50の入社誓約書
・ 本件競業避止条項 :本件入社誓約書8項
・ 本件秘密保持誓約書:甲51の秘密保持誓約書20
・ 本件就業規則 :原告の社員就業規則(甲52)
・ 本件各ECサイト :楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング
・ 本件仮差押決定 :令和4年12月15日付け仮差押決定(大阪地裁令和
4年(ヨ)第838号仮差押命令申立事件)(甲45)
・ 本件仮差押命令申立て:本件仮差押決定に係る原告の仮差押命令申立て25
・ 本件各取引停止処分:楽天市場及びYahoo!ショッピングの各運営者に
よる被告会社に対する各取引停止処分の総称
・ 本件PC :被告P2の使用していた原告所有のPC
・ 本件複製情報 :被告P2が本件PCからUSBメモリーに複製保存し
▶判決の詳細
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その他
令和6年10月4日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ラ)10002
発信者情報開示命令申立却下決定に対する即時抗告申立事件
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[概要] 1 原審は、本件各投稿について、台湾に所在する相手方が、台湾に所在する者5
との間で締結された台湾に所在する者向けのプロバイダ契約に基づき提供し
たインターネット接続サービスを利用して行われたことがうかがわれるとし
て、本件申立ては日本において事業を行う者に対する日本における業務に関す
るものであるとはいえないから、日本の裁判所にプロバイダ責任制限法9条 1
項3号所定の国際裁判管轄があるとはいえないとして、本件申立てを却下した。10
これを不服とする抗告人が、主文と同旨の裁判を求めて本件抗告をした。
▶判決の詳細
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その他
令和6年9月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ラ)10003
閲覧等の制限申立却下決定に対する即時抗告申立事件
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民事訴訟法92条1項2号 民事訴訟法92条1項 不正競争防止法2条6項
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[概要] 原審は、上記②に係る申立てを全部認容する一方、上記①(本件和解条項)
については、その一部(本件和解条項の第2項並びに和解条項別紙「被告シス
テム目録」(4)及び同「被告第1準備書面記載の被告システムの構成」記載の部5
分)に限って申立てを認容し、その余の申立てを却下した。
▶判決の詳細
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その他
令和6年8月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10028控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人株式会社テラスカイ
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民法709条
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[概要] る。)
▶判決の詳細
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その他
令和6年8月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10016原判決変更
損害賠償請求控訴事件
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民法709条
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損害賠償 | 20回 | 実施 | 16回 | 実用新案権 | 9回 | 侵害 | 8回 |
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[概要] 本判決の本文中において用いる略語の定義は、次のとおりである。10
原告 被控訴人(原審本訴原告・反訴被告)
被告 控訴人(原審本訴被告・反訴原告)
本件実用新案権等 原判決別紙「被告実用新案権等目録」記載の実用新案
権及び著作権
被告アイデア 被告が原告に対し平成26年頃に提案した「送る人も受け15
取る人も伴に徳をもたらす」というアイデア
本件施策 年賀はがきに関する販売促進施策として原告が実施した「送る
人にも福来たるキャンペーン」(甲21)
A 原告従業員のA
本件通知書 原告訴訟代理人が被告に送付した平成31年4月2日付け20
「通知書」(甲9、乙9)
▶判決の詳細
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その他
令和6年7月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70722
妨害禁止等請求事件
原告A
B 被告ハチドリーム株式会社
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民法656条 民法651条1項 民法1条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、いわゆるカップルユーチューバーである原告らが、タレントのマ
ネジメント会社である被告に対し、被告との間で締結した令和4年4月16
日付けマネジメント契約が終了していることの確認を求める事案である。25
なお、原告らは、被告においてマネージャー募集に関するウエブサイト広
告(別紙参照)に原告らの肖像及びグループ名を使用する行為が、原告らの
パブリシティ権侵害等を構成すると主張して、上記肖像及びグループ名の削
除を求める請求をしていたところ、被告は、争点整理の一環として、任意に
削除したことから、原告らは、上記請求を取り下げ、被告もこれに同意した。
▶判決の詳細
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その他
令和6年3月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10096控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (レーザ加工方法及びレーザ加工装置)
被控訴人浜松ホトニクス株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「レーザ加工方法及びレーザ加工装置」とする発明に
ついての特許(特許第4509578号。以下、同特許を「本件特許1」、その
発明を「本件発明1」、本件特許1に係る特許権を「本件特許権1」という。)及
び「切断方法」とする発明についての特許(特許第5122611号。以下、同
様に「本件特許2」、「本件発明2」及び「本件特許権2」といい、これらと本件10
特許1、本件発明1、本件特許権1とを併せて、それぞれ「本件各特許」、「本件
各発明」、「本件各特許権」という。)について、被控訴人が単独で特許出願し本
件各特許権の設定登録を受けているところ、控訴人が、当事者間の契約によれ
ば本件各特許権は控訴人と被控訴人の共有となるべきものであるにもかかわら
ず、被控訴人が単独でその設定登録を受けた上で、控訴人に対して本件特許権15
▶判決の詳細
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その他
令和6年1月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10081控訴棄却
商品販売差止等請求控訴事件
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[概要] 1 事案の要旨
控訴人XことX’(原審原告。以下「原告X」という。)の所属する控訴人株式会
社ワイエムエヌ(原審原告。以下「原告会社」といい、原告Xと併せて「原告ら」
という。)は、アスクレピオス製薬株式会社(原審被告。以下「原審被告アスクレ10
ピオス」という。)との間で原審被告アスクレピオスが販売する原判決別紙商品目録
記載1の商品(以下「被告商品」という。)の広告等において原告Xの氏名、原告会
社が事前確認した肖像及びコメント(以下「本件氏名等」という。)の使用を許諾す
る旨の本件広告出演契約を締結していた。本件は、原告らが、原審被告アスクレピ
オス及び同社から会社分割により被告商品に係る事業を承継した被控訴人(原審被15
告。以下「被告ツインガーデン」といい、原審被告アスクレピオスと併せて「被告
ら」という。)に対し、原告会社と原審被告アスクレピオスとの間で本件広告出演契
約を解除する旨の本件和解が成立したにもかかわらず、その後も被告らが被告商品
の広告等に本件氏名等を使用していると主張して、原告Xは人格権としての氏名権、
肖像権及びパブリシティ権に基づき、原告会社は本件広告出演契約及び本件和解に20
基づき、被告らに対し、本件氏名等を使用した被告商品及びその販売促進品として
▶判決の詳細
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その他
令和5年12月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)3171請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社スターレイプロダクション
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条
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[概要] 1 本件は、タレントである原告が、芸能活動に関し専属契約を締結していた被
告に対し、当該契約が解除されたにもかかわらず、被告がそのホームページ上
に原告の肖像写真及び氏名等を掲載し続けているとして、主位的に当該掲載行
為が肖像権及びパブリシティ権侵害を構成すると主張し、不法行為に基づき、
損害賠償金975万7000円(損害金887万円及び弁護士費用88万70
00円の合計額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和5年3月45
日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払並びに上
記肖像写真等の削除を求め、予備的に上記掲載行為が不正競争防止法2条1項
▶判決の詳細
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その他
令和5年12月7日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)565請求棄却
損害賠償等請求事件
原告株式会社ZUND 被告株式会社セイショウ
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不正競争防止法2条1項20号
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[概要] 原告が、第三者から賃借した物件で運営していたラーメン店を閉店することとな
り、被告(請負人)に同物件に係る賃貸借契約終了に伴う原状回復工事を依頼した
が、被告が残置すべき監視カメラを撤去・廃棄したとして、被告に対し、請負契約25
の契約不適合責任に基づく損害賠償金420万円及びこれに対する令和2年9月2
0日(工事完成日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である(原告は、根拠条文として、民法415条1項のほかに民
法559条、562条1項、564条を挙げるが、損害賠償請求に関しては、契約
不適合による場合も債務不履行に基づく損害賠償請求と性質が異なるものではない
から、原告は、民法415条1項に基づき損害賠償を請求するものと解される。)。5
なお、原告は、当初、被告による自社ウェブサイトへの原告店舗の写真等の掲載行
為が不正競争防止法2条1項20号所定の不正競争に該当するとして、同法3条1
項及び2項に基づき、上記掲載写真等の削除を求めたが、被告がこれらを削除した
ため、原告は当該請求に係る訴えを取り下げた。
▶判決の詳細
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その他
令和5年11月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10077控訴棄却
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 事案の要旨
被控訴人(原審被告。以下「被告」という。)は、控訴人(原審原告。以下「原告」5
という。)を相手方として、法5条2項に基づく申立てをした。東京地方裁判所は、
同申立てに係る事件(令和4年(発チ)第10032号発信者情報開示命令申立事
件。以下「本件命令申立事件」という。)において、原告に対し本判決別紙発信者情
報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を命じる旨の決定(以
下「本件決定」という。)をした。本件は、本件決定に対し、原告が異議の訴えを提10
起した事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和5年11月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70056
差止等請求事件
原告A 被告株式会社エンリケ空間
株式会社エンリケスタイル
株式会社エンリケスタッフ
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[概要] 1 原告は、「エンリケ」(アルファベット表記「ENRIKE」)という芸名の
いわゆるキャバクラ嬢であった者であり、他方、被告らは、いずれも訴外B(以
下「訴外B」という。)が経営に関与する株式会社である。そして、原告と訴外
Bは、平成31年から婚姻関係にあったものの、令和4年10月26日に離婚し、
また、原告は、被告エンリケ空間が設立された令和元年6月6日、被告エンリケ20
空間の代表取締役に就任したものの、令和4年10月14日に辞任し、訴外Bが
代表取締役に就任した。
▶判決の詳細
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その他
令和5年10月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10024控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件 (ページング方法および装置)
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特許法134条の2
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「ページング方法および装置」とする発明に係る特許20
権(特許第3287413号。以下「本件特許権」といい、本件特許権に係る
特許を「本件特許」という。)を有していたと主張する控訴人が、被控訴人に
対し、被控訴人が「4G LTE」との名称で提供する無線通信ネットワーク
サービス(以下「被控訴人サービス」という。)に係るLTE(Long Term
Evolution)通信方式の上りリンクのデータ送信に関する方法(以下「被控訴25
人方法」という。)が、本件特許に係る発明の技術的範囲に属するものであり、
これにより被控訴人が実施料相当額を不当に利得していると主張して、不当利
得返還請求権に基づき、1141億1364万1051円の一部である1億円
及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年11月9日から支払済
みまで民法(平成29年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。5
原審が、被控訴人方法は本件各発明の技術的範囲に属しないとして控訴人の
請求を棄却したところ、控訴人がその取り消しを求めて本件控訴を提起した。
▶判決の詳細
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その他
令和5年10月4日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10061請求棄却
損害賠償請求控訴事件,特許権侵害による損害賠償請求債務不存在確認等請求控訴事件
被控訴人株式会社ヒラノテクシード
株式会社カネカ
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特許法74条 民事訴訟法143条1項
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実施 | 241回 | 特許権 | 173回 | 許諾 | 163回 | 侵害 | 70回 |
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 事実の概略
ア 一審被告は、原判決別紙1特許権目録記載1の日本における特許権(後
記「本件日本特許権」)及び同目録記載2の米国における特許権(後記「本
件米国特許権」)を有していた。20
イ 一審原告は、前記各特許権などについて、平成5年(1993年)12
月に、一審被告と実施許諾契約(後記「本件実施許諾契約」)を締結した。
▶判決の詳細
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その他
令和5年9月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10101控訴棄却
請求異議控訴事件
被控訴人株式会社北里コーポレーション
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不正競争防止法2条1項20号
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[概要] 1 本件は、被控訴人が、控訴人に対する確定判決(知的財産高等裁判所平成325
▶判決の詳細
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その他
令和5年9月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10025一部認容
損害賠償請求控訴事件
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著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、被控訴人との間で専属的マネジメント契約を締結し(本件専属契約)、
実演家グループ「FEST VAINQUEUR」(本件グループ)のメンバーと20
して活動していた控訴人らが、被控訴人に対し、被控訴人が令和元年7月13日の
本件専属契約終了後も被控訴人が管理・運営する本件各サイト(本件被告サイト、
本件グッズ販売サイト及び本件ファンクラブサイト)において、本件被告サイト及
び本件ファンクラブサイトにつき令和元年11月30日まで、本件グッズ販売サイ
トにつき令和3年12月31日まで、それぞれ本件グループ名及び控訴人らの肖像、25
芸名等を掲載している(本件利用行為)として、
(1) 肖像権等及びパブリシティ権の侵害を理由とする不法行為に基づく損害賠
償請求(いずれも一部請求)として、控訴人ら一人当たり110万円(内訳は肖像
権等侵害につき50万円、パブリシティ権侵害につき50万円及び弁護士費用相当
額10万円)及び令和元年12月19日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで
民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下「改正前民法」という。)5
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
▶判決の詳細
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その他
令和5年7月10日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)4658請求棄却
損害賠償等請求事件
原告P1
株式会社フジタ 被告ブルージー・プロ株式会社
P2
P3
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民法709条 民法724条 民法703条 民法147条1号
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[概要] 1 訴訟物
(1) 主位的請求
ア 原告P1の被告P2及び被告P3に対する後記本件育成者権侵害の不法
行為(民法709条)に基づく損害2407万1292円のうちの1000
万円(一部請求)及びこれに対する原告P1主張の被告らの行為の後日であ5
る平成26年11月1日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号に
よる改正前のもの。以下明示しない限り同じ。)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払請求(被告P2と被告P3は共同不法行為。被告ブルージ
ー・プロ株式会社(以下「被告会社」という。)に対しては民法709条又は
会社法350条に基づく同額の請求。)10
イ 原告株式会社フジタ(以下「原告会社」という。)の被告P2及び被告P3
に対する後記本件育成者権についての独占的通常利用権の侵害の不法行為
(民法709条)に基づく損害2億0335万2185円のうちの5000
万円(一部請求)及びこれに対する前記アと同様の遅延損害金の支払請求(各
被告の責任原因はアと同じ)15
▶判決の詳細
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その他
令和5年4月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10080控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
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著作権法15条1項 著作権法12条1項
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[概要] 1 事案の要旨5
本件は、原判決別紙著作物目録記載1の写真(以下「本件写真」という。)
及び同目録記載2の新聞(以下「本件新聞」という。)の著作者である被控訴
人が、「ツイッター」(インターネットを利用してツイートと呼ばれるメッセー
ジ等を投稿することができる情報ネットワーク)のウェブサイトにおいてされ
た原判決別紙投稿記事目録記載1及び2の各投稿(以下「本件各投稿」といい、10
同目録の番号に応じて、それぞれを「本件投稿1」などという。)により、被
控訴人の本件写真及び本件新聞に係る著作権(公衆送信権)が侵害されたと主
張して、ツイッターを運営する控訴人に対し、特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制
限法」という。)5条1項に基づき、上記権利の侵害に係る発信者情報として15
別紙1発信者情報目録記載1及び2の各情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和5年3月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18827
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告ビッグローブ株式会社
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著作権法14条
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファ
イル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙侵害著
作物目録の品番及び作品名記載の動画(以下「本件著作物」という。)を送信可20
能化したことにより、本件著作物に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張し
て、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づ
き、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開
示を求める事案である。25
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に
より認められる事実をいう。なお、証拠を摘示する場合には、特に記載のない限
り、枝番を含むものとする。)
当事者
ア 原告は、映像の企画、製作、発売、配給等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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その他
令和5年3月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行コ)10002控訴棄却
登録処分取消請求控訴事件
被控訴人国
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[概要] 1 事案の要旨
農林水産大臣は、平成29年12月15日付けで、地理的表示法12条1項
に基づく特定農林水産物等の登録に関する処分(平成29年12月15日付け5
27食産第1409号-10、登録番号第49号。本件処分)をした。
▶判決の詳細
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その他
令和5年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30204一部認容
損害賠償請求事件
原告A
B
C
D 被告有限会社Sirene
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著作権法114条2項 著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、実演家グループのメンバーとして活動している原告らが、原告らと
の間で当該グループに係る専属契約を締結していた被告に対し、被告が同社の
管理・運営するウェブサイトにおいて当該グループ名並びに原告らの肖像及び
芸名等を掲載しているとして、5
(1) 肖像権等及びパブリシティ権の侵害を理由とする不法行為に基づく損害賠
償請求(いずれも一部請求)として、原告ら一人当たり110万円(内訳は
肖像権等侵害につき50万円、パブリシティ権侵害につき50万円及び弁護
士費用相当額10万円)及び令和元年12月19日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下10
「改正前民法」という。)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
(2) 原告らと被告との間の黙示の肖像等利用契約に基づく報酬支払請求として、
原告ら一人当たり2万2277円及びこれに対する令和元年12月1日(黙
示の肖像等利用契約に基づく利用行為終了日の翌日)から支払済みまで改正
前民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払15
▶判決の詳細
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その他
令和4年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10059控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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民法709条 商標法4条1項7号
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商標権 | 26回 | 損害賠償 | 12回 | 無効 | 11回 | 実施 | 10回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、一審被告会社との間で専属的マネージメント契約を締結し、「A」との
名称(本件グループ名)でバンド活動に従事していた一審原告らが、同契約終了後、
本件グループ名を用いてバンド活動を継続しようとしたところ、一審被告会社又は
一審被告Yが、同バンドは同契約によって契約終了後6か月間、一審被告会社の承
諾なしに実演を目的とする契約を締結することが禁止されており、一審被告会社は
承諾をしていない、本件グループ名に係る商標権は一審被告会社に帰属しており一
審原告らが本件グループ名を使用することを許諾していないなどと記載された文書
又は電子メールを関係者らに送付又は送信したこと(本件各通知)等が、一審原告
らの営業権、パブリシティ権、営業の自由、名誉権、実演家人格権(氏名表示権)
を侵害する不法行為に当たるとして、一審原告らが、一審被告Yに対して民法70
9条に基づき、一審被告会社に対して民法709条又は会社法350条に基づき、
連帯して、各一審原告につき損害賠償金99万円及びこれに対する不法行為の日の
後の日である一審被告らに対する各訴状送達の日の翌日から支払済みまで平成29
年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
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その他
令和4年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10084控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
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[概要] 1 本件は、被控訴人において、氏名不詳者が控訴人の提供するインターネット
接続サービスを経由してインターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」に25
投稿した原判決別紙投稿記事目録記載の記事(本件記事)は被控訴人の著作物
に係る著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害するものであることが明らかで
ある旨主張して、控訴人に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制
限及び発信者情報の開示に関する法律(ただし、令和3年法律第27号による
改正前のもの。以下、単に「法」という。)4条1項に基づいて、原判決別紙発
信者情報目録記載の発信者情報(本件発信者情報)の開示を求めた事案である。5
原判決は、本件記事は、被控訴人の著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害
するものであることは明らかであり、被控訴人は、本件記事の発信者に対する
損害賠償請求権の行使等のために、本件発信者情報の開示を受けるべき正当な
理由があると判断して、被控訴人の請求を認容したところ、控訴人がこれを不
服として控訴をした。10
なお、当審において、被控訴人は、本件については、令和3年法律第27号
による改正後の特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
▶判決の詳細
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その他
令和4年9月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)30051請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告日本放送協会
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著作権法6条 民法709条
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、被告が放送したテレビ番組「将棋フォーカス」20
(以下「本件番組」という。)のコーナー「初心者必見!対局マナー」(以下
「本件コーナー」という。)におけるナレーション及び字幕(以下「本件ナレ
ーション等」という。)が、原告が管理運営するウェブサイト「B」(以下
「原告ウェブサイト」という。)における文章(以下「原告文章」という。)
に類似しており、これにより原告の人格権が侵害されたと主張して、民法7025
9条に基づき、合計16万5000円(慰謝料相当額15万円及び弁護士相談
費用等相当額1万5000円)及びこれに対する不法行為の日である令和3年
5月30日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和4年8月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10027等控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件,同附帯控訴事件
被控訴人Y
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民法130条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、美術商である被控訴人(附帯控訴人、原審原告。以下「被控訴人」
という。)が、現代美術の作家であったX(原審係属中の令和2年8月27日に10
死亡した。亡X)の相続人である控訴人(附帯被控訴人、原審被告。以下「控
訴人」という。)に対し、亡Xが、被控訴人と亡Xとの間の訴訟上の和解(以下
「前訴和解」という。)の和解条項2⑷(原判決第2の2⑷、本件禁止条項)に
違反する態様で作品の公表等をしたと主張し、前訴和解の定める違約金180
0万円及び前訴和解の債務不履行による損害賠償2億0910万円の合計215
億2710万円並びにこれに対する債務不履行の後である平成30年12月
24日(本訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号に
よる改正前の民法(以下「旧民法」という。)所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年12月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10008請求棄却
謝罪広告等請求控訴事件
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民法723条
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[概要] (本判決の略称は,原則として原判決に従う。)
▶判決の詳細
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その他
令和3年6月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5037等請求棄却
損害賠償請求事件(第1事件),特許権侵害による損害賠償請求債務不存在確認等請求事件(第2事件)
原告株式会社ヒラノテクシード 被告株式会社カネカ
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特許法38条
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実施 | 297回 | 特許権 | 270回 | 許諾 | 227回 | 侵害 | 62回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いのない事実又は後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に25
より容易に認められる事実)
⑴ 当事者
ア 原告
原告は,化学工業用,各種産業用乾燥機,熱処理機その他機械器具及び
装置の製造及び販売等を目的とする日本の株式会社である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年5月31日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10048控訴棄却
職務発明対価等請求控訴事件,同附帯控訴事件
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特許法35条3項
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実施 | 25回 | 職務発明 | 5回 | ライセンス | 5回 | 進歩性 | 2回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,在職中に,被控訴人の業務
範囲に属し,かつ,控訴人の職務に属する競争ゲームに関する発明をし(こ5
の発明について,控訴人は,①被控訴人の特許となっているもの(競争ゲー
ムのベット制御方法に関するもの)については共同発明者4人のうちの1人
として発明し,②被控訴人の特許となっていないもの(競争ゲームに関する
ノウハウ。以下「本件ノウハウ」という。)については単独で発明したと主張
する。),その特許を受ける権利(①については4分の1の持分,②について10
は全部)を被控訴人に承継させたと主張して,被控訴人に対し,特許法35
条3項(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下同じ。)に基づき,
①については885万0466円,②については36億0643万4391
円の一部である3114万9534円の合計4000万円及びこれに対する
訴状送達の日の翌日である平成30年12月11日から支払済みまで民法15
(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年3月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6015一部認容
不当利得返還請求事件
原告株式会社ヤマゼン 被告株式会社アクトリー
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許諾 | 213回 | 実施 | 166回 | 特許権 | 129回 | 無効 | 18回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,選択的に,①特許実施許諾契約(以下「本件許諾
契約」という。)の債務不履行による解除に基づく原状回復請求として,支払済み
の実施料(以下「本件実施料」という。)1億5750万円の一部である9187
万5000円の返還及びこれに対する本件実施料の最終支払日である平成22年1
月13日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以5
下同じ。)所定の年5分の割合による利息の支払(以下「請求1」という。),又
は②本件許諾契約締結に際し虚偽の説明により原告を誤信させるなどして本件実施
料を支払わせた不法行為に基づく1億5750万円の損害賠償及びこれに対する不
法行為後の日である平成18年3月31日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払(以下「請求2」という。)を求める事案である。10
▶判決の詳細
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その他
令和3年1月14日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10047控訴棄却
特許実費等請求控訴事件
被控訴人株式会社ワコー
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特許法70条 特許法34条の2 特許法112条の2
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実施 | 255回 | 特許権 | 181回 | 許諾 | 68回 | 差止 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人との間で特許権の実施許諾等に係る契約を締結した被控訴人
が,同契約上控訴人において支払義務を負う費用のうち,平成29年10月1日か
ら平成30年3月31日までの平成29年度第2半期における特許に係る出願,登
録及び維持に要する費用(特許実費)が4512万6043円であり,また,平成
30年4月1日から同年6月29日までの期間の実施料が220万7070円であ
ると主張して,控訴人に対し,上記契約に基づき,特許実費4512万6043円
から既払の6万5200円を控除した残額4506万0843円及びこれに対する
約定の弁済期の翌日である平成30年6月13日から平成29年法律第45号によ
る改正前の商法514条の商事法定利率年6%の割合による遅延損害金並びに実施
料220万7070円及びこれに対する訴状送達により請求した日の翌日である平
成31年2月20日から支払済みまで約定の年14.6%の割合による遅延損害金
の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和3年1月8日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2034一部認容
損害賠償請求事件
原告和田工業株式会社 被告株式会社ニュートラル
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[概要] 本件は,食品用機械の開発,製造,加工,販売及びメンテナンスの事業を営5
む原告が,原被告間の事業譲渡契約に基づいて原告が被告の事業の譲渡を受
けた後に被告が関東地方における同種事業を再開したことは,同契約で定め
た競業避止義務に違反すると主張し,被告に対し,上記事業譲渡契約又は会社
法21条3項に基づき,令和9年2月28日までの間,関東地方等における原
告の事業と競合する被告の事業の差止めを求めるとともに,債務不履行責任10
に基づき,損害賠償金の一部である300万円及びこれに対する被告の事業
再開日である平成30年7月1日から支払済みまで商事法定利率(平成29
年法律第45号による改正前)年6分の割合による遅延損害金の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和2年11月17日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)26712請求棄却
不当利得返還等請求事件
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告がインターネットウェブサイト上に開設20
した被告経営に係る店舗のホームページに虚偽の事実を掲載したことにより,
原告は信用を毀損されて損害を被ったと主張して,不法行為による損害賠償請
求権に基づき,500万円及びこれに対する不法行為より後の日である令和元
年9月1日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。25
▶判決の詳細
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その他
令和2年10月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)7252
発信者情報開示請求事件
原告P1 被告GMOデジロック株式会社
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著作権法32条1項 著作権法32条 民法709条
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)によりインターネ
ット上のブログ記事として投稿された別紙投稿記事目録記載第1ないし7の投稿記25
事(以下,同目録の番号に合わせて「本件記事1」などといい,本件記事1ないし
7を総称して「本件各記事」という。)は,原告が著作権を有する別紙原告投稿内
容目録記載第1ないし7の投稿内容(以下,同目録の番号に合わせて「原告投稿1」
などといい,原告投稿1ないし7を総称して「原告各投稿」という。)の全部もし
くは一部を転載したものであり,本件投稿者の行為は,原告各投稿に係る原告の著
作権(複製権,送信可能化権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権等)5
を侵害することは明らかであると主張して,本件各記事が投稿されたウェブサイト
(以下「本件ウェブサイト」という。)が設置されていたウェブサーバーの管理者
である被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,
別紙発信者情報目録記載の情報の開示を求める事案である。10
▶判決の詳細
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その他
令和2年8月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(行ウ)527請求棄却
手続却下処分取消等
原告チルドレンズホスピタルメディカルセンター 被告国
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特許法184条の5 特許法184条の4
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[概要] 本件は,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約」
(以下「特許協力条約」という。)に基づく外国語でされた国際特許出願(以下「本
件国際出願」という。)をした原告が,国内書面に係る手続(以下「本件手続」と5
いう。)をし,その後,2度にわたり手続補正書を提出したほか(以下,この提出
手続をそれぞれ「手続補正書1提出手続」及び「手続補正書2提出手続」といい,
併せて「各手続補正書提出手続」という。),出願審査請求書を提出したところ(以
下,この提出手続を「出願審査請求書提出手続」といい,本件手続,及び各手続
補正書提出手続と併せて「本件各手続」という。),これに対し,特許庁長官から,10
国内書面提出期間内に明細書及び請求の範囲の翻訳文(以下「明細書等翻訳文」と
いう。)の提出がなく指定国である我が国における本件国際出願は取り下げられ
たものとみなされるとして,本件各手続を却下する処分(以下「本件各却下処分」
という。)を受けたことに関し,原告には国内書面提出期間内に明細書等翻訳文を
提出することができなかったことについて,特許法(以下「法」という。)18415
条の4第4項所定の「正当な理由」があるとして,本件各却下処分の取消しを求
める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和1年12月19日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)1670確認
育成者権に基づく差止請求権不存在確認請求控訴事件 (トットリフジタ1号)
被告)P1 控訴人兼被
(一審原告)ブルージー・プロ株式会社 被控訴人兼控訴人(一審被告)P1
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[概要] (以下,略称は,特に断らない限り,原判決の例に従う。)
▶判決の詳細
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