権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
令和4年2月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告プーマエスイー 被告Y
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商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法47条1項 特許法150条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成17年12月19日,別紙1記載の商標(以下「本件商標」
という。)について,指定商品を第25類「Tシャツ,帽子」として商標登
録出願をし,平成18年9月4日,登録査定を受け,同年10月6日,商標
権の設定登録(登録第4992824号。以下,この商標権を「本件商標権」
という。)を受けた(甲1の1,1の2,105)。
(2)ア 原告は,令和2年6月1日,本件商標の指定商品中,「沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージしたTシャツ,その他のTシャツ,沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージした帽子,その他の帽子」(以下「本件指定商品」
という場合がある。)の商標登録について,本件商標が商標法4条1項7
号及び15号に該当することを無効理由として商標登録無効審判(無効2
020-890043号事件。以下「本件審判」という。)を請求した(甲
▶判決の詳細
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商標権
令和4年2月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10102審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告プーマエスイー 被告Y
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商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法47条1項 特許法150条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成17年6月21日,別紙1記載の商標(以下「本件商標」と
いう。)について,指定商品を第25類「Tシャツ,帽子」として商標登録
出願をし,平成19年3月6日,登録査定を受け,同年4月13日,商標権
の設定登録(登録第5040036号。以下,この商標権を「本件商標権」
という。)を受けた(甲1の1,1の2,105)。
⑵ア 原告は,令和2年6月1日,本件商標の指定商品中,「沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージしたTシャツ,その他のTシャツ,沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージした帽子,その他の帽子」(以下「本件指定商品」
という場合がある。)の商標登録について,本件商標が商標法4条1項7
号及び15号に該当することを無効理由として商標登録無効審判(無効2
020-890044号事件。以下「本件審判」という。)を請求した(甲
▶判決の詳細
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商標権
令和4年2月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10103審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告プーマエスイー 被告Y
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商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法47条1項 特許法150条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成20年4月12日,別紙1記載の商標(以下「本件商標」と
いう。)について,指定商品を第25類「Tシャツ,帽子」として商標登録
出願をし,平成23年1月11日,登録査定を受け,同年2月25日,商標
権の設定登録(登録第5392941号。以下,この商標権を「本件商標権」
という。)を受けた(甲1の1,1の2,105)。
⑵ア 原告は,令和2年6月1日,本件商標の指定商品中,「沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージしたTシャツ,その他のTシャツ,沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージした帽子,その他の帽子」(以下「本件指定商品」
という場合がある。)の商標登録について,本件商標が商標法4条1項7
号及び15号に該当することを無効理由として商標登録無効審判(無効2
020-890045号事件。以下「本件審判」という。)を請求した(甲
▶判決の詳細
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商標権
令和4年2月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告プーマエスイー 被告Y
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商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法47条1項 特許法150条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成20年4月12日,別紙1記載の商標(以下「本件商標」と
いう。)について,指定商品を第25類「Tシャツ,帽子」として商標登録
出願をし,平成23年1月11日,登録査定を受け,同年2月25日,商標
権の設定登録(登録第5392942号。以下,この商標権を「本件商標権」
という。)を受けた(甲1の1,1の2,105)。
⑵ア 原告は,令和2年6月1日,本件商標の指定商品中,「沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージしたTシャツ,その他のTシャツ,沖縄の観光土産
用又は沖縄をイメージした帽子,その他の帽子」(以下「本件指定商品」
という場合がある。)の商標登録について,本件商標が商標法4条1項7
号及び15号に該当することを無効理由として商標登録無効審判(無効2
020-890046号事件。以下「本件審判」という。)を請求した(甲
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10072審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (増幅器の出力回路)
原告X 被告特許庁長官
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特許法36条6項2号 特許法51条 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,明確性の要件違反及び進歩性についての認定判断の誤りの有無で
ある。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10005一部認容
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人クラウドフレアインク
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,漫画である本件著作物の著作権者である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和4年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19889請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社GSD 被告A
B
株式会社ソフトユージング
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民法715条1項
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[概要] 1 本件は、原告が、かつて原告の従業員であり、原告を退職した後に被告会社
に入社した被告A及び同Bは、原告の取引先に対して原告と被告会社がグルー
プ会社であるとの虚偽の事実を告げるなどし、被告A及び同Bのこの行為は不25
正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項21号の不正競争、不法行
為又は雇用契約上の債務不履行に該当するものであり、原告はこれにより損害
を被ったと主張して、被告A及び同Bに対しては不競法4条、民法709条又
は平成29年法律第44号による改正前の民法415条に基づき、被告会社に
対しては民法715条1項に基づき、連帯して、1616万4000円及びこ
れに対する平成31年2月1日から支払済みまで上記法律による改正前の民法5
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)22071請求棄却
特許権に基づく損害賠償請求事件 (角栓除去用液状クレンジング剤)
原告甲 被告株式会社ユーグレナ
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特許法104条の3 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号 特許法123条1項2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「角栓除去用液状クレンジング剤」とする特許第62
71790号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件
特許権」という。)の特許権者である原告が,被告に対し,別紙被告製品目録
記載の製品(以下「被告製品」という。)が本件特許の特許請求の範囲の請求25
項1記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,被告によ
る被告製品の製造,販売及び販売の申出が本件発明の実施に当たるとして,民
法709条に基づき,本件特許権の侵害による損害金300万円及びこれに対
する平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)15345一部認容
共同著作権に基づく利得配分等請求事件
原告X 被告Y
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民法656条
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[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が被告に対し、①原告が被告と共同で製作した別紙作品目録(既
刊)の同人誌の売上げについて、被告が原告に分配金を支払わないとして、不当
利得又は共同著作権に対する侵害行為としての不法行為に基づく損害賠償とし
て、85万2670円、②別紙作品目録(未刊)の同人誌について、共同製作の
合意が成立していたにもかかわらず、被告の一方的な都合で販売に至らなかった5
ことによる債務不履行に基づく損害賠償として、97万2000円、③原告が、
同人誌製作のための執筆、編集等の作業を行ったこと、書店委託手続きを行った
こと、通信販売サイトの開設、運営作業を行ったこと、同人誌即売会で手伝いを
したこと、被告の個人的な依頼に基づきパソコンの初期設定等やインターネット
オークションへ代理入札をしたことなどに係る、契約に基づく作業対価又は不当10
利得として、1060万9448円の合計1243万4118円及び令和元年6
月21日(訴状送達の日の翌日)から、平成29年法律第44号による改正前の
民法所定の年5分の割合による遅延損害金又は利息を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19931等請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
原告ワーナー-ランバートカンパニーリミテッドライアビリティー 被告辰巳化学株式会社
株式会社陽進堂
三笠製薬株式会社
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侵害 | 172回 | 特許権 | 42回 | 実施 | 40回 | 無効 | 22回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮
痛剤」とする特許第3693258号の特許(以下「本件特許」という。)に25
係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が,別紙物
件目録記載1ないし3の医薬品(以下,用量等にかかわらず「被告医薬品」と
いう。)が本件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし4記載の各発明の技術
的範囲に属し,被告らによる被告医薬品の製造等が上記各発明の実施に当たる
と主張して,特許法(以下「法」という。)100条1項に基づき,被告辰巳
に対し,同目録記載1の医薬品の販売及び販売の申出並びに同目録記載2の医5
薬品の製造,販売及び販売の申出の差止めを,被告陽進堂に対し,同目録記載
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10042審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (無5線充電器用磁場遮蔽シート及びその製造方法と、それを用いた無線充電器用受信装置)
原告アモセンス・カンパニー・リミテッド 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、平成24年12月21日を国際出願日とする特願2014-54
8673号(パリ条約による優先権主張・2011年12月21日、優先権
主張国・韓国)の一部を分割して、平成29年12月1日、発明の名称を「無5
線充電器用磁場遮蔽シート及びその製造方法と、それを用いた無線充電器用
受信装置」とする発明について特許出願(特願2017-231517号。
以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10051審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光子活性化ゲルでコーティングされた頭蓋内ステントおよび塞栓コイル)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年(2015年)5月12日,発明の名称を「光子活性
化ゲルでコーティングされた頭蓋内ステントおよび塞栓コイル」とする発明5
につき,特許出願(パリ条約による優先権主張(いずれも米国)平成26年
(2014年)5月12日(以下「本件優先日」という。),同日,同年10
月2日)をした(特願2016-566730号。請求項の数16。以下「本
件出願」という。)。(甲12)
(2) 原告は,平成31年2月15日付けの拒絶理由通知を受けたため,令和元10
年7月3日,特許請求の範囲を補正する旨の手続補正書(補正後の請求項の
数11)及び意見書を提出したが,同年8月14日付けで拒絶査定を受けた。
(甲10,11)
(3) 原告は,令和元年12月20日,拒絶査定不服審判(不服2019-17
215号事件)を請求するとともに,特許請求の範囲を補正する旨の手続補15
正書を提出した(補正後の請求項の数4。以下「本件補正」という。)。(甲9)
(4) 特許庁は,令和2年11月30日,本件補正を却下した上で,「本件審判
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10056審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告特許庁長官
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許諾 | 111回 | 実施 | 65回 | 特許権 | 52回 | 審決 | 32回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年4月9日に出願した特願2015-80124号(以25
下「親出願」という。)の一部を分割して,平成28年3月30日,「情報
処理装置及び方法,並びにプログラム」の発明の特許出願(特願2016-
67886号)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年2月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10114審決取消
行政訴訟 商標権
原告X 被告ボーストブランズグループ,エルエルシー
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商標法50条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被告が商標法50条1項に基づいて原告を商標権者とする別紙「商
標目録」記載の商標登録第5674320号商標(以下「本件商標」という。)
の商標登録の取消しを求める商標登録取消審判(取消2018-300723
号事件。以下「本件審判」という。)を請求したところ,特許庁が,原告は,
本件審判の請求の登録前3年以内(要証期間内)に日本国内において原告,専
用使用権者又は通常使用権者のいずれかが本件審判の請求に係る指定商品につ
いて本件商標を使用していた事実を証明したものと認められず,また,本件審
判の請求が信義則違反又は権利の濫用に該当するものとはいえないとして,本
件商標の商標登録を取り消すとの審決(以下「本件審決」という。)をしたた
め,原告がその取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10134審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (ボトルキャップ開けホルダー)
原告X 被告特許庁長官
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特許法178条3項 民事訴訟法16条1項 民事訴訟法140条
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[概要] 一件記録によれば,以下の事実が認められる。
▶判決の詳細
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意匠権
令和4年2月10日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)10829一部認容
意匠権侵害差止等請求事件
原告株式会社満天社 被告オーサム株式会社
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特許法104条の3 民法709条 民法704条 民法703条
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実施 | 60回 | 意匠権 | 59回 | 侵害 | 44回 | 損害賠償 | 33回 |
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[概要] 1 本件は、意匠に係る物品をそれぞれ「頭部マッサージ具」及び「指マッサー
ジ器」とする各意匠権(以下、前者を「本件意匠権1」、後者を「本件意匠権2」
といい、両者を併せて「本件各意匠権」という。また、本件各意匠権に係る意匠を
それぞれ「本件意匠1」などといい、両者を併せて「本件各意匠」という。)を有15
する原告が、被告の製造、販売、輸入等に係る別紙物件目録記載の各製品(以下、
同別紙記載1及び2の各製品をそれぞれ「被告製品1」などといい、両者を併せて
「被告各製品」という。)の意匠は本件各意匠にそれぞれ類似するなどとして、被
告に対し、以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年2月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10076審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告Y
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商標法50条 商標法4条1項11号 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対する取消審決に対
する取消訴訟である。争点は,別紙商標登録目録記載の商標(以下「本件商標」と
いい,本件商標に係る商標登録を「本件商標登録」という。)の商標権者である原
告が,後記本件要証期間内に,本件商標に係る指定商品(以下「本件指定商品」と
いう。)について,本件商標を使用したか否かである。
▶判決の詳細
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意匠権
令和4年2月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10077控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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民法719条1項 意匠法2条1項
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[概要] 1 被控訴人Yは,入れ歯入れ容器に係る意匠について自己を創作者とする意匠
登録出願をし,意匠権の設定登録(以下,この登録に係る意匠権を「本件意匠権」
といい,本件意匠権に係る意匠を「本件意匠」という。)を受け,本件意匠の実施
品である入れ歯入れ容器(以下「本件製品」という。)を販売していた者であり,
被控訴人歯愛社及び被控訴人デンタル社(以下「被控訴人会社ら」という。)は,
本件製品を販売していた者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10059控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (エクオール含有抽出物及びその製造方法,エクオール抽出方法,並びにエクオールを含む食品)
被控訴人株式会社アドバンスト・メディカル・ケア
株式会社ダイセル
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特許法104条 特許法39条2項 特許法29条1項3号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「エクオール含有抽出物及びその製造方法,エクオー
ル抽出方法,並びにエクオールを含む食品」とする物の製造方法の特許(以下「本
件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)に係る特許権者
である控訴人が,被控訴人ダイセルが実施している原判決別紙被控訴人方法目録記
載の方法(被控訴人方法)は,本件特許に係る特許発明の技術的範囲に属するもの
であるところ,①被控訴人ダイセルが,被控訴人方法を用いて別紙被控訴人原料目
録記載の原料(被控訴人原料)を生産し,これを譲渡するなどすることは,本件特
許権を侵害し,②被控訴人AMCが,被控訴人原料を用いて別紙被控訴人製品目録
記載の製品(以下「被控訴人製品」という。)を生産し,かつ,被控訴人原料を含む
被控訴人製品を譲渡等することは本件特許権を侵害すると主張し,被控訴人らに対
し,特許法100条1項及び同条2項に基づき,以下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10066控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
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[概要] 1 事案の概要5
(1) 本件は,発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コン
ピュータシステム」とする特許(特許第4611388号。請求項の数5。
以下,「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)
の特許権者である控訴人が,被控訴人シャープによるスマートフォンSHV
39,SHV40,SHV41,SHV42及びSHV43(以下,総称し10
て「被告製品」という。)の製造及び被控訴人KDDIによる被告製品の販売
がいずれも本件特許権の侵害に当たると主張して,被控訴人らに対し,不法
行為に基づく損害賠償の一部請求として270万円並びにうち106万20
00円に対する令和元年5月21日(不法行為の後の日)から支払済みまで
及びうち163万8000円に対する訴状送達の日の翌日(被控訴人KDD15
Iについては令和2年8月14日,被控訴人シャープについては同月18日)
から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10071審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (1回当たり100~200単位のPTHが週1回投与されることを特徴とする,PTH含有骨粗鬆症治25療/予防剤)
原告沢井製薬株式会社 被告旭化成ファーマ株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10037審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (片手支持可能な表示装置)
原告有限会社コロンブスの卵たち被告特許庁長官 被告特許庁長官
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特許法157条2項 特許法126条1項 特許法126条
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[概要] 本件は、特許訂正審判請求の不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月2日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19923等請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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侵害 | 192回 | 実施 | 47回 | 特許権 | 44回 | 審決 | 25回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮
痛剤」とする特許第3693258号の特許(以下「本件特許」という。)に
係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が,別紙物
件目録記載の医薬品(以下,用量にかかわらず「被告医薬品」という。)が本15
件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし4記載の各発明の技術的範囲に属し,
被告らによる被告医薬品の製造等が上記各発明の実施に当たると主張して,特
許法(以下「法」という。)100条1項に基づき,被告ダイトに対し,被告
医薬品の製造,販売及び販売の申出の差止めを,被告科研に対し,被告医薬品
の販売及び販売の申出の差止めを,それぞれ求めるとともに,同条2項に基づ20
き,被告らに対し,被告医薬品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年1月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)1160
商標権侵害差止等請求事件
原告ケントジャパン株式会社 被告株式会社マルシン商会
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商標法37条1号 商標法36条1項 商標法25条 商標法2条3項1号
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[概要] 本件は,別紙原告商標権目録記載1及び2の各商標権(以下「原告各商標権」
という。)を有する原告が,被告に対し,被告が別紙被告商品目録記載1及び25
2の各被服(以下「被告各商品」という。)に別紙被告標章目録記載1及び2
の各標章(以下「被告各標章」という。)を付する行為,被告各標章が付され
た被告各商品を販売し又は販売のために展示する行為及び被告各商品の広告に
被告各標章を付して展示し又は頒布する行為は原告各商標権を侵害すると主張
して,商標法36条1項に基づき,上記各標章の使用の差止めを求める事案で
ある。5
▶判決の詳細
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商標権
令和4年1月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)31138等一部認容
商標権侵害差止等請求事件
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商標法36条1項
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差止 | 21回 | ライセンス | 12回 | 損害賠償 | 7回 | 商標権 | 7回 |
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[概要] 甲事件は,別紙4原告商標目録記載1及び2の各商標(以下,それぞれ順に
「原告商標1」及び「原告商標2」といい,併せて「原告各商標」という。)
の商標権を有する原告創研が,被告が商品の販売等に当たり,別紙1被告標章
目録記載1ないし8の各標章(以下,それぞれ順に「被告標章1」ないし「被5
告標章8」といい,これらを併せて「被告各標章」という。)を別紙2被告商
品目録記載1ないし3の各商品(以下「被告各商品」という。)に使用するこ
とが上記商標権を侵害すると主張して,被告に対し,商標法36条1項に基づ
き被告各標章の使用の差止め及び同条2項に基づき被告各商品等の廃棄を求め
る事案である。10
乙事件は,原告勇心酒造が,被告が原告勇心酒造の商品等表示として著名又
は周知である別紙5原告表示目録記載1ないし3の各表示(以下,順に「原告
表示1」ないし「原告表示3」といい,これらを併せて「原告各表示」とい
う。)を使用して,被告各商品を販売等することにより,原告の商品と混同を
生じさせており,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号又15
は同項2号の不正競争に該当すると主張して,被告に対して,不競法3条1項
▶判決の詳細
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特許権
令和4年1月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行コ)10001控訴棄却
手続却下処分取消等請求控訴事件
被控訴人国
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,米国法人である控訴人が,千九百七十年六月十九日にワシントンで
作成された特許協力条約に基づく外国語特許出願(特願2018-55334
0号。以下「本件国際特許出願」という。)につき,国内書面提出期間内に明
細書等翻訳文を提出することができなかったことについて,特許法(以下「法」
という。)184条の4第4項の「正当な理由」があるとして,国内書面提出
期間経過後に国内書面及び明細書等翻訳文の提出をしたが,特許庁長官から,
「正当な理由」があるとはいえず,本件国際特許出願は,同項の要件を満たし
ていないため,同条3項の規定により取り下げられたものとみなされたとして,
上記提出手続(国内書面に係る手続)の却下処分(以下「本件却下処分」とい
う。)を受けたため,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年1月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告有限会社B.BRUTE 被告特許庁長官
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商標法4条1項15号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,令和2年2月25日,「hihachi」の欧文字を標準文字で
表し,指定商品を第11類「業務用暖冷房装置,家庭用電気火鉢,家庭用電
熱用品類,家庭用加熱器(電気式のものを除く。),家庭用調理台,家庭用流
し台,火鉢,ストーブ類(電気式のものを除く。)」とする商標(以下「本件5
商標」という。)について,商標登録出願をし(商願2020-020112),
同年8月14日に設定登録を受けた(登録第6280832号)。(甲1,乙
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不正競争
令和4年1月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10018一部認容
不正競争行為差止等請求控訴事件
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民法709条
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[概要] 1 事案の概要15
(1) 本件は,控訴人が被控訴人に対し,被控訴人が①別紙物件目録記載の商品
(以下「被告商品」という。)の品質について誤認させるような表示をし(不
正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項20号),また,②競争関
係にある控訴人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知するなどして(不
競法2条1項21号),控訴人の営業上の利益を侵害したと主張して,次の各20
請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年1月27日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)11834一部認容
損害賠償等請求事件
原告P1 被告P2
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著作権法112条1項 民法719条1項
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[概要] 1 本件は,イラストレーターである原告が,自己の著作物である別紙原告イラ
スト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)を被告が無断で複製し
た上,原告のペンネームとは異なる著作者名によりテレビ番組の企画に応募するな
どし,同番組において上記著作者名を表示して本件イラストが放送されたことによ
り,本件イラストに係る原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権5
(氏名表示権)が侵害されたとして,被告に対し,著作権に基づく本件イラストの
複製及び譲渡の差止め(著作権法112条1項)並びに本件イラストの画像データ
(以下「本件データ」という。)の廃棄(同条2項)を求めると共に,上記番組に
係る放送局及び番組制作会社との共同不法行為(民法719条1項)に基づく12
02万8000円の損害賠償並びにこれに対する不法行為の日である令和2年4月10
26日から支払済みまで民法所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年1月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告一般社団法人睡眠栄養指導士協会 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法55条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成30年10月23日,「睡眠コンサルタント」の文字を横書
きしてなる商標(以下「本願商標」という。)について,商標登録出願(商
願2018-131727号)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年1月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)5616請求棄却
特許権 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告シャープ株式会社
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特許法102条3項 特許法134条の2 特許法126条5項 特許法104条の3
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用した
パーソナルコンピュータシステム」とする特許第4555901号の特許(以
下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許
権者である原告が,別紙被告製品目録記載の各製品(以下,併せて「被告各製25
品」という。)が本件特許の特許請求の範囲の請求項1記載の発明(以下「本件
発明」という。)の技術的範囲に属するものであり,被告による被告各製品の製
造販売が本件特許権の侵害に当たると主張して,不法行為による損害賠償請求
権に基づき,被告各製品の実施料相当額(特許法102条3項)の合計6億4
000万円の一部として,3000万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日
である令和2年3月31日から支払済みまで平成29年法律第44号による改5
正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年1月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行コ)10002控訴棄却
手続却下処分取消等請求控訴事件
被控訴人国
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,控訴人が,千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許
協力条約に基づいて外国語でした国際特許出願(国際出願番号PCT/US201
6/065653。特願2018-531203号。本件国際特許出願)について,
特許法(以下,単に「法」という。)184条の4第1項の国内書面提出期間の経
過後に,特許庁長官に対し,同条4項の正当な理由があるとして同条1項に規定す
る明細書の翻訳文及び請求の範囲の翻訳文(以下,併せて「本件明細書等翻訳文」
という。)を含むいわゆる国内書面の提出(本件提出手続)をしたところ,上記正
当な理由があるとは認められないとされて本件提出手続を却下する旨の本件処分を
受け,本件処分の取消しを求める審査請求についてもこれを棄却する旨の本件裁決
を受けたことから,本件処分及び本件裁決がいずれも違法であるとして,その各取
消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年1月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (他者保護用の衛生マスク)
原告新日本ケミカル・オーナメント工業株式会社 被告Y
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特許法29条2項 特許法134条の2 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成21年1月3日(優先日平成20年1月8日,優先権主張国
韓国)を国際出願日とする特許出願(特願2010-530943号。以下
「原出願」という。甲2)の一部を分割した特許出願(特願2012-12
4577号。以下「親出願」という。甲4)の一部を更に分割して,平成2
4年9月19日,発明の名称を「他者保護用の衛生マスク」とする発明につ
いて,新たな特許出願(特願2012-205583号。以下「本件出願」
という。)をし,平成25年1月11日,特許権の設定登録(特許第5174
984号。請求項の数8。以下,この特許を「本件特許」という。)を受けた
(甲1,24)。
⑵ 原告は,令和元年12月26日,本件特許について特許無効審判(無効2
019-800113号事件)を請求した。
▶判決の詳細
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不正競争
令和4年1月20日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3481請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社山成建設 被告株式会社ゴトウ
P1
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[概要] 1 本件は,原告の元従業員である被告P1が,不正の手段により原告の営業秘
密である原告の見積情報を取得し,使用し,被告P1が代表者である被告株式会社20
ゴトウ(以下「被告ゴトウ」という。)に開示し,被告ゴトウが,これを知って被
告P1から原告の営業秘密を取得し,使用した行為がそれぞれ不正競争(不正競争
防止法(以下「法」という。)2条1項4号,5号)に当たる,又は,被告P1が,
原告から示された営業秘密を不正の利益を得る目的もしくは原告に損害を加える目
的で,使用し,被告ゴトウに開示し,被告ゴトウが図利加害目的もしくは法的義務25
違反があることを知りながら被告P1から原告の営業秘密を取得し,使用した行為
が不正競争(法2条1項7号,8号)に当たるとして,原告が,被告らに対し,法
4条に基づき,1964万3112円の損害賠償及びこれに対する訴状送達の日の
翌日(令和2年5月13日)から支払済みまで年3%の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年1月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5668
著作権
原告A 被告ツイッター・インク
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著作権法23条1項
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告の提供するインターネット上の短文投稿サイ
トである「ツイッター」に投稿した別紙投稿記事目録記載1ないし5の各投稿(以25
下「本件各投稿」といい,同目録記載順に,「本件投稿1」などという。)により,
原告の著作物に係る公衆送信権が侵害されたことが明らかである旨を主張して,被
告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年1月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10113審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告X 被告ボーストブランズグループ,エルエルシー
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商標法50条1項
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[概要] 1 請求原因
別紙訴状及び原告第一準備書面の各第2に記載のとおり。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年1月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10122審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ウデナフィル組成物を用いてフォンタン患者にお25ける心筋性能を改善する方法)
原告メジオンファーマカンパニーリミテッド 被告特許庁長官
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特許法36条4項1号
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実施 | 39回 | 審決 | 15回 | 無効 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は,発明の名称を「ウデナフィル組成物を用いてフォンタン患者にお25
ける心筋性能を改善する方法」とする発明について,2015年6月30日
(パリ条約による優先権主張 2014年8月12日 アメリカ合衆国,2
015年6月29日 アメリカ合衆国)に国際特許出願をした(日本国にお
ける出願番号は特願2017-504434号。請求項の数23。以下「本
願」という。)。
⑵ 原告は,平成30年2月20日付けで拒絶理由通知を受けたので,同年95
月6日,特許請求の範囲について手続補正をするとともに,意見書を提出し
たが,平成30年9月14日付けで拒絶査定を受けた。
⑶ 原告は,平成31年2月4日,拒絶査定不服審判を請求し,同年4月4日,
手続補正をし,さらに,令和元年7月17日付けの拒絶理由通知を受け,令
和2年1月23日,特許請求の範囲について手続補正(以下「本件補正」と10
いう。)をするとともに,意見書を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年1月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10045審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発電車両を電源とする新方式大規模社会電力給電インフラシステム)
原告X被告特許庁長官 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号
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審決 | 13回 | 新規性 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 実施 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は,平成25年8月26日,発明の名称を「発電車両を電源とする新
方式大規模社会電力給電インフラシステム」とする発明につき,国際特許出
願をした(日本国における出願番号は特願2015-533927号。請求
項の数4。以下「本願」という。)。25
原告は,平成29年10月16日付けの拒絶理由通知書を受けて,平成3
0年2月23日意見書とともに手続補正書を提出したが,同年7月30日付
けで拒絶理由通知書(最後)を受けたので,同年12月5日手続補正書を提
出した。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年1月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告布洛斯酒店投資管理有限公司 被告Y
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商標法4条1項10号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号 商標法4条1項7号
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[概要] 1 特許庁における手続等
(1) 被告は,平成29年6月26日,「花間堂」の文字を標準文字により表し
てなる商標(以下「本件商標」という。)について,指定役務を第43類「宿
泊施設の提供,宿泊施設の提供の契約の媒介又は取次ぎ,飲食物の提供,動25
物の宿泊施設の提供,保育所における乳幼児の保育,高齢者用入所施設の提
供(介護を伴うものを除く。),会議室の貸与,展示施設の貸与」として,
商標登録出願(以下「本件出願」という。)をし,平成30年2月13日に
登録査定を,同年3月16日に本件商標の商標登録(登録番号第60269
52号)を受けた。
(2) 原告は,令和2年5月12日,本件商標について商標登録無効審判(以下5
「本件審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年1月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)22290等請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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侵害 | 178回 | 特許権 | 41回 | 実施 | 38回 | 審決 | 23回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮
痛剤」とする特許第3693258号の特許(以下「本件特許」という。)に
係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が,別紙物
件目録記載の医薬品(以下,用量にかかわらず「被告医薬品」という。)が本20
件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし4記載の各発明の技術的範囲に属し,
被告らによる被告医薬品の製造等が上記各発明の実施に当たると主張して,特
許法(以下「法」という。)100条1項に基づき,被告武田テバに対し,被
告医薬品の製造,販売及び販売の申出の差止めを,被告武田薬品に対し,被告
医薬品の販売及び販売の申出の差止めを,それぞれ求めるとともに,同条2項25
に基づき,被告らに対し,被告医薬品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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