権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成31年4月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両のドアフレームに細長いストリップを貼付する方法)
被告特許庁長官 原告スリーエムイノベイティブプロパ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「車両のドアフレームに細長いストリップを貼付す
る方法」とする発明について,2011年(平成23年)8月26日(優先日
2010年(平成22年)9月3日,優先権主張国欧州特許庁)を国際出願日
とする特許出願(特願2013-527137号。請求項の数15。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10061審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (安定な炭酸水素イオン含有薬液)
被告国立大学法人千葉大学
扶桑薬品工業株式会社
両名
両名 原告ニプロ株式会社
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特許法134条の2 特許法126条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告らは,発明の名称を「安定な炭酸水素イオン含有薬液」とする発明に
ついて,平成20年10月6日(優先日平成19年10月5日(以下「本件
優先日」という。),優先権主張国日本)を国際出願日とする特許出願(特
願2009-536137号。以下「本件出願」という。)をし,平成25
年8月2日,特許権の設定登録(特許第5329420号。請求項の数17。
以下,この特許を「本件特許」という。甲35)を受けた。
⑵ 原告は,平成29年1月30日,本件特許について特許無効審判の請求(無
効2017-800014号事件)をした(甲13)。
被告らは,平成29年10月20日付けの無効理由通知(職権審理結果通
知)(甲22)を受けたため,同年11月24日付けで,請求項1ないし5
及び8ないし10からなる一群の請求項を,請求項11ないし17からなる
一群の請求項をそれぞれ訂正する旨の訂正請求(以下「本件訂正」という。
甲24)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10017一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件 (2-ベンゾイルシクロヘキサン-1,3-ジオン)
控訴人兼被
ビーエーエスエフ(以下「一審原告」という。) 被控訴人兼控訴人バイエルクロップサイエンス(以下「一審被告」という。)
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特許法102条3項 特許法134条の2 特許法126条5項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,発明の名称を「2-ベンゾイルシクロヘキサン-1,3-ジオ
ン」とする本件特許権を有する一審原告が,一審被告に対し,一審被告が被告各製
品を製造し,販売し,譲渡し,貸渡し,輸入し,又は譲渡等の申出をすることは,
本件特許権を侵害すると主張して,①特許法100条1項及び2項に基づき,被告
各製品の製造販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,②被告製品2に係る特許
権侵害の不法行為並びに被告製品1に係る一審被告及び全農らの共同不法行為によ
る損害賠償(対象期間は,いずれも平成22年9月24日~平成28年9月30
日)として,19億2918万3720円(特許法102条3項により算定される
損害額並びに弁護士及び弁理士費用の合計額),及び,うち1億円に対する不法行
為後の日(訴状送達の日の翌日)である平成27年2月13日から,うち18億2
918万3720円に対する不法行為後の日(平成29年4月7日付け訴えの追加
的変更申立書送達の日の翌日)である平成29年4月11日から,各支払済みまで
民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10082控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (加熱調理器)
控訴人アイリスオーヤマ株式会社弓削田博 被控訴人日立アプライアンス株式会社牧野知彦
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特許法126条5項 特許法29条2項 特許法126条7項 特許法126条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「加熱調理器」とする特許第3895311号の特許
権(本件特許権)及び同特許権に基づく被控訴人に対する一切の請求権の譲渡
を受けた控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人において製造し,販売する別紙
1物件目録記載の各製品(被告製品1)及び被控訴人において製造し,販売し
ていた別紙2販売額一覧表記載の被告製品2ないし被告製品7に対応する各製
品につき,本件特許の請求項1記載の発明(本件発明)の技術的範囲に属する
から,被控訴人による被告各製品(被告製品1ないし被告製品7)の製造及び
販売は本件特許権を侵害する旨を主張して,①特許法100条1項に基づき被
告製品1の製造及び販売の差止めを,②同条2項に基づき被告製品1の廃棄を
求めると共に,③民法709条の不法行為による損害賠償請求権(対象期間は,
平成19年1月1日から平成28年12月31日までである。)に基づき,4
億1700万円及びこれに対する不法行為後の日である平成29年7月20日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10078控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (加熱調理器)
控訴人アイリスオーヤマ株式会社弓削田博 被控訴人日立アプライアンス株式会社牧野知彦
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民事訴訟法157条1項 特許法100条1項 特許法102条3項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「加熱調理器」とする特許第3895312号の特許
権(本件特許権)及び同特許権に基づく被控訴人に対する一切の請求権の譲渡
を受けた控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人において製造し,販売する,又
は製造し,販売していた別紙2被告製品関連製品目録記載の各製品(被告製品
関連製品)につき,本件特許の請求項1記載の発明(本件発明)の技術的範囲
に属するから,被控訴人による被告製品関連製品の製造及び販売は本件特許権
を侵害する旨を主張して,①特許法100条1項に基づき,被告製品関連製品
のうち被控訴人において現在製造し,販売する別紙1物件目録記載の各製品(被
告各製品)の製造及び販売の差止めを,②同条2項に基づき被告各製品の廃棄
を求めると共に,③民法709条の不法行為による損害賠償請求権(対象期間
は,平成19年1月1日から平成28年12月31日までである。)に基づき,
4億4000万円及びこれに対する不法行為後の日である平成29年4月12
日から支払済みまでの民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)10130請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (会計処理方法および会計処理プログラムを記録した記録媒体)
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特許法36条6項1号 特許法102条3項 特許法100条1項 民法1条3項
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特許権 | 11回 | ライセンス | 6回 | 実施 | 5回 | 進歩性 | 4回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「会計処理方法および会計処理プログラムを記録した記録
媒体」とする特許第4831955号の特許権(以下「本件特許権」といい,この
特許を「本件特許」という。また,本件特許に係る明細書及び図面を一括して「本20
件明細書」という。)を有する原告が,被告において生産し,使用する別紙2物件
目録記載1ないし3の各製品(以下,これらを一括して「被告製品」という。)は
本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。)の技
術的範囲に属するから,被告による被告製品の生産,使用は本件特許権を侵害する
と主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告製品の生産,使用の25
差止め,同条2項に基づき,被告製品の廃棄を求めるとともに,不法行為による損
害賠償請求権(対象期間は平成29年1月1日から平成30年3月31日までであ
ると解される。)に基づき,2800万円及びこれに対する不法行為後の日である
平成30年4月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年4月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)29604
損害賠償等請求事件
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民法709条
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損害賠償 | 14回 | ライセンス | 7回 | 実施 | 2回 | 差止 | 2回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告において,平成17年8月頃から平成19年5月頃まで
の間に,原告の独自技術である電磁鋼板に係る別紙2営業秘密目録記載の技術情報
(以下,頭書の番号に従って「本件技術情報1」などといい,総称して「本件技術情25
報」という。)を不正に取得し,これを株式會社ポスコ(以下「POSCO」という。)
に対して開示したとし,この行為は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条
1項4号又は7号の不正競争に当たる旨を主張して,被告に対し,①同法3条1項に
よる差止請求権に基づき本件技術情報の使用及び開示の差止め,②同条2項による廃
棄請求権に基づき本件技術情報を記録した電子ファイル及び同電子ファイルが保存
された一切の媒体の廃棄,③主位的に同法4条,予備的に民法709条による損害賠5
償請求権に基づき,損害賠償金10億2300万円(不競法5条3項3号により算定
された不正競争に対し受けるべき金銭の額に相当する額9億3000万円及び弁護
士費用相当額9300万円の合計額)及びこれに対する不正競争後の日である平成2
4年4月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。10
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに掲記の証拠(以下,証拠番号は特
▶判決の詳細
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意匠権
平成31年4月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10169審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ドリームファクトリー平野惠稔 原告株式会社MTG
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意匠法3条1項3号 意匠法3条1項
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10122審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (水中音響測位システム)
被告株式会社エス・イー・エイ水崎慎 原告海洋電子株式会社西村公芳
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特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10114審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (有機物質由来の揮発性有機化合物の吸着)
被告特許庁長官 原告アングロプラチナム
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年7月2日(優先日平成21年7月2日,優先権主張国
英国)を国際出願日とする特許出願(特願2012-516869号)の一
部を分割して,平成27年8月21日,発明の名称を「有機物質由来の揮発
性有機化合物の吸着」とする発明について,特許出願(特願2015-16
4024号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年4月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10068等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件同附帯控訴事件
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民法709条
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許諾 | 9回 | ライセンス | 8回 | 損害賠償 | 8回 | 商標権 | 2回 |
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[概要] 1 本件は,インターネットショッピングサイトを通じて米国法人の製造する医
薬部外品を日本の消費者に販売していたが,同サイトを運営する会社から,その出
品アカウントの利用を停止された控訴人が,同商品の日本における独占的な販売代
理店であり,そのホームページに原判決別紙本件記載内容目録記載の記事を掲載し
た被控訴人に対し,①上記掲載行為は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項15号の不正競争行為又は名誉,信用を毀損する民法709条の不法行為
に該当するとして,不競法4条,民法710条又は民法709条,710条に基づ
き,損害金550万円及びこれに対する不正競争行為又は不法行為の後の日である
平成28年9月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,②控訴人が上記の出品アカウント
の利用を停止されたのは,被控訴人が,ホームページに原判決別紙本件記載内容目
録記載の記事を掲載し,また,上記米国法人に働きかけ,同米国法人において上記
サイト運営会社に対して控訴人の同サイトへの出品停止を求めたからであるとして,
上記出品アカウントの利用が停止されたことの損害の賠償として,不競法4条又は
民法709条に基づき,平成27年12月7日から平成28年4月22日までの逸
▶判決の詳細
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意匠権
平成31年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官内藤弘樹 原告高山商事株式会社
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意匠法3条2項 意匠法3条1項3号
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[概要] 本件は,意匠登録出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であ
る。争点は,下記2の意匠登録を受けようとする意匠が,下記3の意匠1及び意匠
2の形状,模様若しくは色彩又はこれらの結合(以下,形状,模様若しくは色彩又
はこれらの結合を「形態」ということがある。)に基づいて容易に創作をすることが
できたかどうか(意匠法3条2項)である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成31年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10147審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官内藤弘樹 原告高山商事株式会社
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意匠法3条2項 意匠法3条1項3号
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[概要] 本件は,意匠登録出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であ
る。争点は,下記2の意匠登録を受けようとする意匠が,下記3の意匠1及び意匠
2の形状,模様若しくは色彩又はこれらの結合(以下,形状,模様若しくは色彩又
はこれらの結合を「形態」ということがある。)に基づいて容易に創作をすることが
できたかどうか(意匠法3条2項)である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)8552一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社三高
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著作権法114条3項 著作権法115条 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,別紙「原告イラスト目録」記載のイラスト(以下「原告イラスト」とい20
う。)をデザインした原告が,別紙「被告イラスト目録」記載の各イラスト(以下,
各イラストを同別紙の番号により「被告イラスト1」などといい,各イラストをま
とめて「被告イラスト」という。)の一部が描かれたTシャツ等を製造販売してい
る被告に対し,①被告イラストは,原告イラストを複製又は翻案したものであり,
上記Tシャツ等の製造は原告の複製権又は翻案権を侵害すること,②上記Tシャツ25
等の写真を被告が運営するホームページにアップロードしたのは,原告の公衆送信
権を侵害すること,③さらに被告が原告イラストを複製又は翻案し,原告の氏名を
表示することなく上記Tシャツ等を製造等したのは,原告の同一性保持権及び氏名
表示権を侵害することを主張して,(a)著作権法112条1項に基づき,被告イラス
トを複製,翻案又は公衆送信することの差止め,(b)同条2項に基づき,被告イラス
トを使用した別紙「被告物品目録」記載の各物品の廃棄並びに被告イラストに関す5
る画像データ及び被告が運営するホームページの被告イラストが掲載された上記各
物品の表示の削除,(c)著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づき,原告の損
害の一部である1000万円の賠償及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38035
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社 原告株式会社WILL
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[概要] 1 本件は,別紙2著作物目録記載の動画(以下「本件著作物」という。)の著作
権者であるとする原告が,氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)において,被
告の提供するインターネット接続サービスを利用して,インターネット上のウェブ
サイトに別紙3動画目録記載の動画(以下「本件動画」という。)をアップロードし
たことについて,本件動画は本件著作物の一部と実質的に同一であり,このアップ5
ロードにより原告の本件著作物についての送信可能化権が侵害されたことが明らか
であって,当該権利の侵害に係る発信者情報の開示を受ける正当な理由があると主
張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,
被告の保有する別紙1発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」10
という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)2413
発信者情報開示請求事件
被告エキサイト株式会社
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,氏名不詳者が,被告が運営するブログサービ15
スにおけるウェブサイト上に原告が著作権を有する写真をアップロードし,原
告の著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害したことが明らかであるとして,
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記著
作権侵害行為に係る別紙1発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情20
報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10130審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (トイレットロールの芯,及び,トイレットロール)
被告特許庁長官前川慎喜 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年5月18日,発明の名称を「トイレットロールの芯,及
び,トイレットロール」とする特許出願(平成26年11月10日に出願した特願
2014-239303号(優先権主張:平成26年7月4日。日本)の分割出願)
をした(特願2015-113491号。甲1,8)。
(2) 原告は,平成29年11月17日付けで拒絶査定を受け,平成30年2月1
6日,これに対する不服の審判を請求し,同年5月25日付け手続補正書により,
特許請求の範囲を補正した(以下「本件補正」という。請求項の数8)(甲2)。
(3) 特許庁は,これを不服2018-3183号事件として審理し,平成30年
7月24日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載
の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年8月18日,原告に
送達された。
(4) 原告は,平成30年9月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10117審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (脂質含有組成物およびその使用方法)
被告特許庁長官山崎勝司 原告アーシャニュートリションレイテッド
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特許法47条 特許法49条 特許法49条4号 特許法153条1項
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実施 | 39回 | 審決 | 36回 | 分割 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年5月12日,発明の名称を「脂質含有組成物およびその
使用方法」とする特許出願(平成21年4月20日(優先権主張:平成20年4月
21日,米国。同年6月25日,米国。同年11月5日,米国。)に出願した特願
2011-506377号の分割出願)をした(特願2014-99072号。甲
1)。
(2) 原告は,平成27年12月17日付けで拒絶査定を受け(以下「本件拒絶査
定」という。),平成28年4月20日,これに対する不服審判を請求し,不服2
016-5871号事件として係属した(甲4,5)。
(3) 特許庁は,平成29年4月17日付け拒絶理由を通知した(以下「本件拒絶
理由通知」という。甲11)。
(4) 原告は,平成29年11月9日付け手続補正書により,請求項1の内容を変
更し,新たに請求項19ないし47を追加するなど,特許請求の範囲を補正した(以
下「本件補正」という。請求項の数47。甲13)。
(5) 特許庁は,平成30年4月3日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
▶判決の詳細
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意匠権
平成31年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10152請求棄却
行政訴訟 意匠権
被告特許庁長官 原告コーニンクレッカフィリップス
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意匠法3条1項3号
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審決 | 18回 | 刊行物 | 1回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年(2016年)7月14日,意匠に係る物品を「Handle
for electric toothbrush」とし,意匠の形態を別紙1のとおりとする意匠(以
下「本願意匠」という。)について,国際意匠登録出願(意願2016-50
1017号。パリ条約による優先権主張日同年2月22日。以下「本願」とい
う。)をした。
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年4月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)7764一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社オンテックス
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項13号
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,リフォーム専門業者の中でも外壁等の塗装工事を中心に手掛ける専門業
者(以下,このような業者のことを「外壁塗装リフォーム業者」という。)である
原告が,同業者である被告が,自ら管理・運営するいわゆる口コミサイト(以下
「本件サイト」という。)において,被告をランキングの1位と表示したことは,25
被告の提供するサービスの質,内容が全国の外壁塗装業者の中で最も優良であると
して高く評価されているかのような表示をしていた点で,平成27年法律第54号
による改正前の不正競争防止法2条1項13号(現行法14号,以下現行法を記載
する。)の不正競争(役務の質,内容について誤認させるような表示)に該当する
として,同法4条に基づき,損害金264万円及びこれに対する平成24年8月9
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案5
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成31年4月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)233等請求棄却
損害賠償請求事件,損害賠償等請求事件
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不正競争防止法2条1項15号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 請求の要旨
(1) A事件は,原告が,①被告らが後記の本件ブログに後記の本件投稿1から
4の投稿をしたこと,②被告らが本件ブログに本件投稿1から本件投稿4へのリン
クを貼ったこと,③被告らが従業員を介してウクライナ国内の結婚相談所に後記の
誹謗中傷行為を行ったことが,原告の名誉ないし信用を毀損する共同不法行為であ5
ると共に不正競争防止法2条1項15号の不正競争行為に該当すると主張して,被
告らに対し,民法709条及び719条又は不正競争防止法4条に基づき(選択的
併合),連帯して330万円の損害賠償及びうち①②による損害の230万円につい
ては複数の一連の投稿から成る本件投稿1の最初の投稿の日である平成28年7月
21日から,③による損害の100万円については③の行われた日よりも後の日で10
ある平成27年1月15日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年4月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11204
商標権侵害差止請求事件
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商標法4条1項11号 商標法4条1項10号 商標法4条1項16号 商標法36条1項
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[概要] 本件は,別紙商標目録記載1の商標(以下「原告商標」という。)に係る商標
権(以下「原告商標権」という。)を有する原告が,別紙被告店舗目録記載の整
体院(以下「被告店舗」という。)を営む被告が別紙被告標章目録の「使用標章」
欄記載の各標章(以下,同目録記載の符号に従い,「被告標章1-1」,「被告5
標章1-2」,「被告標章2」などといい,番号1-1から番号7までの各標章
を併せて「被告各標章」という。)を使用していることが原告の商標権を侵害す
ると主張して,被告に対し,①商標法36条1項に基づき,被告各標章の使用の
差止めを求め,②同条2項に基づき,被告店舗の看板,ウェブサイト等からの被
告各標章の削除並びに被告各標章を付した広告物,衣服及び取引書類の廃棄を求10
め,③商標権侵害に係る不法行為に基づき,損害賠償金90万円及びこれに対す
る訴状送達の日の翌日である平成30年4月21日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年4月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38052
発信者情報開示請求事件
被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,経由プロバイダである被告らに対し,氏名不詳者が,イン
ターネット上のウェブサイトに原告が著作権を有する写真を掲載し,原告の公
衆送信権を侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務提供者の損
害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任
制限法」という。)4条1項に基づき,上記著作権侵害行為に係る別紙発信者5
情報目録1及び2記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開
示を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成31年3月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)849請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告有限会社シーガル
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意匠法4条2項 意匠法37条1項 意匠法29条 意匠法24条2項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,後記本件意匠権を有する原告が,後記被告各製品を販売している被告に25
対し,後記被告各製品の販売が後記本件意匠権を侵害するとして,意匠法37条1
項に基づき被告各製品の製造販売の差止め,同条2項に基づき被告各製品の破棄等
を請求し,意匠権侵害の不法行為に基づき,損害の賠償及びこれに対する不法行為
の後の日である平成29年3月28日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成31年3月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5011
意匠権侵害差止等請求事件
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不正競争防止法5条2項 意匠法39条2項 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 事案の概要25
本件は,後記本件意匠権を有するとともに,後記原告製品等の爪切りを販売等し
ている原告が,後記被告各製品を販売等している被告に対し,①後記被告製品1の
製造等が後記本件意匠権を侵害するとして,意匠法37条1項に基づき被告製品1
の製造等の差止め,同条2項に基づき被告製品1の廃棄等を請求し,意匠権侵害の
不法行為に基づき,原告の損害440万円の賠償及びこれに対する訴状送達日の翌
日である平成29年6月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅5
延損害金の支払を請求し,②後記被告製品2の販売等が不正競争防止法2条1項1
号の不正競争に該当するとして,同法3条1項に基づき被告製品2の販売等の差止
め,同条2項に基づき被告製品2の廃棄等を請求し,同法4条に基づき,原告の損
害440万円の賠償及びこれに対する上記日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を請求し,③「日本仕上げ」の表示がある後記被告各10
製品の販売等が同法2条1項14号の不正競争に該当するとして,同法3条1項に
基づき被告各製品の包装紙及び包装箱についての「日本仕上げ」の表示の差止め,
同条2項に基づき同表示がある被告各製品の包装紙及び包装箱の廃棄を請求し,同
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10024請求棄却
特許権侵害差止等本訴請求,損害賠償反訴請求控訴事件 (螺旋状コイルインサートの製造方法)
控訴人兼被
日本スプリュー株式会社 被控訴人兼控訴人株式会社アドバネクス
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特許法104条の3 特許法123条1項6号 特許法100条1項 特許法35条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件の本訴請求は,発明の名称を「螺旋状コイルインサートの製造方法」と
する発明についての特許(特許第4018844号。請求項の数11。以下,
この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」とい
う。)の特許権者である1審原告が,1審被告が原判決別紙イ号方法目録記載
の方法(以下「イ号方法」という。)を使用して原判決別紙イ号物件目録記載
の製品(以下「被告製品」という。)を製造,販売する行為が本件特許権の侵
害に当たる旨主張して,1審被告に対し,特許法100条1項及び2項に基づ
き,イ号方法の使用の差止め,イ号方法の使用により製造した被告製品の販売
等の差止め及び廃棄を求め,本件の反訴請求は,1審被告が,1審原告が,1
審原告代表者が本件特許の発明者でないこと,本件特許には,その発明につい
て特許を受ける権利を有しない者の特許出願に対してされた冒認出願の無効
理由(同法123条1項6号)があり,又は一審被告が先使用権を有している
ため,1審被告に対する本件特許権に基づく権利行使ができないことを知りな
がら,本訴の提起及び追行をした行為が不法行為を構成する旨主張して,1審
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)31706請求棄却
損害賠償請求事件 (情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理装置)
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特許法36条6項1号 民法709条 特許法102条3項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「情報管理方法,情報管理プログラム,及び情報管理
装置」とする特許第3754438号の特許権(以下「本件特許権」といい,この15
特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した明細書及び図面を
「本件明細書等」という。)を有する原告が,被告に対し,被告においてウェブサ
イト上で提供している「Choregraphe」(コレグラフ)という名称のプ
ログラム(以下「被告プログラム」という。)は,本件特許の特許請求の範囲の請
求項14記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,被告によ20
る被告プログラムの提供は本件特許権を侵害する旨を主張して,民法709条の不
法行為による損害賠償請求権(対象期間は,平成27年6月1日から平成29年3
月31日まで)に基づき,3億4915万5000円及びこれに対する不法行為後
の日である平成29年10月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民
法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。25
2 前提事実(当事者間に争いがない又は後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容
易に認められる事実)
⑴ 当事者
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)34818
発信者情報開示請求事件
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著作権法29条1項 著作権法30条 著作権法16条 著作権法14条
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[概要] 1 本件は,原告が,経由プロバイダである被告に対し,氏名不詳者がインター
ネット上のウェブサイトに原告が著作権を有する動画をアップロードし,原告
の公衆送信可能化権を侵害したことが明らかであるとして,特定電気通信役務15
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロ
バイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記著作権侵害行為に係る
別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の
開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10088審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (格納容器収納式フライホイール一体型垂直軸風車発電機)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項 特許法29条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年10月13日,考案の名称を「格納容器収納式フライ
ホイール一体型垂直軸風車発電機」とする考案について,実用新案登録出願
(実願2015-5499号。以下「本件基礎出願」という。)をし,同年
12月16日に実用新案登録(実用新案登録第3201957号。乙2)を
受けた後,平成28年9月12日,発明の名称を「格納容器収納式フライホ
イール一体型垂直軸風車発電機」とする発明について,上記実用新案登録に
基づいて特許出願(特願2016-192194号。以下「本願」という。
乙1)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10032
特許取消決定取消請求事件 (直接法による複合材料部品の製造のための一定の幅を有する新規の中間材)
被告特許庁長官 原告ヘクセルランフォルセマン
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特許法120条の5 特許法36条6項1号 特許法113条5号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「直接法による複合材料部品の製造のための一定の
幅を有する新規の中間材」とする発明について,平成21年11月23日(優
先日平成20年11月28日(以下「本件優先日」という。),優先権主張
国フランス)を国際出願日とする特許出願(特願2011-538026号。
以下「本件出願」という。)をし,平成27年12月18日,特許権の設定
登録(特許第5854504号。請求項の数20。以下,この特許を「本件
特許」という。甲10)を受けた。
⑵ 本件特許について,平成28年8月5日,特許業務法人朝日奈特許事務所
から特許異議の申立て(異議2016-700688号事件)がされた(甲
31)。
原告は,同年10月13日付けの取消理由通知(甲17)を受けた後,さ
らに,平成29年3月31日付けの取消理由通知(甲24)を受けたため,
同年7月3日付けで,①請求項1ないし16からなる一群の請求項について,
請求項1,3ないし6,8ないし11,14ないし16を訂正し,請求項1
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10109
特許取消決定取消請求事件 (ゲーム制御方法,サーバ装置及びプログラム)
被告特許庁長官尾崎淳史 原告グリー株式会社多田宏文
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特許法29条1項3号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許異議の申立てを認めて特許を取り消した決定に対する取消訴訟であ
る。争点は,新規性及び進歩性の有無についての判断の当否である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10207審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告プーマエスイー
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項11号,15号,7号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10206審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告プーマエスイー
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項11号,15号,7号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10205審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告プーマエスイー
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商標法4条1項7号 商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項11号,15号,7号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10204審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告プーマエスイー
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商標法4条1項7号 商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項11号,15号,7号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成31年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10203審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告プーマエスイー
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商標法4条1項7号 商標法4条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項7号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)30826
特許権侵害行為差止等請求事件 (シール付き印刷物及びその製造方法)
被告光村印刷株式会社
製品の譲渡等は上記特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項及び
は,写真,製版,印刷,製本加工,帳票の製作,紙器製造並びにその製
製品は,別紙目録記載1のとおり,
は,平成29年1月27日に本件本体ブックを,同月30日に本件シー
は,本件シールブックにある本件パーツシール及び本件トレジャーシ
は,本件明細書の発明が解決しようとする課題における「容易に製
は,本件相違点に係る本件発明1の構成について,容易に想到する
製品の売上は1380万円である。 原告株式会社ウイル・コーポレーション
は,印刷業,製版業,製本業等を目的とする株式会社である。
の特許権
は,被告製品が本件方法によって製造されたと主張する。
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特許法100条1項 特許法102条2項 特許法104条の3
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[概要] 本件は,発明の名称を「シール付き印刷物及びその製造方法」とする特許権を10
有する原告が,被告が製造,販売等した別紙目録記載1の製品(以下「被告製品」
という。)が上記特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明1」
という。)の技術的範囲に属するとともに,被告製品を製造する方法は同目録記
載2の製造方法(以下「本件方法」という。)であり,本件方法は特許請求の範囲
請求項4記載の発明(以下「本件発明2」という。)の技術的範囲に属し,被告に15
よる被告製品の製造,譲渡等並びに本件方法の使用及び本件方法により製造した
被告製品の譲渡等は上記特許権を侵害すると主張して,特許法100条1項及び
2項に基づき被告製品の製造,譲渡等の差止め,本件方法の使用の差止め,本件
方法により製造した被告製品の譲渡等の差止め及び被告製品の廃棄を求めると
ともに,民法709条,特許法102条2項に基づき損害賠償金220万円及び20
これに対する不法行為後の日である平成29年9月16日(訴状送達日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (施療機)
原告ファミリーイナダ株式会社森俊也
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成23年3月22日,発明の名称を「施療機」とする特許出願(平
成18年5月29日にした出願した特願2006-149035号の分割出願)を
し,平成25年2月15日,設定の登録を受けた(特許第5200131号。請求
項の数6。甲10。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成29年12月26日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2017-800159号事件として係属した(甲12)。
(3) 特許庁は,平成30年7月9日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月20日,
その謄本が原告に送達された。
(4) 原告は,平成30年8月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10098審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (神経変性疾患治療薬)
被告大日本住友製薬株式会社北原潤一 原告テバ・ホールディングス合同会社インダストリーズ・リミテッド
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成10年12月21日,発明の名称を「神経変性疾患治療薬」と
する特許出願(優先権主張:平成9年12月26日,日本)をし,平成14年10
月25日,設定の登録を受けた(特許第3364481号。請求項の数6。甲56。
以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成29年8月30日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2017-800120号事件として係属した(甲57)。
(3) 特許庁は,平成30年6月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月22
日,その謄本が原告に送達された。
(4) 原告は,平成30年7月20日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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著作権
平成31年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2082
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法29条1項 著作権法16条 著作権法112条1項 著作権法4条
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,原告が,自己が著作権及び著作者人格権を有する別紙被告らビデオ25
コンテンツ目録記載の著作物について,被告らが複製,頒布するおそれがあると主
張して,被告らに対し,①著作権(複製権,頒布権)及び著作者人格権(同一性保
持権,氏名表示権,公表権)に基づき,同目録記載の著作物の複製,頒布の差止め
を求める(著作権法112条1項)とともに,②同目録記載の著作物の廃棄を求め
た(同条2項)事案である。
▶判決の詳細
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