権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成20年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10423審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (逆相液体クロマトグラフィー固定相の使用方法およびその固定相を備えた逆相液体クロマトグラフ装置)
被告特許庁長官 原告野村化学株式会社
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特許法29条2項 特許法30条
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[概要] 1 本件は,原告が名称を「逆相液体クロマトグラフィー固定相の使用方法およ
びその固定相を備えた逆相液体クロマトグラフ装置」とする発明につき特許出
願(本願)をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求
をしたが,その途中で特許請求の範囲の変更等を内容とする補正をしたもの
の,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,その取消しを求めた事案であ
る。
2 争点は,本願に係る発明が特開昭62−81400号公報(発明の名称「核
酸の分離方法」,出願人 東洋曹達工業株式会社,公開日 昭和62年4月14
日(以下「引用例1」といい,この発明を「引用例発明」という。甲1)との
関係において進歩性を有するか(特許法29条2項),である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10142請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官鈴木隆史 原告X
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商標法4条1項8号 商標法1条
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[概要] 本件は,後記本件商標の商標権者である原告が,登録異議の申立てを受けた特許
庁により本件商標の登録を取り消す旨の決定がされたため,同決定の取消しを求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10340審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (擬似ランダム及び決定論的なテストパターンを発生する解凍器・擬似ランダムテストパターン発生器)
被告特許庁長官 原告メタ・ラィスコポーョ
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特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成12年11月16日を国際出願日として(国際特許出願PCT
/US00/31780。優先権主張日1999年11月23日及び2000
年11月15日・米国),発明の名称を「擬似ランダム及び決定論的なテスト
パターンを発生する解凍器・擬似ランダムテストパターン発生器」とする発明
について,特許出願(特願2001−540387号。以下「本願」という。
請求項の数33)をした(甲14)。
特許庁は,本願について,原告に対し,平成16年4月9日,拒絶通知をし
(甲1),原告は,同年7月13日,特許庁に対し,意見書及び手続補正書を
提出した(甲2,3)。
特許庁は,平成16年8月3日,本願について拒絶査定(甲4。以下「本件
拒絶査定」という。)をしたので,原告は,同年11月8日,これに対して,
不服の審判請求(不服2004−22999号事件)をするとともに,特許請
求の範囲の補正(以下「本件補正」という。甲5,6)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10320審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (サーマルリサイクルシステム)
被告株式会社関商店 原告環境資源株式会社
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特許法29条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
平成11年6月30日,発明の名称を「サーマルリサイクルシステム」とす
る発明について特許出願がされ,平成12年9月14日,特許庁から特許第3
108720号として特許権(請求項の数6。以下,この特許権に係る特許を
「本件特許」という。)の設定登録がされた(甲4)。平成19年2月1日,
被告(請求人)は,本件特許について無効審判(無効2007−800018
号事件)を請求した(なお,平成19年7月10日の口頭審理において,請求
項2ないし6に係る特許を無効とする審判請求は取り下げられた。)。特許庁
は,平成19年8月3日,「特許第3108720号の請求項1に係る発明に
ついての特許を無効とする。」との審決(以下「審決」という。)をし,その
謄本は,平成19年8月15日,本件特許の権利者である原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本件特許の請求項1に係る発明(以下「本件発明1」という。)は,本件特
許の願書に添付した特許明細書(以下「本件明細書」という。)及び図面の記
載からみて,特許請求の範囲の請求項1に記載された次の事項により特定され
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10304
特許取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告ベイセルノースアメリカインコーポレーテッド
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[概要] 本件は,本件訴訟に係る特許(以下「本件特許」という )についての特許権者。
である原告が,本件特許の特許異議の申立てについて特許庁がした主文第1項掲記
の異議の決定の取消しを求める本件訴訟を提起した後,平成18年9月19日付け
で本件特許の特許請求の範囲の減縮等を目的とする訂正審判を請求したところ,平
成20年6月10日,訂正を認める旨の審決がなされその後同訂正審決が確定した
という事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成20年9月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)1411請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社協進設計 原告株式会社岳将
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実用新案法37条1項2号 意匠法1条 実用新案法3条2項 実用新案法29条2項
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意匠権 | 19回 | 侵害 | 15回 | 実用新案権 | 15回 | 新規性 | 9回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,超音波精密加工機等の設計,製造販売等を業とする株式会社であ
る。
被告は,各種製造ライン装置などの設計,製造販売等を業とする株式会社
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10045審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官鈴木隆史 原告サムコ株式会社
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特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法159条2項
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[概要] 本件は,原告が,その特許出願についての拒絶査定に対する不服審判請求を成り
立たないとした審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10401審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告旭硝子株式会社 原告スリーエムカンパニー
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特許法36条5項1号
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[概要] 本件は,原告の有する下記1(1)の特許(以下「本件特許」という )について,。
被告が無効審判請求をしたところ,特許庁は,本件特許を無効とするとの審決をし
たため,原告が,同審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10085控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (円盤状半導体ウェーハ面取部のミラー面取加工方法)
控訴人ニトマック・イーアール株式会社
旭栄研磨加工株式会社 被控訴人株式会社ビービーエス金明
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特許法101条3号 特許法101条4号 特許法123条1項2号
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実施 | 44回 | 侵害 | 16回 | 特許権 | 12回 | 間接侵害 | 7回 |
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10307審決取消訴訟
審決取消請求事件 (無鉛はんだ合金)
被告株式会社日本スペリア社 原告ソルダーコート株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法36条6項2号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の一部取消しを求める事案であり,
原告は特許無効審判の請求人,被告は特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年9月8日 最高裁判所 第二小法廷 判決
▶概要
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平成19(行ヒ)223審決取消訴訟
審決取消請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
平成20年9月4日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)10033請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ソーワイヤ用ワイヤ)
被告株式会社キスワイヤ吉田豪 原告ジャパンファインスチール株式会社荒川雄二郎
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特許法102条1項 特許法100条
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[概要] 本件は,発明の名称を「ソーワイヤ用ワイヤ」とする発明の特許権者である原告
が,被告が輸入,販売等しているイ号物件は上記発明の技術的範囲に属し,これを
輸入,販売等する被告の行為は原告の特許権を侵害すると主張して,被告に対し,
特許法100条に基づき,イ号物件の生産,使用等の差止めとその完成品及び半製
品の廃棄を求めるとともに,特許権侵害の不法行為による損害賠償(訴状送達の日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む )を請求した。
▶判決の詳細
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その他
平成20年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)4777請求棄却
損害賠償等請求事件
被告A 原告韓国学術情報株式会社
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[概要] 1 訴訟の概要
本件は,原告が,被告に対し,原告の発行する書籍が他の出版社の発行する書籍
の「海賊版」である旨を指摘する被告作成の電子メールの内容及びホームページの
記事内容が原告の名誉及び信用を毀損するとして,不法行為に基づき,損害金30
0万円及びこれに対する民法所定の年5分の割合による遅延損害金並びに名誉を回
復するために適当な処分として上記ホームページに謝罪文を掲載することを求めた
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10277審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社アイ・シー・シー 原告ヤング産業株式会社
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商標法50条 商標法50条2項 商標法50条1項
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審決 | 38回 | 許諾 | 14回 | 商標権 | 12回 | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 本件は,被告が有する下記商標登録について,原告が不使用による取消しの
審判を請求したところ,特許庁が請求不成立の審決をしたので,原告がその取
消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成20年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)19802一部認容
育成者権侵害差止等請求事件
被告有限会社うめつぼ 原告森産業株式会社
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民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,種苗法に基づき品種登録されたしいたけの育成者権を有する原告
が,被告が上記しいたけの種菌から菌床を製造し,販売等をした行為が原告
の育成者権を侵害するなどと主張して,被告に対し,種苗法33条1項,2
項に基づき,別紙1記載1及び2の種苗の生産,譲渡等の差止め及び別紙2
記載の設備等の廃棄を,民法709条(種苗法34条1項,2項)に基づ
き,不法行為による損害賠償を,種苗法44条に基づき,原告の信用回復に
必要な措置として別紙3記載の謝罪広告の掲載を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10094控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社フィルモア大内倫彦 被控訴人株式会社黒雲製作所
日本電通工業株式会社牧野知彦
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号 不正競争防止法2条1項13号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 本件訴訟は,エレキギター等の輸入,製造,販売,修理等を行う1審原告で
ある控訴人が,①1審被告である被控訴人株式会社黒雲製作所(以下「被控訴人黒
雲製作所」という )は,別紙控訴人商標目録記載の控訴人の登録商標(以下,同。
目録記載の商標を,その番号に従い「控訴人商標1」などといい,併せて「控訴人
商標」という )と同一又は類似の別紙被控訴人標章目録記載の各標章(以下,同。
目録記載の標章を,その番号に従い「被控訴人標章1」などといい,併せて「被控
訴人標章」という )を付したエレキギター等を製造販売し,かつ,被控訴人標章。
を付した商品カタログ等を卸業者及び小売店を通じて配布し,同商品を宣伝広告し
ており,また,②1審被告である被控訴人日本電通工業株式会社(以下「被控訴人
日本電通工業」という )は,被控訴人標章を付したエレキギター等を被控訴人黒。
雲製作所から仕入れて各小売店に販売し,かつ,その商品カタログ等に製造元は被
控訴人黒雲製作所,販売元は被控訴人日本電通工業である旨の記載をした上で宣伝
広告しており,これらの被控訴人らの行為は,商標法37条1号(2条3項1号,
2号,8号)に該当し,また,被控訴人黒雲製作所が長野県大町市に所在する自社
工場で製作したエレキギター等に,米国カリフォルニア州で製作されたことを示す
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)19159請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告本間工業株式会社 原告株式会社ディスコ
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特許法29条2項 特許法101条5号 民事訴訟法61条 特許法102条2項
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[概要] 本件は,被告が,「MCS−8000」と称する別紙物件目録記載のシンギ
ュレーションシステム装置(以下「被告製品」という。)を製造,販売した行
為について,原告が,被告の上記行為は,特許法101条5号の行為に当たり,
原告の有する特許権を侵害するものとみなされると主張して,被告製品の製造,
販売等の差止めを求めるとともに,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償と
して,被告の上記行為によって原告の被った損害3400万円及びこれに対す
る遅延損害金を支払うよう請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)17344一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社石の湯総本部
Y 原告株式会社石の湯岐阜
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特許法29条2項 民事訴訟法61条 民法415条 民法719条
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実施 | 123回 | 無効 | 91回 | 特許権 | 38回 | 審決 | 28回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告Yとの間で,被告Yが特許権者であった石風呂装置の
特許につき,専用実施権設定契約を締結し,同契約に基づいて被告Yに対し契
約金として3000万円を支払ったところ,その後,同特許を無効とする審決
が確定したため,上記特許に係る石風呂装置を独占的に使用することができな
くなったとして,主位的に,(1)①被告らが,共謀の上,上記特許に無効原因
があることを知りながら,原告にそのことを告げずに原告に同特許が有効であ
ると誤信させ,また,同特許に係る発明を実施したものでない石風呂装置を同
特許に係る発明を実施したものであると誤った説明をして,原告にその旨誤信
させて上記専用実施権設定契約を締結させた上,契約金3000万円を支払わ
せたこと,②被告らが上記特許の無効を招いたことが,それぞれ共同不法行為
に当たると主張して,被告らに対し損害賠償を請求し,(2) (1)②の行為は,
原告に対する債務不履行に当たると主張して,被告らに対し損害賠償を請求し,
(3) (1)①の事実によれば,同契約は,錯誤により,又は公序良俗違反により
無効であると主張して,被告らに対し,不当利得返還請求権に基づき契約金の
返還を請求し,(4)上記特許を無効とする審決が確定したことを理由に,不当
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10416審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告サンユウテック株式会社 原告三和シヤッター工業株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が 「防火シャッター」とする名称の発明について特許権を有して,
いるところ,その請求項1,3及び5に係る発明についての特許を無効とする旨の
審決を受けたことから,その請求人である被告に対し,審決の取消しを求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10131審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (トレハロース含有シラップ)
被告株式会社林原生物化学研究所 原告日本食品化工株式会社
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特許法36条4項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「トレハロース含有シラップ」とする特許第3084
609号(平成8年4月10日出願(平成7年4月12日国内優先権主張),
平成12年7月7日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者であ
る(甲46)。
原告は,平成13年3月5日,無効審判請求(無効2001−35092号
事件)をしたところ(甲63),特許庁は,平成16年4月13日,本件特許
の請求項1∼13に係る発明の特許を無効とする旨の審決をした(甲47)。
これに対し,被告は,平成16年5月18日に知的財産高等裁判所に対し上
記審決の取消訴訟を提起するとともに(同裁判所平成17年(行ケ)第103
02号),同年8月5日に本件特許に係る明細書の訂正を求める訂正審判(訂
正2004−39187号)を請求したところ(以下この訂正を「本件訂正」
という。),特許庁は,平成17年7月11日,本件訂正を認める旨の審決を
した(甲48,乙37)。そこで,知的財産高等裁判所は,同年10月13日
に上記審決を取り消す旨の判決をし(甲28),上記無効審判は特許庁に差し
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10327審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (インターネットによる商品の販売方法)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告X1
X2
ら
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特許法159条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告らは,平成14年2月5日,発明の名称を「インターネットによる商
品の販売方法」(その後,「インターネット通信販売による商品の販売方
法」と補正された〔甲1,2〕)とする特許出願(特願2002−2862
2号。以下「本願」という。)をした。その後,原告らは,平成16年6月
21日付けの手続補正書(甲2)により,本願の願書に添付した明細書の記
載を補正(以下,この補正後の明細書を,図面と併せ,「本願明細書」とい
う。)する手続補正をしたが,同年8月31日付けの拒絶査定を受けたの
で,同年10月5日,これに対する不服の審判(不服2004−20552
号事件)を請求し,同年11月2日付けの手続補正書(甲5)により,本願
明細書の記載を補正(以下,この補正を「本件補正」といい,本件補正後の
明細書を図面と併せ「補正明細書」という。)する手続補正をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10348審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (メモリ制御装置)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告エルジー・エレクトロニクス・
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特許法36条3項 特許法29条2項 特許法36条4項2号
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刊行物 | 123回 | 審決 | 69回 | 実施 | 15回 | 進歩性 | 13回 |
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[概要] 1 手続の経緯
(1) 訴外ウォング・ラボラトリーズ・インコーポレーテッド(以下「ウォン
グ・ラボラトリーズ社」という。)は,昭和63年9月17日(優先権主
張:1987年9月17日,米国)に特願昭63−233367号(以
下「原出願」という。)を出願した。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10282審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官鈴木隆史 原告フォーレシャシェージュダトモビル
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特許法29条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は 平成12年2月25日 パリ条約による優先権主張 1999年 平, ( (
成11年)2月25日 フランス共和国)にした特許出願(特願2000−4
9054号)の一部を,平成13年3月28日に新たな特許出願(特願200
1−92816号。発明の名称「乗り物シート用ピボット機構,および該機構
を備えたシート 。以下「本願」という )とした。」 。
原告は,本願につき,平成16年4月5日付け手続補正書による補正に至る
まで5回にわたり補正をしたが(以下,同日付け手続補正書により補正された
後の明細書を「本願明細書」という ,同年5月7日付けで拒絶査定を受けた。)
ので,同年8月10日,これに対する不服の審判請求(不服2004−166
47号事件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10018審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (放送内容受信装置)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「放送内容受信装置」とする特許第3219751
号(昭和63年6月6日原出願,平成12年9月27日分割出願,平成13
年8月10日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10021審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (番組選択装置および番組選択方法)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「番組選択装置および番組選択方法」(後記の本件訂
正後の発明の名称は「番組選択装置」である。)とする特許第3304335
号(昭和63年6月6日原出願,平成13年2月9日分割出願,平成14年
5月10日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10012審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (番組サーチ装置および番組サーチ方法)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「番組サーチ装置および番組サーチ方法」(後記の本
件訂正後の発明の名称は「番組サーチ装置」である。)とする特許第3130
501号(昭和63年6月6日原出願,平成10年3月10日分割出願,平
成12年11月17日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者で
ある。
本件特許に対して,特許異議の申立て(異議2001−72106号事
件)がされたが,その手続において,原告は平成14年9月26日に訂正請
求をした(甲2)。特許庁は,平成16年12月17日,「訂正を認める。
特許第3130501号の請求項1ないし4に係る特許を取り消す。」との
決定をした(甲2)。これに対し,原告は,平成17年2月2日,同決定の
取消しを求めて東京高等裁判所に対し訴訟を提起するとともに,同年4月2
0日,訂正審判を請求(甲2。この訂正を「本件訂正」という。訂正200
5−39065号事件)した。特許庁は,平成18年1月6日,「本件審判
の請求は,成り立たない。」との審決をした(甲5)。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10375請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (番組サーチ装置および番組サーチ方法)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 本件特許
原告は,発明の名称を「番組サーチ装置および番組サーチ方法」とする特
許第3130501号(昭和63年6月6日原出願,平成10年3月10
日分割出願,平成12年11月17日設定登録。以下「本件特許」とい
う。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10376請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (番組選択装置および番組選択方法)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 本件特許
原告は,発明の名称を「番組選択装置および番組選択方法」とする特許第
3304335号(昭和63年6月6日原出願,平成13年2月9日分割
出願,平成14年5月10日設定登録。以下「本件特許」という。)の特
許権者である。
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成17(行ケ)10154請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (放送内容受信装置)
被告特許庁長官鈴木隆史 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 本件特許
原告は,発明の名称を「放送内容受信装置」とする特許第321975
1号(昭和63年6月6日原出願,平成12年9月27日分割出願,平成
13年8月10日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者であ
る。
⑵ 本件異議決定
本件特許に対しては,特許異議の申立て(異議2002ー70966
号)がされ,原告は平成16年3月17日に訂正請求をしたが(甲3),
特許庁は,平成17年1月20日,「訂正を認める。特許第321975
1号に係る特許を取り消す。」との決定(以下「本件異議決定」をした(
甲1)。これに対し,原告は,本件異議決定に対する取消しを求める訴え
を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10374審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電子請求書管理システム)
被告特許庁長官 原告株式会社オサマジョール
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特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「電子請求書管理システム」とする発明につい
て,平成13年3月16日(国内優先権主張 平成12年12月28日)に
特許出願(以下「本願」という。)をし,平成14年9月17日付けで拒絶
査定を受けたので,同年10月22日,これに対する不服の審判(不服20
02−20490号事件)を請求し,平成19年6月25日付け手続補正書
(甲8)により本願に係る明細書を補正した(以下,この補正後の明細書を
「本願明細書」という。)。
(2) 特許庁は,平成19年9月10日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本が同年10月3日
に原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本願明細書の特許請求の範囲(請求項1)の記載(以下,この記載の発明を
「本願発明」という。)は,以下のとおりである。
▶判決の詳細
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意匠権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10071審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官鈴木隆史 原告ニッタ・ハース株式会社
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,意匠に係る物品「研磨パッド」について,平成18年4月28日,
意願2006−11250号に係る意匠を本意匠とする関連意匠として意匠登
録を出願したが(意願2006−11255号 ,平成19年2月26日付け)
の拒絶査定を受け,同年3月28日,これに対する不服の審判請求(不服20
07−8809号事件)を行った。
特許庁は,平成20年1月18日 「本件審判の請求は,成り立たない 」, 。
との審決をし,同年2月1日,審決の謄本が原告に送達された。
2 審決の内容
別紙審決書写しのとおりであり,要するに,本願意匠は,具体的事例を示す
までもなく出願前に広く知られた形状及び模様に基づいて当業者が容易に創作
をすることができた意匠であるから,意匠法3条2項に規定する,その意匠の
属する分野における通常の知識を有する者が公然知られた形状,模様若しくは
色彩又はこれらの結合に基づいて容易に創作をすることができた意匠に該当
し,意匠登録を受けることができないものであるとするものである。
▶判決の詳細
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意匠権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10070審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官鈴木隆史 原告ニッタ・ハース株式会社
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,意匠に係る物品「研磨パッド」について,平成18年4月28日,
意願2006−11250号に係る意匠を本意匠とする関連意匠として意匠登
録を出願したが(意願2006−11254号 ,平成19年2月26日付け)
の拒絶査定を受け,同年3月28日,これに対する不服の審判請求(不服20
07−8808号事件)を行った。
特許庁は,平成20年1月18日 「本件審判の請求は,成り立たない 」, 。
との審決をし,同年2月1日,審決の謄本が原告に送達された。
2 審決の内容
別紙審決書写しのとおりであり,要するに,本願意匠は,具体的事例を示す
までもなく出願前に広く知られた形状及び模様に基づいて当業者が容易に創作
をすることができた意匠であるから,意匠法3条2項に規定する,その意匠の
属する分野における通常の知識を有する者が公然知られた形状,模様若しくは
色彩又はこれらの結合に基づいて容易に創作をすることができた意匠に該当
し,意匠登録を受けることができないものであるとするものである。
▶判決の詳細
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意匠権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10069審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官鈴木隆史 原告ニッタ・ハース株式会社
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,意匠に係る物品「研磨パッド」について,平成18年4月28日に
意匠登録を出願したが(意願2006−11250号 ,平成19年2月26)
日付けの拒絶査定を受け,同年3月28日,これに対する不服の審判請求(不
服2007−8805号事件)を行った。
特許庁は,平成20年1月18日 「本件審判の請求は,成り立たない 」, 。
との審決をし,同年2月1日,審決の謄本が原告に送達された。
2 審決の内容
別紙審決書写しのとおりであり,要するに,本願意匠は,具体的事例を示す
までもなく出願前に広く知られた形状及び模様に基づいて当業者が容易に創作
をすることができた意匠であるから,意匠法3条2項に規定する,その意匠の
属する分野における通常の知識を有する者が公然知られた形状,模様若しくは
色彩又はこれらの結合に基づいて容易に創作をすることができた意匠に該当
し,意匠登録を受けることができないものであるとするものである。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10019控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人AGCセラミックス株式会社 被控訴人黒崎播磨株式会社
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特許法104条の3 特許法134条の2 特許法29条2項 特許法181条2項
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無効 | 49回 | 特許権 | 38回 | 審決 | 24回 | 訂正審判 | 15回 |
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 控訴人(1審原告。以下「原告」という。)は,「不定形耐火物の吹付
け施工方法」に関する特許第3531702号の特許に係る特許権(以
下「本件A特許権」といい,同特許権に係る特許公報(甲2)掲載の明細
書及び図面を併せて「本件A明細書」という。また,本件A明細書の特許
請求の範囲の請求項1記載の発明を「本件A発明」といい,同発明につい
ての特許を「本件A特許」という。)及び特許第3137625号の特許
に係る特許権(以下「本件B特許権」といい,同特許権に係る特許決定公
報(甲5)掲載の特許訂正明細書と同特許権に係る特許公報(甲4)掲載
の図面を併せて「本件B明細書」という。また,本件B明細書の特許請求
の範囲の請求項1記載の発明を「本件B発明」といい,同発明についての
特許を「本件B特許」という。)を有する。
原告は,被控訴人(1審被告。以下「被告」という。)に対し,被告の
製造,販売する原判決別紙物件目録1記載の不定形耐火物用粉体組成物(
以下「被告製品1」と総称し,個別の製品を示すときは同目録中の製品番
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)8248請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社OSGコーポレーション林邦彦 原告ジョプラックス株式会社田上洋平
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特許法38条 民法541条 特許法123条1項2号 特許法65条
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特許権 | 42回 | 無効 | 24回 | 侵害 | 22回 | 損害賠償 | 19回 |
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[概要] 原告は,
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)32196請求棄却
不当利得返還請求事件
被告任天堂株式会社 原告タクトロン株式会社
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民法709条 特許法70条 特許法36条
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[概要] 本件は,被告の製造,販売していたゲーム機がデータイースト株式会社(以
下「データイースト」という。)の有していた特許権を侵害しており,これに
よって被告が利益を得たとして,データイーストから上記特許権とともに特許
権侵害による不当利得返還請求権を承継したと主張する原告が,被告に対し,
不当利得金2億2250万円の一部請求として5000万円及び訴状送達日の
翌日である平成19年12月12日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10257審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (重合可能なセメント混合物)
被告エルンストミュールバウエルゲーエ 原告株式会社ジーシー
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特許法29条2項 特許法36条3項 特許法36条4項 特許法134条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,昭和61年10月9日,発明の名称を「重合可能なセメント混合
物」とする発明について,特許出願(特願昭61−239386号。以下この
出願を「本件出願」という。優先日 1985年[昭和60年]10月9日 ド
イツ連邦共和国)をし(甲9),平成9年9月12日,特許庁から特許第21
32069号として特許権の設定登録を受けた(以下,この特許を「本件特
許」という。平成18年10月9日存続期間満了により登録が抹消された[甲
22])。
原告は,平成18年9月6日,特許庁に対し,本件特許について無効審判請
求(無効2006−80174号事件)をした。これに対し,被告は,平成1
9年1月29日訂正請求をした(以下,この訂正を「本件訂正」という。甲1
0)。特許庁は,平成19年6月5日,「訂正を認める。本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,平成
19年6月15日,原告に送達された。
2 本件訂正後の特許請求の範囲の記載(請求項1)等
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10023控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人フルタ電機株式会社 被控訴人渡邊機開工業株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
生海苔の異物分離除去装置中の異物分離機構について特許権を有する控訴人
(1審原告。以下「原告」という。)は,被控訴人(1審被告。以下「被告」
という。)の製造販売している異物除去洗浄機が原告の有する特許発明の技術
的範囲に属する旨主張して,被告に対し,同異物除去洗浄機の製造販売等行為
の差止め及び廃棄並びに損害金900万円及びこれに対する不法行為の後の日
である平成19年7月19日(本件訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた。原審は,被告の異物除
去洗浄機が原告の有する特許発明の技術的範囲には属しないものと判断して,
原告の請求を棄却した。これに対して原告は,原判決を不服として本件控訴を
提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(行コ)10001控訴棄却
再審査請求控訴事件
控訴人X 被控訴人国
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[概要] 1 原審の経緯等
1審原告(控訴人)は,千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された
特許協力条約(以下「特許協力条約」という。)に基づき特許庁長官に対して
国際出願をし,その後国際予備審査の請求をした者であるが,特許庁審査官が
作成した特許性に関する国際予備審査報告には誤りがある旨主張して,被控訴
人(1審被告)を相手として,原審(東京地方裁判所)に,再審査を求める訴
えを提起した。原審は,本件訴えは不適法であるとして却下した。これに対し
て控訴人は,原判決を不服として本件控訴を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年8月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10001審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官鈴木隆史 原告X
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特許法2条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
, 「 」原告は 発明の名称を 音素索引多要素行列構造の英語と他言語の対訳辞書
とする発明につき,平成15年5月30日に特許出願(特願2003−154
827号。以下「本願」という )をした。。
原告は,本願につき平成16年10月26日付け手続補正書(甲3)により
明細書の補正をしたが(以下,同補正後の明細書を「本願明細書」という ,。)
同年12月17日付けで拒絶査定を受けたので,平成17年1月31日,これ
( ) 。 ,に対する不服の審判請求 不服2005−1619号事件 をした 特許庁は
,「 , 。」 ,平成19年10月30日 本件審判の請求は 成り立たない との審決をし
その謄本は,同年12月8日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
, ( ,本願明細書の特許請求の範囲の請求項3の記載は 次のとおりである 以下
この発明を「本願発明」という 。。)
「音素索引多要素行列構造の英語と他言語の対訳辞書の段階的相互照合的引く
方法。対訳辞書の引く方法は,以下の三つの特徴を持つ。一,言語音の音響
▶判決の詳細
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