権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和4年6月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10115審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (1回当たり100~200単位のPTHが週1回投与されることを特徴とする、PTH含有骨粗鬆症治療/予防剤)
原告日医工株式会社 被告旭化成ファーマ株式会社
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特許法36条6項1号
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実施 | 108回 | 審決 | 30回 | 進歩性 | 18回 | 無効 | 10回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月20日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)3374請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件(承継参加) (微生物の生長制御方法)
原告P1 被告パナソニックホールディングス株式会社
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特許法36条6項1号 特許法123条1項2号 特許法101条5号 特許法101条4号
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[概要] 本件は、発明の名称を「微生物の生長制御方法」とする特許(以下「本件特許」5
という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、本件製品
の冷蔵室に食品を保存する方法は本件特許の特許請求の範囲請求項2記載の発明
(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し、脱退被告の地位を承継した参加
人が本件製品を製造、販売等する行為は本件特許権の直接侵害又は間接侵害に当た
ると主張して、参加人に対し、特許法100条1項及び2項に基づき、本件製品の10
製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法行為(民法709条)に基
づく損害賠償として、3835万3332円のうち1000万円及びこれに対する
不法行為の日の後(訴状送達の日の翌日)である令和3年6月2日から支払済みま
で民法所定年3%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10088等
特許権侵害差止等請求控訴事件,附帯控訴事件 (情報通信ユニット)
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特許法102条2項 特許法102条
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実施 | 26回 | 侵害 | 21回 | 特許権 | 19回 | 新規性 | 15回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、発明の名称を「情報通信ユニット」とする特許(本件特許)に係る
特許権者である被控訴人が、原判決別紙被告物件目録記載の各製品(各被告製
品)は本件各発明の全部(被告製品2及び3)又は一部(被告製品1につき本15
件発明1、被告製品4につき本件発明1及び2)の技術的範囲に属し、その製
造、輸入、販売及び販売の申出は本件特許権を侵害するとして、これらを製造
等する控訴人に対し、本件特許権に基づき、上記各行為の差止及び各被告製品
の廃棄を求めるとともに、本件特許権侵害の不法行為(民法709条、特許法
▶判決の詳細
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商標権
令和4年6月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10002審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告Ⅹ 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号
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審決 | 26回 | 許諾 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 実施 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は、令和元年7月19日、以下の構成からなり、指定役務を第44類
「あん摩・マッサージ及び指圧、きゅう、はり治療、カイロプラクティック、25
医療情報の提供、栄養の指導」とする商標(以下「本願商標」という。)につ
いて、商標登録出願をした(商願2019-098619号)。(甲1)
(本願商標)
(2) 原告は、令和2年9月7日付けで拒絶査定を受けたことから、同年12月
8日、拒絶査定不服審判を請求した(不服2020-16917号)。(甲2、5
3)
(3) 特許庁は、令和3年11月24日、「本件審判の請求は、成り立たない。」
とする審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同年12月9日
に原告に送達された。
(4) 原告は、令和4年1月6日、本件審決の取消しを求めて、本件訴えを提起10
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光源、光源を含むバックライトユニットおよび液晶表示装置)
原告三星電子株式会社 被告特許庁長官
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特許法159条2項 特許法29条2項 特許法17条の2
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[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は、手続補正後の請求項1に係る特許発明の進歩性の有無及び手続
違背の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年6月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10017控訴棄却
共同著作権に基づく利得分配請求等控訴事件
被控訴人Y1
Y2
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[概要] 1 本件は、控訴人が、被控訴人らに対し、①控訴人は、原判決別紙作品目録記
載の各作品(ボイスドラマ)につき持分2分の1の共有著作権を有するところ、被
控訴人らは、同各作品の売上金を全て取得したと主張し、不当利得返還請求又は共
有著作権を侵害する不法行為に基づく損害賠償請求として、上記売上金の2分の1
の範囲内である464万円及びこれに対する履行の請求の日の翌日であり不法行為
の後である平成31年1月10日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法
(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損
害金の連帯支払を求め、②控訴人は、同各作品の制作に関し、被控訴人らとの間で
請負契約(以下「本件制作契約」という。)を締結した上、仕事を完成して引き渡
したと主張し、本件制作契約に基づいて、報酬985万円及びこれに対する完成引
渡しの後である同日から支払済みまで前同旨の遅延損害金の連帯支払を求め、③控
訴人は、被控訴人らが上記①及び②の金員を支払わなかったことにより健康被害を
被ったと主張し、債務不履行又は不法行為に基づく損害賠償請求として、損害金5
0万円及びこれに対する履行の請求の日の翌日であり不法行為の後である同日から
支払済みまで前同旨の遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月9日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)9842一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (自立式手動昇降スクリーン)
原告株式会社オーエス 被告プラス株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項
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実施 | 46回 | 侵害 | 22回 | 特許権 | 20回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「自立式手動昇降スクリーン」とする特許(以下「本件特
許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被
告が本件特許の特許請求の範囲請求項1から3記載の各発明(後記本件訂正後のも
の)の技術的範囲に属する被告製品を製造し、販売等することは本件特許権の侵害20
に当たると主張して、被告に対し、特許法100条1項に基づき、被告製品の製造、
販売等の差止めを、同条2項に基づき、被告製品及びその半完成品の廃棄を、同法
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10102控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (留置針組立体)
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特許法102条2項
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)5
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月3日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)33246請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社Toshin
笛吹精工株式会社 被告タカハタプレシジョン株式会社
G
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特許法29条1項1号 特許法104条の3 特許法100条1項 民法719条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告らが、被告会社による原告らに対する訴訟の提起(東京地方裁
判所平成29年(ワ)第17791号特許権侵害行為差止等請求事件)及び同
訴訟の判決に対する控訴の提起(知的財産高等裁判所平成30年(ネ)第10
088号特許権侵害行為差止等請求控訴事件。以下、第一審の訴訟と併せて10
「前訴」と総称する。)並びに前訴における訴訟の追行が不法行為を構成し、
被告会社の代表取締役である被告Gは上記不法行為について共同不法行為の責
任を負うと主張して、被告らに対し、民法719条1項前段及び民法709条
に基づき、連帯して、損害の賠償及びこれらに対する訴状送達日の翌日である
令和元年12月28日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前15
の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マルチ内腔構造を備えるカテーテルアセンブリ)
原告シー・アール・バード・インコーポレイテッド 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 102回 | 審決 | 56回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成26年(2014年)11月21日(パリ条約による優先権
主張外国庁受理 平成25年(2013年)11月21日 アメリカ合衆国)
を国際出願日として、発明の名称を「マルチ内腔構造を備えるカテーテルア
センブリ」とする特許出願を行った(平成27年(2015年)5月28日10
国際公開、WO2015/077560、平成28年(2016年)12月
▶判決の詳細
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意匠権
令和4年6月1日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)2663控訴棄却
意匠権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人スワン電器株式会社
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意匠法37条1項
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[概要] (以下、特に断らない限り、略称は原判決の例による。)5
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10082審決取消訴訟
審決取消請求事件 (電気絶縁ケーブル)
原告住友電気工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 33回 | 審決 | 22回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は、平成25年5月1日(以下「本件原出願日」という。)に出願され
た特許出願(特願2013-96607号)の一部を平成27年4月21日
に新たな特許出願(特願2015-86737号)とし、更にその一部を平5
成29年4月21日に新たな特許出願(特願2017-84707号)とし、
更にその一部を平成30年11月26日に新たな特許出願(特願2018-
220011号)とし、さらに、その一部を分割して、令和元年9月12日、
発明の名称を「電気絶縁ケーブル」として、新たな特許出願をした(特願2
019-166439号。以下「本件出願」という。)。(甲8)10
原告は、令和2年2月5日付けで拒絶査定を受けたため、同年5月1日、
拒絶査定不服審判(不服2020-6043号事件)を請求した。(甲9、1
0)
原告は、令和2年12月7日付けで拒絶理由通知書の送付を受けたため、
令和3年2月3日、特許請求の範囲を補正する旨の意見書及び手続補正書を15
提出した(補正後の請求項の数3。以下「本件補正」という。)。(甲11ない
▶判決の詳細
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商標権
令和4年5月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10154審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社C・B・H 被告株式会社ポンパドゥル
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は、次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。(甲1
の1及び2)25
登 録 番 号 第5839434号
商標の構成
指 定 商 品 第30類「菓子、パン、サンドイッチ、中華まんじゅう、
ハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、ミートパイ」5
登録出願日 平成27年11月16日
登録査定日 平成28年3月9日
設定登録日 平成28年4月8日
(2) 原告は、令和3年4月5日、本件商標について、商標登録無効審判を請求
した(無効2021-890014号)。10
(3) 特許庁は、令和3年11月2日、「本件審判の請求は、成り立たない。」と
する審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同月10日に原告
に送達された。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年5月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10160審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ポンパドゥル 被告株式会社C・B・H
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は、次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。(甲1)
登 録 番 号 第6113801号25
商標の構成 三橋の森の一升パン(標準文字)
指 定 商 品 第30類「パン、パン生地、パン種、ベーキングパウダ
ー、即席パンのもと、精油以外のパン用香味料、パン用
調味料、パン用香辛料、パン用食用粉類、小麦粉・澱粉
を主原料とする製パン用クリーム、チョコレートスプレ
ッド」5
登録出願日 平成30年4月26日
登録査定日 平成30年12月17日
設定登録日 平成31年1月11日
(2) 原告は、次の商標(以下「引用商標」という。)の商標権者である。(甲2)
登 録 番 号 第5839434号10
商標の構成
▶判決の詳細
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商標権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)14627一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社珠屋櫻山 被告A
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商標権 | 35回 | 無効 | 8回 | 損害賠償 | 5回 | 無効審判 | 4回 |
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[概要] 1 原告は、株式会社櫻山(以下「櫻山」という。)の権利義務を承継した会社
であり、被告は、櫻山の代表取締役であったところ、被告の元配偶者であるB
は、櫻山の印影を付した申請書を使用するなどし、櫻山の保有する別紙商標目
録記載の本件商標1及び2に係る商標権(以下「本件各商標権」という。)を
自らの名義に移転登録させた。
本件は、原告が、被告に対し、上記移転登録が被告とBの共同不法行為を構
成するとして、不法行為に基づき、損害金2128万0344円及び本件商標
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)29897請求棄却
相当の対価請求事件 (塞栓形成用体内留置具)
原告A 被告株式会社カネカメデイツクス
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特許法35条3項 特許法35条1項 民法90条 特許法35条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、被告の元従業者である原告が、発明の名称を「塞栓形成用体内留置
具」とする特許第4548338号の特許(以下「本件特許1」という。)及び
発明の名称を「塞栓形成用体内留置コイル」とする特許第4412280号の
特許(以下「本件特許2」という。)に係る各発明(以下、本件特許1に係る発
明を「本件発明1」と、本件特許2に係る発明を「本件発明2」という。)は、5
原告が被告の他の従業者と共同で行った職務発明であり、発明の名称を「塞栓
形成用体内留置具」とする特許第4175117号の特許(以下「本件特許3」
という。)に係る発明(以下「本件発明3」といい、本件発明1ないし3を「本
件各発明」と総称する。)は、原告が単独で行った職務発明であり、それらの特
許を受ける権利の持分又はその全部をいずれも被告に承継させたと主張して、10
被告に対し、①被告が定めた発明に関する社内規程(以下「被告発明規程」と
いう。)に基づく登録報奨金として●(省略)●及びこれに対する民法(平成2
9年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の遅延損害金の支払を
求めるとともに、②特許法35条3項(平成16年法律第79号による改正前
▶判決の詳細
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著作権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)26366一部認容
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社ゼンリン 被告有限会社ペーパー・シャワーズ
A
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著作権法15条1項 著作権法114条3項 著作権法10条1項6号 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告らに対し、原告の作成及び販売に係る住宅地図を複写
し、これを切り貼りするなどしてポスティング業務を行うための地図を作成し、
同地図を更に複写したり、譲渡又は貸与により公衆に提供したり、同地図の画
像データを被告会社が管理運営するウェブサイト(以下「被告ウェブサイト」20
という。)内のウェブページ上に掲載したりすることによって、上記住宅地図
に係る原告の著作権(複製権、譲渡権、貸与権及び公衆送信権(自動公衆送信
の場合にあっては、送信可能化を含む。以下同じ。))を侵害したと主張して、
以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)17423請求棄却
損害賠償請求事件 (茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを具えた茶刈機)
原告カワサキ機工株式会社 被告落合刃物工業株式会社
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特許法104条の3 特許法102条2項 特許法36条6項1号 特許法29条1項
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特許権 | 25回 | 実施 | 16回 | 侵害 | 16回 | 損害賠償 | 6回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを
具えた茶刈機」とする特許第4349999号の特許(以下「本件特許」とい
う。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が、5
被告に対し、別紙被告製品目録記載1及び2の各製品(以下「被告製品1」、
「被告製品2」といい、これらを合わせて「被告各製品」という。)が本件特
許の特許請求の範囲の請求項7に係る発明(以下「本件発明1」という。)及
び同請求項13に係る発明(以下「本件発明2」といい、本件発明1と合わせ
て「本件各発明」という。)の各技術的範囲に属し、被告による被告各製品の10
製造販売が本件各発明の実施に当たると主張して、主位的に、民法709条に
基づく損害賠償請求として、予備的に、同法703条に基づく不当利得返還請
求として、以下の金員の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)13326請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制剤)
原告中外製薬株式会社 被告沢井製薬株式会社
日医工株式会社
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新規性 | 32回 | 実施 | 22回 | 進歩性 | 12回 | 無効 | 11回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は、発明の名称を「エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制剤」と
する特許の特許権を有する原告が、被告らがそれぞれ製造販売承認を得た医薬品
が、いずれも上記発明の技術的範囲に属するとして、被告らに対して、特許法110
00条1項、2項に基づき、同医薬品の生産、輸入、譲渡、譲渡の申出及び廃棄
を請求する事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年5月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10006請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
原告株式会社OMECO 被告特許庁長官
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商標法4条1項7号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は、以下のとおりの登録第6277280号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10027控訴棄却
職務発明対価支払い請求控訴事件
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ライセンス | 451回 | 実施 | 115回 | 許諾 | 21回 | 職務発明 | 18回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は、一審被告の従業員であった一審原告が、在職中にした光ディスクに
おけるエラー訂正技術の発明(本件発明)は職務発明であり、その特許を受け15
る権利を勤務規則等により一審被告に承継させたので、一審被告から相当対価
の支払を受ける権利があると主張して、一審被告に対し、平成16年法律第7
9号による改正前の特許法(旧法)35条3項に基づいて、相当対価の額27
8億1562万0335円の一部である30億円及びこれに対する平成27年
5月13日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号20
による改正前の民法(以下単に「民法」という。)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10123審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (食器)
原告仲吉商事株式会社 被告ミールソリューション株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、平成25年8月30日、発明の名称を「食器」とする発明につい
て、特許出願(特願2013-179679号。以下「本件出願」という。)
をし、平成26年10月24日、特許権の設定登録(特許第5636478
号。請求項の数5。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲
77)。
⑵ 原告は、令和元年10月9日、本件特許について特許無効審判(無効20
▶判決の詳細
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商標権
令和4年5月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10100審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告KDDI株式会社
スクラムインコーポレイテッド
株式会社永和システムマネジメント
ScrumInc.Japan株式会社
株式会社アトラクタ
アギレルゴコンサルティング株式会社
株式会社オージス総研
グロース・アーキテクチャ&
株式会社アットウェア
株式会社EXINJAPAN
クリエーションライン株式会社
株式会社ITプレナーズジャ
一般社団法人スクラムギャザ 被告株式会社アーク
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、以下のとおりの商標登録第6042646号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲2、396)。
商 標 Scrum Master(標準文字)
登録出願日 平成29年6月19日
登録査定日 平成30年4月17日
設定登録日 平成30年5月11日
指定商品及び指定役務 別紙1記載のとおり
⑵ 原告らは、令和元年9月27日、本件商標について商標登録無効審判を請
求した(甲379)。
特許庁は、上記請求を無効2019-890057号事件として審理を行
い、令和3年7月21日、「登録第6042646号の指定商品及び指定役務
中、第16類「教材、書籍、定期刊行物、印刷物」及び第41類「電子出版
物の提供、電気通信回線を通じて行う静止画像・動画像・音声付き静止画像・
音声付き動画像・映像・電子出版物・教育情報の提供」についての登録を無
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商標権
令和4年5月13日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)2608控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人フジホーム株式会社
サンリビング株式会社
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商標法37条 商標法25条 商標法2条3項1号
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[概要] 以下で使用する略称は、特に断らない限り、原判決の例による。
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特許権
令和4年5月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (粘着テープ及びその製造方法)
原告DIC株式会社 被告特許庁長官
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特許法120条の5
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実施 | 204回 | 進歩性 | 13回 | 特許権 | 1回 | 刊行物 | 1回 |
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[概要] 本件は、特許異議申立事件において特許の取消し等をした異議の決定のうち当該
取消しに係る部分の取消訴訟である。争点は、進歩性及びサポート要件の各判断の
誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10080審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (図柄表示媒体)
原告株式会社SO-KEN 被告Y
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特許法29条1項2号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、新規性
及び進歩性の判断の誤りの有無である。
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特許権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10072控訴棄却
特許権侵害行為差止請求控訴事件 (加熱式エアロゾル発生装置、及び一貫した特性のエアロゾルを発生させる方法)
被控訴人フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
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特許法101条5号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「加熱式エアロゾル発生装置、及び一貫した特性のエ
アロゾルを発生させる方法」とする特許第6125008号の特許(以下「本
件特許」といい、本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者
である被控訴人が、控訴人らが別紙物件目録記載の各製品(以下「被告製品」
と総称し、個々の製品をそれぞれの番号に応じて「被告製品1」などという。)
を共同で販売、輸入等をする行為が本件特許権の侵害又は間接侵害(特許法1
01条5号)に当たる旨主張して、控訴人らに対し、同法100条1項及び2
項に基づき、被告製品の販売、輸入等の差止め及び廃棄を求める事案である。
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著作権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10076控訴棄却
損害賠償請求控訴事件・ライセンス料支払請求反訴控訴事件
被控訴人コーネットシステム株式会社
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民法719条1項 民法644条 著作権法2条1項12号
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ライセンス | 29回 | 無効 | 11回 | 損害賠償 | 4回 | 許諾 | 3回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件の本訴は、被控訴人が、「SeePlan(シープラン)」と称する段ボール
生産総合管理システムのソフトウェア(以下「本件ソフトウェア」という。)
の「バージョン Ver.1.00」である別紙物件目録記載(イ)のソフトウェア
(以下「本件初期システム」という。)及びその「バージョン Ver.3.0
2」である同目録記載(ロ)のソフトウェア(以下「本件最新システム」とい
う。)の著作権(以下「本件著作権」という場合がある。)が被控訴人に帰属
する旨主張して、その著作権を有することの確認を求めるとともに、被控訴人
の代表者取締役であった控訴人Xが、その在職中に、控訴人会社と被控訴人間
の本件ソフトウェアに係るライセンス契約に基づくライセンス料名下に被控訴
人から控訴人会社に対し1490万8300円を支払わせた行為が、控訴人ら
の共同不法行為に該当する旨主張して、控訴人らに対し、民法719条1項に
基づき、同額の損害賠償金及びこれに対する訴状送達の日の翌日(控訴人Xに
つき令和元年5月10日、控訴人会社につき同月22日)から支払済みまで平
成29年法律第44号による改正前の民法所定(以下「改正前民法所定」とい
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10097審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ゴルフスイングモニタリングシステム)
原告ショットスコープテクノロジーズリミテッド 被告特許庁長官
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特許法17条の2
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審決 | 18回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 | 進歩性 | 2回 | 新規性 | 2回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、発明の名称を「ゴルフスイングモニタリングシステム」とする発明
について、平成27年4月22日を国際出願日とする特許出願(特願2016
-563421号、優先日平成26年4月24日、優先権主張国英国。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (サーバ)
原告三星電子株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ エーサー・クラウド・テクノロジイ・インコーポレイテッド(以下「エー
サー」という。)は、平成19年9月13日(優先日平成18年11月9日、
同月16日(以下「本願優先日」という。)、優先権主張国米国)を国際出願
日とする特許出願(特願2009-536227号)の一部を分割した特許
出願(特願2013-214440号)の一部を更に分割した特許出願(特
願2015-149224号)を更に分割して、平成29年3月27日、発
明の名称を「サーバ」とする発明について、新たな特許出願(特願2017
-60504号。以下「本願」という。)をした(甲1)。
エーサーは、同年10月30日付けの拒絶理由通知(甲5)を受けた後、
平成30年2月14日付けで、特許請求の範囲及び発明の名称について手続
補正をした(上記手続補正後の発明の名称は「サーバとこのサーバにより認
証されるクライアント装置」。甲12)。
エーサーは、同年7月6日付けで、上記手続補正による特許請求の範囲の
補正について却下決定(甲14)を受けるとともに、拒絶査定(甲13)を
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)29604一部認容
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告ソフトバンク株式会社
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特許法102条3項 民法703条 特許法36条6項1号 特許法126条5項
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実施 | 108回 | ライセンス | 45回 | 損害賠償 | 22回 | 侵害 | 19回 |
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[概要] 1 本件は、その発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用
したパーソナルコンピュータシステム」とする特許権(以下「本件特許権」と
いう。)を有する原告が、被告に対し、被告の販売する別紙物件目録記載の各
スマートフォンは、本件特許権に係る特許(以下「本件特許」という。)の特25
許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範
囲に属するとして、不法行為又は不当利得に基づき、損害賠償又は不当利得の
一部である3000万円及び訴状送達日の翌日である令和2年12月5日から
民法所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年4月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社エレファント 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続等
原告は、令和2年7月2日、別紙1の1の商標について、指定商品を第325
類、第5類として、商標登録出願(商願2020-081925号(以下「本
願」という。))をした。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)8969請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告シャンハイムーントンテクノロジーカンパニーリミテッド 被告シックスジョイホンコンリミテッド
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民事訴訟法3条の9 著作権法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法114条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告において、別紙被告画像目録記載2ないし7の各画像5
をゲーム内画面に含む別紙被告作品目録1記載のオンラインゲームを制作し、
日本国内に配信した行為により、原告の別紙原告画像目録記載2ないし8の各
画像に係る著作権(複製権又は翻案権)を侵害するとともに、フェイスブック
上に作成された上記ゲームの公式ウェブページに別紙被告作品目録2記載の画
像を表示させるインラインリンクを貼った行為により、原告の別紙原告画像目10
録記載1の画像に係る著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害し又はこれを幇
助したと主張して、被告に対し、著作権法112条1項及び2項に基づき、別
紙被告作品目録1記載の上記ゲームの複製の差止め及び同ゲームのデータの削
除並びに別紙被告作品目録2記載の画像の複製の差止め及び同画像のデータの
削除を求めるとともに、不法行為による損害賠償請求権に基づき、1110万15
円(著作権法114条2項及び3項に基づき算定した損害金並びに弁護士費用
相当損害金の合計額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年1
0月9日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月22日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3297請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (マグネットスクリーン装置)
原告泉株式会社 被告株式会社近畿エデュケーションセンター
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特許法29条1項2号 特許法29条の2 特許法123条1項 特許法102条3項
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実施 | 25回 | 無効 | 20回 | 特許権 | 19回 | 進歩性 | 13回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「マグネットスクリーン装置」とする各特許(以下「本
件各特許」という。)に係る特許権(以下「本件各特許権」という。)を有する
原告が、被告が本件各特許の各特許請求の範囲請求項1記載の各発明(後記本件
訂正後のものを含む)の技術的範囲に属する被告製品を製造し、譲渡等すること
は本件各特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許法100条1項及10
び2項に基づき、被告製品の製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、
不法行為(民法709条)に基づく損害賠償7963万4080円及びこれに対
する不法行為の日の後(本訴状送達の日の翌日)である令和2年4月18日から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10022請求棄却
特許権侵害に基づく不当利得返還等請求控訴事件
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特許法70条1項 特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
⑴ 本件は,一審原告が,一審被告に対し,一審被告の運営するウェブサイト
等において提供されている地域ターゲティング広告等のサービスが一審原告10
の有する特許権を侵害すると主張して,民法709条及び特許法102条3
項に基づく損害賠償請求又は民法703条及び704条に基づく不当利得返
還請求の各一部請求として,30億円及びこれに対する平成29年8月2日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成29年法律第44号に
よる改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金又は利息の支払いを求め15
た事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10074一部認容
債務不存在確認請求控訴事件
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民法719条1項
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[概要] 本件は、BitTorrentと呼ばれるファイル共有ネットワーク及びBit
Torrentを利用するためのクライアントソフトを使用していた一審原告らが、
別紙著作物目録記載の著作物(本件著作物)の著作権者である一審被告から、一審
原告らが本件著作物の動画ファイルをBitTorrentにアップロード(Bi
tTorrentを通じて、他のユーザーに、自ら使用するクライアント機器等に
保存されているデータをダウンロードさせることをいう。以下同じ。)したことによ
り、本件著作物に係る一審被告の著作権が侵害されたとして損害賠償金の支払請求
を受けたことについて、一審原告らが、著作権侵害がないなどと主張して、一審被
告に対し、本件著作物に係る著作権侵害に基づく損害賠償債務が存在しないことの
確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10091控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (軟骨下関節表面支持体を備えた骨折固定システム)
被控訴人バイオメットシーブイ
メイラ株式会社
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特許法102条2項 特許法100条1項 特許法1条
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「軟骨下関節表面支持体を備えた骨折固定システム」
とする本件特許権を有する一審原告が、一審被告の製造、販売する一審被告各製品
が本件特許権に係る発明の技術的範囲に属すると主張して、一審被告に対し、特許
法100条1項及び2項に基づき、一審被告各製品の製造販売の差止め及び廃棄を
求めるとともに、不法行為に基づき、損害賠償金465万4478円及びこれに対
する不法行為の後の日である令和元年6月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済
みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年4月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)23928一部認容
損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法20条2項4号 著作権法10条1項8号 著作権法19条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告が、別紙原告写真目録記載1の写真(以20
下「原告写真1」という。)をトリミングして同被告写真目録記載1の写真
(以下「被告写真1」という。)を、同原告写真目録記載2の写真(以下「原
告写真2」という。)をトリミングして同被告写真目録記載2の写真(以下
「被告写真2」という。)を、それぞれ作成し、原告の氏名を表示することな
く、ツイッターに被告写真1の掲載を含む投稿をし、インスタグラムに被告写25
真1及び2の掲載を含む投稿をしたことにより、原告写真1及び2に係る原告
の著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)を侵害したと主張して,不法
行為に基づき,合計60万円(慰謝料50万円及び弁護士費用10万円)及び
これに対する令和2年7月14日から支払済みまで民法所定の年3%の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10068審決取消訴訟
審決取消請求事件 (弾球遊技機)
原告株式会社高尾 被告特許庁長官
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成29年9月4日、発明の名称を「弾球遊技機」とする発明に
ついて、特許出願(特願2017−169837号。以下「本願」という。)
をした(甲3)。
⑵ 原告は、令和元年12月4日付けの拒絶査定(甲9)を受けたため、令和
2年2月20日、拒絶査定不服審判(不服2020−2334号事件。甲10)
を請求するとともに、特許請求の範囲及び明細書について手続補正((以下
「本件補正」という。甲5)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行コ)10004控訴棄却
手続却下の処分取り消し請求控訴事件 (ボトルキャップ開けホルダー)
被控訴人国
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民事訴訟法16条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「ボトルキャップ開けホルダー」とする発明について
特許出願(特願2019-86601号。以下「本件出願」という。)をした控
訴人が、本件出願について拒絶査定(以下「本件拒絶査定」という。)を受けた
ため、拒絶査定不服審判(不服2020-4104号事件。以下「本件審判」
という。)を請求するとともに、特許請求の範囲について手続補正(以下「本件
補正」という。)をしたが、特許庁が令和2年10月27日に本件補正を却下す
る旨の決定をした上で、本件審判の請求は成り立たないとの審決(以下「本件
審決」という。)をしたため、特許庁長官に対し、本件審決を取り消し、本件出
願について特許査定をすべきである旨の令和2年11月24日付け意見書(以
下「本件意見書」という。)を提出したが、特許庁長官から、令和3年3月11
日付けで本件意見書に係る手続を却下する旨の処分(以下「本件処分」という。)
を受けたことから、特許庁審査官の本件拒絶査定の判断に誤りがある旨主張し
て、本件拒絶査定の取消し、本件処分の取消し及び本件出願について特許査定
をすることの義務付けを求める事案である。
▶判決の詳細
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