権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成31年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10200審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (回転数適応型の動吸振器を備えた力伝達装置および減衰特性を改善するための方法)
被告シェフラーテクノロジーズウントコンパニー 原告ヴァレオカペックジャパン
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特許法29条2項 特許法2条3項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「回転数適応型の動吸振器を備えた力伝達装置および減衰
特性を改善するための方法」とする発明に係る特許権(特許第547393
3号。国際出願日 平成20年11月17日(パリ条約による優先権主張 平
成19年11月29日 ドイツ。(以下「本件優先日」という。)),設定
登録日 平成26年2月14日。請求項の数12。以下,「本件特許権」と
いい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲
32)。
(2) 原告は,平成28年8月15日,本件特許につき特許庁に無効審判請求を
し,特許庁は上記請求を無効2016-800104号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10046控訴棄却
承継参加申立控訴事件
控訴人NSENSE株式会社金慶幸 被控訴人株式会社オカムラホールディ
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特許法74条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,原判決別紙特許権目録記載1記載の特許(以下「本件特
許1」といい,本件特許1に係る特許権を「本件特許権1」という。),同目録記
載2の特許(以下「本件特許2」といい,本件特許2に係る特許権を「本件特許権
2」という。)及び同目録記載3の特許(以下「本件特許3」といい,本件特許3
に係る特許権を「本件特許権3」という。また,本件特許1~3を併せて「本件各
特許」といい,本件特許権1~3を併せて「本件各特許権」という。)に係る各発
明についての特許を受ける権利を譲り受けたが,本件各特許は,控訴人に無断で,
第三者によって出願されたとして,本件各特許の現在の登録名義人である被控訴人
に対し,特許法74条1項に基づき,本件各特許権についての移転登録手続を求め
ている事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10236等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (フルオレン誘導体の結晶多形体およびその製造方法)
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特許法29条1項1号 特許法29条1項
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実施 | 127回 | 審決 | 45回 | 進歩性 | 16回 | 無効 | 12回 |
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[概要] 1 手続の経緯
(1) 被告は,名称を「フルオレン誘導体の結晶多形体およびその製造方法」と
する発明について,平成20年2月8日,特許出願をし(優先権主張:平成19年
2月15日,優先権主張国:日本国),同年6月20日,その特許権の設定登録(特
許第4140975号)を受けた(甲1,以下「本件特許」といい,本件特許に係
る明細書及び図面を「本件明細書」という。)。
(2) 原告は,平成25年2月20日に本件特許の無効審判請求(無効2013
-800029号)をしたところ,特許庁は,平成26年7月25日,「本件審判の
請求は,成り立たない。」との審決(以下「第一次審決」という。)をし,同審決の
謄本は,同年8月4日に原告に送達された。
(3) 原告は,平成26年9月1日,知的財産高等裁判所(以下「知財高裁」と
いう。)に対し,第一次審決の取消しを求める訴え(知財高裁平成26年(行ケ)第
10202号,以下「第一次審決取消訴訟」という。)を提起し,知財高裁は,平成
28年1月27日,「特許庁が無効2013-800029号事件について平成26
年7月25日にした審決を取り消す。」との判決(甲245,以下「前訴判決」とい
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (インクカートリッジICチップの制御方法,インクカートリッジICチップ及びインクカートリッジ)
被告特許庁長官吉村尚 原告珠海艾派克微電子有限公司マイクロエレクトロニクス
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特許法36条6項1号
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実施 | 58回 | 審決 | 11回 | 優先権 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10049審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
被告株式会社MTG 原告株式会社ファイブスター西村啓
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 被告は,平成26年9月26日,発明の名称を「美容器」とする発明につい
て特許出願をし(平成23年11月16日にした特願2011-250915号の
分割出願(特願2014-197056号)),平成27年12月4日,設定登録
を受けた(特許第5847904号。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成29年8月1日,特許庁に対し,本件特許について無効審判請
求をし,無効2017-800102号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10048審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
被告株式会社MTG 原告株式会社ファイブスター西村啓
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 被告は,平成26年9月26日,発明の名称を「美容器」とする発明につい
て特許出願をし(平成23年11月16日にした特願2011-250915号の
分割出願(特願2014-197056号)),平成27年12月4日,設定登録
を受けた(特許第5847904号。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成29年5月30日,特許庁に対し,本件特許について無効審判
請求をし,無効2017-800074号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10031審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯用グリップ)
被告特許庁長官半田正人 原告株式会社創考テクノ
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特許法29条2項 特許法157条2項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年10月9日(優先権主張:平成26年10月14日,日
本),発明の名称を「携帯用グリップ」とする国際出願をし,その後,国内移行の
手続を採った(特願2016-546535。以下「本願」という。)。(甲1,
2)
(2) 原告は,平成29年6月15日付けで拒絶査定を受け,同年8月31日,こ
れに対する不服の審判を請求し,同年11月30日付け手続補正書により,特許請
求の範囲を補正した(以下「本件補正」という。請求項の数2)。(甲5の4,6
の1・3)
(3) 特許庁は,これを不服2017-12887号事件として審理し,平成30
年1月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記
載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年2月1日,原告に
送達された。(甲6の5)
(4) 原告は,平成30年3月1日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10100審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経皮吸収製剤保持用具)
被告株式会社バイオセレンタック江黒早耶香 原告コスメディ製薬株式会社加古尊温
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特許法134条の2 特許法126条5項 特許法36条 特許法36条4項1号
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無効 | 71回 | 審決 | 57回 | 無効審判 | 37回 | 新規性 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経
皮吸収製剤保持用具」とする特許第4913030号(以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
被告株式会社メディオン・リサーチ・ 原告ネオケミア株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」とする発明に係る特許権
(特許第4659980号,平成23年1月7日設定登録。請求項の数1
3。国際出願日平成10年10月5日(優先権主張 平成9年11月7日
日本国。以下「本件優先日」という。)。以下,「本件特許権」といい,同
特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10033審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
被告株式会社メディオン・リサーチ・ 原告ネオケミア株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」とする発明に係る特許権(特
許第4912492号,平成24年1月27日設定登録。請求項の数7。以
下,「本件特許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)
の特許権者である。本件特許は,平成10年10月5日を国際出願日とする
特願2000-520135号(優先権主張 平成9年11月7日 日本国。
以下「本件優先日」という。)の分割出願として,平成22年9月6日に出
願されたものである(特願2010-199412号)。(甲51)
(2) 原告は,平成29年4月13日付けで,本件特許の請求項1~5及び7に
係る発明についての特許を無効とすることを求めて,特許庁に無効審判請求
をし,特許庁は上記請求を無効2017-800050号事件として審理し
た。
(3) 特許庁は,平成30年1月30日,審判請求は成り立たない旨の審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年2月8日,原告に送達さ
れた。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)34450請求棄却
損害賠償請求事件 (住宅地図)
被告ヤフー株式会社 原告生活地図株式会社
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特許法2条3項1号 特許法2条 民法709条 特許法102条3項
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実施 | 52回 | 分割 | 48回 | 進歩性 | 22回 | 新規性 | 22回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「住宅地図」とする特許権(第3799107号)につ
いて特許権者から専用実施権の設定を受けた原告が,被告が制作し,インターネ
ット上でユーザに利用させている別紙物件目録記載の電子地図は前記特許権の
請求項1の発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,民法709条に
基づく損害賠償金(一部請求)及び遅延損害金の支払いを求める事案である。5
2 前提事実(後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容易に認められる事実)
原告は,情報処理サービス業,情報提供サービス業等を業とする株式会社で
ある。(弁論の全趣旨)
被告は,検索連動型広告やディスプレイ広告等の広告関連サービス等を業と
する株式会社である。(争いがない)10
原告は,以下の特許権(以下,「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」
という。)について,特許権者(有限会社エン企画)から,平成22年9月7日
に専用実施権の設定を受けた。(争いがない)
特許番号 特許第3799107号
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10033控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品)
控訴人日本瓦斯株式会社 被控訴人エヌ・ケイ・ケイ株式会社
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特許法123条1項4号 特許法29条2項 特許法123条1項2号 民事訴訟法157条1項
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無効 | 71回 | 実施 | 24回 | 進歩性 | 21回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品」とする
特許(特許第5396136号。請求項の数9。以下,この特許を「本件特許」
といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者である
被控訴人が,控訴人が製造,販売する原判決別紙「被告製品目録」記載1ない
し5の各製品(以下,同目録記載の番号に応じて「被告製品1」などという。)
中,その製品の吸収体の灰分含有量を特定した原判決別紙「特定被告製品目録」
記載1ないし5の各製品(以下「特定被告製品」と総称する。)の製造,販売
が本件特許権の侵害に当たる旨主張して,控訴人に対し,①特許法100条1
項に基づき,特定被告製品の製造,販売等の差止め,②同条2項に基づき,特
定被告製品及びその半製品,特定被告製品の製造に供する金型の廃棄を求める
とともに,③本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として738万円及
びこれに対する平成28年2月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10012審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スプレー缶用吸収体およびスプレー缶製品)
被告日本瓦斯株式会社 原告エヌ・ケイ・ケイ株式会社
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告,王子ホールディングス株式会社(旧商号「王子製紙株式会社」)及
び王子キノクロス株式会社は,平成21年4月20日,発明の名称を「スプ
レー缶用吸収体およびスプレー缶製品」とする発明について特許出願(特願
2009-102082号。以下「本件出願」という。)をし,平成25年
10月25日,特許権の設定登録(特許番号第5396136号。請求項の
数9。以下,この特許を「本件特許」という。甲55。)を受けた。
その後,原告は,王子ホールディングス株式会社及び王子キノクロス株式
会社から,本件特許に係る特許権の持分の全部譲渡を受け,その旨の移転登
録(受付日平成27年12月14日)を受けた(甲56の1,2)。
(2) 被告は,平成28年5月19日,本件特許の請求項1,2,6及び8に係
る発明についての特許を無効にすることを求める特許無効審判を請求(無効
2016-800058号事件)した(甲57)。
原告は,同年7月29日付けで特許請求の範囲について訂正請求(甲59)
をした後,平成29年5月22日付けの審決の予告(甲72)を受けたため,
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (容器および容器製造方法)
被告株式会社エフピコ 原告シーピー化成株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,記載
要件(特許法36条4項1号,同条6項1号,2号)及び補正要件(特許法17条
の2第3項)の適否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)37782
損害賠償請求事件 (電気機械の制御)
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特許法101条4号 特許法101条5号 民法709条 特許法102条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「電気機械の制御」とする特許(特許第5189132
号。以下,「本件特許1」といい,本件特許1に係る特許権を「本件特許権1」と5
いう。)及び発明の名称を「高速電気システム」とする特許(特許第518913
3号。以下,「本件特許2」といい,本件特許2に係る特許権を「本件特許権2」
という。)を有する原告が,被告の製造販売に係る別紙物件目録記載のバッテリ
式真空掃除機(コードレスクリーナー。以下「被告製品」という。)及び被告製品
におけるモータの制御方法が本件特許権1の請求項1,6,8ないし12の発明10
の技術的範囲及び本件特許権2の請求項1,4ないし7の発明の技術的範囲に属
し,被告が被告製品を製造,販売等することは本件特許権1及び2を侵害すると
主張して,被告に対し,民法709条に基づく損害賠償金(一部請求)及び遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10039控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (容器)
控訴人・被
(一審被告。以下「一審被告」という。) 被控訴人・控訴人(一審原告。以下「一審原告」という。)
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特許法102条3項 特許法100条1項 特許法102条2項
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[概要] かは,原判決に従い,原判決に「原告」とあるのを「一審原告」に,「被告」とあ
るのを「一審被告」に,「当庁」とあるのを「東京地方裁判所」に,適宜読み替え
る。また,原判決の引用部分の「別紙」をすべて「原判決別紙」と改める。)
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10027審決取消訴訟
審決取消請求事件 (油または脂肪中の環境汚染物質の低減方法,揮発性環境汚染物質低減作業流体,健康サプリメントおよび動物飼料製品)
被告BASFアーエス金本恵子 原告日本水産株式会社鈴木修
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10080審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光学情報読取装置)
被告株式会社デンソーウェーブ 原告ハネウェル・インターナショナル・インク
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特許法36条4項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 株式会社デンソーは,平成9年10月27日,発明の名称を「光学情報読
取装置」とする発明について特許出願(特願平9-294447号。以下「本
件出願」という。)をし,平成18年7月7日,特許権の設定登録(特許番
号第3823487号。請求項の数2。以下,この特許を「本件特許」とい
う。甲6)を受けた。
その後,被告は,株式会社デンソーから,本件特許に係る特許権の譲渡を
受け,その旨の移転登録(受付日平成24年7月2日)を受けた(乙6)。
⑵ 被告は,平成24年12月7日付けで,本件特許の明細書及び特許請求の
範囲を訂正する旨の訂正審判を請求(訂正2012-390156号事件)
し(乙2の1,2),平成25年2月19日付けで訂正明細書及び特許請求
の範囲を補正する旨の手続補正をした(以下,手続補正後の訂正請求を「本
件訂正」という。甲8)。
被告は,特許庁が同年3月19日に訂正拒絶審決をしたため,同年4月2
5日付けで,その取消しを求める審決取消訴訟(知的財産高等裁判所平成2
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)35663請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (エクオール含有大豆胚軸発酵物,及びその製造方法)
被告株式会社アドバンスト・
補助参加人株式会社ダイセル 原告大塚製薬株式会社山内真之
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法126条1項1号
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無効 | 69回 | 進歩性 | 67回 | 新規性 | 41回 | 実施 | 39回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「エクオール含有大豆胚軸発酵物,及びその製造方法」10
とする特許権を有する原告が,被告による大豆胚芽抽出発酵物含有食品の生産・
販売等が原告の上記特許権を侵害すると主張して,被告に対し,特許法100条
1項及び2項に基づき,上記製品の生産・譲渡等の差止め及び上記製品の廃棄を
求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)11694請求棄却
損害賠償請求事件 (発破用填塞物の製造方法)
被告エスビー工業株式会社
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特許法102条2項
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,発明の名称を「発破用填塞物の製造方法」とする発明に係る特許権(特
許第3458131号。以下「本件特許権」といい,これに係る特許を「本件特
許」という。)を有していた原告が,被告が販売した発破用込物の製造方法が本件25
特許に係る特許請求の範囲請求項1の発明(以下「本件発明」という。)の技術的
範囲に属するとして,被告に対し,不法行為(本件特許権の侵害)に基づき,損害
金9900万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成28年12月24日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)16468一部認容
特許権侵害差止請求事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
被告サノフィ株式会社東崎賢治 原告アムジエン・インコーポレーテツド
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民事訴訟法61条
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実施 | 74回 | 特許権 | 13回 | 差止 | 13回 | 進歩性 | 11回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシ
ン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする特許権(同一名称
の2件の特許権)を有する原告が,被告に対し,被告による別紙被告製品目録
記載の製剤(以下「被告製品」という。)及び被告製品の原薬である別紙被告15
モノクローナル抗体目録記載のモノクローナル抗体(以下「被告モノクローナ
ル抗体」という。)の生産,販売等が,原告の特許権を侵害する旨を主張して,
被告製品及び被告モノクローナル抗体の生産等の差止め及び廃棄を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)3572請求棄却
職務発明対価請求事件
被告徳山積水工業株式会社 原告P2
ら
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特許法35条3項 特許法38条 特許法29条2項 特許法35条1項
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実施 | 29回 | 職務発明 | 10回 | 特許権 | 4回 | 進歩性 | 2回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告らが,被告に対し,後記本件特許に関して,特許法35条(平成1
6年法律第79号による改正前のもの。以下同じ。)3項に基づき,特許を受ける
権利を被告に譲渡したことにより被告が受けるべき利益を基礎とする相当の対価15
億5000円(うち原告P1につき1億3500万円,原告P2につき1500万
円)及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成29年4月20日から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10177審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (移動ロボットのコンテキスト動作を生成するためのシステムおよび方法)
被告特許庁長官 原告ソフトバンクロボティクス
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,発明の名称を「移動ロボットのコンテキスト動作を生成するための
システムおよび方法」とする発明について,平成22年7月12日(パリ条約によ
る優先権主張:外国庁受理平成21年7月10日,フランス共和国)を国際出願日
とする特許出願をした(特願2012-518831号。請求項の数14)。
⑵ 原告は,平成27年4月9日付けで拒絶査定を受けたことから,同年8月6
日に拒絶査定不服審判(不服2015-14737号)を請求した。また,原告は,
平成28年12月27日付けで手続補正書(甲16。これによる特許請求の範囲の
補正を「本件補正」という。)を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成31年1月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10061控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件
被告)株式会社マコメ研究所平井佑希 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社マコメ研究所平井佑希
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特許法102条3項 民法703条
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,控訴人が,①被控訴人が平成19年に製造,販売したデジタル式
2連地殻活動総合観測装置(イ号物件)は,テクノ東郷が有していた本件特許権
(登録番号:特許第3256880号)の特許請求の範囲請求項1の発明(本件発
明)の技術的範囲に属するところ,被控訴人は実施料を支払うことなくイ号物件を
販売したことにより,法律上の原因なく実施料相当額の利得を得た,②控訴人はテ
クノ東郷から前記①の不当利得返還請求権を譲り受けたと主張して,被控訴人に対
し,民法703条に基づく不当利得金1800万円及びこれに対する同法704条
前段所定の法定利息702万円の合計2502万円のうち100万円及びこれに対
する催告の後である平成28年10月21日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10226審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
被告アムジエン・インコーポレーテッド 原告サノフィ
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成20年8月22日(優先日平成19年8月23日,同年1
2月21日,平成20年1月9日及び同年8月4日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願20
10-522084号)の一部を分割して,平成27年2月23日,発明
の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(P
CSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする発明について特許出
願(以下「本件出願」という。)をし,平成28年3月25日,特許権の
設定登録(特許番号第5906333号。請求項の数5。以下,この特許
を「本件特許」という。甲201,211)を受けた。
(2) 原告は,平成28年5月31日,本件特許について特許無効審判(無効
2016-800066号事件)を請求した(甲212)。
被告は,平成29年3月9日付けの審決の予告(甲225)を受けたた
め,同年5月8日付けで,特許請求の範囲の請求項1,2及び5からなる
一群の請求項のうち,請求項1及び5を訂正し,請求項2を削除する,請
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10225審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
被告アムジエン・インコーポレーテッド 原告サノフィ
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成20年8月22日(優先日平成19年8月23日,同年1
2月21日,平成20年1月9日及び同年8月4日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願20
10-522084号)の一部を分割して,平成25年9月20日,発明
の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(P
CSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする発明について特許出
願(以下「本件出願」という。)をし,平成27年3月6日,特許権の設
定登録(特許番号第5705288号。請求項の数9。以下,この特許
を「本件特許」という。甲201,211)を受けた。
(2) 原告は,平成28年1月18日,本件特許について特許無効審判(無効
2016-800004号事件)を請求した(甲212)。
被告は,平成29年3月9日付けの審決の予告(甲225)を受けたた
め,同年5月8日付けで,特許請求の範囲の請求項1ないし4及び9から
なる一群の請求項のうち,請求項1及び9を訂正し,請求項2ないし4を
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)25956等請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (磁気記録媒体)
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特許法102条2項 特許法36条6項1号 特許法123条1項 特許法134条の2
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実施 | 189回 | 進歩性 | 16回 | 新規性 | 16回 | 無効 | 15回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「磁気記録媒体」とする特許権を有する原告が,被告ら
に対し,被告らによる別紙物件目録記載1ないし6の各製品(以下,それぞれの
製品を同目録記載の番号に従い「被告製品1」などといい,各製品を併せて「被
告製品」と総称する。)の製造,販売等が特許権侵害に当たると主張して,民法20
709条及び特許法102条2項に基づく損害賠償金1億円(内金請求)及びこ
れに対する不法行為後の日である被告富士フイルムについては平成28年8月
13日,被告FFMMについては平成29年9月2日(各被告に対する訴状送達
の日の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を,それぞれ求める事案である。25
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (位置検出装置)
被告パスカルエンジニアリング株式会社 原告株式会社コスメック
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特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (トレッドが高トランス含量を有するエマルジョンSBRを含むタイヤ)
被告特許庁長官加藤友也 原告コンパニーゼネラールデラン
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特許法29条2項 特許法17条の2
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刊行物 | 118回 | 実施 | 79回 | 審決 | 13回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10049等
損害賠償請求控訴事件,同反訴事件 (チューブ状ひも本体を備えたひも)
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特許法73条2項 特許法98条1項1号 特許法73条1項 特許法74条1項
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特許権 | 221回 | 実施 | 89回 | 損害賠償 | 28回 | 無効 | 27回 |
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人には次のア~ウの債務不履行又は不法行為が
あると主張して(アとイは選択的な主張),被控訴人に対し,債務不履行又は不法
行為に基づき,損害額合計2億2000万円及びこれに対する催告の後の日又は不
法行為の後の日である平成28年6月16日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10059却下
特許権侵害による損害賠償債務不存在確認等請求控訴事件
控訴人株式会社ヒラノテクシード青海利之 被控訴人株式会社カネカ黒田佑輝
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特許権 | 86回 | 損害賠償 | 61回 | 侵害 | 53回 | 実施 | 50回 |
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
本件は,控訴人が,下記(1)ないし(3)のとおり主張して,被控訴人に対し,①被
控訴人が控訴人及び控訴人補助参加人に対し,本件各特許権の侵害を理由とする不
法行為に基づく損害賠償請求権を有しないことの確認を求めるとともに,②控訴人
が平成5年12月2日(本件通常実施権の許諾の日)から現在に至るまで被控訴人
との間で締結した本件実施許諾契約に基づき控訴人補助参加人に対して本件各機械
装置を使用させることができる地位にあったことの確認を求める事案である。なお,
控訴人補助参加人は,原審において,控訴人のために補助参加した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10174審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ディジタル有効データの伝送方法)
被告アイピーコムゲゼルシャフトフツングウントコンパニー 原告テレフオンアクチーボラゲット
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 被告は,発明の名称を「ディジタル有効データの伝送方法」とする発明に係
る特許権者である(平成11年7月23日国際出願(優先権主張外国庁受理199
8年7月24日,ドイツ),平成19年10月5日設定登録。特許第402162
2号。請求項の数15。以下「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成27年5月29日,特許庁に対し,本件特許の請求項1~4,
7~10,13~15について無効審判請求をし,無効2015-800129号
事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)18184
特許権侵害行為差止請求 (骨切術用開大器)
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特許法100条1項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,名称を「骨切術用開大器」とする特許権(登録番号特許第4736
091号)を有する原告が,被告が製造,貸渡し及び貸渡しの申出をしている25
骨切術用開大器が,上記特許の請求項1に係る発明の技術的範囲に属し,上記
特許権の侵害行為に当たると主張して,被告に対し,特許法100条1項に基
づく別紙物件目録記載の製品の製造,貸渡し及び貸渡しの申出の差止め並びに
同条2項に基づく同製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(行コ)10001控訴棄却
手続却下処分取消請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)ジボダンエスエー 被控訴人(一審被告)国
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特許法184条の4 特許法184条の5
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[概要] 1 本件は,控訴人が,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特
許協力条約」(特許協力条約〔PCT〕)に基づいて行った国際特許出願(本
件国際特許出願)について,特許庁長官に対し,特許法184条の5第1項に
規定する書面並びに同書面に添付して特許法184条の4第1項に規定する明
細書,請求の範囲,図面及び要約の日本語による翻訳文(明細書等翻訳文)を
提出し(本件翻訳文提出手続),また,本件国際特許出願について手続補正書
及び出願審査請求書を提出したところ(本件手続補正書提出手続及び本件出願
審査請求書提出手続),特許庁長官から上記各書面に係る手続の却下処分(本
件却下処分1ないし3)を受けたことから,各処分の取消しを求める事案であ
る。
各処分の理由の要点は,①控訴人が特許法184条の4第1項が定める国内
書面提出期間内に明細書等翻訳文(本件翻訳文)を提出することができなかっ
たことについて正当な理由があるとはいえず,特許法184条の4第4項(平
成27年法律第55号による改正前のもの。以下同じ。)に規定する要件を満
たさないから,同書面に係る手続は却下すべきであり(本件却下処分1),②
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)4759請求棄却
特許権
原告嶋田プレシジヨン株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,後記本件特許権を有する原告が,被告が販売する電子書籍リーダーであ
る後記被告製品が同特許権に係る発明と均等なものとして,その技術的範囲に属す5
ると主張して,被告に対し,不当利得返還請求権に基づき,実施料相当額の利得の
一部150万円の返還及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成28年6月1
1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10098控訴棄却
特許権侵害行為差止請求控訴事件 (医薬組成物)
被告)中外製薬株式会社被控訴人(一審
)マルホ株式会社日野英一郎 控訴人(一審原告)レオファーマアクティーゼルスカブ山内真之 被控訴人(一審被告)中外製薬株式会社
(一審被告)マルホ株式会社日野英一郎
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特許法29条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「医薬組成物」とする本件特許権を有する控訴人が,
被控訴人らが被告物件を製造及び販売しようとしているところ,これらの行為が本
件特許権を侵害するものであると主張し,被控訴人らに対し,①特許法100条1
項に基づき,被告物件の生産,使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入又は譲渡若
しくは貸渡しの申出の差止めを,②同条2項に基づき,被告物件の廃棄を,それぞ
れ求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10086一部認容
損害賠償請求控訴事件 (美肌ローラ)
控訴人株式会社MTG 被控訴人ベノア・ジャパン株式会社西村啓
補助参加人株式会社ファイブスター西村啓
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特許法104条の3 特許法167条 民事訴訟法2条 特許法29条2項
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無効 | 73回 | 特許権 | 24回 | 無効審判 | 20回 | 審決 | 17回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「美肌ローラ」とする発明に係る特許権(特許第5230
864号。本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人が業として販売するな
どする原判決別紙被告製品目録記載の各製品が本件特許に係る発明の技術的
範囲に属するとして,被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償金の一部
である1億円及びこれに対する不法行為以後の日である平成28年5月11
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10057審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (二次元コード,ステルスコード,情報コードの読み取り装置及びステルスコードの読み取り装置)
被告ワンスパンインターナショナルレンクテルハフツング 原告マイクロインテレクス株式会社
Xゲゼルシャフトミットベシュ
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特許法132条1項 特許法125条 特許法29条1項3号
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審決 | 55回 | 無効 | 27回 | 無効審判 | 11回 | 特許権 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告らは,発明の名称を「二次元コード,ステルスコード,情報コードの読
み取り装置及びステルスコードの読み取り装置」とする発明に係る特許権者である
(平成9年11月28日特許出願,平成19年2月2日設定登録。特許第3910
705号。請求項の数8。以下「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,OneSpan Japan 株式会社(当時の商号は株式会社 VASCO Data
Security Japan。以下「訴外会社」という。)とともに,平成29年2月27日,
特許庁に対し,本件特許の請求項1に係る発明の特許について無効審判請求をし,
無効2017-800023号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)6494一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告日進医療器株式会社
株式会社セイエー
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特許法102条2項 特許法101条1号 特許法123条1項1号 特許法101条
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[概要] 本件は,薬剤分包用ロールペーパに関する特許権を有していた原告が,被告らに20
対し,被告らの製造・販売する製品が原告の特許権を侵害したと主張し,損害賠償
(特許法102条2項,民法709条)として999万6781円及びこれに対す
る本件訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年12月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8974一部認容
特許権
被告三菱電機株式会社
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特許法101条2号 特許法102条1項 特許法102条2項 特許法101条1号
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侵害 | 263回 | 特許権 | 158回 | 間接侵害 | 110回 | 実施 | 105回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,後記の本件第1特許ないし第4特許に係る特許権を有する原告が,別紙
「被告製品目録」記載の各製品(以下,各製品を同目録の記載に従い「被告製品1
-1」などといい,同目録記載の各製品をまとめて「被告各製品」ということがあ20
る。)を製造,販売等する被告に対し,以下のとおり各特許権の直接侵害及び間接
侵害を主張して,①特許法100条1項に基づき,(a)被告各製品の生産,譲渡等の
差止め及び(b)被告製品1-4,被告製品2-4,被告製品3,被告製品4に係るコ
ンピュータ・プログラムの使用許諾の差止め(被告製品3及び4については予備的
に,同製品に係るコンピュータ・プログラムのうちワンタッチ回路ジャンプ機能及25
びタッチ検索機能に関する部分並びに拡張アラーム表示機能又はアラーム表示(ユ
ーザ)機能に関する部分の使用許諾の差止め),②同条2項に基づき,被告各製品
の廃棄,③特許権侵害の不法行為に基づき,損害の一部である5億5000万円の
損害の賠償及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成27年9月26日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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