権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
令和3年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ハマサキ・ホールディング 被告株式会社喜代村
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法27条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下のとおりの登録第5556223号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲1の1ないし3)。
商標の構成 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成24年9月13日
登録査定日 平成24年12月26日
設定登録日 平成25年2月8日
指 定 商 品 第30類「すし」
⑵ 被告は,平成30年1月31日,本件商標について商標登録無効審判を請
求した(乙6)。
特許庁は,上記請求を無効2018-890005号事件として審理を行
い,令和2年8月13日,「登録第5556223号商標の登録を無効とす
る。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月21
日,原告に送達された。
⑶ 原告は,令和2年9月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10133審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告 被告特許庁長官同指定代理人阿曾裕樹
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法7条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は,「Ujicha」の文字を標準文字で表して構成される商標(以
下「本願商標」という。)について,第30類に属する願書記載のとおりの
商品を指定商品として,平成29年3月7日に登録出願された商願201725
-29699に係る商標法11条3項の規定による団体商標登録出願として,
同年9月6日に登録出願をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10127審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X1
X2 被告特定非営利活動法人高砂物産協会
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特許法157条2項4号 商標法50条 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条に基づく商標登録取消請求を不成立とした審決の取消訴訟
であり,主な争点は,被告や通常使用権者の販売する商品が,指定商品に該当する
か否かである。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社トントゥシステム 被告株式会社エス・エム・エス
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商標法4条1項11号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件商標
原告は,別紙1記載の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1)。
2 特許庁における手続の経緯
被告が,本件商標についての商標登録無効審判請求をしたところ,特許庁は,同
請求を無効2019-890048号事件として審理し,令和2年9月1日,「登録
第6080658号の指定役務中,第35類「運動・健康の分野における商品の展
示会又は見本市の企画・運営,健康食品及び化粧品の販売促進のための展示会の企
画・運営又は開催,健康管理の利用に関する統計の編集,健康食品・サプリメント・
健康関連商品の販売に関する情報の提供,健康管理および美容に関する広告の企画
又は助言」及び第44類「健康及び健康管理に関する情報の提供並びに指導及び助
言,健康診断及びこれに関するコンサルティング,インターネットを利用した健康
管理に関する情報の提供」についての登録を無効とする。その余の指定役務につい
ての審判請求は成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その
謄本は,同月11日,原告に送達された。
3 本件審決の理由の要点
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社トントゥシステム 被告株式会社エス・エム・エス
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商標法4条1項11号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件商標
原告は,別紙1記載の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1)。
2 特許庁における手続の経緯
被告が,本件商標についての商標登録無効審判請求をしたところ,特許庁は,同
請求を無効2019-890048号事件として審理し,令和2年9月1日,「登録
第6080658号の指定役務中,第35類「運動・健康の分野における商品の展
示会又は見本市の企画・運営,健康食品及び化粧品の販売促進のための展示会の企
画・運営又は開催,健康管理の利用に関する統計の編集,健康食品・サプリメント・
健康関連商品の販売に関する情報の提供,健康管理および美容に関する広告の企画
又は助言」及び第44類「健康及び健康管理に関する情報の提供並びに指導及び助
言,健康診断及びこれに関するコンサルティング,インターネットを利用した健康
管理に関する情報の提供」についての登録を無効とする。その余の指定役務につい
ての審判請求は成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その
謄本は,同月11日,原告に送達された。
3 本件審決の理由の要点
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10084審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社セフト研究所
株式会社空調服 被告特許庁長官
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商標法3条2項 商標法3条1項3号
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,商標法3条1項3号該当性及び同条2項該当性である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10088審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社LIFULL 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,「ホームズくん」の文字を横書きしてなる商標(以下「本願商標」
という。)を,商願2017-155806(平成29年11月27日登録出
願)からの分割出願として,令和元年5月15日に登録出願した(商願201
9-69010)。その指定商品及び指定役務(査定手続中の同年7月17日
付け手続補正書による補正後のもの)は,別紙審決書写しの別掲1のとおりで
ある。
原告は,拒絶査定を受けたので不服審判(不服2020-1579号)を請
求した。令和2年6月10日,別紙審決書写しのとおり請求不成立の審決がな
され,その謄本は同月26日に原告に送達された。
原告は,令和2年7月22日,本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社センチュリー 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成30年3月22日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本
願商標」という。)について,商標登録出願をしたが,令和元年9月4日付け25
で拒絶査定を受けたことから,同年12月4日,これに対する不服の審判を
請求した(不服2019-16373号)。
(2) 特許庁は,令和2年7月20日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
する審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年8月11日に
原告に送達された。
(3) 原告は,令和2年9月5日,本件審決の取消しを求めて,本件訴えを提起5
した。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ハマサキ・ホールディング 被告株式会社喜代村
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商標法4条1項11号 商標法3条1項3号 商標法3条1項
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[概要] 1 本件商標
原告は,別紙1記載の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1
の1・2)。
2 特許庁における手続の経緯
被告が,平成30年1月31日に本件商標についての商標登録無効審判請求(無
効2018-890007号)をしたところ,特許庁は,令和2年8月13日,「登
録第5607230号の登録を無効とする。」との審決(以下「本件審決」という。)
をし,その謄本は,同月21日,原告に送達された。
3 本件審決の理由の要点
(1) 引用商標の周知著名性について
平成24年及び平成27年においては,国内のすし店における売上高及びシェア
において,被告が経営するすし店「すしざんまい」(以下「被告すし店」という。)
の占める割合は,相当程度あったものと推認できるが,本件商標の登録出願時にお
ける,被告すし店による売上高及びシェアを客観的に確認できる証拠は提出されて
いない。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年2月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10091審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告株式会社ベガスベガス 被告株式会社ダイハチ
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商標法2条3項 商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下のとおりの登録第5334030号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲2,3)。
商 標 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成21年8月18日
設定登録日 平成22年7月2日
指 定 役 務 第41類「セミナーの企画・運営又は開催,運動施設の提供,
娯楽施設の提供,映画・演芸・演劇・音楽又は教育研修のため
の施設の提供,遊戯用器具の貸与」
⑵ア 被告は,平成28年3月9日,本件商標の指定役務中「娯楽施設の提供」
に係る商標登録について,商標法50条1項所定の商標登録取消審判(以
下「本件審判」という。)を請求し,同月23日,その登録がされた(甲3)。
特許庁は,本件審判の請求を取消2016-300169号事件として
審理し,平成29年5月9日,本件審判の請求は,成り立たない旨の審決
(以下「第1次審決」という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (滋賀新聞)
原告株式会社京都新聞ホールディングス 被告Y
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商標法2条3項8号 商標法50条1項 商標法50条 商標法1条
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[概要] 本件は,商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に対してこれを認めた
審決の取消訴訟である。争点は,以下の1に係る商標(以下,「本件商標」という。)
の使用の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告有限会社江本商店 被告縣屋酒造株式会社
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商標法50条1項 商標法2条3項8号 商標法50条 商標法2条3項1号
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[概要] 本件は,商標登録取消審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
商標の不使用(商標法50条1項)が認められるか否かである。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)24336
商標権移転登録手続請求事件
原告
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告は被告から別紙商標権目録記載の商標権
(以下「本件商標権」という。)を買ったと主張して,売買契約に基づき,本20
件商標権の移転の登録手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10065審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告モンスターエナジーカンパニー 被告株式会社ミクシィ
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号
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無効 | 33回 | 実施 | 25回 | 審決 | 14回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第5700277号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1の1,2)。
商 標 モンスターストライク(標準文字)
登録出願日 平成26年2月14日
登録査定日 平成26年8月1日
設定登録日 平成26年9月5日
指 定 商 品 別紙1のとおり
(2) 原告は,別紙2の引用商標目録記載1ないし3の各商標権(以下,その登
録商標を,順次,「引用商標1」,「引用商標2」,「引用商標3」といい,
これらを総称して,単に「引用商標」という。)を有している。
(3) 原告は,令和元年8月28日,本件商標の登録に係る指定商品中,第29
類,第30類,第32類及び第33類の指定商品(以下「無効請求商品」とい
う。)について,商標登録無効審判(以下「本件審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告株式会社主婦の友社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下のとおりの商標登録第6043736号商標(以下「本件
商標」という。)の商標権者である(甲1の1・2,45)。5
商標の構成(標準文字)
久保田メソッド(AKANON)
登録出願日 平成29年5月29日
登録査定日 平成30年5月2日
設定登録日 平成30年5月18日10
指 定 役 務 第41類「乳幼児のための技芸・スポーツ又は知識の教授,
乳幼児のためのセミナーの企画・運営又は開催,電子出版
物の提供,乳幼児のための娯楽施設の提供,おもちゃの貸
与」
⑵ 被告は,平成30年12月12日,本件商標について商標登録無効審判を15
請求した(甲46)。
⑶ 特許庁は,上記請求を無効2018-890093号事件として審理を行
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社健人 被告株式会社マルサプリ
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下のとおりの登録第6074049号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲1,51)。
商標の構成 KOREKARADA(標準文字)
登録出願日 平成30年6月19日
登録査定日 平成30年8月7日
設定登録日 平成30年8月24日
指 定 商 品 第5類「サプリメント」
⑵ 原告は,令和元年11月6日,本件商標について商標登録無効審判を請求
した(甲51)。
特許庁は,上記請求を無効2019-890065号事件として審理を行
い,令和2年3月18日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月26日,原告に送達
された。
⑶ 原告は,令和2年4月18日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告有限会社翼石材 被告特許庁長官
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商標法4条1項15号
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商標権 | 45回 | 審決 | 12回 | 実施 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年11月17日,「庵治石工衆」の文字を標準文字で表25
してなる商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を第40類
「石材の加工,墓石・石塔・石碑・石製彫刻の加工,石材の加工及びこれに
関する情報の提供,石材に関する情報の提供,墓石・石塔・石碑・石製彫刻
に関する情報の提供」とする商標登録出願(商願2017-151531号。
以下「本件出願」という。)をした(甲1)。
⑵ 原告は,平成31年2月8日付けの拒絶査定を受けたため(甲3),令和5
元年5月13日,拒絶査定不服審判を請求した(甲4)。
特許庁は,上記請求を不服2019-6143号事件として審理を行い,
令和2年7月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月30日,原告に送達され
た。10
⑶ 原告は,令和2年8月27日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年1月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)11672請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
原告株式会社学情 被告一般社団法人履修履歴活用コンソーシアム
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商標法38条2項 商標法38条3項 民法709条 特許法105条の3
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商標権 | 18回 | 差止 | 16回 | 侵害 | 14回 | 損害賠償 | 7回 |
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,本件商
標権に係る商標を「本件商標」という。)を有する原告が,被告に対し,別紙被告
標章目録記載1ないし8の標章(以下,それぞれ順に「被告標章1」ないし「被告
標章8」といい,併せて単に「被告標章」ともいう。)を付した別紙役務目録記載
の役務に関する広告を内容とするパンフレット,価格表,取引書類を展示,頒布し,
また,インターネット上で掲載し,提供する行為が本件商標権の侵害に当たるとし
て,商標法36条1項,2項,37条1号に基づき,別紙役務目録記載の役務に関
する広告及び取引書類に,被告標章を付すこと並びに被告標章を付した別紙役務目
録記載の役務に関する広告及び取引書類を展示することの差止め,被告標章を付し
た別紙役務目録記載の役務に関する広告及び取引書類の廃棄,別紙役務目録記載の
役務に関する広告を内容とする情報に,被告標章を付して,電磁的方法により表示
することの差止め,被告標章6をドメイン名として使用することの差止め,同ドメ
イン名の抹消登録手続きを求め,また,被告が被告標章6をドメイン名として使用
する行為が不正競争に当たるとして,不正競争防止法2条1項19号,3条1項,
2項に基づき,被告標章6のドメイン名としての使用差止め,同ドメイン名の抹消
▶判決の詳細
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商標権
令和2年12月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告ウィルファーム株式会社 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(弁論の全趣旨)
⑴ 原告は,平成29年11月22日,「AZURE」の文字を標準文字で表し
てなる商標(以下「本願商標」という。)について,指定商品ないし指定役務
を第3類「せっけん類,歯磨き,化粧品,香料,薫料」,第5類「薬剤(農薬
に当たるものを除く。),サプリメント」,第35類「化粧品・歯磨き及びせ
っけん類の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,
香料の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,薫料
の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,薬剤及び
医療補助品の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,
サプリメントの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提
供,飲食料品(酒類を除く)の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対
する便益の提供」,第44類「美容,あん摩・マッサージ及び指圧,カイロプ
ラクティック,きゅう,柔道整復,はり治療,医療情報の提供,健康診断,栄
養の指導,介護,医療用機械器具の貸与,美容院用または理髪店用の機械器具
の貸与」とする商標登録出願をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年12月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10050審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告 被告
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商標法51条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下の商標(登録第5707382号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲99,100)。
商 標 農口(標準文字)25
登録出願日 平成26年5月23日
登録査定日 平成26年9月5日
設定登録日 平成26年10月3日
指定商品 第33類「日本酒,洋酒,果実酒,酎ハイ,中国酒,薬味
酒」
⑵ 原告は,平成30年10月26日,商標法51条1項の規定により,本件5
商標について商標登録取消審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年12月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10040控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人エルメスアンテルナショナル
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商標法3条2項 商標法46条1項1号 商標法38条2項
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[概要] 1 本件は,原判決別紙2原告標章記載のかばんの形状(以下「被控訴人標章」
という。)について原判決別紙1原告商標権目録記載の商標権(以下「被控訴
人商標権」といい,その商標を「被控訴人商標」という。)を有し,被控訴人
標章の特徴を有する原判決別紙3原告商品目録記載の商品(以下「被控訴人商
品」という。)を販売する被控訴人が,被控訴人商品の形態は被控訴人の周知
又は著名な商品等表示でもある旨主張した上,控訴人において販売していた原
判決別紙4被告商品目録記載のハンドバッグ(以下「控訴人商品」という。)
及びそれと同様の形態上の特徴を有するハンドバッグ(その具体的な形態につ
いては争いがある。以下,当該ハンドバッグを「バーキンタイプのバッグ」と
いい,控訴人商品と併せて「控訴人商品等」という。)の形状又は形態は,被
控訴人商標と類似する標章であるとともに,被控訴人の周知又は著名な商品等
表示と類似する商品等表示(不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条
▶判決の詳細
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商標権
令和2年12月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10076審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告エバラ食品工業株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成27年5月20日,次のとおり,位置商標に係る商標登録出
願を行った(商願2015-47397号)(以下「本願」という。)。
【商標登録を受けようとする商標】
【商標の詳細な説明】
商標登録を受けようとする商標は,標章を付する位置が特定された位置商
標であり,商品を封入した容器の胴部中央よりやや上から首部にかけて配さ
れた立体的形状からなる。前記立体的形状は容器周縁に連続して配された縦
長の菱形形状であり,各々の菱形形状は中央に向かって窪んでいる。なお破
線部分は商品容器の一例を示したものであり,商標登録を受けようとする商
標を構成する要素ではない。
【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第30類 調味料
⑵ 特許庁は,平成29年4月10日付けで拒絶査定をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年12月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社プロタイムズ・ジャパン 被告キユーピー株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
(1)ア Aは,大正11年4月1日,別紙1記載の構成からなる商標(以下「本
件商標」という。)について,指定商品を第41類「醤油,ソース,ケツ
ヤツプ,酢類一切」として,商標登録出願(以下「本件出願」という。)
をし,同年10月27日,本件商標の商標登録(登録番号147269号)
を受けた(以下,この商標登録に係る商標権を「本件商標権」という。甲
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商標権
令和2年12月3日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)21183請求棄却
損害賠償請求事件
被告マイクロソフトコーポレーション
日本マイクロソフト株式会社
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商標法38条1項 特許法105条の3 商標法38条2項 特許法102条2項
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侵害 | 21回 | 損害賠償 | 16回 | 商標権 | 12回 | 特許権 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告マイクロソフトコーポレーション(以下「被告米国法5
人」という。)が,被告日本マイクロソフト株式会社(以下「被告日本法人」
という。)と共謀しその協力を得て,不当に過大な被保全債権に基づき原告の
預金債権の仮差押命令の申立てをしたことから,原告はその払戻しを妨げられ
るなどの損害を被ったと主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,
被告らに対し,連帯して,693万6846円及びこれに対する不法行為より10
後の日である平成29年8月11日から支払済みまで民法(ただし,平成29
年法律第44号による改正前のもの。以下,法定利率につき同じ。)所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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商標権
令和2年12月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10072審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社タキソウ 被告Y
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,商標法50条に基づいて商標登録を取り消した審決の取消訴訟であり,
争点は原告による商標使用の有無である。
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商標権
令和2年11月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10061審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告Y
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲4,
5)。
登 録 番 号 第6012612号
登録出願日 平成29年9月1日
設定登録日 平成30年1月19日
登 録 商 標 別紙1のとおり
商品及び役務の区分 第21類
指 定 商 品 大阪市天満地域産の切り子硝子で作ったグラス
(2) 原告は,平成30年12月19日,本件商標の無効審判請求をし,特許庁
は,これを無効2018-890094号事件として審理し,令和2年3月
31日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本は同
年4月13日,原告に送達された。
(3) 原告は,令和2年5月8日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起した。
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商標権
令和2年11月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10055審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件
原告X 被告一般財団法人古田織部美術館
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する審決中の不成立部分の取消訴訟である。
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商標権
令和2年10月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)35053請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
原告ハリスウイリアムズデザインインコーポレイテッド
株式会社アイインザスカイ 被告株式会社ブライト
A
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商標法38条1項 商標法38条2項 民法719条1項 商標法38条
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商標権 | 60回 | 侵害 | 22回 | 許諾 | 12回 | 損害賠償 | 1回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,商標権者である原告ハリス及び原告ハリスから当該商標について独占
的通常使用権の設定を受けた原告アイインザスカイが,被告ブライトによる別紙
本件標章目録記載の標章(以下,同目録の番号に従い「本件標章1」などといい,20
本件標章1ないし9を「本件標章」と総称することがある。)が付された男性用下
着の輸入,販売,所持及び本件標章を付した広告掲載の各行為が原告らが有する
商標権ないし独占的通常使用権を侵害すると主張して,被告ブライトに対し,商
標法36条1項及び2項に基づき本件標章を付した別紙商品目録記載の商品の
譲渡,引渡し,輸入の停止及び本件標章を付した広告掲載の停止並びに当該商品25
の廃棄を求めるとともに,被告ブライト及び被告Aに対し,民法709条,民法
719条1項及び商標法38条2項に基づき損害賠償金及び遅延損害金の支払
を求める事案である。
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商標権
令和2年10月14日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10062控訴棄却
商標権移転登録手続等請求控訴事件
被控訴人株式会社鈴屋
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商標法4条1項11号 商標法25条 商標法2条3項8号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人が,別紙商標権目録記載1ないし9の各商標(以下「本件各
商標」と総称し,それぞれの商標を同目録記載の番号に応じて「本件商標1」
などといい,本件各商標に係る商標権を「本件各商標権」という。)の商標権
者である被控訴人との間で,控訴人の有する「ROCCA」ブランドに係る業
務提携が終了したときは被控訴人が無償で控訴人に対し本件各商標権の移転
登録をする旨の合意をした旨主張して,被控訴人に対し,上記合意に基づき,
主位的に本件各商標権の移転登録手続を,予備的に本件各商標の商標登録の抹
消登録手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年10月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10017審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社空調服 被告株式会社サンエス
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商標法51条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,指定商品を第25類「作業服,その他被服」とする「空調風神服」(標
準文字)なる以下の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1,2,
▶判決の詳細
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商標権
令和2年10月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10021審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社サン・フレア 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号 商標法4条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成29年9月26日,「POET ポエット」の文字を標準文25
字で表した商標(以下「本願商標」という。)について,商標登録出願(商願
2017-128337)をした。(甲2)
(2) 原告は,平成30年10月19日付けで拒絶査定を受けたことから,同年
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商標権
令和2年9月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10171審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社石塚恒産 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年12月15日,別紙記載1の構成から成る商標(以下
「本願商標」という。)について,第30類「菓子,パン,角砂糖,果糖,
氷砂糖,砂糖,麦芽糖,はちみつ,ぶどう糖,粉末あめ,水あめ」及び第4
3類「飲食物の提供」を指定商品及び指定役務として,商標登録を出願した
(商願2017-164914号)。
⑵ 原告は,平成30年12月21日付けで拒絶査定を受けたので,平成31
4月5日,不服審判を請求した(不服2019-4521号)。
⑶ 特許庁は,令和元年11月19日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決をし,その謄本は,同年12月3日,原告に送達された。
⑷ 原告は,令和元年12月23日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起し
た。
2 審決の理由の要旨
⑴ 本願商標
本願商標は,桃色で淡く彩色された家紋様の図形を背景に,上部に「甘
▶判決の詳細
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商標権
令和2年9月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10014審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告富山県
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商標法4条1項11号 商標法38条4項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
商標の類似性(商標法4条1項11号)の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10170審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求
原告スターバックス・コーポレイション 被告株式会社BullPulu
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,以下のとおりの商標登録第5903265号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲1,63,64)。
商標の構成 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成28年3月9日
登録査定日 平成28年11月1日
設定登録日 平成28年12月9日
指 定 商 品 第29類「タピオカ入りの乳製品」
第30類「タピオカ入りのコーヒー,タピオカ入りのココ
ア,タピオカ入りの菓子,タピオカ,食用タピオカ粉」
指 定 役 務 第43類「飲食物の提供」
⑵ 原告は,平成29年9月15日,本件商標について商標登録無効審判を請
求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年9月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10166審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告グンゼ株式会社 被告特許庁長官
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商標法64条1項 商標法64条
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審決 | 35回 | 実施 | 7回 | 商標権 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年11月26日,別紙1記載の「Tuché」の文字を横
書きしてなる標章(以下「本願標章」という。)について,第5類,第18
類,第24類及び第35類に属する願書(甲23)記載のとおりの商品及び
役務を指定商品及び指定役務とし,別紙2記載の登録第4509260号商
標(以下「原登録商標」という。)の防護標章として,防護標章登録出願(商
願2014-99711号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年8月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10143審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社パークウェイ 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号 商標法5条2項5号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年3月28日,次のとおり,位置商標に係る商標登録出
願を行った(商願2016-34650号)。
【商標登録を受けようとする商標】
【商標の詳細な説明】
商標登録を受けようとする商標(以下「商標」という。)は,標章を付
する位置が特定された位置商標であり,複数本の櫛歯を延出したくし本体
において,そのくし本体の長手方向に沿って並べた複数の楕円貫通孔を組
み合わせた図形からなる。なお,破線は,商品のくしの形状の一例を示し
たものであり,商標を構成する要素ではない。
【指定商品】
第21類「くし」
⑵ 原告は,平成29年8月7日付け手続補正書により,商標の詳細な説明を,
次のとおりに補正した。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年8月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10167審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社タグチ工業 被告東宝株式会社
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商標法4条1項15号 特許法98条1項1号 商標法69条 商標法6条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成23年11月21日,別紙商標目録記載の商標(以下「本件商
標」という。)につき,指定商品を第7類「鉱山機械器具,土木機械器具,荷役機械
器具,農業用機械器具,廃棄物圧縮装置,廃棄物破砕装置」として,商標登録出願を
し,本件商標は,平成24年4月27日,登録された(登録第5490432号。甲
▶判決の詳細
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商標権
令和2年8月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告日立建機株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条2項 商標法3条1項3号 商標法37条 商標法3条1項
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審決 | 29回 | 実施 | 7回 | 商標権 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年4月1日,別紙1⑴の「商標登録を受けようとする商
標」及び同⑵アの「商標の詳細な説明」の記載から特定される色彩のみから
なる商標について,指定商品を第7類「油圧ショベル」として,商標登録出願
(商願2015-30000号。以下「本願」という。)をした(甲21)。
⑵ 原告は,平成28年11月17日付けで拒絶査定(甲24)を受けたため,
平成29年2月21日,拒絶査定不服審判を請求するとともに(甲25),本
願に係る「商標の詳細な説明」に記載された色彩名を「タキシーイエロー」か
ら別紙1⑵イの「オレンジ色」に変更する手続補正(甲69)をした(以下,
手続補正後の別紙1⑴及び⑵イ記載の「油圧ショベルのブーム,アーム,バケ
ット,シリンダチューブ,建屋カバー及びカウンタウエイトの部分をオレン
ジ色(マンセル値:0.5YR5.6/11.2)」とする構成からなる,色
彩のみからなる商標を「本願商標」という。)。
特許庁は,上記請求を不服2017-2496号事件として審理し,令和
元年9月19日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本
▶判決の詳細
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商標権
令和2年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2216請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社Shapes 被告A
エクササイズコーチジャパン株式会社
B
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商標法50条 民法719条1項 商標法58条1項
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審決 | 49回 | 商標権 | 45回 | 損害賠償 | 8回 | ライセンス | 6回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,別紙原告商標目録記載の商標(以下「本件商標」といい,本
件商標に係る商標権を「本件商標権」という。)に係る原告と被告会社との間の譲15
渡契約が解除されたことに伴い原告に返還(移転登録)されるべきであった本件
商標権を,被告会社,被告B及び被告A(以下,これらの被告3名を「被告ら」
と総称する。)が,原告を害する目的をもって共謀して不使用取消審決を経るな
どして本件商標権の商標登録の取消を確定させたと主張して,被告らに対し,民
法719条1項前段,民法709条に基づき,原告が申立てを余儀なくされた当20
該不使用取消審決の再審請求(商標法58条1項)等に係る弁護士費用相当額の
損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)19783請求棄却
損害賠償等請求事件
原告株式会社Shapes 被告エクササイズコーチジャパン株式会社
A
B
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商標法4条1項11号 商標法50条 民法719条1項 商標法47条
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商標権 | 96回 | ライセンス | 49回 | 審決 | 36回 | 許諾 | 26回 |
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[概要] 1 事案の概要20
本件は,原告が,被告会社,被告A及び被告B(以下,これらの被告3名を「被
告ら」と総称する。)に対し,以下の請求をする事案である(以下の の請
求のうち被告会社に対する請求は,それらが重なる範囲において選択的併合の関
係にある。)。
原告は,原告と被告会社との間の譲渡契約に基づき,別紙原告商標目録記載25
の商標(以下「本件商標」といい,本件商標に係る商標権を「本件商標権」と
いう。)を被告会社に対して移転登録をした後,原告が当該譲渡契約を解除し
たところ,上記解除後も被告会社が本件商標権と類似する別紙被告標章目録記
載の各標章(以下,同目録記載1ないし4の標章をそれぞれ「本件被告標章1」
などといい,本件被告標章1ないし4を併せて「本件被告標章」という。)を使
用していたと主張して,被告会社に対し,主位的には不当利得返還請求権に基5
づき,予備的には不法行為に基づく損害賠償請求権に基づき,本件被告標章の
使用について使用許諾料相当額の支払を求める。(上記第1の1の請求。以下
「第1請求」という。)
▶判決の詳細
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