権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和6年10月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70346請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件
原告智佳電子股份有限公司 被告林テレンプ株式会社
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特許法102条3項 特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は、別紙特許権目録記載の特許(以下「本件特許」といい、本件特許に
係る特許権を「本件特許権」という。また、本件特許の願書に添付された明細
書を「本件明細書」といい、本件明細書及び図面を併せて「本件明細書等」と5
いう。)を有する原告が、別紙被告製品目録記載1ないし4の各製品(以下「被
告各製品」といい、目録記載の番号に従って「被告製品1」などという。)を
販売している被告に対し、当該販売行為が本件特許権の侵害を構成するとして、
民法709条に基づき、損害賠償金6000万円並びにうち2400万円に対
する不法行為の後の日である令和2年4月1日(被告製品1及び2の販売開始10
日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定
の年5分の割合による遅延損害金及びうち3600万円に対する不法行為の
後の日である令和5年6月12日(訴状受付日)から支払済みまで民法所定の
年3分の割合による遅延損害金の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年10月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70219請求棄却
特許権侵害差止請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和6年10月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10139審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
原告株式会社サンセイアールアンドディ 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法159条2項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 事案の要旨25
本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取
消訴訟である。争点は、本件審決における、補正の適否、新規性・進歩性につ
いての各認定判断の誤りの有無、手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70619等
損害賠償請求本訴事件・損害賠償請求反訴事件
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特許法35条4項 特許法35条3項 特許法35条 特許法123条1項6号
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特許権 | 24回 | 職務発明 | 14回 | 無効 | 14回 | 損害賠償 | 9回 |
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[概要] 本訴事件は、被告の元従業員である原告が、被告に対し、前訴において、本5
件発明が被告の職務発明であり本件特許権が被告に帰属する旨の判断がされ
たため、本件特許に関して支払う必要のない費用を支出したと主張して、不法
行為に基づき、損害賠償金781万円及びこれに対する不法行為の後の日であ
る令和5年11月15日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
3分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに、本件特許権が原告に帰10
属することの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70178請求棄却
特許権侵害差止請求事件
原告ノーベルファーマ株式会社 被告沢井製薬株式会社
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特許法104条 特許法29条2項 特許法41条2項 特許法2条3項3号
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[概要] 原告は、特許第6716464号の特許(以下「本件特許1」という。)及び
特許第6768984号の特許(以下「本件特許2」といい、本件特許1及び
2を併せて「本件特許」と、本件特許に係る特許権を「本件特許権」と、それ
ぞれいう。また、本件特許1の願書に添付された明細書を「本件明細書1」と、25
本件特許2の願書に添付された明細書を「本件明細書2」と、それぞれいい、
本件明細書1及び本件明細書2を併せて「本件明細書」という。)の各特許権者
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70393請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (起伏収容式仮設防護柵)
原告GX株式会社 被告株式会社ワイズテック
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特許法100条1項
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新規性 | 15回 | 進歩性 | 14回 | 実施 | 11回 | 特許権 | 10回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「起伏収容式仮設防護柵」とする特許第6494120
号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」とい
い、本件特許権に係る明細書及び図面を「本件明細書」という。)を有する原告25
が、被告に対し、被告が別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という。)
を製造等する行為が原告の本件特許権を侵害すると主張して、特許法100条1
項及び2項に基づき、被告製品の製造等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月26日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)3344一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告旭化成ファーマ株式会社 被告沢井製薬株式会社
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特許法102条1項 特許法102条4項 特許法100条1項 民法709条
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侵害 | 29回 | 特許権 | 28回 | 実施 | 27回 | 進歩性 | 11回 |
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[概要] 1 本件は、発明の名称を 高純度PTH含有凍結乾燥製剤およびその製造方法」
とする特許(以下 本件特許」という。)に係る特許権(以下 本件特許権」とい
う。)を有する原告が、被告が本件特許の特許請求の範囲請求項1及び13記載の15
発明の技術的範囲に属する方法により別紙1 物件目録」記載の製品(以下 被告
製品」という。)を製造し、当該被告製品を販売等することは本件特許権の侵害に
当たると主張して、被告に対し、被告製品の製造、販売等の差止め及び廃棄、健康
保険法に基づく薬価基準収載申請の取下げ又は健康保険法に基づく薬価基準収載品
目削除願の提出並びに民法709条に基づき、損害賠償金38億1150万円及び20
内19億6875万円に対する不法行為の日の後の日である令和5年8月4日付け
訴えの変更申立書の送達日である同年8月28日から支払済みまで民法所定の年3
パーセントの、内18億4275万円に対する不法行為の日の後の日である同年1
0月30日付け訴えの変更申立書の送達日である同年11月14日から支払済みま
で民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案である。25
2 前提事実(争いのない事実、掲記の証拠及び弁論の全趣旨により容易に認定
できる事実)
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行コ)10002控訴棄却
特許料納付書却下処分取消請求控訴事件
被控訴人国
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特許法112条の2 特許法112条1項
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[概要] 本判決の本文中において用いる略語の定義は、次のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10100審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (排ガス及びガス・スクラバ流体浄化装置及び方法)
原告三菱化工機株式会社 被告アルファ・ラバル・コーポレイト・エービー
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特許法134条の2
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、進歩
性の有無である。25
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10143審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (手押部材および運搬台車)
原告株式会社大同機械 被告ジー・オー・ピー株式会社
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[概要] 本件は、無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は、進歩性
欠如の無効理由についての判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10019控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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特許法70条2項 特許法70条1項 特許法70条 特許法36条6項1号
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[概要] 1 控訴人の請求
(1) 被控訴人らは、被控訴人製品を製造し、使用し、譲渡し、貸し渡し、若
しくは輸出し、又は譲渡若しくは貸渡しの申出をしてはならない。
(2) 被控訴人らは、被控訴人製品を廃棄せよ。
(3) 被控訴人らは、控訴人に対し、連帯して1億円及びこれに対する令和410
年8月25日から支払済みまで年3分の割合による金銭を支払え。
【請求の法的根拠】
(1)について
特許法100条1項に基づく差止請求
(2)について15
同条2項に基づく廃棄請求
(3)について
・ 主請求:不法行為に基づく損害賠償請求(一部請求)
・ 附帯請求:遅延損害金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は民法所定)
2 原審の判断及び控訴の提起20
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ヨ)30402
特許権に基づく差止及び廃棄仮処分命令申立事件 (サイフォン雨樋システム)
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「サイフォン雨樋システム」とする特許(特許第678
4708号。以下「本件特許1」といい、本件特許1に係る特許権を「本件特許
権1」という。)及び「排水部材及び雨樋」とする特許(特許第7239774
号。以下「本件特許2」といい、本件特許2に係る特許権を「本件特許権2」と
いう。)の特許権者である債権者が、債務者らが製造、販売等する別紙債務者製10
品目録記載の各製品(以下、同目録に記載した符号に従い「債務者製品1-1」
などといい、併せて「債務者製品」という。)が本件特許権1及び2を侵害する
と主張して、債務者らに対し、特許法100条1項に基づき、債務者製品の製造、
販売等の差止めを求めるほか、同条2項に基づき、債務者製品を廃棄するための
執行官保管の仮処分を求めるとともに、債務者パナソニックハウジングソリュー15
ションズ株式会社に対し、同項に基づく債務者製品に係る製造用金型の廃棄のた
めの執行官保管の仮処分を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行コ)10005控訴棄却
特許料納付書却下処分取消請求控訴事件
被控訴人国
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特許法112条の2
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[概要] 1 事案の要旨(略語は原則として原審の例による。)5
本件は、特許庁長官が、控訴人を原特許権者とする特許第6127102号の特
許権(本件特許権)に関する特許料及び割増特許料納付手続を却下する処分(本件却
下処分)をしたところ、控訴人が、本件却下処分は違法であるとしてその取消しを求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (販売システム、販売プログラム及び販売方法)
原告株式会社はくぶん 被告川井商会株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 設定登録
被告は、平成31年3月19日、発明の名称を「販売システム、販売プロ
グラム及び販売方法」とする特許出願(特願2019-50857号)をし、25
令和2年1月24日、特許権の設定の登録を受けた(特許第6651089
号、請求項の数は10、甲11。以下「本件特許」といい、その特許権を「本
件特許権」と、その明細書を「本件明細書」という。その請求項1ないし請
求項10に記載の各発明をそれぞれ「本件発明1」ないし「本件発明10」
といい、これらを併せて「本件各発明」という。)。
⑵ 原告による無効審判請求5
原告は、令和5年1月30日、本件特許の請求項1ないし10の発明に係
る特許につき特許庁に無効審判(無効2023-800008号、甲18。
以下「本件無効審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行コ)10003控訴棄却
特許料納付書却下処分取消請求控訴事件
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特許法112条の2 特許法195条2項 特許法112条4項
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[概要] 1 本件は、特許第5535344号の特許権(本件特許権)を有していた控訴
人が、本件特許権の第8年分の特許料を所定の期限までに納付せず、かつ、特5
許法(令和3年法律第42号(「特許法等の一部を改正する法律」)による改正
前のもの。以下、特に断りのない限り同じ。)112条1項により追納すること
ができる期間を徒過したため、同法112条の2による特許権の回復を求めて、
特許庁長官に対し、同条1項に基づいて本件特許権の第8年分の特許料を納付
する旨の納付書(本件納付書)を提出したところ、特許庁長官から本件納付書10
に係る手続を却下する旨の処分(本件処分)を受けたため、本件処分の取消し
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10124請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (動画像復号装5置及び動画像符号化装置)
原告ザイレン・ホールディング・エス.アー. 被告特許庁長官
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特許法120条の5 特許法36条6項1号 特許法126条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 三菱電機株式会社は、平成30年2月2日、発明の名称を「動画像復号装5
置及び動画像符号化装置」とする特許出願(特願2018-17247号、請
求項の数2)をし、令和2年9月24日に本件特許に係る特許権の設定登録
を受け、同年10月14日に特許掲載公報が発行された。この出願は、以下の
特許出願を順次分割して新たな出願としたものである。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10125請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (動画像復号5装置及び動画像符号化装置)
原告ザイレン・ホールディング・エス.アー. 被告特許庁長官
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特許法120条の5 特許法36条6項1号 特許法126条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 三菱電機株式会社は、平成31年4月24日、発明の名称を「動画像復号5
装置及び動画像符号化装置」とする特許出願(特願2019-82932号、
請求項の数2)をし、令和2年9月24日に本件特許に係る特許権の設定登
録を受け、同年10月14日に特許掲載公報が発行された。この出願は、以下
の特許出願を順次分割して新たな出願としたものである。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10022控訴棄却
特許権侵害等請求控訴事件
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[概要] 1 控訴人の原審における請求
被控訴人は、控訴人に対し、160万円を支払え。
2 原審の判断及び控訴の提起
原審は、被告方法が本件発明の「検査装置」又は「検査分析」に該当する装
置又は工程を備えるものと認められないとして、控訴人の請求を棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年9月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行コ)10004控訴棄却
特許出願審査請求手続却下処分取消請求控訴事件
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特許法48条の3
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[概要] 1 控訴人の請求
特許庁長官が、特願2018-166452号(本件出願)に関し、令和4
年3月17日付提出の出願審査請求書(本件請求書)に係る手続について同年15
▶判決の詳細
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特許権
令和6年8月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10010控訴棄却
損害賠償請求控訴事件(特許権侵害) (女性用衣料)
被控訴人株式会社MIC
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特許法102条3項 特許法102条4項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「女性用衣料」とする特許第3996406号(以下
「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する
被控訴人が、控訴人による原判決別紙物件目録記載の製品(以下「控訴人製品」
という。)の販売行為は本件特許権を侵害すると主張して、控訴人に対し、特許
権侵害の不法行為に基づき、損害金5328万1800円(特許法102条3
項により算定される損害額並びに弁護士及び弁理士費用相当額の合計)及びこ5
れに対する不法行為後の日である令和3年9月4日(訴状送達の日の翌日)か
ら支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年8月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非常に低い抵抗材料で形成された、電気的デバイス、機械的デバイス、コンピュータデバイス、および5/または、他のデバイス)
原告アンバチュアインコーポレイテッド 被告特許庁長官
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特許法36条4項1号 特許法17条の2
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実施 | 108回 | 審決 | 14回 | 分割 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は、本願明細書の発明の詳細な説明の記載が実施可能要件(特
許法36条4項1号)を満たすか否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年8月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10107審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (誘導加熱コイルユニット、及び誘導加熱システム)
原告トクデン株式会社 被告鈴木工業株式会社
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[概要] 1 本件は、被告が特許権者である特許についての特許無効審判請求に対する審
決について、請求人である原告が、同審決のうち審判請求は成り立たないとし
た部分の取消しを求める事案である。争点は、特許発明と引用発明との相違点
の有無及び相違点について容易想到性が認められるか否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年8月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行ケ)10016審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (未乾燥のペースト製茶)
原告Ⅹ 被告特許庁長官
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特許法171条1項 特許法53条 特許法171条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、令和元年6月24日、発明の名称を「未乾燥のペースト製茶」と5
する発明について、特許出願(特願2019-139228号。請求項の数
は2。以下「本願」という。)をした。(甲4の1)
⑵ 原告は、令和3年12月15日付けで拒絶理由を通知され、令和4年1月
31日に意見書を提出したが、同年5月6日付けで拒絶査定を受けた。(甲4
の3~5)10
⑶ 原告は、令和4年5月31日、拒絶査定不服審判を請求するとともに(不
服2022-9649号)、明細書を補正する旨の手続補正書を特許庁に提
出した。(甲4の6・7)
⑷ 特許庁は、令和5年9月21日、「本件審判の請求は、成り立たない。」と
の審決(以下「原審決」という。)をし、その謄本は、同年10月14日、原15
告に送達された。(甲3、乙1)
⑸ 原告は、令和5年11月9日、原審決に対して再審の請求(再審2023
-950004号。以下「本件再審請求」という。)をした。(甲4の8)
▶判決の詳細
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特許権
令和6年8月22日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9112等請求棄却
損害賠償請求事件
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[概要] 1 本判決における略称
(1) 本件特許(権):別紙特許公報記載の特許(に係る特許権)10
(2) 本件明細書:本件特許の明細書及び図面
(3) 本件発明1:後記本件訂正による訂正前の本件特許権の特許請求の範囲請求
項1の発明(訂正後のものは本件訂正発明1)
(4) 本件発明2:後記本件訂正による訂正前の本件特許権の特許請求の範囲請求
項4の発明(訂正後のものは本件訂正発明2)15
(5) 本件各発明:本件発明1及び同2(訂正後のものは本件各訂正発明)
(6) 本件訂正審判請求:訂正2023-390075の訂正審判請求。これによ
る本件特許権の訂正は本件訂正。
(7) 本件審決:本件訂正審判請求を認める令和5年11月15日付け審決
(8) 被告製品:別紙被告製品目録記載の物件20
(9) キヤノン:キヤノン株式会社
(10) 甲20検査:被告製品の画像データについて原告が第三者機関に依頼した
甲20号証に係る画像解析の検査
▶判決の詳細
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特許権
令和6年8月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)22517請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告日本製紙クレシア株式会社 被告大王製紙株式会社
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特許法36条6項1号 特許法126条1項4号 特許法100条1項
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[概要] 本件は、原告が、被告による別紙物件目録記載の各製品の製造、譲渡及び譲渡の10
申出が、原告が有する特許権を侵害し、原告はこれにより損害を被ったと主張して、
被告に対し、差止請求権及び廃棄請求権(特許法100条1項及び2項)に基づき、
当該各製品の製造、譲渡及び譲渡の申出の差止め並びに当該各製品の廃棄を求める
とともに、不法行為による損害賠償請求権(民法709条、特許法102条2項)
に基づき、3300万円及びこれに対する不法行為より後の日である令和4年9月15
21日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅
延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年8月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10019請求棄却
行政訴訟 特許権 (IL-4Rアンタゴニストを投与することによるアトピー性皮膚炎を処置するための方法)
原告科研製薬株式会社 被告サノフィ・バイオテクノロジー
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない。)10
(1) 被告らは、発明の名称を「IL-4Rアンタゴニストを投与することに
よるアトピー性皮膚炎を処置するための方法」とする発明について、平成2
5年9月4日を国際出願日(パリ条約による優先権主張外国庁受理:平成2
4年9月7日、アメリカ合衆国外8件)とする特許出願(特願2015-5
31149号)について、平成30年6月15日、特許権の設定登録を受け15
た(特許第6353838号。請求項の数16。本件特許)。
(2) 原告は、令和3年1月15日、本件特許(請求項1~16関係)につい
て特許無効審判請求をし、特許庁はこれを無効2021-800003号事
件として審理を行った。
(3) 被告らは、令和4年4月5日付けで、本件特許の特許請求の範囲を別紙20
「本件特許の特許請求の範囲の記載」のとおりに訂正(以下、その訂正を
「本件訂正」という。)する旨の訂正請求をした(訂正後の請求項の数16)。
(4) 特許庁は、令和5年1月13日、本件訂正を認めた上で、「本件審判の
請求は、成り立たない。」との審決(本件審決)をし、その謄本は同月23
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特許権
令和6年7月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ラベル投入装置)
原告株式会社ナベル 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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審決 | 32回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 実施 | 1回 |
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[概要] 本件は、特許拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点
は、進歩性についての判断の誤りの有無である。25
▶判決の詳細
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特許権
令和6年7月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10103審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光フェルール及び光フェルール金型)
原告スリーエムイノベイティブプロパティズカンパニー 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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分割 | 124回 | 審決 | 17回 | 実施 | 16回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は、名称を「光フェルール及び光フェルール金型」とする発明について5
平成28年(2016年)10月11日(パリ条約による優先権主張 平成27年
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特許権
令和6年7月17日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行コ)10001控訴棄却
行政処分取消等請求控訴事件
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特許法112条の2
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[概要] 1 控訴人の請求
(1) 特許庁長官が特許第5281402号について令和3年4月8日付けで控
訴人に対してした令和元年7月25日付け提出の特許料納付書(本件納付書15
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特許権
令和6年7月17日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10084等審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (電動式衝撃締め付け工具)
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特許法134条の2
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[概要] 1 事案の要旨15
本件は、特許の訂正請求を認め、特許無効審判請求を不成立とした審決の取
消訴訟である。争点は、本件審決における訂正要件適合性、進歩性及び記載要
件(サポート要件、明確性要件)についての認定判断の誤りの有無である。
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特許権
令和6年7月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)11921請求棄却
特許権侵害に基づく差止等請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和6年7月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10145審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光装置)
原告日亜化学工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法159条2項 特許法49条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、令和4年5月10日、発明の名称を「発光装置」とする特許出願5
(特願2022-77536号、当初の請求項の数8)をした。この出願(本
願)は、以下の特許出願を順次分割して新たな出願としたものである。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年6月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (カラーテクスチャを伴う口腔内OCT)
原告ケアストリーム・デンタル・テクノロジー・トプコ・リミテッド 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
(1) 原告は、名称を「カラーテクスチャを伴う口腔内OCT」とする発明につい
て平成29年(2017年)6月29日を国際出願日とする特許出願(特願201
9-572468、以下「本願」という。甲2)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年6月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10053
特許取消決定取消請求事件 (ペリクル膜、ペリクル枠体、ペリクル、その製造方法、露光原版、露光装置、半導体装置の製造方法)
原告三井化学株式会社
国立研究開発法人産業技術総合研究所 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号 特許法29条2項 特許法29条3項 特許法29条1項
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進歩性 | 25回 | 新規性 | 11回 | 実施 | 10回 | 刊行物 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告らは、発明の名称を「ペリクル膜、ペリクル枠体、ペリクル、その製造
方法、露光原版、露光装置、半導体装置の製造方法」とする発明について、平
成29年7月3日特許出願をし(優先権主張日は平成28年7月5日)、令和10
2年10月21日本件特許に係る特許権の設定登録を受け(請求項の数23)、
同年11月11日に特許掲載公報が発行された。
(2) 本件特許について、特許異議の申立て(①令和3年4月23日付け〔請求
項1~18に係る特許に対するもの〕、②同年5月7日付け及び③同月11
日付け〔いずれも請求項1~23に係る特許に対するもの〕の3件)がされ、15
特許庁は、これらの申立てを異議2021-700369号事件として審理
を行った。
(3) 原告らは、令和4年8月8日付けで取消理由通知(決定の予告)を受けた
ことから、その意見書提出期間内である同年11月11日、本件特許の特許
請求の範囲(請求項1~23)を下記2(1)及び別紙2のとおりに訂正(本件20
訂正)する旨の訂正請求をした(訂正後の請求項の数17)。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年6月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10061請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (燃焼器及びボイラ)
原告株式会社IHI 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、発明の名称を「燃焼器及びボイラ」とする発明について、平成
29年2月24日の特許出願を経て、令和3年5月10日に本件特許(特許5
第6880823号)に係る特許権の設定登録を受けた(請求項の数4)。
(2) 本件特許(請求項1~4に係るもの)について、令和3年8月10日に
特許異議の申立てがされ、特許庁は、同申立てを異議2021-70078
9号事件として審理を行った。
(3) 原告は、令和4年9月21日付けで取消理由通知(決定の予告)を受け10
たことから、その意見書提出期間内である同年11月25日、本件特許の特
許請求の範囲の訂正請求をし、さらに同年12月15日付けで訂正拒絶理由
通知を受けたため、令和5年1月17日、上記訂正請求に係る手続補正をし
た(以下、同補正後の訂正請求に係る訂正を「本件訂正」という。これによ
り請求項2は削除されており、本件訂正後の請求項の数は3となった。)。15
(4) 特許庁は、令和5年5月1日、本件訂正を認めた上で、本件特許の請求
項1、3及び4に係る特許を取り消し、請求項2に係る特許についての特許
▶判決の詳細
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特許権
令和6年6月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10101控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (照明装置)
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「照明装置」とする特許(特許第6813851号。
本件特許)に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が、原判決別紙商品目
録記載の商品は、本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(本件発明)
の技術的範囲に属しており、被控訴人がこれらの商品を製造、販売等する行為25
によって本件特許権が侵害されたと主張し、被控訴人に対し、不法行為に基づ
く損害賠償請求(一部請求)として、損害金10万円及びこれに対する不法行
為の後の日(訴状送達日の翌日)である令和4年11月29日から支払済みま
で民法(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年6月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (皮膚刺激ブラシ)
原告ヤーマン株式会社 被告有限会社G.Mコーポレーション
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特許法36条6項2号 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、令和2年8月6日、発明の名称を「皮膚刺激ブラシ」とする発明
について特許出願をし、令和3年10月26日、本件特許に係る特許権の設10
定登録を受けた(請求項の数10)。
(2) 原告は、令和4年5月2日、本件特許(請求項1~10関係)について、
特許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年5月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2058一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告城東テクノ株式会社 被告YPC株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 本件は、本件各特許権を有する原告が、被告製品1を製造等する被告の行為
が本件特許権1の侵害(間接侵害)であり、被告各製品を製造等する被告の行為が
本件特許権2及び同3の各侵害(直接侵害)であると主張して、被告に対し、①特15
許法100条1項に基づき被告各製品の製造等の差止めを、②同条2項に基づき被
告各製品の廃棄を、③民法709条に基づき、損害賠償金9407万2953円及
びこれに対する令和4年3月31日(訴状送達日の翌日であり、不法行為よりも後
の日)から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払
を、それぞれ請求する事案である(なお、①及び②は本件特許権2及び同3の侵害20
を理由とする請求であり、③は本件各特許権の侵害を理由とする請求である。)。
2 前提事実(争いのない事実、掲記の証拠及び弁論の全趣旨により容易に認定
できる事実)
(1) 当事者
原告は、建築用資材の製造、販売等を目的とする株式会社である。25
被告は、各種プラスチック製品の開発及び販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年5月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10025審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告エスエプシー株式会社 被告学校法人関西学院
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特許法29条2項 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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審決 | 101回 | 実施 | 101回 | 無効 | 77回 | 進歩性 | 63回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 設定登録
被告学校法人関西学院及び訴外JNC株式会社は、平成26年2月18日
及び同年10月7日の優先権を主張して、平成27年2月18日、発明の名10
称を「多環芳香族化合物」とする特許出願(特願2015-555894号。
以下「本件出願」という。)をし、平成28年5月20日、特許権の設定の登
録を受けた(特許第5935199号、請求項の数は24。特許公報は甲2
9。特許の請求項の数、特許請求の範囲の記載は、その後訂正により変わっ
たが、以下、訂正の前後を通じて、「本件特許」といい、その特許権を「本件15
特許権」と、その明細書を「本件明細書」という。)。
被告エスケーマテリアルズジェイエヌシー株式会社は、令和3年4月26
日、訴外JNC株式会社から、同社の持分につき特定承継による移転を受け
た(甲57)。
⑵ 無効審判請求20
原告は、令和3年5月7日、本件特許の請求項1ないし5、9ないし24
▶判決の詳細
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特許権
令和6年5月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)2873一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (食用畜肉塊の除毛装置)
原告マトヤ技研工業株式会社 被告株式会社セイコン
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特許法102条2項 特許法29条1項 特許法100条1項 特許法105条1項
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侵害 | 24回 | 特許権 | 18回 | 差止 | 15回 | 損害賠償 | 5回 |
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「食用畜肉塊の除毛装置」とする特許(以下「本件特
許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被
告が本件特許の特許請求の範囲請求項1及び請求項2記載の発明(以下「本件発明」
と総称する。)の技術的範囲に属する別紙「被告製品目録」記載1ないし4の製品
(以下、それぞれ「被告製品1」などといい、被告製品1ないし4を併せて「被告15
製品」と総称する。)を製造し、譲渡等することは本件特許権の侵害に当たると主
張して、被告に対し、特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、譲
渡、貸渡し、輸出等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法行為(民法709条)
に基づき、損害賠償金1573万8528円及びこれに対する令和3年4月22日
(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金20
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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