権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和5年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (食用畜肉塊の除毛装置)
原告株式会社セイコン 被告マトヤ技研工業株式会社
|
特許法29条2項 特許法46条の2
|
|
|
[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり、争点は、進歩
性欠如の無効理由の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ワイヤレススカッフプレート)
原告日産自動車株式会社 被告智佳電子股份有限公司
|
特許法134条の2 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)
(1) 本件特許の設定登録
被告は、発明の名称を「ワイヤレススカッフプレート」とする発明につい
て、平成26年11月6日を出願日とする実願2014-5888号(パリ
条約による優先権主張外国庁受理:同年2月14日・台湾、同年4月30
日・米国)の実用新案登録である実用新案登録第3195493号に基づい5
て、平成29年10月20日に特許出願(特願2017-203553号)
とし、平成30年1月26日、本件特許の設定登録を受けた(請求項の数1
3)。
(2) 本件無効審判
ア 原告は、令和3年11月25日、本件特許(請求項1~13に係る発明10
についての特許)について、後記3(2)ア~オの無効理由を主張して、本
件無効審判(無効2021-800098号事件)を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10123審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工方法及びレーザ加工装置)
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、平成16年1月9日、発明の名称を「レーザ加工方法及びレーザ
加工装置」とする発明について特許出願をし、平成22年10月8日、本件
特許に係る特許権の設定登録を受けた(請求項の数20)。
(2) 原告は、令和3年6月25日、本件特許の請求項13、15、16に係る15
発明についての特許の本件無効審判を請求し、特許庁は、同請求を無効20
21-800051号事件として審理を行った。
特許庁は、令和4年10月18日、「本件審判の請求は、成り立たない。」
との本件審決をし、その謄本は同年11月4日原告に送達された。
(3) 原告は、令和4年12月2日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起20
した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (角栓除去用液状クレンジング剤)
原告X 被告株式会社ユーグレナ
|
特許法39条2項 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがないか、証拠により明ら
か)
(1) 原告は、平成26年11月25日を出願日とする特許出願(特願20125
4-237308号。優先権主張は平成25年12月3日及び平成26年4
月11日)の一部を平成27年5月24日に新たな特許出願とした特願20
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(行ウ)5001請求棄却
行政処分取消等請求事件
原告エムシーシーアイコーポレイション 被告国
|
特許法112条の2 特許法112条4項 特許法18条の2 特許法112条
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、①特許第5281402号の特許権(以下「本件特許権」という。)10
を保有していた原告が、本件特許権の第6年分及び第7年分の特許料及び割増
特許料(以下「特許料等」という。)を特許法(令和3年5月21日法律第4
2号による改正前のもの。以下同じ。)112条1項により追納することがで
きる期間に納付することができなかったこと(以下「本件期間徒過」という。)
について、同法112条の2第1項の「正当な理由」があるとして令和元年715
月25日付けで特許料納付書(以下「本件納付書1」という。)を提出したが、
特許庁長官は令和3年4月8日付けで本件納付書1に係る手続の却下の処分
(以下「本件却下処分1」という。)をし、これに対して、②原告は本件却下
処分1の取消しを求める審査請求(以下「本件審査請求」という。)を行った
が、特許庁長官は同審査請求を棄却する旨の裁決(以下「本件裁決」という。)20
をし、その後、③原告は本件特許権の第8年分ないし第10年分の特許料納付
書(以下、第8年分ないし第10年分特許料納付書を「本件納付書2」ないし
「本件納付書4」という。)を提出したが、特許庁長官は、令和4年8月3日
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月7日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)5553請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (幼児用サークル)
原告株式会社日本育児 被告株式会社カトージ
|
特許法30条2項 特許法29条1項2号 特許法123条1項 特許法100条1項
|
無効 | 44回 | 新規性 | 32回 | 実施 | 23回 | 無効審判 | 11回 |
|
|
[概要] 1 本件は、発明の名称を「幼児用サークル」とする特許(以下「本件特許」と
いう。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が本10
件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。ただし、
後記のとおり、原告は訂正請求をしている。)の技術的範囲に属する被告製品を製
造し、販売等することは本件特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許
法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、販売等の差止め及び廃棄を求
めるとともに、不法行為(民法709条)に基づき、損害賠償金713万310015
円及びこれに対する令和4年7月22日(訴状送達日の翌日であり、不法行為より
も後の日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)18262一部認容
損害賠償請求事件(特許権侵害) (女性用衣料)
原告株式会社MIC 被告株式会社FLORe
|
特許法102条3項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「女性用衣料」とする特許第3996406号の特許
(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を25
有する原告が、被告による別紙物件目録記載の製品(以下「被告製品」という。)
の販売行為は本件特許権を侵害すると主張して、被告に対し、特許権侵害の不
法行為に基づき、損害金5328万1800円(特許法102条3項により算
定される損害額並びに弁護士及び弁理士費用相当額の合計)及びこれに対する
不法行為後の日である令和3年9月4日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案であ5
る。
なお、原告は、相当な実施料率についての主張を3パーセントから6パーセ
ントに変更したにもかかわらず、訴えの変更をしなかったため、請求の趣旨に
おける請求額と請求原因として主張する損害額とは一致していない。また、原
告は、上記請求の趣旨に係る請求を一部請求とするとの主張もしていない。10
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠(特記しない限り枝
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯端末の遠隔操作用デバイス)
原告X 被告特許庁長官
|
特許法29条2項
|
審決 | 24回 | 実施 | 12回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 優先権 | 1回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない)
(1) 原告は、発明の名称を「携帯端末の遠隔操作用デバイス」とする発明に
ついて、平成31年4月16日(優先権主張:平成30年4月23日)を国25
際出願日とする特許出願(特願2020-516252号、請求項の数4、
甲4)をしたものの、令和3年6月25日付けで拒絶査定を受けた(同年7
月6日謄本送達)。
(2) 原告は、令和3年10月4日、拒絶査定不服審判を請求するとともに、
手続補正書を提出したところ、特許庁は、同請求を不服2021-1338
4号として審理した上、令和4年12月20日、「本件審判の請求は、成り5
立たない。」との審決(本件審決)をし、その謄本は令和5年1月10日に
原告に送達された。
(3) 原告は、令和5年2月9日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年12月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)70102請求棄却
特許権侵害差止及び特許権侵害賠償等請求事件
原告A 被告オリヒロプランデュ株式会社
お茶の丸幸株式会社
株式会社小谷穀粉
石光商事株式会社
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 本件は、半発酵茶葉等に関する下記1 記載の特許(以下「本件特許」といい、25
本件特許に係る特許権を、以下「本件特許権」という。また、本件特許の願書に
添付された明細書〔甲1〕を、以下「本件明細書」という。)を有する原告が、
被告丸幸が販売する被告製品2、被告小谷穀粉が販売する被告製品3、被告石光
商事が輸入し被告オリヒロに販売していた被告製品4及び被告オリヒロが被告
製品4を仕入れた上で販売していた黒烏龍茶(以下「被告製品1」といい、被告
製品1ないし4を併せて「被告各製品」という。)がいずれも本件特許権に係る5
請求項4の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属すると主張して、
①被告丸幸に対して、特許法100条1項、2項に基づき、被告製品2の製造等
の差止め及び廃棄を、②被告小谷穀粉に対して、特許法100条1項、2項に基
づき、被告製品3の製造等の差止め及び廃棄を、③被告石光商事に対して特許法
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10109
特許取消決定取消請求事件 (防眩フィルム)
原告株式会社ダイセル 被告特許庁長官
|
特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、発明の名称を「防眩フィルム」とする発明について、平成30年
6月25日に国際出願をし(先の出願に基づく優先権主張日は平成29年8
月4日)、令和2年8月5日に本件特許に係る特許権の設定登録を受け(請10
求項の数5)、同月26日に特許掲載公報が発行された。
(2) 本件特許について、令和3年2月26日に特許異議の申立てがされ、特許
庁は、同申立てを異議2021-700209号事件として審理を行った。
(3) 原告は、令和4年1月12日付けで取消理由通知(決定の予告)を受けた
ことから、その意見書提出期間内である同年3月22日、本件特許の特許請15
求の範囲(請求項1~5)を下記2(1)のとおりに訂正(本件訂正)する旨の
訂正請求をした(請求項2及び3を削除するため、訂正後の請求項の数3)。
(4) 特許庁は、令和4年9月6日、本件訂正を認めた上で、「特許第6745
410号の請求項1、4、5に係る特許を取り消す。特許第6745410
号の請求項2、3に係る特許についての特許異議の申立てを却下する」との20
本件決定をし、その謄本は同月16日原告に送達された。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10124審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (卵パックを移載するロボットシステムおよび移動式のラックに複数段に積まれた状態の卵パックを5生産する方法)
原告共和機械株式会社 被告株式会社ナベル
|
特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない)
(1) 被告は、令和元年12月13日を出願日とする特許出願(特願2019
-224975号)の一部を分割し、発明の名称を「卵パックを移載するロ
ボットシステムおよび移動式のラックに複数段に積まれた状態の卵パックを5
生産する方法」とする発明について、令和3年5月28日に特許出願(特願
2021-89955号)をし、同年12月7日、特許権の設定登録を受け
た(本件特許。特許第6989989号。請求項の数3)。
(2) 原告は、令和4年3月15日、本件特許(請求項1~3に係るもの)に
ついて、特許法36条4項1号違反(実施可能要件違反)、同条6項1号違10
反(サポート要件違反)、同項2号違反(明確性要件違反)を理由として、
特許無効審判(無効2022-800024号事件)を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和2(ワ)25892請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (喫煙物品、および吸引材をもたらすために喫煙物品を用いること)
被告双日株式会社
|
特許法101条2号 特許法101条1号 特許法36条6項1号 特許法102条2項
|
実施 | 164回 | 分割 | 42回 | 特許権 | 18回 | 侵害 | 15回 |
|
|
[概要] 本件は、発明の名称を「喫煙物品、および吸引材をもたらすために喫煙物品
を用いること」とする特許権を譲り受けた原告アール・エイ・アイ及び原告ア25
ール・エイ・アイから独占的通常実施権の許諾を受け、さらに専用実施権の設
定を受けた原告ニコベンチャーズが、被告製品目録記載1の各製品のうちの1
の製品及び同記載2の各製品のうちの1の製品からなる製品が原告アール・エ
イ・アイの有する特許権に係る発明の技術的範囲に属し、被告らの同記載1の
各製品の輸入、販売又は販売の申出が特許法101条1号及び2号にあたり、
同記載2の各製品の輸入、販売又は販売の申出が同条2号にあたり、原告アー5
ル・エイ・アイの有する特許権並びに原告ニコベンチャーズの有する独占的通
常実施権及び専用実施権を侵害すると主張して、被告らに対し、特許法100
条1項に基づき、それぞれ、同記載2の各製品の販売等の差止めを求めるとと
もに、原告アール・エイ・アイは、民法709条及び特許法102条3項に基
づき、本件特許が登録された平成28年7月29日から原告ニコベンチャーズ10
に対して独占的通常実施権の許諾をした日の前日である令和元年8月28日ま
でに生じた損害金1億円(ただし、原告アール・エイ・アイが前特許権者から
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10014審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告本田技研工業株式会社 被告特許庁長官
|
特許法126条6項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
(1) 特許第4937087号は、平成19年11月21日に出願(特願200
7-302088号)され、平成24年3月2日に設定登録(以下、この登
録に係る特許を「本件特許」といい、その発明を「本件発明」という。)が
された。
設定登録時の特許請求の範囲の記載は、次のとおりである。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (患者保有分項目を設けた処方箋と患者保有の医薬品を含めた投与日数算定の一方式)
原告X 被告特許庁長官
|
特許法2条1項 特許法29条1項 特許法2条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、令和3年4月8日、発明の名称を「患者保有分項目を設けた処方
箋と患者保有の医薬品を含めた投与日数算定の一方式」とする発明について、
特許出願(特願2021-89621号。請求項の数1。以下「本願」とい25
い、本願の際に添付された明細書を「本願明細書」という。)をした。(甲1、
乙1)
⑵ 原告は、令和4年9月12日付けで拒絶理由を通知され、同月27日に意
見書を提出したが、同年11月22日付けで拒絶査定(以下「本件拒絶査定」
を受けた。本件拒絶査定の理由は、要旨、① 本願の請求項1に記載された
ものは、人為的な取決めに該当するため、特許法29条1項柱書に規定する5
要件を満たしていないから、特許を受けることができない、② 本願の請求
項1に係る発明は、引用文献(特開2019-028808号公報)に記載
された発明に基づいて、当業者が容易に発明をすることができたものである
から、特許法29条2項の規定により特許を受けることができない、との内
容である。(甲2、乙2)10
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10041控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
|
民法709条
|
|
|
[概要] 1 控訴人(原審原告。以下「原告」という。)は、商品名を「REFRESH5
RING」とする商品(以下「本件商品」という。)を本邦に輸入しようとしたが、
被控訴人(原審被告。以下「被告」という。)により後記本件申立て(関税法69
条の13第1項前段に基づくもの)がされたことなどから、これを輸入することが
できなかった者、被告は、後記本件特許の特許権者であり、原告による本件商品の
輸入が本件特許に係る特許権を侵害すると主張して、本件申立てをした者である。10
本件は、原告が、本件特許には無効原因があるところ、被告がそのような本件特
許に係る特許権に基づいて本件申立てをしたことは原告に対する不法行為を構成す
ると主張し、民法709条に基づいて、被告に対し、本件商品を輸入することがで
きなかったことによって原告に生じた損害に係る賠償金3776万1332円及び
これに対する不法行為の日の後である令和3年10月21日から支払済みまで同法15
所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10040審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (トレーニング器具)
原告コモライフ株式会社 被告有限会社MAKIスポーツ
|
|
審決 | 23回 | 進歩性 | 17回 | 新規性 | 15回 | 無効 | 13回 |
|
|
[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、新規性
の有無及び進歩性の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10131審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告特許庁長官
|
特許法29条2項
|
審決 | 33回 | 実施 | 5回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は、平成28年(2016年)9月30日を国際出願日とする特許出願
(特願2018-513846、以下「本願」という。甲5)をした。5
(2) 原告は、令和元年8月28日付け(甲8)及び令和2年2月10日付け(甲
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表示装置)
原告Kepler株式会社
国立大学法人東北大学 被告特許庁長官
|
特許法29条2項
|
審決 | 48回 | 進歩性 | 5回 | 実施 | 5回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない)5
(1) 原告らは、発明の名称を「表示装置」とする発明について、令和元年1
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10009審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (古紙処理装置)
原告デュプロ精工株式会社 被告特許庁長官
|
特許法29条2項 特許法17条の2
|
|
|
[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は、手続補正後の請求項1に係る特許発明の進歩性の有無である。25
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年11月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10064控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
|
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、(1)控訴人が、被控訴人に対し、①被控訴人との間で被控訴人の製造する
商品の売買に係る基本契約(本件契約)を締結していたところ、当該商品が補助参10
加人の有する特許権に抵触し、控訴人が将来にわたって被控訴人から当該商品を購
入して第三者に販売することができなくなったとして、本件契約上の第三者の工業
所有権との抵触について被控訴人の負担と責任において処理解決する旨の約定(本
件特約)の債務不履行又は瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求として1億0800
万8470円及びこれに対する催告後である平成31年1月11日(訴状送達の日15
の翌日である。以下同じ。)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正
前の民法(改正前民法)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払、②被控訴人
と南条装備工業株式会社(南条)との取引に関して、被控訴人との間で控訴人に支
払う成功報酬を売上額の7~10%とする旨の合意(本件報酬合意)をしたとして、
本件報酬合意に基づき、報酬金81万2160円及び経費36万6962円並びに20
これらに対する催告後である平成31年1月11日から支払済みまで改正前民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め、また、(2)控訴人の代表者である
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)4061請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (ヤーン色配置システム)
原告カード-モンローコーポレイション 被告道下鉄工株式会社
|
特許法104条の3 特許法100条1項
|
無効 | 33回 | 進歩性 | 23回 | 特許権 | 12回 | 新規性 | 11回 |
|
|
[概要] 本件は、発明の名称を「ヤーン色配置システム」等とする3件の特許(以下「本
件各特許」という。)に係る特許権(以下「本件各特許権」という。)を有する原15
告が、被告が本件各特許の特許請求の範囲記載の各発明の技術的範囲に属する被告
製品を製造し、販売等することは本件各特許権の侵害に当たると主張して、被告に
対し、特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、販売等の差止め並
びに被告製品等及びその製造設備の廃棄を求めるとともに、不法行為(民法709
条)に基づき、損害金10億円のうち1億円及びこれに対する不法行為の日の後(本20
訴状送達の日の翌日)である令和3年5月28日から支払済みまで平成29年法律
第44号による改正前の民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10112審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (有料自動機の制御システム)
原告三共工業株式会社 被告Y1
Y2
|
特許法29条1項1号 特許法29条1項3号 特許法29条2項 特許法17条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
(1) 被告らは、平成27年9月9日に出願した特許出願(特願2015-177
536号。以下「原出願」という。)の一部を分割して、平成30年4月23日、発
明の名称を「有料自動機の制御システム」とする発明について、新たな特許出願(特
願2018-82414号。以下、「本件出願」という。)をし、平成31年3月7
日付けで特許請求の範囲についての補正(補正により請求項の数が2から3に増加
した。また、補正部分は特許請求の範囲についてであり、明細書及び図面に補正は5
ない。甲31。以下「本件補正」という。)を行い、同年4月19日、特許権の設定
登録(特許第6513856号。請求項の数3。以下、この特許を「本件特許」と
いい、本件特許に係る明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。)を受けた(甲
2)。
(2) アクア株式会社は、令和元年11月8日、本件特許について特許異議の申立10
て(異議2019-700891号)をし、被告らは、令和2年3月31日、訂正
請求を行い、特許庁は、同年7月8日、訂正請求を認容して特許を維持する旨の異
議の決定をした(甲1、25、36。認容された訂正請求による訂正を「本件訂正」
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10113控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
|
特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 1 控訴人の請求
被控訴人は、控訴人に対し、100万円及びこれに対する令和3年5月14
日から支払済みまで年5%の割合による金員を支払え。
【請求の法的根拠】10
(1) 主位的請求
・ 主請求:不法行為に基づく損害賠償請求(一部請求)
・ 附帯請求:遅延損害金請求(起算日は訴状送達日の翌日)
(2) 予備的請求
・ 主請求:不当利得返還請求(一部請求)15
・ 附帯請求:上記(1)の附帯請求に同じ
2 原審の判断及び控訴の提起
原審は、被控訴人各製品は本件発明の構成要件Bⅱを充足せず、本件発明と
均等なものとしてその技術的範囲に属するということもできず、また、本件発
明は特許法36条6項1号(サポート要件)に違反し特許無効審判により無効20
とされるべきものであるとして、控訴人の請求をいずれも棄却する判決をした
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10012審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (凹凸状シボパターン補修用マスキングシート、及び、凹凸状シボパターン補修方法)
原告X 被告株式会社アミークス
|
特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない)25
(1) 原告は、発明の名称を「凹凸状シボパターン補修用マスキングシート、
及び、凹凸状シボパターン補修方法」とする発明について、平成25年7月
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10126審決取消訴訟
審決取消請求事件 (2,3-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロ10パン、2-クロロ-1,1,1-トリフルオロプロペン、2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパンまたは2,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む組成物)
原告ザケマーズカンパニーエフシーリミテッドライアビリティ 被告AGC株式会社
|
特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法134条
|
|
|
[概要] 本件は、特許第6752438号(以下「本件特許」という。)の請求項1及び2
に係る発明についての特許を無効とした審決(以下「本件審決」という。)の取消訴5
訟であり、争点は、特許法134条の2において準用する同法126条5項に規定
する訂正要件違反の有無及び同法36条6項1号に規定するサポート要件違反の有
無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(ネ)10094控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (2,3-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロパン、2-クロロ-1,1,1-トリフルオロプロペン、2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパンまたは2,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む組15成物)
|
特許法36条6項1号 特許法123条1項4号 特許法104条の3 特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「2,3-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロパン、
2-クロロ-1,1,1-トリフルオロプロペン、2-クロロ-1,1,1,2-
テトラフルオロプロパンまたは2,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む組15
成物」とする特許(特許第6752438号。本件特許)の特許権者である控訴人
(原審原告。以下「原告」という。)が、原判決別紙被告製品目録記載の製品(被告
製品)は本件特許に係る発明の技術的範囲に属しており、被控訴人(原審被告。以
下「被告」という。)がこれらを生産、使用、譲渡又は譲渡の申出をする行為は本件
特許権を侵害すると主張して、特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の20
譲渡等の差止及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10032控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (特定のユーザの体臭成分を分析する方法)
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は、発明の名称を「特定のユーザの体臭成分を分析する方法」とする特
許に係る特許権を有する控訴人(原審原告。以下「原告」という。)が、被控訴人
(原審被告。以下「被告」という。)が消費者に提供するサービスにおいて使用す
る方法は同特許に係る特許発明の技術的範囲に属し、被告による同方法の使用は同10
特許権を侵害すると主張し、被告に対して、①特許法100条1項に基づき、同方
法の使用の差止めを求め、②同条2項に基づき、同方法において用いられた衣服の
廃棄を求め、③民法709条に基づき、損害賠償金1559万2500円の内金4
00万円及びこれに対する不法行為の日の後である令和4年1月9日(訴状送達の
日の翌日)から支払済みまで同法所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求15
め、④特許法106条に基づき、原判決別紙謝罪文目録記載1の内容の謝罪文を同
目録記載2の要領で被告が開設するウェブサイトのトップページに投稿し、これを
6か月間掲載することを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10125審決取消訴訟
審決取消請求事件 (2,3-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロパン、2-クロロ-1,1,1-トリフルオロプロペン、2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパンまたは2,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含10む組成物)
原告ザケマーズカンパニーエフシーリミテッドライアビリティ 被告AGC株式会社
|
特許法134条の2 特許法29条1項3号 特許法164条の2
|
|
|
[概要] 本件は、特許第6585232号の請求項1から7までに係る発明についての特
許を無効とした審決の取消訴訟であり、争点は、特許法134条の2において準用5
する同法126条5項に規定する訂正要件違反の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月3日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10023請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (高速ドローン等航空機)
原告株式会社ドクター中松創研 被告特許庁長官
|
特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法120条の5
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実、甲5、7、8)25
(1) 原告は、発明の名称を「高速ドローン等航空機」とする発明について、平
成30年3月31日、特許出願をし、令和2年7月9日、本件特許に係る特
許権の設定登録を受けた(請求項の数1)。
(2) 令和3年1月27日、本件特許について特許異議の申立てがされ、特許庁
は、異議2021-700092号事件として審理を行った。
(3) 原告は、令和3年12月23日付けで取消理由通知を受けたことから、そ5
の意見書提出期限内である令和4年3月7日、本件特許の特許請求の範囲
(請求項1)を下記2(1)のとおりに訂正(本件訂正)する旨の訂正請求を
した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年10月3日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10047控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 控訴人の請求
(1) 被控訴人は、被控訴人製品を製造し、譲渡し、貸し渡し、輸入若しくは輸
出し、又は譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡又は貸渡しのための展示を含
む。)をしてはならない。
(2) 被控訴人は、被控訴人製品を廃棄せよ。5
(3) 被控訴人は、控訴人に対し、5万5000円及びこれに対する令和2年1
2月2日から支払済みまで年3%の割合による金員を支払え。
(4) 被控訴人は、原判決別紙謝罪広告目録記載第1の謝罪広告を、同目録記載
第2の要領で掲載せよ。
【請求の法的根拠】10
(1)について
特許法100条1項に基づく差止請求
(2)について
同条2項に基づく廃棄請求
(3)について15
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年9月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行コ)10001控訴棄却
特許分割出願却下処分取消請求控訴事件
|
|
|
|
[概要] 1 本件出願は、法44条1項2号所定の分割出願としてされたものであるが、
当該出願に先立って本件親出願に係る特許料納付を経て本件設定登録がされて
いた。処分行政庁は、同項柱書きに「特許出願人」及び「特許出願」とされて15
いることから、同項の規定は分割出願のもととなる特許出願が特許庁に係属し
ていることを前提とするところ、本件出願は、もとの特許出願について設定登
録がされた後にされたものであり、特許庁に係属していない特許出願をもとの
出願として行われたものであるから、同項所定の要件を満たしていない不適法
な手続であってその補正をすることができないとして本件却下処分をしたもの20
である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年9月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10015控訴棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求控訴事件 (フィルタ内に管状要素を含むフィルタ付シガレット)
|
民法709条
|
|
|
[概要] 1 本件は、発明の名称を「フィルタ内に管状要素を含むフィルタ付シガレット」
とする特許に係る特許権を有する米国法人である控訴人(原審原告)アール ジエ25
イ レイノルズ タバコ カンパニー(以下「原告レイノルズ」という。)及び原
告レイノルズから同特許権について専用実施権の設定を受けたと主張する英国法人
である控訴人(原審原告)ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド(以下
「原告ニコベンチャーズ」という。原告ニコベンチャーズは、本件訴え提起時に専
用実施権の設定登録申請中であることを明らかにしつつ、原審では独占的通常実施
権に基づく主張をしていたが、当審において令和2年9月18日受付の専用実施権5
の設定登録を受けた旨の証拠(甲10)を提出した。不法行為法上、両者は実質的
に同一の法的保護に値する利益であると解される。)が、被控訴人(原審被告)フ
ィリップ・モリス・ジャパン合同会社(以下「被告フィリップ・モリス」という。)
及び被控訴人(原審被告)双日株式会社(以下「被告双日」という。)が輸入販売
等をする製品は同特許に係る特許発明の技術的範囲に属し、被告らによる同製品の10
輸入販売等は同特許権及び同専用実施権(設定登録前は独占的通常実施権)を侵害
すると主張し、被告らに対して、本件における不法行為の準拠法である日本法の民
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年9月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和3(行ケ)10152審決取消訴訟
審決取消請求事件 (永久磁石の樹脂封止方法)
原告トヨタ紡織株式会社 被告株式会社三井ハイテック
|
特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法36条4項1号 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は、平成17年1月24日に出願した特許出願(特願2005-158
60号。以下「最初の親出願」という。甲13)の一部を分割した同年11月24
日の特許出願(特願2005-339116号。以下「第1世代の出願」という。
甲39)を順次分割した平成21年9月14日の特許出願(特願2009-2125
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年9月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10117審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (カップ食品)
原告株式会社セブン-イレブン・ジャパン
株式会社ニッセーデリカ 被告特許庁長官
|
特許法29条1項3号
|
実施 | 34回 | 審決 | 12回 | 新規性 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告らは、発明の名称を「カップ食品」とする発明について、令和2年
7月30日(優先権主張 令和元年9月24日)に特許出願(特願202
0-129485号。請求項の数13。以下「本願」という。)をしたが、
令和3年4月8日付けで拒絶査定を受けた。5
(2) 原告らは、令和3年7月1日、拒絶査定不服審判を請求すると共に、特
許請求の範囲及び明細書を変更する旨の手続補正書を提出した(以下、そ
の補正を「本件補正」という。)。
特許庁は、上記審判請求を不服2021-8700号事件として審理し、
令和4年10月5日、本件補正を却下した上、「本件審判の請求は、成り10
立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、
同月17日、原告らに送達された。
(3) 原告らは、令和4年11月15日、本件審決の取消しを求める本件訴訟
を提起した。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)15678請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (折畳み式テント)
原告株式会社ニード 被告ヴィレップス合同会社
|
特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 本件は、発明の名称を「折畳み式テント」とする特許第5595570号の25
特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)
を有する原告が、被告による別紙被告製品目録記載の各製品(以下「被告各製
品」という。)の製造、譲渡等が本件特許権の侵害に当たると主張して、被告
に対し、特許法100条1項に基づき被告各製品の製造、譲渡等の差止めを、
同条2項に基づき被告各製品及びその半製品等の廃棄を、特許権侵害の不法行
為に基づく損害賠償として373万4500円及びこれに対する不法行為の日
である令和4年3月25日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合
による遅延損害金の支払を、それぞれ求める事案である。5
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年8月29日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和2(ワ)12107一部認容
職務発明対価相当請求事件 (徐放性錠剤)
原告P1 被告全星薬品工業株式会社
|
特許法35条3項 特許法35条 民法167条1項 民法167条
|
|
|
[概要] 1 本件は、被告の従業員であった原告が、被告の在職中に職務上行った各発明
(別紙特許目録1記載の特許(以下「本件特許1」という。)に係る発明(以下
「本件発明1」という。)及び同目録2記載の特許(以下「本件特許2」といい、5
本件特許1と本件特許2を総称して「本件各特許」という。)に係る発明(以下
「本件発明2」といい、本件発明1と本件発明2を総称して「本件各発明」とい
う。)について、特許を受ける権利をいずれも被告に承継させたことにつき、被告
に対し、次の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年8月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10100審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (塗装機器および塗装方法)
原告ABB株式会社 被告デュールシステムズアーゲー
|
特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法36条6項2号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない)10
(1) 本件特許の設定登録
被告は、発明の名称を「塗装機器および塗装方法」とする発明について、
平成21年(2009年)10月16日、特許出願(同日を国際出願日とす
る特許出願。パリ条約による優先権主張外国庁受理:2008年10月24
日、ドイツ連邦共和国)をし、平成28年7月29日、特許権の設定登録を15
受けた(特許第5976320号。請求項の数40。以下、この特許を「本
件特許」という。)。
(2) 前件の無効審判
本件特許については、令和2年1月31日に無効審判請求(無効202
0-800009号事件)がされ、同年12月11日付けで「特許第59720
6320号の特許請求の範囲を訂正請求書に添付された訂正特許請求の範囲
のとおり、訂正後の請求項〔1、3、4、11、13-15、19、24、
25、29、34、35〕、〔2〕、〔5〕、〔6-10〕、〔12〕、〔16、1
7〕、〔18〕、〔20〕、〔21〕、〔22〕、〔23〕、〔26〕、〔27〕、〔28〕、
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年8月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プログラム)
原告X 被告特許庁長官
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は、進歩性の有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年8月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10115請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (非水系塗料用の粉末状揺変性付与剤、及びそれを配合した非水系塗料組成物)
原告共栄社化学株式会社 被告特許庁長官
|
特許法120条の5 特許法126条6項 特許法36条5項 特許法17条の2
|
|
|
[概要] 本件は、特許異議の申立てに対する特許取消決定の取消訴訟である。争点は、訂
正の適否である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和5年8月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和4(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ハイダイナミックレンジトーンマッピング)
原告ディズニーエンタープライゼスインコーポレイテッド 被告特許庁長官
|
特許法29条2項 特許法17条の2
|
|
|
[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は、手続補正後の請求項1に係る発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
|