権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和6年2月26日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9521請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告株式会社日本触媒 被告株式会社カネカ
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特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 本判決における略称
(1) 本件特許(権):特許第4974971号の特許(に係る特許権)10
(2) 本件明細書:本件特許に係る明細書
(3) 本件発明1、本件発明6:本件特許の特許請求の範囲請求項1、同6の発明
(総称して本件各発明)
(4) 被告製品:別紙被告製品目録記載の樹脂
(5) 被告方法:被告製品の製造方法15
(6) UVA:紫外線吸収剤
(7) 被告UVA:被告製品に使用されるUVA
(8) 乙1文献:国際公開番号WO2006/112223(同文献に記載の発明
は乙1発明)
(9) 乙2文献:特表2002-543265号公報(同文献に記載の発明は乙220
発明)
2 訴訟物
被告製品の製造販売等及び被告製品の製造方法の使用が本件特許権(請求項1
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10071控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
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特許法100条1項 民事訴訟法143条1項 特許法36条5項 民事訴訟法157条1項
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[概要] 1 控訴人の請求
(1) 被控訴人は、原判決別紙「製品目録」記載の製品(被控訴人製品)を生産
し、使用し、譲渡し、貸し渡し、輸入し、譲渡又は貸渡しの申出をしてはな
らない。15
(2) 被控訴人は、前項の製品を廃棄せよ。
(3) 被控訴人は、控訴人に対し、1000万円及びこれに対する令和3年12
月15日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
【請求の法的根拠】
(1)について20
特許法100条1項に基づく差止請求
(2)について
同条2項に基づく廃棄請求
(3)について
・ 主請求:不法行為に基づく損害賠償請求25
・ 附帯請求:遅延損害金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は平成29
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9100請求棄却
損害賠償請求事件 (モールドコイルの製造方法)
原告A 被告株式会社埼玉村田製作所
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特許法2条3項3号 特許法102条3項 特許法36条6項1号 民法703条
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[概要] 1 事案の概要25
本件は、発明の名称を「モールドコイルの製造方法」とする特許権を有する原
告が、被告の海外子会社が同特許権に係る特許発明の技術的範囲に属する方法で
製造されたモールドコイルについて譲渡、譲渡の申出、輸入したことについて、
共同不法行為及び不当利得が成立すると主張して、原告が、被告に対して、不当
利得返還請求権に基づき、平成24年4月1日以降の被告の売上げに係る利得1
0億円のうち5000万円及び訴状送達日の翌日(令和4年5月14日)から支5
払済みまで民法所定の年5分の割合による利息並びに民法709条、特許法10
2条3項に基づき、平成31年2月1日からの被告の売上げに係る損害賠償とし
て1500万円及び訴状送達日の翌日から支払済みまで平成29年法律第44
号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金を請求(1500万
円の限度で選択的請求)する事案である。10
2 前提事実(当事者間に争いがないか、後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実)
ア 原告は、平成21年3月末まで、被告の従業員であった者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(行ウ)5003請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
原告株式会社コンピュータ・システム研究所 被告国
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特許法112条の2 特許法112条4項 特許法195条2項 特許法108条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、特許第5535344号の特許権(以下「本件特許権」といい、本
件特許権に係る特許を「本件特許」という。)を有していた原告が、本件特許25
権の第8年分の特許料を所定の期限までに納付せず、かつ、特許法(ただし、
令和3年法律第42号による改正前のもの。以下、特に断りのない限り同
じ。)112条1項により追納することができる期間を徒過したため、同法1
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(行ウ)5002請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
原告株式会社コンピュータ・システム研究所 被告国
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特許法112条の2 特許法112条4項 特許法18条の2 特許法112条1項
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[概要] 1 事案の概要
原告は、保有していた特許権(特許第4827120号)について、第11年
分の特許料の追納期間にも特許料及び割増特許料(以下「特許料等」という。)の
納付をせず、その後、特許庁長官に対して追納のための納付書(以下「本件納付5
書」という。)及び回復理由書を提出したものの、特許庁長官は、令和4年12月
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10075審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (イントロデューサ針)
原告メディカル・イノベイション株式会社
ヤマゾエRAD株式会社
栃木精工株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは、令和元年9月26日、名称を「イントロデューサ針」とする発明
につき特許出願(特願2019-175086号。請求項の数7。以下「本願」10
という。甲2~4)をしたが、令和3年5月7日付け拒絶理由通知書(甲5)
を受領した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70291請求棄却
発明の相当の対価及び逸失利益等請求事件
原告A 被告ヤマハロボティクスホールディングス株式会社
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特許法35条3項
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[概要] 本件は、被告の元従業員である原告が、被告の在職中に職務上行った別紙特
許目録記載の各特許に係る各発明(以下「本件各発明」という。)について、20
特許を受ける権利をいずれも被告に承継させたとして、被告に対し、特許法3
5条3項(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下、同項につき同
じ。)に基づいて、上記承継に係る相当の対価の一部として160万円の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工装置)
原告株式会社東京精密 被告浜松ホトニクス株式会社
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特許法44条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、平成14年3月12日に出願された特願2002-67348号10
に基づく優先権を主張して(この優先権の主張の効力が及ぶ範囲については
争いがある。)、平成15年3月11日に国際出願された原出願(特願20
03-574373号)の一部を、特許法44条1項の規定により、平成1
8年3月14日に発明の名称を「レーザ加工装置」とする新たな特許出願と
し、平成19年7月27日に特許第3990711号(本件特許)の設定登15
録を受けた(請求項の数2)。
(2) 被告は、平成30年4月24日、本件特許について訂正審判請求をし(訂
正2018-390075号)、同年7月3日に訂正を認める審決がなされ、
同審決は確定した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工装置)
原告株式会社東京精密 被告浜松ホトニクス株式会社
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特許法44条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、平成14年3月12日に出願された特願2002-67348号10
に基づく優先権を主張して(この優先権の主張の効力が及ぶ範囲については
争いがある。)、平成15年3月11日に国際出願された原出願(特願20
03-574373号)の一部を、特許法44条1項の規定により、平成1
8年3月14日に発明の名称を「レーザ加工装置」とする新たな特許出願と
し、平成19年7月27日に特許第3990711号(本件特許)の設定登15
録を受けた(請求項の数2)。
(2) 被告は、平成30年4月24日、本件特許について訂正審判請求をし(訂
正2018-390075号)、同年7月3日に訂正を認める審決がなされ、
同審決は確定した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (保護部材)
原告株式会社大同機械 被告ジー・オー・ピー株式会社
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特許法29条2項 特許法36条 特許法29条1項3号 特許法29条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、出願日を平成30年6月20日とし、発明の名称を「保護部材」
とする発明について特許出願(特願2018-117200号。優先権主張
(日本):平成28年8月31日(以下「本件優先日」という。))をし、
令和元年6月7日、特許権の設定登録(特許第6535792号。請求項の15
数7。以下、この特許を「本件特許」といい、本件特許に係る明細書を「本
件明細書」という。)を受けた。(甲56)
⑵ 原告は、令和4年2月4日、本件特許につき、無効審判請求をした(無効
2022-800005号事件。以下「本件無効審判」という。)。(甲5
7)20
⑶ 特許庁は、令和5年4月5日、「本件審判の請求は、成り立たない。」と
の審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同月14日、原告
に送達された。
⑷ 原告は、令和5年5月12日、本件審決の取消しを求めて本件訴えを提起
した。25
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月9日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70454請求棄却
特許権侵害等請求事件 (検査分析のサービスを提供するシステムおよび方法)
原告X 被告株式会社AbemaTV
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民法709条
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[概要] 本件は、発明の名称を「検査分析のサービスを提供するシステムおよび方法」
とする特許第4253793号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特20
許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告に対し、動画配信
サービスであるYouTubeに動画広告を掲載する等の方法(以下「被告方
法」という。)が、本件特許の特許請求の範囲の請求項5記載の発明(以下
「本件発明」という。)の技術的範囲に属するから、被告方法の使用は本件特
許権を侵害すると主張して、民法709条の不法行為による損害賠償請求権に25
基づき、同不法行為によって被った損害の一部である160万円の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10018控訴棄却
職務発明の対価請求控訴事件 (油脂の乾式分別方法)
被控訴人不二製油グループ本社株式会社
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特許法35条4項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、被控訴人の元従業員である控訴人が、油脂の乾式分別法に関する2件の
発明は、いずれも控訴人が単独で発明した職務発明であり、その特許を受ける権
利(外国の特許を受ける権利を含む。以下同じ。)を被控訴人に承継させた旨主張
し、平成16年法律第79号による改正前の特許法(以下「旧特許法」といい、原判
決中の「昭和34年法」を「旧特許法」と読み替える。)35条3項及び4項の規定5
並びにこれらの類推適用に基づき、被控訴人に対し、上記特許を受ける権利の承継
に係る相当の対価として1億0515万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日で
ある平成30年2月17日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前
の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月1日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10069控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件 (吹矢の矢)
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民法166条1項 特許法35条 特許法35条3項
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[概要] 1 本件は、被控訴人の元従業員である控訴人が、発明の名称を「吹矢の矢」と
する特許(特許第4910074号。以下「本件特許」という。)の一部は、控
訴人が被控訴人の従業員として行った職務発明であって、その特許を受ける権
利を被控訴人に承継させたと主張し、被控訴人に対し、特許法35条3項(平
成27年法律第55号による改正前のもの。以下、同条につき同じ。)に基づく
対価請求として、5000万円(一部請求)及びこれに対する訴状送達の日の5
翌日である令和4年6月23日から支払済みまで民法所定の年3%の割合によ
る遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10049審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光学イメージング装置)
原告国立大学法人東北大学 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法29条 特許法17条の2 特許法159条1項
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審決 | 47回 | 実施 | 11回 | 進歩性 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)5
(1) 原告は、発明の名称を「光学イメージング装置」とする発明について、2
017年(平成29年)3月29日(優先権主張:平成28年3月31日)
を国際出願日とする本件特許出願(特願2018-508134号、請求項
の数6)をしたところ、令和4年4月5日付けで拒絶査定を受けた。
(2) 原告は、令和4年7月12日、拒絶査定不服審判を請求するとともに手続10
補正書を提出したところ(本件補正)、特許庁は、同請求を不服2022-
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10026控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
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特許法29条1項2号 特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 控訴人の原審における請求
(1) 被控訴人は、被控訴人各製品を製造し、販売し、販売の申出をし、輸出し
てはならない。
(2) 被控訴人は、被控訴人各製品を廃棄せよ。
(3) 被控訴人は、控訴人に対し、2億2000万円及びうち1億1000万円15
に対する平成29年5月16日から、うち1億1000万円に対する令和2
年3月26日から各支払済みまで年5分の割合による金員を支払え(後述の
とおりの請求の拡張あり)。
【請求の法的根拠】
(1)について20
特許法100条1項に基づく差止請求
(2)について
同条2項に基づく廃棄請求
(3)について
・ 主請求:不法行為に基づく損害賠償請求25
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10087控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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民法95条
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[概要] 1 請求25
(1) 第1事件(被控訴人ボスケシリコンの請求)
控訴人は、被控訴人ボスケシリコンに対し、1億7325万円及びこれ
に対する令和3年11月11日から支払済みまで年3%の割合による金員を
支払え。(主請求は甲1契約の本件補償条項1に基づく補償金請求、附帯請
求は支払期限翌日を起算日とする民法所定利率による遅延損害金請求)
(2) 第2事件(控訴人の請求)5
ア 控訴人と被控訴人KIT間において、控訴人と被控訴人らとの間の令和
2年6月10日付け乙3契約(本件補償条項2)に基づく控訴人の被控
訴人KITに対する補償金債務1920万円が存在しないことを確認す
る。
イ 控訴人と被控訴人ボスケシリコン間において、控訴人と被控訴人ボスケ10
シリコンとの間の令和2年6月10日付け乙4契約(本件保証条項)に
基づく控訴人の被控訴人ボスケシリコンに対する支払債務1920万円
が存在しないことを確認する。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)12383請求棄却
特許報酬、損害賠償等請求事件
原告X 被告全国農業協同組合連合会
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特許法35条4項 特許法35条3項 民法715条1項 民法166条1項
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特許権 | 17回 | 損害賠償 | 9回 | 実施 | 8回 | 職務発明 | 7回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、被告の元従業員である原告が、被告に対し、別紙1特許目録記載1
ないし8の各特許に係る発明(以下、同目録記載の番号の順に「本件発明1」
ないし「本件発明8」といい、これらを総称して「本件各発明」という。)は20
いずれも原告の職務発明であり、被告に本件各発明に係る特許を受ける権利を
承継させたと主張して、特許法(平成20年法律第16号による改正前のもの
又は平成27年法律第55号による改正前のもの。)35条3項に基づき相当
の対価の額である4820万円の支払を求めるとともに、被告の従業員等から
違法なハラスメントを受けたと主張して、民法715条1項(使用者責任)に25
基づき、損害金500万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18830請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社空スペース 被告トヨタ自動車株式会社
株式会社ジェイテクト
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特許法70条2項 特許法36条6項1号 特許法29条1項2号 特許法102条3項
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[概要] 本件は、原告が、被告らに対し、被告ジェイテクトによる別紙被告製品目録記載
の製品(以下「被告製品」という。)の製造及び被告トヨタによる被告製品の使用及
び譲渡が、原告が有する特許権(以下「本件特許権」という。)を侵害し、原告はこ
れにより損害を被ったと主張して、差止請求権及び廃棄請求権(特許法100条110
項及び2項)に基づき、被告製品の製造、使用及び譲渡等の差止め並びに被告製品
の廃棄を求めるとともに、共同不法行為による損害賠償請求権(民法719条、7
09条、特許法102条3項)に基づき、損害の一部として1億円及びこれに対す
る不法行為より後の日である令和4年8月25日(訴状送達の日の翌日)から支払
済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の連帯支払を求めた事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18332請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告パンテックコーポレーション 被告ASUSJAPAN株式会社
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特許法29条2項 特許法100条1項
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特許権 | 14回 | ライセンス | 12回 | 無効 | 6回 | 差止 | 5回 |
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[概要] 1 本件は、別紙特許権目録記載1及び2の各特許(以下、「本件第1特許」及
び「本件第2特許」といい、併せて「本件特許」という。また、本件特許に係
る特許権を「本件第1特許権」及び「本件第2特許権」といい、併せて「本件10
特許権」という。)を有する原告が、別紙物件目録記載の各製品(以下、併せ
て「被告製品」という。)は本件特許に係る発明の技術的範囲に属すると主張
して、被告製品を輸入、譲渡等している被告に対し、当該行為は、本件特許権
の侵害及び本件第2特許権の間接侵害を構成するとして、特許法100条1項
及び2項に基づき、被告製品の輸入、譲渡、貸渡し、譲渡又は貸渡しの申出等15
の差止め及び被告製品の廃棄を求めるとともに、民法709条及び特許法10
2条3項に基づく損害賠償の一部請求として、1000万円及びこれに対する
訴状送達の日の翌日である令和4年7月29日から支払済みまで民法所定の年
3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10097等審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (コンテンツの受信装置および配信装置)
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特許法178条3項 特許法29条2項 特許法14条 民事訴訟法97条1項
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[概要] 本件審決取消事件は、拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であ
り、本件共同訴訟参加申立事件は、共同訴訟参加人(以下「参加人」という。)が、
本件審決取消事件について、行政事件訴訟法7条、民事訴訟法52条1項による共
同訴訟参加の申出をした事件である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10020等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (鋼管杭式桟橋)
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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実施 | 115回 | 審決 | 60回 | 無効 | 18回 | 進歩性 | 16回 |
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[概要] 第1事件は、特許権者である原告が特許無効審判請求に対する審決のうち特許を
無効とした部分の取消しを求める事案であり、第2事件は、特許無効審判請求の請
求人である被告が同審決のうち審判請求は成り立たないとした部分の取消しを求め25
る事案である。争点は、進歩性、サポート要件、明確性要件及び実施可能要件につ
いての各認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10024審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (経皮的分析物センサを適用するためのアプリケータ、お5よび関連した製造方法)
原告デックスコム・インコーポレーテッド 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法159条2項 特許法29条1項3号 特許法184条の6
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実施 | 95回 | 審決 | 31回 | 拒絶査定不服審判 | 4回 | 新規性 | 3回 |
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[概要] 本件は、拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり、争点は、
補正要件違反の有無(新規事項の追加該当性、独立特許要件としての新規性欠如の
有無)及び手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10079控訴棄却
損害賠償等請求本訴、特許権移転登録手続請求反訴控訴事件
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特許法74条1項 特許法125条
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[概要] 1 前提事実
前提事実は、原判決の第2の2(4頁~)記載のとおりであるから、これを5
第 1 審被告会社関係 第 1 審被告Y₁ら関係
本訴請求(1) 本件売買契約の解除に基づく原状
回復請求としての代金返還請求
→全部認容
→第1審被告会社が控訴
会社法429条に基づく取
締役に対する損害賠償請求
→全部棄却
→控訴なし
本訴請求(2) 本件業務委託契約に基づく業務委
託料請求
→1609 万 7297 円の限度で一部認
容
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月18日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)10586等請求棄却
特許権侵害行為差止等、損害賠償等 (旨み成分と栄養成分を保持した無洗米)
原告東洋ライス株式会社 被告幸南食糧株式会社
株式会社米匠庵
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特許法167条 特許法102条2項 特許法102条1項 民法704条
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「旨み成分と栄養成分を保持した無洗米」とする特許(以5
下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する
原告が、被告らが本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発
明」という。)の技術的範囲に属する被告製品を製造し、販売等することは本件特
許権の侵害に当たると主張して、次の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10065審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (重力発電法)
原告X 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法36条4項1号 特許法51条 特許法44条1項
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審決 | 30回 | 実施 | 13回 | 無効 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、令和2年9月23日、発明の名称を「重力発電法」とする発明に
ついて、特許出願(特願2020-170791号。請求項の数2。以下「本
願」という。)をした。(乙1~4)25
⑵ 原告は、令和2年12月25日付けで手続補正書(以下「本件補正書」と
いう。)を提出し、請求項として請求項3から6までを追加した。(乙5)
⑶ 原告は、令和4年2月16日付けで拒絶理由を通知され、同年4月12日
に意見書を提出したが、同年8月10日付けで拒絶査定を受けた。(甲5、乙
6~8)
⑷ 原告は、令和4年10月28日、拒絶査定不服審判を請求した(不服205
22-18469号事件)。原告は、上記審判請求に係る審判請求書の「請求
項の数」の箇所に「6→2」と記載した。これに対し、特許庁は、「請求項の
数」を「6→2」から「6」に職権訂正し、その旨原告に通知した。(甲3、
乙9、10、11)
⑸ 特許庁は、令和5年5月24日、「本件審判の請求は、成り立たない。」と10
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月17日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10051控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
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[概要] 1 控訴人の原審における請求
(1) 被控訴人は、被控訴人各製品を製造し、譲渡し、貸し渡し、若しくは輸
出し、又は譲渡若しくは貸渡しの申出をしてはならない。
(2) 被控訴人は、被控訴人各製品及びその半製品を廃棄せよ。
(3) 被控訴人は、控訴人に対し、7億8705万円及びこれに対する令和310
年4月8日から支払済みまで年3%の割合による金銭を支払え。
【請求の法的根拠】
(1):法100条1項に基づく差止請求
(2):法100条2項に基づく廃棄請求
(3)の主請求:不法行為に基づく損害賠償請求15
同附帯請求:遅延損害金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は民法所定)
2 原審の判断及び控訴の提起
原審は控訴人の請求を全部棄却する判決をした。これに対し、控訴人が、
被控訴人製品1に関する差止め及び廃棄請求並びに損害賠償請求に関する部
分に不服の対象を限定して、下記のとおり控訴を提起した。なお、下記(4)の20
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10097審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告ユーピーケミカルカンパニーリミテッド 被告バーサムマテリアルズユーエス,リミティドライアビリティ
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特許法29条1項3号 特許法29条2項 特許法36条の2 特許法164条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告が保有する特許に係る出願(特願2010-2245号。以下「本件出10
願」という。)は、平成18年5月15日(パリ条約による優先権主張2005年(平
成17年)5月16日(以下「本件優先日」という。)、アメリカ合衆国)を出願日
とする特願2006-135313号(特許法36条の2第1項の規定により出願
された外国語書面出願であり、以下「原出願」という。)の一部を平成22年1月7
日に新たな外国語書面出願としたものであり、平成23年9月16日、特許権の設15
定登録(特許第4824823号。請求項の数7。以下、この特許を「本件特許」
という。)がされた(甲156)。
(2) 原告は、令和元年10月31日、本件特許の請求項1~7に係る発明の特許
について特許無効審判(無効2019-800092号)を請求した(甲157)。
特許庁は、令和4年5月11日、「本件審判の請求は、成り立たない。」との審決20
(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同月20日、原告に送達された。
(3) 原告は、令和4年9月16日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年1月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (PIVKA-IIに関する抗体およびその使用)
原告ロシュダイアグノスティックスゲーエムベーハー 被告アボット・ラボラトリーズ
アボットジャパン合同会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条2項
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審決 | 109回 | 実施 | 75回 | 無効 | 38回 | 進歩性 | 30回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、出願日を平成23年7月8日とし(以下「本件出願日」という。)、
発明の名称を「PIVKA-IIに関する抗体およびその使用」とする発明
について特許出願(特願2013-521798号。優先権主張(米国):15
平成22年7月26日(以下「本件優先日」という。))をし、平成28年
8月5日、特許権の設定登録(特許第5981914号。請求項の数75。
以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた。(甲22)
⑵ 原告は、令和元年10月29日、本件特許の請求項3ないし5、13、1
5ないし22、25ないし31、33ないし38、40、45ないし53、20
55、57ないし69及び71ないし74につき、無効審判請求をした(無
効2019-800091号事件。以下「本件無効審判」という。)。
⑶ 特許庁は、当事者双方に対し、令和3年2月10日付けの審決の予告を通
知した(請求項38は理由なし)。被告らは、令和3年7月19日付けで特許
請求の範囲及び明細書の訂正請求(以下「本件訂正」といい、本件訂正後の25
本件特許に係る明細書及び図面を併せて「本件明細書等」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10055一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件 (特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法)
被控訴人滝沢ハム株式会社
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特許法102条2項 特許法104条 民法724条 特許法36条6項2号
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実施 | 92回 | 無効 | 60回 | 損害賠償 | 32回 | 特許権 | 27回 |
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[概要] 1 本件は、原審において、発明の名称を「特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製
品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法」とする特許権(特許第519
2595号。以下「本件特許権」といい、その特許を「本件特許」という。特
許公報は別紙のとおりである。)を有する控訴人シンコウフーズから本件特許
の独占的通常実施権を付与された控訴人スターゼンが、被控訴人が製造、販売10
している原判決別紙被控訴人各製品目録記載のローストビーフ(以下、同目録
記載1の製品を「被控訴人製品1」、同目録記載2の製品を「被控訴人製品2」、
同目録記載3の製品を「被控訴人製品3」といい、これらを総称して「被控訴
人各製品」という。)が同特許権の請求項1の発明に係る特許発明の技術的範
囲に属するとして、被控訴人に対し、特許法100条1項、2項に基づき、同15
特許権に係る方法で製造される被控訴人各製品の製造、販売の差止め及び廃棄
を求めるとともに、民法709条及び特許法102条2項に基づき、控訴人ス
ターゼンにおいて、令和2年6月12日付け「訴えの変更申立書兼訴状訂正申
立書」(令和2年7月3日、原審被告に送達、原審第12回弁論準備手続期日
(令和2年7月16日)において陳述)により控訴人シンコウフーズから本件20
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10066一部認容
損害賠償請求控訴事件 (特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法)
被控訴人滝沢ハム株式会社
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特許法102条2項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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実施 | 98回 | 無効 | 57回 | 損害賠償 | 29回 | 特許権 | 22回 |
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[概要] 1 本件は、原審において、発明の名称を「特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製
品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法」とする特許権(特許第51920
2595号。以下「本件特許権」といい、その特許を「本件特許」という。特
許公報は別紙のとおりである。)を有する訴外株式会社シンコウフーズ(以下
「シンコウフーズ」という。)から本件特許の独占的通常実施権を付与された
控訴人が、被控訴人が製造、販売している原判決別紙被控訴人各製品目録記載
のローストビーフ(以下、同目録記載1の製品を「被控訴人製品1」、同目録25
記載2の製品を「被控訴人製品2」といい、これらを総称して「被控訴人各製
品」という。)の製造方法が、同特許権の特許請求の範囲請求項1の発明に係
る特許の技術的範囲に属するとして、被控訴人に対し、民法709条及び特許
法102条2項に基づき、特許権侵害の損害賠償として2億2101万058
9円及びこれに対する不法行為の日の後である令和2年1月31日から支払
済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合に5
よる遅延損害金を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
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特許法29条2項
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[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は、進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (食用畜肉塊の除毛装置)
原告株式会社セイコン 被告マトヤ技研工業株式会社
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特許法29条2項 特許法46条の2
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり、争点は、進歩
性欠如の無効理由の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ワイヤレススカッフプレート)
原告日産自動車株式会社 被告智佳電子股份有限公司
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特許法134条の2 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)
(1) 本件特許の設定登録
被告は、発明の名称を「ワイヤレススカッフプレート」とする発明につい
て、平成26年11月6日を出願日とする実願2014-5888号(パリ
条約による優先権主張外国庁受理:同年2月14日・台湾、同年4月30
日・米国)の実用新案登録である実用新案登録第3195493号に基づい5
て、平成29年10月20日に特許出願(特願2017-203553号)
とし、平成30年1月26日、本件特許の設定登録を受けた(請求項の数1
3)。
(2) 本件無効審判
ア 原告は、令和3年11月25日、本件特許(請求項1~13に係る発明10
についての特許)について、後記3(2)ア~オの無効理由を主張して、本
件無効審判(無効2021-800098号事件)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10123審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工方法及びレーザ加工装置)
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、平成16年1月9日、発明の名称を「レーザ加工方法及びレーザ
加工装置」とする発明について特許出願をし、平成22年10月8日、本件
特許に係る特許権の設定登録を受けた(請求項の数20)。
(2) 原告は、令和3年6月25日、本件特許の請求項13、15、16に係る15
発明についての特許の本件無効審判を請求し、特許庁は、同請求を無効20
21-800051号事件として審理を行った。
特許庁は、令和4年10月18日、「本件審判の請求は、成り立たない。」
との本件審決をし、その謄本は同年11月4日原告に送達された。
(3) 原告は、令和4年12月2日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起20
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (角栓除去用液状クレンジング剤)
原告X 被告株式会社ユーグレナ
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特許法39条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがないか、証拠により明ら
か)
(1) 原告は、平成26年11月25日を出願日とする特許出願(特願20125
4-237308号。優先権主張は平成25年12月3日及び平成26年4
月11日)の一部を平成27年5月24日に新たな特許出願とした特願20
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(行ウ)5001請求棄却
行政処分取消等請求事件
原告エムシーシーアイコーポレイション 被告国
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特許法112条の2 特許法112条4項 特許法18条の2 特許法112条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、①特許第5281402号の特許権(以下「本件特許権」という。)10
を保有していた原告が、本件特許権の第6年分及び第7年分の特許料及び割増
特許料(以下「特許料等」という。)を特許法(令和3年5月21日法律第4
2号による改正前のもの。以下同じ。)112条1項により追納することがで
きる期間に納付することができなかったこと(以下「本件期間徒過」という。)
について、同法112条の2第1項の「正当な理由」があるとして令和元年715
月25日付けで特許料納付書(以下「本件納付書1」という。)を提出したが、
特許庁長官は令和3年4月8日付けで本件納付書1に係る手続の却下の処分
(以下「本件却下処分1」という。)をし、これに対して、②原告は本件却下
処分1の取消しを求める審査請求(以下「本件審査請求」という。)を行った
が、特許庁長官は同審査請求を棄却する旨の裁決(以下「本件裁決」という。)20
をし、その後、③原告は本件特許権の第8年分ないし第10年分の特許料納付
書(以下、第8年分ないし第10年分特許料納付書を「本件納付書2」ないし
「本件納付書4」という。)を提出したが、特許庁長官は、令和4年8月3日
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月7日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)5553請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (幼児用サークル)
原告株式会社日本育児 被告株式会社カトージ
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特許法30条2項 特許法29条1項2号 特許法123条1項 特許法100条1項
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無効 | 44回 | 新規性 | 32回 | 実施 | 23回 | 無効審判 | 11回 |
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「幼児用サークル」とする特許(以下「本件特許」と
いう。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が本10
件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。ただし、
後記のとおり、原告は訂正請求をしている。)の技術的範囲に属する被告製品を製
造し、販売等することは本件特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許
法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、販売等の差止め及び廃棄を求
めるとともに、不法行為(民法709条)に基づき、損害賠償金713万310015
円及びこれに対する令和4年7月22日(訴状送達日の翌日であり、不法行為より
も後の日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)18262一部認容
損害賠償請求事件(特許権侵害) (女性用衣料)
原告株式会社MIC 被告株式会社FLORe
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特許法102条3項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「女性用衣料」とする特許第3996406号の特許
(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を25
有する原告が、被告による別紙物件目録記載の製品(以下「被告製品」という。)
の販売行為は本件特許権を侵害すると主張して、被告に対し、特許権侵害の不
法行為に基づき、損害金5328万1800円(特許法102条3項により算
定される損害額並びに弁護士及び弁理士費用相当額の合計)及びこれに対する
不法行為後の日である令和3年9月4日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案であ5
る。
なお、原告は、相当な実施料率についての主張を3パーセントから6パーセ
ントに変更したにもかかわらず、訴えの変更をしなかったため、請求の趣旨に
おける請求額と請求原因として主張する損害額とは一致していない。また、原
告は、上記請求の趣旨に係る請求を一部請求とするとの主張もしていない。10
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠(特記しない限り枝
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯端末の遠隔操作用デバイス)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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審決 | 24回 | 実施 | 12回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない)
(1) 原告は、発明の名称を「携帯端末の遠隔操作用デバイス」とする発明に
ついて、平成31年4月16日(優先権主張:平成30年4月23日)を国25
際出願日とする特許出願(特願2020-516252号、請求項の数4、
甲4)をしたものの、令和3年6月25日付けで拒絶査定を受けた(同年7
月6日謄本送達)。
(2) 原告は、令和3年10月4日、拒絶査定不服審判を請求するとともに、
手続補正書を提出したところ、特許庁は、同請求を不服2021-1338
4号として審理した上、令和4年12月20日、「本件審判の請求は、成り5
立たない。」との審決(本件審決)をし、その謄本は令和5年1月10日に
原告に送達された。
(3) 原告は、令和5年2月9日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70102請求棄却
特許権侵害差止及び特許権侵害賠償等請求事件
原告A 被告オリヒロプランデュ株式会社
お茶の丸幸株式会社
株式会社小谷穀粉
石光商事株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本件は、半発酵茶葉等に関する下記1 記載の特許(以下「本件特許」といい、25
本件特許に係る特許権を、以下「本件特許権」という。また、本件特許の願書に
添付された明細書〔甲1〕を、以下「本件明細書」という。)を有する原告が、
被告丸幸が販売する被告製品2、被告小谷穀粉が販売する被告製品3、被告石光
商事が輸入し被告オリヒロに販売していた被告製品4及び被告オリヒロが被告
製品4を仕入れた上で販売していた黒烏龍茶(以下「被告製品1」といい、被告
製品1ないし4を併せて「被告各製品」という。)がいずれも本件特許権に係る5
請求項4の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属すると主張して、
①被告丸幸に対して、特許法100条1項、2項に基づき、被告製品2の製造等
の差止め及び廃棄を、②被告小谷穀粉に対して、特許法100条1項、2項に基
づき、被告製品3の製造等の差止め及び廃棄を、③被告石光商事に対して特許法
▶判決の詳細
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