権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和5年7月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9716
特許権侵害差止請求事件
原告neoALA株式会社 被告株式会社東亜産業
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特許法29条1項3号 特許法29条1項 特許法2条3項1号 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は、原告が、被告による別紙1被告製品目録記載の各製品の製造、譲渡
及び譲渡の申出は、原告の有する特許権を侵害すると主張して、被告に対し、
特許法100条1項2項に基づき、上記各製品の製造、譲渡及び譲渡の申出の
差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10080審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (樹脂加飾物品および物品表面の凸部加飾加工方法)
原告天昇電気工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法159条2項 特許法29条1項3号
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審決 | 108回 | 進歩性 | 67回 | 新規性 | 46回 | 刊行物 | 11回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告による出願と拒絶理由通知の受領25
原告は、平成31年4月17日、名称を「樹脂加飾物品および物品表面の
凸部加飾加工方法」とする発明につき特許出願(特願2019-78341
号。請求項の数8。以下「本願」という。甲15)をしたが、令和2年8月
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10111審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (車両ドアのベルトラインモール)
原告株式会社ファルテック 被告片山工業株式会社
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特許法36条6項2号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり、主な争点は、
進歩性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10081請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (ゴルフクラブ用シャフト)
原告三菱ケミカル株式会社 被告特許庁長官
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特許法36条6項1号 特許法120条の5
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[概要] 本件は、特許異議の申立てに対する一部取消し・一部却下の決定のうち一部取消
部分に対する取消訴訟である。争点は、サポート要件(特許法36条6項1号)違
反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (微細結晶)
原告共和薬品工業株式会社
日医工株式会社 被告協和キリン株式会社
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特許法36条6項1号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、進歩性
の有無及びサポート要件(特許法36条6項1号)違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月13日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)13317一部認容
特許権侵害損害賠償等請求事件
原告株式会社齋藤創造研究所 被告AppleJapan合同会社
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特許法102条4項 特許法102条3項 特許法36条6項2号 特許法29条2項
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実施 | 91回 | 特許権 | 51回 | 侵害 | 45回 | 進歩性 | 22回 |
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[概要] 1 本件は、別紙特許権目録記載の特許(以下「本件特許」といい、本件特許に
係る特許権を「本件特許権」という。また、以下、本件特許の願書に添付され
た明細書及び図面〔甲1〕を「本件明細書等」という。)を有していた原告が、
別紙被告製品目録記載1及び2の各製品(以下、「被告製品1」及び「被告製10
品2」といい、併せて「被告各製品」という。)は本件特許に係る発明の技術
的範囲に属すると主張して、被告各製品を輸入、販売している被告に対し、不
当利得返還請求権に基づき、9億6545万0475円及びうち6億9805
万0744円に対する平成21年9月27日から、うち1394万7195円
に対する平成22年9月26日から、うち9391万8467円に対する平成15
24年9月30日から、うち1億5953万4069円に対する平成25年9
月29日から、各支払済みまで民法所定の年5分の割合による法定利息の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)33996請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (トレーニング器具)
原告株式会社ワールドウイングエンタープライズ 被告4D-Stretch株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本件は、発明の名称を「トレーニング器具」とする特許第4063821号
の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」とい
う。)を有する原告が、被告による「トータルショルダージョイント」との名25
称のトレーニングマシン(以下「被告製品」という。)の製造、販売等が本件
特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許法100条1項に基づき、
被告製品の製造、販売等の差止めを、同条2項に基づき被告製品及び半製品の
廃棄をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10099審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工方法及びレーザ加工装置)
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり、争点は、進歩
性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年7月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2049請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告三和紙工株式会社 被告三菱商事パッケージング株式会社
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特許権 | 21回 | 無効 | 20回 | 進歩性 | 10回 | 実施 | 10回 |
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和5年6月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10030控訴棄却
特許権移転登録手続請求控訴事件
被控訴人コギトケミカル株式会社
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特許法35条3項 特許法74条1項 特許法34条1項 特許法123条1項6号
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職務発明 | 33回 | 特許権 | 7回 | 進歩性 | 1回 | 新規性 | 1回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人が、被控訴人に対し、別紙特許権目録記載1ないし3の特許権
(本件各特許権)に係る各発明(本件各発明)は、かつて控訴人の従業員であった
被控訴人代表者が、控訴人の従業員であった当時に完成させた職務発明であって、
控訴人が特許を受ける権利を有しているにもかかわらず、被控訴人代表者が控訴人
を退職した後に、被控訴人が出願して特許を受けたものであり、特許法123条1
項6号に規定する要件に該当すると主張して、同法74条1項に基づき、本件各特
許権の各移転登録を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年6月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ガラス、プレス成形用ガラス素材、光学素子ブランク、および光学素子)
原告英橋貿易有限公司 被告HOYA株式会社
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特許法36条6項1号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年6月15日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)10032請求棄却
民事訴訟 特許権 (チップ型ヒューズ)
原告松尾電機株式会社 被告功得電子工業股份有限公司
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特許法2条3項1号 特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 本件は、発明の名称を「チップ型ヒューズ」とする特許(以下「本件特許」と
いう。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が
本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。)の
技術的範囲に属する被告製品を販売等することは本件特許権の侵害に当たると
主張して、被告に対し、特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の譲渡10
等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法行為(民法709条)に基づく損害
賠償として4000万円のうち1000万円及びこれに対する不法行為の日の
後(本訴状送達の日の翌日)である令和3年12月15日から支払済みまで平成
29年法律第44号による改正前の民法所定年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和5年6月1日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10107控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (マイクロコンタクタプローブと電気プローブユニット)
被控訴人ユニテクノ株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「マイクロコンタクタプローブと電気プローブユニット」
とする特許(本件特許)の特許権者である控訴人が、平成31年1月22日以前に
販売されていた被控訴人製品が本件特許の特許請求の範囲の請求項1及び21の発
明(本件発明)の技術的範囲に属し、被控訴人による被控訴人製品の販売行為が本
件特許権の侵害に当たると主張して、被控訴人に対し、不法行為に基づき、損害賠
償金1億5000万円及びこれに対する不法行為の後の日である令和2年7月1日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年5月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10046控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (コメント配信システム)
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特許法2条3項1号 特許法102条2項 特許法102条3項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「コメント配信システム」とする特許第652630
4号の特許(以下「本件特許」といい、本件特許に係る特許権を「本件特許権」15
という。)の特許権者である控訴人が、米国法人である被控訴人FC2が運営
するインターネット上のコメント付き動画配信サービスである「FC2動画」
(https://video.fc2.com/。以下「被告サービス1」
という。)、「FC2 SayMove!」(http://say-move.
org/。以下「被告サービス2」という。)及び「FC2 ひまわり動画」20
(http://himado.in/。以下「被告サービス3」といい、被
告サービス1ないし3を併せて「被告各サービス」という。)に係る各システ
ム(以下「被告各システム」と総称し、被告各サービスの番号に従ってそれぞ
れを「被告システム1」などという。)は、本件特許に係る発明の技術的範囲
に属するものであり、被控訴人FC2が米国に存在する別紙3被告サーバ目録25
記載の各サーバ(以下「被告各サーバ」という。)から日本国内に存在するユ
ーザ端末に別紙1被告ファイル目録記載の各ファイル(以下「被告各ファイル」
▶判決の詳細
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特許権
令和5年5月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10009却下
損害賠償請求控訴事件 (入力支援コンピュータプログラム、入力支援コンピュータシステム)
被控訴人KDDI株式会社
シャープ株式会社
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特許法102条3項 特許法70条2項 特許法70条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「入力支援コンピュータプログラム、入力支援コンピュー
タシステム」とする特許(本件特許)の特許権者である控訴人が、被控訴人シャー
プが製造し、被控訴人KDDIが販売する被告製品(スマートフォン。型番SHV
44、SHV45及びSHV46)が、本件特許に係る発明の技術的範囲に属し、
これらの製造・販売が本件特許権の侵害に当たると主張して、民法709条、特許
法102条3項に基づき、被控訴人らに対し、連帯して損害賠償金250万768
5円及びこれに対する不法行為の後の日である令和4年6月7日(訴状送達の日の
翌日)から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年5月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (足裏マット、中敷き、及び靴)
原告大黒屋グループ株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 本件は、特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は、進歩性の判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年5月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10070控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (画像表示方法)
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特許法126条1項 特許法126条5項 特許法126条6項 特許法126条4項
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分割 | 229回 | 進歩性 | 28回 | 無効 | 26回 | 特許権 | 7回 |
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)10
▶判決の詳細
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特許権
令和5年5月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10093控訴棄却
特許権侵害差止請求権及び損害賠償請求権不存在確認請求控訴事件 (乳がんの処置におけるエリブリンの使用)
被控訴人エーザイ株式会社
エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社
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特許法69条1項
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特許権 | 30回 | 侵害 | 19回 | 差止 | 16回 | 損害賠償 | 15回 |
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[概要] 本件は、別紙物件目録記載の医薬品(以下「原告医薬品」という。)の製造
販売について医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する
法律(以下「医薬品医療機器等法」という。)14条3項に基づく厚生労働大
臣の承認申請を行った控訴人が、発明の名称を「乳がんの処置におけるエリブ
リンの使用」とする特許第6466339号(以下「本件特許1」といい、本
件特許1に係る特許権を「本件特許権1」という。)及び特許第6678785
3号(以下「本件特許2」といい、本件特許2に係る特許権を「本件特許権2」
という。)の特許権者である被控訴人エーザイRD及び原告医薬品の先発医薬
品に当たる「エリブリンメシル酸塩」を有効成分とする抗悪性腫瘍剤(販売名
「ハラヴェン静注1mg」。以下「被告医薬品」という。)を製造販売する被
控訴人エーザイを被告として、主位的に、被控訴人エーザイRDが控訴人に対10
して原告医薬品の生産、譲渡等について本件特許権1及び2(以下、これらを
併せて「本件各特許権」という。)に基づく差止請求権(以下「本件差止請求
権」という場合がある。)を有しないことの確認、被控訴人らが控訴人に対し
て原告医薬品の生産、譲渡等について本件各特許権の侵害に基づく損害賠償請
▶判決の詳細
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特許権
令和5年4月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (海生生物の付着防止方法およびそれに用10いる付着防止剤)
原告内外化学製品株式会社 被告三菱瓦斯化学株式会社
株式会社片山化学工業研究所
ナルコジャパン合同会社
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特許法131条の2 特許法131条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 被告らは、平成27年8月4日、同年4月15日の優先権(優先権主張国・
日本)を主張して、発明の名称を「海生生物の付着防止方法およびそれに用10
いる付着防止剤」とする発明について特許出願(特願2015-15420
3号。以下「本件出願」という。)をし、平成28年2月12日、特許権の設
定登録を受けた(特許第5879596号。請求項の数4。以下、この特許を
「本件特許」といい、これに基づく特許権を「本件特許権」という。)。
⑵ 原告は、平成29年12月4日、本件特許について特許無効審判を請求し15
た。
特許庁は、上記請求を無効2017-800145号事件として審理を行
い、平成30年9月11日、「本件審判の請求は、成り立たない。」との審決
(以下「一次審決」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年4月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10098審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを具えた茶刈機)
原告落合刃物工業株式会社 被告カワサキ機工株式会社
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審決 | 22回 | 新規性 | 18回 | 進歩性 | 15回 | 実施 | 14回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は、新規
性及び進歩性についての判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年4月20日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)4913一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (電動式衝撃締め付け工具)
原告ヨコタ工業株式会社 被告アトラスコプコ株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法134条の2 民法719条1項
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実施 | 104回 | 特許権 | 35回 | 無効 | 29回 | 侵害 | 26回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「電動式衝撃締め付け工具」とする特許(以下「本件特許」
という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が15
本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。ただし、
後記のとおり、原告は訂正請求をしている。)の技術的範囲に属する別紙物件目録
記載の製品(以下、総称して「被告製品」という。)を製造し、販売等することは
本件特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許法100条1項に基づき、
被告製品の製造、販売等の差止めを、同条2項に基づき、被告製品及びその製造に20
必要な金型の廃棄等を求めるとともに、一次的に被告及び被告製品の製造者等との
共同不法行為(民法719条1項前段又は2項)を前提として算出した損害賠償金
として(一次的請求原因)、二次的に被告単独の不法行為(民法709条)を前提
として特許法102条2項又は3項により算出した損害賠償金として(二次的請求
原因)、11億円及びこれに対する被告製品販売開始後の日(本訴状送達の日の翌25
日)である令和2年6月16日から支払済みまで平成29年法律第44号による改
正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年4月20日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)7001請求棄却
損害賠償等請求事件
原告株式会社P1コーポレーション
P1 被告株式会社祥起
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民法570条
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特許権 | 108回 | 侵害 | 24回 | 抵触 | 20回 | 無効 | 18回 |
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[概要] 1 本件の訴訟物
本件は、原告らが被告に対し、次の各請求をする事案である。10
(1) 被告と原告会社とが、被告の製造する商品の売買に係る基本契約(甲1。以
下「本件契約」という。)を締結していたところ、当該商品が補助参加人の有す
る特許権に抵触し、原告会社が将来にわたって被告から当該商品を購入して第
三者に販売することができなくなったとして、本件契約上の第三者の工業所有
権との抵触について被告の負担と責任において処理解決する旨の約定(以下15
「本件特約」という。)の債務不履行又は瑕疵担保責任に基づき、原告会社につ
いて損害賠償金1億0800万8470円、原告P1について損害賠償金13
20万円及びこれらに対する催告後である平成31年1月11日から支払済
みまでの平成29年法律第44号による改正前の民法(以下「改正前民法」と
いう。)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払請求20
(2) 被告と南条装備工業株式会社(以下「南条」という。)との取引に関して、
原告会社が被告との間で、原告会社に支払う成功報酬を売上額の7~10%と
する旨の合意(以下「本件報酬合意」という。)をしたとして、本件報酬合意に
▶判決の詳細
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特許権
令和5年4月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)8940
特許権移転登録抹消登録請求事件 (亜臨界水処理装置)
原告日本有機物リサイクルプラント株式会社 被告G-8INTERNATIONALTRADING株式会社
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民法93条 民事訴訟法228条4項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件は、原告が、被告に対し、原告は、発明の名称を「亜臨界水処理装置」20
とする特許第6737561号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特
許権(別紙特許権目録記載の特許権。以下「本件特許権」という。)の権利者
であるところ、被告に本件特許権を譲渡した事実はないのに、被告に対する
不実の移転登録がされていると主張して、本件特許権に基づき、同特許権の
移転登録手続の抹消登録手続を求める事案である。25
(2) 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠(以下、書証番号
は特記しない限り枝番を含む。)及び弁論の全趣旨により容易に認定できる事
実)
ア 当事者
(ア) 原告
原告は、有機系廃棄物の処理装置等の開発・製造・販売を主たる目的5
とする株式会社である(甲1)。
(イ) 被告
▶判決の詳細
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特許権
令和5年4月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (治療薬のCNS送達)
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特許法29条 特許法41条2項 特許法36条4項1号
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実施 | 371回 | 審決 | 59回 | 優先権 | 42回 | 進歩性 | 21回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立等審決のうち不成立部分の取消訴訟で
ある。争点は、優先権に関する認定判断の誤り並びに実施可能要件違反、サポート
要件違反、明確性要件違反及び進歩性についての各認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年4月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (イズロン酸-2-スルファターゼのCNS送達のための方法および組成物)
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特許法29条 特許法41条2項 特許法36条4項1号
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実施 | 458回 | 審決 | 64回 | 優先権 | 46回 | 進歩性 | 26回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は、優先
権に関する認定判断の誤り並びに実施可能要件違反、サポート要件違反、明確性要
件違反及び進歩性についての各認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年3月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)16934請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (授乳用ユニット)
原告Trim株式会社 被告株式会社MISTRAL
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特許法29条2項 特許法106条 特許法104条の3 特許法102条3項
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[概要] 本件は、発明の名称を「授乳用ユニット」とする特許第6865989号の
特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)
を有する原告が、被告による別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」5
という。)の製造、譲渡等が本件特許権の侵害に当たると主張して、被告に対
し、特許法100条1項に基づき、被告製品の製造、譲渡等の差止めを、同条
2項に基づき被告製品の廃棄を、同法106条に基づき、謝罪広告の掲載を、
特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として5万5000円及び不法行為の
日である令和2年12月2日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割10
合による遅延損害金の支払をそれぞれ求める事案である。
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特許権
令和5年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10009
特許取消決定取消請求事件 (ガス系消火設備)
原告エア・ウォーター防災株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成27年4月27日、発明の名称を「ガス系消火設備」とする
発明について特許出願(特願2015-90208号。以下「本件出願」と5
いう。)をし、令和2年3月11日、特許権の設定登録(特許第667470
4号。請求項の数2。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲
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特許権
令和5年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10092審決取消訴訟
審決取消請求事件 (プログラム、対戦ゲームサーバ及びその制御方法)
原告グリー株式会社 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法44条 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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審決 | 66回 | 実施 | 25回 | 分割 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成25年(2013年)6月6日(優先権主張平成24年(2
012年)6月7日、日本国)を国際出願日とする特許出願(特願2013
-544607号)の一部を平成26年11月25日に新たな特許出願(特
願2014-238065号、以下「親出願」という。甲19)とし、平成
30年10月12日に設定登録を受けた(特許第6415270号、甲17)。5
原告は、さらに、親出願の一部を分割して、平成29年9月6日、発明の
名称を「プログラム、対戦ゲームサーバ及びその制御方法」とする新たな特
許出願(特願2017-171341号、以下「本願」という。また、本願
の願書に添付された明細書、特許請求の範囲及び図面を併せて「当初明細書
等」という。甲1)をした。10
なお、原告は、本願の一部を令和2年4月20日に新たな特許出願(特願
2020-74541号、以下「子出願」という。甲13)とし、令和3年
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特許権
令和5年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10029審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社ダイセル 被告特許庁長官
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条1項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 特許第6721794号(発明の名称「防眩フィルム」、請求項の数4、
以下「本件特許」という。)は、平成29年8月4日にされた特許出願(特5
願2017-151494号)を優先基礎とする国際出願であり(本件特許
の明細書及び図面を、以下「本件明細書等」という。)、令和2年6月22
日に設定登録がされ、同年7月15日に特許掲載公報が発行された(甲20)。
⑵ 本件特許については、令和3年1月14日付けで特許異議の申立てがされ
(甲22)、特許庁は、これを異議2021-700030号事件として審10
理し(以下「本件異議手続」という。)、同年4月7日付けの取消理由通知
を行い(甲23)、原告は同年6月9日付けの意見書を提出したが(甲24)、
特許庁は、同年8月31日付けの取消理由通知(決定の予告)を行い(甲2
5)、原告は同年11月15日付け訂正請求書による訂正を行うとともに(以
下、この訂正請求書による訂正請求を「本件訂正請求」といい、本件訂正請15
求による訂正を「本件訂正」という。甲21)、同日付け意見書を提出した
(甲26)。特許異議申立人は、同年12月24日付け意見書を提出した(甲
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特許権
令和5年3月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(行ウ)382請求棄却
特許分割出願却下処分取消請求事件
原告株式会社花雲 被告国
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和5年3月23日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)3847請求棄却
損害賠償請求事件
原告コモライフ株式会社 被告有限会社MAKIスポーツ
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 民法709条
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[概要] 本件は、海外から商品名を「REFRESH RING」とする商品(以下「本
件商品」という。)を輸入しようとした原告が、本件商品について関税法に基づ
き税関長に対して被告の有する特許権侵害を理由とする認定手続を求める申立て
をしていた被告に対し、当該特許権に係る特許に無効原因があるにもかかわらず、5
被告が前記の申立てを行った行為により、本件商品が同法69条の11第1項9
号に掲げる物品に該当すると認定され、原告が本件商品を輸入することができず
損害を被ったとして、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償3776万1
332円及びこれに対する不法行為の後の日である令和3年10月21日から支
払済みに至るまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求10
める事案である。
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特許権
令和5年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10073等控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件、同附帯控訴事件 (加熱式エアロゾル発生装置、及び一貫した特性のエアロゾルを発生させる方法)
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法102条4項 特許法102条1項
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侵害 | 43回 | 実施 | 39回 | 特許権 | 31回 | 損害賠償 | 11回 |
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は、発明の名称を「加熱式エアロゾル発生装置、及び一貫した特性のエ
アロゾルを発生させる方法」とする発明に係る本件特許権を有する控訴人が、被控
訴人らに対し、被控訴人らが共同で加熱式タバコ用デバイスである原判決別紙物件
目録記載の被告製品(被告製品1~3)の販売、輸出、輸入及び販売の申出をする
ことが本件特許権の侵害に当たると主張して、不法行為(民法709条)に基づき、
選択的に、①特許法102条2項の損害額●●●●●●●●●円(同項の推定の覆
滅が認められた場合に当該覆滅部分について予備的に同条3項に基づく売上額の2
0%相当の損害額)又は②同条3項の損害額●●●●●●●●●円を請求するとと
もに、③弁護士・弁理士費用相当額●●●●●●●●円(上記①の同条2項の損害
額の1割に相当する額)を請求するものとして、●●●●●●●●●円及びこれに
対する不法行為の後であり被控訴人らへの各訴状送達の日の翌日である令和2年3
月10日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の連帯支払を原審で求めた事案である。
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特許権
令和5年3月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (5-アミノレブリン酸リン酸塩、その製造方法及びその用途)
原告株式会社東亜産業 被告neoALA株式会社
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特許法29条1項3号 特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、発明の名称を「5-アミノレブリン酸リン酸塩、その製造方法及
びその用途」とする発明に係る特許(特許第4417865号。請求項の数
8。平成17年2月25日出願(優先権主張(日本):平成16年3月30
日(以下「本件優先日」という。)、同年11月30日)、平成21年125
月4日設定登録。以下、この特許を「本件特許」といい、特許出願に係る願
書に添付された明細書及び図面を「本件明細書等」という。)の特許権者で
ある。(甲6、16)
⑵ 原告は、令和3年9月13日、本件特許の請求項1に記載された発明(以
下「本件発明」という。)につき、無効審判請求をした(無効2021-810
00078号事件)。(甲7)
⑶ 特許庁は、令和4年7月15日、「本件審判の請求は、成り立たない。」と
の審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同月27日、原告に
送達された。
⑷ 原告は、令和4年8月23日、本件審決の取消しを求めて本件訴えを提起15
▶判決の詳細
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特許権
令和5年3月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10061審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ショベル)
原告住友建機株式会社 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は、平成25年3月6日に出願された特願2013-44534号の25
出願の一部を、平成29年8月3日に特願2017-150739号として
出願し、さらに、その一部について、平成30年10月9日、発明の名称を
「ショベル」とする、特許出願(2018-191260号。請求項の数8。
以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年3月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)28206請求棄却
損害賠償請求事件 (原動機付車両)
原告本田技研工業株式会社 被告マツダ株式会社
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特許法102条2項 特許法126条6項 特許法126条5項 特許法126条1項1号
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無効 | 24回 | 損害賠償 | 16回 | 特許権 | 16回 | 実施 | 14回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「原動機付車両」とする発明に係る特許(特許第319
6076号。以下「本件特許」といい、本件特許に係る特許権を「本件特許権」5
という。)の特許権者である原告が、被告に対し、被告が製造、販売、輸出又は
販売の申出をする別紙被告製品目録記載の各製品(同目録記載の番号に合わせて
「被告製品1」ないし「被告製品12」といい、被告製品1ないし12を併せて
「被告各製品」という。)は本件特許の特許請求の範囲の請求項3に係る発明(以
下「本件発明」という。)の技術的範囲に属するものであり、被告による被告各10
製品の製造、販売、輸出又は販売の申出が本件発明の実施に当たると主張して、
主位的には不法行為に基づく損害賠償請求として、62億3700万円(特許法
▶判決の詳細
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特許権
令和5年3月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10030
特許取消決定取消請求事件
原告大日本印刷株式会社 被告特許庁長官
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特許法120条の5 特許法195条の3
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は、平成22年10月29日(以下「原出願日」という。)に出願した
特願2010-244721号の一部を、平成28年3月14日に新たな特5
許出願とした特願2016-49799号の一部を、平成29年12月6日
に新たな特許出願とし、令和元年7月5日にその特許権の設定登録がされ(特
許第6547817号。請求項の数14。以下、この特許を「本件特許」とい
う。)、同月24日に特許掲載公報が発行された。
⑵ 本件特許について、令和元年12月20日に特許異議の申立てがされ、特10
許庁は、同申立てを異議2019-701046号事件として審理し、令和
2年6月2日付けで取消理由通知書を発し、令和3年1月26日付けで取消
理由通知(決定の予告)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年3月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10001審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (超高感度マイクロ磁気センサ)
原告愛知製鋼株式会社 被告マグネデザイン株式会社
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない)
被告は、発明の名称を「超高感度マイクロ磁気センサ」とする発明につい
て、平成27年2月16日、特許出願(特願2015-27092号。以下
「本件出願」という。)をし、同年11月20日、特許権の設定登録を受けた10
(特許第5839527号。請求項の数8。以下、この特許を「本件特許」
という。)。
ア 原告は、平成30年9月27日、本件特許について、本件出願日前に頒
布された刊行物である特開2006-300906号公報(乙18)に記
載された発明(以下「甲1発明」という。)、又は国際公開第2010/015
97932号(甲15)に記載された発明(以下「甲4発明」という。)を
主引用例とした進歩性欠如を理由として、特許無効審判(無効2018-
800119号事件)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19221一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (洗濯用洗浄補助用品及びこれを用いた洗濯方法)
原告株式会社宮本製作所 被告株式会社HappyAdwords
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特許法101条2号
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侵害 | 32回 | 特許権 | 23回 | 実施 | 20回 | 間接侵害 | 18回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「洗濯用洗浄補助用品及びこれを用いた洗濯方法」と
する特許第5312663号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許
権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告に対し、被告が別紙
物件目録記載の被告製品(以下「被告製品」という。)を製造、販売及び販売25
の申出をする行為が本件特許権の間接侵害(特許法101条2号)に当たると
して、特許法100条1項に基づき、被告製品の製造、販売及び販売の申出の
差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10056控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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実施 | 27回 | ライセンス | 23回 | 進歩性 | 6回 | 無効 | 6回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し
たパーソナルコンピュータシステム」とする登録番号第4555901号の10
特許(本件特許)に係る特許権(本件特許権)の特許権者である一審原告が、
被告製品が本件発明の技術的範囲に属するものであると主張して、特許権侵
害に基づく損害賠償請求又は不当利得返還請求として、22億4500万円
のうち3000万円及びこれに対する不法行為又は利得後の日である令和2
年12月5日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3パー15
セントの割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10023控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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特許法126条5項 特許法102条3項
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実施 | 19回 | 進歩性 | 15回 | ライセンス | 13回 | 無効 | 13回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)10
本件は,発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し
たパーソナルコンピュータシステム」とする登録番号第4555901号の
特許(本件特許)に係る本件特許権の特許権者である一審原告が,被告各製
品が本件発明の技術的範囲に属するものであり,一審被告による被告各製品
の製造,販売が本件特許権の実施に当たると主張して,主位的に不法行為に15
よる損害賠償請求権に基づき、9億8017万7040円のうち1億円(特
許法102条3項により算定される損害の一部請求)及びこれに対する不法
行為後の日である平成30年12月4日(訴状送達の日の翌日)から支払済
みまで改正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を、予備的に
不当利得返還請求権に基づき、9億8017万7040円のうち1億円並び20
にうち3000万円に対する返還請求の日の翌日である令和元年5月14日
(同月13日付け訴えの変更申立書の直送の日の翌日)から支払済みまで改
正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金及びうち7000万円に対す
▶判決の詳細
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