権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害損害賠償 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し25たパーソナルコンピュータシステム)
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し25
たパーソナルコンピュータシステム」とする特許第4555901号の特許
(本件特許)に係る本件特許権の特許権者である控訴人が、被告各製品が本
件発明の技術的範囲に属するものであり、被控訴人による被告各製品の製造
販売が本件特許権の侵害に当たると主張して、不法行為に基づく損害賠償請
求として、3000万円(特許法102条3項により算定される損害4億8
000万円の一部請求)及びこれに対する不法行為後の日である令和2年35
月31日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの改正前民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10087控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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特許法102条3項
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実施 | 24回 | 進歩性 | 13回 | 無効 | 13回 | ライセンス | 12回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)5
本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し
たパーソナルコンピュータシステム」とする登録番号第4555901号の
特許(本件特許)に係る特許権(本件特許権)の特許権者である一審原告が、
被告各製品が本件発明の技術的範囲に属するものであると主張して、主位的
に不法行為による損害賠償請求権に基づき、被告各製品に係る実施料相当損10
害額(特許法102条3項)7億2000万円の一部として、3000万円
及びこれに対する不法行為の後(訴状送達の日の翌日)である令和元年12
月13日から支払済みまで改正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求め、予備的に不当利得返還請求権に基づき、7億2000万円の
一部として、3000万円及びこれに対する同日から支払済みまで年5分の15
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)27972請求棄却
特許権侵害損害賠償等請求事件
原告株式会社アイテックシステム 被告レボックス株式会社
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特許法102条2項 特許法100条1項
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実施 | 68回 | 無効 | 56回 | 無効審判 | 24回 | 新規性 | 11回 |
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[概要] 本件は、原告が、被告による別紙被告製品目録記載の各製品(以下、番号に
応じ「被告製品1」及び「被告製品2」といい、併せて「各被告製品」とい10
う。)の製造、譲渡、輸出、輸入及び譲渡等の申出は、原告の有する特許第4
457100号の特許権(以下「本件特許権」という。)を侵害すると主張し
て、被告に対し、特許権による差止請求権及び廃棄等請求権(特許法100条
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10078控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件 (片手支持可能な表示装置)
被控訴人任天堂株式会社
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特許法134条の2 特許法126条1項 特許法126条6項 特許法126条5項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「片手支持可能な表示装置」とする特許第33829
36号の特許(本件特許)に係る特許権(本件特許権)の特許権者であった控5
訴人において、被控訴人が製造及び販売する原判決別紙1被告製品目録記載の
各製品(被告各製品)は本件特許権の技術的範囲に属するものであり、被控訴
人は法律上の原因なくして本件特許の実施料相当額の利得を得ている旨主張し
て、被控訴人に対し、不当利得返還請求権に基づいて、①平成21年8月5日
から平成23年8月30日までの期間における実施料相当額100億円及び消10
費税相当額10億円の合計110億円の一部請求として110万円及びこれに
対する令和元年8月2日(第1事件の訴状送達の日の翌日)から支払済みまで
改正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金、②平成21年2月4日から
同年8月4日までの期間における実施料相当額25億2000万円の一部請求
として1億円及び令和元年8月20日(第2事件の訴状送達の日の翌日)から15
支払済みまで同割合による遅延損害金の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月20日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)10590一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告トラタニ株式会社 被告株式会社タカギ
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特許法102条1項 特許法36条6項2号 特許法100条1項
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特許権 | 37回 | 侵害 | 30回 | 実施 | 27回 | 損害賠償 | 13回 |
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[概要] 本件は、後記特許権(以下「本件特許権」という。)の共有者である原告が、被告
が製造販売する別紙被告製品目録記載の各製品(以下総称して「被告製品」といい、10
個別には目録記載の番号に応じて「被告製品1-1」などという。)が後記本件発明
の技術的範囲に属すると主張して、被告に対し、特許法100条1項及び2項に基
づき、被告製品の製造販売等の差止め等を求めるとともに、民法709条に基づき
損害金4400万円及びこれに対する上記販売行為の後日である平成30年12
月8日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年515
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。(損害賠償請求は、債権譲
渡を受けた相共有者の持分に基づく分を含んでいる。)
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)13626請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (ガススクラバー流体のための浄化設備)
原告アルファ・ラバル・コーポレイト・アクチエボラグ 被告三菱化工機株式会社
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特許法101条1号 特許法29条2項 特許法104条の2 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「ガススクラバー流体のための浄化設備」とする特許
第5784719号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下
「本件特許権」という。)の特許権者である原告が、被告に対し、別紙製品目10
録記載の各水処理システム(以下、同目録記載1の水処理システムを「被告製
品1」、同目録記載2の水処理システムを「被告製品2」などといい、被告製
品1ないし3を併せて「被告各製品」という。)が本件特許の特許請求の範囲
の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し、被
告による被告各製品の製造、譲渡、輸出及び譲渡の申出が本件特許権の侵害に15
該当すると主張して、特許法100条1項に基づき、被告各製品の譲渡等の差
止めを、同条2項に基づき、被告各製品の廃棄をそれぞれ求め、民法709条
に基づき、一部請求として1000万円(令和2年3月31日までの損害とし
て500万円及び同年4月1日以降の損害として500万円)並びにうち50
0万円に対する本件訴訟提起日である令和2年6月2日から支払済みまで民法20
(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10052審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水分制御装置、水分制御方法、プログラム、記憶媒体、生成された物質、製品、装置及び設備)
原告エバートロンホールディングスピーティーイーリミテッド 被告特許庁長官
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特許法50条 特許法159条2項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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審決 | 64回 | 実施 | 35回 | 進歩性 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 本件は、特許拒絶査定の不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10012等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (接触操作型入力装10置およびその電子部品)
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 被告は、平成10年1月6日にした特許出願(特願平10-12010号)
の一部を分割して、平成17年5月2日、発明の名称を「接触操作型入力装10
置およびその電子部品」とする発明について新たな特許出願(2005-1
33824号。以下「本件出願」という。)をし、平成18年9月15日、特
許権の設定登録を受けた(第3852854号。請求項の数3。以下、この特
許を「本件特許」といい、これに基づく特許権を「本件特許権」という。)。
被告は、平成21年3月5日、特許請求の範囲について訂正審判(訂正2015
09-390032)を請求し、特許庁は、同月31日付けで訂正を認める
審決をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非常に低い抵抗材料で形成された、電気的デバイス、機械的デバイス、コンピュータデバイス、および/または、他のデバイス)
原告アンバチュアインコーポレイテッド 被告特許庁長官
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特許法36条4項1号
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実施 | 110回 | 審決 | 12回 | 分割 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成29年5月24日、平成24年(2012年)3月30日(以
下「本件原出願日」という。)を国際出願日とする特許出願(特願2014-
502854号。パリ条約による優先権主張:平成23年(2011年)35
月30日(米国))の一部を分割し、発明の名称を「非常に低い抵抗材料で形
成された、電気的デバイス、機械的デバイス、コンピュータデバイス、およ
び/または、他のデバイス」とする発明について、特許出願(特願2017
-103000号。請求項の数20。以下「本願」といい、本願の際に添付
された明細書及び図面を併せて「本願明細書等」という。)をした。(甲1、10
2、17)
⑵ 原告は、平成30年10月29日付けで拒絶査定を受けたため、平成31
年3月4日、拒絶査定不服審判を請求した(不服2019-2990号事件)。
(甲6、7)
⑶ 原告は、令和2年11月18日付け拒絶理由通知書の送付を受けたため、15
令和3年5月20日付けで、特許請求の範囲を補正する旨の手続補正書を提
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10061控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (マグネットスクリーン装置)
被控訴人株式会社近畿エデュケーションセンター
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法123条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「マグネットスクリーン装置」とする2件の特許(本件各
特許)に係る特許権(本件各特許権)を有する控訴人が、被控訴人が別紙物件目録
記載の各製品(以下「被控訴人製品」という。)を製造、譲渡等することは本件各
特許権の侵害に当たると主張して、被控訴人に対し、特許法100条1項及び2項
に基づき、被控訴人製品の製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法
行為に基づき、損害賠償金7963万4080円及びこれに対する不法行為の後の
日である令和2年4月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年
法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10037審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (空調服の空気排出口調整機構、空調服の服本体及び空調服)
原告株式会社サンエス 被告株式会社セフト研究所
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実施 | 164回 | 審決 | 41回 | 無効 | 23回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は、明確
性要件違反の有無、冒認出願ないし共同出願要件違反の有無及び進歩性の有無であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月6日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)1848請求棄却
特許権移転登録手続
原告サンシード株式会社 被告コギトケミカル株式会社
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特許法35条3項 特許法34条1項 特許法123条1項6号
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、別紙特許権目録記載1ないし3の特許権(以下、
総称して「本件各特許権」という。)に係る各発明(以下「本件各発明」という。)
は、被告代表者の原告在職中の職務発明であって原告が特許を受ける権利を有して20
いるのに、被告が出願して特許を受けたものであって、特許法123条1項6号に
規定する事由があるから、同法74条1項に基づき、各移転登録を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10040等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法)
原告滝沢ハム株式会社
株式会社シンコウフーズ 被告滝沢ハム株式会社
株式会社シンコウフーズ
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特許法29条2項
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審決 | 152回 | 実施 | 70回 | 無効 | 54回 | 無効審判 | 5回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ X(以下「X」という。)は、出願日を平成24年5月17日とし(以下「本20
件出願日」という。)、発明の名称を「特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品
の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法」とする特許を出願し、平成2
5年2月8日、設定登録を受けた(特許第5192595号。請求項の数5。
以下「本件特許」といい、その特許権を「本件特許権」という。本件特許の
特許査定時の特許請求の範囲、明細書及び図面は、別紙1の特許公報(甲525
2)のとおりであり、このうち明細書及び図面を、以下「本件明細書等」と
いう。)。Xは、本件特許権を、被告に譲渡し、本件特許権の移転は平成28
年4月19日付けで登録されたため、被告が本件特許権を有している(乙8
9)。
⑵ 原告は、平成31年4月8日、本件特許の特許請求の範囲の請求項1ない
し5に係る発明についての特許につき無効審判を請求し、特許庁は、これを5
無効2019-800030号として審理した(以下「本件無効審判」とい
う。)。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)4178請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (シュープレス用ベルト)
原告ヤマウチ株式会社 被告イチカワ株式会社
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特許法29条1項2号 特許法102条2項 民法709条
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[概要] 本件は、発明の名称を「シュープレス用ベルト」とする特許(以下「本件特許
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(行ウ)62請求棄却
手続却下処分取消等請求事件
原告アイエスシーエーマネジメントエルティーディー. 被告国
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特許法184条の4 特許法184条の5 特許法8条 特許法184条の3
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約」
(以下「特許協力条約」という。)に基づき外国語で国際出願をした原告が、特
許法184条の4第1項が定める優先日から2年6月の国内書面提出期間内に5
同項に規定する明細書等の翻訳文(以下「本件明細書等翻訳文」という。)を
提出することができなかったことについて、同条の4第4項(令和3年法律第
42号による改正前のもの。以下同じ。)の正当な理由があるにもかかわらず、
特許庁長官(処分行政庁)が、令和3年7月29日付けで原告に対して国内書
面に係る手続を却下する処分(以下「本件処分①」という。)をするとともに、10
同日付けで原告に対して出願審査請求書に係る手続を却下する処分(以下、
「本件処分②」といい、本件処分①と併せて「本件各処分」という。)をしたこ
とが違法であるとして、その各取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10071控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを具えた茶刈機)
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを
具えた茶刈機」とする特許第4349999号(以下「本件特許」といい、本10
件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者である控訴人が、
被控訴人による別紙被告製品目録記載1及び2の各製品(以下「被告各製品」
と総称し、それぞれを「被告製品1」、「被告製品2」という。)の製造及び販
売が本件特許権の侵害に当たる旨主張して、被控訴人に対し、主位的に、特許
権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき、予備的に、不当利得返還請15
求権に基づき、合計2億3000万円及びうち1億円に対する令和2年8月2
2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による
改正前の民法(以下「改正前民法」という。)所定の年5分の割合による遅延
損害金、うち1億3000万円に対する令和3年3月2日から支払済みまで改
正前民法所定の年5分又は民法所定の年3パーセントの各割合による遅延損害20
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6908一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件
原告アルインコ株式会社 被告株式会社ジャストビギン
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特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 本件は、別紙特許公報記載の特許(以下「本件特許」といい、その特許権を「本
件特許権」という。)を有する原告が、別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製
品」といい、個別には「被告製品1(2)」などという。)を製造販売等する被告に対
し、被告製品が本件特許権の技術的範囲に属するとして、特許法100条1項に基
づく被告の行為の差止め及び同2項に基づく被告製品の廃棄等を求めるとともに、10
民法709条に基づき、原告の被った損害及びこれに対する前記販売行為等がされ
た後である令和3年8月7日から支払済みまで、令和2年4月1日より前の行為に
よる損害については平成29年法律第44号による改正前の民法所定の、同日以降
の行為による損害については同法による改正後の民法所定の各利率による遅延損
害金の支払を求めた事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10093審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (プ15ロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
原告リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 被告アムジエン・インコーポレーテツド
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特許法167条 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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実施 | 153回 | 審決 | 37回 | 無効 | 25回 | 進歩性 | 20回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は、平成20年8月22日(優先日平成19年8月23日、同年12
月21日、平成20年1月9日及び同年8月4日(以下「本件優先日」とい
う。)、優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願2010-5
22084号)の一部を分割して、平成25年9月20日、発明の名称を「プ15
ロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対
する抗原結合タンパク質」とする発明について特許出願(以下「本件出願」
という。)をし、平成27年3月6日、特許権の設定登録(特許番号第570
5288号。請求項の数9。以下、この特許を「本件特許」という。)を受け
た。20
サノフィ(フランス法人)は、平成28年1月18日、本件特許について
特許無効審判(無効2016-800004号事件。以下「別件無効審判」
という。)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10094審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (プ15ロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
原告リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド 被告アムジエン・インコーポレーテツド
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特許法167条 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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実施 | 155回 | 審決 | 38回 | 無効 | 25回 | 進歩性 | 20回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は、平成20年8月22日(優先日平成19年8月23日、同年12
月21日、平成20年1月9日及び同年8月4日(以下「本件優先日」とい
う。)、優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願2010-5
22084号)の一部を分割して、平成27年2月23日、発明の名称を「プ15
ロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対
する抗原結合タンパク質」とする発明について特許出願(以下「本件出願」
という。)をし、平成28年3月25日、特許権の設定登録(特許番号第59
06333号。請求項の数5。以下、この特許を「本件特許」という。)を受
けた。20
サノフィ(フランス法人)は、平成28年5月31日、本件特許について
特許無効審判(無効2016-800066号事件。以下「別件無効審判」
という。)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10004審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電力変換装置)
原告パナソニックIPマネジメント株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号
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審決 | 16回 | 実施 | 8回 | 新規性 | 5回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、発明の名称を「電力変換装置」とする発明について、平成30年
(2018年)9月13日を国際出願日とする特許出願(特願2019-5
46605号(優先権主張:平成29年10月6日、日本国)。請求項の数1
4。以下「本願」といい、本願の際に添付された明細書及び図面を併せて「本
願明細書等」という。)をした。(甲1)5
⑵ 原告は、令和2年9月7日付けで拒絶理由通知を受けたため、同年11月
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10075控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (微生物の生長制御方法)
被控訴人パナソニック株式会社
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特許法123条1項2号 特許法100条1項
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[概要] 本件は、発明の名称を「微生物の生長制御方法」とする特許に係る本件特許権を有
する原告が、別紙被控訴人製品目録記載の各製品(本件製品)である冷蔵室に食品を
保存する方法は上記特許の特許請求の範囲請求項2記載の発明(本件発明。以下、本
件発明に係る特許を「本件特許」という。)の技術的範囲に属し、脱退被告パナソニ
ックホールディングス株式会社(以下「脱退被告」という。)及び脱退被告の地位を
承継した被控訴人が本件製品を製造、販売等する行為は本件特許権の直接侵害又は
間接侵害に当たると主張して、被控訴人に対し、特許法100条1項及び2項に基
づき、本件製品の製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法行為(民法
709条)に基づく損害賠償として、3835万3332円のうち1000万円及
びこれに対する不法行為の日の後である令和3年6月2日(脱退被告に対する訴状
送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3%の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (LED照明装置)
原告パナソニック株式会社 被告アイリスオーヤマ株式会社
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特許法29条2項 特許法123条1項2号 特許法70条2項 特許法44条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、発明の名称を「LED照明装置」とする特許第6145236号
(請求項の数3。以下、請求項1ないし3に係る特許を「本件特許」という。)5
の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月23日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3473一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (照明器具)
原告コイズミ照明株式会社 被告大光電機株式会社
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特許法102条2項 特許法100条1項
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実施 | 125回 | 特許権 | 22回 | 侵害 | 21回 | 進歩性 | 18回 |
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「照明器具」とする特許(特許第5982227号。以
下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する
原告が、別紙被告製品目録記載の各製品(以下「被告製品」という。)は本件特許
に係る発明の技術的範囲に属するとして、被告に対し、特許法100条1項、225
項に基づき、被告製品の製造等の差止及び廃棄を求めるとともに、不法行為(民
法709条)に基づき、10億3342万5410円の損害賠償及びうち9億2
973万0636円に対する令和2年3月31日(以下、遅延損害金の起算日は
当該期間の最終行為日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前
の民法所定の年5分の割合、うち485万0006円に対する令和2年4月9日
から、うち9884万4768円に対する令和3年12月31日から、各支払済5
みまで民法所定の年3分の割合による各遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
令和5年1月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (着信者主導による通信方法及び通信システム及び電子決済システム)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成17年6月22日にした特許出願(特願2005-1814
85号)の一部を分割した特許出願(特願2010-29938号)を順次
分割した特許出願(特願2014-2号、特願2014-217879号、25
特願2015-184536号、特願2016-203181号、特願20
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特許権
令和5年1月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10007審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱搬送システム)
原告ダイキン工業株式会社
ダイキンアプライドアメリカズインコーポレィティッド 被告特許庁長官
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特許法50条 特許法29条2項
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審決 | 180回 | 実施 | 29回 | 刊行物 | 26回 | 進歩性 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告らは、平成30年(2018年)6月19日(パリ条約による優先権10
主張外国庁受理 平成29年(2017年)6月23日 (US)アメリカ
合衆国。以下、平成29年(2017年)6月23日を「本願優先日」とい
う。)を国際出願日として、発明の名称を「熱搬送システム」とする特許出願
(平成30年(2018年)12月27日国際公開、WO2018/235
832、特願2019-525638号、出願当初の請求項の数10。以下15
「本願」という。)を行った(以下、本願の願書に添付された明細書を図面と
併せて「本願明細書等」という。本願明細書等は、別紙再公表特許公報(W
O2018/235832、甲1)のとおりである。)。
⑵ 原告らは、令和2年3月16日付け拒絶理由通知を受け、同年4月15日
に意見書及び手続補正書を提出し、同手続補正書により、特許請求の範囲の20
記載を補正したが(この補正により、請求項の数は11となった。)、同月2
8日付けで拒絶査定を受けた。
原告らは、令和2年9月11日、拒絶査定不服審判(不服2020-12
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特許権
令和5年1月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10072審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (「「浮力式動力発生装置)
原告X 被告特許庁長官
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特許法36条4項1号 特許法29条1項
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[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟であり、争点は、実施可能要件及び発明該当性についての判断の誤りの有無であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10157等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (運動障害治療剤)
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特許法131条の2 特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法134条の2
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審決 | 33回 | 進歩性 | 21回 | 無効 | 19回 | 新規性 | 12回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、新規性
及び進歩性の判断の誤りの有無並びに審判指揮の違法の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年1月12日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)2695請求棄却
職務発明対価請求事件
原告P1 被告シーシーエス株式会社
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特許法35条5項 特許法35条 特許法29条1項2号 民法95条
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無効 | 23回 | 特許権 | 19回 | 職務発明 | 17回 | 実施 | 17回 |
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[概要] 1 本件は、被告の従業員であった原告が、被告に対し、職務発明について特許
を受ける権利を被告に承継させたことにつき、平成20年法律第16号による改正
前の特許法(以下「改正前特許法」という。)35条3項の規定に基づき、相当の
対価の未払分360万円及びこれに対する被告に対する請求の日の翌日である令和
3年8月27日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払25
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10099控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (生体用水素ガス供給装置)
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民法709条
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、発明の名称を「生体用水素ガス供給装置」とする各特許(本件各特
許)に係る特許権者である控訴人が、被控訴人の製造販売等に係る原判決別紙10
被告製品目録1記載の製品(被告製品1)は本件特許1に係る特許発明の技術
的範囲に、同目録2記載の製品(被告製品2)は本件特許2に係る特許発明の
技術的範囲にそれぞれ属すると主張して、特許法(法)100条1項、2項に
基づき、被告各製品の製造、使用、譲渡等の差止め及び被告各製品等の廃棄を
求めるとともに、民法709条、法102条2項に基づき、損害賠償金2億115
430万円の一部である9130万円及びうち7730万円(令和2年3月3
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10027審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (耕耘爪)
原告松山株式会社 被告小橋工業株式会社
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審決 | 156回 | 無効 | 61回 | 進歩性 | 42回 | 新規性 | 19回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
⑴ 被告は、名称を「耕耘爪」とする発明に係る特許(特許第6664439
号、以下「本件特許」という。)の特許権者である。本件特許は、平成25年
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月22日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)4920請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (機能水)
原告P1 被告株式会社ライフピース
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特許法29条1項2号 特許法123条1項2号 特許法100条1項
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[概要] 本件は、発明の名称を「機能水」とする特許(以下「本件特許」という。)に
係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が本件特許の
特許請求の範囲請求項3記載の発明の技術的範囲に属する被告製品を製造し、販5
売することは本件特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許法100
条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、販売等の差止め及び廃棄を求めると
ともに、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償331万9000円及びこ
れに対する不法行為の日の後(本訴状送達の日の翌日)である令和3年6月17
日から支払済みまで民法所定年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案10
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10129審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (標的DNAに特異的なガイドR5NAおよびCASタンパク質コード核酸またはCASタンパク質を含む、標的DNAを切断するための組成物、ならびにその使用)
原告ツールゲンインコーポレイテッド 被告特許庁長官
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実施 | 23回 | 審決 | 18回 | 進歩性 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は、特許拒絶査定の不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10072控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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民法719条1項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は、控訴人らが被控訴人らに対し、被控訴人会社による控訴人らを被告
らとする訴えの提起(東京地方裁判所平成29年(ワ)第17791号特許権侵害
行為差止等請求事件に係るもの。以下、同訴えにより開始された訴訟手続を審級を
問わず「前訴」という。)及び前訴の第1審判決に対する控訴の提起(当庁平成3
0年(ネ)第10088号特許権侵害行為差止等請求控訴事件に係るもの)並びに
前訴の訴訟追行が各控訴人に対する不法行為を構成し、また、被控訴人会社の代表
者である被控訴人Yは上記不法行為について共同不法行為の責任を負うと主張して、
民法719条1項前段及び民法709条に基づき、連帯して、各控訴人に対する各
損害金(各控訴人に生じた無形損害各1000万円に前訴の対応のために要した各
交通費、各日当及び各弁護士費用並びに本件に係る各弁護士費用を合計したもの)
及びこれに対する不法行為の日の後であり訴状送達の日の翌日である令和元年12
月28日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5
分の割合による各遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (予約支援方法、予約支援プログラム、及び予約支援装置)
原告株式会社ぐるなび 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法17条の2
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[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟であり、争点は、独立特許要件(進歩性)についての認定判断の誤りの有無であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)28127請求棄却
不当利得返還請求事件
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特許法17条の2 特許法34条4項
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、被告によるLTE(Long Term Evolution)
通信方式を利用した無線通信ネットワークサービスの提供は、原告の有する特
許第3287413号の特許権(以下「本件特許権」という。)に係る特許発
明を実施するものであり、被告は法律上の原因なく実施料相当額の利益を受け、
原告はこれにより損失を被ったと主張して、不当利得返還請求権に基づき、利20
得の一部である1億円及びこれに対する利得より後の日である令和元年11月
9日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改
正前の民法所定の年5分の割合による利息の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10139審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告シャープ株式会社 被告株式会社DAPリアライズ
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審決 | 55回 | 実施 | 25回 | 進歩性 | 11回 | 訂正審判 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 被告は、平成17年12月21日(優先日平成16年12月24日及び平
成17年7月28日、優先権主張国日本)を出願日とする特許出願(特願2
005-367373号)の一部を分割して出願した特許出願(特願200
6-277062号)の一部を更に分割して、平成20年6月23日、発明25
の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコ
ンピュータシステム」とする発明について新たに特許出願(特願2008-
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10066審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制剤)
原告中外製薬株式会社 被告沢井製薬株式会社
日医工株式会社
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特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告及び大正製薬株式会社(以下「大正製薬」という。)は、平成22年
4月28日、発明の名称を「エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制
剤」とする発明について特許出願(特願2010-103915号。優先権5
主張(日本):平成21年4月28日(以下「本件優先日」という。))を
し、平成28年7月15日、特許権の設定登録(特許第5969161号。
請求項の数4。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた。(甲4
5)
⑵ 被告らは、令和元年12月23日、本件特許につき、無効審判請求をした10
(無効2019-800112号事件)。
⑶ 原告及び大正製薬は、令和2年11月30日、上記無効審判請求事件にお
いて、本件特許の請求項3及び4を訂正して新たに請求項3ないし8とする
旨の訂正請求書を提出した(訂正後の請求項の数8。以下「本件訂正」とい
う。)。(甲44)15
⑷ 特許庁は、令和3年4月15日、本件訂正を認めた上で、「特許第596
▶判決の詳細
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特許権
令和4年12月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10065控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制剤)
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特許法29条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要10
⑴ 本件は、発明の名称を「エルデカルシトールを含有する前腕部骨折抑制剤」
とする発明に係る特許権(特許第5969161号。以下、この特許権に係
る特許を「本件特許」という。)を有する控訴人が、被控訴人らがそれぞれ原
判決別紙被告製品目録記載の各医療用医薬品を製造、販売する行為が上記特
許権の侵害に当たると主張して、被控訴人らに対し、特許法100条1項及15
び2項に基づき、同各医薬品の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年11月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10135審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スタッファー/フィラーポリヌクレオチド配列を含むベクターおよびその使用方法)
原告ザ・チルドレンズ・ホスピタル・オブ・フィラデルフィア 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は、発明の名称を「スタッファー/フィラーポリヌクレオチド配列を
含むベクターおよびその使用方法」とする発明について、平成26年3月1
4日に国際出願(特願2016-502935号。優先日平成25年3月15
5日、優先権主張国米国。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年11月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10163審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工装置)
原告株式会社東京精密 被告浜松ホトニクス株式会社
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特許法134条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ア 被告は、平成13年9月13日に出願した特許出願(特願2001-2
78663号、優先日平成12年9月13日(以下「本件優先日」という。)。
以下「原出願」という。)の一部を分割した特許出願(特願2004-3110
8326号)の一部を更に分割した特許出願(特願2005-20907
3号)を分割して、平成18年3月2日、発明の名称を「レーザ加工装置」
とする発明について、新たな特許出願(特願2006-56671号。以
下、「本件出願」という。)をし、同年10月13日、特許権の設定登録(特
許第3867108号。請求項の数1。以下、この特許を「本件特許」と15
いう。)を受けた(甲31、35)。
イ 被告は、平成30年4月24日、本件特許の特許請求の範囲の請求項1
について訂正することを求める訂正審判(訂正2018-390073号)
を請求した(甲54)。
特許庁は、同年7月3日、上記訂正を認める審決(以下「訂正審決」と20
いう。甲54)をし、同月13日、訂正審決は確定し、同月20日、その
▶判決の詳細
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