権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和7年6月5日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)5501一部認容
民事訴訟 著作権
原告A 被告株式会社スーパーホテル
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民法715条1項 著作権法114条3項
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[概要] 1 本判決における呼称
(1) 本件イラスト:別紙「作品目録」に掲げるイラスト
(2) 本件著作権:本件イラストに係る著作権
(3) 本件ホテル:「スーパーホテル釧路駅前」との名称のビジネスホテル
(4) 本件支配人:平成27年10月10日当時の本件ホテルの支配人(統括支配
人及び総支配人を併せて「本件支配人」と呼称する。)5
(5) 本件従業員:平成27年10月10日当時の本件ホテルの従業員
(6) 原告ウェブサイト:原告管理に係るウェブサイト
(7) 本件ウェブページ:宿泊予約サイトである「じゃらん」における本件ホテル
の「お知らせ・ブログ」のウェブページ
(8) 本件掲載行為:平成27年10月10日にされた本件ウェブページ内の「☆10
体育の日☆」と題するブログ記事(別紙「本件ブログ記事」に掲げるもの。以
下「本件ブログ記事」と呼称)における本件イラストの掲載行為
(9) 本件業務委託契約:被告と本件支配人との間で締結された業務委託契約
(10) アートバンク:株式会社アートバンク(同社が運営するイラスト販売サイト
▶判決の詳細
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著作権
令和7年6月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10088控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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[概要] 判決中の「原告」、「被告」はそれぞれ「控訴人」、「被控訴人」に読み替え
る。)5
▶判決の詳細
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著作権
令和7年5月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10067控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人X
株式会社日本デザインセンター
Y
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著作権法114条3項 著作権法114条2項 商標法38条2項
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[概要] 1 原判決中一審被告らの敗訴部分を取り消す。
2 前項の取消しに係る部分につき一審原告の請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は第1、2審とも一審原告の負担とする。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年4月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70325
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バソキア 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法29条 著作権法15条1項 著作権法15条 著作権法14条
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[概要] 本件は、原告が、被告の提供するインターネット接続サービスを介して、ファイ
ル共有ネットワークであるBitTorrent(以下「ビットトレント」という。)
において、別紙侵害著作物目録記載の各動画(以下「本件各動画」という。)を複製
した動画ファイルに係るデータが送信され、これにより、原告の著作権(公衆送信
権)が侵害されたことが明らかであると主張して、被告に対し、特定電気通信役務25
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイ
ダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年4月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10079控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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著作権法19条1項 著作権法19条 著作権法15条 著作権法115条
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[概要] 本件は、原告が、演芸家として活動する被告に対し、原告は本件各小道具を制
作して被告に提供したとした上で、①本件各小道具は原告が著作した著作物であ
り、被告が著作者名を表示しなかったことが著作者人格権(氏名表示権)侵害に
当たると主張して、不法行為に基づき、慰謝料500万円及びこれに対する不法15
行為の後である令和4年7月12日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法
所定の年3分の割合による遅延損害金の支払、並びに著作権法115条に基づく
名誉回復措置として謝罪文の掲載を求めるとともに、②原告が本件各小道具の制
作者である旨を被告が公表する旨の合意(本件合意)があったと主張して、債務
不履行(履行遅滞)に基づき、前記同額の損害賠償金の支払(単純併合)を求め20
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年3月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70582一部認容
著作権侵害(不法行為)による損害賠償請求事件
原告A 被告関ケ原町
Bⅰ
Cⅰ
Dⅰ
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著作権法114条3項 著作権法115条 商標法36条1項 著作権法23条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告関ケ原町が実施していた関ケ原検定(以下「関ケ原検
定」という。)において、被告らが、別紙著作物目録記載の各デザイン(以下
「本件各デザイン」という。)及び別紙商標目録記載の各登録商標(以下、同
目録の項番に従って「原告商標1」ないし「原告商標4」といい、これらを併20
せて「原告各商標」という。)を原告の許可を得ることなく使用しており、こ
のような行為は本件各デザインに係る著作権(複製権又は翻案権、公の伝達権)
及び原告各商標に係る商標権(以下「原告各商標権」という。)を侵害するも
のであると主張して、被告関ケ原町に対し、国家賠償法1条1項に基づき、損
害金347万4000円(著作権法114条3項により算定される額)及びこ25
れに対する訴状送達日の翌日である令和5年10月26日から支払済みまで民
法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求め、著作権法11
5条に基づき、原告の名誉を回復するための措置を求めるとともに、被告らに
対し、同法112条1項及び2項に基づき、本件各デザインの複製及びそれを
利用した物品の頒布の差止め並びに同物品の廃棄を、商標法36条1項に基づ
▶判決の詳細
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著作権
令和7年3月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10049等控訴棄却
損害賠償(本訴)請求控訴、同(反訴)請求附帯控訴事件
被告Y2」といい、一審被告一広、一審被告タオル美術館及び一審
Y1と併せ「一審被告ら」という。)
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著作権法114条2項 民法719条1項
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許諾 | 94回 | 侵害 | 48回 | ライセンス | 33回 | 損害賠償 | 6回 |
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[概要] は「原判決別紙」と読み替える。)
▶判決の詳細
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著作権
令和7年3月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70278
発信者情報開示請求事件
原告A 被告GMOインターネットグループ株式会社
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著作権法10条1項7号
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[概要] 本件は、原告が、被告が提供するインターネット接続サービスを介して、イ
ンターネット上の電子掲示板にされた投稿において、原告が配信した動画を複
製した動画ファイルを無料でダウンロードすることができるウェブページのU
RLが公開されたことによって、原告の営業活動上の利益及び著作権(公衆送
信権)が侵害されたことが明らかであるとして、被告に対し、特定電気通信役
務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プ5
ロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づく発信者情報の開示を求める事
案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年3月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70052等
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議事件
原告GoogleLLC 被告A
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民事訴訟法146条1項2号 民事訴訟法146条1項 民事訴訟法179条
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[概要] 1 事案の要旨
被告は、原告の運営する「Googleドライブ」と称するクラウドストレ
ージ(以下「本件サービス」という。)に氏名不詳者(以下「本件氏名不詳者」
という。)が投稿した別紙投稿情報目録記載第1の投稿(以下「本件投稿」とい10
う。)により、別紙制作物目録記載の3Dモデル(以下「本件被告モデル」とい
う。)のうちのコスチューム及び髪の各部分に係る被告の著作権(翻案権及び公
衆送信権)並びに著作者人格権(同一性保持権及び名誉声望保持権)が侵害さ
れたことは明らかであり、本件氏名不詳者に対する不法行為に基づく損害賠償
請求権等を行使するため、別紙発信者情報目録記載の各情報の開示を受けるべ15
き正当な理由があるとして、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及
び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5
条1項及び8条に基づき、発信者情報開示命令の申立てをした。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年2月27日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)1431請求棄却
著作者人格権侵害差止等請求控訴事件
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[概要] 以下で使用する略称は、特に断らない限り、原判決の例(原判決別紙略語目
録を含む。)による。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)4461等
著作権不存在確認請求事件
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著作権法65条2項
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許諾 | 22回 | 実施 | 19回 | ライセンス | 5回 | 損害賠償 | 1回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、原告、被告東宝及び被告乙の三者で、別紙著作物目録記載
の作品(以下「本件原作」という。)の著作権の帰属並びに本件原作及びアニメ
ーション作品「ファンタジスタドール」(以下「本件作品」という。)の管理運5
用等を定めた契約を締結し、本件原作の著作権を共有する旨等の合意をしてい
たところ、被告東宝の行為が当該契約所定の権利喪失事由に該当し、被告東宝
は本件原作の著作権を喪失したと主張して、原告、被告東宝及び被告乙の間で、
被告東宝が本件原作の著作権を有しないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年2月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10070控訴棄却
発信者情報開示命令申立却下決定に対する異議請求控訴事件
被控訴人XCorp.
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人が、被控訴人の運営するX(インターネットを利用してメッセージ
等を投稿することができる情報ネットワークに係るサービスであり、変更前の名称
は「ツイッター」である。本件サービス)において、氏名不詳者(本件氏名不詳者)5
が行った別紙投稿記事目録記載の投稿(本件投稿)により、別紙動画目録記載の動画(本
件動画)に係る控訴人の著作権(複製権及び公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表
示権)並びに本件動画に録画された実演に係る控訴人の実演家人格権(氏名表示権)
が侵害されたことは明らかであり、本件氏名不詳者に対する不法行為に基づく損害賠
償請求権等を行使するため、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各情報(本件10
発信者情報)の開示を受けるべき正当な理由があるとして、特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)5
条1項及び8条に基づき、本件発信者情報の開示を求める発信者情報開示命令の申立
てをしたが、東京地方裁判所が同申立てを却下する決定(原決定)をしたため、法1
4条1項に基づき、原決定の取消しを求める事案である。15
原判決は、本件投稿により本件動画に係る控訴人の著作権、著作者人格権及び実演
▶判決の詳細
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著作権
令和7年2月17日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)11871一部認容
著作権確認等請求事件
原告X 被告一般財団法人大阪府結核予防会
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著作権法15条1項
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[概要] 1 原告の請求(訴訟物)
(1) 請求の趣旨1項
本件作品1、同2及び同3が、いずれも著作物であり、かつ原告がその著作15
権者であることを前提とする、被告に対する、各作品の著作権及び著作者人格
権(以下「著作権等」という。)の確認請求
(2) 請求の趣旨2項及び3項
(1)記載の原告の著作権等に基づく被告の各著作物の改変、複製、頒布又は
翻案及び使用の差止め請求20
(3) 請求の趣旨4項の主位的請求
(1)記載の原告の著作権等に基づく、本件各作品を利用した本件システムの
使用の差止め請求
(4) 請求の趣旨4項の予備的請求
本件システムについてされた、原告が定めたルールに基づき原告の許諾を得25
て使用する旨の原被告間の合意に被告が違反し、本件システムを継続使用して
いることが不法行為であるとする、不法行為に基づく差止請求
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10065控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
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民事訴訟法260条2項
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)32244等請求棄却
損害賠償等請求本訴事件、商標権移転登録請求反訴事件
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著作権法101条 商標法4条1項7号 民法163条 著作権法2条1項12号
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ライセンス | 250回 | 商標権 | 120回 | 無効 | 42回 | 許諾 | 41回 |
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[概要] 1 本件に至る経緯
⑴ 原告らは、スケートボーダー兼アーティストとして活動する米国居住の被25
告との間で、被告のアートワーク等に係るライセンス契約を締結し、当該ア
ートワーク等の著作物、当該著作物又は被告の氏名等を使用した商標その他
の知的財産を使用して商品化ビジネスを広く展開した。その後、被告が上記
知的財産を自己に返還するよう求めたのに対し、原告らが上記知的財産は上
記契約に基づき自己に帰属すると主張して、商品化ビジネスを継続した。そ
のため、被告は、日本国内のサブライセンシーや販売店に対し本件紛争に関5
する警告書の送付等をしたのに対し、原告らは、これらを不法行為であるな
どと主張して、本件訴えを提起した。その概要は、大要次のとおりである。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)12479請求棄却
損害賠償請求事件
原告特定非営利活動法人徳島に電子図書館をつくってみる会 被告株式会社PFU
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[概要] 1 本件は、原告が、被告製文書用スキャナーの使用中に高頻度で不具合が生じ
たところ、これは被告が提供するスキャナー制御ソフトウェアのバグ(欠陥)が原
因であって、被告には、同ソフトウェアにつき被告が有するプログラム著作権の利25
用許諾契約上の債務不履行があると主張して、被告に対し、同債務不履行(民法4
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70271
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え
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著作権法2条1項7号 著作権法2条1項9号 著作権法15条1項 著作権法29条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
被告は、電気通信事業を営む原告に対し、氏名不詳者ら(以下「本件各氏名
不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるBitT
orrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワーク
(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙動画目録記
載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイル(以25
下「本件ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理する端末にダウン
ロードし、公衆からの求めに応じ自動的に送信し得る状態とした上で、本件フ
ァイルを公衆からの求めに応じ自動的に送信したことによって、本件動画に係
る被告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不
詳者に対する損害賠償請求のため、原告が保有する別紙発信者情報目録記載の
各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由5
があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者
情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項
に基づき、本件各発信者情報の開示を求める申立てをしたところ、東京地方裁
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70291
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え
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著作権法2条1項7号 著作権法2条1項9号 著作権法15条1項 著作権法29条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
被告は、電気通信事業を営む原告に対し、氏名不詳者ら(以下「本件各氏名
不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるBitT
orrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワーク
(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙動画目録記
載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイル(以25
下「本件ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理する端末にダウン
ロードし、公衆からの求めに応じ自動的に送信し得る状態とした上で、本件フ
ァイルを公衆からの求めに応じ自動的に送信したことによって、本件動画に係
る被告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不
詳者に対する損害賠償請求のため、原告が保有する別紙発信者情報目録記載の
各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由5
があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者
情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項
に基づき、本件各発信者情報の開示を求める申立てをしたところ、東京地方裁
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70085
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バンダイナムコミュージックライブ
株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
キングレコード株式会社 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法96条の2
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[概要] 本件は、レコード製作者である原告らが、氏名不詳者(以下「本件各発信者」
という。)がいわゆるファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorren10
tを使用して、別紙レコード目録記載の各レコード(以下、同目録記載の番号に
合わせて、「本件レコード1」などといい、これらを併せて「本件各レコード」と
いう。)を送信可能化したことにより、本件各レコードに係る原告らの送信可能
化権(著作権法96条の2)を侵害したと主張して、被告に対し、特定電気通信
役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プ15
ロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、①原告バンダイナムコにおい
ては別紙発信者情報目録記載1の各情報を、②原告ソニー・ミュージックにおい
ては別紙発信者情報目録記載2及び3の各情報を、③原告キングレコードにおい
ては別紙発信者情報目録記載4の各情報を、それぞれ開示するよう求める事案で
ある。20
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成5(ワ)70070
民事訴訟 著作権
原告有限会社プレステージ 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 本件は、原告が、被告が提供するインターネット接続サービスを介して、フ
ァイル共有ネットワークであるBitTorrent(以下「ビットトレント」
と表記する。)を使用して別紙動画目録記載の動画(以下「本件動画」という。)25
に係るデータをアップロードする通信がされ、これにより、原告の著作権(公
衆送信権ないし二次的著作物の利用に関する原著作者の権利(公衆送信権))が
侵害されたことが明らかであるとして、被告に対し、特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ
責任制限法」という。)5条1項に基づく発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70070
民事訴訟 著作権
原告有限会社プレステージ 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 本件は、原告が、被告が提供するインターネット接続サービスを介して、フ
ァイル共有ネットワークであるBitTorrent(以下「ビットトレント」
と表記する。)を使用して別紙動画目録記載の動画(以下「本件動画」という。)25
に係るデータをアップロードする通信がされ、これにより、原告の著作権(公
衆送信権ないし二次的著作物の利用に関する原著作者の権利(公衆送信権))が
侵害されたことが明らかであるとして、被告に対し、特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ
責任制限法」という。)5条1項に基づく発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和7年1月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70280
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え
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著作権法2条1項7号 著作権法2条1項9号 著作権法15条1項 著作権法29条1項
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[概要] 1 事案の要旨
被告は、電気通信事業を営む原告に対し、氏名不詳者ら(以下「本件各氏名
不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるBitT
orrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワーク
(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙動画目録記25
載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイル(以
下「本件ファイル」という。)を、本件各氏名不詳者が管理する端末にダウン
ロードし、公衆からの求めに応じ自動的に送信し得る状態とした上で、上記動
画ファイルを公衆からの求めに応じ自動的に送信したことによって、本件動画
に係る被告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏
名不詳者に対する損害賠償請求のため、被告が保有する別紙発信者情報目録記5
載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な
理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発
信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条
▶判決の詳細
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著作権
令和6年12月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10035控訴棄却
民事訴訟 著作権
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著作権法15条1項 著作権法14条 著作権法112条1項
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[概要] 1 控訴人の請求
(1) 被控訴人は、本件書籍を複製してはならない。
(2) 被控訴人は、控訴人に対し、1111万5248円及びこれに対する令10
和5年6月9日から支払済みまで年3分の割合による金銭を支払え。
【請求の法的根拠】
(1)について
著作権法112条1項に基づく差止請求
(2)について15
ア 主位的請求
・ 主請求:不法行為に基づく損害賠償請求
・ 附帯請求:遅延損害金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は民
法所定)
イ 予備的請求20
・ 主請求:不当利得返還請求(主請求額1010万4771円)
・ 附帯請求:利息金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は民法所
▶判決の詳細
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著作権
令和6年12月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10052一部認容
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法23条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人が、氏名不詳者ら(本件各発信者)が原判決別紙著作物目録記載の5
動画(本件動画)の複製物(本件複製ファイル)を送信可能化したことにより本件動
画に係る控訴人の著作権(送信可能化権)が侵害されたことが明らかであるとして、
電気通信事業を営む被控訴人に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)5条1項に基づき、別紙
発信者情報目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める10
事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年12月23日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70189請求棄却
損害賠償請求事件
原告A被告株式会社橋本畳店 被告株式会社橋本畳店
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著作権法21条 著作権法114条3項 民法620条
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侵害 | 13回 | 許諾 | 7回 | ライセンス | 5回 | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 本件は、別紙原告プログラム目録記載のプログラム(以下「本件プログラム」15
という。)を制作した原告が、被告に対し、被告は原告とライセンス契約等を
締結していないにもかかわらず、本件プログラムを使用しているため、原告の
本件プログラムの著作権(複製権)を侵害したとして、不法行為に基づき損害
賠償金45万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年12月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10054控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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著作権法20条2項4号 著作権法19条1項
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[概要] 被疑侵害対象商品 第 1 審被告スティングレイ
第 1 審被告フィールドワークス
第 1 審被告ハピネット
A 本件商品1
(本件字幕付映画 1
~5 のDVD-B
OⅩ)
①字幕についての著作権(複製
権、頒布権)侵害、②本件商品字
幕4につき、字幕データ改変に
よる著作者人格権(同一性保持
権)侵害
(請求なし)
B 本件商品5
(本件字幕付映画 1
▶判決の詳細
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著作権
令和6年12月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70166
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議の訴え事件
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著作権法2条5項 著作権法2条1項9号
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[概要] 被告は、氏名不詳者がいわゆるファイル交換共有ソフトウェアであるBit
Torrentを使用して、別紙著作物目録記載の動画(以下「本件動画」と
いう。)の複製物である電子データを共有したことにより、被告の著作権(送
信可能化権及び自動公衆送信権)を侵害したと主張して、電気通信事業等を行5
う原告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報
の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基
づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)
の開示を求める申立てをした。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年12月19日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)5299
発信者情報開示命令の申立てについての決定に対する異議事件
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著作権法14条 著作権法15条1項
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[概要] (本判決における略語は、本文中に定義するもののほか別紙「略語表」記載のとお25
りである。)
▶判決の詳細
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著作権
令和6年11月29日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)1544控訴棄却
著作権侵害差止請求控訴事件
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著作権法112条1項
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[概要] 以下で使用する略称は、特に断らない限り、原判決の例による。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年11月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10017等控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人X
株式会社計測リサーチコンサルタント
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著作権法20条2項3号
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侵害 | 39回 | 損害賠償 | 8回 | ライセンス | 3回 | 許諾 | 2回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、1審原告が、自らが著作権を有するとする原判決別紙「プログラム目録」
記載1~6の各プログラム(以下、「本件プログラム1」などといい、併せて「本
件各プログラム」という。)を1審被告が無断で複製等し、次のとおり1審原告の20
著作権又は著作者人格権が侵害されたと主張して、1審被告に対し、不法行為に基
づく損害賠償として、1億2245万2000円及びこれに対する不法行為後の日
である令和元年12月16日(訴状送達の日)から支払済みまで平成29年法律第
44号による改正前の民法(以下「改正前民法」という。)所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。25
(1) 本件プログラム1につき、著作権(複製権)侵害
(2) 本件プログラム2につき、著作権(複製権)侵害
(3) 本件プログラム3につき、著作権(複製権)侵害及び著作者人格権(同一性
保持権及び氏名表示権)侵害
(4) 本件プログラム4につき、著作権(複製権)侵害及び著作者人格権(同一性
保持権)侵害5
▶判決の詳細
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著作権
令和6年11月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70611一部認容
民事訴訟 著作権
原告株式会社TRYALL 被告A
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年10月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70207
民事訴訟 著作権
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社ポニーキャニオン
キングレコード株式会社 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年10月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10050控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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[概要] 1 事案の要旨25
⑴ 本件は、原判決別紙著作物目録記載の動画(本件動画)の著作権を有す
る控訴人(1審原告。以下「原告」という。)が、電気通信事業者である被
控訴人(1審被告)に対し、氏名不詳の発信者(本件発信者ら)において、
ファイル交換ソフトウェアであるビットトレントを利用し、本件動画を複製
して作成された動画ファイルを複製及び送信可能化したことにより、本件動
画に係る原告の著作権(複製権、公衆送信権)を侵害したことが明らかであ5
ると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(プロバイダ責任制限法)5条1項に基づき、本件発
信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年10月2日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(ワ)70062
民事訴訟 著作権
原告株式会社バーチャルエンターテイメント 被告XCorp.
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[概要] 本件は、原告が、被告の運営するソーシャルネットワーキングサービスであ25
るX(旧名称はTwitter。以下、名称変更の前後を問わず、「本件サービ
ス」という。)において、別紙投稿記事目録記載の投稿(以下「本件投稿」とい
う。)がされ、これにより、別紙著作権目録記載のイラスト(以下「本件イラス
ト」という。)に係る原告の著作権(複製権ないし翻案権及び公衆送信権ないし
二次的著作物の利用に関する原著作者の権利(公衆送信権))が侵害されたこと
が明らかであるとして、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任5
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)5条1項に基づく発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年9月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70388請求棄却
損害賠償請求事件
原告創価学会 被告A
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著作権法32条1項 著作権法114条3項 著作権法14条 著作権法32条
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[概要] 1 本件は、宗教法人である原告が、その会員である被告に対し、被告がインター
ネット上のいわゆる短文投稿サイトTwitter(以下「ツイッター」という。)
において、原告が出版する聖教新聞に掲載された別紙写真目録記載の各写真(以
下、同目録の番号順に「本件写真1」などといい、全ての写真を併せて「本件各25
写真」という。)を複製しこれを掲載したことが、原告保有に係る本件各写真の
著作権(送信可能化権)を侵害すると主張して、不法行為に基づき、損害賠償金
419万1500円及びこれに対する最後の不法行為日である令和元年10月
21日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年9月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10111控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
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著作権法2条2項 著作権法21条 著作権法2条1項1号 著作権法114条3項
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[概要] 本判決本文中で用いる略語は、別紙略語表のとおりである(引用に係る原判20
決で定義されている語を含む。)。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年9月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70375
民事訴訟 著作権
原告株式会社グルーヴ・ラボ
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著作権法14条 著作権法10条1項7号
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[概要] 事案の概要
本件は、原告が、被告が提供するインターネット接続サービスを介して、ファ
イル共有ネットワークであるBitTorrent(以下「ビットトレント」と
表記する。)を使用して別紙動画目録記載の各動画に係るデータをアップロード25
する通信がされ、これにより、原告の著作権(公衆送信権)が侵害されたことが
明らかであるとして、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制
限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項に基づく発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年9月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70382
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A&T 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法2条5項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記20
載の各動画(以下「本件各動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、
公衆からの求めに応じ自動的に送信したことによって、本件各動画に係る原告
の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者に
対する損害賠償請求等のため、被告が保有する別紙発信者情報目録1及び2
(以下、これらを総称して「本件発信者情報目録」という。)記載の各情報(以25
下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張
して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件
各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70529
民事訴訟 著作権
原告株式会社NBENTERTAINMENT 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法2条5項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者(以下「本件
氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるBit
Torrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワーク
(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記載20
の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、公衆
からの求めに応じ自動的に送信したことによって、本件動画に係る原告の著作
権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであり、本件氏名不詳者に対する損
害賠償請求等のため、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下
「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張し25
て、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件各
発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年8月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70648
発信者情報開示命令申立却下決定に対する異議請求事件
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著作権法32条1項 著作権法19条3項 著作権法2条1項1号 著作権法19条1項
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[概要] 1 事案の要旨
原告は、被告の運営するX(インターネットを利用してメッセージ等を投稿
することができる情報ネットワークに係るサービスであり、変更前の名称は25
「ツイッター」であった。以下、名称変更の前後を問わず「本件サービス」と
いう。)において氏名不詳者(以下「本件氏名不詳者」という。)が行った別紙
投稿目録記載の投稿(以下「本件投稿」という。)により、別紙動画目録記載の
動画(以下「本件動画」という。)に係る原告の著作権(複製権及び公衆送信権)
及び著作者人格権(氏名表示権)並びに本件動画に録画された実演に係る原告
の実演家人格権(氏名表示権)が侵害されたことは明らかであり、本件氏名不5
詳者に対する不法行為に基づく損害賠償請求権等を行使するため、被告が保有
する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開
示を受けるべき正当な理由があるとして、特定電気通信役務提供者の損害賠償
責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」
という。)5条1項及び8条に基づき、本件発信者情報の開示を求める発信者情10
報開示命令の申立てをした。
▶判決の詳細
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