権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和4年6月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10002控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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特許法134条の2 特許法36条4項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要15
⑴ 本件は、発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する
鎮痛剤」とする発明に係る特許権(特許第3693258号。請求項の数4。
以下「本件特許権」といい、本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)
を有する控訴人が、被控訴人第一三共エスファにおいて原判決別紙物件目録
記載の医薬品(以下「被告医薬品」という。)の製造、販売及び販売の申出を20
し、被控訴人第一三共において被告医薬品の販売及び販売の申出をすること
が本件特許権の侵害に当たると主張して、被控訴人らに対し、特許法100
条1項及び2項に基づき、被告医薬品の販売等の差止め及び廃棄を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10003控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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特許法134条の2 特許法68条の2 特許法2条3項1号 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要10
⑴ 本件は、発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する
鎮痛剤」とする発明に係る特許権(特許第3693258号。請求項の数4。
以下「本件特許権」といい、本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)
を有する控訴人が、被控訴人において原判決別紙物件目録記載の医薬品(以
下「被告医薬品」という。)の製造、販売及び販売の申出をすることが本件特15
許権の侵害に当たると主張して、被控訴人に対し、特許法100条1項及び
2項に基づき、被告医薬品の販売等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10012控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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特許法134条の2 特許法2条3項1号 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
⑴ 本件は、発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する
鎮痛剤」とする発明に係る特許権(特許第3693258号。請求項の数4。10
以下「本件特許権」といい、本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)
を有する控訴人が、被控訴人において原判決別紙物件目録記載の医薬品(以
下「被告医薬品」という。)の製造、販売及び販売の申出をすることが本件特
許権の侵害に当たると主張して、被控訴人に対し、特許法100条1項及び
2項に基づき、被告医薬品の販売等の差止め及び廃棄を求める事案である。15
⑵ 原審は、訂正前の請求項1及び2に係る各発明に係る特許については、実
施可能要件及びサポート要件の各違反を理由に特許無効審判により無効にさ
れるべきものであると認められるところ、訂正の再抗弁は認められないとし
て、また、被告医薬品は、訂正後の請求項3及び4に係る各発明の技術的範
囲に属しないとして、控訴人の請求をいずれも棄却した。これを不服として、20
控訴人は、本件控訴を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)20286等請求棄却
不当利得返還請求事件 (片手支持可能な表示装置)
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特許法126条1項 特許法126条5項 特許法104条の3 特許法44条1項
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実施 | 69回 | 無効 | 46回 | 新規性 | 26回 | 進歩性 | 18回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「片手支持可能な表示装置」とする特許第33829
36号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(平成23年8月305
日存続期間満了により消滅。以下「本件特許権」という。)の特許権者であった
原告が、別紙1被告製品目録記載の各製品(以下、併せて「被告各製品」とい
う。)が本件特許に係る発明の技術的範囲に属するものであり、被告による被告
各製品の製造、販売が上記発明の実施に当たると主張して、被告に対して、以
下の不当利得返還請求をする事案である。10
(1) 第1事件の請求
被告が平成21年8月5日から平成23年8月30日までの期間における
被告各製品の製造、販売による前記発明の実施料相当額の支払を免れたこと
につき、当該期間の実施料相当額100億円及びこれに対する消費税相当額
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10015控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法2条3項1号 特許法134条の2
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[概要] 1 控訴人(原審第1事件ないし第3事件原告)は、発明の名称を「イソブチル
GABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤」とする特許に係る特許権者であり、
被控訴人らは、いずれもジェネリック医薬品の販売を業とする会社である。本件は、
控訴人が、被控訴人らが原判決別紙物件目録1、2又は3記載の医薬品を販売する
などすることはいずれも控訴人の特許権を侵害すると主張し、特許法100条1項
及び同条2項に基づいて、被控訴人大原薬品工業株式会社(原審第1事件被告)、
被控訴人キョーリンリメディオ株式会社(原審第2事件被告)及び被控訴人共創未
来ファーマ株式会社(原審第3事件被告)に対し、上記医薬品の製造、販売等の差
止めを求め、被控訴人杏林製薬株式会社(原審第2事件被告)及び被控訴人株式会
社三和化学研究所(原審第3事件被告)に対し、上記医薬品の販売等の差止めを求
め、被控訴人ら5名に対し、上記医薬品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月29日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10017控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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特許法36条4項 特許法2条3項1号 特許法134条の2 特許法100条1項
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[概要] 1 控訴人は、発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する
鎮痛剤」とする特許に係る特許権者であり、被控訴人は、ジェネリック医薬品の販
売等を業とする会社である。本件は、控訴人が、被控訴人が原判決別紙物件目録記
載の医薬品を販売するなどすることは控訴人の特許権を侵害すると主張し、特許法
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10070審決取消訴訟
審決取消請求事件 (マッサージ関連サービスを提供するシステムおよび方法)
原告ファミリーイナダ株式会社 被告オシム・インターナショナル・ピーティーイー・リミテッド
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審決 | 181回 | 実施 | 71回 | 無効 | 55回 | 進歩性 | 29回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
被告は、平成25年(2013年)6月3日を国際出願日として、発明の名
称を「マッサージ関連サービスを提供するシステムおよび方法」とする発明に
ついて特許出願(以下、その明細書と図面を併せて「本件明細書等」という。)
をし、令和2年2月17日、特許権(特許第6662767号。請求項の数1
7。以下、この特許を「本件特許」という。)の設定登録を受けた(甲14の1、10
甲30)。
原告は、令和2年5月29日、本件特許について特許無効審判(無効202
0-800056号、以下「本件無効審判」という。)を請求し(甲31)、特
許庁は、令和3年4月20日、結論を「本件審判の請求は、成り立たない。」と
する審決(以下「本件審決」という。別紙1のとおり。)をし、その謄本は、同15
年5月6日、原告に送達された。
原告は、令和3年5月28日、本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起し
た。
2 特許請求の範囲の記載
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10116審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ゲームプログラム、ゲーム処理方法および情報処理装置)
原告グリー株式会社 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法159条2項 特許法29条2項
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[概要] 本件は、特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は、進歩性欠如及びそれを理由とする独立特許要件違反(特許法17
条の2第6項、126条7項)の各判断の誤りの有無並びに手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10143審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (塩化ビニリデン系樹脂ラップフィルム及びその製造方法)
原告株式会社シーズワン 被告旭化成株式会社
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特許法36条6項1号 特許法156条3項 特許法145条1項 特許法36条4項1号
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実施 | 140回 | 審決 | 30回 | 無効 | 12回 | 無効審判 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
⑴ 被告は、平成25年3月11日、発明の名称を「塩化ビニリデン系樹脂ラ
ップフィルム及びその製造方法」とする発明について特許出願(特願201
3-47940号。以下「本件出願」という。)をし、平成29年3月3日、
特許権の設定登録(特許第6100034号。請求項の数2。以下、この特
許を「本件特許」という。)を受けた(甲33、38)。
⑵ 原告は、令和元年12月27日、本件特許のうち、請求項1に係る特許に5
ついて特許無効審判(無効2020-800001号事件。以下「本件審判」
という。)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工装置)
原告株式会社東京精密 被告浜松ホトニクス株式会社
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特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)5
⑴ 被告は、平成12年9月13日(以下「本件優先日」という。)にした特許
出願(特願2000-278306号)に基づいて優先権を主張して平成1
3年9月13日にした特許出願(特願2001-278707号)の一部を
分割して、平成18年3月14日、発明の名称を「レーザ加工装置」とする発
明について新たな特許出願(特願2006-69918号。以下「本件出願」10
という。)をし、平成19年3月30日、特許権の設定登録を受けた(特許第
3935188号。請求項の数2。以下、この特許を「本件特許」といい、こ
れに基づく特許権を「本件特許権」という。)。
被告は、平成30年4月24日、特許請求の範囲について訂正審判(訂正2
018-390074号)を請求し、特許庁は、同年7月3日訂正を認める15
審決をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10069審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (1回当たり100~200単位のPTHが週1回投与されることを特徴とする、PTH含有骨粗鬆症治療/予防剤)
原告日医工株式会社 被告旭化成ファーマ株式会社
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特許法36条6項1号
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実施 | 105回 | 審決 | 32回 | 進歩性 | 18回 | 分割 | 12回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10115審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (1回当たり100~200単位のPTHが週1回投与されることを特徴とする、PTH含有骨粗鬆症治療/予防剤)
原告日医工株式会社 被告旭化成ファーマ株式会社
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特許法36条6項1号
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実施 | 108回 | 審決 | 30回 | 進歩性 | 18回 | 無効 | 10回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月20日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)3374請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件(承継参加) (微生物の生長制御方法)
原告P1 被告パナソニックホールディングス株式会社
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特許法36条6項1号 特許法123条1項2号 特許法101条5号 特許法101条4号
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[概要] 本件は、発明の名称を「微生物の生長制御方法」とする特許(以下「本件特許」5
という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、本件製品
の冷蔵室に食品を保存する方法は本件特許の特許請求の範囲請求項2記載の発明
(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し、脱退被告の地位を承継した参加
人が本件製品を製造、販売等する行為は本件特許権の直接侵害又は間接侵害に当た
ると主張して、参加人に対し、特許法100条1項及び2項に基づき、本件製品の10
製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法行為(民法709条)に基
づく損害賠償として、3835万3332円のうち1000万円及びこれに対する
不法行為の日の後(訴状送達の日の翌日)である令和3年6月2日から支払済みま
で民法所定年3%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10088等
特許権侵害差止等請求控訴事件,附帯控訴事件 (情報通信ユニット)
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特許法102条2項 特許法102条
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実施 | 26回 | 侵害 | 21回 | 特許権 | 19回 | 新規性 | 15回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、発明の名称を「情報通信ユニット」とする特許(本件特許)に係る
特許権者である被控訴人が、原判決別紙被告物件目録記載の各製品(各被告製
品)は本件各発明の全部(被告製品2及び3)又は一部(被告製品1につき本15
件発明1、被告製品4につき本件発明1及び2)の技術的範囲に属し、その製
造、輸入、販売及び販売の申出は本件特許権を侵害するとして、これらを製造
等する控訴人に対し、本件特許権に基づき、上記各行為の差止及び各被告製品
の廃棄を求めるとともに、本件特許権侵害の不法行為(民法709条、特許法
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光源、光源を含むバックライトユニットおよび液晶表示装置)
原告三星電子株式会社 被告特許庁長官
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特許法159条2項 特許法29条2項 特許法17条の2
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[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は、手続補正後の請求項1に係る特許発明の進歩性の有無及び手続
違背の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月9日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)9842一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (自立式手動昇降スクリーン)
原告株式会社オーエス 被告プラス株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項
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実施 | 46回 | 侵害 | 22回 | 特許権 | 20回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「自立式手動昇降スクリーン」とする特許(以下「本件特
許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被
告が本件特許の特許請求の範囲請求項1から3記載の各発明(後記本件訂正後のも
の)の技術的範囲に属する被告製品を製造し、販売等することは本件特許権の侵害20
に当たると主張して、被告に対し、特許法100条1項に基づき、被告製品の製造、
販売等の差止めを、同条2項に基づき、被告製品及びその半完成品の廃棄を、同法
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10102控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (留置針組立体)
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特許法102条2項
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)5
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月3日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)33246請求棄却
損害賠償請求事件
原告株式会社Toshin
笛吹精工株式会社 被告タカハタプレシジョン株式会社
G
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特許法29条1項1号 特許法104条の3 特許法100条1項 民法719条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告らが、被告会社による原告らに対する訴訟の提起(東京地方裁
判所平成29年(ワ)第17791号特許権侵害行為差止等請求事件)及び同
訴訟の判決に対する控訴の提起(知的財産高等裁判所平成30年(ネ)第10
088号特許権侵害行為差止等請求控訴事件。以下、第一審の訴訟と併せて10
「前訴」と総称する。)並びに前訴における訴訟の追行が不法行為を構成し、
被告会社の代表取締役である被告Gは上記不法行為について共同不法行為の責
任を負うと主張して、被告らに対し、民法719条1項前段及び民法709条
に基づき、連帯して、損害の賠償及びこれらに対する訴状送達日の翌日である
令和元年12月28日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前15
の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年6月2日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マルチ内腔構造を備えるカテーテルアセンブリ)
原告シー・アール・バード・インコーポレイテッド 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 102回 | 審決 | 56回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成26年(2014年)11月21日(パリ条約による優先権
主張外国庁受理 平成25年(2013年)11月21日 アメリカ合衆国)
を国際出願日として、発明の名称を「マルチ内腔構造を備えるカテーテルア
センブリ」とする特許出願を行った(平成27年(2015年)5月28日10
国際公開、WO2015/077560、平成28年(2016年)12月
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10082審決取消訴訟
審決取消請求事件 (電気絶縁ケーブル)
原告住友電気工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 33回 | 審決 | 22回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は、平成25年5月1日(以下「本件原出願日」という。)に出願され
た特許出願(特願2013-96607号)の一部を平成27年4月21日
に新たな特許出願(特願2015-86737号)とし、更にその一部を平5
成29年4月21日に新たな特許出願(特願2017-84707号)とし、
更にその一部を平成30年11月26日に新たな特許出願(特願2018-
220011号)とし、さらに、その一部を分割して、令和元年9月12日、
発明の名称を「電気絶縁ケーブル」として、新たな特許出願をした(特願2
019-166439号。以下「本件出願」という。)。(甲8)10
原告は、令和2年2月5日付けで拒絶査定を受けたため、同年5月1日、
拒絶査定不服審判(不服2020-6043号事件)を請求した。(甲9、1
0)
原告は、令和2年12月7日付けで拒絶理由通知書の送付を受けたため、
令和3年2月3日、特許請求の範囲を補正する旨の意見書及び手続補正書を15
提出した(補正後の請求項の数3。以下「本件補正」という。)。(甲11ない
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)29897請求棄却
相当の対価請求事件 (塞栓形成用体内留置具)
原告A 被告株式会社カネカメデイツクス
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特許法35条3項 特許法35条1項 民法90条 特許法35条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、被告の元従業者である原告が、発明の名称を「塞栓形成用体内留置
具」とする特許第4548338号の特許(以下「本件特許1」という。)及び
発明の名称を「塞栓形成用体内留置コイル」とする特許第4412280号の
特許(以下「本件特許2」という。)に係る各発明(以下、本件特許1に係る発
明を「本件発明1」と、本件特許2に係る発明を「本件発明2」という。)は、5
原告が被告の他の従業者と共同で行った職務発明であり、発明の名称を「塞栓
形成用体内留置具」とする特許第4175117号の特許(以下「本件特許3」
という。)に係る発明(以下「本件発明3」といい、本件発明1ないし3を「本
件各発明」と総称する。)は、原告が単独で行った職務発明であり、それらの特
許を受ける権利の持分又はその全部をいずれも被告に承継させたと主張して、10
被告に対し、①被告が定めた発明に関する社内規程(以下「被告発明規程」と
いう。)に基づく登録報奨金として●(省略)●及びこれに対する民法(平成2
9年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の遅延損害金の支払を
求めるとともに、②特許法35条3項(平成16年法律第79号による改正前
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)17423請求棄却
損害賠償請求事件 (茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを具えた茶刈機)
原告カワサキ機工株式会社 被告落合刃物工業株式会社
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特許法104条の3 特許法102条2項 特許法36条6項1号 特許法29条1項
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特許権 | 25回 | 実施 | 16回 | 侵害 | 16回 | 損害賠償 | 6回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを
具えた茶刈機」とする特許第4349999号の特許(以下「本件特許」とい
う。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が、5
被告に対し、別紙被告製品目録記載1及び2の各製品(以下「被告製品1」、
「被告製品2」といい、これらを合わせて「被告各製品」という。)が本件特
許の特許請求の範囲の請求項7に係る発明(以下「本件発明1」という。)及
び同請求項13に係る発明(以下「本件発明2」といい、本件発明1と合わせ
て「本件各発明」という。)の各技術的範囲に属し、被告による被告各製品の10
製造販売が本件各発明の実施に当たると主張して、主位的に、民法709条に
基づく損害賠償請求として、予備的に、同法703条に基づく不当利得返還請
求として、以下の金員の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10027控訴棄却
職務発明対価支払い請求控訴事件
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ライセンス | 451回 | 実施 | 115回 | 許諾 | 21回 | 職務発明 | 18回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は、一審被告の従業員であった一審原告が、在職中にした光ディスクに
おけるエラー訂正技術の発明(本件発明)は職務発明であり、その特許を受け15
る権利を勤務規則等により一審被告に承継させたので、一審被告から相当対価
の支払を受ける権利があると主張して、一審被告に対し、平成16年法律第7
9号による改正前の特許法(旧法)35条3項に基づいて、相当対価の額27
8億1562万0335円の一部である30億円及びこれに対する平成27年
5月13日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号20
による改正前の民法(以下単に「民法」という。)所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10123審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (食器)
原告仲吉商事株式会社 被告ミールソリューション株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、平成25年8月30日、発明の名称を「食器」とする発明につい
て、特許出願(特願2013-179679号。以下「本件出願」という。)
をし、平成26年10月24日、特許権の設定登録(特許第5636478
号。請求項の数5。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲
77)。
⑵ 原告は、令和元年10月9日、本件特許について特許無効審判(無効20
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (粘着テープ及びその製造方法)
原告DIC株式会社 被告特許庁長官
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特許法120条の5
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実施 | 204回 | 進歩性 | 13回 | 特許権 | 1回 | 刊行物 | 1回 |
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[概要] 本件は、特許異議申立事件において特許の取消し等をした異議の決定のうち当該
取消しに係る部分の取消訴訟である。争点は、進歩性及びサポート要件の各判断の
誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年5月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10080審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (図柄表示媒体)
原告株式会社SO-KEN 被告Y
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特許法29条1項2号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、新規性
及び進歩性の判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10072控訴棄却
特許権侵害行為差止請求控訴事件 (加熱式エアロゾル発生装置、及び一貫した特性のエアロゾルを発生させる方法)
被控訴人フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
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特許法101条5号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「加熱式エアロゾル発生装置、及び一貫した特性のエ
アロゾルを発生させる方法」とする特許第6125008号の特許(以下「本
件特許」といい、本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)の特許権者
である被控訴人が、控訴人らが別紙物件目録記載の各製品(以下「被告製品」
と総称し、個々の製品をそれぞれの番号に応じて「被告製品1」などという。)
を共同で販売、輸入等をする行為が本件特許権の侵害又は間接侵害(特許法1
01条5号)に当たる旨主張して、控訴人らに対し、同法100条1項及び2
項に基づき、被告製品の販売、輸入等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10097審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ゴルフスイングモニタリングシステム)
原告ショットスコープテクノロジーズリミテッド 被告特許庁長官
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特許法17条の2
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審決 | 18回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 | 進歩性 | 2回 | 新規性 | 2回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、発明の名称を「ゴルフスイングモニタリングシステム」とする発明
について、平成27年4月22日を国際出願日とする特許出願(特願2016
-563421号、優先日平成26年4月24日、優先権主張国英国。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (サーバ)
原告三星電子株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ エーサー・クラウド・テクノロジイ・インコーポレイテッド(以下「エー
サー」という。)は、平成19年9月13日(優先日平成18年11月9日、
同月16日(以下「本願優先日」という。)、優先権主張国米国)を国際出願
日とする特許出願(特願2009-536227号)の一部を分割した特許
出願(特願2013-214440号)の一部を更に分割した特許出願(特
願2015-149224号)を更に分割して、平成29年3月27日、発
明の名称を「サーバ」とする発明について、新たな特許出願(特願2017
-60504号。以下「本願」という。)をした(甲1)。
エーサーは、同年10月30日付けの拒絶理由通知(甲5)を受けた後、
平成30年2月14日付けで、特許請求の範囲及び発明の名称について手続
補正をした(上記手続補正後の発明の名称は「サーバとこのサーバにより認
証されるクライアント装置」。甲12)。
エーサーは、同年7月6日付けで、上記手続補正による特許請求の範囲の
補正について却下決定(甲14)を受けるとともに、拒絶査定(甲13)を
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)29604一部認容
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告ソフトバンク株式会社
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特許法102条3項 民法703条 特許法36条6項1号 特許法126条5項
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実施 | 108回 | ライセンス | 45回 | 損害賠償 | 22回 | 侵害 | 19回 |
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[概要] 1 本件は、その発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用
したパーソナルコンピュータシステム」とする特許権(以下「本件特許権」と
いう。)を有する原告が、被告に対し、被告の販売する別紙物件目録記載の各
スマートフォンは、本件特許権に係る特許(以下「本件特許」という。)の特25
許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範
囲に属するとして、不法行為又は不当利得に基づき、損害賠償又は不当利得の
一部である3000万円及び訴状送達日の翌日である令和2年12月5日から
民法所定の年3%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月22日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)3297請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (マグネットスクリーン装置)
原告泉株式会社 被告株式会社近畿エデュケーションセンター
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特許法29条1項2号 特許法29条の2 特許法123条1項 特許法102条3項
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実施 | 25回 | 無効 | 20回 | 特許権 | 19回 | 進歩性 | 13回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「マグネットスクリーン装置」とする各特許(以下「本
件各特許」という。)に係る特許権(以下「本件各特許権」という。)を有する
原告が、被告が本件各特許の各特許請求の範囲請求項1記載の各発明(後記本件
訂正後のものを含む)の技術的範囲に属する被告製品を製造し、譲渡等すること
は本件各特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許法100条1項及10
び2項に基づき、被告製品の製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、
不法行為(民法709条)に基づく損害賠償7963万4080円及びこれに対
する不法行為の日の後(本訴状送達の日の翌日)である令和2年4月18日から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10022請求棄却
特許権侵害に基づく不当利得返還等請求控訴事件
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特許法70条1項 特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
⑴ 本件は,一審原告が,一審被告に対し,一審被告の運営するウェブサイト
等において提供されている地域ターゲティング広告等のサービスが一審原告10
の有する特許権を侵害すると主張して,民法709条及び特許法102条3
項に基づく損害賠償請求又は民法703条及び704条に基づく不当利得返
還請求の各一部請求として,30億円及びこれに対する平成29年8月2日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成29年法律第44号に
よる改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金又は利息の支払いを求め15
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10091控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (軟骨下関節表面支持体を備えた骨折固定システム)
被控訴人バイオメットシーブイ
メイラ株式会社
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特許法102条2項 特許法100条1項 特許法1条
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「軟骨下関節表面支持体を備えた骨折固定システム」
とする本件特許権を有する一審原告が、一審被告の製造、販売する一審被告各製品
が本件特許権に係る発明の技術的範囲に属すると主張して、一審被告に対し、特許
法100条1項及び2項に基づき、一審被告各製品の製造販売の差止め及び廃棄を
求めるとともに、不法行為に基づき、損害賠償金465万4478円及びこれに対
する不法行為の後の日である令和元年6月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済
みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10068審決取消訴訟
審決取消請求事件 (弾球遊技機)
原告株式会社高尾 被告特許庁長官
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成29年9月4日、発明の名称を「弾球遊技機」とする発明に
ついて、特許出願(特願2017−169837号。以下「本願」という。)
をした(甲3)。
⑵ 原告は、令和元年12月4日付けの拒絶査定(甲9)を受けたため、令和
2年2月20日、拒絶査定不服審判(不服2020−2334号事件。甲10)
を請求するとともに、特許請求の範囲及び明細書について手続補正((以下
「本件補正」という。甲5)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年4月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行コ)10004控訴棄却
手続却下の処分取り消し請求控訴事件 (ボトルキャップ開けホルダー)
被控訴人国
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民事訴訟法16条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「ボトルキャップ開けホルダー」とする発明について
特許出願(特願2019-86601号。以下「本件出願」という。)をした控
訴人が、本件出願について拒絶査定(以下「本件拒絶査定」という。)を受けた
ため、拒絶査定不服審判(不服2020-4104号事件。以下「本件審判」
という。)を請求するとともに、特許請求の範囲について手続補正(以下「本件
補正」という。)をしたが、特許庁が令和2年10月27日に本件補正を却下す
る旨の決定をした上で、本件審判の請求は成り立たないとの審決(以下「本件
審決」という。)をしたため、特許庁長官に対し、本件審決を取り消し、本件出
願について特許査定をすべきである旨の令和2年11月24日付け意見書(以
下「本件意見書」という。)を提出したが、特許庁長官から、令和3年3月11
日付けで本件意見書に係る手続を却下する旨の処分(以下「本件処分」という。)
を受けたことから、特許庁審査官の本件拒絶査定の判断に誤りがある旨主張し
て、本件拒絶査定の取消し、本件処分の取消し及び本件出願について特許査定
をすることの義務付けを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10049等控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (吹矢の矢)
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特許法102条2項 特許法29条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,発明の名称を「吹矢の矢」とする特許発明についての本件特許権を
有する被控訴人(原審原告)が,控訴人(原審被告)に対し,控訴人が製造等する
吹矢の矢である被告製品が本件特許の特許請求の範囲の請求項2の発明(本件発明)
の技術的範囲に属すると主張して,特許法100条1項及び2項に基づき,被告製
品の製造販売等の差止め及び被告製品(半製品を含む。)の廃棄を求めるとともに,
民法709条に基づき,損害賠償金4565万3456円(特許法102条2項に
より推定される損害額4150万3142円及び弁護士費用415万0314円の
合計額)及びこれに対する最終の不法行為の日である令和2年6月25日から支払
済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (TDIラインイメージセンサ)
原告ビューワークスカンパニーリミテッド 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、発明の名称を「TDIラインイメージセンサ」とする発明につい
て、平成27年5月14日(優先日平成26年5月15日(以下「本件優先
日」という。)、優先権主張国韓国)を国際出願日とする特許出願(特願20
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10063審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (屋内のネット等の吊張体の吊張り方法、及びその装置)
原告テイエヌネット株式会社 被告東田商工株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続等(当事者間に争いがない。)25
(1) 被告は、平成16年3月3日、発明の名称を「屋内のネット等の吊張体の
吊張り方法、及びその装置」とする発明について特許出願(特願2004-
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10081控訴棄却
債務不存在確認請求控訴事件
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民法709条
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、被控訴人が、被控訴人による原判決別紙物件目録記載の各製品の譲10
渡等は、控訴人が有する特許権(特許第6353363号(本件特許権1)及
び特許第6386646号(本件特許権2))を侵害するものではない旨主張
し、控訴人に対し、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償請求権を有し
ないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (移動通信端末機の活性化時に、特定動作が行われるようにするた10めの方法、及び移動通信端末機)
原告ファーストフェイスカンパニーリミテッド 被告AppleJapan合同会社
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特許法29条2項 特許法29条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、2012年(平成24年)10月17日を国際出願日とし、発明
の名称を「移動通信端末機の活性化時に、特定動作が行われるようにするた10
めの方法、及び移動通信端末機」とする特許出願(特願2014-5369
82号)をし(パリ条約による優先権主張外国庁受理2011年10月19
日、韓国。以下、この日付を「本件優先日」という。)、平成30年6月1
5日、特許権の設定登録(特許第6353363号。請求項の数10。)を
受けた(以下、この特許を「本件特許」という。)。15
(2) 被告は、平成31年1月30日、特許庁に対し、本件特許の請求項1及び
4について特許無効審判(無効2019-800006号)を請求した。
▶判決の詳細
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