権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和4年9月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)12013請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告日本発條株式会社 被告ユニテクノ株式会社
補佐人弁理士有我栄一郎
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 事案の概要
本件は、「マイクロコンタクタプローブと電気プローブユニット」の特許権を
有する原告が、被告が平成31年1月22日までに販売したプローブコンタク5
トが同特許権に係る発明の技術的範囲に属するとして、不法行為に基づき同プ
ローブコンタクト及びこれが組み込まれたテスト用ICソケットの販売につき
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (受精判定システム)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 35回 | 審決 | 34回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成28年10月11日、発明の名称を「受精判定システム」と25
する発明について、特許出願をした(特願2016-199618号。以下
「本件出願」といい、本件出願に係る明細書(図面も含む。)を「本願明細書
等」という。)。(甲11)
⑵ 原告は、令和元年7月8日付けで拒絶査定を受けたため、同年10月16
日、拒絶査定不服審判(不服2019-13774号事件)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10052控訴棄却
特許権侵害に基づく損害賠償等請求控訴事件 (医薬)
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特許法102条1項
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[概要] 1 控訴人(原審第1事件ないし第4事件原告)は、発明の名称を「医薬」とす
る特許(特許第5190159号。以下「本件特許」という。)に係る特許権(以
下「本件特許権」という。)を有する者であり、被控訴人(原審第1事件ないし第
4事件被告)は、原判決別紙物件目録記載の製品(以下、同目録に記載の個々の製
品を同目録の番号に対応させて「被告製品1」などといい、被告製品1ないし3を
併せて「被告各製品」という。)を製造し、販売する者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)27536請求棄却
国内・国際特許を取れなくされた職務発明における相当の対価請求事件
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特許法35条1項 特許法123条1項6号
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実施 | 35回 | 特許権 | 10回 | 職務発明 | 6回 | ライセンス | 6回 |
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[概要] 1 本件は、被告の元従業者である原告が、被告に対し、原告が被告在籍中にし20
た発明は、原告の職務発明であり、使用者であった被告に承継されたものであ
ると主張して、その相当の対価の一部請求として、500万円及びこれに対す
る訴状送達の日の翌日である令和3年11月3日から支払済みまで平成29年
法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求めた事案である。25
なお、本件の争点は、弁論準備手続における争点整理の結果、超過利益の存
否に絞ることとされた。
2 前提事実
⑴ 当事者
ア 原告は、後記 に規定する本件発明をした平成20年当時、株式会社日
鐵テクノリサーチ(以下「テクノリサーチ」という。なお、テクノリサー5
チは後に被告に吸収合併されている。)で勤務していた。(弁論の全趣旨)
イ 被告は、鉄鋼業等における品質保証に関する業務等を目的とする株式会
社である。(弁論の全趣旨)
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月15日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)1391一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (マッサージ機)
原告ファミリーイナダ株式会社 被告株式会社フジ医療器
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特許法102条3項 特許法100条1項
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[概要] 本件は、発明の名称を「マッサージ機」とする特許(以下「本件特許」という。)
に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が本件特許の
特許請求の範囲請求項1から7記載の各発明の技術的範囲に属する別紙「被告製品20
目録」1記載の製品並びに同請求項1から4及び7記載の各発明の技術的範囲に属
する同目録2記載の製品(以下、項順に「被告製品1」などといい、これらを「被
告製品」と総称する。)を製造し、販売等することは本件特許権の侵害に当たると
主張して、被告に対し、特許法100条1項に基づき、被告製品の製造、販売等の
差止めを、同条2項に基づき、被告製品の廃棄を求めるとともに、不法行為(民法25
709条)に基づく損害賠償●(省略)●並びにうち●(省略)●に対する訴状送
達の日の翌日である平成30年2月27日から支払済みまで平成29年法律第44
号による改正前の民法(以下「改正前民法」という。)所定年5分の割合による遅
延損害金及びうち●(省略)●に対する請求の趣旨拡張の申立書送達の日の翌日で
ある令和3年2月25日から支払済みまで民法所定年3分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。5
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月15日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)7384一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (マッサージ機)
原告ファミリーイナダ株式会社 被告株式会社フジ医療器
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特許法100条1項 民法703条
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「マッサージ機」等とする3件の特許(以下「本件各
特許」という。)に係る特許権(以下「本件各特許権」という。)を有する原告が、
被告が本件各特許の特許請求の範囲請求項記載の各発明の技術的範囲に属する製品20
を製造し、販売等することは本件各特許権の侵害に当たると主張して(本件各特許
権と被疑侵害品とされる被告の製品の対応関係は、別紙2「特許権・対象被告製品
目録」記載のとおりである。)、特許法100条1項及び2項に基づき、別紙1「被
告製品目録」記載の各製品の製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、主
位的に、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償のうち50億円に弁護士費用25
を加えた55億円並びにうち26億5000万円に対する訴状送達の日の翌日であ
る平成29年8月17日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の
民法(以下「改正前民法」という。)所定年5分の割合による遅延損害金及びうち
28億5000万円に対する令和3年2月26日付け請求の趣旨拡張の申立書送達
の日の翌日である令和3年3月2日から支払済みまで民法所定年3分の割合による
遅延損害金の支払を求め、主位的請求のうち消滅時効が認められた部分について、5
予備的に、不当利得返還請求権(民法703条、704条)に基づき、前同様の不
▶判決の詳細
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商標権
令和4年9月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10034審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告株式会社フラッシュエージェント
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商標法4条1項7号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない)
原告は、平成30年4月3日、「スマホ修理王」の文字を標準文字で表して
なる商標(以下「本件商標」という。)について、指定役務を第37類「電話
機械器具の修理又は保守」として、商標登録出願をし、令和元年7月9日、
その登録査定を受け、同年8月30日、本件商標の商標権の設定登録(登録25
第6174509号)を受けた。
被告は、令和3年6月8日、本件商標について商標登録無効審判を請求し
た。
特許庁は、上記請求を無効2021-890027号事件として審理を行
い、令和4年3月30日、「登録第6174509号の登録を無効とする。」
旨の審決(以下「本件審決」という。)をした。5
原告は、令和4年5月2日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
2 本件審決の要旨(ただし、本件審決の取消事由に関する部分に限る。)
原告は、被告とフランチャイズ契約を結び、被告の加盟者(フランチャイジ
▶判決の詳細
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不正競争
令和4年9月13日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)8439請求棄却
請求異議事件
原告株式会社リプロライフ 被告株式会社北里コーポレーション
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不正競争防止法2条1項20号
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[概要] 1 東京地方裁判所は、確定判決(知的財産高等裁判所以下事件番号省略。以下「本
件判決」という。)に基づき、原告が本件判決により禁止された行為をした場合
に原告に対して間接強制金の支払を命ずる旨の間接強制決定(東京地方裁判所以
下事件番号省略。以下「本件決定」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (平面視制御ユニットを使用した立体視カメラシステム)
原告コンメッドコーポレイション 被告特許庁長官
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特許法29条1項3号
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審決 | 20回 | 実施 | 7回 | 新規性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、発明の名称を「平面視制御ユニットを使用した立体視カメラシス
テム」とする発明について、平成26年11月26日(優先日平成25年1
▶判決の詳細
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商標権
令和4年9月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10157審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ビーアンドオー研究所 被告ダインスカンパニーリミテッド
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商標法53条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、以下の商標(登録第5911020号。以下「本件商標」という。)25
の商標権者である(甲25、26)。
商 標 別紙1「本件商標」のとおり
登録出願日 平成28年9月5日
登録査定日 平成28年12月9日
設定登録日 平成29年1月6日
指 定 商 品 第8類「つめ磨き(電動式のもの又は電動式でないもの)、5
つめ磨き器(電動式のもの又は電動式でないもの)、つめ
やすり、つめ切り、電気かみそり及び電気バリカン、手動
利器(「刀剣」を除く。)、つめ用ピンセット、つめ用紙や
すり」
⑵ 被告は、平成30年4月12日、本件商標について、商標法53条の2の10
規定により、商標登録取消審判を請求した(甲22)。
特許庁は、上記請求を取消2018-300215号事件として審理を行
▶判決の詳細
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商標権
令和4年9月12日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6974請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
原告株式会社トーリン 被告株式会社エス・エム・エス
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商標法26条1項6号 民法709条 商標法36条2項
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[概要] 本件は、別紙商標権目録記載の各商標権(以下、本件において直接問題となるの
は同目録記載2の商標権であるので、これを「本件商標権」という。)の商標権者
である原告が、被告による被告標章の使用が本件商標権の侵害に当たると主張し、25
被告に対し、商標法36条2項に基づき、本件ウェブページに係る html ファイル内
のタイトルタグ及びディスクリプションメタタグ(以下「記述メタタグ」という。)
における被告標章の削除を求めるとともに、民法709条に基づき、損害賠償金5
40万円及びこれに対する不法行為の日の後である令和3年8月3日(本訴状送達
日の翌日)から支払済みまで年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。5
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (真空洗浄装置および真空洗5浄方法)
原告高砂工業株式会社 被告株式会社IHI
株式会社IHI機械システム
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特許法39条2項
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実施 | 116回 | 審決 | 56回 | 進歩性 | 14回 | 無効 | 13回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (真空洗浄装置および真空5洗浄方法)
原告高砂工業株式会社 被告株式会社IHI
株式会社IHI機械システム
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特許法39条2項
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実施 | 109回 | 審決 | 56回 | 進歩性 | 14回 | 無効 | 13回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10132審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (回転子積層鉄心の製造方法)
原告トヨタ紡織株式会社 被告株式会社三井ハイテック
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特許法44条2項 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は、分割
要件、実施可能要件及びサポート要件についての各判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年9月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10133審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (回転子積層鉄心の製造方法)
原告トヨタ紡織株式会社 被告株式会社三井ハイテック
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特許法44条2項 特許法36条6項2号 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は、分割
要件、実施可能要件、サポート要件及び明確性要件についての各判断の誤りの有無
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10005審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
原告株式会社フジ医療器 被告ファミリーイナダ株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であり、争点は、進歩
性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10136等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (半田付け装置、半田付け方法、プリント基板の製造方法、および製品の製造方法)
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[概要] 第1事件は、特許権者である原告が特許無効審判請求に対する審決のうち特許を
無効とした部分の取消しを求める事案であり、第2事件は、特許無効審判請求の請
求人である被告が同審決のうち審判請求は成り立たないとした部分の取消しを求め
る事案である。争点は、請求項1、2及び4ないし7に係る発明の進歩性の有無で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10142審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (飲食店の運営管理システム)
原告QueensJapan株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 本件は、特許異議申立事件において、特許の取消し等をした異議の決定のうち当
該取消しに係る部分の取消訴訟である。争点は、進歩性の判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年8月31日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10035控訴棄却
著作権侵害損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
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著作権法6条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は、ジャーナリストである控訴人が、大学の教授である被控訴人の執筆
した雑誌記事等について、①主位的に、控訴人が著作権を有する雑誌記事(原告雑
誌記事)及び書籍の一部(原告ルポ)の複製又は翻案に当たり、控訴人の著作権(複
製権、翻案権)及び著作者人格権(氏名表示権、同一性保持権)を侵害すると主張
し、②予備的に、原告雑誌記事及び原告ルポのいわゆるデッドコピーであると主張
して、不法行為に基づく損害賠償請求として、300万円(逸失利益150万円、
弁護士費用50万円及び慰謝料100万円の合計額)及びこれに対する不法行為の
後で訴状送達の日の翌日である令和3年5月18日から支払済みまで民法所定の年
3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月31日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)11295一部認容
債務不存在確認等請求事件
原告株式会社M・Kロジ
株式会社シプソルという。 被告株式会社ダイワハイテックス
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特許法100条1項
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特許権 | 86回 | 侵害 | 86回 | 損害賠償 | 19回 | 差止 | 19回 |
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[概要] 事案の要旨25
本件は、段ボール箱と板材の組合せによって構成される梱包体を製造、販売
する原告M・Kロジと、原告M・Kロジに梱包体を製造する機械を販売した原
告シプソル(以下、原告M・Kロジと原告シプソルを総称して「原告ら」とい
うことがある。)が、被告に対し、次の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10161審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告Ⅹ 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は、平成28年1月15日、発明の名称を「ロックウール素材及びそ
の成形体である放射線遮蔽低減体を用いた公衆被爆防護、職業被爆防護、医25
療被爆防護ならびに放射性廃棄物処理に関する。」とする発明について、特許
出願をした(特願2016-18391号。請求項の数20。以下「本件出
願」という。)。(乙1)
(2) 原告は、令和2年2月20日付けで拒絶査定を受けたため、同年6月1日、
拒絶査定不服審判(不服2020-7419号事件)を請求した。(甲4、1
2)5
(3) 原告は、令和3年5月10日付けで拒絶理由通知書の送付を受けたため、
同年7月12日、特許請求の範囲を補正する旨の意見書及び手続補正書を提
出した(補正後の請求項の数7。以下「本件補正」という。)。(甲5、6の1
及び2)
(4) 特許庁は、令和3年10月25日、本件補正を認めた上で、「本件審判の10
請求は、成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし、その
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10165審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (配送5荷物保管装置)
原告スリーアール株式会社(旧商号スリー・アールシ 被告Yper株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、平成30年1月30日を出願日とする特許出願(特願2018-
25470号)の一部を分割して、同年10月19日、発明の名称を「配送5
荷物保管装置」とする発明について特許出願(特願2018-197825
号)をし、令和2年2月28日、特許権の設定登録(特許第6667748
号。請求項の数7。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた。(甲
▶判決の詳細
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商標権
令和4年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)2722請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
原告株式会社丸忠山田 被告有限会社つぎ館丸忠山田石材店
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商標法4条1項15号 商標法38条3項 商標法36条1項 商標法26条1項1号
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、
①被告による被告標章1から4、5-4、5-6の使用は、原告の有する商標
登録第4093956号の商標権(以下「本件商標権1」という。)を侵害し、15
被告標章5-1、5-2の使用は、原告の有する商標登録第5041731号
の商標権(以下「本件商標権2」という。)を侵害し、被告標章5-2、5-
5の使用は、商標登録第5041732号の商標権(以下「本件商標権3」と
いい、本件商標権1から3を併せて「本件各商標権」という。)を侵害すると
主張して、本件各商標権による差止請求権(商標法36条1項)に基づき、各20
被告標章を、店舗看板等に付して展示すること、名刺に付して頒布すること、
本件ウェブページに付して電磁的方法により提供することの差止めを求めると
ともに、廃棄等請求権(同条2項)に基づき、本件ウェブページからの各被告
標章を付した画像の抹消を求め、
②原告は上記各侵害により損害を被ったと主張して、各不法行為による損害賠25
償請求権に基づき、852万5000円及びこれに対する不法行為より後の日
である令和3年2月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29
▶判決の詳細
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著作権
令和4年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)17968請求棄却
民事訴訟 著作権
原告株式会社ヒューマンライフ・マネジメント 被告NTTエレクトロニクステクノ株式会社
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著作権法2条1項10号 著作権法114条1項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は、原告が、別紙原告プログラム目録記載の各プログラム(以下、符号
に応じて「原告プログラム1⑴」、「原告プログラム2⑴ア」等といい、原告
プログラム1⑴から4を併せて「各原告プログラム」という。)について原告5
が著作権を有し、被告が各原告プログラムを複製又は翻案した被告プログラム
をサーバにインストールして定期的に修正したこと等により、原告の各著作権
(複製権又は翻案権)が侵害され損害を被った等と主張して、被告に対し、各
著作権による差止請求権及び廃棄等請求権(著作権法112条1項、2項)に
基づき、被告プログラムの複製、翻案の差止め及び廃棄を求めるとともに、不10
法行為による損害賠償請求権に基づき、損害の一部として610万円及びこれ
に対する不法行為より後の日である平成24年8月31日から支払済みまで平
成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)13905却下
特許権侵害差止請求権等不存在確認請求事件
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特許法100条1項
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特許権 | 91回 | 差止 | 40回 | 損害賠償 | 30回 | 侵害 | 30回 |
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[概要] 本件は,原告が、原告は原告医薬品の製造販売についての厚生労働大臣の承
認の申請を行ったところ、
①主位的に、ⓐ原告は、現在、原告医薬品の製造、譲渡、譲渡の申出をする可
能性があり、本件各特許権の侵害又はそのおそれを理由とする被告エーザイR
Dの原告に対する本件各特許権による差止請求権が発生し得、また、原告は、
製造販売についての承認を受けた場合に原告医薬品の製造、譲渡、譲渡の申出5
が可能になるから、被告エーザイRDの原告に対する厚生労働大臣の承認を停
止条件とする本件各特許権による差止請求権が発生し得ると主張して、被告エ
ーザイRDとの間で、被告エーザイRDの原告に対する本件各特許権による差
止請求権(特許法100条1項)の不存在確認を求め(前記第1の1⑴ア)、
ⓑ被告らの原告に対する損害賠償請求権が発生し得ると主張して、被告らとの10
間で、被告らの原告に対する本件各特許権等の侵害を理由とする不法行為によ
る損害賠償請求権の不存在確認を求め(同イ)、
②予備的に、ⓐ原告は、原告医薬品が「使用薬剤の薬価(薬価基準)」(平成
20年厚生労働省告示第60号、以下「薬価基準」という。)に収載された場
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不正競争
令和4年8月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)3418請求棄却
民事訴訟 不正競争
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[概要] 本件は、別紙原告製品目録記載の各製品(以下、同目録記載1の製品を「原
告製品1」、同目録記載2の製品を「原告製品2」などといい、これらを併せ20
て「原告各製品」という。)を販売する原告が、被告に対し、被告は、原告の
商品等表示として需要者の間に広く認識されている原告各製品の形態と同一の
別紙被告製品目録記載の各製品(以下、同目録記載1の製品を「被告製品1」、
同目録記載2の製品を「被告製品2」などといい、これらを併せて「被告各製
品」という。)を販売して、原告の商品と混同を生じさせ、かつ、原告各製品25
の形態を模倣した被告各製品を販売したものであり、これらの被告の行為は、
不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号、3号の不正競争に
該当すると主張して、不競法3条1項、2項に基づき、被告各製品の販売及び
輸入の差止め並びに廃棄を求め、不競法4条に基づき、1億円(不競法5条1
項による損害)の支払を求める事案である。
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特許権
令和4年8月25日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)2736
特許使用料請求事件 (食品の保存方法およびその装置)
原告新宅工業株式会社 被告有限会社サンワールド川村
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民法545条2項
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[概要] 原告は、「食品の保存方法およびその装置」等と題する発明について2件の特許
権を有し、当時、別途特許を出願中(以下、前記2件の特許権及び特許出願中の発25
明を含め、「本件特許権等」という。)であった被告との間で、本件特許権等の使
用許諾契約(以下「本件使用許諾契約」という。)を締結し、その使用料を支払っ
たが、被告の債務不履行を理由に本件使用許諾契約を解除したと主張し、被告に対
し、解除に伴う原状回復請求として支払済みの特許使用料の返還を求めるとともに、
これに対する同使用料の受領の日(平成30年3月29日及び同年7月30日)か
らの商事法定利率年6分(平成29年法律第45号による改正前のもの。以下「旧5
商法」という。)の割合による利息の支払を求める事案である。
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不正競争
令和4年8月25日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)4530請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
原告有限会社トオヤ 被告有限会社財津釣具
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[概要] 1 本件は、別紙原告商品目録記載1~14の釣り用のうき(以下、それぞれ25
「原告商品1」~「原告商品14」といい、これらを総称して「原告商品」とい
う。)を販売する原告が、別紙被告商品目録記載1~5の釣り用のうき(以下、そ
れぞれ「被告商品1」~「被告商品5」といい、これらを総称して「被告商品」と
いう。)を販売する被告に対し、次の各請求をする事案である。
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その他
令和4年8月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10027等控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件,同附帯控訴事件
被控訴人Y
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民法130条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、美術商である被控訴人(附帯控訴人、原審原告。以下「被控訴人」
という。)が、現代美術の作家であったX(原審係属中の令和2年8月27日に10
死亡した。亡X)の相続人である控訴人(附帯被控訴人、原審被告。以下「控
訴人」という。)に対し、亡Xが、被控訴人と亡Xとの間の訴訟上の和解(以下
「前訴和解」という。)の和解条項2⑷(原判決第2の2⑷、本件禁止条項)に
違反する態様で作品の公表等をしたと主張し、前訴和解の定める違約金180
0万円及び前訴和解の債務不履行による損害賠償2億0910万円の合計215
億2710万円並びにこれに対する債務不履行の後である平成30年12月
24日(本訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号に
よる改正前の民法(以下「旧民法」という。)所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた事案である。
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特許権
令和4年8月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10137審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (作業機)
原告松山株式会社 被告小橋工業株式会社
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審決 | 141回 | 実施 | 72回 | 無効 | 38回 | 無効審判 | 2回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
⑴ 被告は、名称を「作業機」とする発明に係る特許(特許第5976246
号、請求項の数1。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲72)。
本件特許に係る出願(特願2016-46843号)は、平成27年9月
4日に出願された特願2015-174637号(優先日:平成27年8月
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特許権
令和4年8月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10150審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (船舶)
原告内海造船株式会社 被告三菱造船株式会社
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審決 | 143回 | 無効 | 44回 | 実施 | 13回 | 無効審判 | 11回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 設定登録
三菱重工業株式会社(以下「承継前会社」)は、平成22年12月18日を
出願日とする特願2010-282471号の一部を新たな出願として、平
成25年4月30日、発明の名称を「船舶」とする特許出願(特願2013
-95949号)をし、平成26年5月9日、特許権の設定の登録を受けた5
(特許第5536254号、請求項の数は8、甲32。特許の請求項の数、
特許請求の範囲の記載は、その後訂正等により変わったが、以下、訂正等の
前後を通じて、「本件特許」といい、その特許権を「本件特許権」という。)。
⑵ 最初の訂正審判
承継前会社は、平成27年8月17日付けで、特許請求の範囲について訂10
正を求める訂正審判の請求をし(訂正2015-390092号)、同年10
月6日付けで手続補正をした(甲9。以下、手続補正後の訂正審判の請求に
係る訂正を「前件訂正1」という。)。
特許庁は、平成27年10月13日、前件訂正1を認める旨の審決をした
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特許権
令和4年8月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10151審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (船舶)
原告内海造船株式会社 被告三菱造船株式会社
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審決 | 170回 | 無効 | 63回 | 実施 | 13回 | 無効審判 | 11回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 設定登録
三菱重工業株式会社(以下「承継前会社」)は、平成22年12月18日を
出願日とする特願2010-282471号の一部を新たな出願として、平
成26年10月8日、発明の名称を「船舶」とする特許を出願し(特願20
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10131審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シート貼付構造体及びシート貼付構造体を用いて保護シートを貼付する貼付方法)
原告株式会社ホリ 被告株式会社IDクリエイト
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特許法29条2項 特許法123条1項2号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する一部無効・一部不成立審決のうち一部無効部
分に対する取消訴訟である。争点は、請求項1、3、4及び6に係る発明の進歩性
の有無である。
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著作権
令和4年8月9日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)9317請求棄却
民事訴訟 著作権
原告グローシップ・パートナーズ株式会社 被告ZEIN株式会社
A
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民法709条 民法537条 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 原告の従業員であって後に被告会社に移籍したB(以下「B」という。)は、
原告に在籍中に、別紙本件データ目録記載のファイルのうちスライド2枚目ない
し8枚目の部分(以下「本件データ」といい、本件データの特定の頁をスライド
の頁数に合わせて「本件データ2枚目」などということがある。)を作成した。25
そして、Bは、被告会社に移籍した後、別紙被告ら作成データ目録記載のファイ
ルのうちスライド7枚目ないし13枚目の部分(甲5の6の電子メールに添付さ
れたパワーポイントファイル7頁ないし13頁をいう(令和3年10月28日付
け書面による準備手続調書参照)。以下、当該データを「被告ら作成データ」と
いい、被告ら作成データの特定の頁をスライドの頁数に合わせて「被告ら作成デ
ータ7枚目」などということがある。)を作成し、被告Aに対し、被告ら作成デ5
ータを含むファイルを添付の上電子メール(甲5の6)を送信した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10039控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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特許法36条4項 特許法100条1項
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和4年8月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10007控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (プログラマブル・コントローラにおける異常発生時にラダー回路を表示する装置)
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特許法102条1項 特許法101条2号 特許法102条2項 特許法102条3項
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侵害 | 210回 | 特許権 | 108回 | 実施 | 91回 | 間接侵害 | 64回 |
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
▶判決の詳細
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商標権
令和4年7月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)12182
商標権侵害差止等請求事件
原告カーコンビニ倶楽部株式会社 被告有限会社アマノリミテッド
A
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[概要] 1 請求原因
⑴ 原告は、別紙商標権目録記載1ないし4の商標権(以下、順次「本件商標
権1」、「本件商標権2」などといい、これらの商標権を併せて「本件各商標
権」という。また、その登録商標を順次「本件商標1」、「本件商標2」など
といい、これらの商標を併せて「本件各商標」という。)を有している。
⑵ 原告と被告会社は、平成26年3月28日、自動車板金塗装及び車検整備
等のサービスを提供する「カーコンビニ倶楽部」の店舗に係るフランチャイ
ズ加盟店契約(以下「本件加盟店契約」という。)を締結し、被告Aは、同
日、原告に対し、本件加盟店契約により発生する被告会社の債務につき、書
面により連帯保証した。本件加盟店契約には、次の内容が含まれていた。
ア 被告会社は、原告に対し、ロイヤリティ・フィーとして、月額23万円
及びこれに対する消費税を、翌月8日限り支払う(本件加盟店契約18条、
別紙明細書⑵第6項)。
イ 本件加盟店契約終了後も被告会社又は関係者が契約商標等を継続して使
用する場合には、被告会社は、その行為を中止するまで、原告に対し、1
▶判決の詳細
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不正競争
令和4年7月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)31378等請求棄却
損害賠償等請求事件、売買代金返還請求事件
原告バイオ乾燥機株式会社
株式会社山口新建木材センター 被告バイオ乾燥機株式会社
株式会社山口新建木材センター
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民法709条
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[概要] 1 事案の要旨25
(1) 第1事件
第1事件は、原告が、被告に対し、次のア及びイの請求に係る合計181
5万円並びにこれに対する令和2年2月21日(第1事件の訴状送達の日の
翌日)から支払済みまで平成29年法律第45号による改正前の商法514
条所定の利率(以下「商事法定利率」という。)年6分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。5
ア 「バイオ乾燥機」と称される木材用乾燥機(以下、単に「バイオ乾燥機」
という。)に関する原告の営業秘密である別紙目録の各書面に記載されてい
る情報(以下、番号に従って「本件情報1」、「本件情報2」などといい、
これらを総称して「本件情報」ということがある。)を被告が取得又は使用
した行為が、不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項4号又は10
7号の不正競争行為及び不法行為(民法709条)に該当することを理由
とする、損害金1650万円の請求
イ 令和元年8月19日付け売買契約書(以下「本件売買契約書」という。)
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特許権
令和4年7月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10032請求棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (医薬品相互作用チェック装置)
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特許法102条2項 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法100条1項
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侵害 | 26回 | 損害賠償 | 22回 | 差止 | 11回 | 特許権 | 9回 |
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「医薬品相互作用チェック装置」とする特許に係る特
許権及び発明の名称を「医薬品相互作用チェックシステム」とする特許に係る特許
権を共有する一審原告らが、一審被告が製造し、販売する原判決別紙「被告製品目
録」記載の物件(以下「被告製品」という。)は上記各特許に係る特許発明の技術
的範囲に属すると主張し、一審被告に対して、特許法100条1項に基づき、被告
製品の製造、販売、販売の申出及び販売のための展示並びに被告製品にインストー
ル又は適用することが可能な医薬品の相互作用に関するデータの頒布の差止めを求
め、同条2項に基づき、被告製品及び半製品(被告製品の構造を具備しているが、
いまだ製品として完成に至らないもの)並びに被告製品の製造に供する製造設備の
廃棄を求め、民法709条に基づき、損害賠償金各5000万円(一部請求)及び
これに対する不法行為の日の後である平成28年8月30日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年7月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)33192請求棄却
損害賠償請求事件
原告甲 被告株式会社講談社
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著作権法41条
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侵害 | 25回 | 損害賠償 | 6回 | 分割 | 6回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 本件は、原告が、被告に対し、被告の発行する雑誌に掲載された記事のうち、20
別紙記事目録記載1ないし4の各記載は、原告の社会的評価を低下させる事実
を公然と摘示したものであるから、同記載の掲載は名誉毀損に当たり、別紙写
真目録写真1ないし4の各写真は、いずれも、原告の容ぼうが写っており、原
告が著作権を有するものであるから、同写真の掲載は、原告の肖像権及び著作
権を侵害するとして、不法行為に基づき、損害賠償金600万円(名誉毀損に25
つき400万円並びに肖像権侵害及び著作権侵害につき各100万円)及び弁
護士費用60万円の合計660万円と、上記雑誌の発行日である平成29年8
月17日から平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を、それぞれ求めた事案である。
▶判決の詳細
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