権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和7年6月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10005控訴棄却
特許権侵害排除等請求兼損害賠償等反訴請求控訴事件 (親綱支柱用治具)
被控訴人大嘉産業株式会社
Y1
Y2
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特許法70条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
本訴事件は、発明の名称を「親綱支柱用治具」とする本件特許に係る特許権
者である控訴人が、被告製品が本件発明の技術的範囲に属し、被控訴人会社に
よる被告製品の販売等が本件発明の実施に該当すると主張して、被控訴人会社
に対し、特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の販売等の差止め及
び廃棄を求めるとともに、被控訴人らに対し、民法709条又は会社法42925
条1項に基づく損害賠償として550万円及びこれに対する不法行為の日であ
る令和4年12月1日から支払済みまで民法所定の年3%の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年6月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10068控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (微細粉粒体のもれ防止用シール材)
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特許法102条2項 特許法101条1号 特許法36条6項2号 特許法101条1項1号
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[概要] 1 事案の要旨
原告は、発明の名称を「微細粉粒体のもれ防止用シール材」とする特許(特20
許第4818622号。本件特許)に係る本件特許権の共有持分2分の1を有
する者である。甲事件被告は被告製品を製造し、乙事件被告は甲事件被告から
被告製品を購入してキヤノンに販売している。本件は、原告が、被告らに対し、
被告らが被告製品を製造販売する行為は本件特許権(本件訂正後の特許請求の
範囲請求項1及び4)を侵害すると主張して、特許権侵害の共同不法行為に基25
づく損害賠償請求の一部請求(民法709条、719条1項前段、特許法10
2条2項)として、1億円及びこれに対する不法行為後である令和4年12月
23日(1審乙事件訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3%の
割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年6月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行ケ)10042審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (溶解炉)
原告株式会社ダイキエンジニアリング 被告Y1
Y2
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特許法29条2項 特許法17条の2
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審決 | 26回 | 無効 | 25回 | 進歩性 | 18回 | 無効審判 | 5回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがないか、又は当裁判所に
顕著である。)5
(1) 被告らは、発明の名称を「溶解炉」とする発明についての特許第649
8843号(請求項の数6。以下「本件特許」という。)の特許権者であり、
本件特許に係る発明について、平成27年11月12日(パリ条約による優
先権主張外国庁受理2015年10月13日、タイ王国)を国際出願日とす
る特許出願(特願2018-516074号)をし、平成31年1月22日10
の手続補正書により特許請求の範囲が補正され(以下、この補正を「本件補
正」という。)、同年3月22日に特許権の設定登録がされたものである。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年6月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10078等控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社エコプロ
株式会社ウィズユークラブ
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特許法100条1項 特許法187条 特許法102条3項 民法709条
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特許権 | 25回 | 侵害 | 20回 | 損害賠償 | 11回 | 実施 | 9回 |
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[概要] 1 請求の要旨
本件は、控訴人の本訴請求と被控訴人の反訴請求からなる。
(1) 本訴請求
本訴請求は、控訴人が被控訴人に対して次の請求をするものである。5
ア 被控訴人が被告製品を製造又は販売することが本件特許権(特許第47963
34号に係る特許権)の侵害に当たるとして、特許法100条1項に基づく被告製品
の製造、販売及び販売の申出の差止め並びに同条2項に基づく被告製品の廃棄
イ 被控訴人が平成24年頃から本訴提起日(令和4年12月14日)までの間に
被告製品を製造及び販売することによって本件特許権が侵害されたとして、民法7010
9条に基づく損害賠償金6000万円の支払
ウ 被控訴人が平成24年頃から令和4年頃までの間に被控訴人の表札や郵便受け
に控訴人の商号を使用したことが会社法8条に違反し、また、被控訴人が同期間中に
被告製品に控訴人の商号及び「特許取得済」との表示を付したことがいずれも不正競
争防止法(以下「不競法」という。)2条1項20号の不正競争に当たるとして、こ15
れらを原因として、民法709条又は不競法4条に基づく損害賠償金6200万円
▶判決の詳細
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特許権
令和7年6月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10084控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (遠隔操縦無人ボート)
被控訴人株式会社ハイドロシステム開発
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[概要] と、「被告」とあるのを「被控訴人」と、「別紙」とあるのを「原判決別紙」と
それぞれ読み替える。)
▶判決の詳細
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特許権
令和7年6月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和7(ネ)10008控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (故人及び/又は動物の放置された部屋の消臭方法)
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特許法100条1項
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[概要] 判決中の「原告」、「被告」はそれぞれ「控訴人」、「被控訴人」に読み替え25
る。)
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月29日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)10970等一部認容
特許権侵害行為差止等請求反訴事件、損害賠償等請求事件 (映像視聴装置)
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民法709条 特許法102条2項
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[概要] 1(1) 甲事件反訴は、発明の名称を「映像視聴装置」とする特許(以下「本件
特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、
被告が本件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。)
の技術的範囲に属する被告製品を製造し、販売等することは本件特許権の侵害に当
たると主張して、被告に対し、不法行為(民法709条)に基づき、損害賠償金420
580万円のうち一部請求として1100万円及びこれに対する令和5年11月1
8日(反訴状送達の日の翌日であり、不法行為よりも後の日)から支払済みまで民
法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案である。なお、
被告は、「TV&ナビキャンセラー ナビ案内対応Ver.2.0」の輸入販売行
為について、原告の被告に対する本件特許権に基づく差止請求権の不存在確認の訴25
え(甲事件本訴)を提起したが、甲事件反訴が提起された後に甲事件本訴を取り下
げた。
(2) 乙事件は、被告が、原告がアマゾンジャパン合同会社(以下「アマゾン」
という。)に対して行った、別紙「被告個別製品目録」記載の各製品(以下「被告
個別製品」という。)の製造・販売行為が本件特許権を侵害する旨の報告(以下
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10076控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (起伏収容式仮設防護柵)
被控訴人株式会社ワイズテック
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特許法70条1項 特許法37条 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「起伏収容式仮設防護柵」とする特許第6494125
0号の特許(本件特許)に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が、被控
訴人に対し、被控訴人が原判決別紙被控訴人製品目録記載の製品(被控訴人製
品)を製造等する行為が控訴人の本件特許権を侵害すると主張して、特許法1
00条1項及び2項に基づき、被控訴人製品の製造等の差止め及び廃棄を求め
る事案である。10
原審が、被控訴人製品は本件特許に係る発明の技術的範囲に属せず、均等侵
害も成立しないとして控訴人の請求をいずれも棄却したところ、控訴人がその
取り消しを求めて本件控訴を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行ケ)10024審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (X線検査装置)
原告株式会社イシダ 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は、平成30年3月20日、名称を「X線検査装置」とする発明につき
特許出願(特願2018-053046号。請求項の数7。以下「本願」とい
う。甲3)をし、令和3年3月17日に手続補正書を提出したが、同年11月
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行コ)10007控訴棄却
延長登録出願却下決定取消請求控訴事件 (医薬組成物)
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特許法67条2項 特許法69条1項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「医薬組成物」とする特許の特許権(以下、同特許を
「本件特許」、その特許権を「本件特許権」といい、本件特許に係る発明を「本10
件発明」という。)を有する控訴人が、本件特許権の通常実施権者が既に製造販
売承認を受けている医薬品の添付文書の改訂につき、独立行政法人医薬品医療
機器総合機構(以下「PMDA」という。)を通じて厚生労働大臣に届出をし(以
下、この改訂後の添付文書を「改訂後添付文書」といい、改訂前の添付文書を
「改訂前添付文書」という。)、PMDAのウェブサイトに同改訂に関する情報15
が掲載されたことに基づき、同掲載の日が処分を受けた日であるとして、本件
特許の登録日から同掲載の日の前日までが特許発明の実施をすることができ
なかった期間に当たるとして本件特許権の延長登録出願を行ったところ、特許
庁長官がこれを却下した(以下「本件却下処分」という。)ことから、本件却下
処分には法令の解釈及び適用に関する誤りが存在して違法であると主張し、そ20
の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10080控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (笠木下換気構造体)
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特許法44条2項 特許法100条1項
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[概要] 判決中の「原告」、「被告」はそれぞれ「控訴人」、「被控訴人」に読み替え5
る。)
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10072控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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民事訴訟法2条
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職務発明 | 22回 | 特許権 | 13回 | 損害賠償 | 7回 | 無効 | 6回 |
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[概要] 判決中の「原告」、「被告」はそれぞれ「一審原告」、「一審被告」に読み替
える。)
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (撮像装置)
原告X 被告富士フイルム株式会社
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特許法123条1項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがないか、又は当裁判所に
顕著である。)
(1) 被告は、発明の名称を「撮像装置」とする発明について、平成28年6
月22日を国際出願日(優先権主張:平成27年9月30日)とする特許出25
願(特願2017-542935号)をし、平成29年11月17日、特許
権の設定登録を受けた(特許第6244501号。請求項の数12。以下、
この特許を「本件特許」という。)。
(2) A (以下「A」という。)は、令和4年3月11日、本件特許(請
求項1及び6関係)について特許無効審判請求をし、特許庁はこれを無効2
022-800021号事件として審理を行った。5
(3) 特許庁は、令和5年9月12日、「本件審判の請求は、成り立たない。」
との審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は同月22日Aに送
達された。
(4) Aは、令和5年10月23日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。10
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70527等却下
消極的確認請求事件、損害賠償請求反訴事件
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特許権 | 84回 | 実施 | 38回 | 侵害 | 10回 | 損害賠償 | 9回 |
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70035請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告シャープ株式会社
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特許法29条1項3号 特許法102条3項
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[概要] 本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用した
パーソナルコンピュータシステム」とする特許第4555901号の特許(以
下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有す
る原告が、別紙被告製品目録記載の各製品(以下「被告各製品」といい、同目
録の記載に従い、同目録記載1の製品を「イ号製品」などという。)は本件特許25
の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的
範囲に属するものであり、被告が令和2年3月25日から令和5年1月29日
までの間に被告各製品を製造・販売したことが本件特許権の侵害に当たり、こ
れにより損害を被ったと主張して、不法行為に基づく損害賠償として、損害金
9億2300万円の一部である1000万円及びこれに対する遅延損害金の支
払を求める事案である。5
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70004請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告ソニー株式会社
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特許法29条1項3号 特許法44条1項 特許法123条1項2号 特許法102条3項
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実施 | 87回 | 進歩性 | 17回 | 新規性 | 16回 | 分割 | 11回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用した
パーソナルコンピュータシステム」とする特許第4555901号の特許(以
下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有す
る原告が、別紙被告製品目録記載の各製品(以下「被告各製品」といい、同目
録の記載に従い、同目録記載1の製品を「イ号製品」などという。)は本件特許25
の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的
範囲に属するものであり、被告が平成23年3月24日から令和5年1月9日
までの間に被告各製品を販売したことが本件特許権の侵害に当たり、これによ
り損害を被ったと主張して、不法行為に基づく損害賠償として、損害金118
億5400万円の一部である1000万円及びこれに対する遅延損害金の支払
を求める事案である。5
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)70131請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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特許法29条1項3号 特許法44条1項 特許法123条1項2号 特許法102条3項
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実施 | 39回 | 進歩性 | 16回 | 新規性 | 16回 | 分割 | 11回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用した
パーソナルコンピュータシステム」とする特許第4555901号の特許(以15
下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有す
る原告が、別紙被告製品目録記載の各製品(以下「被告各製品」といい、同目
録の記載に従い、同目録記載1の製品を「イ号製品」などという。)は本件特許
の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的
範囲に属するものであり、被告が平成23年10月7日から令和4年12月220
6日までの間に被告各製品を販売したことが本件特許権の侵害に当たり、これ
により損害を被ったと主張して、不法行為に基づく損害賠償として、損害金5
5億500万円の一部である1000万円及びこれに対する遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10114控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (キューブコーナー素子を有する層状体および再帰反射シート)
被控訴人日本カーバイド工業株式会社
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特許法29条2項 特許法123条1項2号 特許法100条1項
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[概要] エムイノベイティブ」と、「被告」を「被控訴人」と、「参加人」を「控訴人
スリーエムジャパン」と、「脱退原告」を「原審脱退原告スリーエムジャパン5
イノベーション株式会社」と、「別紙」を「原判決別紙」とそれぞれ読み替え
る。)
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10102審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (キューブコーナー素子を有する層状体および再帰反射シート)
被告日本カーバイド工業株式会社
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特許法123条1項4号 特許法123条1項2号 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 設定登録
原告は、名称を「キューブコーナー素子を有する層状体および再帰反射シ
ート」とする発明に係る特許(特許第5302282号、請求項の数4。以
下「本件特許」といい、その特許権を「本件特許権」と、その明細書を「本10
件明細書」という。その特許公報は別紙のとおりである。甲1)の特許権者
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10041控訴棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求控訴事件 (携帯電話、Rバッジ、受信装置)
被控訴人株式会社ジィ・シィ企画
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特許法128条 特許法123条1項8号 特許法123条1項2号 特許法104条の3
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[概要] 1 発明の名称を「携帯電話、Rバッジ、受信装置」とする本件特許(特許第
4789092号)の特許権者である控訴人モビリティ及び本件特許権の専
用実施権者である控訴人モビリティ・エックスが、被控訴人による被告各製15
品の製造及び譲渡が本件特許権及び本件特許権の専用実施権の侵害に当たる
旨主張して、損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年5月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10043請求棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人株式会社ジィ・シィ企画
株式会社モビリティ
Y
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不正競争防止法2条1項21号 特許法123条1項8号 特許法123条1項 不正競争防止法4条
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無効 | 82回 | 進歩性 | 50回 | 損害賠償 | 15回 | 侵害 | 10回 |
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[概要] 1 本件は、次の本訴及び反訴から成る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70594一部認容
特許権侵害差止請求事件 (マットレス)
原告株式会社エアウィーヴ 被告株式会社モーブル
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法29条1項1号 特許法29条
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[概要] 本件は、発明の名称を「マットレス」とする特許(第7045336号。以下
「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告10
が、被告による別紙被告製品目録記載の各製品(以下、同別紙記載の番号に応じ
て「被告製品1」などといい、被告製品1から6までを併せて「被告各製品」とい
う。)の製造等が、本件特許権を侵害すると主張して、特許法100条1項及び2
項に基づき、被告各製品の製造等の差止め並びに被告各製品及びその半製品の廃
棄を求める事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70563請求棄却
特許侵害差止等請求事件 (取引管理システムおよび取引管理プログラム)
原告株式会社キーソフト
甲i 被告株式会社サンカクキカク
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「取引管理システムおよび取引管理プログラム」とす
る特許第6675598号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権
(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告らが、被告に対し、別
紙被告システム目録記載のシステム(以下「被告システム」という。)が、本10
件特許の請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属
し、被告による被告システムの使用が本件発明の実施に該当すると主張して、
特許法100条1項に基づき、被告システムの使用の差止めを求めるともに、
民法709条に基づき、原告会社に対しては損害金1100万円(特許法10
2条2項により算定される損害額1000万円及び弁護士費用100万円)、15
原告甲iに対しては損害金550万円(同条3項により算定される損害額50
0万円及び弁護士費用50万円)及びこれらに対する訴状送達の日の翌日であ
る令和5年10月13日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合に
よる金員の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10029請求棄却
特許を受ける権利の確認請求控訴事件
被控訴人Y1
Y2
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特許法35条 特許法34条1項 特許法2条1項
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[概要] 1 事案の要旨
第1審被告Y1は平成25年5月1日から令和3年9月15日まで第1審原
告の代表取締役の地位に、同月16日から令和4年3月3日までは第1審原告20
の取締役の地位にあった者である。第1審被告Y2は第1審原告の従業員であ
った者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10078審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (オーディオコントローラ、超音波スピーカ、オーディオシステム、及びプログラム)
原告株式会社CSイノベーション 被告ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
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特許法70条 特許法123条1項6号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、発明
者の認定である。25
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (病原微生物および抗微生物剤の検出法、抗微生物剤の薬効評価法ならびに抗微生物剤)
原告沢井製薬株式会社 被告科研製薬株式会社
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消しを求める事案である。争点
は、進歩性に関する認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和6(行ウ)5001却下
処分取消請求事件
原告A 被告国
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特許法184条の4 特許法48条の3 特許法184条の5 特許法184条の3
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協
力条約(以下「特許協力条約」という。)に基づく国際出願(国際出願番号P
CT/DE2019/000338)であって、その国際出願日にされた特許
出願とみなされた国際特許出願(特願2022-539391。以下「本件国
際特許出願」という。)について、本件国際特許出願に係る出願審査の請求5
(以下「本件出願審査請求」という。)は、特許法(令和3年法律第42号に
よる改正前のもの。以下同じ。)184条の4第1項の規定する翻訳文が提出
される前に行われたものであり、同法184条の17の要件を満たさないこと
から、同法18条の2第1項に基づき、その出願審査請求に係る手続を却下す
る処分(以下「本件処分」という。)を受けたため、本件処分が違法であると10
して、被告に対し、その取消しを求めた事案である。
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特許権
令和7年4月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行ケ)10109審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (介助機)
原告X 被告特許庁長官
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特許法171条2項
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審決 | 55回 | 抵触 | 10回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 進歩性 | 1回 |
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[概要] 本件は、再審の請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10107控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (プロタンパク質コンベルターゼスブチリシンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質)
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特許法167条 特許法134条の2 特許法123条1項4号 特許法104条の3
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[概要] 1 本件は、いずれも発明の名称を「プロタンパク質コンベルターゼスブチリシ
ンケクシン9型(PCSK9)に対する抗原結合タンパク質」とする特許第5
705288号の特許(「本件特許1」)及び特許第5906333号の特許10
(「本件特許2」。本件特許1と併せて「本件特許」)に係る特許権(「本件特許
権」)を有する控訴人(一審原告)が、被控訴人(一審被告)の販売等に係る原
判決別紙1物件目録記載の製品(「プラルエント®(英語名:Praluent®)」。「被
控訴人製品」)は本件特許に係る発明の技術的範囲に属するから、その販売等は
本件特許権をいずれも侵害する行為であると主張して、被控訴人に対し、不法15
行為に基づく損害賠償請求として、損害の一部である10億円及びこれに対す
る令和2年6月23日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成2
9年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である(令和2年3月31日訴え提起)。
原判決(令和5年9月28日判決言渡)は、①「15個のPCSK9のコア20
残基の大部分を認識する結合中和抗体」を意味するものと解される「EGFa
ミミック抗体」は、本件特許の発明に含まれるが、本件特許の明細書には、E
▶判決の詳細
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特許権
令和7年4月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10074控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (電子タバコ用充填物及び電子タバコカートリッジ)
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特許法70条1項 特許法168条1項
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[概要] 1 事案の要旨5
本件は、発明の名称を「電子タバコ用充填物及び電子タバコカートリッジ」
とする本件特許(特許第6815560号)の特許権者である控訴人が、被控
訴人による被告製品の輸入、販売等が本件特許権の侵害に当たると主張して、
被控訴人に対し、不法行為に基づく損害賠償として1000万円(400億円
の一部請求)及びこれに対する訴状送達の日の翌日以降の民法所定の年3%の10
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9422
契約金返還請求事件
原告株式会社クリーンコーポレーション 被告イーメックス株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、訴外株式会社アマークホールディングス(以下「アマークホールデ
ィングス」という。)と被告との間の平成25年10月19日付け共同開発・業20
務提携契約につき、アマークホールディングスから契約上の地位の移転を受け
た原告が、被告に対し、当該契約の解除を理由とする原状回復請求権に基づき、
当該契約に基づいて被告に支払われた契約金2億1000万円及びこれに対す
る令和3年9月25日(契約金受領後の日)から支払済みまで民法所定年3パ
ーセントの割合による利息の支払を求める事案である。25
2 前提事実(当事者間に争いのない事実)
アマークホールディングスと被告は、平成25年10月19日、以下の約
定で、共同開発・業務提携契約(以下「本件契約」という。)を締結した。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70050請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用した20パーソナルコンピュータシステム)
原告株式会社DAPリアライズ 被告サムスン電子ジャパン株式会社
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特許法126条5項 特許法36条6項1号 特許法102条3項
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新規性 | 22回 | 進歩性 | 19回 | 実施 | 18回 | 審決 | 11回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用した20
パーソナルコンピュータシステム」とする特許第4555901号の特許権
(以下、「本件特許権」といい、これに係る特許を「本件特許」という。)の特
許権者である原告が、被告に対し、被告が販売する別紙被告製品目録記載の各
製品(以下、これらを総称して「被告製品」という。)は、いずれも本件特許に
係る発明の技術的範囲に属し、被告製品の販売は本件特許権を侵害すると主張25
して、民法709条に基づき、損害金1000万円(特許法102条3項によ
り算定される額の一部請求)及びこれに対する令和5年2月21日(訴状送達
の日の翌日)から支払済みまで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月27日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)10217請求棄却
職務発明対価請求事件
原告A
B 被告パネフリ工業株式会社
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特許法35条3項 特許法35条5項
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[概要] 1 本判決で用いる用語25
(1) 本件特許(権)1:特許第5894716号に係る特許(権)。その明細書及
び図面は「本件明細書1」、本件特許1に係る発明(ただし、後記訂正後のも
の)は「本件発明1」。
(2) 本件特許(権)2:特許第5873225号に係る特許(権)(本件特許1と
2を総称して「本件各特許(権)」。)。その明細書及び図面は「本件明細書2」、
本件特許2に係る発明(ただし、後記訂正後のもの)は「本件発明2」(本件発5
明1と2を総称して「本件各発明」。)。
(3) 被告製品:本件各発明実施品である立体網状繊維集合体(商品名は「カルフ
ァイバー」であるが、カルファイバーと称して被告が販売するものは、本件各
特許の実施品以外のものもある(乙23)。)
(4) 本件実施品:●●●●●●●が販売する被告製品を利用したベッド用マット10
レス
(5) 本件褒賞規定:平成18年に制定され、平成20年に改訂された、被告の「発
明考案の褒賞規定」
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10056控訴棄却
特許権に基づく差止等請求控訴事件 (洗浄作業用バン型自動車及びこれを用いた洗浄方法)
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特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 判決中の「原告」は「控訴人」に、「被告カンツール」は「被控訴人」に、「被
告KCS」は「KCS」に、「被告ら」は「KCS及び被控訴人」に、「被告
製品1」は「被控訴人製品1」に、「被告製品2」は「被控訴人製品2」に、
「被告各製品」は「被控訴人各製品」に、それぞれ読み替える。)
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行ケ)10049審決取消訴訟
審決取消請求事件 (ビークル)
原告ヤマハ発動機株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法17条の2 特許法159条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、令和2年7月20日(パリ条約による優先権主張2019年(令
和元年)7月19日(以下、この日を「本件優先日」という。))を国際出願
日とし、名称を「ビークル」とする発明につき特許出願(特願2021-5
34025号。請求項の数は3。以下「本願」といい、本願に添付した明細
書及び図面を併せて「本願明細書等」という。)をしたところ、令和4年8月5
2日付けの拒絶理由通知を受け、同年10月4日付けで意見書を提出すると
ともに手続補正を行ったが、令和5年1月4日付けで拒絶査定を受けた。
⑵ 原告は、令和5年4月12日、上記拒絶査定に対し不服の審判請求(不服
2023-5963号)をするとともに、手続補正を行った(以下、この手
続補正を「本件補正」という。)。10
本件補正は、特許請求の範囲の記載の請求項1を、下記アの記載からイの
記載に補正するものである(⑵の下線部が補正箇所である。)
ア 本件補正前の請求項1
「ビークルであって、
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10040控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (皮下組織および皮下脂肪組織増加促進用組成物)
被控訴人Y
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民法709条
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[概要] 本判決の本文中で用いる略語の定義は、本文中で別に定めるほか、別紙3略
語一覧のとおりである。また、本判決において、特許法を「法」という。
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月12日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (弾塑性履歴型ダンパ)
原告大和ハウス工業株式会社 被告NextInnovation合同会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
(1) 被告は、平成24年12月14日に出願した特許出願(特願2012-27
3962号(優先日平成23年12月16日、優先権主張国日本)の一部を分割し
て、平成26年6月17日、発明の名称を「弾塑性履歴型ダンパ」とする発明につ
いて、新たな特許出願(特願2014-124689号。以下「本件出願」という。)
をし、同年12月19日、特許権の設定登録(特許第5667716号。請求項の10
数は20。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた。(甲18)
(2) 原告は、令和4年3月25日、本件特許の請求項1~20に係る発明の特許
を無効にすることについて特許無効審判を請求した(無効2022-800025
号)。被告は、同年7月22日付けで、本件特許の特許請求の範囲及び明細書を訂正
する旨の訂正(以下「本件訂正」という。)を請求した(甲80の1・2)。15
特許庁は、令和6年3月28日、本件訂正を認めた上で、「特許第5667716
号の請求項1、2、4、5、7~20に係る発明についての本件審判の請求は成り
立たない。特許第5667716号の請求項3、6に係る発明についての本件審判
の請求を却下する。」との審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10001控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
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特許法29条2項 特許法100条1項
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[概要] 本件は、本件特許1、本件特許2及び本件特許3に係る特許権(以下「本件各
特許権」という。)を有する原告が、被告製品はいずれも本件各発明(本件発明
▶判決の詳細
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特許権
令和7年3月4日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10026控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
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特許法70条1項 特許法70条2項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和7年2月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和6(ネ)10032控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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特許法29条2項 特許法102条3項
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[概要] 本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパ
ーソナルコンピュータシステム」とする本件特許に係る特許権(以下「本件特許25
権」という。)を有する原告が、被告各製品は本件発明の技術的範囲に属し、被
告による被告各製品の販売は本件特許権の侵害に当たると主張して、不法行為に
よる損害賠償請求権(民法709条、損害額につき特許法102条3項)に基づ
き、損害額合計115億5700万円の一部である1000万円の損害賠償及び
これに対する令和3年12月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法
所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。5
原審が、本件発明は丙B9発明に技術常識を適用することにより容易に発明す
ることができたものであるから、本件発明に係る本件特許は進歩性欠如の無効理
由を有し、原告は本件特許権を行使することができないとして、原告の請求を棄
却したところ、原告がこれを不服として控訴した。
▶判決の詳細
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