権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
令和4年3月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)8236請求棄却
商標使用料請求事件
原告株式会社A.C.I. 被告株式会社チャンス破産管財人坂下泰啓
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[概要] 本件は、破産手続開始決定がなされた株式会社チャンス(以下「チャンス社」と
いう。)との間で商標使用権許諾契約(以下「本件契約」という。)を締結してい
た原告が、チャンス社の破産手続開始後の商標使用料請求権は財団債権に該当する
と主張し、チャンス社の破産管財人である被告に対し、本件契約に基づき、未払の
商標使用料3300万円及びこれに対する催告期間経過後とされる令和2年10月25
21日から支払済みまで民法所定年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5988
発信者情報開示請求事件
原告P1 被告エックスサーバー株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)が別紙投稿記
事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)を被告の管理するサーバを使用し
てウェブサイトに投稿したことにより、原告の名誉権及び名誉感情並びに著作権(複
製権、公衆送信権(送信可能化権を含む。))及び著作者人格権が侵害されたこと
は明らかであると主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任25
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づ
き、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月31日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)5989
民事訴訟 著作権
原告P1 被告さくらインターネット株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)が別紙投稿記
事目録記載の記事(以下「本件記事」という。)を被告の管理するサーバを使用し
てウェブサイトに投稿したことにより、原告の名誉権及び名誉感情並びに著作権(公25
衆送信権(送信可能化権を含む。))が侵害されたことは明らかであると主張して、
被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載
の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)25550請求棄却
設計図面の複製の差止め等請求事件
原告株式会社日本ジオ・システムアプローチ 被告地主株式会社
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著作権法2条1項2号 著作権法112条1項 民法709条
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[概要] 1 事案の概要5
本件は、原告が、被告に対し、①被告が原告を欺いて別紙書類目録記載の書
類(以下「本件企画書」という。)の利用許諾をさせたことは、本件企画書の
著作者である原告に対する不法行為を構成するとして、民法709条に基づき、
損害金(合計23億8886円3015円のうち10億円)及びこれに対する
平成29年法律第44号による改正前の民法(以下同じ。)所定の遅延損害金10
の支払を求め、②被告が、本件企画書を複製及び改変し、別紙図面①及び②に
よって表現される建築(以下「本件建物」という。)を複製して、本件企画書
に係る原告の複製権及び同一性保持権並びに本件建物に係る原告の複製権を侵
害するおそれがあるとして、著作権法112条1項に基づき、本件企画書の複
製及び改変並びに本件建物の建築の差止めを求め、③原告が、被告に本件企画15
書の利用を許諾するなどして、被告が公有地の開発事業の事業予定者として選
定されるためのコンサルティング業務を行ったことについて、商法512条に
基づき、相当の額の報酬(合計10億8619万6877円のうち10億円)
及びこれに対する民法所定の遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)32121請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社ジーエムピー 被告株式会社HOLUS
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著作権法114条1項 著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、別紙原告写真目録記載の写真(以下「原告写
真」という。)が写真の著作物に該当し、被告が被告商品目録1及び被告商品
目録2記載のラベルシール(以下、前者を「被告ラベルシール1」、後者を25
「被告ラベルシール2」という。)を商品に付して販売する行為が原告の原告
写真に係る著作権(複製権及び譲渡権)を侵害し、別紙被告商品目録3記載の
ラベルシール(以下「被告ラベルシール3」という。)を商品に付して販売す
る行為が原告の原告写真に係る著作権(複製権又は翻案権及び譲渡権)を侵害
すると主張して、著作権法112条1項及び2項に基づき、被告ラベルシール
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6266請求棄却
著作権侵害等に基づく発信者情報開示請求事件
原告A
B 被告株式会社TOKAIコミュニケーションズ
株式会社NTTドコモ
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著作権法32条1項 著作権法28条 著作権法17条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告らが、ツイッター(インターネットを利用してツイートと呼ば5
れるメッセージ等を投稿することができる情報ネットワーク)において、氏名
不詳者により、原告Aが著作権を、原告Bが著作権法28条に基づく原著作者
の権利をそれぞれ有する別紙原告画像目録記載1の画像(以下「本件原告画像」
という。)を複製して作成された同目録記載2のプロフィール画像(以下「本
件原告プロフィール画像」という。)含む別紙投稿記事目録記載のツイートが10
無断で投稿されたことにより、本件原告画像に係る原告らの著作権(送信可能
化権)が侵害され、かつ、原告Aの名誉が毀損されたことが明らかであると主
張して、経由プロバイダである被告らに対し、特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制
限法」という。)4条1項に基づき、被告TOKAIに対しては別紙発信者情15
報目録記載1の情報(以下「本件発信者情報1」という。)の開示を、被告ド
コモに対しては同目録記載2の情報(以下「本件発信者情報2」といい、本件
発信者情報1と合わせて単に「本件発信者情報」という。)の開示を求める事
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10049等控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (吹矢の矢)
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特許法102条2項 特許法29条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,発明の名称を「吹矢の矢」とする特許発明についての本件特許権を
有する被控訴人(原審原告)が,控訴人(原審被告)に対し,控訴人が製造等する
吹矢の矢である被告製品が本件特許の特許請求の範囲の請求項2の発明(本件発明)
の技術的範囲に属すると主張して,特許法100条1項及び2項に基づき,被告製
品の製造販売等の差止め及び被告製品(半製品を含む。)の廃棄を求めるとともに,
民法709条に基づき,損害賠償金4565万3456円(特許法102条2項に
より推定される損害額4150万3142円及び弁護士費用415万0314円の
合計額)及びこれに対する最終の不法行為の日である令和2年6月25日から支払
済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)15654請求棄却
商標権移転登録抹消登録等請求事件
原告A 被告株式会社ドクター・ディモコ
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民法95条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、別紙商標権目録記載の各商標権(以下、併せて「本件商標
権」といい、本件商標権に係る各登録商標を併せて「本件商標」という。)につ
いて、原告から被告に対する本権商標権の譲渡の事実はない等と主張して、本
件商標権に基づき、特許庁平成31年4月9日受付第5350号の本権の移転25
登録(以下「本件移転登録」という。)の抹消登録手続を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10085控訴棄却
損害賠償請求、同反訴請求控訴事件
被控訴人Y
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[概要] 1 控訴人X1(以下「控訴人X1」という。)(当時大学4年生)とフォトジャ
ーナリストとして活動する被控訴人は、平成30年1月27日から同年2月9
日までの間、イエメンに滞在して現地の様子等の動画(本件動画)を撮影し、
同月12日に帰国した。なお、控訴人X1は、同年8月25日、紛争地域の取
材等を行うジャーナリストである控訴人X2(以下「控訴人X2」という。)と10
婚姻した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (TDIラインイメージセンサ)
原告ビューワークスカンパニーリミテッド 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、発明の名称を「TDIラインイメージセンサ」とする発明につい
て、平成27年5月14日(優先日平成26年5月15日(以下「本件優先
日」という。)、優先権主張国韓国)を国際出願日とする特許出願(特願20
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10063審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (屋内のネット等の吊張体の吊張り方法、及びその装置)
原告テイエヌネット株式会社 被告東田商工株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続等(当事者間に争いがない。)25
(1) 被告は、平成16年3月3日、発明の名称を「屋内のネット等の吊張体の
吊張り方法、及びその装置」とする発明について特許出願(特願2004-
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10081控訴棄却
債務不存在確認請求控訴事件
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民法709条
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、被控訴人が、被控訴人による原判決別紙物件目録記載の各製品の譲10
渡等は、控訴人が有する特許権(特許第6353363号(本件特許権1)及
び特許第6386646号(本件特許権2))を侵害するものではない旨主張
し、控訴人に対し、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償請求権を有し
ないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (移動通信端末機の活性化時に、特定動作が行われるようにするた10めの方法、及び移動通信端末機)
原告ファーストフェイスカンパニーリミテッド 被告AppleJapan合同会社
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特許法29条2項 特許法29条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、2012年(平成24年)10月17日を国際出願日とし、発明
の名称を「移動通信端末機の活性化時に、特定動作が行われるようにするた10
めの方法、及び移動通信端末機」とする特許出願(特願2014-5369
82号)をし(パリ条約による優先権主張外国庁受理2011年10月19
日、韓国。以下、この日付を「本件優先日」という。)、平成30年6月1
5日、特許権の設定登録(特許第6353363号。請求項の数10。)を
受けた(以下、この特許を「本件特許」という。)。15
(2) 被告は、平成31年1月30日、特許庁に対し、本件特許の請求項1及び
4について特許無効審判(無効2019-800006号)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (移動通信端末機の活性化時に、特定動作が行われるようにするための方法、システム及び移動通信端末機)
原告ファーストフェイスカンパニーリミテッド 被告AppleJapan合同会社
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特許法29条1項2号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、2012年(平成24年)10月17日を国際出願日とする特許
出願(特願2014-536982号。パリ条約による優先権主張外国庁受10
理2011年10月19日、韓国。以下、この日付を「本件優先日」という。)
の一部を分割して、平成29年9月22日、発明の名称を「移動通信端末機
の活性化時に、特定動作が行われるようにするための方法、システム及び移
動通信端末機」とする特許出願をし(特願2017-182392)、平成
30年8月17日、特許権の設定登録(特許第6386646号。請求項の15
数9。)を受けた(以下、この特許を「本件特許」という。)。
(2) 被告は、平成31年1月30日、特許庁に対し、本件特許の請求項1ない
し4、7及び8について特許無効審判(無効2019-800007号)を
請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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審決取消請求事件
行政訴訟 特許権
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[概要]
▶判決の詳細
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意匠権
令和4年3月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10075控訴棄却
意匠権侵害差止等請求控訴事件
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意匠法37条1項 意匠法24条2項
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,意匠に係る物品をヘアキャッチャーとする意匠権(意匠登録第1
620963号。以下「本件意匠権」といい,本件意匠権に係る意匠を「本
件意匠」という。)を有する控訴人が,被控訴人による別紙被告製品目録記載10
の製品(以下「被告製品」という。)の販売等が本件意匠権を侵害すると主張
して,被控訴人に対し,意匠法37条1項に基づく被告製品の販売等の差止
め,同条2項に基づく被告製品及びその半製品の廃棄並びに民法709条に
基づく損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月24日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)5620等一部認容
特許権侵害差止等請求事件、不正競争行為差止等請求事件 (発電制御装置及びそれを用いた発電制御システム)
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特許法101条1号 特許法123条1項 特許法101条2号 特許法29条1項2号
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侵害 | 42回 | 特許権 | 28回 | 実施 | 20回 | 間接侵害 | 13回 |
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[概要] ①事件は、発明の名称を「発電制御装置及びそれを用いた発電制御システム」と5
する特許(以下「本件特許」という。)に係る別紙「特許権目録」記載の特許権(以
下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告らが本件特許の特許請求の範囲
の請求項2、3及び6の各発明(後記1の(2)の訂正後のもの)の技術的範囲に属す
る被告製品を製造し、販売し、又は販売の申出をすることは、本件特許権の侵害(直
接侵害)に当たる、予備的に、同行為は上記請求項2及び3の各発明に関し、本件10
特許権の間接侵害(特許法101条1号、2号)に当たると主張して、被告らに対
し、特許法100条1項及び2項に基づき被告製品の製造等の差止め(前記第1の
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)25152請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (コメント配信システム)
原告株式会社ドワンゴ 被告FC2,INC.
株式会社ホームページシステム
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特許法2条3項1号 特許法100条1項 特許法102条3項 特許法104条の3
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進歩性 | 84回 | 実施 | 44回 | 特許権 | 43回 | 無効 | 39回 |
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[概要] 1 事案の要旨5
本件は、発明の名称を「コメント配信システム」とする特許第652630
4号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」と
いう。)の特許権者である原告が、被告FC2が運営するインターネット上のコ
メント付き動画配信サービスである「FC2動画」(https://以下省略。以下
「被告サービス1」という。)、「FC2 SayMove!」(http://以下省略。10
以下「被告サービス2」という。)及び「FC2 ひまわり動画」(http://以下
省略。以下「被告サービス3」といい、被告サービス1ないし3を併せて「被
告サービス」という。)に係るシステム(以下、被告サービスの番号に従って
「被告システム1」ないし「被告システム3」といい、併せて「被告システム」
という。)は本件特許に係る発明の技術的範囲に属するものであり、被告FC215
が別紙3被告サーバ目録記載の各サーバ(以下、併せて「被告サーバ」という。)
から日本国内のユーザ端末に別紙1被告ファイル目録記載の各ファイル(以下、
併せて「被告ファイル」という。)を送信することが被告システムの「生産」と
して本件特許権を侵害する行為に当たると主張し、また、被告HPSは被告F
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月24日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)7391等請求棄却
職務発明の対価請求
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意匠法15条3項 民法709条 民法147条3項 民法147条1号
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実施 | 261回 | 特許権 | 82回 | 意匠権 | 24回 | 職務発明 | 18回 |
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[概要] 1 本件は、被告の従業員であった原告が、被告に対し、次のとおりの請求をす25
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10083控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人BookSuperSolution株式会社
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著作権法6条 著作権法112条 民法709条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 控訴人は,「Book Answer 3」という名称の書店業務管理のためのソフトウ
ェア(控訴人製品)を製造,販売している株式会社である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10112審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告シグマ電子工業株式会社 被告星宸科技股份有限公司
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商標法50条2項 商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項
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[概要] 本件は、商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求に係る取消審決に対す
る取消訴訟である。争点は、別紙商標登録目録記載の商標(以下「本件商標」とい
い、本件商標に係る商標登録を「本件商標登録」という。)の商標権者である原告
が平成29年4月8日から令和2年4月7日までの期間内に本件指定商品について
本件商標を使用したか否かである。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10058審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表示装置、コメント表示方法、及びプログラム)
原告エフシーツー,インク. 被告株式会社ドワンゴ
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は、請求
項1及び9に係る特許発明の新規性の有無並びに請求項1、2、5、6、9及び1
0に係る特許発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和4年3月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告イロ 被告イルーインターナショナルカンパニーリミテッド
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商標法50条 商標法4条1項16号 商標法50条2項 商標法4条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,次の商標(以下「本件商標」という。)の商標権者である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和4年3月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10078控訴棄却
意匠権侵害差止等請求控訴事件
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民法709条 意匠法37条1項
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[概要] 1 本件は,意匠に係る物品を「排水口用ゴミ受け」とする原告意匠権(意匠登
録第1651754号)を有する控訴人が,被控訴人に対し,被告製品の製造,
販売,輸入及び販売の申出が原告意匠権を侵害する旨を主張して,意匠法37
条1項及び2項に基づき,被告製品の製造,販売,輸入及び販売の申出の差止10
め及び廃棄(被告製品の半製品の廃棄を含む。)を求めるとともに,民法70
9条に基づき,損害賠償金2200万円及びこれに対する令和2年7月7日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)4329等一部認容
損害賠償等請求事件 (二重瞼形成用テープ又は糸及びその製造方法)
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実施 | 71回 | 優先権 | 57回 | 進歩性 | 19回 | 侵害 | 19回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「二重瞼形成用テープ又は糸及びその製造方法」とす25
る特許第3277180号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権
(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が、別紙被告製品目録
▶判決の詳細
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商標権
令和4年3月18日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)34096一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
原告株式会社東京フード
BOTEJYUGroupホールディングス株式会社 被告北山食品工業株式会社
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商標法38条2項 商標法38条3項 商標法4条1項10号 商標法38条4項
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商標権 | 62回 | 侵害 | 34回 | 許諾 | 20回 | ライセンス | 13回 |
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[概要] 1 本件は、原告らが、被告による別紙被告標章目録1記載の各標章(以下「被
告各標章」という。)を付した商品の製造販売行為は、原告東京フードが有し
た後、現在原告BGHDが有する別紙商標権目録記載の本件商標1に係る商標
権(以下「本件商標権1」という。)を侵害し、また、被告標章目録1記載の
被告標章1を付した商品の製造販売行為が、原告東京フードが保有する別紙商10
標権目録記載の本件商標2に係る商標権(以下「本件商標権2」という。)を
侵害すると主張して、原告らが、被告に対し、被告各標章の使用の差止め及び
被告各標章を付した商品の廃棄等を求め、原告東京フードが、被告に対し、選
択的に商標法38条2項又は3項による損害金及び弁護士費用相当損害金の合
計840万円及び訴状送達の日(令和元年12月26日)の翌日からの遅延損15
害金の支払を求め、原告BGHDが、被告に対し、選択的に同条2項又は3項
による損害金及び弁護士費用相当損害金の合計240万円及び訴状送達の日
(令和元年12月26日)の翌日からの遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
令和4年3月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10079控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (留置針組立体)
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特許法102条2項
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[概要] (以下、略称は、特に断りのない限り、原判決に従う。)
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特許権
令和4年3月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10034一部認容
特許権侵害差止請求控訴事件 (ソレノイド)
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特許法102条1項 特許法102条3項 特許法102条2項 特許法73条2項
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実施 | 96回 | 侵害 | 93回 | 特許権 | 61回 | 損害賠償 | 29回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は、発明の名称を「ソレノイド」とする特許(本件特許)に係る特許権
の共有者の1名である控訴人が、原判決別紙「被告製品目録(原告)」記載の
可変容量コンプレッサ容量制御弁(被告製品)は本件特許の特許請求の範囲の15
請求項1に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属し、被控訴人による被告製
品の製造及び販売等は本件特許権の侵害に当たる旨主張して、被控訴人に対し、
特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、使用、譲渡、貸渡し、
輸出又は譲渡若しくは貸渡しの申出の差止めと被告製品の廃棄を求めた事案で
ある。20
原判決は、被告製品は本件発明の技術的範囲に属するものと認めることはで
きないと判断し、控訴人の請求を棄却したところ、控訴人がこれを不服として
控訴をした。
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不正競争
令和4年3月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)11108請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
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商標法3条1項3号 商標法2条1項
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[概要] 原告Xは、高級ファッションブランド「クリスチャン ルブタン」(以下、
同ブランドを「ルブタン」という。)のデザイナーであり、原告会社の代表者10
である。そして、原告会社は、別紙原告表示目録記載の表示(女性用ハイヒー
ルの靴底にパントン社が提供する色見本「PANTONE 18-1663T
PG」(以下「原告赤色」という。)を付したもの。以下「原告表示」という。)
を使用した商品(以下「原告商品」という。)などを製造販売等している。他
方、被告は、別紙被告商品目録記載第1の女性用ハイヒール(以下、同目録の15
番号に従って「被告商品1」ないし「被告商品7」といい、これらを併せて「被
告商品」という。)を製造販売等している。
本件は、原告らが、被告商品は周知著名な原告表示と類似した商品等表示を
使用した商品であり、被告商品の製造、販売及び販売のための展示は、原告商
品と混同を生じさせるなど、不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条20
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特許権
令和4年3月10日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (留置針組立体)
原告ニプロ株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条の2 特許法126条7項 特許法126条6項 特許法126条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,名称を「留置針組立体」とする発明に係る特許(特許第656610
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商標権
令和4年3月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告ノバルティスアクチェンゲゼルシャフト 被告アストラゼネカアクチボラグ
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,「BREZTRI」の文字を標準文字で表してなり,指定商品を
第5類「薬剤(農薬に当たるものを除く。)」とする商標(登録第61090
74号,平成30年2月23日登録出願,同年12月21日設定登録。以下
「本件商標」という。)の商標権者である。(甲1,31)20
(2) 原告は,次の各商標(併せて「本件各引用商標」と総称する。)の商標権
者である。(甲2,3)
ア 国際登録第884931号商標(以下「引用商標1」という。)
商標の構成
指 定 商 品 第5類「Pharmaceutical preparations.」25
国際登録日 平成18年(2006年)5月18日(優先権主張 平
成18年(2006年)5月15日 スイス)
設定登録日 平成19年6月15日
イ 国際登録第893313号商標(以下「引用商標2」という。)
商標の構成
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10135審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法2条3項1号
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[概要] 本件は,特許無効審決の取消訴訟である。争点は,訂正,実施可能要件及びサポ
ート要件についての各判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年3月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)21029
発信者情報開示請求事件
原告A 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
イッツ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法2条1項1号 著作権法10条1項8号
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[概要] 1 本件は、原告が、電気通信事業等を営む被告らに対し、氏名不詳者らが、被
告らの電気通信設備を経由して、別紙投稿記事目録1記載1及び2の各投稿5
(以下、「本件投稿1-1」、「本件投稿1-2」という。)並びに同目録2
記載1ないし5の各投稿(以下、「本件投稿2-1」、「本件投稿2-2」な
どという。)を行ったことにより、原告の肖像権及び別紙原告著作物目録記載
▶判決の詳細
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特許権
令和4年3月1日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10053請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (電子レンジ加熱食品用容器の製法)
原告アテナ工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項 特許法120条の5
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年2月16日に出願した特許出願(特願2017-27
018号。優先日平成28年3月14日,優先権主張国日本)の一部を分割
して,平成30年3月20日,発明の名称を「電子レンジ加熱食品用容器の
製法」とする発明について,新たな特許出願(特願2018-52726号。
以下「本件出願」という。)をし,令和元年6月14日,特許権の設定登録(特
許第6538225号。請求項の数1。以下,この特許を「本件特許」とい
う。)を受けた(甲14,16)。
⑵ 本件特許について,令和元年12月23日,Aから特許異議の申立て(異
議2019-701049号事件)がされた。
原告は,令和2年9月18日付けの取消理由通知(決定の予告)(以下「本
件取消理由通知」という。甲11)を受けたため,同年11月18日付けで,
本件特許の特許請求の範囲及び明細書を訂正する旨の訂正請求(以下「本件
訂正」という。甲13)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月28日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)7486請求棄却
特許権移転登録手続等請求事件
原告P1 被告P2
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特許法74条1項 特許法74条 特許法38条 民法709条
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[概要] 1 本件は、原告が、被告に対し、別紙特許権目録記載の特許権(以下「本件特
許権」といい、これに係る特許を「本件特許」という。)につき、被告の冒認出願
(主位的請求)又は共同出願違反(予備的請求)により設定登録されたとして、主
位的請求においては持分全部、予備的請求においては持分2分の1の限度で、特許
法74条1項に基づく移転登録手続をすることを求めると共に、被告のこのような10
特許出願(以下「本件出願」という。)は不法行為を構成するとして、民法709
条に基づき、弁護士費用相当額100万円の損害賠償及びこれに対する不法行為の
日(出願日)である平成30年1月29日から支払済みまで平成29年法律第44
号による改正前の民法所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。15
2 前提事実(争いのない事実又は証拠(後掲のもの)もしくは弁論の全趣旨に
より容易に認められる事実)
(1) 当事者
原告は、水産会社に勤務し、活魚の処理業務を日常的に行っている者である(甲
30~33、37、原告本人)。20
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19919請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮痛剤)
原告ワーナー-ランバートカンパニーリミテッドライアビリティー 被告サンド株式会社
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侵害 | 165回 | 特許権 | 40回 | 実施 | 40回 | 無効 | 25回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「イソブチルGABAまたはその誘導体を含有する鎮
痛剤」とする特許第3693258号の特許(以下「本件特許」という。)に
係る特許権(以下「本件特許権」という。)の特許権者である原告が,別紙物10
件目録記載の医薬品(以下,用量にかかわらず「被告医薬品」という。)が本
件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし4記載の各発明の技術的範囲に属し,
被告による被告医薬品の製造等が上記各発明の実施に当たると主張して,被告
に対し,特許法(以下「法」という。)100条1項に基づき,被告医薬品の
製造,販売及び販売の申出の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,被15
告医薬品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月24日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行コ)10003控訴棄却
手続却下処分取消請求控訴事件
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[概要] 1 本件は,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約」10
(特許協力条約,PCT)に基づく外国語でされた国際特許出願の出願人であり,
特許法(以下「法」という。)184条の4第1項所定の期間(国内書面提出期
間)内に同第3項所定の明細書及び請求の範囲の日本語による翻訳文(明細書
等翻訳文)を提出しなかったことにより当該国際特許出願を取り下げられたと
みなされた者である控訴人が,被控訴人に対し,同第4項所定の「正当な理由」15
があるにもかかわらず,同項に基づく明細書等翻訳文の提出手続を却下した特
許庁長官の処分が違法であると主張して,当該処分の取消しを求める事案であ
る。
原判決が控訴人の請求を棄却したため,控訴人がこれを不服として控訴した。
▶判決の詳細
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特許権
令和4年2月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)3816請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ビタミンD誘導体結晶およびその製造方法)
原告中外製薬株式会社 被告沢井製薬株式会社
日医工株式会社
日産化学株式会社
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特許法68条の2 特許法126条1項2号 特許法123条1項8号 特許法67条2項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、発明の名称を「ビタミンD誘導体結晶およびその製造方法」とする特
許権を有する原告が、被告沢井製薬株式会社(以下「被告沢井」という。)及び被25
告日医工株式会社(以下「被告日医工」という。)がそれぞれ被告日産化学株式会
社(以下「被告日産化学」という。)に製造を委託した医薬品の原料を被告日産化
学が製造する過程で、同特許権に係る技術的範囲に属する物を製造しているとし
て、被告沢井及び被告日産化学に対して、特許法100条1項、2項に基づき、
被告沢井が販売する医薬品に係る原料の製造及び使用の差止め並びに廃棄を請
求し、民法719条1項前段及び特許法102条2項に基づき、連帯して、2億5
4200万円の一部である5500万円及び遅延損害金の支払を請求し、被告日
医工及び被告日産化学に対して、特許法100条1項、2項に基づき、被告日医
工が販売する医薬品に係る原料の製造及び使用の差止め並びに廃棄を請求し、民
法719条1項前段及び特許法102条2項に基づき、連帯して、2億4200
万円及びその一部である5500万円及び遅延損害金の支払を請求する事案で10
ある。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)30966
著作権
原告A 被告ニフティ株式会社
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著作権法32条1項 著作権法32条 著作権法21条
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者が被告の提供するインターネット接続サービスを経
由してインターネット上の投稿サイトに投稿した別紙投稿記事目録記載の各記事
(以下「本件各投稿記事」といい,同目録記載第1の記事を「本件投稿記事1」,同
目録記載第2の記事を「本件投稿記事2」という。)により,原告の著作物に係る複25
製権(著作権法21条)及び公衆送信権(著作権法23条)が侵害されたことが明
らかである旨を主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,
別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和4年2月24日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)10987請求棄却
著作権侵害損害賠償請求事件
原告A 被告B
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著作権法2条1項1号 著作権法21条
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[概要] 本件は,ジャーナリストを職業としている原告が,中京大学の教授職にある
被告に対し,(1) 被告の執筆した奨学金に関する雑誌記事等により,原告が執20
筆した雑誌記事等の著作権(複製権,翻案権),著作者人格権(氏名表示権,同
一性保持権)が侵害され,これらは不法行為に当たる,(2) 仮に著作権侵害が
認められないとしても,被告の雑誌記事等は原告の著作物のデッドコピーであ
り,これにより,(1)とは別途不法行為が成立するなどと主張して,不法行為に
基づく損害賠償請求として,300万円及びこれに対する令和3年5月18日25
(不法行為後である訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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